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MAGNATをご購入されたお客様へ
このたびはMAGNAT製品をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。当社の製品がお客様のご要望に応
え、ご満足いただけましたら幸いです。お客様がお選びになった当社製品は、その優れた品質において、世界中で認め
られております。
なお、お買い求めいただいたスピーカーをご使用いただく前に、下記の注意事項を必ず最後までお読みください。
設置説明
QUANTUM SIGNATUREはできるだけリスニングポジションに向け、壁から離して設置してください (図1) 。
音を楽しむ最良の位置は、スピーカーと聴く位置とが三角形をつくった場合に得られます。左右のスピーカーから聴く位置ま
でが同じ距離だと、音響信号が届くまでの時間も同じなので、調和のとれた自然な音質が得られます。
スピーカーと聴く位置との間には、視界がさえぎられないようにしてください。吸音性や反射性のある障害物は、音質を落とし
ます
MAGNAT QUANTUM SIGNATURE スピーカーの接続に関する一般的なご注意
警告: QUANTUM SIGNATUREスピーカーの端子部にはHifiアンプのスピーカー出力のみを接続してください。
スピーカーを接続するためには、専門店でお買い求めになれる特別なスピーカーコードが必要です。音質が落ちないよ
うに、長さが3メートルまでのコードは、断面が最低2.5 mm²、それ以上の場合は直径が最低4 mm² のコード を用いる
ことをお勧めします。
アンプやレシーバーは、すべての接続作業が終了するまで、スイッチを切っておいてください。正確なコードの長さを
測ることができるように、スピーカーは予定された位置に配置しておきます。両方のチャンネルに使用するコードは、
どちらも同じ長さにしてください。
コードを接続する時は、必ず位相に応じた接続をするよう、気をつけてください。つまり、スピーカーの黒い端子(-
)は、アンプの(-)端子と、それからスピーカーの赤い端子(+)は、アンプの(+)端子と接続していなければな
りません。市販のスピーカー・コードですと、位相に応じた接続が間違いなく行えるよう、コードの内部が波型の起伏
になっているか、色違いのストライプで印がついています。
QUANTUM SIGNATURE の端子部は3本ケーブル構成用に設定されています:
a) バナナプラグを使用した接続
b) スペードラグを使用した接続
c) 工場出荷設定なし:
工場出荷設定のおこなわれていないケーブルは先端を約10~15 mm 絶縁してください。先端は、錫メッキするよりは
ねじって端子に入れたほうがよく、それをネジで固定します。
コードがしっかり繋がれているか、また突き出た導線などでショートしていないかどうか、よく確かめてください。こ
の二つの事項は、アンプに重大な損傷を与える原因となることがありますので、ご注意ください。
スパイク
設置時には付属のスパイクのご使用をお勧めします。これらのスパイクにはカウンターナットが装備されており、これにより高
さ調整が可能となっています。
床面の高さが一定でない場合、スパイクでこれを補正すると安定した設置が可能となります。さらにこれによりスピーカーを
床面から離すことができるため、反響音発生の回避にもつながります。
各スパイクはボックス下部のねじスリーブ内にねじ込みます。スパイクを取り付ける際には誰かにボックスを斜めに支えて
もらうと、床面に傷がつく心配がありません。
まず、2個の隣接するスパイクをねじ込み、ボックスを床面へ降ろす前に相応のワッシャを(ゴム面を下に向けて)適切な位置
に設置します。その後、反対側の2個のスパイクも取り付け、相応に降ろします。 最後にボックスの垂直調整を行ない、スパイク
をカウンターナットで固定します。
MAGNAT QUANTUM SIGNATURE のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送されることです。
バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ目の末端アンプも追加して必要とな
ります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが可能です。
各QUANTUM SIGNATUREスピーカーは、特殊な接続端子によって、従来の配線・増幅方法に加え、 バイ・ワイヤリン
グや バイ・アンピングも行えるようにつくられています。 4つのねじ込み接続は、 すぐ見分けがつくようになっ てい
ます。上部の2つは高音用スピーカーに、下部の2つは低音用スピーカーに、繋ぎます。プラス端子およびマイナス端
子は出荷時にケーブルで橋絡されていますので、バイワイヤリング接続およびバイアンプ接続の場合にはこれらを取り
除いてください。スピーカーの正しい接続方法については、図2a(従来の方法)、図2b(バイ・ワイヤリング)、図2c
(バイ・アンピング法)をご覧ください。