Dell OpenManage Software 5.3 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell OpenManage Systems Management Softwareなどのインストールに関するクイックガイドの内容を理解しています。このドキュメントに記載されている製品や機能について、ご質問があればお気軽にお尋ねください。 例えば、各ソフトウェアの機能や互換性のあるオペレーティングシステムなど、詳しく説明できます。
  • Dell Systems Build and Update Utility CDは何に使用しますか?
    Dell OpenManage Server Administratorの機能は?
    Remote Access Controller (RAC)とは何ですか?
    IT Assistantの役割は?
    このガイドで説明されているソフトウェアは、どのようなオペレーティングシステムをサポートしていますか?
Dell™ OpenManage™ ソフトウェア クイックインストールガイド
Dell システムを最大限に活用する
Dell OpenManage Systems Management Software
キット
CD の内容
サブスクリプションサービスキットの内容
Systems Management Software の概要
Dell Systems Build and Update Utility を使ってオペ
レーティングシステムをインストールする
管理下システムへの Systems
Management Software のインストール
管理ステーションへの Systems
Management Software のインストール
ドライバおよびユーティリティのアップ
デート
セキュリティパッチとホットフィックス
テクニカルサポートのご利用について
Dell OpenManage Software クイックインストールガイド』は、 CD(英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、簡体字中
国語版)でご利用いただけます。
Dell Systems Build and Update Utility CD
Dell Systems Console and Agent CD
Dell Systems Service and Diagnostics Tools CD
Dell Systems Documentation CD
Dell システムを最大限に活用する
システムをすぐに起動するには、付属の CD をお使いください。一貫性と信頼性のある結果が得られ、問題のない運用が実現できます。こ
CD は次の機能を提供しています。
効率的なオペレーティングシステムのインストール - わかりやすい手順の説明に従うことで、Microsoft® Windows®Red
Hat® Enterprise Linux® 、および SUSE® Linux Enterprise Server オペレーティングシステムのインストール時間が短縮さ
れます。
セットアップと設定 - Dell™ システムとソフトウェアのセットアップと設定に必要なツールを提供します。これらのツールは、デ
ル提供の RAID コントローラとネットワークアダプタを自動検出して設定します。
ユーティリティ、ドライバ、診断 - Dell ソフトウェアのドライバと診断ディスケットの作成や表示ができます。
Systems Management - Dell OpenManage™ ソフトウェアアプリケーションをインストールして、システムの信頼性と可用
性を最大化します。これらのアプリケーションは、システムをリモートでモニタ、診断、アップデートするために必要なツールを提
供します。
マニュアル - 使用可能なシステム、Systems Management SoftwareRAID コントローラ、周辺機器などのマニュアルに、対応
言語で簡単にアクセスできます。
注: Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行しているシステ
ムでマニュアルを表示するには、『Dell Systems Documentation CD』の該当言語ディレクトリから index.htm を起動
してください。
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Dell OpenManage Systems Management Software キット
Dell OpenManage Systems Management Software キットには CD 4 枚含まれています。CD の内容は以下に説明します。
CD の内容
Systems Management Software キットには以下の CD があります。
Dell Systems Build and Update Utility CD』は、Dell システムを設定して導入し、オペレーティングシステムをインストール
するために必要なツールを提供するブータブル CD です。
Dell Systems Console and Agent CD』には、Dell OpenManage Server Administrator など Systems Management
Software 製品が入っています。また、Dell OpenManage IT AssistantDell Remote Access Controller ツール、ベースボー
ド管理コントローラ Management Utility ConsoleBMC ユーティリティ)、Active Directory スナップインユーティリティな
ど、最新の Dell Systems Management Console 製品もすべて含まれています。
Dell Systems Service and Diagnostics Tools CD』には、システムの設定に必要なツールと最新の診断および Dell 用に最適
化されたドライバが入っています。
Dell Systems Documentation CD』には、システム、Systems Management Software 製品、周辺機器、RAID コントロー
