Heco Music Style Sub 25 A ユーザーマニュアル

  • HECO MUSIC STYLE SUB 25A アクティブサブウーファーの取扱説明書についてご質問にお答えします。この説明書には、設置方法、操作方法、安全上の注意事項、技術仕様などが記載されています。どのような点にご興味がありますか?
  • サブウーファーの最適な設置位置は?
    電源スイッチの「AUTO」モードとは?
    バスレフレックスポートを覆ってはいけませんか?
    清掃方法は?
35
客様各位
このたびはHECO製品をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。ご購入いただきまし
た製品は、その品質の高さから世界的に定評を得ております。
なお、このスピーカーをご使用いただく前に、以下の注意事項を必ず最後までお読みください。
稲妻の記載された三角マークは、装置が高圧を使用しており、危険な感電 原因となるこ
とをユーザーに警告しています。
感嘆符の記載された三角マークは、付属の取扱説明書に運転やメンテナンス (修理)に
かかわる重要な指示に従うことをユーザーに促しています。
分解しないでください! 感電の危険があります!
注意: 感電を防ぐため、スピーカーハウジング/電源を分解 したり、
バー を取り外したりしないでください。ユーザー 自身で修理作業 を行
わないでください。修理は資格を有する 技術者にお任せくださ い!装
置のプラグに完 全に対応しな いコンセントや延長コードを使 用し
いでください。
安全に関する重要事項
ご使用の前には、取扱説明書を必ずよくお読みください。取扱説明書には運転および安全にかかわる
重要な注意事項が記載されています。必ず全ての注意事項に従ってください。取扱説明書を大切に保
管してください。
水が飛び散ったりしてサブウーファーが絶対に濡れないように十分ご注意ください。サ ブウーファ
ーの上に花瓶などが入った容器を置くことも厳禁です。
アクティブサブウーファーのハウジングから室内の壁やその他の設置物(家具、棚など) までの
は 5 cm 以上確保するようにしてください。
アクティブサブウーファーの後方にあるアルミニウム板やアンプのクーリングフィンは 接続中のア
ンプを冷却するものです。
このため、他の設置物への距離を 5 cm 以上確保し、カーテンなどで 覆わな いようにし てくだ
い。
アクティブサブウーファーは熱源の付近には設置しないでください(ヒーター、ストー
ブ 、裸火)。
アクティブサブウーファーは10°Cから40°Cの温度領域での使用に適しています。アク ティブサブ
ウーファーは非常に湿度の高い室内ではご使用にならないでください。
炎をともなうもの(ローソクなど)をアクティブサブウーファーの上に置かないでくだ さい。
濡れた手で電源コードを触らないでください。
電源コードをヒーター機器へ近づけないでください。
電源線に破損が見られる場合には、装置のご使用をお止めください。破損した電源線は 修理せず、
交換してください。
重い物体を電源コード上に置かないでください。
源コードは常に手に届く状態にしておく必要があります。
装置を(旅行などの理由から)長期間ご使用にならない場合、電源プラグをコンセント から抜いて
おいてください。雷雨時には、装置の電源を遮断しておいてください。これにより落雷や過電圧に
よる破損を回避します。
表面が破損する恐れがありますので、洗浄剤や化学溶剤を使用しないでください。
危険な過電圧やその他の危険が発生する恐れがありますので、修理作業は相応の資格あ る専門家 に
お任せください。
36
アクティブサブウーファーHECO MUSIC STYLE SUB 25A
この製品は、コンパクトスピーカー、HECO MUSIC STYLE スピーカーシリーズと、外観も音響もぴっ
たり合うよう、つくられておりますが、もちろんその他のスピーカーと接続しても、お楽しみいただ
けます。
お手元のスピーカーと接続する場合には、すべての機器のスイッチが切れていることをご確認くださ
い。また、スピーカーのコードの位相が正しく接続されるよう、注意してください。つまり、出力の
(+)端子は入力の(+)端子と、また(-)端子は(-)端子と接続します。お手持ちのレシーバ
ー/アンプとスピーカーの取扱説明書もあわせてご覧ください。
設置位置
サブウーファーから出される周波数範囲は、人間の耳には位置設定ができないものなので、一般的に
設置には問題がありません。それでも、フロントスピーカーそばの、音響をお楽しみになる位置の前
に置くのが、好ましいでしょう。なお、壁やその他の物からの距離を、横は少なくとも30 cm、後ろ
からは少なくとも20 cmあけるようにご注意ください。でないと、ベースの音質が低下することがあ
ります。
サブウーファーの取扱詳細(図1)
配電網への接続(1)
このサブウーファーにはすでにアンプが組み込まれていますので、付属の電源コードを用いて、サブ
ウーファーを配電網に接続してください。
電源スイッチ(2)とパワーLED表示(3)およびパワースイッチ(4)
電源スイッチ ON 電源スイッチ OFF
パワースイッチ ON サブウーファーは継続的に起動し、パワーLED表
示は緑色に点灯します。
この設定は静かなパッセージをともなうプログラ
ムの再生に適しています(サブウーファーを不意
に切ってしまう事態を防げます)。
サブウーファーOFF
パワーLED OFF
長期間にわたり本製品
を使用しない場合に
は、この設定にしてく
ださい
パワースイッチ
AUTO
サブウーファーはスタンバイモードとなり、パワ
ーLED表示は赤色に点灯します。
レシーバーからの信号をサブウーファーが受け取
ると、自動的に起動し、パワーLED表示は緑色に
点灯します。
レシーバーからサブウーファーへの信号が途絶え
ると、数分後自動的に再びスタンバイモードとな
り、LED表示は赤色に点灯します。
推奨設定 。
ラインインプット(5)
レシーバーおよびアンプ(ステレオモード)の低レベルインプットへの接続もしくは他のサブウーフ
ァーへの接続に関しては 図2 を参照してください。
低レベルアウトプットをともなうAVレシーバーに接続する場合には 図3 を参照してください。
37
レベルコントローラー(6)
ベース音のボリュームをお好みの高さに設定するには、このコントローラーを以下のように設定して
ください。
1. アンプのベースコントローラーを中央(リニア)に設定します。
2. 重要事項:レベルコントローラーのつまみが止まるまで左に回します(最小のボリューム)。
3. 音楽をかけて、ボリュームをお好みの音量になるまで徐々に上げていきます。
4. レベルコントローラーを使って、ベースレベルをお好みの音量に合わせてください。
注意 AVレシーバーのサブウーファーアウトプットに接続する場合、レシーバーのセットアップの
際、サブウーファーレベルを0dB に設定してください。
分離周波数コントローラー(7)
サブウーファーが機能するぎりぎりの最高周波数に設定するには、このコントローラーを用います。
棚型スピーカーと併用する際には、周波数を100Hz~150Hz に設定してください。スタンド型スピー
カーをご使用の際には、周波数を 50Hz~100Hz に設定してください。
位相スイッチ(8)
位相スイッチは、通常0°に設定しておいてください。サブウーファーとフロントサテライトとの間
の距離が大きい場合や、仕様空間の音響特性が好ましくない場合など、位相設定を180°にしておい
た方が有利なことが、稀にあります。しかし原則としては、基本音域下部がフルに響く位置が適切な
設定といえます。
ヒューズ(9)
ヒューズは、アンプ裏側のヒューズ止め具の横に記入されているタイプ以外はご使用になれません。
お手入れ
塗装面の掃除には、刺激の弱い家庭用洗剤のご使用をお勧めします。家具用艶出しクリーナー等はご
使用にならないで下さい。
技術仕様
配置構成: バスリフレックス, downfire
搭載: 26 cmロングストロークドライバー
出力能力RMS/Max.: 125 / 250 Watt
周波数範囲: 22 – 150 Hz
分離周波数: 50 – 150 Hz調整可能
寸法(幅x高x奥行): 320 x 470 x 430 mm
付属品: 配電コード
技術仕様データは変更することがありますのでご注意ください。
/