KD-10

Roland KD-10 取扱説明書

  • Roland V-Drums KD-10 キックパッドの取扱説明書の内容を理解しました。設置方法から接続方法、トラブルシューティング、メンテナンス方法まで、このデバイスに関するご質問にお答えします。コンパクトサイズながらアコースティックドラムのような打感、ツインペダル対応、静音性など、KD-10の様々な機能についてお気軽にご質問ください。
  • KD-10を安全に設置するにはどうすれば良いですか?
    ツインペダルを使用する場合、注意点がありますか?
    ビーターの取り付け位置がずれるとどうなるのでしょうか?
    KD-10に使用できるビーターの種類は?
    KD-10に付属品としてキックペダルとビーターは含まれていますか?
主な仕様
ローランド KD-10:キック・パッド
パッド・サイズ 5 インチ
外形寸法 210(幅)× 209(奥行)× 443(高さ)mm
質量 3.3kg
付属品 取扱説明書、接続ケーブル、保証書
別売品 ノイズ・イーター(NE-10)
※本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはローランド・ホームペー
ジをご覧ください。
同梱物の確認
パッケージを開けたら、同梱物に不足がないか確認してく
ださい。不足しているものがあったときは、購入した販売
店へお問い合わせください。
•KD-10 本体
•取扱説明書
•接続ケーブル
•保証書
※このパッケージには、キック・ペダルとビーターは含まれてい
ません。KD-10 は、市販のキック・ペダルとビーターを装着し
てお使いください。
※ビーターは、フェルトビーター、プラスチックビーター、ウッ
ド・ビーターなどをお使いいただけます。
主な特長
ックックよう
クト
専用のメッシュ素材とクッション素材を組み合わせた打面
により、コンパクトな設計ながら、アコースティック・ド
ラムと同じような打感が得られます。
ペダル対応
コンパクトサイズでありながら、ツイン・ペダルに対応し
た打面サイズです。
市販のキペダルの高い互換性
角度調整機構付きのペダル取り付けプレートにより、キッ
ク・ペダルの取り付け構造や位置の違いに対応。お好みの
市販ペダルをお使いいただけます。
静かな打撃音
独自の構造のゴム製カバーと、専用クッションを組み合わ
せることで、キック・ドラム用パッドでありながら、消音
性能を高めています。
各部の名称
TRIGGER OUTPUT 端子
アンカー・ボルト
打面
滑り止めテープ
ペダル取り付け
プレート
※打面部分に演奏以外の力をかけたり、異物を入れないでくださ
い。誤動作や故障の原因になります。
ローランド株式会社 〒 431-1304静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
使用上のご注意
安全上のご注意
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』をよくお読み
ください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
©2018ローランド株式会社
日本語
取扱説明書
ルト 調
V-Drums マット、ノイズイーター(NE-10)またはカー
ペットの上で使用するときは、アンカー・ボルトを出して
使うと、本機が固定され、演奏しやすくなります。
V-Drums マット、
ノイズ・イーター、
カーペットの上に設置
床の上に設置
※フローリングなどの床の上でアンカー・ボルトを使用すると、
床を傷つける恐れがあります。
※アンカー・ボルトの先端はとがっていますので、取り扱いにご
注意ください。
する
本機の TRIGGEROUTPUT 端子と音源を、音源の接続ケー
ブルまたは付属の接続ケーブルで接続します。
※接続ケーブルの L 型になっているプラグを KD-10 TRIGGER
OUTPUT 端子に接続します。
TRIGGER
OUTPUT 端子
※他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずす
べての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってくだ
さい。
※KD-10 がドラム・スタンドや他のパッドに触れないように設置
してください。
音源の設定
音源 設定値
TD-50/
TD-30/
TD-25/
TD-15/
TD-11/
HPD-20/
SPD-30/
SPD-SX/
TM-2
「TrigType」
「PadType」
「Type」
KD-9
TD-1 「パッドの種類」 キック・ペダル:2
TD-17 「PadType」 KD-10
TM-6 PRO 「TrigType」 KD-10
※お好みに応じて、Sensitivity(Sens)でパッドの感度を調節し
てください。
※2 度鳴りするときは、音源のトリガー・パラメーター
「Threshold」の値を大きくして、感度を調節してください。
音源 接続ケーブル 接続端子
TD-50/
TD-30
本機に付属の
接続ケーブル
KICK
TD-25/
TD-17/
TD-15/
TD-11/
TD-1
音源の接続
ケーブル(KIK)
HPD-20
本機に付属の
接続ケーブル
TRIGIN
SPD-30
1/KICK
SPD-SX
TRIGIN1/2、
TRIGIN3/4
TM-6 PRO
TRIGGERIN
1~6
TM-2
TRIGIN1、
TRIGIN2
ングする
・ペダルを取
1.
