Shure ANI4OUT ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
概要
概要
Shureは、4チャンネルのDante™ デジタルオーディオを独立し
たアナログ信号に変換します。アナログ接続のプロセッサー(オーディオ
プロセッサー、ビデオコーデック、スピーカーシステムなど)と接続する
ことで、ネットワークオーディオとアナログ機器をひとつのシステムに統
合することができます。XLR仕様とブロックコネクター仕様モデルから選
ぶことができ、それぞれのユニットは1本のネットワークケーブルにより音
声およびパワーオーバーイーサネット(PoE)経由の電力供給を受けます。
モデルバリエーション
ANI4OUT-XLR4つのXLR出力(バランス型音声)
ANI4OUT-BLOCK4つの3ピンブロックコネクター出力(バランス型音声)
ハードウェアおよび設置
ハードウェア

sig/clip
power
reset
PoE
network
network audio
encryption
1
1
2
2
3
4
3
4
OUTPUT
sig/clip
power
network
network audio
encryption
1
2
3
4
フロントパネル
XLR
1/24©2017 Shure Incorporated
ANI4OUT

reset
PoE
OUTPUT
リアパネル
sig/clip
power
network
network audio
encryption
1
2
3
4
フロントパネル
出力レベルインジケーター(信号/クリップ)
3色のLEDにより各チャンネルの音声信号レベルを表示します。クリッピングを回避するには、でレベルを調節します。
音声信号レベルLEDの状態
-60 dBFS以下消灯
-60 dBFS~-18 dBFS緑色
-18 dBFS~-6 dBFS黄色
-6 dBFS以上赤色
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/302/24
音声出力
アナログバランス型音声出力をアナログ機器に接続します。アナログ機器の入力感度に合うように、で出力レベルを設定します:
XLR
シールド1
+2
-3
フロントパネルのラベルを参照
シャーシグランドねじ
マイクロホンシールド配線をシャーシグランドに接続できます
ブロックコネクターバージョンのみ
LEDインジケーター
power:パワーオーバーイーサネット(PoE)が供給されています
注:注:ネットワークスイッチがPoEを供給できない場合は、PoEインジェクターを使用します。
network:ネットワーク接続が有効です
network audio:ネットワーク上にDante™ オーディオが流れています
エラーの詳細は、のイベントログで参照できます。
encryption:現在は未対応です
状態LEDステータス
有効な信号なし消灯
デバイスは正常に動作中緑色
エラーが生じています。詳細はイベントログを参照してください。赤色
Danteネットワークポート
ネットワークスイッチに接続し、Dante™ オーディオ、パワーオーバーイーサネット(PoE)、コントロールソフトウェアからのデータを受け取ります。
リセットボタン
デバイス設定を工場出荷時設定にリセットします
パワーオーバーイーサネット(PoE)
Power Over Ethernet
このデバイスが作動するにはPoEが必要です。デバイスは03の両方のPoEソースと互換性があります。
パワーオーバーイーサネットは次のいずれかの方法により利用できます:
PoEを備えたネットワークスイッチ
PoEインジェクターデバイス
設置とラックマウント
の設置には、次の2種類の固定方法があります。
CRT1 19最大3台のデバイスに対応します。ラックまたはテーブル下へ取り付けできます
11台のデバイスをテーブル下に取り付けることができます
デバイスの固定
マウントハードウェアキットに含まれているねじを使用してを固定します。は、どちらを前にしても取り付けることができます。下
図の様に、下側から穴にねじを差し込みます:
Shure IncorporatedANI4OUT 
3/242017/10/30
1ユニットマウントトレイに1台のデバイスを固定する場合は、図の様に穴位置を合わせます
デバイス1
デバイス2
デバイス3
19インチラックトレイに3台までのデバイスを固定する場合は、図の様に穴位置を合わせます
ラックイヤーの取り付け
最大3台のを組み合わせて1Uの19インチラックのスペースに設置できます。ラックイヤーの向きを変えることで、機器ラックまたはテーブル下へ
の取付に対応します。
標準19インチラックマウント
1. 取付穴が前になるようにラックイヤーを向けます。
2. 図の様に、ラックイヤーをトレイに固定する2本のねじを取り付けます。
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/304/24
テーブル下への取り付け
1. 取付穴が上になるようにラックイヤーを向けます。
2. 図の様に、ラックイヤーをトレイに固定する2本のねじを取り付けます。
テーブル下への設置
1. トレイをテーブル下の希望の位置に合わせます
2. テーブルの取付穴の位置に印を付けます。
3. ドリルでねじ用の下穴を4つ開けます。トレイの穴の直径は7.1 mmです。
4. コンポーネントをトレイに取り付けます
5. 4本のねじでトレイをテーブルの下に固定します
リセット
リセットボタンは、リアパネルにある小さな穴の奥にあります。ボタンを押すには、ペーパークリップなどを使用します。
2種類のハードウェアリセット動作があります:
ネットワークリセット(ボタンを4~8秒間押す)
ShureコントロールおよびオーディオネットワークのIP設定をすべて工場出荷時設定にリセットします
完全工場出荷時設定リセット(ボタンを8秒以上押す)
すべてのネットワークと設定を工場出荷時設定に戻します。
ソフトウェアリセットオプション
完全にハードウェアをリセットせずに設定を元に戻すには、次のオプションのいずれかを使用します:
デバイスの再起動: (settings > factory reset)にある ボタンは、デバイスの電源オン/オフを行うことでデバイスをネットワークから切断したよ
うにふるまいます。デバイスは、すべての設定を保持したまま再起動します。
Default Settings: 音声設定を工場出荷時設定に戻すには(デバイス名、IP Settings、およびPasswordsを除く)、 ロードプリセットを選択して、デフォルト
設定プリセットを選択します。
Shure IncorporatedANI4OUT 
5/242017/10/30
信号のフローおよび接続
接続と信号フロー
sig/clip
power
reset
PoE
network
network audio
encryption
1
1
2
2
3
4
3
4
OUTPUT
Dante音声デバイス
ネットワークスイッチ
オーディオプロセッサー
サーバーへの出力(VOIPまたは電話)
入力:Dante™ デジタルオーディオ
1本のネットワークケーブルで4チャンネルの音声とパワーオーバーイーサネット(PoE)を伝送します。Dante™ コントローラーを使用して、ネットワーク
からにオーディオチャンネルをルーティングします。
出力:アナログ(4つのXLRまたはブロックコネクター)
各出力は個別の音声チャンネルを送信してアナログ機器に接続します。
オーディオネットワークのセットアップ
Shureのは、Microflex Advanceマイクロホンとで構成され、すべてはDante™ ネットワーク上で動作します。ネットワークスイッチ、コン
ピューター、スピーカー、オーディオプロセッサーなどの追加的なハードウェアについては、後述のハードウェアコンポーネントインデックスにて説明しま
す。
下図におけるShure
Microflex Advanceマイクロホン
MXA910およびMXA310はDante出力を備え、ネットワークスイッチに直接接続できます。

