AKM AK4497EQ Evaluation Board Manual

タイプ
Evaluation Board Manual
[AKD4497-SA]
< KM122101> 2020/03
1.
AKD4497-SAは、Network-Audio, USB-DAC, カーオーディオシステム等に対応した32Bit DAC AK4497
の評価ボードです。AK4497からの差動アナログ出力を加算するLPF回路を内蔵し、デジタルオーディ
オインタフェースを使って、簡単に評価をすることができます。
■オーダリングガイド
AKD4497-SA -- AK4497評価ボード
IBM-AT互換機のUSBポートとの接続用I/Fボードとコントロールソフトを同梱。
2.
リアルコントロール用10ンヘッダー搭
リアンプ出力LPF回路搭載
Digital Audioインターフェース(AK4118A)を装
COAX In
AK4
497
2nd Order LPF
Rch
Lch
DIR
Opt In
AK4118A
Figure 1. AKD4497-SAブロック図 (Note 1)
Note 1. 路図は文末に添付
AK4497 ボー Rev.0
AKD4497-SA
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3. ボード概略
概略
J500
SW100
SW200
U1
J400
J300
PORT200
J403
J402
J401
J501
J404
SW300
PORT201
PORT300
Filter Block1-1
Filter Block2-1
Filter Block1-2
Filter Block2-2
Regulator
Block4
Regulator
Block3
Regulator
Block1
Regulator
Block2
U300
Bottom Side
Figure 2. AKD4497-SA 略図
説明
(1) 電源、GNDコネクタ ( J500 / +15V, J404 / -15V, J501 / GND )
電源供給、GND用コネクタです。
詳細は、の配項を参照して下さい。
(2) SPDIF入力コネクタ ( J300 / BNC Connector, PORT300 / 光コネクタ )
AK4118ASPDIF信号を入力します。
J300 (BNCコネク)を使用する場合は、 抵抗R303Shortに設定して下さい。
また、PORT300 (光コネクタ)を使用する場合は、抵抗R302Shortに設定して下さい。
(3) アナログ差動出力端子 (J400 / J401, XLRコネクタ)
アナログ差動出力用コネクタです。
(4) アナログ出力端子 (J402 / J403, BNCコネクタ)
アナログシングルエンド出力用コネクタです。
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(5) EXT PORT (PORT200)
外部インターフェース用10ピンヘッダーです。
外部ディジタルオーディオ機器とのインターフェースが可能です。
PORT200(EXT)を使用する場合は、抵抗R202, R204, R206, R208Shortに設定して下さい。
Pin I/O Function pin I/O Function
1 I MCLK 10 P GND
2 I BICK 9 P GND
3 I SDTO 8 P GND
4 I LRCK 7 P GND
5 I WCK 6 P GND
Table 1. PORT200 (EXT) ンアサインメン
(6) AK4118A (U300)
AK4118Aはディジタルオーディオトランシーバです。
SPDIF信号を使用してAK4497の音質評価する場合に使用します。
(7) µP-IF PORT (PORT201)
I/Fボードとの通信用10ピンヘッダーです。
IBM-AT互換機のUSBポートとの接続用I/Fボードを介して、PCからAK4497のコントロールが可
能です。
詳細は、 シリアルコントロール項を参照して下さい。
(8) Dipスイッチ (SW100 / SW300)
AK4497及びAK4118Aの設定スイッチです。
上方が “H” (ON) 、下方が “L” (OFF) です。
詳細は、 DIPイッ項を参照して下さい。
(9) トグルスイッチ (SW200)
AK4497及びAK4118APDN設定スイッチです。
“H”PDN=High
“L”PDN=Low
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4. 操作手順
操作手順
1).
2).
3). DIP ()
4).
1).