ラの最新マニュアルが入っています。
サブスクリプションサービスキットの内容
Dell OpenManage Systems Management Software キットは、サブスクリプションサービスキットとして入手していただけます。サブ
スクリプションサービスキットには、Dell Systems Management Software キットが DVD 形式で含まれています。サブスクリプション
サービスキットには、『Dell Server Updates DVD』も含まれています。『Dell Service Updates DVD』は、サブスクリプションサー
ビスキットにのみ含まれており、Dell OpenManage Server Update UtilitySUU)および Dell Update PackagesDUP)用ソフト
ウェアの最新バージョンが入っています。
Dell Systems Documentation CD』以外のすべての CD DVD には、最新の製品情報を記載した readme ファイルが含まれていま
す。
システムアクセサリボックスの内容を、システムに添付されている梱包内容明細書または請求書と照らし合わせてください。コンポーネン
トに不足や損傷があった場合は、請求書の日付から 30 日以内にデルまでお電話いただくと無償で交換いたします。詳細は、「テクニカル
サポートのご利用について」を参照してください。
Systems Management Software の概要
Dell OpenManage Systems Management ソフトウェアは、Dell システム向けアプリケーションプログラムのスイートです。このソフ
トウェアを使用すると、予防的監視、通知、リモートアクセスなどの機能を使ってシステムを管理できます。
Dell OpenManage ソフトウェア製品を使って管理する対象となる各システムは、「管理下システム」と呼ばれます。管理下システム 用ア
プリケーションには、Server Administrator Remote Access ControllerRAC)ソフトウェアがあります。
「管理ステーション 」を使うと、中央から 1 台または複数台の 「管理下システム 」をリモートで管理できます。
注: Dell OpenManage Management Station SoftwareArray Manager コンソールをインストール済み)が検出された場
合、Dell OpenManage Array Manager Console(管理ステーション用)は、Windows でのみ使用可能です。アップグレード用
にのみ使用できます。
1-1 Dell OpenManage スイート製品について説明します。
1-1. Dell OpenManage Systems Management Software アプリケーション
機能 ソフトウェア製品
CD
説明
サーバーのセッ
トアップとオペ
テーティングシ
ステムのインス
トール
Dell Systems Build and Update
Utility
Dell
Systems
Build and
Update
Utility CD
このユーティリティは次の機能を提供します。
RAID コントローラとネットワークインタ
フェースを含むシステム設定手順
WindowsRed Hat Enterprise
LinuxSUSE Linux Enterprise Server
オペレーティングシステムのインストールサ
ポート
Dell システム用の Dell 最適化デバイスドラ
イバ
ローカルシステ
ムの管理
RAID の設定
および管理を含
Server Administrator
Dell
Systems
Console and
Agent CD
個々の Dell システムを一貫した方法で総合的にモ
ニタ、設定、管理する Dell システム用の管理ソ
リューションです。
む)
Server Administrator は次の機能を提供していま
す。
セキュリティ管理
コマンドラインインタフェース(CLI
広範囲のログ収集
ホストベース RAID サブシステムの設定と
状態のレビューとレポート
ユーザーインタフェースに表示されたエラー
とパフォーマンス詳細情報への迅速なアクセ
ローカルシステムのリモート管理をローカル
で管理およびサポート
システムにローカルに取り付けられた RAID
および RAID ディスクストレージの設定
機能の強化
統合グラフィカル表示によるストレージ管理
情報
監視下システムに接続しているローカルおよ
びリモートのストレージの状態
SASSCSISATAATA のサポート
(ファイバチャネルを除く)
コントローラ BIOS ユーティリティを使用
せずに 1 つのグラフィカルインタフェース
または CLI によって、対応するすべての
RAID / RAID のコントローラとエンク
ロージャに向けて コントローラとエンク
ロージャの機能を実行する機能
データ冗長性の設定、ホットスペアの割り当
て、故障したドライブの再構成によって
データを保護する機能
ローカルおよび
リモートのシス
テム管理
RAC
iDRACDRAC 5DRAC 4DRAC
IIIDRAC III/XT
DRAC/MCERAERA/OERA/MC
Dell
Systems
Console and
Agent CD
これらのハードウェアおよびソフトウェア ソリュー
ションは、次の機能を実行します。
Dell システム全体の可用性を向上させる
作動不能システムにリモートアクセスを提供
して、ローカルコンソールの完全制御を可能
にする
監視下システムのリモート管理(BIOS 設定、
シャットダウン、起動、RAC セキュリティを含
む)
状態と報告
IT Assistant
Dell
Systems
Console and
Agent CD
Systems Management Console プログラム。通
1 台の管理ステーションにインストールされ、す
べての管理下システムの情報の収集や一覧表示を行
います。IT Assistant は次の機能を実行します。
ディスク、メモリ、電圧、ファン、温度状態
のイベントを、電子メール、コンソール警告
などでシステム管理者に通知するエラー監視
機能
サービスタグ番号、所有コスト情
報、BIOS、マイクロプロセッサ、メモリの