このインターフェースは、スピーカーやアナログマイクロホンなどのアナログ機器をネットワークに接続するために使用します。
ANI4IN4つのアナログ信号(XLRモデルまたはブロックコネクターモデルから選択可能)をDante™ デジタルオーディオ信号に変換します。
ANI4OUTネットワークからの4チャンネルのDante™ オーディオをアナログ信号に変換します。
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/306/24
reset
PoE
INPUT
reset
PoE
INPUT
sig/clip
power
reset
PoE
network
network audio
encryption
1
1
2
2
3
4
3
4
OUTPUT
sig/clip
power
reset
PoE
network
network audio
encryption
1
1
2
2
3
4
3
4
OUTPUT
ULXD4Q
Digital Wireless Receiver
push
control
ENTER
EXIT
SCAN
power
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RX1 RX2 RX3 RX4
IR
sync
sync sync sync
SEL
SEL
ULXD4Q
Digital Wireless Receiver
push
control
ENTER
EXIT
SCAN
power
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RX1 RX2 RX3 RX4
IR
sync
sync sync sync
SEL
SEL
ULXD1
ULXD1
on
ULXD2
on
ULXD2
ULXD4Q
Digital Wireless Receiver
push
control
ENTER
EXIT
SCAN
power
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RX1 RX2 RX3 RX4
IR
sync
sync sync sync
SEL
SEL
ULXD4Q
Digital Wireless Receiver
push
control
ENTER
EXIT
SCAN
power
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RF
A B
OL
OL
gainaudio
RX1 RX2 RX3 RX4
IR
sync
sync sync sync
SEL
SEL
ULXD1
ULXD1
on
ULXD2
on
ULXD2
Dante
Analog
Microflex Advanceマイクロホン
アナログマイクロホン
ラウドスピーカー
オプション1(VOIP/TELCO)
オプション2(インターネット/DVS)
近い場所
離れた場所
ネットワークスイッチ
ネットワークインターフェース(ANI4IN)
ネットワークインターフェース(ANI4OUT)
この図は、ネットワーク会議システム上の信号経路全体を示したものです。からの信号は、電話システムに接続されたオーディオプロセッサー、ま
たはインターネットに接続されたコンピューターを通じて交換されます。アナログマイクロホンはShure ANI4INを経由しネットワークに接続し、スピーカー
はShure ANI4OUTを経由して接続します。
Shure IncorporatedANI4OUT 
7/242017/10/30
この図は、ビデオコーデックを通じて通信する2つの部屋でMicroflex Advanceコンポーネントを使用した場合の例です。
ネットワークからのハードウェアとオーディオのコントロール
音声およびハードウェアの設定は、同じネットワークに接続されたコンピューターにより管理します。
Shureハードウェアおよびオーディオ
Microflex Advanceコンポーネントは、音質を最適化するためのミキシングおよび構成ツールを提供するを備えています。
アナログ機器用の拡張コントロール
Shure(ANI4IN/ANI4OUT)を通じてネットワークに接続されたアナログ機器は、追加的なリモートコントロールが付加されます:音量レベル、イ
コライザー、信号ルーティングをを通じて管理できます。例えば、通常はハードウェアで行われるスピーカーの音量調整やワイヤードマイクロホンの
ミュートを、ネットワーク経由でリモートコントロールできます。
Dante™ 信号ルーティング
デバイス間の信号ルーティングは、Audinate™ により提供されるDanteコントローラーソフトウェアを通じて管理します。
サミング
は、チャンネルサミングにより、ネットワークからのDante™ 信号を足し合わせて1つのアナログ出力から送ることができます。これにより、ア
ナログ入力チャンネルの数が限られている機器へもすべてのチャンネルを送ることが可能となります。ミキサーの機能が変わることはなく、音声チャンネル
が単純に1つに足し合わされた信号として送られます。
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/308/24
 サミングを使用すると、リミッターが作動して信号がオーバーロードすることを防止します。リミッターはダイレクト出力には適用されず、サミングされ
た信号にのみ作用します。
有効にするには、チャンネルタブでミキサー上部にあるツールバーのサミングオプションのいずれかを選択します。
1 + 2 + 3 + 4
1
2
3
4
3
4
1 +2
1
2
3
4
2
1
3 + 4
1
2
3
4
1 + 2
3 + 4
1
2
3
4
暗号化
音声は、Advanced Encryption Standard(AES-256)を使用して暗号化されており、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の公表文献FIPS-197で規定され
ています。暗号化をサポートするShureデバイスでは、接続のためにパスフレーズを入力する必要があります。サードパーティデバイスでは暗号化がサポー
トされていません。
暗号化を有効にするには:
1. 設定メニューを開いて、概要タブを選択します。
2. Enable Encryptionチェックボックスを選択します。
3. パスフレーズを入力します。すべてのデバイスは同じパフフレーズを使って暗号化された接続を確立する必要があります。
暗号化を有効にするには:
暗号化はすべての接続済みShureデバイスで有効または無効にする必要があります。
暗号化をオンまたはオフにするには、Dante ControllerでAES67を無効にする必要があります。AES67の暗号化は現在、サポートされていません。
ソフトウェアのインストール、管理、およびセキュリティ
ソフトウェアのインストールおよびデバイスの検出
Shureウェブデバイスディスカバリー・アプリケーションは、Shureデバイスのにアクセスする際に使用します。がウェブブラウザー上で開き、
包括的なデバイス管理が行えます。デバイスとネットワークでつながれたコンピューターは、このアプリケーションを使用してGUIにアクセスできます。

