AKM AK4436VN Evaluation Board Manual

  • こんにちは!AKM AKD4436-SA 音質評価ボードのユーザーマニュアルの内容を読み終えました。このデバイスの機能、仕様、操作方法など、ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください。例えば、デジタルインターフェースの切り替え方や、コントロールソフトの使い方などについてお答えできます。
  • COAX入力と光入力の切り替えはどうすれば良いですか?
    外部インターフェースを使用するにはどうすれば良いですか?
    AK4436のパワーダウンとミュートはどうすれば良いですか?
    コントロールソフトはどのOSに対応していますか?
    コントロールソフトでどのような操作ができますか?
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
概要
AKD4436-SAは、DVDオーディオ、カーオーディオサラウンドシステムなどデジタルオーディオ機器に対応した
AK4436 (32-bit 6ch DAC) の評価ボードです。3種類のデジタルオーディオインターフェースを使って、簡単に
評価をすることができます。
オーダリングガイド
AKD4436-SA --- AK4436VN音質評価ボード
(専用コントロールソフトを同梱)
機能
3種類のデジタルオーディオインターフェース搭載
- 光入力
- COAX入力
- 外部入力用ピンヘッダー
アナログ出力6ch搭載
ボード制御用USBポート
COAX In
AK4
4
3
6
VN
DIR
Opt In
AK411
8A
L1/L2/L3
7x2pin
Header
(EXT)
R1/R2/R3
PIC
18F4550
USB
B-TYPE
I2C/SPI
MCLK
BICK
LRCK
SDTI
1
3
Audio
Signals
+12V
Reg
+12V+3.3V
D3.3V
TVDD AVDD
VREFH
Reg
+12V+3.3V
Reg
+12V+3.3V
Figure 1.AKD4436-SA ブロック図
AK4436 音質評価ード Rev.2
AKD4436-SA
- 1-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
ボード概略図
概略図
Figure 2.AKD4436-SA 配置図
- 2-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
説明
(1) 電源コネクタ
+12VAGND
各電源の詳細はTable1.電源の設定を参照して下さい。
(2) AOUT1L~AOUT3LAOUT1R~AOUT3R
AK4436アナログ出力用RCAコネクタです。
(3) OPTCOAX
AK4118ASPDIF信号を入力するコネクタです。
COAXを使用する場合:R302=0Ω、R303=Open (Default
OPTを使用する場合:R302=OpenR303=0Ω
(4) AK4118A
AK4118Aはデジタルオーディオトランシーバーです。
SPDIF信号を使用してAK4436の評価をする場合に使用します。
(5) PORT303
外部インターフェース7×2ピンヘッダーです。
MCLKBICKLRCKSDTI1~SDTI3
PORT303を使用する場合: R311=R312=R313=R314= R315= R316=51Ω
R306=R307=R308=R309= R310=R330 =R331= R332=Open
AK4118Aを使用する場合: R310=R311=R312=R313=R314= R315= R316= R332=Open (Default)
R309=5.1Ω,R306=R307=R308= R330 =R331= 0Ω
(6) USB
ボード制御用USBポートです。PCと接続し専用コントロールソフトでAK4436を制御します。
(7) PIC18F4550
USBのドライICです。
(8) SW301
AK4118Aの設定スイッチで、上側がHi、下側がLoです。
詳細はTable2.SW301設定を参照して下さい。
(9) SW401
AK4436の設定スイッチで、上側がHi下側がLoす。
詳細はTable5.SW401設定を参照して下さい。
(10) SW402
AK4436のパワーダウンスイッチで、上側がHi、下側がLoす。
AK4436の動作時は必ずHiにして下さい。
(11) SW403
AK4436のミュートスイッチです。押すと出力がミュートされます。
(12) SW404
AK4118Aのパワーダウンスイッチで、上側がHi、下側がLoです。
AK4118Aの動作時は必ずHiして下さい。
- 3-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
操作手順
[1] 電源の設定
名称 電圧 内訳 備考
+12V
+12V
レギュレーター 必ず接続します
GND
0V
アナログ用グランド 必ず接続します
Table 1. 源の設定
[2] スイッチ設定
(1). SW301の設定
No. Switch Name Function default
1 DIF2 AK4118ADIF0-pin Hi
2 DIF1 AK4118ADIF1-pin Lo
3 DIF0 AK4118ADIF2-pin Lo
4 OCKS1 AK4118AOCKS1-pin Hi
5 OCKS0 AK4118AOCKS0-pin Lo
Table 2. SW301 設定
Mode DIF2 pin DIF1 pin DIF0 pin SDTO
LRCK BICK
I/O
I/O
0 0 0 0
16bit, Right
justified
H/L O 64fs O
1 0 0 1
18bit, Right
justified
H/L O 64fs O
2 0 1 0
20bit, Right
justified
H/L O 64fs O
3 0 1 1
24bit, Right
justified
H/L O 64fs O
4 1 0 0
24bit, Left
justified
H/L O 64fs O default
5
1
0
1
24bit, I
2
S
L/H
O
64fs
O
6 1 1 0
24bit, Left
justified
H/L I 64-128fs I
7
1
1
1
24bit, I
2
S
L/H
I
64
-
128fs
I
Table 3. AK4118A オーディオフォーマット
OCKS1 pin OCKS0 pin (X’tal) MCKO1 fs (max)
0 0 256fs 256fs 96 kHz
0 1 256fs 256fs 96 kHz
1 0 512fs 512fs 48 kHz
default
1 1 128fs 128fs 192 kHz
Table 4. AK4118A MCLK設定
- 4-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
