Magnat 5000 X1 取扱説明書

カテゴリー
サウンドバースピーカー
タイプ
取扱説明書

このマニュアルも適しています

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お客様各位
この度はマグナット社の製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございました。ご購
入いただきましたこの製品は、その品質の高さから世界的にも定評あるスピーカーです。
本スピーカーをご使用いただく前に、以下の注意を十分にお確かめの上、お楽しみいただ
けますようお願い申し上げます。
稲妻の記載された三角マークは、装置が高圧を使用しており、危険な感電原因
となる ことをユーザーに警告しています。
感嘆符の記載された三角マークは、付属の取扱説明書に運転やメンテナンス(
修理)に かかわる重要な指示に従うことをユーザーに促しています。
分解しないでください! 感電の危険があります!
注意: 感電を防ぐため、スピーカーハウジング/電源を分解した
り、 カバー を取り外したりしないでください。ユーザー自身
で修理作業 を行わないでください。修理は資格を有する技術者
にお任せくださ い!装置のプラグに完全に対応しないコンセン
トや延長コードを使 用し ないでください。
安全に関する重要事項
ご使用の前には、取扱説明書を必ずよくお読みください。取扱説明書には運転および安全
にかかわる重要な注意事項が記載されています。必ず全ての注意事項に従ってください。
取扱説明書を大切に保管してください。
水が飛び散ったりしてサブウーファーが絶対に濡れないように十分ご注意ください。サ
ブウーファ ーの上に花瓶などが入った容器を置くことも厳禁です。
アクティブサブウーファーのハウジングから室内の壁やその他の設置物(家具、棚な
ど)までの距 離は 5 cm 以上確保するようにしてください。
アクティブサブウーファーの後方にあるアルミニウム板やアンプのクーリングフィンは
接続中のア ン プを冷却するものです。
このため、他の設置物への距離を 5 cm 以上確保し、カーテンなどで 覆わな いようにし
てくだ さい。
アクティブサブウーファーは熱源の付近には設置しないでください(ヒーター、ストーブ
、裸火)。
アクティブサブウーファーは 10°C から 40°C の温度領域での使用に適しています。
クティブサブ ウ ーファーは非常に湿度の高い室内ではご使用にならないでください。
炎をともなうもの(ローソクなど)をアクティブサブウーファーの上に置かないでくだ
さい。
濡れた手で電源コードを触らないでください。
電源コードをヒーター機器へ近づけないでください。
電源線に破損が見られる場合には、装置のご使用をお止めください。破損した電源線は
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修理せず、 交換してください。
重い物体を電源コード上に置かないでください。
源コードは常に手に届く状態にしておく必要があります。
装置を(旅行などの理由から)長期間ご使用にならない場合、電源プラグをコンセント
から抜いておいてください。雷雨時には、装置の電源を遮断しておいてください。これ
により落雷や過電圧による破損を回避します。
表面が破損する恐れがありますので、洗浄剤や化学溶剤を使用しないでください。
危険な過電圧やその他の危険が発生する恐れがありますので、修理作業は相応の資格の
ある専門家 にお任せください。
お客様のマグナット・サテライト・スピーカー接続に関する一般的なご注意
スピーカーの接続端子は裏側に設置されており、銅断面が最大1 mm
2
までのコードを固定
で きるように なっています。サテライトを接続する際には、市販のスピーカーケーブル(
銅 線断面2 x 0.75 mm² - 2 x 1 mm²)を使用してください。ケーブルを必要な長さに切った
で末端をストリップし、ねじっておくと、スピーカー端子への接続作業が楽におこなえ
ま す。
すべての接続が終了するまで、アンプおよびレシーバーのスイッチは通常切っておきま
す。コードを接続する時は、極が正しい位相であることを必ず確認してください。つま
り、スピーカーの黒い(-)端子はアンプの(-)端子と接続し、スピ ーカーの赤い(+
)端子はアンプの(+)端子と接続します。
コードがしっかり取り付けられ、導線がはみ出したりなどしてショートしないことを、も
う一度確認してください。接続されたアンプに損傷を与えることがありますので十分ご注
意ください。
設置位置
センター・スピーカー、フロント・スピーカーおよびリア・スピーカーはケーシング後部
に表示されています。センター・スピーカーはテレビの上または下に据え付けます。フロ
ント・サテライトは、できるだけテレビとの間隔を同距離に保ち、左右に、そして耳の高
さのあたりに設置します。リア・サテライトは、聴者の場所に近い左右または後ろ側、で
きれば耳の高さより少し高めの場所に置いてください。
サブウーファーの設置場所は普通は自由ですが、できればフロント・サテライトの近くに
置いてください。
AV (オーディオ・ビデオ)レシーバーへの接続
AVレシーバーへのシステムの接続は、図1(サブウーファー・アウトプットなしのレシーバ
ー)および図2(低レベル・サブウーファー・アウトプット付きレシーバー)において。
注意:レシーバーをセットアップする時は、フロント/センター/リアの各スピーカーチ
ャンネルを [small] または [klein] に設定する必要があります。さらに、レシーバーによ って
はサブウーファ ーとサテライト間のクロスオーバー周波数を設定できるものもありま す。
