Fusion MS-RA670 インストールガイド

タイプ
インストールガイド

Fusion MS-RA670 は、あらゆるマリンアクティビティに最適なマリンエンターテインメントシステムです。防水設計で、厳しい海上環境にも耐えられます。Bluetooth、USB、AUX入力に対応しており、さまざまな音楽ソースから音楽を楽しめます。また、AM/FMラジオチューナーも内蔵しています。最大4つのスピーカーと1つのサブウーファーを接続することができ、迫力のあるサウンドが楽しめます。さらに、NMEA 2000ネットワークに対応しており、船舶の各種情報を表示することができます。

Fusion MS-RA670 は、あらゆるマリンアクティビティに最適なマリンエンターテインメントシステムです。防水設計で、厳しい海上環境にも耐えられます。Bluetooth、USB、AUX入力に対応しており、さまざまな音楽ソースから音楽を楽しめます。また、AM/FMラジオチューナーも内蔵しています。最大4つのスピーカーと1つのサブウーファーを接続することができ、迫力のあるサウンドが楽しめます。さらに、NMEA 2000ネットワークに対応しており、船舶の各種情報を表示することができます。

®
Apollo
MS-RA670 の取り付け手順
安全に関する警告と注意事項
警告
これらの警告および注意に従わない場合、怪我を負ったり、船舶
が破損したり、製品の性能が低下したりする可能性があります。
製品に関する警告およびその他の重要な情報については、製品パ
ッケージに同梱されている『安全性および製品に関する重要な情
報』ガイドを参照してください。
このデバイスは、次の手順に従って取り付ける必要があります。
本製品の取り付けを開始する前に、船体の電源を外してくださ
い。
本製品に電源を供給する前に、ガイドの指示に従って正しく接地
されていることを確認してください。
注意
目や耳の保護、または粉塵による被害等を防止するため、掘削や
切断、研磨作業等を行う際には、常に安全メガネや防音用の耳
栓、防塵マスクを着用してください。
注記
船舶の破損を防ぐため、ドリルで穴を開けたり、のこぎりで切断
したりする場合は、表面の反対側に何があるか常に確認してくだ
さい。
取り付け穴を開ける際にステレオをテンプレートとして使用し
ないでください。そのためにガラスディスプレイが損傷し、保証
が無効になる可能性があります。 取り付け穴を正しく開けるに
は、付属のテンプレートのみを使用する必要があります。
取り付けを開始する前に、必ずすべての取り付け手順をお読みく
ださい。 取り付け時に問題が発生した場合は、Fusion
®
製品サポ
ートにお問い合わせください。
箱の内容
取り付けガスケット
8 ゲージセルフタッピングねじ 4
スクリュカバー 2
電源およびスピーカー配線ハーネス
補助入力、ライン出力、およびサブウーファー出力配線ハー
ネス
2 m6 ft.NMEA 2000
®
のドロップケーブル
ダストカバー
必要な工具
プラスドライバー
電動ドリル
ドリルビット(サイズは使用する表面の材質やネジによって
異なります)
回転切断工具または糸のこ
シリコンベースの耐海水性のシーリング材(オプション)
取り付けに関する注意事項
ステレオは熱換気のために、背面周辺に通気性がある平らな
面に取り付ける必要があります。
水がかかる可能性のある場所にステレオを設置する場合は、
水平面から 45 度以内の角度で取り付ける必要があります。
水がかかる可能性のある場所にステレオを設置する場合は、
ステレオが損傷しないようにするために、ケーブルから水が
落ちるようにケーブルにドリップループを付ける必要があり
ます。
ステレオをボートの外側に取り付ける場合は、喫水線から十
分上で、水中に沈んだり、ドック、杭、その他の装備で損傷
を受けたりしない場所に取り付ける必要があります。
磁気コンパスとの干渉を避けるために、コンパスから 20 cm
7.87 in.)以上離してステレオを設置する必要があります。
ステレオの取り付け
注記
取り付け穴を開ける際にステレオをテンプレートとして使用し
ないでください。そのためにガラスディスプレイが損傷し、保証
が無効になる可能性があります。 取り付け穴を正しく開けるに
は、付属のテンプレートのみを使用する必要があります。
ステレオを取り付けるために穴を開ける場合は、十分に注意して
ください。 ケースと取り付け穴の間には、ほんのわずかの空間