Chrome
Safari
Firefox
Internet Explorer
1. www.shure.comで入手可能なShureデバイスディスカバリーアプリケーションをインストールします。
2. コンポーネントをダブルクリックしてインターフェースを開きます。
へのアクセス
Shureウェブサーバーディスカバリーアプリケーションは、ウェブベースのGUIを採用するネットワーク上のすべてのShureデバイスを検出します。以下のス
テップに従ってソフトウェアをインストールし、にアクセスします。
Shureディスカバリーアプリケーションのインストール
www.shure.comからShureディスカバリーアプリケーションをダウンロードしてインストールします。これにより、必要なBonjourデバイスディスカバリー
ツールがコンピューターに自動的にインストールされます。
ネットワークの接続
コンピューターとハードウェアが同じネットワーク上にあることを確認します。
Shure IncorporatedANI4OUT 
9/242017/10/30
ディスカバリーアプリケーションの起動
アプリケーションは、GUIを搭載したすべてのShureデバイスを表示します。
ハードウェアの識別
デバイスをダブルクリックし、ウェブブラウザー上でGUIを開きます。
デバイスののブックマーク作成(推奨)
デバイスのDNS名をブックマークすると、Shureディスカバリーアプリケーションを使用せずにGUIにアクセスできます。
ディスカバリーアプリを用いないアクセス
ディスカバリーアプリケーションがインストールされていない場合は、インターネットブラウザーにDNS名を入力して、にアクセスできます。DNS
名はユニットのモデルにMACアドレスの最後の3バイト(6桁)を組み合わせ、その後に.localを付けたものになります。
形式の例:ユニットのMACアドレスが00:0E:DD:AA:BB:CCの場合、リンクは次のように記述されます:
ANI4INhttp://ANI4IN-aabbcc.local
ANI4OUThttp://ANI4OUT-aabbcc.local
ファームウェアアップデート
ファームウェアは各コンポーネントに埋め込まれたソフトウェアで、機能をコントロールします。定期的に新しいバージョンがリリースされ、機能の追加や
拡張が行われます。デザインの改善を活用するために、Shure Update Utilityを使用してファームウェアの新しいバージョンをアップロードし、インストール
することができます。ソフトウェアは、http://www.shure.comからダウンロードできます。
コンポーネントがShure MXWオーディオネットワークインターフェースを介して接続されている場合は、MXWオーディオネットワークインターフェース
のファームウェアを更新する前に、コンポーネントのファームウェアを一度に1台ずつ更新する必要があります。一度にすべてのデバイスを更新しようとす
ると、ファームウェアの更新後にインターフェースが再起動し、別のネットワーク化されたコンポーネントとの接続が失われてしまいます。
次のステップを実行し、ファームウェアをアップデートします:
アップデート中はデバイスを安定したネットワークに接続してください。アップデートが完了するまでデバイスの電源を切らないでください。
1. デバイスとコンピューターを同じネットワークに接続します(同じサブネットに設定)。
2. Shure Update Utilityアプリをダウンロードして、インストールしてください。
3. アプリケーションを開きます。
4. Check For Updates...ボタンをクリックすると、ダウンロード可能な新しいファームウェアバージョンが表示されます。
5. 希望のファームウェアを選択し、Downloadを押してファームウェアライブラリーにダウンロードします。
6. Update Devicesタブで新しいファームウェアを選択し、Send Updates...を押すとファームウェアのアップデートが始まり、デバイスの既存のファーム
ウェアが上書きされます。
ファームウェアリリース要件
すべてのデバイスは、適切な動作を確保するために連携する複数の通信プロトコルを用いたネットワークを構成しています。推奨される最善の方法は、すべ
てのデバイスを同一のリリースバージョンにすることです。ネットワーク上の各デバイスのファームウェアのバージョンを確認するには、コンポーネントの
ユーザーインターフェースを開き、設定>バージョン情報の項目を参照します。
Shureデバイスのファームウェア形式は、MAJOR.MINOR.PATCHです。(例、1.6.2でいうと、1はメジャーファームウェアレベル、6はマイナーファーム
ウェアレベル、2はパッチファームウェアレベルです。)少なくとも同じサブネット上で動作するデバイスは、メジャーとマイナーのリリース番号が同一で
ある必要があります。
メジャーのリリースが異なるデバイスは互換性がありません。
パッチファームウェアリリースのレベルが異なる場合は、予期しない不具合が発生することがあります。
パラメトリックイコライザー
パラメトリックイコライザーで周波数特性を調整し、音質を最大限に高めます。
イコライザーの一般的用途:
スピーチの明瞭度の改善
空調システムやビデオプロジェクターからの雑音を低減
部屋の不規則性を軽減
PAシステムの周波数特性の調整
フィルターパラメーター設定
周波数特性グラフのアイコンを操作するか、数値を入力してフィルター設定を調整します。フィルターの横にあるチェックボックスでフィルターを無効にで
きます。
フィルターの種類
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/3010/24
一番最初と最後の帯域のみフィルタータイプが選択できます。
カスタマイズ可能な周波数範囲内の信号を減衰またはブーストします
選択した周波数以下の音声信号をロールオフします
選択した周波数以下の音声信号を減衰またはブーストします
選択した周波数以上の音声信号をロールオフします
選択した周波数以上の音声信号を減衰またはブーストします
周波数
カット/ブーストするフィルターの中心周波数を選択します
ゲイン
フィルターのレベルを調整します(+/- 30 dB)
Q値
フィルターの影響を受ける周波数範囲を調整します。この値が大きくなるにつれ、帯域幅は狭くなります。
イコライザーの用途
会議室の音響は部屋の大きさ、形、建築材料に左右されます。以下の表のガイドラインを使用してください。
推奨設定EQ用途
ハイシェルフフィルターを加えて、1 kHzよりも3~6 dB程度高めます。音声了解度改善のための高域ブースト
ローカットフィルターを加えて、200 Hz以下の周波数を減衰させます。空調雑音の低減
Shure IncorporatedANI4OUT 
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推奨設定EQ用途
部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
1.Q値を狭く設定します
2.ゲインを+10から+15 dB間まで増加させた上で1 kHzから6 kHz間の周波数
を試すと、フラッターエコーやシビランスの範囲を特定できます。
3.特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6 dBの間でスタート)、不要
な部屋の雑音を最小にします。
フラッターエコーおよびシビランスの低減
部屋を「煽る」特定の周波数範囲を特定します:
1.Q値を狭く設定します
2.ゲインを+10から+15 dB間まで増加させた上で300 Hzから900 Hz間の周
波数を試すと、共鳴周波数を特定できます。
3.特定された周波数のゲインを下げ(-3から-6 dBの間でスタート)、不要
な部屋の雑音を最小にします。
部屋の反響や共鳴音を低減します
カスタムプリセット
プリセットを使用すると設定のすばやい保存や呼び出しができます。様々な座席配置に合わせて、各デバイスには最大10種類のプリセットを保存できます。
プリセットには、、IP設定、およびパスワードを除き、すべてのデバイス設定が保存されます。新しい設置へのプリセットのインポートとエクスポート
を行うことにより、時間を節約し、ワークフローを改善することができます。プリセットが選択されている場合、プリセットメニューの上に名前が表示され
ます。変更が行われると、名前の横にアスタリスク (*) が表示されます。
工場出荷時設定に戻すには、デフォルト設定プリセットを使用します(、IP Settings、およびPasswordsを除く)。
次のプリセットメニューを開いて、プリセットオプションを表示します:
プリセットとして保存:
デバイスへの設定を保存します
プリセットをロード:
デバイスから設定を開きます
ファイルからインポート:
コンピュータからプリセットファイルをデバイスにダウンロードします。ファイルは、ブラウザを介して選択するか、インポートウィンドウにドラッグする
ことができます。
ファイルにエクスポート:
デバイスのプリセットをコンピュータに保存します
イベントログ
イベントログ
イベントログには、デバイスの電源オン時からの動作の詳細説明が記録されています。ログはアクティビティエントリを最大1,000件まで収集し、最後の電
源サイクルに応じてタイムスタンプします。エントリは内部メモリに保管され、デバイスをオフにして再起動してもクリアされません。エクスポート機能を
使うと、ログデータを保存してソートするCSV(カンマ区切り値)文書が作成されます。
トラブルシューティングまたはShureシステムサポートへの問い合わせを行う際には、詳細についてログファイルを参照します。