キック・ペダルを取り付けます。
ビーターの位置が KD-10 の打面中央に当たるように調
整し、キック・ペダルと KD-10 を確実に固定します。
※指を挟まないよう、十分に注意してください。
ビーター
奥までしっかりはめ込み、
固定する
2.
キック・ペダルを踏んで、取り付けを安定させます。
KD-10 のベースと、キック・ペダルが床に接地してい
ることを確認してください。
床に接地していることを確認する
ン・使う場
図のように、左右のビーターがパッドの中心から等しい距
離になるようにセットしてください。
ビーターの位置がずれると、片方のペダルの音が小さく
なったり、正しく発音しなくなったりすることがあります。
また、ツイン・ペダルを使用した場合、シングル・ペダル
に比べて感度が低くなります。音源側の感度を上げてくだ
さい。
正しい設置例 悪い設置例
注意
電源コードやケーブルは煩雑
にならないように配線する
足に引っかけると、本機の
落下や転倒などにより、け
がの原因になることがあり
ます。
上に乗ったり、重いものを置
いたりしない
転倒や落下によって、けが
をする恐れがあります。
移動するときはすべての接続
をはずす
ケーブルを接続したまま移
動すると、破損や故障の原
因になります。
小さな部品はお子様の手の届
かないところに置く
下記の部品はお子様が誤っ
て飲み込んだりすることの
ないよう手の届かないとこ
ろへ保管してください。
取りはずしが可能な部品:
• アンカー・ボルト
• スプリング
警告
分解や改造をしない
取扱説明書に書かれていな
いことはしないでくださ
い。故障の原因になります。
個人で修理や部品交換はしな
必ずお買い上げ店または
ローランドお客様相談セン
ターに相談してください。
次のような場所で使用や保管
はしない
• 温度が極端に高い場
所(直射日光の当たる
場所、暖房機器の近く、
発熱する機器の上など)
• 水気の近く(風呂場、
洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
• 湯気や油煙が当たる場所
• 塩害の恐れがある場所
• 雨に濡れる場所
• ほこりや砂ぼこりの多い場所
• 振動や揺れの多い場所
• 風通しの悪い場所
不安定な場所に設置しない
転倒や落下によって、けが
をする恐れがあります。
警告
異物や液体を入れない、液体
の入った容器を置かない
本機に、異物(燃えやすい
もの、硬貨、針金など)や
液体(水、ジュースなど)
を絶対に入れないでくださ
い。また、この機器の上に
液体の入った容器(花び
んなど)を置かないでください。
ショートや誤動作など、故障の原
因となることがあります。
お子様がけがをしないように
注意する
お子様のいる場所で使用
する場合やお子様が使用
する場合、必ず大人のか
たが、監視/指導してあげてくだ
さい。
落としたり、強い衝撃を与え
たりしない
破損や故障の原因になり
ます。
設置について
• 極端に温湿度の違う場所に移動
すると、内部に水滴が付く(結
露する)ことがあります。その
まま使用すると故障の原因にな
ります。数時間放置して、結露
がなくなってから使用してくだ
さい。
• 本機にシールなどを貼らないで
ください。はがす際に外装の仕
上げを損なうことがあります。
• 本機の上に液体の入った容器な
どを置かないでください。また、
表面に付着した液体は、速やか
に乾いた柔らかい布で拭き取っ
てください。
お手入れについて
• 変色や変形の原因となる、ベン
ジン、シンナー、アルコール類
は使用しないでください。
修理について
• お客様が本機または付属品を分
解(取扱説明書に指示がある場
合を除く)、改造された場合、
以後の性能について保証できな
くなります。また、修理をお断
りする場合もあります。
• 当社では、本機の補修用性能部
品(製品の機能を維持するため
に必要な部品)を、製造打切後
6 年間保有しています。この部
品保有期間を修理可能の期間と
させていただきます。なお、保
有期間を過ぎたあとでも、故障
箇所によっては修理可能の場合
がありますので、お買い上げ店、
またはローランドお客様相談セ
ンターにご相談ください。
その他の注意について
• 故障の原因になりますので、ボ
タン、つまみ、入出力端子など
に過度の力を加えないでくだ
さい。
• ケーブルを抜くときは、ショー
トや断線を防ぐため、プラグ
部分を持って引き抜いてくだ
さい。
• 演奏時の打撃音や振動は床や壁
を通じて意外によく伝わりま
す。周囲に迷惑がかからないよ
うに注意しましょう。
• 本機が入っていた梱包箱や緩衝
材を廃棄するときは、各地域の
ゴミの分別基準に従ってくだ
さい。
商標について
• Roland、V-Drums、Noise
Eater は、日本国およびその他
の国におけるローランド株式会
社の登録商標または商標です。
• 文中記載の会社名および製品名
などは、各社の登録商標または
商標です。
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