名称 電圧 内訳 備考
Default
設定
J500
(REG(+15V))
+10+15V
AK4497MVDD,
Op-Amp
必ず接続します
+15V
J404
(REG(-15V))
-10-15V Op-Amp 必ず接続します -15V
J501
(AVSS)
0V デジタルグラン 必ず接続します 0V
Table 2. 源の配線
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2).
2-1). DIR用いた評価 COAX< Default >
J300(COAX)を使用します。BNCら受信したデータかDIRよりMCLK, BICK, LRCK, SDATA
を生成します。
抵抗R303shortして下さい。またR201 (MCLK), R203 (BICK), R207 (LRCK), R205(SDTO)
shortとして下さい。
DIR使用時の抵抗設定:
COAX / OPT : R303 = short (COAX)
MCLK : R201 = short (DIR)
BICK : R203 = short (DIR)
LRCK : R207 = short (DIR)
SDTO : R205 = short (DIR)
2-2). DIR用いた評価OPTICAL)
PORT300(OPTICAL)を使用します。光コネクタから受信したデータからDIRによMCLK, BICK,
LRCK, SDATAを生成します
抵抗R302shortして下さい。またR201 (MCLK), R203 (BICK), R207 (LRCK), R205 (SDTO)
shortとして下さい
DIR使用時の抵抗設定:
COAX / OPT : R302 = short (OPT)
MCLK : R201 = short (DIR)
BICK : R203 = short (DIR)
LRCK : R207 = short (DIR)
SDTO : R205 = short (DIR)
2-3). スタクロックを含む全インタフェイス信号を外部から供給 (PORT1)
PORT200(DSP)からマスタクロックを含む全インタフェイス信号を供給します
R202 (MCLK), R204 (BICK), R208 (LRCK), R206 (SDTO)shortとして下さい。
外部クロック使用時の抵抗設定:
COAX / OPT : R303 = short (COAX) <default>
MCLK : R202 = short (EXT)
BICK : R204 = short (EXT)
LRCK : R208 = short (EXT)
SDTO : R206 = short (EXT)
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3). DIP
3-1). 抗設定
[ R201 / R202 (MCLK) ]MCLK pinの接続元を選択します。
R201 shortDIR(AK4118A)らのMCLK信号を供給します< Default >
R202 short PORT200からMCLK信号を供給します。
[ R203 / R204 (BICK) ]BICK pin接続元を選択します
R203 shortDIR(AK4118A)からのBICK号を供給します< Default >
R204 short PORT200からBICK信号を供給します。
[ R205 / R206 (SDTO) ]SDATA pinの接続元を選択します。
R205 shortDIR(AK4118A)からのSDATA信号を供給します。< Default >
R206 short PORT200からSDATA信号を供給します
[ R207 / R208 (LRCK) ]LRCK pinの接続元を選択します
R207 shortDIR(AK4118A)からのLRCK信号を供給します< Default >
R208 short PORT2らのLRCK信号を供給します
[ R303 / R302 (RX-SEL) ]AK4118Aへ入力すSPDIF信号を選択します。
R303 shortJ300(COAX)コネクタからSPDIF信号を供給します。< Default >
R302 short PORT300からSPDIF信号を供給します。
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3-2). DIPスイッチ設定
上側がON(“H”), 側がOFF(“L”)です。
[SW300]AK4118Aの設定
No. Name ON (“H”) OFF (“L”) Default
1 OCKS1 Master Clock setting for AK4118A
Table 5.