(2). SW401の設定
No. Switch Name Function default
1 I2C
AK4436I2Cピンの設定
HI2Cモード
LSPIモード
Hi
2 PS
AK4436PSピンの設定(I2CピンがHiの時のみ有効)
H:パラレルモード
L:シリアルモード
Hi
3 TDM0 AK4436TDM0ピンの設定(パラレルモード時のみ有効) Lo
4 TDM1 AK4436TDM1ピンの設定(パラレルモード時のみ有効) Lo
5 DIF
AK4436DIFピンの設定(パラレルモード時のみ有効)
H32bit I2S互換
L32bit 前詰め
Lo
6 CAD0-I2C AK4436CAD0ピンの設 (I2Cモード時のみ有効) Lo
7 CAD0-SPI AK4436CAD0ピンの設定 (SPIモード時のみ有) Lo
8 CAD1 AK4436CAD1ピンの設定 (シリアルモード時のみ有効) Lo
Table 5.SW401の設定
(3). SW402/SW403/SW404の設定
SW402
PDN
AK4436パワーダウンピン
電源投入後、必ず一度リセットして下さい
動作中は必ず“H”にして下さい。
SW403
MUTE
AK4436MUTEピン(パラレルモード時のみ有効)
Push:ミュー
SW404
AK4118-PDN
AK4118Aのパワーダウンピン
電源投入後、必ず一度リセットして下さい
動作中は必ず“H”にして下さい。
Table 6. SW402/SW403/SW404の設定
- 5-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
1. コントロールソフトマニュアル
評価ボードとコントロールソフトの設
1.評価ボードを適宜、設定して下さい。
2.評価ボードと PC USBケーブルで接続して下さい。
3.USBコントロールは PC上では、HID(Human Interface Device)して認識されます。もし、正常に認識さ
れない場合は、再度接続し直して下さい。
4.コントロールプログラムを立ち上げて下さい。
5.適宜、操作を行い評価して下さい。
[対応OS]
Windows XP/ Vista / 7
Figure 3.Control Software Window
- 6-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
操作説明
コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。
これらは、上部のタブで切り替えます。
頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています
各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。
1. [Port Reset] : PC接続時に使用します。
ソフト起動後 評価ボードとPC接続した場合、このボタンをクリックしてください。
2. [Write Default] : レジスタを初期設定にします。
ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合
このボタンをクリックしてください。
3. [All Write] : 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [All Read] : 現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。
5. [Save] : 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。
6. [Load] : ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
7. [All Req Write] : [All Req Write] ダイアログを立ち上げます。
8. [Data R/W] : [Data R/W] ダイアログを立ち上げます。
9. [Sequence] : [Sequence] ダイアログを立ち上げます。
10. [Sequence(File)] : [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。
11. [Read] : 現在のレジスタを読み出して、Registerに表示します。
[All Read] タンとは異なり16進表示のみを行いレジスタマップへの反映は行いません。
Note 1. [All Read]ボタンはRegister Control Interface Mode設定がI
2
Cバスコントロールモードの時のみ有効
です。
- 7-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
■各タブ機能の説明
1. [REG] タブ: レジスタマップ
レジスタの書込み、読み込みを実施する画面です。
レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています
マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。
“H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、
“L”または “0”はボタUp状態、青(Read Onlyではグレー)表示が行われます。
Read Only のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。
データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。
Figure 4.REG Window
- 8-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
1-1.[Write]: データ書き込みダイアログ
同じアドレス上の複数のbitを同時に変更する場合に使用します。
レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、
ダイアログを立ち上げます。
チェックボックスをチェック(点がチェックした印です)すると、データ“H”また“1”にな
り、チェックしなければデータは“L”また“0”になります。
各レジスタに対応したダイアログがあります。
入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]タンを
押して下さい。
Figure 5.Register Set Window
1-2.[Read]: データ読み込み実施 (I
2
Cバスコントロールモードのみ)
レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、
各レジスタの読み込みを実施します。
各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます
“H”または “1”ではボタンDown 状態、赤字 (Read Only では濃い)
“L”または “0”ではボタンUp 状態、青字(Read Only ではグレー)に表示されます。
- 9-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
2. [Tool] タブ: テストツール
評価テスト用のテストツール画面
各機能ボタンを押下するとテストツールを呼び出します
Figure 6.Window of [ Tool ]
- 10-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
2-1.[Repeat Test] : [Repeat Test] ダイアログ
テストツール画面で[Repeat Test]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。
設定したデータの繰り返し書き込みテストを実施できます。
Figure 7.Window of [ Repeat Test ]
[ Start ] ボタン : [Start] ボタン押下後、
テスト結果の保存ファイルを指定のダイアログが出現します。
任意のファイル名で指定を行ってください
保存ファイル指定後、テストを開始します
[ Close ] タン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
[ Address ] ックス : データを書き込むアドレス16進数2桁で入力します
[ Start Data ] ボックス : 開始データを16進数2桁で入力します。
[ End Data ] ボック : 終了データを16進数2桁で入力します。
[ Step ] ボック : Step間隔でデータを書き換えます。
[ Repeat Count ] ボックス: テスト書き込み繰り返しカウント数を指定します。
[ Up and Down ] ボックス: 1カウントでのデータの流れを指定します。
点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。
・チェックした場合 : Start DataEnd DataまでStepの間隔で書き換え後、
End DataからStart DataまでStep間隔で書き換えます。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]1カウントの流
データの流れ : [000102030405050403020100]×Repeat Count
・チェックしない場合: Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換えて終了します。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1, [ ]1カウントの流
データの流れ : [000102030405]×Repeat Count
[ Sampling Frequency ] ボック : Sampling Frequency 44.1kHz/48kHz選択します
[ Count ] ボックス : テスト実行中の カウントを表示します。
[ Lch Level ] ックス : テスト実行中の Lch Level 表示します。
- 11-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
2-2.[Loop Setting] : [Loop] ダイアログ
テストツール画面で[Loop Setting]ボタンを押すと下記のようなテスト用ダイアログが開きます。
設定したデータの書き込みテストを実施できます。
Figure 8.Window of [ Loop ]
[ OK ] ボタン : テストを開始します。
[ Cancel ] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
[ Address ] ックス : データを書き込むアドレス16進数2桁で入力します
[ Start Data ] ボックス : 開始データを16進数2桁で入力します。
[ End Data ] ボック : 終了データを16進数2桁で入力します。
[ Interval ] ックス : Interval設定した間隔でデータを書き込みます
[ Step ] ボック : Step間隔でデータを書き換えます。
[ Mode Select ] ボックス : 点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。
・チェックした場合 : Start DataEnd DataまでStepの間隔で書き換え後、
End DataからStart DataまでStep間隔で書き換えます。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1
データの流れ :000102030405050403020100
・チェックしない場合: Start DataからEnd DataまでStepの間隔で書き換えて終了します。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 05, Step = 1
データの流れ : 000102030405
- 12-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
■各ダイアログ機能の説明
1. [All Reg Write]: [All Register Write] ダイアログ
メイン画面で[All Reg Write] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
メイン画面の[ SAVE ] ボタンで作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができま
す。
Figure 9.All Reg Write Window
[ Open () ] ボタン : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。
[ Write ] ボタ : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。
[ Write All ] タン : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります
[ Help ] タン : 本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] タン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です
[ Open () ] ボタン :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] タン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