詳細などのインベントリと資産の報告
Server AdministratorRemote Access
コンソール、Dell PowerConnect™ スイッ
チコンソール、デジタル KVM コンソール、
プリンタコンソールなどのツールをデバイス
の必要に応じて起動する機能
リモート管理 RAC ユーティリティ
Dell
Systems
Console and
このソフトウェアソリューションは、次の機能を実
行します。
Agent CD
総括的な Dell システムの可用性を向上させ
作動不能システムにリモートアクセスを提供
して、ローカルコンソールの完全制御を可能
にする
監視下システムのリモート管理(BIOS
定、シャットダウン、起動、RAC セキュリ
ティを含む)
BMC 管理ユーティリティ
Dell
Systems
Console and
Agent CD
IPMI プロトコルを使って、ベースボード管理コン
トローラ(BMC)搭載コンピュータのリモート管理
と設定を行うユーティリティ。
Dell 専用
Microsoft
Active
Directory®
ブジェクトの管
Active Directory スナップインユーティ
リティ
Dell
Systems
Console and
Agent CD
Microsoft Active Directory に拡張スナップインを
提供。これによって Dell 専用 Active Directory
ブジェクトの管理が可能になります。Dell 専用のス
キーマクラス定義およびそのインストールも、この
CD に含まれています。
Dell 専用のスキーマクラスが Active Directory
キーマに追加されているときにこのオプションを使
用できます。
システムをアッ
プデートするた
めのドライバの
識別とインス
トール
システムソフトウェア抽出ユーティリ
ティ
Dell
Systems
Service and
Diagnostics
Tools CD
最新の Dell 最適化ドライバ、ユーティリティ、オ
ペレーティングシステムベースの診断を提供しま
す。
Dell システムの
正常性を診断し
ます。
Dell オンライン診断
Dell
Systems
Service and
Diagnostics
Tools CD
Dell システムの正常性を監視、診断するオペレー
ティングシステムベースの診断を実行します。
ソフトウェア
アップデート
SUU および DUP
Dell Server
Updates
DVD』この
DVD はサブス
クリプション
サービスキッ
トでのみ配布
されます。
SUU および DUP を介してシステムの最新バージョ
ンのドライバ、ファームウェア、ソフトウェアを提
供します。
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Dell Systems Build and Update Utility を使ってオペレーティングシステムをイ
ンストールする
オペレーティングシステムがインストール済みかどうかの確認は次の手順で行います。
111 キーボード、マウス、モニタの接続を確認してから、シ ステムの電源を入れます。
111 ソフトウェア使用許諾契約書を読み、その内容を承諾し て処理を継続します。
ブータブルドライブがない、またはオペレーティングシステムが見つからない旨のメッセージが表示された場合、そのシステムには
オペレーティングシステムがインストールされていません。『オペレーティングシステム CD』を用意して、次の手順に進みます。
オペレーティングシステムがインストール済みの場合、この処理を続ける必要はありません。システムに同梱のオペレーティングシ
ステム インストールマニュアル を見つけて、それに従ってインストール作業を実行します。
次の手順でシステムにオペレーティングシステムをインストールします。
111 Dell Systems Build and Update Utility CD』を挿入して、 システムを再起動します。
システムの起動中には以下のオプションが利用可能です。
Dell Systems Build and Update Utility
CDから起動します。
最適メディア(CD/DVD)チェック
CD が正しく作成されており、内容が正しいことを確認します。
最適メディア(CD/DVD)の起動をスキップして、 ハードドライブから起動する
ハードドライブから起動して、オペレーティングシステムがインストールされているか調べます。オペレーティングシステ
ムがインストールされていない場合は、CD から起動します。
注: 10 秒以内にオプションを選択しないと、自動的に CD から起動します。
DTK コマンドラインインタフェース(Linux
Dell OpenManage Deployment Toolkit のコマンドラインインタフェースを起動します。
注: このオプションは Linux システムでのみ使用可能です。
111 Systems Software Manager のメインページで サーバー OS のインストール を選択します。
111 表示される手順に従って、ハードウェアの設定とオペ レーティングシステムのインストールを行います。
RAID のインストールの詳細については、『Dell System Documentation CD』の「RAID 入門」を参照してください。
注: Dell Systems Build and Update Utility を使って対応オペレーティングシステムをインストールするとき、Dell Systems
Build and Update Utility は自動的に該当する Systems Management Software インストールファイルをシステムのハードドラ
イブにコピーして、 Server Administrator のインストール Server Administrator インストールファイルの削除 アイコ
ンをデスクトップに置きます。これらのアイコンは、Windows 2000, Windows 2003Red Hat Enterprise Linux オペレー
ティングシステムでのみ表示されます。これらのアイコンは、Windows Server® 2008 SUSE Linux Enterprise Server オペ