1. 「ヘルプ」メニューを開きます
2. イベントログの表示を選択します
深刻度レベル
情報
アクションまたはイベントは正常に完了しました
警告
アクションは完了できませんが、全体的な機能は安定しています
エラー
機能を妨げる可能性のある問題が発生しました。
ログ詳細
ノート
IPアドレスとサブネットマスクを含む、イベントとエラーに関する詳細を提供します。
タイムスタンプ
最近の再起動以降のPower cycles:days:hours:minutes:seconds
イベントID
内部参照のためのイベントタイプを示します。
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/3012/24
フィルタを使用して結果を絞り込みます。カテゴリ見出しを選択してログをソートします。
レベルおよび計測
入力レベルの調整
Input Levels
1. 
ネットワークされたマイクロホンまたはDante™ ソースが標準の出
力レベル設定で動作していることを確認します。
Microflex Advance™ マイクロホンのレベルは、そのにより
調整します。
2. 
フェーダーを使用するか、ゲイン値を入力します。
デジタルゲインは、アナログ回路の手前で信号レベルを調整しま
す。
これらのレベルは、メーターでピークレベル(0 dB)にならない範
囲で、できるだけ大きくなるように設定します。
出力レベルの調整
Output Levels
のアナログ出力レベルにアクセスし、アナログゲイン(dB)プルダ
ウンメニューから出力レベルを選択します。からの出力レベルを、
アナログデバイスの入力感度に合わせます:
ラインレベル(0 dB)
Auxレベル(-20 dB)
マイクロホンレベル(-46 dB)
LED信号およびクリッピングインジケーター
各アナログ出力チャンネルには、それぞれに対応するLEDがあります:
音声信号あり
音声信号は、クリッピングを生じているので減衰させる必要があります。
注:上のメーターは、dBの設定を反映しません。

