Magnat Audio Quantum 1009, Quantum 1005 取扱説明書

  • Magnat Quantum 1009と1005スピーカーの取扱説明書の内容を理解しました。接続方法からメンテナンス、トラブルシューティングまで、このデバイスに関する質問にお答えできます。例えば、最適な設置方法やバイワイヤリング/バイアンプ接続についての疑問など、お気軽にご質問ください。
  • スピーカーの接続方法は?
    最適なスピーカーの設置方法は?
    バイワイヤリングとは?
    スピーカーのメンテナンス方法は?
MAGNATをご購入されたお客様へ
このたびはMAGNAT製品をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。当社の製品がお客様のご要望
に応え、ご満足いただけましたら幸いです。お客様がお選びになった当社製品は、その優れた品質において、世
界中で認められております。
なお、お買い求めいただいたスピーカーをご使用いただく前に、下記の注意事項を必ず最後までお読みくださ。
MAGNAT QUANTUM 1000 スピーカーの接続に関する一般的なご注意
警告
: Quantum 1000スピーカーの端子部にはHifiアンプのスピーカー出力のみを接続してください。
スピーカーを接続するためには、専門店でお買い求めになれる特別なスピーカーコードが必要です。音質が落ち
ないように、長さが3メートルまでのコードは、断面が最低2.5mm²、それ以上の場合は直径が最低4mm²
のコードを用いることをお勧めします。
アンプやレシーバーは、すべての接続作業が終了するまで、スイッチを切っておいてください。正確なコードの
長さを測ることができるように、スピーカーは予定された位置に配置しておきます。両方のチャンネルに使用す
るコードは、どちらも同じ長さにしてください。
コードを接続する時は、必ず位相に応じた接続をするよう、気をつけてください。つまり、スピーカーの黒い端
子(-)は、アンプの(-)端子と、それからスピーカーの赤い端子(+)は、アンプの(+)端子と接続して
いなければなりません。市販のスピーカー・コードですと、位相に応じた接続が間違いなく行えるよう、コード
の内部が波型の起伏になっているか、色違いのストライプで印がついています。
Quantum 1000 の端子部は3本ケーブル構成用に設定されています:
バナナプラグを使用した接続(図 1a)
スペードラグを使用した接続(図 1b)
工場出荷設定なし(図 1c):
工場出荷設定のおこなわれていないケーブルは先端を約10~15mm絶縁してください。先端は、錫メッキするより
はねじって端子に入れたほうがよく、それをネジで固定します。
コードがしっかり繋がれているか、また突き出た導線などでショートしていないかどうか、よく確かめてくださ
い。この二つの事項は、アンプに重大な損傷を与える原因となることがありますので、ご注意ください。
MAGNAT Quantum 1000のステレオ使用
音を楽しむ最良の位置は、スピーカーと聴く位置とが三角形をつくった場合にられます。左右のスピーカーか
ら聴く位置までが同じ距離だと、音響信号くまでの時間も同じなので、調和のとれた自然な音質がられま
す。(図 2)
スピーカーと聴く位置との間には、界がさえられないようにしてください。反射性のある障害物
、音質を落とします。 に、スピーカーを置く場合には、 距離 ってください:
から最低20cm、からは最低30cm。これにより、ースがきするのを防ぐこと ができます。
設置時には付属のスのご使用をお勧めします。これらのスにはカーナットが装備されており
、これにより調整可能となっています。
面のさが一定でない場合、スでこれを正すると定した設置が可能となります。さらにこれにより
スピーカーを面からすことができるため、反響発生回避にもつながります。
から硬ゴム製のキャップをし、ス下部のねじスーブ内にねじみます。
けるにはかにスをめにえてもらうと、面に傷がつく配がありません。
まず、2接するスをねじみ、スを面へ降ろす前に相応のッシャを(ゴム面を下にけて
切な位置に設置します。その後、反対側の2
のスけ、相応に降ろします。
最後にスの調整を行ない、スをカーナットで固定します。
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MAGNAT QUANTUM 1000 のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送されることで
す。バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ目の末端アンプも追加して
必要となります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが可能です。
各Quantum 1000スピーカーは、特殊な接続端子によって、従来の配線・増幅方法に加え、 バイ・ワイヤリングや
バイ・アンピングも行えるようにつくられています。 4つのねじ込み接続は、 すぐ見分けがつくようになっ
ています。上部の2つは高音用スピーカーに、下部の2つは低音用スピーカーに、繋ぎます。プラス端子および
マイナス端子は出荷時にケーブルで橋絡されていますので、バイワイヤリング接続およびバイアンプ接続の場合
にはこれらを取り除いてください。スピーカーの正しい接続方法については、図3a(従来の方法)、図3b(バイ
・ワイヤリング)、図3c(バイ・アンピング法)をご覧ください。
お手入れ
塗装面の掃除には、刺激の弱い家庭用洗剤のご使用をお勧めします。家具用艶出しクリーナー等はご使用になら
ないで下さい。
修理を必要としないためのアドバイス
MAGNATのスピーカーはすべて、トーンコントロールが中央のポジションに設定されている時、つまりアンプのリ
ニア再生状態の場合には、最良の音質が出るように調整されています。トーンコントロールのつまみを大きく回
すと、低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、ボリュームが高い場合にはスピーカーが損傷す
ることがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、音量を無理に上げると、非
常にまれではありますが、スピーカーが損傷する場合があります。
しかし、出力パワーがもっと弱いアンプの場合ですと、強力なアンプよりもずっと早くボリュームが上がるので
、中程度の音量でもボックスを損傷する恐れがあります。このようなボリュームの上げ過ぎは明らかに測定可能
で耳に聞き取れるひずみを起こし、スピーカーにとって致命的です。
したがって、ボリュームを調整の場合にはひずみにはくれぐれもご注意ください。そして、ひずみが出た場合に
はただちにボリュームを下げてください。大きい音量を好まれる方は、アンプが、少なくともボックスが堪えら
れるだけの出力パワーに抑えるよう、ご注意ください。
一般には…
アンプ、チューナー、およびCDプレイヤーは、低価格の製品に限らず、耳には聞こえないような、高周波の振
動を再生することがあります。お持ちの高音用スピーカーが低い、または中程度のボリュームで音が出なくなる
ことがごいましたら、専門技術者点検してもらってください。
技術仕様
Quantum 1009 Quantum 1005
機器構成: 3ウェ, バスリレックス 2ウェ, バスリレックス
負荷 320 / 600 W 200 / 350 W
インピーンス:4 8 Ohm 4 8 Ohm
周波数範囲: 18 75 000 Hz 21 75 000 Hz
推奨アンプ出力:> 35 W > 35 W
効率(
1W/1m): 93 dB 92 dB
(WxHxD): 275 x 1250 x 390 mm 240 x 1100 x 330 mm
付属:金製スパイク 金属製スパイク
技術仕様デ変更することがありますのでご注意ください。
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