しかなく、穴を大きく開けすぎると、取り付けた後でステレオが
安定しなくなる可能性があります。
ステレオを取り付け面に固定するときは、ネジにグリースや潤滑
剤を塗布しないでください。 グリースなどの潤滑剤は、ステレ
オのハウジングを損傷させるおそれがあります。
取り付け面の新しい場所にステレオを取り付ける前に、取り付け
に関する注意事項に従って場所を選択する必要があります。
1
取り付け面にテンプレートを合わせてみます。
2
テンプレート上の破線のコーナー内側に穴を開けます。
3
テンプレート上の破線の内側に沿って取り付け面 を切断
します。
4
ステレオの取り付け穴がテンプレートのパイロット穴と揃っ
ているか確認します。
5
取り付け面とネジの種類に適したサイズのドリルビットを使
用して、パイロット穴を開けます。
6
取り付け面からテンプレートを取り外します。
7
次の手順を実行します。
ステレオを乾燥した場所に取り付ける場合は、付属の取り
付けガスケット をステレオの背面に置きます。
水がかかる場所にステレオを取り付ける場合は、シリコン
ベースの耐海水性シーリング剤を切断部の周囲の取り付
け面に塗布します。
注記
取り付け面にシーリング材を塗布した場合は、付属の取り
付けガスケットを取り付けないでください。 シーラント
と取り付けガスケットを使用すると、耐水性が低下する可
能性があります。
8
設置後にステレオの背面にアクセスできなくなる場合には、
必要な配線を行ってください。
9
付属のねじ を使用して、ステレオを取り付け面に固定しま
す。
GUID-980DCA16-A168-4346-A761-1B2786A5DD83 v42021 1 月月
ステレオを取り付け面に固定するときは、ネジを手で締めて
締めすぎないようにしてください。
10
ネジカバーを所定の位置 にはめ込みます。
接続に関する注意事項
ステレオを正しく機能させるには、電源、スピーカー、入力ソー
スに接続する必要があります。 接続する前に、ステレオ、スピ
ーカー、入力ソース、オプションの NMEA 2000 ネットワーク、
オプションの Fusion PartyBus
デバイスまたはネットワークの
レイアウトを慎重に計画する必要があります。
ポート ID
アイテム 説明
ステレオをゾーン 3 の配線ハーネスに接続します。
ステレオを補助入力 1 と、ゾーン 1 および 2 のラインお
よびサブウーファー出力の配線ハーネスに接続します。
ステレオを電源およびスピーカーの配線ハーネスに接
続します。
FUSE デバイスの 15 A ヒューズが含まれています。
USB ステレオを USB ソースに接続します。
SXM TUNER 可能な場合には、ステレオを SiriusXM
®
接続チューナー
に接続して SiriusXM 放送局を受信します(別売)
可能な場合には、Fusion DAB モジュールに接続して、
DAB 放送局を受信します(別売)
DIGITAL
AUDIO IN
(OPTICAL)
ステレオをテレビや DVD プレーヤーなどの光学デジタ
ル音源に接続します。
ETHERNET ステレオを別の Fusion PartyBus ステレオ、ゾーンステ
レオ、またはネットワーク (Fusion PartyBus ネットワー
, 4 ページ)に接続します。
ANTENNA 標準的な AM/FM アンテナにステレオを接続します。
船体が金属製の船舶にステレオを設置する場合は、接地
従属アンテナを使用する必要があります。 船体が金属
製ではない船舶にステレオを設置する場合は、接地独立
アンテナを使用する必要があります。 詳細について
は、アンテナに付属のインストールガイドを参照してく
ださい。
NMEA 2000 ステレオを NMEA 2000 ネットワーク (NMEA 2000
ステム配線図, 4 ページ)に接続します。
配線ハーネケーブルおよびコネクタの識別
ケーブルまたは
RCA コネクタの
機能
裸線の色
または
RCA
ベル名
メモ
アース(- 15 A を供給できる DC 12 V 電源の負極端
子に接続します。黄色のケーブルを接続
する前に、このケーブルを接続する必要が
あります。 ステレオに接続されているす
べてのアクセサリーは、共通のアース位置
(電源を接続する, 3 ページ)を共有して
いる必要があります。
電源(+ 15 A を供給できる DC 12 V の電源の正極
端子に接続します。
イグニッション 個別に切り替え可能な DC 12 V 接続(イグ