L
2 OCKS0 L
Table 3.SW300 Setting
[SW100]AK4497の設定
No. Name ON (“H”) OFF (“L”) Default
1 SSLOW
Digital Filter SettingTable 6. 参照
( In Pararell Control Mode)
L
2 SD H
3 SLOW L
4
HLOAD
/I2C
Heavy Load Mode Normal Mode
L
( In Pararell Control Mode)
I2C-Bus
Control Mode
3-wire
Serial Control Mode
5 PSN
PSN pin= “H
(Pararell Control Mode)
PSN pin= “L”
Serial Control Mode)
L
6
ACKS
/CAD1
Auto Setting Mode Manual Setting Mode
L( In Pararell Control Mode)
CAD1 pin= “H” CAD1 pin= “L”
Table 4. SW100 Setting
Mode OCKS1 OCKS0 MCKO1 fs (max)
0 L L 256fs 96 kHz < Default >
1 L H 256fs 96 kHz
2 H L 512fs 48 kHz
3 H H 128fs 192 kHz
Table 5. Master Clock Setting
SSLOW SD SLOW Mode
L L L Sharp roll-off filter
L L H Slow roll-off filter
L H L Short delay sharp roll-off filter < Default >
L H H Short delay slow roll-off filter
H L L Super Slow roll-off filter
H L H Super Slow roll-off filter
H H L Low dispersion Shot Delay filter
H H H Reserved
Table 6. Digital Filter Setting
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4).
上側がON(“H”), 側がOFF(“L”)です。
[SW200](PDN) DAC / DIR のリセット。動作中 “H”にして下さい。
電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。
リセットの方法SW3 (トグルスイッチ)を一“L”側に倒して、
AK4497AK4118Aのパワーダウンを行ってか
“H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。
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シリアルコントロール
1). 3シリアルコントロールモードの場 PSN pin=”L”, I2C pin=”L”
2). I
2
Cバスコントロールモードの場合 PSN pin=”L”, I2C pin=”H”
AK4497PC IBM-AT換機)と AKDUSBIF-B USBーブルで接続し、またAKDUSBIF-B 評価
ボード AKDUSBIF-B 取り付けてある10pin Flat Cable で接続します (Note 2, Note 3)
Note 2. 続できるAKDUSBIF-B1のみです
2枚以上のAKDUSBIF-B1PCに接続して使用することは出来ません。
Note 3. 10pin Flat Cable 赤い線をボード上の10pin Header1pinに合わせて繋いで下さい
PC
USB Cable
AKDUSBIF
B
USB
Connector
Evaluation Board
AKDXXXX-YY
10pin
Connector
Device
AKXXXX
10pin Flat Cable
Set Red line to No.1 pin side.
Figure 3. AKDUSBIF-Bの接続方
Figure 4. AKDUSBIF-B
AKDUSBIF
-
B
Evaluation Board
PC
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5. コントロールソフトマニュアル
■評価ボードとコントロールソフトの設
1.評価ボードを適宜、設定して下さい
2.評価ボード PC USBーブルで接続して下さい
3.USBコントロールは PC上では、HID(Human Interface Device)として認識されます。もし、正常に認識
れない場合は、再度接続し直して下さい
4.コントロールプログラムを立ち上げて下さい
5.適宜、操作を行い評価して下さい。
Figure 5. Control Software Window
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■操作説
コントロールソフトでは、レジスタマップ操作を行えます
頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています
各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。
1.[Port Reset]: メインボード上のUSB ートにリセットを行います。
ソフト起動 USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)接続した場合、
このボタンをクリックしてください
2.[Write Default]: レジスタを初期設定にします。
ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、
このボタンをクリックしてください
3.[All Write]: 在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4.[All Read]: 全てのレジスタ値を読み出し、レジスタマップに表示します。 (Note 2)
5.[Save]: 在のレジスタ設定値をファイルに保存します
6.[Load]: ァイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
7.[All Reg Write]: [All Reg Write] イアログを立ち上げます。
8.[Data R/W]: [Data R/W] ダイアログを立ち上げます
9.[Sequence]: [Sequence] イアログを立ち上げます
10.[Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます
Note 2. Resister Control Interface Mode定が”I2Cスコントロールモー時のみ有効です
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■各タブ機能の説
1. [REG] タブ: レジスタマッ
レジスタの書込み、読み込みを実施する画面です
レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。
マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します
“H”または “1”ボタDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示
