Blackmagic Teranex Mini IP Video 12G ユーザーマニュアル

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/

日本語

2017 7

Teranex Mini

IP Video 12G

ようこそ

このたびは

Teranex

Mini

IP

Video

12G

をお買い求めいただき誠にありがとうございました。同製品は、

IP

ネットワークでの

SDI

ビデオ送信を可能にする

Teranex

Mini

コンバーターです。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

は、

SDI

ビデオを

TICO

エンコードデータに変換し、イーサネット経由でのネッ

トワーク送信を可能にします。

2

台目のユニットをネットワークに接続するとデータをデコードして

SDI

に

戻すので、ビデオを別の

SDI

機器に接続できます。

ソース

/

送信先として複数のユニットをネットワークに接続すると、

Blackmagic

Videohub

Control

や

Teranex

のセットアップソフトウェアを使用して、あるいはオプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

の

LCD

メニュー

経由で、あらゆるソースをあらゆるユニットにルーティングできます。

HD

ビデオは

1G

イーサネットポートを介して接続します。

Ultra

HD

ビデオを接続したい場合は、オプション

の

10G

イーサネット光ファイバー

SFP

モジュールをインストールできます。

このマニュアルには、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の使用に必要な情報がすべて記載されています。

弊社ウェブサイト

www.blackmagicdesign.com/jp

のサポートページで同マニュアルの最新バージョン

を確認し、

IP

Video

12G

コンバーターのソフトウェアをアップデートしてください。ソフトウェアを最新

バージョンにアップデートすることで、最新の機能をご使用いただけます。また、将来新しい

SDI

フォーマッ

トが開発された場合にも、そのフォーマットのサポートを追加できます。ソフトウェアをダウンロードす

る際にデータを登録いただければ、新しいソフトウェアのリリース時にお客様にお知らせいたします。

また、弊社の

Twitter

アカウントをフォローしていただいている方々には、すべてのソフトウェアアップデー

トをお知らせいたします。私たちは常に新機能の開発および製品の改善に努めていますので、ユーザー

の皆様からご意見をいただければ幸いです。

Blackmagic

Design

CEO

Teranex Mini IP Video 12G

HD

43

電源の接続　

43

HD

ビデオの接続　

43

オーディオの接続　

44

ネットワークに接続　

44

ネットワーク設定　

45

ユニットをソース

/

送信先として設定　

45

ソース

/

送信先のルーティング　

45

低遅延およびクリーンスイッチング　

47

ネットワークに複数のユニットを追加　

47

Ultra HD

48

電源の接続　

48

Ultra

HD

ビデオの接続　

48

オーディオの接続　

50

ネットワークに接続　

50

ネットワーク設定　

50

ユニットをソース

/

送信先として設定　

50

ソース

/

送信先のルーティング　

51

低遅延およびクリーンスイッチング　

52

ネットワークに複数のユニットを追加　

52

53

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウ

ェアのインストール　

53

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウ

ェアを使用して設定を変更　

54

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使用し

て設定を変更　

57

Smart

Panel

の機能　

58

Smart

Panel

の設定　

59

スイッチを使用して設定を変更　

60

Teranex Mini Rack Shelf

61

IP Videohub

62

Blackmagic

Videohub

ソフトウェアの

インストール　

62

IP

Videohub

の作成　

63

IP

Videohub

の削除　

65

Blackmagic Videohub Control

66

Blackmagic

Videohub

Control

概要　

68

Videohub

ハードウェアパネルの使用　

71

Teranex Mini IP Video 12G

72

ソース　

72

送信先　

72

73

Appendix

74

75

76

77

HD

基本的な

IP

ビデオ接続には、

2

台の

Teranex

Mini

IP

Video

12G

が必要です。

1

台目のユニットはソースとし

て使用し、ソースビデオを

TICO

エンコードで変換します。

2

台目のユニットは送信先になります。

TICO

エ

ンコードのビデオ信号を受信して

SDI

に戻すので、モニターや収録デッキなどの

SDI

機器に接続できます。

TICO

エンコードは、見た目上はほとんど変わらない（ビジュアル・ロスレス）圧縮テクノロジーで、高品質

のビデオを

IP

ネットワークを介して送信できます。

しかし、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

は、

Blackmagic

Videohub

ソフトウェアと使用できるため、イーサネッ

トコンバーターによる単なる

2

点間の変換以上のことが可能です。あらゆる

Windows/Mac

OS

コンピュー

ターをルーターサーバーにして、多くのユニット間の接続を管理できるので、ネットワークを使用した大