ニッションバスなど)に接続して、ステレ
オのオン /オフを切り替えます。 切り替
え式 DC 12 V 接続を使用しない場合は、
(電源)ケーブルと同じソースに接続す
る必要があります。
アンプオン オプションの外付けアンプに接続して、
テレオの電源がオンになったときに電源
がオンになるようにします。
正しく動作させるには、接続済みアンプは
この信号ワイヤのステレオと同じアース
-)を使用する必要があります。
テレミュート アースに接続されている場合に作動しま
す。
たとえば、このケーブルを互換性のあるハ
ンズフリーモバイルキットに接続すると、
通話を受信すると音声がミュートになる
か、または入力が AUX に切り替わり、キ
ットがこのケーブルをアースに接続しま
す。 この機能は設定メニューから有効に
することができます。
輝度
スピーカーゾー
1 左(+
スピーカーゾー
1 左(-
白/黒
スピーカーゾー
1 右(+
グレイ
スピーカーゾー
1 右(-
グレー/
スピーカーゾー
2 左(+
スピーカーゾー
2 左(-
緑/黒
スピーカーゾー
2 右(+
スピーカーゾー
2 右(-
紫/黒
ゾーン 1 ライン
出力(左)
ゾーン 1 ライン
出力(右)
ゾーン 1 サブウ
ーファー出力
ZONE 1
ZONE 1
SUB
OUT
外部アンプに出力を提供し、ゾーン 1 の音
量調節に関連付けられます。
各サブウーファーケーブルは、パワーサブ
ウーファーまたはサブウーファーアンプ
に単一のモノ出力を提供します。
ゾーン 2 ライン
出力(左)
ゾーン 2 ライン
出力(右)
ゾーン 2 サブウ
ーファー出力
ZONE 2
ZONE 2
SUB
OUT
外部アンプに出力を提供し、ゾーン 2 の音
量調節に関連付けられます。
各サブウーファーケーブルは、パワーサブ
ウーファーまたはサブウーファーアンプ
に単一のモノ出力を提供します。
左補助入力
右補助入力
AUX IN CD MP3 プレーヤーなどの音源用に
RCA ステレオライン入力を提供します。
ゾーン 3 ライン
出力(左)
ゾーン 3 ライン
出力(右)
ゾーン 3 サブウ
ーファー出力
ZONE 3 外部アンプに出力を提供し、ゾーン 3 の音
量調節に関連付けられます。
各サブウーファーケーブルは、パワーサブ
ウーファーまたはサブウーファーアンプ
に単一のモノ出力を提供します。
2 Apollo MS-RA670 のインストールガイド
電源を接続する
ステレオを電源に接続する場合は、両方の電源ケーブルを接続す
る必要があります。 ステレオに十分な電力を供給するには、黄
色の電源ケーブルをバッテリーに接続する必要があります。
テレオのオン/オフ制御を有効にするには、イグニッションまた
は別の手動スイッチを介して赤色のイグニッションを接続する
必要があります。 この設置方法では、黄色のケーブルがトリク
ル電力消費(微小な電力消費)を維持してステレオの起動を最適
化するため、ベストなパフォーマンスが発揮されます。
注: 長期間船舶を保管する場合は、黄色のケーブルをブレーカ
ーなどのスイッチを介して接続してトリクル電流消費をなくし、
保管中のバッテリーが消耗しないようにすることを検討してく
ださい。
ステレオのオン/オフを切り替えるオプションがない場合、また
はイグニッションを使用してステレオのオン/オフを切り替え
たくない場合は、赤ケーブルと黄色のケーブルを電気パネルの同
じスイッチに接続できます。 この設置方法では、ステレオの起
動時間が少し長くなりますが、スイッチを使用してステレオの電
源をオフにしても、バッテリーから電力が消費されることはあり
ません。
15 A ヒューズまたは 15 A サーキットブレーカーを介して、電源
ケーブルをバッテリーに接続する必要があります。
黄色の電源および黒色のアース線を延長する必要がある場合は、
14 AWG2.08 mm
2
)のケーブルを使用します。 延長部が 1 m
3 ft)を超える場合は、12 AWG3.31 mm²)ケーブルを使用
します。
赤色のイグニッションケーブルを延長する必要がある場合は、22
AWG0.33 mm
2
)ケーブルを使用します。
1
黄色の電源ケーブル 赤のイグニッションケーブル
よび黒のアースケーブル をバッテリーに配線し、配線ハー
ネスをステレオに接続します。
すべての裸線の接続が確立されるまで、配線ハーネスをステ
レオに接続しないでください。
2
黒色のケーブルを負極(-)バッテリー端子に接続します。
3
赤色のケーブルをイグニッションまたは別の手動スイッチ
に配線する場合は、赤色のイグニッションケーブルをイグニ
ッションまたはスイッチに接続します。
4
赤色のケーブルを黄色のケーブルに接続し、可能な限りバッ
テリーの近くに 15A ヒューズ を取り付け、両方のケーブ
ルを正極(+)バッテリー端子に接続します。
注: ヒューズ付きスイッチを介して赤いケーブルを配線して
いる場合は、赤いケーブルを黄色のケーブルに接続したり、
追加のヒューズを赤いケーブルに追加したりする必要はあり
ません。
赤色と黄色のケーブルの両方を 15 A のサーキットブレーカ
ーを介して接続する場合は、ヒューズを追加する必要はあり
ません。
5
ワイヤハーネスをステレオに接続します。
スピーカーゾーン
1 つのエリアのスピーカーをグループ化して、スピーカーゾーン
にすることができます。 これにより、ゾーンの音声レベルを個
別に制御できます。 たとえば、キャビン内のオーディオの音量
を下げ、デッキの音量を上げることができます。
各ゾーンのチャンネルごとに最大 2 組のスピーカーを並列に接
続できます。 1 つのゾーンでは、オンボードアンプを使用して 4
台までのスピーカーをサポートできます。
ゾーン 1 2 はオンボードアンプから電力を供給されます。
ーン 3 は、ラインレベル出力としてのみ使用できます。 ゾーン
3 RCA ライン出力と RCA サブウーファー出力を使用するに
は、外付けアンプを接続する必要があります。
バランス、音量制限、トーン、サブウーファーレベル、サブウー
ファー周波数、および各ゾーンの名前を設定し、その他のゾーン
固有の設定(スピーカーゾーン設定(タイトルのみ))を設定で
きます。
シングルゾーンシステムの配線の例
スピーカー
防水接続
ライン出力を使用したスピーカーシステムの配線
この図は、ライン出力を使用して外付けアンプとサブウーファー
をステレオのゾーン 2 に接続したシステムの取り付けを示して
います。 アンプとサブウーファーは、ステレオで使用できるど
のゾーンにも(またはすべてのゾーンに)接続できます。
注: ゾーン 1 とゾーン 2 のライン出力を使用しているときに、
スピーカーを内蔵ステレオアンプのスピーカーワイヤに接続で
きます。ただし、音量を調整すると、内蔵アンプに接続されてい
るスピーカーとライン出力の両方に影響します。 これにより、
音量が不均一になることがあります。
ゾーン 1 スピーカー
防水接続
ゾーン 2 スピーカー
アンプオン信号配線
ゾーンライン出力に接続されている各アンプにこのケーブルを接続
する必要があります。
接続されたアンプは、この信号ワイヤが正しく機能するためにステ
レオと同じアース(-)を使用する必要があります。
ゾーン 2 ライン出力に接続されたパワーアンプ
ゾーン 2 ライン出力およびサブウーファー出力
各サブウーファーケーブルは、パワーサブウーファーまたはサブウ
ーファーアンプに単一のモノ出力を提供します。 これをアンプに
接続するには、RCA スプリッタを使用しなければならない場合があ
ります。
サブウーファー
Apollo MS-RA670 のインストールガイド 3
SiriusXM チューナーモジュールの接続
このデバイスは、SiriusXM SXV300 以降の車両チューナーモジ
ュールと互換性があります。
1
USB ソースをすでに接続している場合は、ステレオから取り
外します。
2
SiriusXM チューナーモジュールからステレオ背面の SXM
TUNER ポートにケーブルを接続します。
3
SiriusXM チューナーモジュールとアンテナに付属の指示に従
って SiriusXM の取り付けを完了します。
4
必要に応じて、USB ソースを再接続します。
5
ステレオの取り付けを完了します。
NMEA 2000 システム配線図
ステレオ
サポートされているチャートプロッター MFD または互換性のある
Fusion NMEA 2000 リモートコントロール
インラインスイッチ
NMEA 2000 電源ケーブル
ステレオから NMEA 2000 ドロップケーブル(最大 6 m20 ft
チャートプロッター MFD または互換性のある Fusion NMEA 2000
リモートコントロールからの NMEA 2000 ドロップケーブル
DC 916 V の電源
NMEA 2000 ターミネーターまたはバックボーンケーブル
NMEA 2000 T コネクタ
NMEA 2000 ターミネーターまたはバックボーンケーブル
オプションの有線
NRX
リモートコントロールの設定
注記
ステレオはデフォルトで NMEA 2000 ネットワークで動作する
ように設定されており、オプションの有線 NRX リモートコント
ロールが直接ステレオに接続されている場合にのみ、NRX 電源
オプションを有効にする必要があります。 ステレオが NMEA
2000 ネットワークに接続されているときにこのオプションを有
効にすると、NMEA 2000 ネットワーク上の他のデバイスが損傷
する可能性があります。
オプションの有線 NRX リモートコントロールを NMEA 2000
ットワーク経由ではなくステレオに直接接続する場合は、追加の
設定が必要です。
1
> 設定 > 電源オプションを選択します。
2
次の中からオプションを選択します。
ステレオとオプションの有線リモコンの両方を NMEA
2000 ネットワークに接続している場合は、NRX 電源オプ
ションが選択されていないことを確認します。 これによ
り、オプションのリモコンが NMEA 2000 ネットワークか
ら電力を取得することができます。
オプションの有線リモコンを NMEA 2000 コネクタを介し
てステレオに直接接続した場合は、NRX 電源オプションを
選択します。 これにより、ステレオからオプションのリモ
コンに電力が供給されます。
Fusion PartyBus ネットワーク
Fusion PartyBus ネットワーク機能を使用すると、有線接続また
はワイヤレス接続を組み合わせて、ネットワーク上の互換性のあ
る複数のステレオを接続できます。
Apollo RA670 ステレオなどの互換性のあるステレオを、ネット
ワークに接続された他の互換性のあるステレオとグループ化で
きます。 グループ化されたステレオは、グループ内のすべての
ステレオで利用可能なソースを共有し、メディア再生を制御でき
ます。これにより、船舶全体でオーディオ体験を同期させること
ができます。 ネットワーク上の互換性のあるステレオまたはリ
モートコントロールから、必要に応じてグループをすばやく作
成、編集、および分割できます。
注: Apollo SRX400 などのゾーンステレオは、グループを作成
または結合して、他のステレオからのソースを制御および再生で
きますが、そのソースをグループと共有することはできません。
ソースを共有する際のその他の考慮事項については、マニュアル
を参照してください。
グループ化されているかどうかにかかわらず、互換性のあるステ
レオおよびリモートコントロールを使用して、ネットワーク上の
任意のステレオで使用可能なスピーカーゾーンの音量を調整で
きます。
有線ネットワークに関する考慮事項
ネットワークの設置を計画する際は、すべての有線接続について
次の考慮事項を遵守してください。
RJ45 コネクタ付きの標準の CAT5e または CAT6 ネットワー
クケーブルを使用してデバイスを接続する必要があります。
1 本のネットワークケーブルを使用して、互換性のある 2
のデバイスを直接接続できます。
互換性のある 2 台以上のデバイスをネットワークに接続する
場合は、有線ネットワークスイッチと有線またはワイヤレス
のネットワークルーターを使用する必要があります。
ネットワークにルーターを設置する場合は、デフォルトで
DHCP サーバーになるように設定されている必要がありま
す。 詳細については、ルーターのマニュアルを参照してくだ
さい。
ルーターを設置せず、ネットワーク上に他の DHCP サーバー
がない場合は、1 台の Fusion PartyBus ステレオを DHCP
ーバーとして。
直接接続のための有線ネットワークの例
2 台のデバイスを直接接続する場合は、ネットワーク設定を変更
する必要はありませんが、最良の結果を得るには、1 台のデバイ
スを DHCP サーバーとして設定する必要があります。
Fusion PartyBus ステレオ
Fusion PartyBus ゾーンステレオまたはリモートコントロール
スイッチまたはルーターによる有線ネットワークの例
2 台以上のデバイスを接続するには、有線ネットワークスイッ
チ、有線ネットワークルーター、またはその両方を使用する必要
があります。
ルーターを設置せず、ネットワーク上に他の DHCP サーバーが