“L”または “0”はボタンUp状態、青(Read Onlyではグレー)表示が行われます
Read Only のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。
データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます
Figure 6. REG Window
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[Write]: データ書き込みダイアロ
同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。
レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし
ダイアログを立ち上げます。
チェックボックスをチェック(点がチェックした印です)すると、データ“H”たは“1”なり
チェックしなければデータは“L”または“0”なります
各レジスタに対応したダイアログがあります
入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]タンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを
押して下さい。
Figure 7. Register Set Window
[Read]: データ読み込み実 (I
2
Cバスコントロールモード時のみ)
レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]タンをクリックすると、
各レジスタの読み込みを実行します
各レジスタの読み込み完了後、レジスタの設定状態に合わせて、レジスタ各ビットの表示の更新が行われ
ます。
“H”又は”1”時はボタンDown状態で赤(Read Onlyでは濃い赤)
“L”又は”0”時はボタUp状態で青(Read Onlyではグレー) に表示されます
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■各ダイアログ機能の説明
1. [All Reg Write]: [All Register Write] ダイアログ
メイン画面[All Reg Write] タンを押すと下記のようなダイアログが開きます
メイン画面[ SAVE ] タンで作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て実行することができ
す。
Figure 8. All Reg Write Window
[ Open () ] タン : レジスタ設定ファイ (*.akr) の選択を実施します
[ Write ] タン : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。
[ Write All ] タン : 選択したレジスタ設定ファイルの ジスタの書込みをまとめて実施します
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。
[ Help ] タン : 本機能の説明画面を開きます
[ Save ] タン : ジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名 “*.mar”す。
[ Open () ] タン :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] タン : ダイアログを閉じ、処理を終了します
作上の注
1. 右側にあ[ Save ] [ OPEN ] 指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります
2. レジスタの内容をメイン画 [ Save ] タンで変更した場合、
その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。
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2. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアロ
メイン画面[Data R/W] タンを押すと下記のようなダイアログが開きます
キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します
Figure 9. Data R/W Window
[ Address ] ック : エディットボックス内にデータを書き込むアドレス16進数2桁で入力します。
[ Data ] ック : エディットボックス内にデータを16進数2で入力します。
[ Mask ] ボックス : エディットボックス内にマスクデータを162桁で入力します
[ Data ] 力に対しAND処理を実施したものが書込みデータとなります。
[ Write ] タン : [ Address] ックスで指定されたアドレスのレジスタに対して
[ Data ] 力と[ Mask ] 力より生成したデータを書込みま(Note 8)
[ Read ] ボタン : [ Address] ボックスで指定されたアドレスのデータを読み出します。(!
参照元が見つかりません。)
[ Close ] タン : 処理を終了します
特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで
キャンセルを行うことが出来ます。
Note 8. [ Write ] タン操作後はレジスタマップの表示が更新されます。
Note 9. [ Read ] タンの操作は”I2Cバスコントロールモー時のみ有効です
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3.[Sequence]: [Sequence] イアログ
メイン画面[Sequence] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
Figure 10. Sequence Window
ーケンスの設
シーケンス設定は以下の手順で設定します。
1. ーケンス処理内容を選択します。
[Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。
処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります
< Select選択項目 >
No_use : 未使
Register : ジスタ書込
Reg(Mask) : レジスタ書込み(マスク指)
Interval : インターバ
Stop : 一時停止
End : ーケンス終
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2. 作させるシーケンスを入力して下さい
[ Address ] : アドレス
[ Data ] : デー
[ Mask ] : マス
[ Data ] [ Mask ]AND処理を実施したものが書込みデータとなります。
Mask = 0x00とき、現在値の設定を維持します
Mask = 0xFFのときDataで設定され8bitデータが書き込まれます
Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下4bitデータが書き込まれます
上位4bitは現在の設定値を維持します
[ Interval ] : インターバル時
シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです
No_use : なし
