NEC NP-PA803ULJL/PA703ULJL/PA653ULJL 取扱説明書

カテゴリー
テレビ
タイプ
取扱説明書
2
3
4
5
6
7
8
NEC
プロジェクター
本機を安全にお使いいただくために
ご使用の前に必ずお読みください
1
1. 添付品や名称を
確認する
2. 映像を投写する
(基本操作)
3. 便利な機能
4. マルチスクリーン
投写
5. オンスクリーン
メニュー
6. 機器と接続する
7.
本体のお手入れ
8.
付録
NP-PA803ULJL
/
NP-PA703ULJL
/
NP-PA653ULJL
取扱説明書の最新版は、当社ホームページに掲載しています。
https://www.nec-display.com/dl/jp/pj/manual/lineup.html
はじめに
このたびは、NEC プロジェクター(以降「本機」または「プロジェクター」と呼びます)
をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本機は、コンピューターやブルーレイプレーヤーなどに接続して、文字や映像をス
リーンに鮮明に投写するプロジェクターです。
本機安全しく使用しいたため、使用に、こ取扱明書(
をよくお読みください。取扱説明書は、いつでも見られる所に大切に保存してくだ
い。万一ご使用中にわからないことや故障ではないかと思ったときにお読みください。
本書は、下記の機種について共通の取扱説明書です。
NP-PA653ULJL 主にして説
明しています。
本製品には「保証書」を添付しています。保証書は、お買い上げの販売店から必ずお
受け取りのうえ、取扱説明書とともに、大切に保存してください。
本機は、日本国内向けモデルです。
本書で説明している機種名
NP-PA803ULJL/NP-PA703ULJL/NP-PA653ULJL
機種名について
本機に貼付しているラベルでは、NP-PA803ULNP-PA703UL」または
NP-PA653ULと表記しています。
取扱説明書では、機種名の末尾に「JL」を付けて表記しています。
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3) 本書は内容について万全を期し作成いたしましたが、万一ご審な点や誤り、記載もれ
などお気付きのことがありましたらご連絡ください。
(4) 本機の使を理由とする害、逸失利益等請求につきまては、当社では(3)項に
かわらず、いかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
© NEC Display Solutions, Ltd. 2017-2019 2019
5
月 
4
NEC
ディスプレイソリューションズ株式会社の許可なく複製改変などを行うことはできません。
8
絵表示について
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ
たや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示を
しています。その表示と意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
3
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡や大
がをするなど人身事故の原因となります。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人がけがをし
り周囲の家財に損害をあたえたりすることがあります。
絵表示の例
記号は注意(警告を含む)をうながすことを表しています。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号はしてはいけないことを表しています。
図の中に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号はしなければならないことを表しています。
図のに具的な指示(左の場は電プラをコセンからく)
描かれています。
警告
レーザー光線の安全に関する警告
は、IEC 60825-1:2014 JIS C
6802:2014
す。
また IEC 62471-5:2015 規格ではリスクグルー
プ2に分類されています。
 
本書に掲載した以外の手順による制御および
調整は、危険なレーザー放射の露光に結びつ
くことがあります。
本体を廃棄する際は、お買い上げの販売店に
お問い合わせください。廃棄の際に、お客様
自身で本機を分解しないでください。
お子様に一人で本機を操作させないでくださ
い。お子様が操作する場合は、必ず大人が付
き添い、お子様から目を離さないでください。
4
警告
電源コードの取り扱いは大切に
い。
コードが破損すると、火災・感電の原因と
ります。
 ・
使用しない
 ・ コードの上に重い物をのせない
 ・ コー
 ・ コードの上を敷物などで覆わない
 ・ コードを傷つけない、加工しない
 ・ り、 り、
引っ張ったりしない
 ・ コードを加熱しない
電源コーが傷(芯の露出・断線
NEC ー・
トセンターに交換をご依頼ください。
次のような所では使用しない
のような所では使用しないでください。火
