パッドとドラム音源を接続しよう
06
警告
次のような場所で使用や保管はしない
•温度が極端に高い場所(直射日
光の当たる場所、暖房機器の近
く、発熱する機器の上など)
•水気の近く(風呂場、洗面台、
濡れた床など)や湿度の高い場
所
•湯気や油煙が当たる場所
•塩害の恐れがある場所
•雨に濡れる場所
•ほこりや砂ぼこりの多い場所
•振動や揺れの多い場所
•風通しの悪い場所
指定のスタンドを使用する
本機の設置には、ローランドが推
奨するスタンド(MDS シリーズ)
を使用してください。
警告
不安定な場所に設置しない
本機の設置にスタンド
(MDS シリーズ)を使用する場合、
ぐらつくような場所や傾いた場所
に設置せず、安定した水平な場所
に設置してください。機器を単独
で設置する場合も、同様に安定した水平な場所
に設置してください。
スタンドへ設置するときの注意
TD-50K2 セットアップ・ガイドの
指示どおりに設置してください。
正しく設置しないと、不安定な状
態となって落下や転倒を引き起こ
し、け がをする恐れがあります 。
お子様がけがをしないように注意する
お子様のいる場所で使用する場合
やお子様が使用する場合、必ず大
人のかたが、監視/指導してあげ
てください 。
注意
指定のスタンドのみ使用する
本機は当社製のスタンド
(MDS シリーズ)とのみ、組み
合わせて使用できるよう設計され
ています。他のスタンドと組み合
わせて使うと、不安定な状態となっ
て落下や転倒を引き起こし、けがをする恐れが
あります。
スタンドを使う前に安全を確認する
取扱説明書に記載の注意事項が守
られていても、取り扱いによって
はスタンドから本機が落下したりス
タンドが転倒したりする可能性があ
ります。使用にあたっては事前に
安全を確認した上でお使いください。
電源コードやケーブルは煩雑にならない
ように配 線する
足に引っかけると、本機の落下や
転倒などにより、けがの原因にな
ることが あります。
上に乗ったり、 重いものを置いたりしない
転倒や落下によって、けがをする
恐れがあります 。
移動するときはすべての接続をはずす
ケーブルを接続したまま移動する
と、破損や故障の原因になります。
注意
移動するときの注意
本機を移動するときは、必ず 2 人
以上で水平に持ち上げて運んでく
ださい。このとき、手をはさんだり、
足の上に落としたりしないように注
意してください。
指などをはさまないように注意する
下記の可動部を操作するときは、
指などをはさまないように注 意して
ください。必ず大人のかたが操作
してください。
•ス タ ンド類
•ペダル類
小さな部品はお子様の手の届かないとこ
ろに置く
下記の部品はお子様が誤って飲
み込んだりすることのないよう手
の届かないところへ保管してくだ
さい。
•付属品
ケーブル・クリップ、ケーブル・タイ、ドラム・
キー
•取りはずしが可能な部品
ネジ類、ワッシャー類、ナット類、フェルト・ワッ
シャー、スプリング、ハンド・ノブ
修理について
•お客様が本機または付属品を分解(取扱説明
書に指示がある場合を除く)、改造された場合、
以後の性能について保証できなくなります。
また、修理をお断りする場合もあります。
•当社では、本機の補修用性能部品(製品の機
能を維持するために必要な部品)を、製造打
切後 6 年間保有しています。この部品保有期
間を修理可能の期間とさせていただきます。
なお、保有期間を過ぎたあとでも、故障箇所
によっては修理可能の場合がありますので、
お買い上げ店、またはローランドお客様相談
センターにご相談ください。
その他の注意について
•本機は、演奏時の打撃音を小さくする設計に
なっていますが、床や壁を通じての振動は意
外によく伝わります。特にヘッドホン使用時の
演奏は、隣近所に迷惑がかからないように注
意しましょう 。
•本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する
ときは、各地域のゴミの分別基準に従ってく
ださい。
•本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタン
やつまみなどを保護してください。また、落
下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注
意してください。
•本書は、発行時点での製品仕様を説明してい
ます。最新情報についてはローランド・ホー
ムページをご覧ください。
知的財産権について
•第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、
実演、その他)の一部または全部を、権利者
に無断で録音、録画、複製あるいは改変し、
配布、販売、貸与、上演、放送などを行うこ
とは法律で禁じられています。
•第三者の著作権を侵害する恐れのある用途
に、本製品を使用しないでください。お客様
が本製品を用いて他者の著作権を侵害して
も、当社は一切責任を負いません。
•製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音色波
形データ、スタイル・データ、伴奏パターン、
フレーズ・データ、オーディオ・ループ、画
像データなど)の著作権は当社が保有してい
ます。
•製品に内蔵、付属されたコンテンツ(ただし
デモ曲などの楽曲データは除く)を素材とし
て、お客様が新たな作品を制作、演奏、録音、
配布をすることに関しては、当社の許諾を必
要としません。
•製品に内蔵、付属されたコンテンツを、その
まま、もしくは酷似した形態で取り出し、別の
記録媒体に固定して配布したり、コンピュー
ター・ネットワークを通じて公開したりするこ
とはできません。
•SD ロゴ 、SDHC ロゴ および
SDXC ロゴ
は SD-3C、LLC の商標です。
•ASIO は、SteinbergMediaTechnologies
GmbH の商標およびソフトウェアです。
•本製品には、イーソル株式会社のソフトウェア
プラットフォーム「eParts™」が搭載されてい
ます。
•本製品は、T-Engine フォーラム(www.
tron.org)の T-License2.0 に基づきμ
T-Kernel ソースコードを利用しています。
•Roland、V-Drums は、日本国およびその他
の国におけるローランド株式会社の登録商標
または商標です。
•文中記載の会社名および製品名などは、各社
の登録商標または商標です。
©2021RolandCorporation
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に本書と付属品の「安全上のご注意」と「使用上のご注意」(各取扱説明書に記載)をよくお
読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
9
スネア(PD-140DS)、ライド・シンバル(CY-18DR)、ハイハット(VH-14D)の設定
1.
[ENTER]ボタンを押します。
2.
カーソル・ボタンで「PD140DS」、「CY18DR」または「VH14D」を選びます。
3.
[−][+]ボタンまたはダイヤルで、Assign(アサイン)を設定します。
PD140DS SNARE
CY18DR RIDE
VH14D HI-HAT
4.
[KIT]ボタンを押して、DRUMKIT 画面に戻ります。
DIGITALTRIGGERIN 端子に PD-140DS、CY-18DR、VH-14D を初めて接続すると、以下の画面が表示されます。
画面に従って、PD-140DS をスネアに、CY-18DR をライドに、VH-14D をハイハットに設定します。
※TRIGGERIN 端子に接続したパッドと同じトリガー・インプットに割り当てると、TRIGGERIN 端子に接続したパッドの音は出力されません。
9
接続が完了したら『TD-50X クイック・スタート』の手順に従って電源を入れ、音が鳴るかを確認してください。
1.
スタンド(MDS-GND2)に同梱されているケーブルの、
I 型プラグをドラム音源(TD-50X)に接続します。
2.
ケーブルの L 型プラグを各パッドに接続します。
ケーブルを接続するときは、ケーブル両端のマーキング・
ラベルをご覧ください。
マーキング・ラベル KIK T1 T2 T3 T4
TRIGGER IN 端子 KICK TOM1 TOM2 TOM3 TOM4
マーキング・ラベル CR1 CR2 AX1
TRIGGER IN 端子 CRASH1 CRASH2 AUX1
注意
CY-16R-T はクラッシュ・シンバルとして使
用します。
ベル・ショットはできません。
L 型プラグ
接続したケーブルは、演奏の妨げにならない
ように、各マウントのケーブル・クリップで固
定してください。
ケ ー ブ ル・
クリッ プ
ケーブル
PD-140DS(スネア)、CY-18DR(ライド)、
VH-14D(ハイハット)の接続
TD-50X の DIGITALTRIGGERIN
端子に、接続ケーブルのプラグを差
し込みます。
※1 〜 3 のどこに接続しても構いません。
左利き用のセッティングにする場合
本ガイドで説明しているセッティングは右利き用です。左利き用のセッティングにする場合は、ドラム音源
(TD-50X)の位置はそのままに、各パッド/シンバル類を、取り付けクランプごと左右対称で入れ替えてく
ださい。
その際、一部のケーブルの長さが不足しますので、市販の延長ケーブル(TRS 標準メス
,
TRS 標準オス)
を使って、ケーブルの長さを調節してください。
※他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
これで、組み立てと接続が完了しました。
楽しいドラム・ライフを !
9
ハイハット(VH-14D)の調整
VH-14D を使用するときは、接続した後に必ず TD-50X でオフセットとハイハットの調整をしてください。
オープン、クローズやペダルの動きを正しく検出するために必要です。
注意
※ご使用の年月とともに、パッドのゴム表面が変色することがありますが、使用上に
は影響ありません。
※ハイハットの詳細については、「VH-14D 取扱説明書」をご覧ください。
ケーブルの固定方法
1.
TD-50X の[TRIGGER]ボタンを押します。
2.
PAGE[UP]ボタンを数回押して、最上部のページを
表示します。
3.
[F4](HI-HAT)ボタンを押します。
TRIGGERHI-HAT 画面が表示されます。
4.
[F5](OFFSET)ボタンを押します。
VHOFFSETADJUSTMENT 画面が表示されます。
5.
VH-14D のクラッチ・スクリューをゆるめ、ハイハットを
閉じた状態にします。
※ハイハット本体やペダルには触らないでください。
クラッチ・スクリュー
6.
[F5](EXECUTE)ボタンを押します。
約 3 秒でオフセットが自動的に調整されます。
調整が完了すると、[TRIGGER]ボタンが点滅から点灯
に変わります。
メモ
TD-50X の[KIT]ボタンを押しながら[TRIGGER]ボ
タンを押して、オフセットを調整することもできます。
VH-14D とドラム音源の初回接続時は、トリガー・パラ
メーターに推奨値が設定されます。VH-14D の取り付
けかたやセッティングする位置など、使用される環境に
よってトリガー・パラメーターの調整が必要な場合があ
ります。設定方法は、各ドラム音源の取扱説明書をご覧
ください。
オ フ セット を 調 整 す る
ハイハットを調整する
1.
トップ・シンバルとボトム・シンバルの間隔を 10mm 程度に
調節し、クラッチ・スクリューを締めつけます。
クラッチ・スクリュー
10mm
※間隔は演奏しやすい距離に調節できますが、狭すぎたり広すぎたりする
と誤動作を起こし、思いどおりに演奏できないことがあります。10mm
が最も自然な感じで VH-14D を演奏できる間隔です。
2.
ペダルのバネのテンションを、ハイハット・スタンドで調節しま
す。
テンションの調節方法については、お使いのハイハット・スタ
ンドの取扱説明書をご覧ください。
※バネのテンションが強すぎたり弱すぎたりすると、誤動作を起こし、意図
した演奏ができないことがあります。
※スタンドによっては、調節できない場合もあります。
マーキング・ラベル
ケーブル・タイで
ケーブルを固定する
ケーブ ルにゆとりを
もたせる
突起を手前に
パイプに巻き、すべり落ち
ないように締め付ける
ケーブルに巻き付ける
突起に穴を
引っかけて固定
安全上のご注意 使用上のご注意
パッドとドラム音源の接続
所要時間:約
20
分
プラグ
&
BOW/EDGE
OUTPUT 端子
※BELLOUTPUT 端子
は使いません。