レーティングシステムでは使用できません。
注: Server Administrator のインストール アイコンを使うと、インストール CD なしで Server Administrator をインストー
ルできます。対応する Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、このアイコンをクリックすると、標準の
インストールインタフェースが表示されます。対応する Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server のオ
ペレーティングシステムを実行しているシステムで、このアイコンをクリックすると、Server Administrator のカスタムインス
トールスクリプトが実行されます。Server Administrator をインストールしない場合は、Server Administrator インストール
ファイルの削除 アイコンをクリックすると、インストールファイルを削除できます。確認のダイアログで続行することを選択する
と、アイコンを含め、Server Administrator のすべてのファイルが削除されます。これらのアイコンは、Windows Server 2008
SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは使用できません。
注: Windows オペレーティングシステムをインストールした後、4 GB を超える物理メモリを持つハードウェアの設定にはインス
トールしたすべてのメモリを完全に使用するための追加のステップが必要になる場合があります。物理アドレス拡張(PAE)の詳細
については、次を参照してください。
www.microsoft.com/windows2000/en/advanced/help/PAE_checklist.htm
www.microsoft.com/resources/documentation/windowsserv/2003/ enterprise/proddocs/en-us/paex86_2.asp
www.support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;283037
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管理下システムへの Systems Management Software のインストール
セットアッププログラムでは、標準セットアップ および カスタムセットアップ の両オプションが提供されます。標準セットアップ オプ
ション(推奨)では、システム管理に必要と検知されたソフトウェアコンポーネントがすべて自動的にインストールされます。カスタム
セットアップ オプションでは、インストールするソフトウェアコンポーネントを自由に選択できます。このマニュアルの手順は 標準セッ
トアップ オプションに基づいています。カスタムセットアップ の詳細については、『Dell OpenManage インストールとセキュリティ
ユーザーズガイド』を参照してください。
注意: Dell OpenManage Array Manager はサポートされなくなりました。Array Manager をインストールした状態でシステム
Dell OpenManage バージョン 4.3 以降をインストール済み)をアップグレードすると、アップグレード進行中に Array
Manager が削除されます。Server Administrator Storage Management Service を代わりに使用することができます。
注: カスタムインストールおよびその他の詳細については、『インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してくださ
い。Management Station Software Managed System Software は、同一または異なるディレクトリにインストールするこ
とができます。インストール先のディレクトリは選択可能です。
注: 現在対応しているシステムのリストについては、『Dell Systems Documentation CD』またはデルのサポートウェブサイト
support.dell.com にある最新の「Dell ソフトウェア対応マトリックス」を参照してください。
注: システムに Systems Management Software 4.2 またはそれ以前のバージョン(>=3.0)がインストールされている場
合、直接 5.3 バージョンにアップグレードできません。以前の設定を維持するためには、まず4.3 バージョンにアップグレードし
てから 5.3 バージョンにアップグレードして、最新のソフトウェアにアップデートします。バージョン 4.3 は、デルのサポート
ウェブサイト support.jp.dell.com で入手できます。
注: 管理下システムに Managed System Software をインストールする前に、オペレーティングシステムのメディアを使って
SNMP エージェントをインストールします。
対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Managed System Software のイン
ストール
111 管理下システムのコンポーネントをインストールするシ ステムに管理者権限でログオンます。対応 Windows オペ レーティングシ
ステムを実行しているシステムでなけれ ばなりません。
111 システムに対応ブラウザがインストールされていること を確認します。
111 RAID コントローラがインストールされているシステム にストレージ管理機能をインストールする場合は、 RAID コントローラ
用にデバイスドライバがインストー ルされていることを確認してください。
デバイスドライバは『Dell Systems Service and Diagnostics Tools CD』にあります。デバイスドライバを確認するに
は、Windows マイ コンピュータ を右クリックし、管理 を選択して デバイス マネージャ をクリックします。
111 Dell Systems Console and Agent CD』を CD ドライブに 挿入します。