Register : [ Address ][ Data ][ Interval ]
Reg(Mask) : [ Address ][ Data ][ Mask ][ Interval ]
Interval : [ Interval ]
Stop : なし
End : なし
作ボタン説明
操作ボタンの機能は以下の通りです
[ Start ] タン : 設定したシーケンスが実行されます。
[ Help ] タン : 本機能の説明画面を開きます
[ Save ] タン : ーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名 “*.aksです
[ Open ] タン : “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] タン : ダイアログを閉じ、処理を終了します
シーケンスの一時停
シーケンス処理内容Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します
再度[ Start ]タンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します
再開時のステップは[ Start Step ]ボックスに表示されます
処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ] “1”に戻ります
[ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です
処理の途中で最初から再実行を行いたい場合[ Start Step ] 1”を入力し
[ Start ]タンを押下して実行してください
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4. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアロ
メイン画面[Sequence(File)] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます
シーケンス設定画面([Sequence]イアログ)[ SAVE ] タンで作成したシーケンス設定ファイルを
数割り当て、実行することができます。
Figure 11. Sequence(File) Window
[ Open () ] タン : ーケンス設定ファイ (*.aks) の選択を実施します
[ Start ] タン : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います
[ Start All ] ボタ : 択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行
まとめて実施します。選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります
[ Help ] タン : 本機能の説明画面を開きます
[ Save ] タン : ジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名 "*.mas" です。
[ Open () ] タン : “*.mas”保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
作上の注
1. 右側にあ[ Save ] [ OPEN ] 指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります
2. シーケンス処理内容に Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します
一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]タンを押下すると先に進みます。
Figure 12. Sequence Pause Window
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6. Measurement Results
[Measurement condition]
Measurement unit : Audio Precision APX 555 Audio Analyzer
MCLK : 256fs (44.1 kHz), 256fs (96 kHz), 128fs (192 kHz)
BICK : 64fs
fs : 44.1kHz, 96kHz, 192kHz
Bit : 24bit
Power Supply : AVDD=TVDD=DVDD=1.8V, VDDL/R=VREFHL/R=5V
Pass : DIR AK4497 Cannon Connector
Interface : Internal DIR (44.1 kHz, 96 kHz, 192 kHz)
Temperature : Room Temperature
Operational Amplifiers : OPA1611, OPA1612
Control Soft Register : HLOAD=”1”, SC2=”1”
fs=44.1kHz
Parameter Input signal Measurement filter
Results
Lch / Rch
S/(N+D) 1kHz, 0dB
20kHz LPF
116.9 dB / 116.6 dB
DR 1kHz, -60dB
124.2 dB / 124.1 dB
A-weighted
126.5 dB / 126.3 dB
S/N “0” data
20kHz LPF
124.1 dB / 124.1 dB
A-weighted
126.5 dB / 126.4 dB
fs=96kHz
Parameter Input signal Measurement filter
Results
Lch / Rch
S/(N+D) 1kHz, 0dB
40kHz LPF
114.1 dB / 115.1 dB
DR 1kHz, -60dB 121.5 dB / 121.5 dB
S/N “0” data 40kHz LPF 121.6 dB / 121.5 dB
fs=192kHz
Parameter Input signal Measurement filter
Results
Lch / Rch
S/(N+D) 1kHz, 0dB
40kHz LPF
115.3 dB / 114.6 dB
DR 1kHz, -60dB 121.5 dB / 121.3 dB
S/N “0” data 40kHz LPF 121.5 dB / 121.6 dB
- 19-
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Capacitance between the VREFH pin and the VREFL pin
Distortion (THD+N) can be improved by increasing the capacitance of a capacitor between the VREFH pin and
the VREFL pin. Applicable capacitors are C108 and C111 in the circuit schematic.
Figure 13. THD+N vs. Input Frequency Comparison by Capacitance
C=470
uF
C=10uF
C=100uF
- 20-
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