規模なカスタムサイズのルーターを構築できます。

この利点は、ルーターの規模をカスタマイズできること、そして

Blackmagic

Design

の

Videohub

ルーター

用に設計された放送用ルーターコントロールパネル、ルーティングソフトウェア、カスタム・オートメー

ション・ソリューションを使用できることです。これにより、操作や設定が簡単にできるようになり、すべて

のシステムを従来の放送スタイルのルーターと同じようにスピーディに使用できます。

まずは

Teranex

IP

Video

12G

ユニットの電源を入れましょう。電源を供給するには、一般的な

IEC

電源

ケーブルを各ユニットのリアパネルにある電源入力に接続します。電源を接続したら、フロントパネルの

小さな

LED

インジケーターが白く光ります。

一般的な

IEC

電源ケーブル、あるいは

1G

イーサネット（ネットワークスイッチが

PoE+

をサポートしている場合）で、

Blackmagic

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の

リアパネルに電源を接続。

HD

Teranex

Mini

IP

Video

12G

は、ユニットの

SDI

入力に接続した

HD

ビデオソースを

TICO

エンコーディング

を使って変換するので、ビデオ出力をイーサネット経由でネットワークに接続できます。

HD

ソースビデオをリアパネルの

SDI

入力コネクターで、ソースユニットに接続します。このユニットは自動

的にビデオフォーマットを検出し、フロントパネルの

LED

インジケーターが緑に光ります。

SDI

コネクター

の隣にある小さな

LED

インジケーターも光り、信号がロックされたことを示します。

各ユニット後部の

1G

イーサネット

PoE+

（

Power

Over

Ethernet

Plus

）ポートを、

PoE+

をサポー

トするイーサネットスイッチに接続すれば、イーサネット経由でも

IP

Video

12G

に電源を供給

できます。

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

4343

HD

ソースユニットの

SDI

ビデオ入力に

SDI

ソースビデオを接続。

次のステップは、ユニットの

1G

イーサネット出力をネットワークに接続します。

HD

ビデオはユニットのリ

アパネルにある

1G

イーサネットコネクター経由で送受信されます。信号の方向（例えばビデオ入力

/

出力）

は、ユニットをソースとして設定しているか、送信先として設定しているかによって異なります。この設定

に関する詳細は、同マニュアルの「ユニットをソース

/

送信先として設定」のセクションを参照してください。

標準の

Cat

5

あるいは

Cat

5e

イーサネットケーブルでもネットワークに接続できますが、

Cat

6a

S/FTP

ネットワークケーブルなどのシールドケーブルを使用することを推奨します。シールドケーブルは、ユニット

が他の電子機器の近くに設置されている場合に生じる可能性のある電磁妨害を防ぎます。

HD

ビデオを

1G

イーサネットコネクター経由でネットワークに接続。

送信先ユニットのビデオ出力を

HyperDeck

ディスクレコーダーや

SDI

モニターなどの他の

SDI

機器に接続

したい場合、ユニットのリアパネルの

SDI

出力を接続します。

2

系統の

SDI

出力を搭載しているので、必要

に応じて複数の

SDI

機器に接続することも可能です。

オーディオは常に

SDI

ビデオ信号にエンベッドされており、ビデオと同期してネットワークに送信されるの

で、別のオーディオ入力はありません。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

のソース

/

送信先ユニットは、

1G

イーサネットコネクター経由でビデオを接続

すると、ネットワークに接続されます。イーサネットコネクターは、

TICO

エンコードビデオの送受信、設定

の変更、ユニットの内部ソフトウェアのアップデートなど、すべてのネットワーク関連のアクティビ

ティに対応可能です。

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合、パネルの

LCD

でソースビデオを確認

できます。

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

4444

HD

で使用開始

ネットワークスイッチに接続する場合、

PTP

（精度タイムプロトコル）および

E2E

（エンド・トゥ・エンド）を

使用可能なマネージドスイッチを使用することを推奨します。このタイプのネットワークスイッチは、ネッ

トワークの要件に沿うように設定を変更できます。例えば、トラフィックの優先順位を決めることでデー

タの流れをスムーズにし信頼性を高めます。

VLAN

機能に対応したネットワークスイッチに接続する場合、

VLAN

機能が無効になっていること

を確認してください。

アンマネージド・ネットワークスイッチも使用できます。しかし、

IGMP

管理システムが有効でない場合、

送信先ユニットが複数のソースからトラフィックを受け取るためポートのバンド幅を超えてし

まうことがあります。

ソースおよび送信先ユニットは、ネットワーク設定がデフォルトで

DHCP

に設定されています。

DHCP

は、

独自のアドレスを持つ

Teranex

Mini

IP

Video

12G

をネットワークに自動的に認識させ、各ユニットをネッ

トワークの

PTP

クロックにロックするので、設定を変更する必要がありません。各ユニットは自動的に

ネットワークに認識されます。

各ユニットの

IP

アドレスをマニュアルで設定したい場合は、

Blackmagic

Teranex

Setup

管理ソフトウェア、

あるいはオプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使用してネットワーク設定を変更できます。詳細は、

