Dell PowerVault LTO3-060 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ
ユーザーズ ガイド
前書
はじめに
LTO ドライバ ソフトウェアのインストール
Linux 設定手順
操作
技術
トラブルシューティング ガイド
ヘルプの
ドキュメントに記載されている情報予告なしに されることがあります
©2008 Dell Inc. All rights reserved.
P/N 0TK131 Rev. A01
本書で使用されている商標:Dell
DELL のロゴPowerVaultは、DELL Inc. の商標ですMicrosoft は、Microsoft Corporation の登録商標です
商標および名前またはその製品を自社のものとする事業体のいずれかに言及する目的で、他の商標および商号が本ドキュメントで使用されていることがありますDell Inc. は弊社の商標および商号
以外の所有権に対する権利を放棄します
初版:2008 5
目次ページに戻る
現地法人について
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープ ドライブ ユーザーズガイド
担当者:ジャッキー・デン (Mr. Jackie Deng)
住所:
5F, No. 1, Lane 116, Yung-Heng Rd.
Yung-Ho City, Taipei
Taiwan
電話:+886-02-2925 3158
FAX+886-02-2925-3155
電子メール[email protected]
目次ページに戻る
目次ページに戻る
はじめに
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド
本章ではDell PowerVault LTO-3-060ハーフハイト テープドライブの概要を説明します
概要
機能
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブはLTO 互換仕様に準拠した高性能 16 チャネル テープ ドライブです
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブはUltrium データ カートリッジを使用しますその容量は、インテリジェントなデータ圧縮を活用することにより最大化されますTLTO-3-
060 のドライブ容量は、400 GB (データ縮率 2:1 と想定して 800 GB) です
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブ ( 1-1 参照) は、5.25 インチのハーフハイト タイプで電子機械式の自動カートリッジ ソフトロードをえています
1-1.PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブ
機能
1-1 ではPowerVault LTO-3-360 ハーフハイト テープドライブの主な性能と機能を説明します
1-1. 機能と性能
目次ページに戻る
機能
カートリッジ メモリ
メディアについての関連情報を保存してカートリッジの高速読み込みを可能にします
筐体
耐衝撃ダンパー備、絶縁処理済みです
データバッファリング
高性能 128 MB
ヘッドポジショナ
データ整合性の向上にけた特許取得済みの専有機構です
インテリジェントなデータ
性能および機能を最大限に利用するため、録音前に圧縮ファクタを分析します
インターフェイス
パラレル SCSI (Small Computer System Interface)
シリアル アッタチド SCSI SAS
LSI 回路
高速かつ高効率のデータ処理に向けてカスタマイズされています
ネイティブ データ送速度
最大 60 MB /
読み取りチャネル
成熟度およびデータ整合性の向上に向けての3 世代です
RISC プロセッサ
高速かつ高効率なデータ処理を提供します
SmartVerify
いデータの安全性とエラー保護を実現する 2 つのレベルの ECC 搭載しています
対応オペレーティング システム
Microsoft
®
Windows
®
2003 以降、 Red Hat
®
Enterprise Linux 4.0 以降および SUSE Linux 9 以降
TapeAlert
ドライブ性能を監視しレポートします
テープピッキング
信頼性の向上に向けて増強実装されています
変速転
のことを可能にするためホストとの照合に基づき変速されます
l データ転送の最適化
l バックアップ時間の短縮
l 信頼性の向上
目次ページに戻る
LTO ドライバ ソフトウェアのインストール
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド
本章ではLTO ドライバ ソフトウェアのインストール方法について説明します
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブを Windows Server
®
2003 オペレーティング システム環境上Microsoft
®
ネイティブ バックアップ アプレットと使用する場合は、適切
なバージョンの LTO ドライバ ソフトウェアをインストールしてください
ドライバ ソフトウェアは、『Dell PowerVault 文書およびドライバCD 収録されていますただしドライバは頻繁にアップデートされますのでより最新のバージョンが入手可能な場合もあります
最新のドライバについてはhttp://www.dell.com/ を参照してください
Dell PowerVault 文書およびドライバCD から LTO ドライバをインストールする
1. ホスト サーバーに管理者特権でログオンみであることを確認します
2. Dell PowerVault 文書およびドライバ CD をホストコンピュータの CD ドライブに挿入します
3. デバイス マネージャをきます (手順はご使用OS の文書をごください)たとえばWindows デスクトップの マイ コンピュータアイコンをクリックし管理 をクリックしてから デバ
イス マネージャをクリックしますまたコントロール パネル から システムにアクセスしハードウェアをクリックしてから デバイス マネージャにアクセスすることもできます
LTO-3-060 ドライブは? そののデバイスアイテムに QUANTUM ULTRIUM 3 Sequential Device (QUANTUM ULTRIUM 3 順次デバイス) として表示されます
4. QUANTUM ULTRIUM 3 Sequential Device (QUANTUM ULTRIUM 3 順次デバイス) の一覧を右クリックしプロパティをクリックします
5. ドライバ タブを選択します
6. ドライバのアップデート をクリックします
7. [デバイス ドライバのアップグレード ウィザード] が表示されたら をクリックします
8. このデバイスののドライバを表示して その から する をクリックしてから をクリックします
9. スクロール ダウンしてテープド ライブ をクリックしてからをクリックします