自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリック
し、x:\setup.exe と入力します(x CD ドライブのドライブ文字)。
Dell OpenManage インストール オートランメニューが表示されます。
111 Dell OpenManage Server Administrator オプションを選択 して、 インストール をクリックします。
Dell OpenManage Server Administrator 必要条件状態画面が表示され、管理下システムの必要条件の検査を行います。該
当する情報、警告、エラーメッセージがあれば表示されます。エラー状態と警告状態をすべて解決します。
111 インストール、変更、修正、または Server Administrator の削除 ボタンをクリックします。
111 ようこそ 画面の 次へ をクリックします。
111 使用許諾契約に同意して 次へ をクリックします。
111 標準設定 を選択して 次へ をクリックします。
11
11 インストール をクリックして インストール プロセスを 続行します。
セットアッププログラムによって、ハードウェアにすべてのManaged System Software が自動的にインストールされます。
11
11 インストールが完了したら、終了 をクリックし、指示が 表示された場合はソフトウェアを使用する前にシステム を再起動してくだ
さい。
対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムまたは SUSE Linux Enterprise
Server オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール
111 管理下システムのコンポーネントをインストールするシ ステムに root としてログオンます。対応 Red Hat Enterprise Linux
たは SUSE Linux Enterprise Server オペ レーティングシステムを実行しているシステムでなけれ ばなりません。
111 Dell Systems Console and Agent CD』を CD ドライブに挿 入します。
111 必要であれば、mount コマンドまたは同等のコマンド を使ってCD を希望の場所にマウントします。
注: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、CD -noexec マウントオプションで自動的にマウン
トされます。このオプションでは、CD から実行ファイルを実行できません。手動で CD-ROM をマウントしてから、実行
ファイルを実行してください。
111 CD を使用する場合、マウント場所から srvadmin/linux/supportscripts ディレクトリに移動します。 次のように
srvadmin-install.sh スクリプトを実行します。
sh srvadmin-install.sh --express
または
sh srvadmin-install.sh -x
このスクリプトにより、システム構成に対応した標準ソフトウェアスイートがインストールされます。
注: RPM インストールの出力をログするには、上記の実行シェルスクリプトに 2>&1 | tee -a
/var/log/srvadmin.log を追加します。その結果、コマンドは sh srvadmin-install.sh 2>&1|tee -a
/var/log/srvadmin.log となります。
111 sh srvadmin-services.sh start コマンドで Server Administrator サービスを開始します。
VMware ESX Server Software での Dell OpenManage の使用
Dell OpenManage VMware® ESX Server™ ソフトウェアと一緒にインストールするには、特別の手順が必要になります。この特別
手順は Dell OpenManage のバージョンと ESX Server のバージョンによって異なり、サポートされるのは両バージョンの限られた組み
合わせに限ります。詳細は、www.dell.com/vmware のリソースセンターにある『システム 互換性ガイド』 と『VMware ESX
Server 導入ガイド』を参照してください。Dell OpenManage の対応バージョンをインストールする手順は、『ESX Server 導入ガイ
ド』を参照してください。
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管理ステーションへの Systems Management Software のインストール
標準インストールでは、IT AssistantDRAC ツール、BMC がインストールされます。ソフトウェアコンポーネントを選択してインス
トールする場合、または Active Directory スナップインユーティリティなどの機能をインストールする場合は、『インストールとセキュ
リティユーザーズガイド』の「カスタムインストール 」の項を参照してください。
管理ステーションアプリケーションを実行できる Dell システムと対応オペレーティングシステムの一覧は、 Dell Systems
Documentation CD』またはデルのサポートウェブサイト support.dell.com にある「Dell ソフトウェア対応マトリックス」を参照し
てください。
注: Management Station Software Managed System Software は、同一のディレクトリにも異なるディレクトリにもイン
ストールすることができます。インストール先のディレクトリは選択可能です。
注: Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムおよび SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムで
は、DRAC ツール および BMC 管理ユーティリティのみが対応しています。