同マニュアルの「設定」セクションを参照してください。

/

ビデオをソース

/

送信先ユニットに接続し、各ユニットをネットワークに接続したら、各ユニットが適切な

ルーティングを行えるよう、ソース

/

送信先ユニットとして設定する必要があります。

ユニット付属のオリジナルフロントパネルを使用している場合は内蔵のミニスイッチを使用します。ペン

の先などを使ってスイッチ

1

を上下に動かすだけです。

オリジナルフロントパネルでは、ペンの先などを使ってスイッチ

1

を上下に動かすことで

ユニットをソース

/

送信先に設定できます。

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合は、

LCD

メニュー設定でこの設定や、その他の設定を変更

できます。あるいは

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアを使用することもできます。セットアップソフ

トウェアを使用した設定変更に関する詳細は、「

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェア」セクション

を参照してください。

/

各ユニットをソース

/

送信先として設定したら、ソースを送信先ユニットにルーティングできます。

IP

ビデ

オのルーティングは

2

つの方法があります。オプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

の

LCD

メニュー経由、

あるいは

Blackmagic

Videohub

ソフトウェアを使用する方法です。

ネットワーク上でルーティング可能な

IP

ビデオストリームの数は、ネットワークスイッチの

バンド幅により異なります。詳細は、使用しているネットワークスイッチのメーカー仕様を参照

してください。

IP Video 12G

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

4545

HD

Teranex Mini Smart Panel IP

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合、ボタンと回転ノブ、

LCD

を使って

IP

ビデオをルーティング

できます。

ソースを送信先ユニットにルーティング：

1

「

MENU

」ボタンを押して設定メニューへ行きます。

2

ノブを時計

/

反時計回りに回して「

Source

List

」を選択します。「

SET

」ボタンを押してリスト

を開きます。

3

ノブを回して使用するソースをリストから選択し、「

SET

」ボタンを押して確定します。

「

MENU

」ボタンを

2

回押すとホームスクリーンに戻ります。これで選択したソースのビデオを

ホームスクリーンで確認できます。

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合、

LCD

メニューのソースリストを使ってソースを

送信先にルーティングできます。

Blackmagic Videohub IP

複数の

IP

ビデオユニットを接続した大規模なネットワークでは、

Blackmagic

Videohub

Control

を使用す

るとより速く、より簡単にルーティングできます。

Blackmagic

Videohub

のソフトウェアパネルを使うと、

1

つのコントロールパネルで

IP

ビデオユニットの小規模

/

大規模なネットワークを管理、ルーティングできます。

Videohub

ソフトウェアの使用に関する詳細は、「

IP

Videohub

の設定とルーティング」のセクション

を参照してください。

Blackmagic

Videohub

Control

ソフトウェアで、

1

つのコントロール

パネルから複数のソースおよび送信先を管理、ルーティング。

Source List

1 Input 1

Input 2

Input 3

Input 4

Input 5

Input 6

2

3

4

5

6

4646

HD

大規模なネットワークのハードウェアコントロールでは、

Blackmagic

Smart

Videohub

、あるいは

Master

Control

などの

Blackmagic

Design

ハードウェアコントロールパネルを使って

IP

ビデオをルーティングでき

ます。詳細はこのマニュアルの「

Videohub

ハードウェアパネルの使用」のセクションを参照してください。

ソースをルーティングする際にクリーンなスイッチングが必要な場合、クリーンスイッチ機能を使用する

ようにユニットを設定できます。この機能は、同一のビデオフォーマットを共有するソースをグリッチなし

でルーティングできますが、出力ビデオに最大

2

フレームの遅延が生じます。遅延なしでルーティングし

たい場合は低遅延に設定します。これらの設定とその変更方法に関する詳細は、このマニュアルの「設

定」のセクションを参照してください。

より多くのビデオソースにアクセスする必要がある場合、あるいはより多くの送信先にソースをルーティ

ングする必要がある場合は、複数の

Teranex

Mini

IP

Video

12G

ユニットをネットワークに追加できます。

1

「はじめに」のセクションに記載されているように、ユニットに電源を入れてイーサネットでネッ

トワークに接続します。

2

ユニットを接続してネットワークに認識されたら、内蔵スイッチあるいはオプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使ってユニットをソース

/

送信先に設定します。

3 Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアあるいは

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使ってソースをユ

ニットにルーティングするか、

IP

Videohub

に入力を追加し、

Blackmagic

Videohub

Control

を

使って新しいソース

/

送信先をルーティングします。

ネットワークでの

HD

ビデオのルーティングを開始するのに必要な作業はこれだけです！

必要に応じたサイズのネットワークを使用できます。複数のユニットをネットワークに接続し、複数のビ

デオソースを複数の送信先にルーティングすることは珍しいことではありません。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の機能およびあらゆる設定に関する詳細は、同マニュアルに後述されています。