10. ディスク使用 をクリックしD:i386 または D:amd64 と入力してからつまりD ドライブを Dell PowerVault 文書およびドライバCD を挿入したドライブに書きえてからOK をクリ
ックします
11. Quantum LTO 3 テープドライブ のエントリをクリックしてからをクリックします
12. をクリックしてドライバをインストールします
13. 完了 をクリックします
14. デバイスのプロパティ ダイアログ ボックスをクリックします
ドライバはデバイス マネージャテープドライブ Quantum LTO 3 テープドライブ として表示されドライブを使用する準備が整います
目次ページに戻る
目次ページに戻る
Linux 設定手順
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド
本章ではさまざまな Linux システムを設定して Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブを認識させドライブの性能を最大限に引き出すための方法について説明します
SCSI コントローラについて
Linux 環境の設定
SCSI コントローラについて
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブのデータ ネイティブ転送速度60 MB / です (2:1 のデータ圧縮時)LTO-3-060 SCSI ドライブはSCSI Ultra 160 仕様をサポート
しておりピークには最大 320 MB/でデータを転送することができますLTO-3-060 SAS ドライブはピークには最大 3 GB / でデータを転送することができますドライブ性能を最大限
に発揮するためには、常高性能なディスク ドライブおよび SCSISAS HBA を使用してください
3-1 は、SCSI HBA の推奨タイプを推奨順に示したものです
3-1. SCSI HBA
上記で使用される用語の定義についてはSTA (SCSI Trade Association) のウェブサイト www.scsita.org/aboutscsi/. を参照してください
ホストに接続される SCSI デバイスにはそれぞれ一意SCSI アドレスが必要ですLinux 環境を設定する前に、すべての SCSI デバイスに一意のアドレスがいていることを確認してください
Linux 環境設定
このサブセクションでは、次Linux オペレーティング システム環境の設定に関する手順を説明します
SCSI コントローラおよびデバイスの確認
のコマンドを使って現行SCSI コントローラをリストアップします
dmesg | grep SCSI
このコマンドでは、次のような出力が生成されます
(scsi0)<Adaptec AHA-294XX Ultra2 SCSI host adapter> found at PCI 0/16/0
のコマンドを使って、現行SAS コントローラをリストアップします
dmesg | grep SAS
このコマンドでは、次のような出力が生成されます
SCSI0:LSI Logic SAS based MegaRAID driver
のコマンドを使って既存SCSI デバイスを確認します
cat /proc/scsi/scsi
このコマンドでは、次のような出力が生成されます
コントローラの種類
最高 送速度
Ultra 320 SCSI
320 MB / 秒、最推
Ultra 3 SCSI
160 MB /
Wide Ultra2 SCSI
80 MB / 秒、準
注:SCSI ID 7 通常、SCSI コントローラ専用に指定されていますコントローラに割り当てられている ID が、絶対ID 7 でないと確信がある場合を除き、PowerVault LTO-3-060
ーフハイト テープドライブを ID 7 に設定しないでください
注: LTO-3-060 SAS ドライブを使用する場合、テープ デバイスおよび 3 GB / のポート転送速度に対応している SAS HBA を使用してください
Host: scsi0 Channel: 0 Id:6 Lun:00
Vendor: Dell Model: ULTRIUM 3 Rev: 1
Type: Sequential-Access ANSI SCSI revision 04
これら 2 つの コマンドの出力結果を使用してどの SCSI ターゲット ID 番号が未使用であるか確認しますこのではテープドライブはターゲット ID 6 で接続されています
一般的Linux ディストリビューションでは、適切SCSI およびテープ デバイス ドライバが自動的にインストールされますcat コマンドを実行して既存SCSI デバイスが表示されたらコントロ
ーラSCSI ドライバがインストールされているということです
のコマンドを使って、現在ロードみのモジュールを表示します
execute
エントリの 1 つが st. であることを確認します
のコマンドを使って、接しているテープドライブの st デバイス番号を表示します
dmesg | grep tape
このコマンドでは、次のような出力が生成されます
DetectedSCSItapest0andscsi0...
Linux 環境設定
手順
1. mt コマンド オプションを使ってLinux 環境を設定します
2. mt コマンドstsetoptions コマンドを使ってデフォルト設定をセットアップします
詳細についてはmt man ページを参照してください
目次ページに戻る
注: テープ密度およびテープ サイズの設定を使用するコマンドではテープ密度260,096 bpiテープのさは 679.7 m (2230 フィート) を使用してくださいブロッキング ファ
クタを使用するコマンドの場合、128 のファクタを使用します
目次ページに戻る
操作
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド
本章ではDell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの操作方法について説明します
LTO-3-060 前面パネルの表示について
LTO テープ カートリッジの使用
テープドライブのクリーニング
カートリッジの緊急取り出し
LTO-3-060 前面パネルの表示について
4-1 に示すようにDell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの前面パネルにはドライブの動作状態を4 つの LED インジケータが表示されます
l ドライブの電源が入っている場合は、緑色の使用可能 LED が点灯します
l 緑色のアクティビティ LEDオレンジのエラー LED、黄色のクリーニング LED は、4-1 および 4-2 すようにさまざまな組み合わせ、そしてなる速度で点灯または点滅し、ドラ
イブの状況を示します
4-1. LTO-3-060 前面パネルの表示
4-1 および 4- 2
4-1. LTO-3-060 前面パネル表示LED ステータス コード
表示 種類 . . .
LED . . .