災・感電の原因となります。
 ・ ぐらついた台の上、傾いた所など、不安定
な場所
 ・ 暖房の近くや振動の多い所
 ・ 屋外および湿気やほこりの多い場所
 ・ 油煙や湯気の当たるような場所
 ・ 調理台や加湿器のそば
清掃に可燃性ガスのスプレーを使用しない
ンズやキャビネットなどに付着したほこり
の除去に可燃性ガスのスプレーを使用しない
でください。火災の原因となります。
本機は日本国内専用です
 交流
100
ボルト以外使用禁止
本機は交流 100 ボルトで使用してください。
添付の電源コードは国内使用専用です。
機に添付している電源コードは、本機専用
です。安全のため他の機器には使用しないで
ください。
故障したときは電源プラグを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
が出ている、変なにおいや音がする場合や
プロジェクターを落としたり、キャビネット
を破損した場合は、本体の電源を切り、電
プラグをコンセントから抜いてください。火
災・感電の原因となるだけではなく、視力
害の原因になります。NEC プロジェクター
カスタマサポートセンターへ修理をご依頼く
ださい。
お客様による修理は危険ですから絶対におや
めください。
水場や水にぬれるような所には置かない
 水ぬれ禁止
次のよう水にれるおそがあ所で使
用しいでださい。まプロェクーの
い。
火災・感電の原因となります。
 ・ 雨天や降雪時、海岸や水辺で使用しない
 ・ 風呂やシャワー室で使用しない
 ・ プロジェクターの上に花びん、植木鉢を置
かない
 ・ プロジェクターの上にコップ、化粧品、薬
品を置かない
万一プロジェクターの内部に水などが入った
は、り、
グをンセトから抜 NEC ジェ
ター・カスタマサポートセンターにご連絡く
ださい。
8
5
動作中にレンズをふさがない
作中にレンズにレンズキャップをしないで
ください。レンズキャップが高温になり変形
します。
動作中にレンズの前に物を置いて光をさえぎ
らないでください。物が高温になり、破損
火災の原因となります。
記を警告するために、プロジェクター本体
に次の図記号を表示しています。
内部に物を入れない
 異物挿入禁止
ロジェクターの通風口などから内部に金属
り、落とし込んだりしないでください。
火災・感電の原因となります。特にお子様の
いる家庭ではご注意ください。
は、まず本体の電源を切り、電源プラグをコン
セントから抜いて
NEC プロジェクター・カ
タマサポートセンターにご連絡ください。
キャビネットは絶対にあけない
分解禁止
り、
あけたりしないでください。
また改造しないでください。内部には電圧の
高い部分があり、火災・感電の原因となり
す。また、レーザー光がもれる原因となり
す。
内部点検・調整・理は NEC プロジ
ター・カスタマサポートセンターにご相談く
ださい。
プロジェクターのレンズをのぞかない
レンズをのぞかない
ロジェクターのレンズをのぞかないでくだ
さい。
動作中は強い光が投写されていますので、目
を痛める原因となります。特にお子様にはご
注意ください。
投写光を、光学機器(ルーペや反射鏡など)
を使ってのぞかないでください。
 視力障害の原因になります。
プロジェクターの電源を入れる際は、投写範
囲内にレンズを見ている人がいないことを確
認してください。
ンズ取り付け部の上のプロジェクター天面
に、次の図記号を表示しています。
は、 IEC 62471-5:2015
規格でリスクグループ 2 に分類されているこ
とを示しています。
明るい光源と同じように、ビームをのぞき込
まないこと。RG2 IEC 62471-5:2015.
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
が鳴りだしたら、電源プラグに触れないで
ください。
感電の原因となります。
警告
6
注意
アース端子を接続する
機は電源コードのアース端子を大地アース
に接続することを前提に設計されている 3
プラグ機器です。機器の安全確保のため、
は、3 し、
使
い。アースを接続しないと感電するおそれが
あります。
2 芯プラグへの変換ダプタは使用しないで
ください。詳細は 35 ページをご覧ください。
ぬれた手で電源プラグに触れない
 ぬれた手は危険
れた手で電源プラグを抜き差ししないでく
ださい。感電の原因となることがあります。
お手入れの際は電源コードを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
手入れの際は、安全のため電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。
警告
ケーブルカバーについて
ーブルカバーを取り付け後、必ずネジ止め
い。と、
ケーブルカバーが外れてけがをするおそれ
あります。また、落下してケーブルカバー
破損する原因となります。
源コードを束ねてケーブルカバー内に収
しないでください。電源コードを束ねると火
災の原因になります。
ーブルカバーを持っての移動や無理な力
加えることはしないでください。ケーブルカ
バーが破損しけがをするおそれがあります。
天吊りの設置について
吊りなどの特別な工事が必要な設置につい
ては販売店にご相談ください。お客様による