Blackmagic

Videohub

Control

を使用してソース

/

送信先をルーティングできるよう、コン

ピューターで

IP

Videohub

を設定する方法は、同マニュアルの「

IP

Videohub

の設定とルーティング」

セクションを参照してください。

4747

HD

で使用開始

Ultra HD

基本的な

IP

ビデオ接続には、

2

台の

Teranex

Mini

IP

Video

12G

が必要です。

1

台目のユニットはソースとし

て使用し、ソースビデオを

TICO

エンコードで変換します。

2

台目のユニットは送信先になります。

TICO

エ

ンコードのビデオ信号を受信して

SDI

に戻すので、モニターや収録デッキなどの

SDI

機器に接続できます。

TICO

エンコードは、見た目上はほとんど変わらない（ビジュアル・ロスレス）圧縮テクノロジーで、高品質

のビデオを

IP

ネットワークを介して送信できます。

しかし、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

は、

Blackmagic

Videohub

ソフトウェアと使用できるため、イーサネッ

トコンバーターによる単なる

2

点間の変換以上のことが可能です。あらゆる

Windows/Mac

OS

コンピュー

ターをルーターサーバーにして、多くのユニット間の接続を管理できるので、ネットワークを使用した大

規模なカスタムサイズのルーターを構築できます。

この利点は、ルーターのサイズをカスタマイズできること、そして

Blackmagic

Design

の

Videohub

ルー

ター用に設計された放送用ルーターコントロールパネル、ルーティングソフトウェア、カスタム・オートメー

ション・ソリューションを使用できることです。これにより、操作や設定が簡単にできるようになり、すべ

てのシステムを従来の放送スタイルのルーターと同じようにスピーディに使用できます。

まずは

Teranex

IP

Video

12G

ユニットの電源を入れましょう。電源を供給するには、一般的な

IEC

電源

ケーブルを各ユニットのリアパネルにある電源入力に接続します。電源を接続したら、フロントパネルの

小さな

LED

インジケーターが白く光ります。

一般的な

IEC

電源ケーブルで、

Blackmagic

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の

リアパネルに電源を接続。

Ultra HD

Teranex

Mini

IP

Video

12G

は、

12G-SDI

をサポートしているので、

2160p60

までの

SDI

ビデオフォーマット

を接続できます。しかし、

Ultra

HD

ビデオをネットワーク上で送受信するには、オプションの

10G

イーサ

ネット光ファイバーモジュールをインストールして、

LC

コネクターの付いたシングルモードの光ファイバー

ケーブルでネットワークに接続する必要があります。

10G

イーサネット光ファイバーモジュールは、

Blackmagic

Design

販売店で入手可能です。詳細は

Blackmagic

Design

ウェブサイト

www.blackmagicdesign.com/jp

で確認できます。

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

オプションの

10G

イーサネット光ファイバーモジュールをインストールしてネットワー

クに接続している場合、

1G

イーサネットポートは無効となり、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

とネット

ワーク間のすべての通信は、

10G

イーサネット接続を介して行われます。これには、設定の変更、

ユニットの内部ソフトウェアのアップデートなど、すべてのネットワーク関連のアクティビ

ティが含まれます。

4848

Ultra HD

Ultra

HD

ソースビデオをリアパネルの

SDI

入力コネクターで、ソースユニットに接続します。このユニット

は自動的にビデオフォーマットを検出し、フロントパネルの

LED

インジケーターが緑に光ります。

SDI

コネ

クターの隣にある小さな

LED

インジケーターも光り、信号がロックされたことを示します。

ソースユニットの

SDI

ビデオ入力に

SDI

ソースビデオを接続。

Ultra HD

次のステップは、

10G

イーサネット出力をネットワークに接続します。

10G

イーサネット光ファイバー

SFP

モ

ジュールをインストールしている場合、

Ultra

HD

ビデオは、ユニットのリアパネルにある

10G

イーサネット

コネクター経由で送受信されます。信号の方向（例えばビデオ入力

/

出力）は、ユニットをソースとして設

定しているか、送信先として設定しているかによって異なります。ユニットをソース

/

送信先に設定する方

法は、「はじめに」セクションに後述されているので読み進めてください。

10G

イーサネットコネクターは、

LC

コネクターの付いたシングルモード光ファイバーケーブルを使い、光

ファイバー経由でネットワークに接続します。これらは双方向をサポートするデュプレックスケーブルとして、

結合された状態で入手可能です。高速イーサネットネットワークは、一般的に光ファイバーに対応

しています。

10G

イーサネット光ファイバー

SFP

モジュールをインストールしている場合、

Ultra

HD

ビデオは、

10G

イーサネットコネクター経由でネットワークに接続されます。

送信先ユニットのビデオ出力を

HyperDeck

ディスクレコーダーや

SDI

モニターなどの他の

SDI

機器に接続

したい場合、ユニットのリアパネルの

SDI

出力を接続します。

2

系統の

SDI

出力を搭載しているので、必要

に応じて複数の

SDI

機器に接続することも可能です。

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合、パネルの

LCD

でソースビデオを確

認できます。

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

4949

Ultra HD

オーディオは常に

SDI

ビデオ信号にエンベッドされており、ビデオと同期してネットワークに送信されるの

で、別のオーディオ入力はありません。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

のソース

/

送信先ユニットは、

10G

イーサネットコネクター経由でビデオを接続

すると、ネットワークに接続されます。

10G

イーサネットコネクターは、

TICO

エンコードビデオの送受信、

設定の変更、ユニットの内部ソフトウェアのアップデートなど、すべてのネットワーク関連のアクティビ

ティに対応可能です。

ネットワークスイッチに接続する場合、

PTP

（精度タイムプロトコル）および

E2E

（エンド・トゥ・エンド）を