オフ
消灯
オン
安定した状態で継続的に点灯
オンオフの点滅状態
ドライブの
使用可能
LED
( )
アクティビティ
LED
( )
クリーニン
LED
( )
エラー
LED
(オレンジ
)
電源投入時の自己診断テスト (POST) 行中
点滅
オフ
オフ
オフ
カートリッジがロードされていない
オン
オフ
オフ
オフ
カートリッジがロードされていないドライブのクリーニングが必要
オン
オフ
オン
オフ
カートリッジがロードされているアクティビティなし
オン
オフ
オフ
オフ
カートリッジがロードされているアクティビティがないドライブのクリ
ーニングが必要
オン
オフ
オン
オフ
データ カートリッジがロードされているアクティビティがある
オン
点滅
オフ
オフ
データ カートリッジがロードされているアクティビティがあるドライ
ブのクリーニングが必要
オン
点滅
オン
オフ
クリーニング カートリッジがロードされているアクティビティがある
オフ
点滅
オン
オフ
カートリッジをロードまたはアンロード
オン
点滅
オフ
オフ
カートリッジをロードまたはアンロード中、ドライブのクリーニングが
必要
オン
オン
オフ
ファームウェアのダウンロードが進行中
点滅
オン
オフ
オフ
ファームウェアのダウンロードが進行中、ドライブのクリーニングが
点滅
オフ
オン
オフ
ファームウェアのアップデートが進行中
点滅
点滅
オフ
オフ
ファームウェアのアップデートが進行中、ドライブのクリーニングが
点滅
点滅
オン
オフ
4-2. LTO-3-060 前面パネル表示LED エラー コード
LTO テープ カートリッジの使用
テープカートリッジのロード
Ultrium テープ カートリッジを Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブにロードするには、次の手順を実行してください
1. カートリッジをスロットに挿入する
2. ドライブがカートリッジを感知し、自動的にロード動作を完了するまでカートリッジをドライブ内に押し込む
またはライブラリかホストコマンドを使ってホスト操作を完了する
テープカートリッジのアンロード
Ultrium テープカートリッジを Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブからアンロードするには、以下のいずれかの操作をいます
l ライブラリまたはホスト コマンドを使用してテープをアンロードする
l ドライブの前面パネルのイジェクト ボタンを押す
テープカートリッジの防止
4-2 に示すようにUltrium テープカートリッジには背面の右端にスライド式の書き込み防止スイッチが装備されています
4-2. Ultrium テープカートリッジの防止スイッチ
エラーの
使用可能
LED
( )
アクティビティ
LED
( )
クリーニン
LED
( )
エラー
LED
(オレンジ
)
クリーニング カートリッジがロードされているクリーニングに失敗ま
たはクリーニング カートリッジの使用期限が失効
オフ
オフ
オン
オフ
修復不能なドライブ障害発生、ドライブにカートリッジがない
オフ
オフ
オフ
点滅
修復不能なドライブ障害発生、ドライブにカートリッジがないドライブ
のクリーニングが必要
オフ
オフ
オン
点滅
修復不能なドライブ障害発生、ドライブにカートリッジがある
オフ
オフ
オフ
点滅
修復不能なドライブ障害発生、ドライブにカートリッジがあるドライブ
のクリーニングが必要
オフ
オフ
オン
点滅
ファームウェアのダウンロード / アップグレード障害
点滅
点滅
オフ
点滅
ファームウェアのダウンロード / アップグレード障害、ドライブのクリ
ーニングが必要
点滅
点滅
オン
点滅
最大動作温度を超過
オフ
オフ
オフ
オン
最大動作温度を超過、ドライブのクリーニングが必要
オフ
オフ
オン
オン
メディア障害
オフ
オフ
点滅
点滅
不正メディアがドライブに挿入されている
オフ
点滅
点滅
点滅
注意: イジェクト ボタンをしてからカートリッジがされるまでかかることがありますドライブからカートリッジが完全 されるまでテープドライブまたはホスト
コンピュータの電源らないでください
防止スイッチのスライド方向
データの
カートリッジの中央 (ロックされている位置)
カートリッジからの読み取りは可能ですが、書き込みはできません(書き込み防止位置)
カートリッジの(ロック解除されている位置)
読み取り、書き込みのどちらも可能です(書き込み有効位置)
テープカートリッジのり扱いと保守
Ultrium データ カートリッジのデータを保護するために、以下の注意事項を守ってください
テープドライブのクリーニング
ドライブが以下の状態である場合、テープ ヘッドに過度のテープ破片や他の物質が溜まることがあります
l 承認されていないメディアを使用した
l 高温でほこりの多い環境で使用した
このような場合は、ドライブからの読み取りまたは書き込み中にエラーが頻発することがありLTO-3-060 の操作中に黄色のクリーニング LED が点灯します
これはドライブのクリーニングが必要であることをしています
LTO クリーニング カートリッジはテープ カートリッジと同じ寸法で、LTO-CM カートリッジ メモリ (LTO-CM) が含まれていますがクリーニング カートリッジでは記録用メディアではなくクリーニング メ
ディアがロードされますLTO クリーニング カートリッジは、使用時以外は常に保護ケースにれて保管してください
手順
Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブをクリーニングするには、以下を行います
1. LTO クリーニング カートリッジをテープドライブにロードします
2. クリーニング処理中は、LTO-3-060 ドライブのクリーニング LED がオン、使用可能 LED およびエラー LED がオフアクティビティ LED が点滅していることを確認します
3. クリーニング処理が完了するとドライブ設定によりのいずれかの状態になります
¡ ドライブが自動的LTO クリーニング カートリッジを押し出すまたは
¡ LTO クリーニング カートリッジを取り出すためにイジェクト ボタンをさなければならない場合は、LTO クリーニング カートリッジの使用期限が過ぎたことを意味しますその LTO クリ
ーニング カートリッジは無効なので廃棄してください
4. 将来の参考事項としてカートリッジのラベルに日付を書き入れます
LTO クリーニング カートリッジを使用するにクリーニング メディアは、新しい未使用の部分を使用しますクリーニング メディアは、約 50 のクリーニングに使用できますメディアが完全に消耗さ
れるとDell PowerVault LTO-3-060 ドライブのクリーニング LED が点灯し、 LTO クリーニング カートリッジはドライブから自動的に出てこなくなります