Metering
モニタリングには2つのモードがあり、入力および出力信号をそれぞれモニ
タリングできます。
に設定すると、メーターはDanteネットワーク上のソースの信号レベル
を表示します。信号が低すぎるかクリッピングしている場合は、ソース側
で調整します。
に設定すると、メーターはデジタルゲインを反映します。メーター
は、出力アナログゲインの設定を反映しません。
ANI4OUTコマンド文字列
コマンド文字列
デバイスはイーサネットを経由してAMX、Crestron、Extronなどのコントロールシステムに接続されます。
イーサネット(TCP/IP。AMX/Crestronプログラムで「Client」を選択)
2202
規則
デバイスには4種類の文字列があります。
GET
パラメーターのステータスを取得します。AMX/CrestronがGETコマンドを送信した後、ANI4OUTがREPORT文字列で応答します
SET
パラメーターのステータスを取得します。AMX/CrestronがSETコマンドを送信した後、ANI4OUTがREPORT文字列で応答し、パラメーターの新しい値を示
します。
REP
ANI4OUTは、GETコマンドまたはSETコマンドを受信するとREPORTコマンドで応答し、パラメーターのステータスを示します。ANI4OUT上またはGUI経
由でパラメーターが変更された場合も、ANI4OUTによってREPORTが送信されます。
SAMPLE
オーディオレベルのメーター表示に使用します。
すべてのメッセージはASCIIで送受信されます。レベルインジケーターとゲインインジケーターにもASCIIが使用されることに注意してください
ほとんどのパラメーターは、変更されるとREPORTコマンドを送信します。したがって、絶えずパラメーターを問い合わせる必要はありません。これらのパ
ラメーターのいずれかが変更されると、ANI4OUTはREPORTコマンドを送信します。
以下のすべてのコマンド文字列中の「x」の文字はANI4OUTのチャンネルを表し、下表のとおり、0~4のASCII番号になります
全チャンネル0
個々のチャンネル1~4
Shure IncorporatedANI4OUT 
13/242017/10/30
コマンド文字列(共通)