使用可能なマネージドスイッチを使用することを推奨します。このタイプのネットワークスイッチは、ネッ

トワークの要件に沿うように設定を変更できます。例えば、トラフィックの優先順位を決めることでデー

タの流れをスムーズにし信頼性を高めます。

VLAN

機能に対応したネットワークスイッチに接続する場合、

VLAN

機能が無効になっていること

を確認してください。

アンマネージド・ネットワークスイッチも使用できます。しかし、

IGMP

管理システムが有効でない場合、

送信先ユニットが複数のソースからトラフィックを受け取るためポートのバンド幅を超えてしまうこと

があります。

ソースおよび送信先ユニットは、ネットワーク設定がデフォルトで

DHCP

に設定されています。

DHCP

は、

独自のアドレスを持つ

Teranex

Mini

IP

Video

12G

をネットワークに自動的に認識させ、各ユニットをネッ

トワークの

PTP

クロックにロックするので、設定を変更する必要がありません。各ユニットは自動的に

ネットワークに認識されます。

各ユニットの

IP

アドレスをマニュアルで設定したい場合は、

Blackmagic

Teranex

Setup

管理ソフトウェア、

あるいはオプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使用してネットワーク設定を変更できます。詳細は、

同マニュアルの「設定」セクションを参照してください。

/

ビデオをソース

/

送信先ユニットに接続し、各ユニットをネットワークに接続したら、各ユニットが適切な

ルーティングを行えるよう、ソース

/

送信先ユニットとして設定する必要があります。

ユニット付属のオリジナルフロントパネルを使用している場合は内蔵のミニスイッチを使用します。ペン

の先などを使ってスイッチ

1

を上下に動かすだけです。

オリジナルフロントパネルでは、ペンの先などを使ってスイッチ

1

を上下に動かすことで

ユニットをソース

/

送信先に設定できます。

ネットワーク上でルーティング可能な

IP

ビデオストリームの数は、ネットワークスイッチの

バンド幅により異なります。詳細は、使用しているネットワークスイッチのメーカー仕様を参照

してください。

IP Video 12G

1G

ETHERNET PoE+

10G

ETHERNET

SDI IN

SDI OUT

5050

Ultra HD

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合は、

LCD

メニュー設定でこの設定や、その他の設定を変更

できます。あるいは

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアを使用することもできます。セットアップソフ

トウェアを使用した設定変更に関する詳細は、「

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェア」セクション

を参照してください。

/

各ユニットをソース

/

送信先として設定したら、ソースを送信先ユニットにルーティングできます。

IP

ビデ

オのルーティングは

2

つの方法があります。オプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

の

LCD

メニュー経由、

あるいは

Blackmagic

Videohub

ソフトウェアを使用する方法です。

Teranex Mini Smart Panel IP

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合、ボタンと回転ノブ、

LCD

を使って

IP

ビデオをルーティング

できます。

ソースを送信先ユニットにルーティング：

1

「

MENU

」ボタンを押して設定メニューへ行きます。

2

ノブを時計

/

反時計回りに回して「

Source

List

」を選択します。「

SET

」ボタンを押してリスト

を開きます。

3

ノブを回して使用するソースをリストから選択し、「

SET

」ボタンを押して確定します。

「

MENU

」ボタンを

2

回押すとホームスクリーンに戻ります。これで選択したソースのビデオを

ホームスクリーンで確認できます。

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合、

LCD

メニューのソースリストを使ってソースを

送信先にルーティングできます。

Blackmagic Videohub IP

複数の

IP

ビデオユニットを接続した大規模なネットワークでは、

Blackmagic

Videohub

Control

を使用す

るとより速く、より簡単にルーティングできます。

Blackmagic

Videohub

のソフトウェアパネルを使うと、

1

つのコントロールパネルで

IP

ビデオユニットの小規模

/

大規模なネットワークを管理、ルーティングできます。

Videohub

ソフトウェアの使用に関する詳細は、「

Blackmagic

Videohub

Control

ソフトウェアを使って

IP

ビデオをルーティング」のセクションを参照してください。

Source List

1 Input 1

Input 2

Input 3

Input 4

Input 5

Input 6

2

3

4

5

6

5151

はじめに（

Ultra

HD

）

Blackmagic

Videohub

Control

ソフトウェアで、

1

つのコントロール

パネルから複数のソースおよび送信先を管理、ルーティング。

大規模なネットワークのハードウェアコントロールでは、

Blackmagic

Smart

Videohub

、あるいは

Master

Control

などの

Blackmagic

Design

ハードウェアコントロールパネルを使って

IP

ビデオをルーティングでき

ます。詳細はこのマニュアルの「

Videohub

ハードウェアパネルの使用」のセクションを参照してください。

ソースをルーティングする際にクリーンなスイッチングが必要な場合、クリーンスイッチ機能を使用する

ようにユニットを設定できます。この機能は、同一のビデオフォーマットを共有するソースをグリッチなし

でルーティングできますが、出力ビデオに最大

2

フレームの遅延が生じます。遅延なしでルーティングし

たい場合は低遅延に設定します。これらの設定とその変更方法に関する詳細は、このマニュアルの「設

定」のセクションを参照してください。

より多くのビデオソースにアクセスする必要がある場合、あるいはより多くの送信先にソースをルーティ

ングする必要がある場合は、複数の

Teranex

Mini

IP

Video

12G

ユニットをネットワークに追加できます。

1

「はじめに」のセクションに記載されているように、ユニットに電源を入れてイーサネットでネッ

トワークに接続します。

2

ユニットを接続してネットワークに認識されたら、内蔵スイッチあるいはオプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使ってユニットをソース