操作上の注意
1. 右側にある[ Save ] [ OPEN ] で指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
2. レジスタの内容をメイン画 [ Save ] ボタンで変更した場合、
その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。
- 13-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
2. [Data R/W]: [Data R/W] ダイアログ
メイン画面で[Data R/W] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。
Figure 10.Data R/W Window
[ Address ] ックス : ディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
[ Data ] ボック : エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。
[ Mask ] ボック : エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。
[ Data ] 入力に対してAND理を実施したものが書込みデータとなります。
[ Write ] ボタ : [ Address] ックスで指定されたアドレスのレジスタに対して
[ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます(Note 2)
[ Read ] ボタン : [ Address] ックスで指定されたアドレスのレジスタを読み込みます(Note 3)
[ Close ] タン : 処理を終了します。
特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで
キャンセルを行うことが出来ます。
Note 2. [ Write ] ボタン操作後はレジスタマップの表示が更新されます
Note 3. [ Read ] ボタンはRegister Control Interface Mode定が”I
2
Cバスコントロールモードの時のみ有効
です。
- 14-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
3.[Sequence]: [Sequence] ダイアログ
メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
Figure 11. Window of [Sequence ]
シーケンスの設定
シーケンス設定は以下の手順で設定します
1. ーケンス処理内容を選択します。
[Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。
処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります
< Select選択項 >
No_use : 未使用
Register : レジスタ書込み
Reg(Mask) : ジスタ書込(マスク指定)
Interval : インターバル
Stop : 一時停止
End : シーケンス終了
- 15-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
2. 作させるシーケンスを入力して下さい。
[ Address ] : ドレス
[ Data ] : データ
[ Mask ] : マスク
[ Data ] [ Mask ]AND処理を実施したものが書込みデータとなります。
Mask = 0x00とき、現在値の設定を維持します。
Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます
Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。
上位4bitは現在の設定値を維持します。
[ Interval ] : インターバル時間
シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。
No_use : なし
Register : [ Address ][ Data ][ Interval ]
Reg(Mask) : [ Address ][ Data ][ Mask ][ Interval ]
Interval : [ Interval ]
Stop : なし
End : なし
操作ボタン説明
操作ボタンの機能は以下の通りです。
[ Start ] タン : 設定したシーケンスが実行されます。
[ Help ] タン : 本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] タン : シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” す。
[ Open ] ボタ : “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタ : イアログを閉じ、処理を終了します。
シーケンスの一時停止~
シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。
再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。
再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。
処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ] “1”に戻ります
[ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。
処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ] ”1”を入力
[ Start ]ボタンを押下して実行してください。
- 16-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
4. [Sequence(File)]: [Sequence(File)] ダイアログ
メイン画面で[Sequence(File)]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)[ SAVE ]作成した
シーケンス設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。
Figure 12. Window of [ Sequence(File) ]
[ Open () ] ボタン : シーケンス設定ファイ (*.aks) の選択を実施します。
[ Start ] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。