xASCII04
コマンド文字列:
< GET x ALL >
ANI4OUTReport
ANI4OUTレスポンス:
< REP ... >

コマンド文字列:
< GET MODEL >
yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy32
ANI4OUT32
ANI4OUTレスポンス:
< REP MODEL {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

コマンド文字列:
< GET SERIAL_NUM >
yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy32
ANI4OUT32
ANI4OUTレスポンス:
< REP SERIAL_NUM {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

コマンド文字列:
< GET FW_VER >
yyyyyyyyyyyyyyyyyy18ANI4OUT18
ANI4OUTレスポンス:
< REP FW_VER {yyyyyyyyyyyyyyyyyy} >
IP
コマンド文字列:
< GET IP_ADDR_NET_AUDIO_PRIMARY >
yyyyyyyyyyyyyyy15IP
ANI4OUTレスポンス:
< REP IP_ADDR_NET_AUDIO_PRIMARY {yyyyyyyyyyyyyyy} >

コマンド文字列:
< GET IP_SUBNET_NET_AUDIO_PRIMARY >
yyyyyyyyyyyyyyy15
ANI4OUTレスポンス:
< REP IP_SUBNET_NET_AUDIO_PRIMARY {yyyyyyyyyyyyyyy} >

コマンド文字列:
< GET IP_GATEWAY_NET_AUDIO_PRIMARY >
yyyyyyyyyyyyyyy15
ANI4OUTレスポンス:
< REP IP_GATEWAY_NET_AUDIO_PRIMARY {yyyyyyyyyyyyyyy} >

xASCII04
コマンド文字列:
< GET x CHAN_NAME
yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy31
ANI4OUT31
ANI4OUTレスポンス:
< REP x CHAN_NAME {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >
ID
IDxIDANI4OUT
コマンド文字列:
< GET DEVICE_ID >
yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy31ID
ANI4OUT31ID
ANI4OUTレスポンス:
< REP DEVICE_ID {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/3014/24

コマンド文字列:
< GET PRESET >
nn0110
ANI4OUTレスポンス:
< REP PRESET nn >

nn110SET
コマンド文字列:
< SET PRESET nn >
nn0110
ANI4OUTレスポンス:
< REP PRESET nn >

ANI4OUT
コマンド文字列:
< GET PRESET1 >
< GET PRESET2 >
< GET PRESET3 >
など
yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy25ANI4OUT
25
ANI4OUTレスポンス:
< REP PRESET1 {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >
< REP PRESET2 {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >
< REP PRESET3 {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >
など

xASCII14
コマンド文字列:
< GET x AUDIO_GAIN_HI_RES >
yyyy00001400ASCIIyyyy0.1 dB
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >

yyyy00001400ASCIIyyyy0.1 dB
コマンド文字列:
< SET x AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >
yyyy00001400ASCII
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >
n dB
nn0.1 dBnn1n2nn3nnn
コマンド文字列:
< SET x AUDIO_GAIN_HI_RES INC nn >
yyyy00001400ASCII
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >
n dB
nn0.1 dBnn1n2nn3nnn
コマンド文字列:
< SET x AUDIO_GAIN_HI_RES DEC nn >
yyyy 00001280ASCII
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_GAIN_HI_RES yyyy >

xASCII04
コマンド文字列:
< GET x AUDIO_MUTE >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_MUTE ON >
< REP x AUDIO_MUTE OFF >
Shure IncorporatedANI4OUT 
15/242017/10/30

コマンド文字列:
< SET x AUDIO_MUTE ON >
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_MUTE ON >

コマンド文字列:
< SET x AUDIO_MUTE OFF >
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_MUTE OFF >

コマンド文字列:
< SET x AUDIO_MUTE TOGGLE >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_MUTE ON >
< REP x AUDIO_MUTE OFF >

xASCII04
コマンド文字列:
< GET x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH LINE_LVL >
< REP x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH AUX_LVL >
< REP x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH MIC_LVL >

xASCII04ANI4OUT
コマンド文字列:
< SET x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH LINE_LVL >
< SET x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH AUX_LVL >
< SET x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH MIC_LVL >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH LINE_LVL >
< REP x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH AUX_LVL >
< REP x AUDIO_OUT_LVL_SWITCH MIC_LVL >
/LED
xASCII04ANI4OUT
REPORT
コマンド文字列:
< GET x LED_COLOR_SIG_CLIP >
ANI4OUTANI4OUT/LED