設置は絶対におやめください。落下してけが
の原因となります。
設置は、 13 の「
についての注意」をご覧ください。
設置や取り扱いが適切でない、誤使用、改造、
故、は、
当社は一切責任を負いません。
8
7
通風口をふさがない
ロジェクターの通風口をふさがないでくだ
さい。またプロジェクターの下に紙や布など
のやわらかい物を置かないでください。
火災の原因となることがあります。
プロジェクターを設置する場所は周囲から適
切な空間をあけてください。 13 ページ)
移動するときは電源コードを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
動する場合は、電源を切り必ず電源プラグ
をコンセントから抜き、機器間の接続ケーブ
ルを外したことを確認のうえ、行ってくださ
い。
長期間使用しないときは、電源プラグを抜く
電源プラグをコンセントから抜く
期間、プロジェクターをご使用にならない
ときは安全のため必ず電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
持ち運びは 2 人以上で行う
を持運ぶ場合は、2 上で行っ
ださい。
1 人で持ちんだ場合、けが腰痛の原因と
なることがあります。
注意
移動するときにケーブルカバーを持たない
いるとき、移動する場合は、ケーブルカバー
を持たないでください。
し、
の原因となることがあります。
持ち運びのときレンズ部分に手を
かけない
に、
い。
し、
原因となることがあります。
た、
に、
い。
落下し、けがの原因となることがあります。
投写中および投写終了直後は排気口
をさわらない
は、
い。
り、
ことがあります。
8
レンズシフト調整は後方または横
から行う
レンズシフトの調整はプロジェクターの後ろ
または横から行ってください。前面で調整す
ると強い光が目に入り、目を痛める原因とな
ります。
レンズシフト動作中は指の挟み込み
に注意
レンズシフト動作中は、レンズユニット取
付け部の周囲に手を近づけないでください。
キャビネットとレンズユニットの隙間に指を
挟むおそれがあります。
過電圧が加わるおそれのあるネット
ワークには接続しない
本機の HDBaseT/Ethernet/LAN ポートは、
に接続してください。HDBaseT/Ethernet/
LAN と、
因となることがあります。
電源コードのコネクターは電源コード
ストッパーで固定する
本機 AC IN 端子電源ード接続
際は、コネクターを奥までしっかり挿し込み、
必ず電源コードストッパーを使って固定して
ください。電源コードの接続が緩むと、火災
感電の原因となるおそれがあります。
注意
電池の取り扱いについて
電池の取り扱いには注意してください。火災、
けがや周囲を汚損する原因となることがあり
ます。
 ・ 電池をショート、分解、火に入れたりし
 ・ 指定以外の電池は使用しない
 ・ 新しい電池と古い電池を混ぜて使用しない
 ・ 電池を入れるときは、極性(+と-の向き)
に注意し、表示どおりに入れる
は、店、
または自治体にお問い合わせください。
点検・本体内部の清掃について
内部の清掃は NEC ジェクタ
スタマサポトセンターで
1 年に NEC
ジェクター・カスタマサポートセンターにご
相談ください。プロジェクターの内部にほこ
りがたまったまま、長い間清掃をしないと火
災や故障の原因となることがあります。特に
湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効
果的です。なお、内部の清掃費用につきま
ては NEC ジェー・カマサ
トセンターにご相談ください。
電源コードはコンセントに接続する
ロジェクターの電源はコンセントを使用し
てください。直接電灯線に接続することは危
険ですので行わないでください。また、天
り設置のときは電源プラグを抜き差しできる
使
い。
9
注意
光源のレーザーモジュールについて
本製品にはレーザーモジュールが内蔵されて
います。本書に記載した以外の手順による制
御及び調整は、危険なレーザー放射の露光に
結びつくことがあります。
本製品は、IEC 60825-1 :2014 規格と JIS C
6802:2014 規格でクラス1に分類されてい
ます。
また IEC 62471-5:2015 規格ではリスクグ
ループ2に分類されています。
【内蔵されたレーザーの概要】
・波長:455nm
・最大出力 NP-PA803ULJL168W
NP-PA703ULJL/
NP-PA653ULJL140W
【保護筐体から放出される放射パターン】
・波長:455nm
・最大レーザー放射出力:333mW
レーザー製品の説明ラベルは、プロジェク
ター本体の側面に貼付されています。
3D 映像を視聴する際の健康に関するご注意
い。1
ら、15
ください。
・本また族ので光性発を起
したことがあるかたは、視聴する前に医
に相談してください。
視聴中に身体に異常(吐き気、めまい、む
かつき、頭痛、目の痛み、視界のぼけ、
足のけいれん、しびれなど)を感じたと
は、すぐに視聴を中止し安静にしてくだ
い。しばらくしても異常が治らない場合
医師に相談してください。
3D 映像
い。3D と、
労や眼精疲労を起こす原因となることがあり
ます。
は、3D 映像
イ、ム、