Microsoft Windows オペレーティングシステムへの Management Station Software のインス
トール
注: IT Assistant は、Windows Server 2003 Standard Windows Server 2003 Enterprise Edition x64 エディション
には対応していません。
注: IT Assistant のインストールは、バージョン 4.3 以前の Systems Management Software を搭載したシステムではサポー
トされていません。システムに Systems Management Software 4.2 またはそれ以前のバージョン(>=3.0)がインストー
ルされている場合、直接 5.3 バージョンにアップグレードすることはできません。現在の設定を維持したままで最新のソフトウェ
アにアップデートするためには、まず 4.3 バージョンにアップグレードしてから 5.3 バージョンにアップグレードしてください。
バージョン 4.3 は、デルの サポートウェブサイト support.jp.dell.com で入手できます。
注: 対応するデータベースがシステムにない場合、IT Assistant 8.x 以降を新しくインストールしようとすると、Microsoft SQL
Server 2005 Express Edition をインストールするように指示されます。SQL Server 2005 Express Edition は、Management
Station Software をインストールする前に『Dell Systems Console and Agent CD』を使ってインストールできます。ただ
し、Microsoft SQL Server 2000 Desktop EngineMSDE 2000)または SQL Server 2000 システムにすでにインストールさ
れている場合は、IT Assistant はこれらのいずれかと連動します。IT Assistant 7.x から 8.x 以降にアップグレードする場合は、
既存の MSDE 2000 または SQL Server 2000 を使用することができます。詳細は、『IT Assistant ユーザーズガイド』を参照し
てください。
管理ステーションにアプリケーションをインストールするには、次の手順を実行してください。
111 Management Station Software アプリケーション をインス トールする先の Windows システムにシステム管理者の権 限でログ
オンします。
111 Dell Systems Console and Agent CD』を CD ドライブに 挿入します。
自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリック
し、x:\setup.exe と入力します(x CD ドライブのドライブ文字)。
Dell OpenManage インストール オートランメニューが表示されます。
111 Dell OpenManage Management Station オプションを選択 して、 インストール をクリックします。
Dell OpenManage Management Station 必要条件状態画面が表示されて、管理下システムの必要条件の検査を行います。該
当する情報、警告、エラーメッセージがあれば表示されます。エラー状態と警告状態をすべて解決します。
注: 対応するデータベースがない場合、必要条件チェッカーが SQL サーバー 2005 Express Edition をインストールする
リンクを提供します。 そのリンクをクリックしてデータベースをインストールします。データベースをインストールしない
で続行すると、IT Assistant はインストールされません。
111 インストール、変更、修正、または Management Station の削除 ボタンをクリックします。
Microsoft Windows インストーラが起動し、ようこそ 画面が表示されます。
111 次へ をクリックします。
使用許諾契約書 画面が表示されます。
111 同意する を選択して 次へ をクリックします。
セットアップの種類 画面が表示されます。
111 標準設定 を選択して 次へ をクリックします。
インストールの準備完了 画面が表示されます。
111 インストール をクリックして選択した機能を受け入れ、 インストールを開始します。
Dell OpenManage Management Station のインストール 画面が表示されます。メッセージが開き、インストールしている
ソフトウェアコンポーネントの状態と進行状況が表示されます。
選択したコンポーネントがインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが表示されます。
111 終了 をクリックして Dell OpenManage Management Station のインストールを終了します。
対応 Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムまたは SUSE Linux Enterprise
Server オペレーティングシステムへの Managed System Software のインストール
Management Station Software スイートの BMC 管理ユーティリティ(BMU)および RAC コンポーネントは、対応 Red Hat
Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行している管理ステーションで使用できます。
BMU を管理ステーションにインストールする場合、以下の手順でインストールプログラムを起動してください。
111 Management Station コンポーネントをインストールする システムに root としてログオンします。
111 必要であれば、mount または同等なコマンドを使って希 望する場所に『 Dell Systems Console and Agent CD をマ ウントし
てください。
注: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、CD -noexec マウントオプションで自動的にマウン