すること
l カートリッジを使用しないはドライブから取り出し、保護ケースに保管してください
l カートリッジをとさないでくださいカートリッジをとすと、内部のコンポーネントを損傷させテープが使用できなくなることがあります
テープカートリッジをとした場合にはカートリッジ ドアをけてリーダー ピンがしい位置にあることを確認してください
l としたカートリッジは、使用前にテンションを再調整してください
l カートリッジは次の場所に近づけないでください
¡ 直射日光や、ラジエータヒーター、温風ダクトなどの熱源。
¡ 電話、コンピュータのモニタレコーダ機器、機械式または印刷式計算機、モーター、磁ツール、一括イレーサなど、磁場の発生
源。
してはいけないこと
l カートリッジをゴミほこり、湿気にさらす
l カートリッジのテープメディアにれる
l Ultrium テープカートリッジを一括消去するLTO テープカートリッジはテープドライブではフォーマットできないサーボパターンが
前書き込みされています。 一括消去するとカートリッジが使用できなくなります
l 指定された動作条(10° C ~ 45° C、相対湿10% ~ 80%) 以外の環境でテープ カートリッジを使用する
テープカートリッジが指定範囲以外の条件下におかれていた場合、使用する前に、指定範囲外に置かれていた時間と同じ、またはそれ
上の時間 (最高 24 時間)、動作適応環境にいてテープを再調整しますいてテープのテンションを再調整して、良いパフォーマンス
を実現できるようテープパックを安定させます
注:Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブがカートリッジを LTO クリーニング カートリッジとして認識しない場合、ドライブはクリーニング処理を中断し、カートリッ
ジを押し出します
使い切った LTO クリーニング カートリッジは必ず破棄してください
カートリッジの緊急取
Dell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブとホスト コンピュータとの通信が途絶えてしまった場合は、次の緊急操作手順でドライブをリセットしカートリッジを取り出します (必要に
じて)
カートリッジを緊急に取り出す場合は、イジェクト ボタンを 10 秒間押してそのはなしてくださいこのことによりテープドライブ ファームウェアはすべての未実行SCSI コマンドを無視してカー
トリッジを取り出します
目次ページに戻る
注: クリーニングを実行した24 時間以内にクリーニング LED が継続的に点灯する場合は、クリーニング手順を再度実行します72 時間以内にクリーニングを 3 回実行してもクリ
ーニング LED が点灯する場合は、テクニカル サポートにお問いわせください
注意:緊急リセットおよびカートリッジのしを するとドライブまたはホストのバッファにあるデータはテープにまれずテープ レコードがデータ終了記正常
終了しない可能性がありますデータ終了記がテープに まれない場合、テープデータを上書きする以外そのテープにデータを追加することはできなくな
ります
. . .
テープドライブ ファームウェアの動作 . . .
ドライブにテープがない
ドライブの再起動後、電源投入時の自己診断テスト (POST) が起動します
ドライブにテープがある
すべての未実SCSI コマンドを無視してカートリッジが取り出されドライブの再起動後、自己診テスト (POST) が起動します
目次ページに戻る
技術
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド
本章ではDell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの操作に関する技術概要について説明します
トラックのレイアウト
記録方法
データ バッファ
データ整合性
データ圧縮
トラックのレイアウト
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの LTO テープには0 ~ 703 の番号が付いた 704 のデータ トラックがありますデータ トラック 703 がテープの下端 (基準エッジ) に最
も近いトラックになります
サーボ帯域の間の領域がデータ帯域ですデータ帯域4 ありその各々にデータ トラックが 176 ずつありますデータ帯域2013 と番号付けされていますデータ2 は、テー
プの下の縁に最も近い帯域です
トラック グループは、同時に記録される一連のトラックですデータ帯域内のデータ トラックを 11 まとめたセットがデータ サブ帯域になります。 各データ帯域にはデータ サブ帯域16 ずつあ
りますデータ トラックは、蛇行にアクセスされます
ラップは、物理的な早送りまたは巻き戻し方向に記録される 1 つのトラック グループですラップはデータ0 から蛇行状に記録されますLTO-3 テープには44 のトラックグループがあり、そ
のうち 22 本は前進しながら、残りの 22 本は後退しながら書き込まれます。偶数番号のラップが順方向 (BOT から EOT の方向) に記録され、奇数番号のラップが逆方向 (EOT から BOT の方向)
に記録されます
5-1 は、LTO テープのデータのレイアウトをしたものです
5-1. LTO Ultrium テープのトラックのレイアウト
方法
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブは、変調方式 (013/11) RLL (Run Length Limited) コードを使用してデータを記録しますRLL (013/11) データ ビットはのよ
うに定義されます
l ONE はビットセル中心におけるフラックス移動によってします
l ZERO はビットセルのフラックス移動がないことをします
データ バッファ
デフォルトではPowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブには128 MB のバッファが設定されていますバッファ コントローラのピーク時転送速度320 MB で、バンク切換えを
して平均帯域幅 ほぼ 240 MB / 秒を達成します。高帯域幅は、圧縮可能なデータが SCSI から 160 MB / 秒で転送される場合に索引データ圧縮のサポートに必要です
データ整合性
ドライブは、機械的また電気的に時間の経過とともに性能が劣化しないよう設計されていますデータの整合性と互換機能が劣化しないようヘッド配列の変更、ヘッドの消耗、コンポーネントの移動、
注: データ バッファ サイズおよび速度は、ドライブのスループットまたは速度と直接相関するものではありません