[ Start All ] ボタ : 択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります
[ Help ] タン : 本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] タン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" す。
[ Open () ] ボタン : "*.mas"で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタ : ダイアログを閉じ、処理を終了します。
操作上の注意
1. 右側にある[ Save ] [ OPEN ] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります
2. シーケンス処理内容 Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。
一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]ボタンを押下すると先に進みます。
Figure 13. Window of [ Sequence Pause ]
- 17-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
Measurement Results
[Measurement condition]
Measurement unit : Audio Precision SYS-2722 (No.00095)
MCKI : 512fs,256fs,128fs
BICK : 64fs
fs : 48kHz,96kHz,192kHz
Bit : 24bit
Input Frequency : 1kHz
Power Supply :+12V, GND
AVDD= TVDD =+3.3V (Regulator),VREFH =+3.3V (Regulator)
Pass : COAXAK4118A(DIR) AK4436 AOUTL/R
Temperature : Room
Board Setting : Parallel Mode
[Measurement Results]
1. fs=48kHz, MCLK=512fs, BICK=64fs
Result
Unit
Lch
Rch
DAC1 : SDTI1 => DAC1 => L/ROUT1
S/(N+D) fs = 48kHz (0dBFS) 91.3 91.5 dB
DR fs = 48kHz (-60dBFS, A-Weighted) 107.9 107.9 dB
S/N fs = 48kHz (No Inputs, A-weighted) 108.1 108.1 dB
DAC2 : SDTI2 => DAC2 => L/ROUT2
S/(N+D) fs = 48kHz (0dBFS) 91.4 91.4 dB
DR fs = 48kHz (-60dBFS, A-Weighted) 108.0 107.9 dB
S/N fs = 48kHz (No Inputs, A-weighted) 108.1 108.0 dB
DAC3 : SDTI3 => DAC3 => L/ROUT3
S/(N+D) fs = 48kHz (0dBFS) 91.7 91.4 dB
DR fs = 48kHz (-60dBFS, A-Weighted) 107.9 107.9 dB
S/N fs = 48kHz (No Inputs, A-weighted) 108.1 108.1 dB
2. fs=96kHz, MCLK=256fs, BICK=64fs
Result
Unit
Lch
Rch
DAC1 : SDTI1 => DAC1 => L/ROUT1
S/(N+D) fs = 96kHz (0dBFS) 90.9 91.2 dB
DR fs = 96kHz (-60dBFS) 102.7 102.6 dB
S/N fs = 96kHz (No Inputs) 102.6 102.7 dB
DAC2 : SDTI2 => DAC2 => L/ROUT2
S/(N+D) fs = 96kHz (0dBFS) 91.0 91.0 dB
DR fs = 96kHz (-60dBFS) 102.6 102.6 dB
S/N fs = 96kHz (No Inputs) 102.6 102.6 dB
DAC3 : SDTI3 => DAC3 => L/ROUT3
S/(N+D) fs = 96kHz (0dBFS) 91.5 91.2 dB
DR fs = 96kHz (-60dBFS) 102.6 102.6 dB
S/N fs = 96kHz (No Inputs) 102.6 102.6 dB
- 18-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
3. fs=192kHz, MCLK=128fs, BICK=64fs
Result
Unit
Lch
Rch
DAC1 : SDTI1 => DAC1 => L/ROUT1
S/(N+D) fs = 192kHz (0dBFS) 90.8 91.0 dB
DR fs = 192kHz (-60dBFS) 102.6 102.6 dB
S/N fs = 192kHz (No Inputs) 102.8 102.7 dB
DAC2 : SDTI2 => DAC2 => L/ROUT2
S/(N+D) fs = 192kHz (0dBFS) 91.0 91.0 dB
DR fs = 192kHz (-60dBFS) 102.5 102.6 dB
S/N fs = 192kHz (No Inputs) 102.6 102.6 dB
DAC3 : SDTI3 => DAC3 => L/ROUT3
S/(N+D) fs = 192kHz (0dBFS) 91.4 91.2 dB
DR fs = 192kHz (-60dBFS) 102.5 102.5 dB
S/N fs = 192kHz (No Inputs) 102.6 102.5 dB
- 19-
[AKD4436-SA]
[KM122502] 2018/12
[Plot Data]
1. fs=48kHz, MCLK=512fs, BICK=64fs
DAC1 : SDTI1 => DAC1 => AOUT1L/AOUT1R
Figure 14.FFT (0dBFS) [fs = 48kHz]
Figure 15.FFT (-60dBFS) [fs = 48kHz]
20 20k50 100 200 500 1k 2k 5k 10k
Hz
-180
+0
-160
-140
-120
-100
-80
-60
-40
-20
d
B
r
A
20 20k50 100 200 500 1k 2k 5k 10k
Hz
-180
+0
-160
-140
-120
-100
-80
-60
-40
-20
d
B
r
A
- 20-
/