この際、このクロスオーバー周波数を 150 Hz もしくはこれに最も近い値に設定してく ださ
い。 レシーバーの取扱説明書も併せ てご覧ください。
アクティブサブウーファー
サブウーファーの詳細な取扱いについては、図3をご覧ください:
配電網への接続 (1)
サブウーファーにはアンプが組み込まれていますので、付属の電源コードを用いてサブウー
ファーは必ず配電網に接続します。
運転モードスイッチ (3), LED運転ステータス表示 (4), パワースイッチ (2)
パワースイッチ ON
パワースイッチ
OFF
運転モード
スイッチ
ON
サブウーファーは継続的に起動し、LED表示は緑色に点
灯します。
この設定は静かなパッセージをともなうプログラムの再
生に適しています(サブウーファーを不意に切ってしま
う事態を防げます)。
サブウーファ
ーOFF
LED OFF
長期間にわたり
本製品を使用し
ない場合には、
この設定にして
ください。
運転モー
ドスイッ
AUTO
自動スイッチオン・オフがアクティブになっています (
推奨設定)
レシーバーからの信号をサブウーファーが受け取ると、
自動的に起動し、LED表示は緑色に点灯します。
レシーバーからサブウーファーへの信号が途絶えると、
数分後自動的に再びスタンバイモードとなり、LED表示
は赤色に点灯します。
AV のインプット (5)
お手持ちのレシーバー(Sub-Pre-Out) の低レベルサブウーファー出力をサブウーファーの AV
入力と接続してください(図 2 参照)。この際、モノラル・ピンプラグケーブルが必要
なります (このケーブルは付属されていません)。
高レベルのインプット (9)
レシーバーおよびアンプの高レベル・コントローラー(スピーカー)のアウトプットへの
接続用(図1を参照)。
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レベルコントローラー (8)
ベース音のボリュームを好みに合わせるには、このコントローラーを用いて次のように行
います:
1. アンプのベースコントローラーを中央(リニア)に設定します。
2. 非常に重要:レベルコントローラーを出来る限り左に回しておきます(最も低いボリュ
ーム)。
3. 音楽をかけてから、希望の音量になるまでアンプのコントローラーを徐々に上げていき
ます。
4. レベルコントローラーを用いて、ベースレベルを希望の音量に合わせます。
分離周波数コントローラー (7)
お手持ちのサブウーファーの許容最高周波数に設定するには、このコントローラーを用い
ます。INTERIOR サテライトと併用する場合にはコントローラーを 150 Hz に設定してお
てください。
位相スイッチ(6)
位相スイッチは、通常0°に設定しておいてください。サブウーファーとフロントサテラ
イトとの間の距離が大きい場合や、仕様空間の音響特性が好ましくない場合など、位相設
定を180°にしておいた方が有利なことが、稀にあります。しかし原則としては、基本音
域下部がフルに響く位置が適切な設定といえます。
ヒューズ (10)
ヒューズについては、アンプの裏側のヒューズ止め具の横に記された型以外は使用できませ
ん。
修理が必要にならないためのTIPPS
全てのマグナット・スピーカーは、音質レベル・コントローラーが中間に設定された場合
に、つまりアンプのリニア再生時に最良の音響が出るように前もって調整されています。
音質レベルを上げすぎると、スピーカーに必要以上の負荷がかかるようになり、高いボリ
ュームでは損傷することもあります。
ボリューム・コントローラー に注意!!!
仕様に記載されているボックスの負荷能力よりもかなり高い出力をもつアンプをご使用の
場合は、非常にまれですが、ボリュームの出し過ぎによってスピーカーが損傷することも
あります。
逆に、弱い出力を持つアンプでは、パワーのあるアンプよりもずっと早くボリュームのつ
まみの上げすぎになってしまうために、中間の位置のボリュームでもボックスを傷める恐
れがあります。このつまみの上げすぎは、スピーカーに非常に危険な、明らかに測定可能
で耳でも聞き取れるほどのひずみを起こす原因となります。
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従って、ボリュームを調整する時にはひずみに十分に注意し、ひずみが出たらすぐにボリ
ュームを落としてください。ボリュームの高いサウンドを好む方は、少なくともボックス
が耐えられる出力にアンプを調節するようにしてください。
技術仕様
フロント/リア センター
配置構成: 2ウェイ 2ウェイ
負荷能力 RMS / Max.: 50/100 Watt 60/120 Watt
インピーダンス:. 4 – 8 Ohm 4 – 8 Ohm
周波数範囲: 90 – 32 000 Hz 80 – 32 000 Hz
境界周波数: 5000Hz 5000 Hz
推薦アンプ出力: > 15 Watt > 15 Watt
効率 (2.8V/1 m): 88 dB 89 dB
寸法 (幅 x 高さx 奥行き): 90 x 110 x 110 mm 210 x 90 x 110 mm
重さt: 0.9 kg 1.6 kg
サブウ-ファー
配置構成: バスリフレックス、ダウンファイアー
出力能力 RMS/Max.: 40/100 Watt
周波数範囲: 32 – 200 Hz
境界周波数: 50 – 150 Hz 調節可能
寸法 (幅 x 高さx 奥行き): 225 x 380 x 350 mm
重さt: 8.5 kg
付属品: 配電コード
技術仕様データは変更することがありますのでご注意ください。
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