よびその他の要因は最小限に抑えられていますまたこのドライブでは適応 FIR (Finite Inpulse Response) フィルタを採用し、各読み取りチャンネルで発生するくの変化を動的に修正してそ
の均等性を保持できるようにしています
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブのエラー発生率は、10
17
ビットにつき 1 ハード エラー未満です。検出不能なエラー発生率10
27
ビット読み取りにつき 1 です
ECC (訂正符)
CRC (巡回冗長検査) および 2 レベルの直交型 ECC (誤り訂正符号) を使用することによりハード エラーの発生率を非常にえることができます。読み取り処理中、テープのストリーミングに影響
することなく ECC 訂正が直ちに実行されます
ECC (誤り訂正符号) には 2 つのレベルがありますこれらの 2 つのレベルは直交型です1 つのレベルの ECC 符号はもう 1 つのレベルの ECC 符号に一度だけ交差するので2 つのレベルの
間に共通する記号1 つしかありませんこれらの 2 つのレベルは C1 および C2 ばれます
C1 ECC
データがデータ処理ユニットからメモリに書きまれるときDMA / ECC インターフェイスによって C1 ECC バイトが生成されてメモリに書き込まれます
データがテープに書き込まれるときC1 ECC がチェックされますエラーがある場合は、割り込みが生成されますメモリからの C1 ECC 読み取りはテープに書き込まれる ECC です
データがテープから読み取られてメモリに格納されるときC1 ECC がチェックされますまた
l C1 ECC 問題がない場合、符ペアにして 有効 ビットが設定されます
l 問題がある場合は、無効な符号ペアへのポインタが C1 ECC 訂正エンジンにされます
¡ C1 ECC 訂正エンジンがエラーを訂正できる場合、訂正されたバイトがメモリに書き込まれて、有効 ビットが設定されます
¡ エラーを訂正できない場合は、有効 ビットはクリアされたままになります
圧縮解凍のためにデータがメモリからデータ プロセッサに読み取られるときC1 ECC は再度チェックされエラーが修正できないときは割り込みが生成されます
C2 ECC
C2 ECC では3 つのなる処理が行われます
1. エンコードデータ バイトから C2 ECC バイトを生成します (ECC コプロセッサ ハードウェアにより実行されます)
2. デコードデータおよび ECC ビットから ECC シンドロームを生成し、オール 0 をテストします (ECC コプロセッサ ハードウェアにより実行されます)
3. 訂正シンドロームから訂正データを生成します
訂正処理は、エラーの数と種類によりなります
l サブデータ セットのエラーの 1 つの既知C1 符号ペア (C2 符号) 場合、処理ECC コプロセッサ ハードウェアにより実行されます
l エラーの 2 以上の既知C1 符号ペアの場合、ファームウェアによりマトリックスが計算され、訂正はハードウェアによって実行されます
l 1 つ以上の未知C1 符号ペアの場合、ハードウェアによりシンドロームが生成されファームウェアによるエラー位置の計算、ファームウェアによるマトリックスの計算、およびハードウェアに
よる訂正が実行されます
サーボ トラック エラー
書き込み処理中、隣接するデータ トラックが上書きされるようなエラーがサーボ システムによって検出された場合、書き込み処理は中断します。 正しいサーボ トラックが再度確立されるまで、書き込み
処理は再開されません
データ
テキスト、画像、ソフトウェア コードまたはそののデータ形式の一般的なデータ ストリームには、反復情報が含まれますこの反復情報は、テキスト レベルでユーザーが簡単に認識できるような
一の語句の繰り返しである場合や、ビットやバイト単位での反復が発生するバイナリ レベルでの情報である場合がありますほとんどのデータは一意でランダムですがバイナリ レベルのデータには
さまざまな頻度で反復する多様なサイズのパターンがあります
データ圧縮テクノロジにより、情報がテープに記録されるにデータの冗長性が低減または排除されますその結果、メディアに保存できるデータの量、およびシステムの全体的な保存効率が向上しま
す。
データ圧縮によりデータの冗長情報が識別されて符号や記号によってされるのでよりないビット数で同じデータを記録できますこれらの符号やシンボルはのデータ文字列をポイントし、文字
列は元の文字列よりもない文字によって表現されますこれらのさい記号で長いデータ文字列を置き換えることができるので、同じ物理容量によりくのデータを保存できます
テープドライブでのデータ圧縮には、次のような重要な利点があります
l よりくのデータを同じ長さのテープに保存できる
l 高速転送のコンピュータに近い性能が実現できる
l 同じ時間で多くの情報を転送できる
データ縮上注意事項
データ圧縮を効率的に行うにはいくつかの重要な要素があります
l 圧縮率によって測定される縮量。 この割合は、圧縮されていないデータの量と圧縮データの量の比率です。 未圧縮データのサイズを圧縮データのサイズでってめます
l データ転送速度にするデータ圧縮および圧縮解凍の速度。
l 圧縮するデータの種類。
l 圧縮データのデータ整合性。
データ ストリームで圧縮可能な量は、以下のような要素によりなります
l データ パターン
l 圧縮アルゴリズム
l パターン反復の長
l パターン反復の頻度
l オブジェクト サイズ (圧縮される情報のブロック)
l 選択した開始パターン
転送速度は、以下のような要素によりなります
l 縮率
l ドライブのバッファ サイズ
l ホスト コンピュータの入出力 (I/O) 速度
l ホスト コンピュータの有効なディスク速度
l ホスト コンピュータが送信するレコードの
データ圧縮アルゴリズムを変更して、特定の種類のデータの圧縮を最大限にすることができますしかし、通常の操作環境では多様な種類のデータが処理されるのでテープドライブの効果的なデー
タ圧縮方法は、さまざまなデータ タイプに対応する必要がありますさらにデータ圧縮方法は、複数の異なるデータ タイプに適応しすべてのデータ タイプを自動的に最適な方法で処理する必要が
あります
インテリジェント データ
テープの圧縮容量は、インテリジェントなデータ圧縮により最大化されていますインテリジェントなデータ圧縮ハードウェアにより、各レコードの圧縮度が決定されます圧縮されたレコードのサイズが
ネイティブ サイズよりもきい場合、レコードはネイティブの形式で書き込まれます
インテリジェントなデータ圧縮では2 つの圧縮スキームが使用されます
l スキーム 1 は、LZ1 ベースの圧縮スキームで、履バッファを使用してデータ圧縮をいます
l スキーム 2 はパススルー圧縮スキームで、圧縮不能なデータの展開を最小限に抑えてパススルーするように設計されています
LTO 仕様に準拠するためには 3 つの特定要件があります