ANI4OUTレスポンス:
< REP x LED_COLOR_SIG_CLIP OFF >
< REP x LED_COLOR_SIG_CLIP GREEN >
< REP x LED_COLOR_SIG_CLIP AMBER >
< REP x LED_COLOR_SIG_CLIP RED >
ANI4OUT
ANI4OUT30
コマンド文字列:
< SET FLASH ON >
< SET FLASH OFF >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP FLASH ON >
< REP FLASH OFF >

Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/3016/24
ssssssssss0100

コマンド文字列:
< SET METER_RATE sssss >
aaabbb000060
aaa = 1
bbb = 2
ccc = 3
ddd = 4
ANI4OUTレスポンス:
< REP METER_RATE sssss >
< SAMPLE aaa bbb ccc ddd >

00000
コマンド文字列:
< SET METER_RATE 0 >
ANI4OUTレスポンス:
< REP METER_RATE 00000 >
LED
コマンド文字列:
< GET LED_BRIGHTNESS >
n
0 = LED非点灯
1=LED減光
2 = LED初期設定
ANI4OUTレスポンス:
< REP LED_BRIGHTNESS n >
LED
n
0 = LED非点灯
1=LED減光
2 = LED初期設定
コマンド文字列:
< SET LED_BRIGHTNESS n >
ANI4OUTレスポンス:
< REP LED_BRIGHTNESS n >
ANI4OUTv2.0
コマンド文字列:
< SET REBOOT >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
v2.0
コマンド文字列:
< GET LAST_ERROR_EVENT >
yyyy128
ANI4OUTレスポンス:
< REP LAST_ERROR_EVENT {yyyyy} >
v2.0
コマンド文字列:
< GET OUTPUT_METER_MODE >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP OUTPUT_METER_MODE PRE_FADER >
< REP OUTPUT_METER_MODE POST_FADER >
v2.0
ANI4OUT
コマンド文字列:
< SET OUTPUT_METER_MODE PRE_FADER >
< SET OUTPUT_METER_MODE POST_FADER >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP OUTPUT_METER_MODE PRE_FADER >
< REP OUTPUT_METER_MODE POST_FADER >
Shure IncorporatedANI4OUT 
17/242017/10/30
v2.0
xASCII13
コマンド文字列:
< GET x LIMITER_ENGAGED >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP x LIMITER_ENGAGED ON >
< REP x LIMITER_ENGAGED OFF >
v2.0
コマンド文字列:
< GET AUDIO_SUMMING_MODE >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP AUDIO_SUMMING_MODE OFF >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2 >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 3+4 >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2/3+4 >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2+3+4 >
v2.0
ANI4OUT
コマンド文字列:
< SET AUDIO_SUMMING_MODE OFF >
< SET AUDIO_SUMMING_MODE 1+2 >
< SET AUDIO_SUMMING_MODE 3+4 >
< SET AUDIO_SUMMING_MODE 1+2/3+4 >
< SET AUDIO_SUMMING_MODE 1+2+3+4 >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP AUDIO_SUMMING_MODE OFF >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2 >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 3+4 >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2/3+4 >
< REP AUDIO_SUMMING_MODE 1+2+3+4 >
RMSv2.0
x0ANI4IN14
コマンド文字列:
< GET x AUDIO_IN_RMS_LVL >
xGETnnn000060
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_IN_RMS_LVLnnn >
v2.0
x0ANI4IN14
コマンド文字列:
< GET x AUDIO_IN_PEAK_LVL >
xGETnnn000060
ANI4OUTレスポンス:
< REP x AUDIO_IN_PEAK_LVLnnn >

コマンド文字列:
< GET NA_DEVICE_NAME >
{yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy}
ID3131
ANI4OUTレスポンス:
< REP NA_DEVICE_NAME {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy} >

xx0ANI4OUT14
コマンド文字列:
< GET NA_CHAN_NAME >
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/3018/24
xx{yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy}31
31

ANI4OUTレスポンス:
< REP xx NA_CHAN_NAME {yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy}
MAC
コマンド文字列:
< GET CONTROL_MAC_ADDR >
yy:yy:yy:yy:yy:yy176
00:0E:DD:FF:F1:63
ANI4OUTレスポンス:
< REP CONTROL_ MAC_ADDR yy:yy:yy:yy:yy:yy >
v2.0

コマンド文字列:
< SET DEFAULT_SETTINGS >
xx00
ANI4OUTレスポンス:
< REP PRESET xx >
LED
x014
コマンド文字列:
< GET x LED_STATE_SIG_CLIP >
x14yyyLEDyyyO
FLASHINGOFF
ANI4OUTレスポンス:
< REP x LED_STATE_SIG_CLIP yyy >
PEQv2.0
xxPEQ0104yyPEQ010400