ない場合は、1 台の Fusion PartyBus ステレオを DHCP サーバー
として。 ルーターを設置した場合は、DHCP サーバーとして設
定する必要があります。 詳細については、ルーターのマニュア
ルを参照してください。
4 Apollo MS-RA670 のインストールガイド
Fusion PartyBus ステレオ
有線ネットワークスイッチまたは有線ネットワークルーター
Fusion PartyBus ゾーンステレオまたはリモートコントロール
ネットワークの構築
Fusion PartyBus デバイス用のネットワークを構築する際には、
ネットワークの基本を理解している必要があります。
これらの手順は、ネットワークの構築と構成の基本をガイドし、
ほとんどの状況に適用されます。 ネットワーク上のデバイスへ
の静的 IP アドレスの割り当てや接続されたルーターの詳細設定
など、高度なネットワークタスクを実行する必要がある場合は、
ネットワークの専門家に相談する必要があります。
1
ネットワークに接続する Fusion PartyBus デバイスの取り付
け場所を決定します。
注: 有線接続はワイヤレス接続よりも信頼性が高くなりま
す。 ネットワークを計画するときは、ワイヤレス接続を使用
する代わりに、可能な限りネットワークケーブルを使用する
必要があります。
2
必要なネットワークルーターまたはスイッチの取り付け場所
を決定します。
3
CAT5e または Cat6 ネットワークケーブルをステレオ、スイ
ッチ、ルーターの取り付け場所に配線します。
4
ネットワークケーブルをステレオ、スイッチ、ルーターに接
続します。
注記
ステレオをまだ完全に取り付けないでください。 ステレオを
取り付ける前にネットワークをテストする必要があります。
5
ワイヤレスデバイスを含む、ネットワークに接続されている
すべてのデバイスの電源をオンにします。
6
ネットワークルーター(有線または無線)を使用している場
合は、ルーターに付属のマニュアルを参照して、必要に応じ
てルーターを DHCP サーバーとして設定します。
すべてのステレオは、デフォルト設定DHCP クライアント)
を使用する必要があります。
7
> グループの順に選択して、ネットワークに接続されてい
るデバイスのリストを表示し、[オプション]を選択してネッ
トワークをテストします。
ネットワークに使用できないデバイスがある場合は、ネッ
トワークのトラブルシューティングを行います。
すべてのデバイスがネットワークで使用できる場合は、
要に応じて各ステレオの取り付けを完了します。
ネットワークのトラブルシューティング
ネットワーク上の Fusion PartyBus デバイスが表示されないか、
または接続できない場合は、以下を確認してください。
1 台のデバイス(ステレオまたはルーター)のみが DHCP
ーバーとして設定されていることを確認します。
すべて Fusion PartyBus のデバイス、ネットワークスイッチ、
ルーター、ワイヤレスアクセスポイントがネットワークに接
続され、オンになっていることを確認します。
ワイヤレス Fusion PartyBus デバイスがネットワーク上のワ
イヤレスルーターまたはワイヤレスアクセスポイントに接続
されていることを確認します。
注: 有線接続はワイヤレス接続よりも信頼性が高くなりま
す。 可能な場合は、イーサネットケーブルを使用してデバイ
スをネットワークに接続する必要があります。
近くに多数のワイヤレスアクセスポイントがある場合、無線
の干渉が発生する可能性があります。 ルーターまたはワイヤ
レスアクセスポイントのチャネルを変更し、干渉をテストし
て修正します。
ワイヤレスアクセスポイントまたはクライアントとして設定
されたステレオに Bluetooth
®
デバイスを接続すると、ワイヤレ
スのパフォーマンスが低下する場合があります。 Bluetooth
デバイスを取り外して、干渉をテストし、修正します。
静的 IP アドレスを設定した場合は、すべてのデバイスが固有
IP アドレスを持っていること、IP アドレスの最初の 3 つの
数字のセットが一致していること、および各デバイスのサブ
ネットマスクが同一であることを確認します。
ネットワークの問題の原因となる可能性がある設定変更を行
った場合は、すべてのネットワーク設定を工場出荷時のデフ
ォルトにリセットします。
ステレオ情報
仕様
重量 750 g26.5 oz.
防水等級 IEC 60529 IPX6 および IPX7(適切に取
り付けられている場合、ステレオの前面
のみ)
1
動作温度範囲 050°C32122°F
保管温度範囲 -2070°C-4158°F
入力電圧 DC 10.816 V
電流(最大) 15 A
電流(ミュート) 700 mA 未満
電流(オフ時) 200 mA 未満
ヒューズ 15A ミニブレードタイプ
NMEA 2000LEN @ DC 9 V 150 mA
Bluetooth ワイヤレス接続範囲 最大 10 m30 ft.
ANT
®
ワイヤレス接続範囲 最大 3 m10 ft.
無線周波数およびプロトコル Bluetooth 2.4 GHz @ 13.29 dBm 定格
ANT 2.4 GHz @ 6.92 dBm 定格
コンパス安全距離 20 cm7.87 in.
オンボード、クラス D アンプ
チャンネルごとの音楽出力 最大 4 x 70 W2 Ω
合計出力ピークパワー 最大 280 W
チャネルごとの出力電力 4 x 43 W RMSDC 14.4 V 入力時)2 Ω
10% THD
2
4 x 26 W RMSDC 14.4 V 入力時)4 Ω
10% THD
2
ライン出力レベル(最大) 5.5 V(ピークツーピーク)
AUX 入力レベル(標準) 1 V RMS
チューナー周波数
チューニング ヨーロッパおよび
オーストラリア
USA 日本
FM ラジオ周波数範
87.5108 MHz 87.5107.9
MHz
7695 MHz
FM 周波数ステップ 50 kHz 200 kHz 50 kHz
AM ラジオ周波数範
5221620 kHz 5301710
kHz
5221620
kHz
AM 周波数ステップ 9 kHz 10 kHz 9 kHz
1
このデバイスは水深 1 m30 分までの偶発的な水没に耐え、強力な水流から保護
されます。 詳細については、www.garmin.com/waterrating を参照してください。
2
ステレオは、アンプの過熱を防ぎ、オーディオダイナミクスを維持するために出
力を制限することがあります。
Apollo MS-RA670 のインストールガイド 5
ステレオ寸法図面
側面寸法
21 mm0.83 in.
102 mm4.0 in.
68 mm2.68 in.
49 mm1.93 in.
上部寸法
157 mm6.18 in.
130 mm5.10 in.
21 mm0.83 in.
10 mm0.39 in.
ソフトウェアアップデート
最良の結果を得るには、インストール時にすべての Fusion デバ
イスのソフトウェアを更新して互換性を確保する必要がありま
す。
NTFS ファイルシステムでフォーマットされていない USB フラ
ッシュドライブを使用し、ソフトウェアを更新できます。 USB
フラッシュドライブを使用したソフトウェアの更新とデバイス
の更新に関する手順については、www.fusionentertainment.com
/marine のデバイス製品ページを参照してください。
ステレオが、WiFi
®
ルーターを使用して Fusion PartyBus ネット
ワークに接続されている場合は、互換性のある Apple
®
または
Android
デバイス上の Fusion-Link
リモートコントロールアプ
リを使用して、ソフトウェアを更新することもできます。 アプ
リをダウンロードして、デバイスソフトウェアを更新するには、
Apple App Store
SM
または Google Play
ストアにアクセスしま
す。
© 2019 Garmin Ltd. or its subsidiaries
www.fusionentertainment.com
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Fusion MS-RA670 インストールガイド

タイプ
インストールガイド

Fusion MS-RA670 は、あらゆるマリンアクティビティに最適なマリンエンターテインメントシステムです。防水設計で、厳しい海上環境にも耐えられます。Bluetooth、USB、AUX入力に対応しており、さまざまな音楽ソースから音楽を楽しめます。また、AM/FMラジオチューナーも内蔵しています。最大4つのスピーカーと1つのサブウーファーを接続することができ、迫力のあるサウンドが楽しめます。さらに、NMEA 2000ネットワークに対応しており、船舶の各種情報を表示することができます。