/

送信先に設定します。

3 Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアあるいは

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使ってソースをユ

ニットにルーティングするか、

IP

Videohub

に入力を追加し、

Blackmagic

Videohub

Control

を

使って新しいソース

/

送信先をルーティングします。

ネットワークでの

Ultra

HD

ビデオのルーティングを開始するのに必要な作業はこれだけです！

Blackmagic

Videohub

Control

を使用してソース

/

送信先をルーティングできるよう、コン

ピューターで

IP

Videohub

を設定する方法は、同マニュアルの「

IP

Videohub

の設定とルーティング」

セクションを参照してください。

5252

はじめに（

Ultra

HD

）

必要に応じたサイズのネットワークを使用できます。複数のユニットをネットワークに接続し、複数のビ

デオソースを複数の送信先にルーティングすることは珍しいことではありません。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の機能およびあらゆる設定に関する詳細は、同マニュアルに後述されています。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

は、

3

通りの方法で設定変更できます。

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェ

アを使用してイーサネットあるいは

USB

経由で設定変更する方法、オプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着して

LCD

メニューを使う方法、そしてユニット本体の内蔵ミニスイッチを使用する方法です。

Blackmagic Teranex Setup

Blackmagic

Teranex

Setup

管理ソフトウェアは、最新の内部ソフトウェアで、

USB

あるいはイーサネット

経由でのルーティング設定の変更や

Teranex

Mini

IP

Video

12G

のアップデートが可能です。同ソフトウェ

アを使用して、

USB

経由でネットワーク設定を変更することもできます。

同梱の

SD

カードにソフトウェアインストーラーが付いていますが、

Blackmagic

Design

サポートセンター

www.blackmagicdesign.com/jp/support/family/broadcast-converters

から最新バージョンのマニュアル

をダウンロードすることを推奨します。

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアは、

Mac

または

Windows

コンピューターにインストールできます。

Mac OS

1

Blackmagic

Teranex

ソフトウェアを

www.blackmagicdesign.com/jp

からダウンロードします。

2

ダウンロードしたファイルを解凍し、さらにディスクイメージを開いてコンテンツを表示します。

3 Installer

をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールします。

これで

Teranex

Setup

ソフトウェアのインストールは完了です。

5353

設定

Windows

1

Blackmagic

Teranex

ソフトウェアを

www.blackmagicdesign.com/jp

からダウンロードします。

2

ダウンロードしたファイルを解凍します。

Teranex

Setup

フォルダーには、

PDF

マニュアルおよび

Teranex

Setup

Utility

Installer

が含まれています。

3 Installer

をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールします。

4

インストールが完了すると、コンピューターを再起動するよう指示が表示されます。「再起動」

をクリックしてインストールを完了します。

コンピューターを再起動したら、

Teranex

Setup

ソフトウェアを使用できます。

Blackmagic Teranex Setup

Teranex

Setup

ソフトウェアをコンピューターにインストールしたら、コンピューターを

USB

あるいはイー

サネットケーブルで

Teranex

Mini

IP

Video

12G

に接続します。

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアは、

ネットワーク上で複数のユニットを管理するのに最も効率的な方法です。

Teranex

Setup

ソフトウェアを起動すると、最初に表示されるのがホームスクリーンです。このホームスク

リーンで、設定を変更するユニットを選択します。設定を変更するには、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

のイ

メージの下にある「設定」アイコンをクリックします。ネットワークあるいはコンピューターに複数のユニッ

トを接続している場合は、ホームページの左右にある矢印をクリックしてユニットを選択します。

設定を変更すると、新しい設定はすぐにユニットに保存されます。保存された設定は電源を切っても維持

され、もう一度電源を入れると再度その設定で構成されます。

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアは、

Mac

および

Windows

コンピューターで、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の内部ソフトウェアの

アップデートや設定の変更が可能です。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

をイーサネット経由で接続しているのにユニットがホームページ

に表示されない場合、

USB

経由でユニットのネットワーク設定を設定する必要があります。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