コマンド文字列:
< GET xx PEQ yy >
ANI4OUTレスポンス:
< REP xx PEQ yy ON >
< REP xx PEQ yy OFF >
PEQv2.0
ANI4OUT
コマンド文字列:
< SET xx PEQ yy ON >
< SET xx PEQ yy OFF >
xxPEQ0104yyPEQ010400

ANI4OUTレスポンス:
< REP xx PEQ yy ON >
< REP xx PEQ yy OFF >
v2.0

コマンド文字列:
< GET ENCRYPTION >
ANI4OUT
ANI4OUTレスポンス:
< REP ENCRYPTION ON >
< REP ENCRYPTION OFF >
ネットワーキングおよびDante
デジタルオーディオネットワーク
Dantetmデジタルオーディオは、標準イーサネットで伝送され、標準インターネットプロトコルで動作します。Danteは低レイテンシー、タイトクロック同
期、QoSを備え、各種Danteデバイスに信頼性の高い音声トランスポートを行います。Danteオーディオは、ITやコントロールデータと同じネットワークに安
全に共存することができ、あるいは専用ネットワークを使用するように構成することもできます。
Shure IncorporatedANI4OUT 
19/242017/10/30
Danteネットワークの推奨スイッチ
基本のネットワーク要件に加え、Danteオーディオネットワークは以下の機能を備えたギガビットネットワークスイッチまたはルーターを使用する必要があ
ります:
ギガビットポート
4キューのクオリティ・オブ・サービス(QoS)
Diffserv (DSCP) QoS、厳格な優先順位
推奨:各ネットワークリンクの動作について、詳細な情報を提供するマネージドスイッチ(ポート速度、エラーカウンター、使用帯域幅)
QoS (Quality of Service) 設定
QoS設定
QoS設定によりネットワーク上の特定のデータパケットを優先させることで、負荷の大きい大規模ネットワークにおいて信頼性の高い音声配信を確保しま
す。この機能は、多くのマネージドネットワークスイッチに備わっています。必須ではありませんが、QoS設定をすることをお勧めします。
サービスの中断を避けるため、変更はネットワーク管理者に依頼してください。
QoS値を割り当てるには、スイッチインタフェースを開き、次の表を使用してDante™ に関連づけられているキュー値を割り当てます。
タイムクリティカルなPTPイベント用に可能な限り高い値(例として4として表示)を割り当てます。
残りのパケットに低優先度の値を使用します。
表提供Audinate
®
2進数10進数16進数DSCPラベル用途優先度
111000560x38CS7
タイムクリティカルPTP
イベント
(4)
101110460x2EEFオーディオ、PTP (3)
00100080x08CS1(予約済み) (2)
00000000x00BestEffortその他のトラフィックなし (1)
スイッチの管理はメーカーやスイッチタイプによって異なることがあります。個々の設定の詳細については、メーカーの製品ガイドを参照してください。
Danteの要件およびネットワークについては、www.audinate.comを参照してください。
ネットワーク用語集
PTPネットワーク上のクロックを同期するために使用されます
DSCPDSレイヤー3のQoS優先度付けに使用される標準の識別方法です
Dante™ 送信フロー
Dante Flows
このデバイスは、2および2までサポートします。1つのフローは最大4から成り、ユニキャストまたはマルチキャスト伝送のいずれかを経由しま
す。
は、2台のデバイス間の2地点間接続で、1つのフローにつき最大で4チャンネルをサポートします。
は一対多の送信で、ネットワーク上の複数の受信デバイスへ最大4チャンネルを送信できます。
Shureデバイスアプリケーション
このデバイスは、2台までのDanteデバイスを接続できます。
Shure MXA310、ANI22、ANIUSB-MATRIXおよびANI4INはマルチキャスト伝送をサポートしています。これは、ネットワークが対応可能な台数において、
複数のデバイスへフローを伝送できることを意味します。ユニキャストフローを使用する場合、これらのデバイスは2台までのDante受信デバイスに接続でき
ます。
Shure ANI4OUTは、2台までのDante送信デバイスに接続できます。
パケットブリッジ
パケットブリッジを使用すると、外部のコントローラーがShureデバイスのコントロールインターフェイスからIP情報を取得できます。パケットブリッジに
アクセスするには、ShureデバイスのDanteインターフェイスで、外部コントローラーがクエリーパケットをunicast UDP*からport 2203に送信する必要があ
ります。
1. 最小1ペイロードでUDPパケットを送信します。
最大許容ペイロードは140バイトです。どのようなコンテンツでも許可されます。
2. Shureデバイスは、クエリーパケットの送信元ポートと同じ送信先UDPポートを使って、ユニキャストUDP上でコントローラーに応答パケットを送信し
ます。応答パケットのペイロードは次の形式を取ります:
Shure IncorporatedANI4OUT 
2017/10/3020/24
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Shure ANI4OUT ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド