Hilti CD 4-A22 取扱説明書

  • Hilti CD 4-A22 アキュムレーター式ディスペンサーの取扱説明書の内容を理解しました。このデバイスの機能、使用方法、保守方法、トラブルシューティングなど、様々な質問にお答えできます。例えば、バッテリーの交換方法、速度調整の仕方の説明、安全上の注意事項など、お気軽にご質問ください。
  • バッテリーの充電方法は?
    カートリッジの取り付け方法は?
    材料の押し出し速度はどのように調整できますか?
    製品のお手入れ方法は?
    バッテリーの残量表示について教えてください。
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1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みください。このことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条
件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
取扱説明書は常に製品とともに保管し、他の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されています
危険
危険
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使われます。
警告
警告
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために使われます。
注意
注意
この表記は、軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
リサイクル可能な部品の取扱い
工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります
概要図には項目番号が付されていて、製品概要クションの凡例の番号に対応しています
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 製品により異なる記
1.3.1 製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されている場合があります
各国の廃品回収システム
直流
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無線データ転送
Li-Ionen バッテリー
バッテリーは決して打撃工具として使用しないでください。
バッテリーは落下させないでください。ぶつけたり、るいはその他の理由で損傷しているバッ
リーは使用しないでください。
使用されているHilti Li-Ion ッテリーのモデルシリーズ。正しい使用の章の記載に注意してくだ
さい。
1.4 製品情報
Hilti の製品はプロ仕様で製作されており、本体の使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニングさ
れた人のみに限りますこれらの人は、遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。
製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ
ディスペンサー、充電式 CD 4–A22
製品世代 01
製造番号
1.5 適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言し
ます。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
2 安全
2.1 安全上の注意
2.1.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事 本電動工具に付属のすべての安全上の注意、示事項、および製品仕様をお読みくだ
い。以下の指示を守らないと、感電、火災および/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用語「電動工具」とは、お手持ちの電動ツール(電源コード使用)またはバッテリ
ツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安
作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてくださいちらかった暗い場所での作業は事故の原因となり
ます。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、スおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでく
ださい。電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
動工具の使用子供や無関係を作業場へ近づけないください業中に気そらされると
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
電気に関する安全注意事項
電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。プラグは絶対に変更し
ないでください。護接地した電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。オリジナ
ルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
パイプ、ラジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
電動工具を雨や湿気から保護してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
電動工具を持ち運んだり、り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を
ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。電源コードを火気、オイル鋭利な刃物、
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可動部等に触れる場所に置かないでください。電源コードが損傷したり絡まったりしていると、感電の
危険が大きくなります。
屋外工事の場合には、必ず屋外専用の延長コードを使用してください。外専用の延長コードを使用す
ると、感電の危険が小さくなります。
湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。漏電遮断器を
使用すると、感電の危険が小さくなります。
作業者に関する安全
電動工具を使用の際には油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。疲れてい
る場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。負傷の危険を低減するために、電動工具の使
用状況に応じた粉じんマスク、滑性の安全靴、ルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してくだ
さい。
電動工具の意図しない始動を防止して下さい。電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前
や本体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。オン
/オフスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、源に接続したり
すると、事故の原因となる恐れがあります。
電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。調節キーやレンチが
本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
作業に適した作業着を着用してください。だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。髪、衣服、
手袋を本体の可動部に近づけないでください。ぶだぶの衣服、身具、長い髪が可動部に巻き込ま
る恐れがあります。
吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続使用されていることを確認
してください。吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
電動工具の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、電動工具に関する安全規則を無
視しないでください不注意な取扱いは、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
電動工具の使用および取扱い
無理のある使用を避けてください。作業用途に適した電動工具を使用してください。適切な電動工具の
使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。イッチで始動および停止操作
のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜き、
および/または脱着式のバッテリーを取り外してください。この安全処置により、動工具の意図しな
い始動を防止することができます。
電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。電動工具に関す
る知識のない方、説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください。経験者による電
動工具の使用は危険です。
電動工具とアクセサリーは慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動している
か、電動工具の運転に影響を及ぼす各部分が破損・傷していないかを確認してください電動工具を
ご使用になる前に、損傷部分の修理を依頼してください。事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の
使用が原因となっています。
先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってくださいお手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、スムーズになります。
電動工具アクセサリー先端工具などはそれらの説明書に記載されている指示に従って使用してく
ださい。その際は作業環境および用途についてもご注意ください指定された用途以外に電動工具
使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
リップとグリップ面は乾燥した清潔な状態に保ち、イルやグリスの付着がないようにしてくだ
い。グリップやグリップ面が滑りやすい状態になっていると、予期していない状況が発生した際に電動
工具を安全に使用/制御できません。
バッテリー工具の使用および取扱い
ッテリーを充電する場合はずメーカー推奨の充電器を使用してださい。定タイプのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、火災の恐れがあります。
電動工具には、必ず指定されたバッテリーを使用してください。指定以外のバッテリーを使用すると、
負傷や火災の恐れがあります。
使用されていないバッテリーの近くに、事務用クリップ、硬貨、キー、釘、ネジ、その他の小さな金属
を置かないでください。電気接点の短絡が起こることがあります。バッテリーの電気接点間が短絡する
と、火傷や火災が発生する危険があります。
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正しく使用しないと、液漏れが発生することがあります。その場合、漏れた液には触れないでください
もしも触れてしまった場合は、で洗い流してください。バッテリー液が眼に入った場合は、水で洗い
流してから医師の診察を受けてください。流出したバッテリー液により、皮膚が刺激を受けたり火傷を
負う恐れがあります
損傷したあるいは変更が加えられたバッテリーは使用しないでください。損傷したあるいは変更が加え
られたバッテリーは予測不可能な挙動により爆発あるいは負傷事故を発生させる危険があります。
ッテリーは火気あるいは高温に曝さないでください火気あるいは 130 °C265 °F)超える高
は、爆発の原因となることがあります。
充電に関するすべての指示事項に従い、バッテリーあるいはバッテリー工具は、決して取扱説明書に記
載された温度範囲外で充電しないでください。しくない充電あるいは許容温度範囲外での充電によ
り、バッテリーが破壊され火災が発生する危険があります。
サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また必ず純正部品を使用してく
ださい。これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
傷したバッテリーは決して手入や保守を行わないでください。ッテリーの保作業はすべて
メーカーあるいは権限のあるお客様サービスセンターが行うものとします。
2.1.2 基本的な安全上の注意
この取扱説明書の各項に記された安全注意事項の外に、下記事項を必ず守ってください
作業者に関する安全
本体は決して加工や改造を加えないでください。
用途に合った工具をご使用ください。本体を本来の目的以外には使用しないでください。必ず指示にし
たがい、技術的に問題のない状態で使用してください。
本体を使用の際には、断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。十分に集中で
きない時は本体を使用しないでください。
事故を防止するため、必ずHilti 純正の、あるいはそれと同等の品質のアクセサリーとスペアパーツを使
用してください。
アイシールドを着用し、ゆっくりとした速度で注入を開始してください。
樹脂の注入は、必ず作業領域に到着してから行ってください。
取扱説明書に記述されている使用、手入れと保守に関する事項に留意してご使用ください。
本体の先端部を、決して自分や周囲の人に向けないでください。
グリップ表面は乾燥させ、清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
決して本体を放置しないでください。
部品が損傷していたり、装置が正しく作動しない場合は、本体を使用しないでください。Hilti サービス
センターに本体の修理を依頼してください
ランプ(LED)を直接のぞき込んだり、LED で他の人の顔を照射したりしないでください眼がくらむ
恐れがあります。
作業場の安全確保
作業場の採光に十分配慮してください。
作業場の整理整頓に心がけてください。事故の原因となり得る危険物は作業区域から取り除いておいて
ください。
滑り止めのついた履き物を着用してください。
本体が落下してご自身あるいは他の方が負傷する恐れがあります。吊り下げフックが正しく取り付けら
れていることを確認してください。
使用中は作業者および現場で直近に居合わせる人々は適切な保護メガネおよび保護ヘルメット、耳栓
および保護手袋を着用してください。
作業領域には子供および関係者以外の人を立ち入らせないでください。
作業中は不安定な姿勢はとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。
周囲状況を考慮してください。火災や爆発の恐れがあるような状況では、本体を使用しないでください
2.1.3 バッテリーの慎重な取扱いおよび使
LiIon バッテリーの搬送、保管、作動については特別規定を守ってください。
バッテリーは高温、直射日光および火気を避けて保管してください。
バッテリーを分解したり、挟んだり、80 °C 以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
衝撃を受けたことのあるバッテリー、1 m を超える高さから落下したことのあるバッテリー、あるいは
その他の損傷を被っているバッテリーを使用あるいは充電しないでください。この場合には、必ず最寄
りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
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バッテリーが掴むことのできないほどに熱くなっている場合は、故障している可能性があります。製品
を監視可能な火気のない場所に可燃性の資材から十分に距離をとって置き、冷ましてください。この場
合には、必ず最寄りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
3 製品の説明
3.1 概要 1
@
接続スリーブ
;
吊り下げフックの固定用ネジ
=
吊り下げフック
%
速度調整つまみ
&
グリップ
(
バッ充電およイン
ター
)
追加能(充ータ
付きバッテリーリリースボタン
+
バッテリー
§
作業領域の照明用の LED
/
スイッチ
:
ピストンロッドのリリースボタン
カートリッジホルダ
$
短いピストンロッド
£
人間工学に基づき設計されたグリップ
|
人間工学に基づき設計されたグリップの固
用ネジ
¡
吊りックびグ用ソ
ヘッドレンチ
Q
フロントカバー
W
アルミニウムパイプ
E
ファイルパックを使用しての作業用のピス
ンアタッチメント
R
長いピストンロッド
3.2 本体標準セット構成
ディスペンサー、吊り下げフック一式、取扱説明書。
その他の本製品用に許可されたシステム製品については弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせい
ただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
3.3 正しい使用
CD 4-A22 充電式ディスペンサーは、容量 600 ml までのフォイルパック、および内容量 300 ml あるいは
310 ml のカートリッジ用です。
本製品は、プラスチックまたはアルミニウムカートリッジホルダーとともに使用することができます
本製品には、必ずピストンロッドが同梱されているHilti プラスチックカートリッジホルダーセットを使
用してください:カートリッジを使用しての作業の場合。
本製品には、必ずピストンロッドが同梱されているHilti アルミニウムカートリッジホルダーセットを使
用してください:フォイルパックを使用しての作業の場合。
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本製品には、必ずHilti B22 シリーズの LiIon バッテリーを使用してください。
これらのバッテリーには、必ずHilti C4/36 シリーズの充電器を使用してください。
3.4 Li-Ion バッテリーのインジケーター
Li-Ion バッテリーの充電状態および本体の不具合は、Li-Ion バッテリーのインジケーターにより表示されま
す。Li-Ion バッテリーの充電状態は、2 つのバッテリーリリースボタンのいずれかを押すと表示されます。
状態 意味
4 個の LED が点灯。 充電状態:75 %...100 %
3 個の LED が点灯。 充電状態:50 %...75 %
2 個の LED が点灯。 充電状態:25 %...50 %
1 個の LED が点灯。 充電状態:10 %...25 %
1 個の LED が点滅。 充電状態:< 10 %
1 個の LED が点滅、本体は作動可能状態にない バッテリーが過熱あるいは完全に放電している。
4 個の LED が点滅、本体は作動可能状態にない 本体の過負荷あるいは過熱。
コントロールスイッチの操作中、およびこのスイッチから指を放してから 5 が経過するまでの
は、充電状態を確認することはできません。
バッテリーのインジケーターの LED が点滅している場合は、「故障時のヒント」の章の注意事項を確
認してください。
4 製品仕様
CD 4A22
アルミニウムパイプ重量(EPTA プロシージャ 01 に準拠)
3.6 kg
カートリッジホルダー重量(EPTA プロシージャ 01 に準拠)
3.2 kg
速度調整
1 mm/s 10 mm/s
4.1 バッテリー
バッテリー作動電圧
21.6 V
作動時の周囲温度
−17 60
保管温度
−20 40
充電開始時のバッテリー温度
−10 45
4.2 騒音および振動値について(EN 62841 準拠)
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測
定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、
異なる先端工具を取り付けて使用したり手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異な
ることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際に
は使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著し
く低くなる可能性があります。
作業者を騒音および/または振動による作用から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例:
電動工具および先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、作業手順の編成)
騒音について
CD 4A22
サウンドパワーレベ LWA
79.7 dB(A)
サウンドパワーレベルの不確実性 K
WA
3 dB(A)
排出サウンドプレッシャーレベル LpA
68.7 dB(A)
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 KpA
3 dB(A)
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振動について
CD 4A22
振動値 ah,D
0.07 m/s²
(0.23 ft/s²)
振動値に対する不確実性 K
0.01 m/s²
(0.03 ft/s²)
5 作業準備
5.1 作業準備
注意
負傷の危険 意図しない始動!
バッテリーを装着する前に、バッテリーを装着する製品のスイッチがオフになっていることを確認して
ください。
本体の設定、またはアクセサリーの交換の前にバッテリーを取り外してください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.1.1 バッテリーを充電する
1. 充電の前に充電器の取扱説明書をお読みください。
2. バッテリーと充電器の電気接点は汚れがなく、乾燥していることを確認してください。
3. バッテリーは許可された充電器で充電してください。
5.1.2 バッテリーを装着する
注意
負傷の危険 短絡あるいはバッテリーの落下!
バッテリーを装着する前に、バッテリーの電気接点と製品の電気接点に異物がないことを確認してくだ
さい。
バッテリーが正しくロックされていることを常に確認してください。
1. はじめてお使いになる前にはバッテリーをフル充電してください。
2. ロックの音が聞こえるまでバッテリーを本体ホルダーに装着します。
3. バッテリーがしっかりと装着されていることを確認してください。
5.1.3 バッテリーを取り外す
1. バッテリーのリリースボタンを押します。
2. 本体からバッテリーを抜き取ります
5.2 吊り下げフックを取り付ける(アクセサリー) 6
吊り下げフックを取り付けます
5.3 カートリッジ用カートリッジホルダーの事前取付け 2
1. リリースボタンを押し続けます。
2. 適切な(短い)ピストンロッドを、かみ合わせ部が下になるようにして本体へとガイドします。
3. グリップをピストンロッドの後方に取り付け、ネジで固定します。
4. カートリッジホルダーを回して接続スリーブに合わせます。
5.4 フォイルパックおよびカートリッジ用アルミニウムパイプの事前取付け 3
1. リリースボタンを押し続けます。
2. 適切な(長い)ピストンロッドを、かみ合わせ部が下になるようにして本体へとガイドします。
3. グリップをピストンロッドの後方に取り付け、ネジで固定します。
フォイルパック用ピストンアタッチメントがピストンロッドに取り付けられていることを確認し
ます。
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4. カートリッジホルダーを回して接続スリーブに合わせます。
アルミニウムパイプを取り付けたカートリッジを使用しての作業では、フォイルパック用ピスト
ンアタッチメントを必ず取り外す必要があります、そうしないとカートリッジが損傷してしまい
ます。
5.5 カートリッジを装填する 4
1. リリースボタンを押します。
2. ピストンロッドをストップ位置まで引き戻します。
3. カッターナイフを使用してカートリッジを開きます。
4. 同梱されているノズルを取り付けます。
5. 底面をピストンへと向けてカートリッジをカートリッジホルダーに挿入し、カートリッジの前方部分が
ロックするまでカートリッジホルダーを下方へ傾けます。
6. ピストンロッドを手で前方へとスライドさせ、カートリッジの正しい装填を確実なものにしてください。
5.6 フォイルパックを装填する 5
1. リリースボタンを押します。
フォイルパックを使用しての作業用のピストンアタッチメントがピストンロッドに取り付けられ
ていることを確認してください。
2. ピストンロッドをストップ位置まで引き戻します。
3. ネジを緩めてフロントカバーを取り外します。
4. 適切な工具を使用してフォイルパックを開き、フォイルパックを装填します。
5. フォイルパックに同梱されているカバーとノズルを取り付けます。
6. ネジを締めてフロントカバーを再び取り付けます。
抵抗が感じられるようになるまでピストンロッドを前方へ押すことをお勧めします。これにより
ピストンがカートリッジに確実に接触し、迅速にディスペンサーを使用できるようになります。
6 作業
6.1 すべての安全上の注意と取扱説明書の指示を守ってください。
警告
化学物質による危険 誤った使用方法は負傷の原因となります
ご使用になる前に、製品の安全データシート、梱包に記載された注意事項およびフォイルパックの取扱
説明書をご覧ください。
6.2 樹脂を吐出させる
1. スイッチを押します。
2. 樹脂を吐出させます。
速度調整つまみにより、樹脂の吐出速度を調整することができます
6.3 カートリッジを取り外す
1. リリースボタンを押します。
2. ピストンロッドをストップ位置まで引き戻します。
3. カートリッジの前部を持ち上げ、カートリッジホルダーから引き抜きます。
6.4 フォイルパックを取り外す
1. ネジを緩めてフロントカバーを取り外します。
2. ノズルをフォイルパックとともに取り外します。
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7 本製品の手入れと保守
7.1 手入れと保守
警告
バッテリーを装着した状態における負傷の危険
手入れや保守作業の前に必ずバッテリーを取り外してください!
本体の手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
Li-Ion バッテリーの手入
バッテリーは清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
湿気が入り込まないようにしてください
保守
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちにHilti サービスセ
ンターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせ
いただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
8 バッテリー装置の搬送および保管
搬送
注意
搬送時の予期しない始動
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で搬送してください!
バッテリーを取り外します。
バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。
本体とバッテリーを長距離にわたって搬送した後には使用の前に損傷がないかチェックしてください。
保管上の注意事項
注意
故障したあるいは液漏れしたバッテリーによる予期しない損傷
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で保管してください!
本体とバッテリーは、できるだけ涼しくて乾燥した場所に保管してください。
バッテリーを太陽の直射下、ラジエーターの上、窓際等で保管しないでください。
本体とバッテリーは、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
本体とバッテリーを長期間にわたって保管した後には使用の前に損傷がないかチェックしてください。
9 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
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10 ディスペンサーは作動不能状態
故障 考えられる原因 解決策
LED 表示がない。 バッテリーが完全に装着されて
ない。
バッテリーをカチッ」と音
するまでロックしてください。
バッテリーが放電している。 バッテリーを交換し、空のバッ
テリーを充電してください。
バッテリーの温度が高すぎる、また
は低すぎる。
バッテリーを推奨運転温度まで
冷やしてください/暖めてくだ
さい。
1 個の LED が点滅。 バッテリーが放電している。 バッテリーを交換し、空のバッ
テリーを充電してください。
バッテリーの温度が高すぎる、また
は低すぎる。
バッテリーを推奨運転温度まで
冷やしてください/暖めてくだ
さい。
4 個の LED が点滅。 製品の短時間の過負荷。 コントロら指
を放し、改めてコントロールス
イッチを操作してください。
過熱保護機構が作動した。 製品を冷まし、通気溝を清掃し
てください。
11 廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されな
ければなりません。多くの国でHilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細について
は弊社営業担当またHilti 代理店・販売店にお尋ねください。
電動工具、電子機器およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません
12 RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン)
下記のリンクより、有害物質を記載した表を確認できます:qr.hilti.com/r9615601。
本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。
13 メーカー保証
保証条件に関するご質問は、最寄りのHilti 代理店・販売店までお問い合わせください。
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