のネットワーク設定変更に関する詳細は、同セクションの「

Configure

タブ」の

情報を参照してください。

5454

Conﬁgure

「

Configure

」タブには、

IP

Video

12G

のネットワーク設定が含まれています。

IP

設定を

DHCP

（動的）

/

Static

IP

（静的）で切り替えたり、ユニットの

IP

アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを設定できます。

ネットワーク設定を変更するには、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

を

USB

経由でコンピューターに接続する

必要があります。

ユニットを

USB

でコンピューターに接続すると、

「

Configure

」タブでネットワーク設定を変更可能。

Routing

「

Routing

」タブでは、ユニットをソース

/

送信先として設定する方向設定が可能です。また、ソース

/

送信

先のネットワーク設定に関する重要な情報を表示し、さらに送信先ユニットを、低遅延（

Low

Latency

）

あるいはクリーンスイッチ（

Clean

switch

）に設定できます。

Blackmagic

Teranex

Setup

ソフトウェアの「

Routing

」タブで、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

をソース

/

送信先に設定。

5555

Device

送信先（

Destination

）あるいはソース（

Source

）のラジオボタンをクリックして、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

を送信先

/

ソースユニットに設定します。

Source / Destination

これらの設定は、ソースおよび送信先の

IP

アドレス（

IP

Address

）とベースポート（

Base

Port

）を表示します。

送信先ユニットは、低遅延（

Low

Latency

）あるいはクリーンスイッチ（

Clean

switch

）モードに設定でき

ます。「低遅延」は、ソースから送信先への信号の遅延を、数ラインまでの最小限にします。しかしソース

間での切り替えではソースが再同期されるため、わずかな遮断が発生することがあります。ソースを変更

する際の遮断やグリッチを回避するには「クリーンスイッチ」を選択してください。同設定は、同一のビデ

オフォーマットのソース変更時の遮断を阻止しますが、

1

、

2

フレームの遅延が発生します。

About

「

About

」タブでは、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の名前付けやユニットの特定ができます。

Detail

ユニットに名前を付けるには、「

Name

」テキストボックスをクリックして名前を入力します。

「

Save

」を押して変更を保存します。

Identify

選択した

Teranex

Mini

IP

Video12G

を視覚的に特定するには、「

Identify

」チェックボックスをク

リックします。これにより、特定したユニットのオリジナルフロントパネルにある

LED

インジケー

ターが点滅します。

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使用している場合は、同パネルのボタンが点滅

します。「

Identify

」のチェックを外すとインジケーターが消えます。

Software Information

Teranex

Mini

IP

Video

12G

で使用しているソフトウェアのバージョンが表示されます。ユニット

の内部ソフトウェアが

Teranex

Setup

ソフトウェアと一緒にインストールされたバージョンより古

い場合は、「

Update

Now

」ボタンが表示されます。このボタンでユニットの内部ソフトウェアを

アップデートできます。

Teranex

Setup

ソフトウェアの「

About

」タブは、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の名前付けと特定に使用します。内部

ソフトウェアのバージョンを確認することもできます。

5656

Teranex Mini Smart Panel

オプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を装着している場合、ボタンや回転ノブ、

LCD

メニューを使って

ユニット本体から直接、設定を素早く変更できます。また

LCD

でソースを視覚的に確認したり、ホームス

クリーンのオーディオメーターでオーディオをチェックすることも可能です。

Teranex

Mini

Smart

Panel

は、出荷時の

IP

Video

12G

に搭載されたオリジナルのフロントパネルに置き

換えて取り付けます。

Teranex

Mini

Smart

Panel

はホットスワップに対応しているので、インストールする際に

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の電源をオフにする必要はありません。

1

ポジドライブ

2

ドライバーを使用して、ユニットのオリジナルフロントパネルの両側面に

2

つずつ

ある

M3

ネジを取り外し、

Teranex

Mini

のフロントパネルをゆっくりと外します。

2

ベーシックパネルの内側の下隅に透明のプラスチックチューブが付いています。この部品は、

ユニット内部の

LED

からの光がオリジナルパネルのステータスインジケーターを照らすようにす

るものです。この部品はオリジナルパネルから外さないでください。

3

Smart

Panel

の背面のコネクターと

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の前面のコネクターを合わせ、

Smart

Panel

をユニットに向かってコネクターが固定されるまでゆっくりと押します。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の前面に