トされます。このオプションでは、CD から実行ファイルを起動できません。手動で CD-ROM をマウントし、実行ファイル
を起動してください。
111 マウント場所から managementstation/linux/bmc ディレクトリへナビゲートします。以下のオペレーティングシステム特
有の RPM コマンドを使用して BMC ソフトウェアをインストールします。
Red Hat Enterprise Linux を実行しているシステムの場合は、以下を使用します。
rpm -ivh osabmcutil*-RHEL-*.rpm
SUSE Linux Enterprise Server を実行しているシステムの場合は、以下を使用します。
rpm -ivh osabmcutil*-SUSE-*.rpm
ipmitool BMC 管理ユーティリティをインストールするには、お使いのオペレーティングシステムに対応する
ManagementStation/linux/bmc/ipmitool または SYSMGMT/ManagementStation/linux/bmc/ipmitool 下に
あるオペレーティングシステムサブディレクトリへナビゲートし、rpm -ivh *.rpm コマンドを実行します。
RAC Management Station コンポーネントをインストールする場合、以下の手順でインストールプログラムを起動してください。
111 Management Station コンポーネントをインストールする システムに root としてログオンします。
111 必要であれば、mount または同等なコマンドを使って希 望する場所に『 Dell Systems Console and Agent CD をマ ウントし
てください。
注: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、CD -noexec マウントオプションで自動的にマウン
トされます。このオプションでは、CD から実行ファイルを起動できません。手動で CD-ROM をマウントし、実行ファイル
を起動してください。
111 マウントした場所から managementstation/linux/rac ディ レクトリに移動し、rpm -ivh *.rpm コマンドを実行 しま
す。
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ドライバおよびユーティリティのアップデート
Dell Systems Service and Diagnostics Tools CD』には、システムのアップデートに使用するデバイスドライバとユーティリティが
含まれています。ドライバやユーティリティを使用するには、まずディスケットまたはシステムのハードドライブにコピーする必要があり
ます。
ドライバ、および Dell OpenManage アプリケーションなどの最新のアップデートは、デルのサポートウェブサイト support.dell.com
からダウンロードしてください。
注: Dell Systems Service and Diagnostics Tools CD』は Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムで
のみ実行できます。Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行してい
るシステム用のドライバを抽出するには、Windows を実行しているシステムで『Dell Systems Service and Diagnostic Tools
CD』を使用して、選択したファイルを最終的な送信先システムにコピーするか共有します。
111 Windows を実行しているシステムの CD ドライブに Dell Systems Service and Diagnostics Tools CD を挿入し ます。
自動的にセットアッププログラムが起動します。起動しない場合は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順にクリック
し、x:\setup.exe と入力します(x CD ドライブのドライブ文字)。
111 システムを選択し、ドライバ / ユーティリティのセット の選択 から、アップデートするファイルセットを選択し 続行 をクリッ
クします。
111 ドライバおよびユーティリティ のページから、デバイス 名のリンクをクリックしてアップデートするユーティリ ティまたはドライ
バのファイルを選択します。
ファイルを保存する場所を入力するように指示されます。ファイルは圧縮フォーマットで配布されています。ファームウェアファイ
ルの場合は通常、解凍用のディスケット が必要です。
111 ファイルを解凍します。
ドライバおよび Dell OpenManage アプリケーションバージョンの詳細については、『Dell OpenManage Server Administrator 互換性
ガイド』を参照してください。
Dell Server Updates DVD 』はサブスクリプションキットでのみ配布され、SUU DUP を通してお使いのシステムに該当する最新
バージョンのファームウェア、ドライバ、ソフトウェアを提供します。
111 Management Station Software アプリケーション をインス トールする先の Windows システムにシステム管理者の権 限でログ
オンします。
111 WindowsRed Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行してい るシ
ステムの DVD ドライブに『Dell Server Updates DVD』を挿入します。
111 SUU が自動的に起動します。自動的に起動しない場合 は、スタート ボタン、ファイル名を指定して実行 の順に クリックし、cmd
と入力して <Enter> を押してくださ い。コマンドプロンプトが表示されたら、ディレクトリ DVD ドライブのルートに変更し
ます。suu -g(グラ フィカルモード用)または suu -h(ヘルプオプション の表示用)を入力します。