l 出力データ ストリームはLTO ルールにった圧縮解凍が可能でレコードおよびファイル マークの完全な入力シーケンスの作成が可能である必要があります
l LTO 圧縮データ ストリームには、予約みの 8 つの制御記号のいずれもむことはできません
l 制御記号ではスキーム 2 への切り替えが許可されていますがこの機能は診断およびテストのみを目的としたものなので、運用ソフトウェアによって使用することはできません
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブに組み込まれているインテリジェントなデータ圧縮は、ソフトウェア データ圧縮よりもはるかに効率的なのでソフトウェア データ圧縮は使用しな
いでください
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブはALDC-2 Lossless データ圧縮の派生テクノロジを使用していますこのテクノロジにはインテリジェントなデータ圧縮用の追加制御
コードがまれます
目次ページに戻る
目次ページに戻る
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド
本章ではDell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの技術仕様について説明します
システム要件
物理的仕様
電源の仕様
ドライブの性能仕様
動作環境要件
注入ノイズ仕様
信頼性に関する仕様
LTO カートリッジ仕様
システム要件
LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブをしく使用するには、以下が必要です
l Web ブラウザ Internet Explorer 5.5 以上、または Netscape Navigator 6.0 以上
l
オペレーティング システムMicrosoft
®
Windows
®
2003 以降、Red Hat
®
Enterprise Linux 4.0 以降、または SUSE Linux 9 以降
l CD ROM ドライブ
物理的仕
6-1 は、PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブ ( 6-1) の物理的仕様を示したものです
6-1. 物理的仕
6-1. PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブ寸法 (ドライブのみはブラケット アダプタなし)
ベゼルなし
ベゼル
ブラケット アダプタ
高さ
41.5 mm
(1.63 インチ)
43.1 mm
(1.70 インチ)
51.8 mm
(2.04 インチ)
146.1 mm
(5.76 インチ)
149.10 mm
(5.87 インチ)
146 mm
(5.75 インチ)
218.0 mm
(8.58 インチ)
(コネクタ末端までの長さ)
222.57 mm
(8.76 インチ)
(コネクタ末端までの長さ)
194.5 mm
(7.66 インチ)
重量
1.60 kg
(3.5 ポンド)
1.625 kg
(3.6 ポンド)
電源
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの最大電圧および電源仕様は、6-2 および 6-3 に一覧化されています。仕様は、特に記載がない限り他SCSI ドライブとじです
6-2. および電流
6-3. ワット
ドライブの性能仕
6-4 は、PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの性能仕様をしたものです
6-4. ドライブの性能仕
+12 VDC
+5 VDC
DC 許容電圧誤差
12.00 ± 10%
5.00 ± 5%
非運用時の最大電圧
最大 14 ボルト
最大 5.50 ボルト
動作時最大電流
連続
ピーク
0.75 アンペア RMS
2.30 アンペア RMS
(最大 1 )
4.10 アンペア 最大 RMS*
4.10 アンペア 最大 RMS*
スタンバイ電流 (最大)
0.40 アンペア RMS
1.40 アンペア RMS*
リップル (ピーク ツー ピーク)
< 100 mV
< 100 mV
* RMS デジタル メータを使用して電源コネクタで測定された RMS パラメータ
電源仕
消費電力
最大スタンバイ電力
12 ワット RMS*
最大連続運転電力
29 ワット RMS*
最大ピーク運転電力
32 ワット RMS (最大 1 )
* RMS デジタル メータを使用して電源コネクタで測定された RMS パラメータ
動作環境要件
6-5 は、PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの動作環境仕様をしたものです
6-5. 動作環境要件
注入ノイズ仕様
LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブは、周波45 Hz 20 MHz の間である場合、シャーシでの注入ノイズが 100 mV で電源コネクタで 0 V である場合にはエラーレートが劣化する
ことなく動作します
する
PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブは、最高の信頼性およびデータ整合性を維持するよう設計されています6-6 、信頼性の仕様を示したものです
6-6. する
BOW (ラップ開始) からの平均データ アクセス時間
(650 m テープ)
60
平均巻き戻し時間
(650 m テープ)
> 51
最大巻き戻し時間
(650 m テープ)
< 120 秒未満
容量 (680 m テープ)
400 GB (ネイティブ)
カートリッジのアンロード時間
25
エラー リカバリ
リードアフターライト Reed Solomon ECC (2 レベル)
磁束密度 (セル/mm)
10249
ヘッド構成
2 バンプ
薄型フィルム式書き込みヘッド 16 / バンプ
MR 読み取りヘッド 16 / バンプ
MR サーボ ヘッド 2 / バンプ
BOW (ラップ開始) からの最大データ アクセス時間 (650 m テープ)
120
最大巻き戻し時間 (650 m テープ)
< 115
記録密度 (RRL エンコード ONE/mm)
5,120
記録フォーマット (Ultrium 16 チャネル)
U-316
記録方法
0, 13/11 RLL
検出不能な記録エラー
10
27
データ ビット1 未満
修復不能な記録エラー
10
17
データ ビット1 未満
同時転送速度 (バースト)
160 MB / (最大)
テープドライブの種類
LTO (Ultrium)
テープ速度
最大 4.53 m/
トラック密度
70 トラック/mm
送速度 (持続)MB /
60 (最大、ネイティブ)
動作時
非動作時
エアフロー要件
内部:9 CFM (前面から背面)
適用なし
高度
-15.24 m (-50 フィート) ~ 3084 m (10,000 フィート)
-15.24 m (-50 フィート) ~ 10,668 m (35,000 フィート)
湿度勾配
10% /
10% /
相対湿度
20 80% (結露なし)
5 95% (結露なし)
衝撃 (1/2 正弦波)
31G +/- 5%, 2.6 ミリ
71G +/- 5%, 2.0 ミリ
温度
+10°+ 60°C
(+50°+140°F)
-40°+ 65°C
(-40°+149°F)
温度勾配
10°C/
20°C/
振動 (掃引試験)
0.127 mm (0.005 インチ) DA (543 Hz)
0.50 G ピーク (43 1000 Hz) 掃引率 5 1000Hz;
1.0 オクターブ/
2.54 mm (0.1 インチ) (5 15Hz)
1.0 G (15 500 Hz)
1.0 オクターブ/
平均故障間隔
LTO-3-060 テープドライブの平均故障間隔 (MTBF) 、最低 250,000 時間ですこの仕様にはすべての電源投入時間および運用時間が含まれますが、保守時間は含まれません。 運用時間
、電源がオンになっている時間100% 想定しています。 運用時間はテープがロードされている時間です
平均復時間
平均復旧時間 (MTTR) 、認定サービス技術者が不良ドライブを診断してドライブの換装に要する平均時間ですLTO 製品MTTR 0.5 時間 (30 ) 未満です
LTO ドライブはフィールド交換可能ユニットですドライブのサブアセンブリまたはコンポーネントに問題が発生した場合は、ユニット全体を交換してくださいドライブは梱包されていたパッケージに
れて工場に返送してください。 返品する際は、代理店、販店、該するコンピュータ システム社、または関連の販売代理店に連絡してください
LTO カートリッジ
運用環境する考慮事項
6-7 は、LTO Ultrium カートリッジの基本的な環境耐性を示したものです
6-7. 環境耐性
カートリッジが保管中または輸送中に規定値を超える条件にさらされた場合、運用環境で使用するにカートリッジの状態を整える必要がありますカートリッジの状態を整えるにはカートリッジが
用環境以外の環境に置かれていた時間と同等以上の時間 (最大 24 時間) カートリッジを運用環境に置いておく必要がありますカートリッジのまたは中に結露が発生しないよう注意してください
テープのどの位置においても外部からの磁場4000 A/m を超えないようにしてください
カートリッジ メモリ
Ultrium 1Ultrium 2 および Ultrium 3 カートリッジにはそれぞれ 4 KB の不揮発性メモリが搭載されています
l そのうち 3 KB は、テープ ディレクトリおよびハードウェアの仕様情報を保存するために使用されます
l りの 1 KB はアプリケーションおよび OEM による使用が可能です
カートリッジ メモリは、高周波リンクによる電源投入、読み取り、および書き込みが行われます
カートリッジの
5,000 のロード/取り出しサイクルを完了したらデータの整合性を図るためにカートリッジを交換してください
目次ページに戻る
カートリッジのロード/取り出し
100,000 のカートリッジのロード/取り出しサイクル (スレッドなし)
エラー修復および制御
l エラー訂正コード方法
(C1 および C2 ECC)
l リードアフターライト (RAW)
l エラー監視およびレポート (エラー ログ)
l 読み取り時の再試行
平均故障間隔 (MTBF)
100% 動作周期 (継続的に電源が投入されテープを作動させた状態) 250,000 時間
平均復旧時間 (MTTR)
30 分未満
リカバリ不能エラー
10
17
ビットあたり 1 未満
注:MTBF の指標は特定のドライブをすものではなくテスト サンプルの大規模なデータベースから算出されたものです実際の数値はユニットごとになります
テープに致命的な損傷を与える局所的最高温度
> 52°C
運用温度
10°C45°C
相対湿(結露なし)
保管時 20% 80%
運転10% 80%
湿球温度
最高 26°C
目次ページに戻る
トラブルシューティング ガイド
Dell™PowerVault™LTO-3-060 テープドライブ ユーザーズ ガイド
本章ではDell PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブを最大限に活用できる取り付け方法に関するベスト プラクティス ガイドラインとテープドライブにする問題の識別および解決
に役立つトラブルシューティング情報を提供します
取り付けにするベスト プラクティス
トラブルシューティングにする推奨事項
けにするベスト プラクティス
パラレル SCSI ホスト バス アダプタ (HBA) 使用
パラレル SCSI PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの最高性能を引き出し、バックアップ動作を最適化するためドライブは必ず転送速度 160 MB / SCSI Ultra 3 LVD
インターフェイスに対応している SCSI コントローラに接続してくださいドライブをLVD コントローラに接続したりあるいはLVD デバイスを PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドラ
イブを装備したじバスに接続するとドライブの性能およびバックアップ動作が劣化します
SCSI ホスト バス アダプタ (HBA) を使用する場合は常に以下の条件に従います
l 専用SCSI HBA を使用して、最高性能実現し、同じバス チャネルの SCSI ID の重複によるインストール問題が発生する可能性を最小限にえます
l Ultra 2 SCSI 仕様に準拠した高品質SCSI ケーブルおよびターミネータがまれる SCSI LVD コントローラ キットを使用します。 品質の悪いケーブルや Ultra 2 SCSI 仕様に準拠しな
いケーブルを使用すると、断続的な書き込み/読み取りエラーSCSI タイムアウトおよびデータ破損が発生することがあります
l また、以下のことを確認してください
¡ オペレーティング システムがアダプタおよびバックアップ ソフトウェア アプリケーションのどちらにも対応していること
¡ 必要な場合、HBA 用の適切なドライバを装備していること
シリアル アタッチド SCSI SAS) ホスト バス アダプタの使用
シリアル アタッチド SCSI SAS) PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの最高性能を引き出し、バックアップ動作を最適化するためにはドライブを 3 GB / (1 ポートあたり)の