Smart

Panel

がきれいに収まります。

4

オリジナルパネルで使用していた

M3

ネジで

Smart

Panel

を固定します。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

を

Teranex

Mini

Rack

Shelf

にインストールしている場合、ネジを取り外すには

ユニットをラックから取り外す必要があります。

詳細は「

Teranex

Mini

Rack

Shelf

」セクションを参照してください。

Teranex

Mini

Smart

Panel

を

IP

Video

12G

にインストールする際は、

Smart

Panel

背面の

コネクターに沿ってパネルを持ってください。正しい位置に取り付けやすくなります。

USB

ポートは、

Smart

Panel

を取り付けている状態でも使用できます。

USB

ポートは、ゴム製のダストカ

バーを開くだけでアクセスできます。

Smart

Panel

を装着している場合、フロントパネルのミニスイッチは

覆われて使用できなくなりますが、すべての設定を

LCD

メニューで変更できます。

オプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使用して設定を変更する際の詳細は、「

Smart

Panel

の設定」

セクションを参照してください。

オリジナルのベーシックパネルを再度取り付ける場合は、ライトチューブが

ユニット前面のスロットと揃うようにしてください。

1

2

SET

VIDEO

MENU

AUDIO

オリジナルのベーシックパネルはとても強固な作りです。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

をラックシステムの後ろやケーブルやアクセスの多い場所にマウントしたい場合は、オリジナルの

ベーシックパネルにいつでも戻せます。

5757

Smart Panel

LCD

ホームスクリーンは、

Teranex

Mini

Smart

Panel

の

LCD

ディスプレイに最初に表示される画面です。ソース

ビデオのフォーマット、ユニットの名前、ソースタイムコード、ステータスインジケーターなど、重要

な情報を表示します。

LCD

のインジケーターは、ビデオ信号の現在の状況、ネットワーク接続、対応データレートを表示します。

00

:

00

:

00

:

00

Network IP Video 12G

ネットワークが検出されない場合、

LCD

に「

Network

」と表示されま

す。ユニットのネットワーク設定を確認し、ネットワークケーブルが

イーサネット端子に適切に接続されているか確認してください。

00

:

00

:

00

:

00

Locking … IP Video 12G

ネットワークに接続されると、ユニットがネットワークスイッチの

PTP

クロックにロックされる際に「

Locking

」インジケーターが表示され

ます。接続しているネットワークによってはロックに多少時間がか

かる場合があります。

00

:

00

:

00

:

00

No Video IP Video 12G

ネットワークスイッチに接続されると、ユニットはビデオ信号を探し

ます。

SDI

ソースあるいはイーサネット接続からのビデオ信号が検出

されない場合、

LCD

スクリーンに「

No

Video

」と表示されます。

SDI

ソースケーブルが適切に接続されているか確認してください。

00

:

00

:

00

:

00

Data rate IP Video 12G

選択したイーサネットポートに対して

SDI

ソース信号のデータレート

が高すぎる場合、

LCD

に「

Data

rate

」と表示されます。

1G

イーサネッ

トポートを使用している場合はソースを

HD

に変更するか、あるいは

Ultra

HD

用にオプションの

10G

イーサネット光ファイバー

SFP

モジュー

ルをインストールしてください。

-

ビデオソースに

エンベッドされたタイムコード

-

「

About

」タブで

入力したユニット名

-

Teranex

Mini

IP

Video

12G

に接続

/

ルーティングした

ビデオソースのフォーマッ

トおよびフレームレート

1 MENU

2 VIDEO

SET AUDIO

01

:

23

:

47

:

08

2160p59.94 IP Video 12G

-

ソースビデオを表示

-

Teranex

Mini

IP

Video

12G

に接続された

ビデオソースのオーディオレベル

を表示

1 MENU

2 VIDEO

SET AUDIO

01

:

23

:

47

:

08

2160p59.94 IP Video 12G

1 MENU

2 VIDEO

SET AUDIO

01

:

23

:

47

:

08

2160p59.94 IP Video 12G

5858

コントロールボタンと回転ノブ

Teranex

Mini

Smart

Panel

に搭載された一連のボタンと回転ノブを使用して、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

の設定メニューをナビゲートできます。

1/2

設定の数値を増減します。これらのボタンはメニュー項目のスクロールにも使用できます。

SET

「

SET

」ボタンを押して設定を決定します。

MENU

「

MENU

」を押して設定メニューを開きます。前のメニュー画面に戻る場合も「

MENU

」ボタン

を使用できます。

VIDEO/AUDIO

これらのボタンは

Teranex

Mini

IP

Video

12G

では機能が割り当てられていません。

回転ノブを時計

/

反時計回りに回して、メニュー設定のナビゲートや設定数値の増減が可能です。

Smart Panel

Smart

Panel

を装着している場合、

LCD

メニューで設定を変更できます。

オプションの

Teranex

Mini

Smart

Panel

を使用すると、設定を素早く変更できます。

Smart

Panel

を使って設定を変更する：

1

「

MENU

」ボタンを押して設定メニューを開きます。

2

回転ノブを使って設定リストをスクロールします。

3

「

SET

」ボタンを押して変更したい設定を選択します。

4

回転ノブと「

SET

」ボタンを使って選択した設定を変更したら、「

MENU

」ボタンを押してメニュー

設定からホームスクリーンへ戻ります。

Teranex

Mini

IP

Video

12G

がソースに設定されているか送信先に設定されているかによって、

Teranex

Mini

Smart

Panel

に表示される設定が変わります。以下の設定項目があります：

Direction

同設定は、ユニットをソース

/

送信先に設定します。デフォルトでは、ユニットは送信先に設定さ

れます。方向設定を変更すると、

Teranex

Mini

IP

Video

12G

は再起動します。

Main Menu

Direction Destination

ONLow Latency

Network

Information

PTP

Source List

1 MENU

2 VIDEO

SET AUDIO

MENU

5959

設定

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Blackmagic Teranex Mini IP Video 12G ユーザーマニュアル

Blackmagic Teranex Mini IP Video 12G ユーザーマニュアル

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