注: Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、-g(グラフィ
カルモード)のオプションが使用できるのは X Window システムからのみです。
111 GUI の初期化に失敗した場合、OpenIPMI ドライバの最 新バージョンをインストールしてください。suu -g - installIPMI
を入力して、最新バージョンの OpenIPMI ドライバ をインストールします。
注: Server Administrator Server Administrator Instrumentation Service IPMI ベースの情報と機能を提供する
には、最小バージョンの OpenIPMI ドライバが必要です。必要な最小バージョンは、オペレーティングシステムによって異
なります。詳細は、『インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。
111 GUI でリポジトリとの比較を表示するには、左側にツ リー表示されたシステムのホスト名をクリックします。 SUU が、リポジト
リにあるコンポーネントのバージョン とシステムにあるバージョンを比較します。システム上 のコンポーネントバージョンが SUU
リポジトリにある最 新バージョンと同じ場合、緑色のチェックマークアイコ ンが表示されます。システム上のコンポーネントバー
ジョンが 古く、SUU を使ってアップグレード可能な場合、 緑色の上向き矢印アイコンが表示されます。アップデー ト可能なコン
ポーネントが見つかると、画面右上の アッ プデート ボタンが有効になります。
111 アップデート をクリックして、システム用にリストされ ているすべてのアップデートを適用します。適用する アップデートを個別
に選択することはできません。リス トにあるコンポーネントのアップデートを確認するダイ アログボックスが表示されます。はい
をクリックして継 続します。
111 SUU DUP でのアップデートが正しく行われたことを 知らせる アップデート成功 というウィンドウが表示さ れ、また再起動し
てアップデートを完了するように指示 するメッセージが表示されることがあります。
注: SUU アップデート をクリックすると、SUU はお使いのシステムに該当する DUP を選択して、自動的にインストー
ルします。
詳細については、『Dell OpenManage Server Update Utility ユーザーズガイド』を参照してください。
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セキュリティパッチとホットフィックス
インストール完了後すぐに、お使いのオペレーションシステム用の最新セキュリティパッチ、ホットフィックス、サービス、サポートパッ
クなどをダウンロードし、インストールすることをお勧めします。お使いのオペレーションシステム用のダウンロード
は、www.microsoft.comwww.redhat.com、または www.novell.com から入手できます。
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テクニカルサポートのご利用について
デルのテクニカルサポートにお問い合わせになる前に、デルのサポートウェブサイト support.jp.dell.com を参照してください。それ
以上のテクニカルサポートが必要な場合は、システムに付属の『ハードウェアオーナーズマニュアル』の「困ったときは」の項で、国や地
域別の電話、ファックス、インターネットでのデルへのお問い合わせ方法をご確認ください。
Antes de entrar em contato com a Dell para obter assistência técnica, consulte o site de suporte na Web:
support.dell.com. Você precisará do número da sua etiqueta de serviço para identificação de seu equipamento. Caso
necessite de suporte técnico adicional, é fornecida assistência técnica para hardware ao proprietário original do
equipamento. Esse serviço está disponível de segunda a sexta-feira, das 7 às 19:00h, em português. Telefone: 0800-90-
3355.
デルのエンタープライズトレーニングまたは資格プログラムについては、www.dell.com/training を参照してください。このサービス
は地域によっては提供されていない場合があります。
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このマニュアルに記載される内容は予告なしに変更される場合があります。
©2007 Dell Inc. All rights reserved.
Dell Inc. の書面による許可なしにはいかなる方法においても、このマニュアルの複写を禁じます。
このテキストで使用される商標: DellDELL ロゴ、OpenManagePowerEdge PowerVault、および PowerConnect Dell Inc. の商標です。Microsoft
Windows Windows Server および Active Directory Microsoft Corporation の登録商標です。Red Hat および Red Hat Enterprise Linux Red Hat,
Inc. の登録商標です。SUSE 米国およびその他の国の Novell Inc. の登録商標です。VMware VMware, Inc. の登録商標、および ESX Server VMware,
Inc. の商標です。
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るものではありません。
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