転送速度に対応した SAS コントローラに接続してください
HBA インストールのチェック
HBA をインストールする前に、現在のシステム設定を確認して記録します。 以下の例を参照してください
システム設定を確認する手順の詳細についてはオペレーティング システムの文書を参照してください
SCSI HBA を取り付けた後、システムを再起動しますオペレーティング システムが HBA を認識し、他のアダプタと競合していないことを確認します
トラブルシューティングにする事項
コンピュータが起動しない
SCSI HBA PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブのインストール前は正常に起動および作動していたコンピュータが起動しなくなった場合には、以下を実行します
1. HBA を取り外します
2. システムを再起動します
3. システムが正常に起動した場合は、HBA に問題がありますHBA がシステムに準拠しており、破損コンポーネントないことを確認してください
4. システムが起動されない場合は、テクニカル サポートに連絡してください
注意:PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブはディスク RAID コントローラに しないでくださいこのコントローラはサポートされていません
オペレーティング システム環境
現在インストールされている SCSI HBA する情報確認方法
Windows
1. コントロール パネル管理ツール をダブルクリックします
2. コンピュータの管理> デバイス マネージャ をクリックします
3. 一覧表示されている SCSI ホスト アダプタをクリックします
4. プロパティ をクリックしてリソース タブを表示します
Linux
ブート ログのテキスト ファイルを表示します
コンピュータ ハードウェアがテープドライブを認識しない
コンピュータは正常に起動してもテープドライブが認識されない場合は、以下を実行します
1. システムを再起動し、起動時HBA が認識されていることを確認します。次のような出力が表示されることを確認します
SCSI Adapter Manufacturer SCSI BOIS xxxxxxx
CHA: SCSI ID #, SCSI Device Name
SCSI ID #, SCSI Device Name
システム起動中HBA が認識された場合は、ステップ 2 進み、HBA がデバイスをスキャンするときにテープドライブが認識されるかどうかを確認します。確認できない場合はテクニカル サ
ポートに連絡してください
2. システム起動中HBA が認識された場合は、システムを再起動し、HBA がデバイスをスキャンするときにテープドライブが認識されるかどうかを確認します。次のような出力が表示されること
を確認します
システム起動中、テープドライブが認識されれば問題は解決されています。 解決されていない場合は、ステップ 3 に進み、テープドライブに電力が供給されているか確認します
3. HBA がデバイスのスキャンをうときテープドライブが認識されない場合は、PowerVault LTO-3-060 ハーフハイト テープドライブの前面パネルの使用可能 LED をチェックしてドライブに
電力が供給されていることを確認します
使用可能 LED が消灯している場合は、ステップ 4 へ進み、テープドライブへの電源接続 ( 4-1 を参照) を確認します。使用可能 LED が点灯している場合は、ステップ 5 へ進み、ドライブ
が電源投入時の自己診断テスト (POST) を正常に完了したかどうかを確認します
4. 使用可能 LED が消灯している場合は、テープドライブの電源接続を確認します
a. システムを終了し、カバーを取り外して DC 電源ケーブルコネクタをテープドライブに再接続します
b. システムを再起動し、使用可能 LED を確認します
5. 使用可能 LED が点灯していてもSCSI コントローラのスキャンにテープドライブが認識されない場合は、前面パネルの LED 見て、ドライブが電源投入時の自己診断テスト (POST)
常に完了したかどうかを確認します ( 4-1 および 4-2 を参照)
6. テープドライブの LED POST を正常に完了したことをしている場合は、SCSI バスの接続を確認します
a. システムをシャットダウンします
b. テープドライブとそのSCSI デバイスに SCSI ID の競合がないことを確認します(SCSI の場合のみ)
c. 適切SCSI ケーブルおよびバス ターミネーションを使用していることを確認します(SCSI の場合のみ)
d. SCSI ケーブルに破損したピンがないことを確認します(SCSI の場合のみ)
e. 可能な場合は、SCSI ケーブルを取り替えます
f. a から e の確認過程で問題を究明できない場合は、テクニカル サポートに連絡してテープドライブにえられる問題の解決を図ります
Bus
Target
Lun
Device
0
0
0
Quantum Ultrium
使用可能 LED . . .
対処方法 . . .
オフ
システムをシャットダウンしテープドライブに接続されている電源コネクタを CD-ROM のデバイスですでに使用実績のあるものと交換
してからシステムを再起動します
使用可能 LED の状態:
l 点灯すれば DC 電源ケーブル / コネクタの問題は解決しました
l 依然消灯している場合、テクニカル サポートに連絡し、テープドライブの問題の解決を図ります
オン
この手順のステップ 2 を繰り返し、DC 電源ケーブルをテープドライブに再設置することにより問題が解決しシステム起動中にテープドラ
イブが認識されることを確認します
テープドライブの状態:
l SCSI コントローラのスキャン中に認識された場合は、問題が解決されたことになりますコンピュータ カバーを取り付けます
l 依然認識されない場合は、ステップ 5 へ進み、ドライブが電源投入時の自己診断テスト (POST) を正常に完了したかどうかを
します
LED すテープドライブの POST
対処方法
失敗
テクニカル サポートに連絡し、テープドライブに潜在する問題の解決を図ります
正常に完了
ステップ 6 へ進み、SCSI 潜在する問題を確認します
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24
  • Page 25 25
  • Page 26 26
  • Page 27 27
  • Page 28 28
  • Page 29 29

Dell PowerVault LTO3-060 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド

その他のドキュメント