画ファイルな)および 3D メガネに付さ
れている取扱説明書に記載されている場合が
ありますので、必ず視聴する前にご確認くだ
さい。
康への悪影響を避けるため、次の点に注意
してください。
3D 映像を視聴する以外の目的で、3D メガ
ネを使用しないでください。
・スリー 2m れて聴し
ださい。スクリーンに近い距離で視聴す
と目への負担が増加します。
10
レーザー光の放射範囲
下図は、レーザー光の最大の放射範囲を表しています。
HC
HR
HL
HC
VC
VC
VU
VD
HC
HR
HL
HC
VC
VC
VU
VD
水平放射角:H(単位:度)
レンズユニット ズーム
レンズの位置
右端 センター(参考値) 左端
HR HC HL
NP40ZL
テレ 31.7 23.8 31.7
ワイド 41.0 31.9 41.0
NP41ZL
テレ 12.8 9.2 12.8
ワイド 27.7 20.6 27.7
NP43ZL
テレ 6.6 4.7 6.6
ワイド 12.9 9.3 12.9
垂直放射角:H(単位:度)
レンズユニット ズーム
レンズの位置
上端 センター(参考値) 下端
VU VC VD
NP40ZL
テレ 29.3 18.3 21.6
ワイド 38.4 25.0 29.2
NP41ZL
テレ 11.7 6.9 8.3
ワイド 25.6 15.7 18.7
NP43ZL
テレ 6.0 3.5 4.2
ワイド 11.8 7.0 8.4
レンズシフト範囲については 176 ページをご覧ください。
11
この製品クラ A 情報技術装です。住宅境で使用す場合は、電障害
発生させる恐れがあります。
その際、この製品の利用者は、適切な手段を講ずることが必要とされることがあり
ます。
J55022
警告: 宅環使を引
す。
J55032
電波障害に関する注意事項
NP-PA803ULJL/NP-PA653ULJL
NP-PA703ULJL
プロジェクターに接続する信号ケーブルは、フェライトコア付きやシールドタイプを使用してく
ださい。
それ以外のタイプのケーブルを使用した場合、受信障害の原因となることがあります。
詳しくは、157 ページの「6. 機器と接続する」をご覧ください。
12
お願い
性能確保のため、次の点にご留意ください
振動や衝撃が加わる場所への設置は避けてください。
動力源などの振動が伝わる所に設置したり、車両、船舶などに搭載すると、本機に
振動や衝撃が加わって内部の部品がいたみ、故障の原因となります。
振動や衝撃の加わらない場所に設置してください。
高圧電線や動力源の近くに設置しないでください。
高圧電線、動力源の近くに設置すると、妨害を受ける場合があります。
次のような場所に設置したり、保管したりしないでください。
故障の原因となります。
強い磁界が発生する場所
腐食性のガスが発生する場所
レーザー光線のような強い光がレンズから入り込むと、故障の原因となります。
たばこの煙の多い場所での使用・長時間の使用
たばこの煙ほこりの多い場所で使用する場合または長時間連続して5 時間/
また
260 /年を超えて)使用する場合は、あらじめ NEC プロジェクター
カスタマサポトセンタご相談くださ
連続使は、フ「高
てください。
133 ページ)
コンピューターなどで同じ絵柄の静止画を長時間投写すると、その絵柄が画面に
若干残りますが、しばらくすると消えます。これは液晶パネルの特性上発生する
もので、故障ではありません。コンピューター側でスクリーンセーバーをお使い
になることをおすすめします。
標高 1700m 使は、を「
に設くだい。地」してと、本機高温り、故障
の原因となります。
本機を高所(気圧の低い所)で使用すると、光学部品(光源など)の交換時期が
まる場合があります。
スクリーンへの外光対策をしてください。
スクリーンには、照明など本機以外からの光が入らないようにしてください。
外光が入らないほど、ハイコントラストで美しい映像が見られます。
スクリーンについて
ご使用のスクリーンに汚れ、傷、変色などが発生すると、きれいな映像が見られま
せん。
スクリーンに揮発性のものをかけたり、傷や汚れが付かないよう取り扱いにご注意
ください。
持ち運びについて
本機を移動する際はいったんレンズユニトを取りし、レンズに傷が付かな
ように必ずレンズキャップを取り付けてください。また、プロジェクターは防塵
プを付けださい。
ロジェクー本体に強い衝撃や振動を与えないに注意して運んださい。
宅配便や貨物輸送レンズユトを外ご購入の際の梱包箱をご使用くだい。
適切に梱しなと、プロジェクターの故障の原因となます
13
投写レンズ面は素手でさわらないでください。
投写レンズ面に指紋や汚れが付くと、拡大されてスクリーンに映りますので、レ
ズ面には手を触れないでください。
また、本機を使用されないときは、レンズキャップをかぶせておいてください。
廃棄について
本体を廃棄する際は、お買い上げの販売店、または自治体にお問い合わせください。
20cm 13cm
設置する際の周囲との距離についての注意
本機を設置する際は、下記のように周囲に十分な空間を作ってください。
本機から出た高温の排気が再び本機に吸気される場合があります。
また、エアコンから吹き出された風が本機に当たらないようにしてください。
本機の温度制御で異常(温度エラー)を感知して自動的に電源が切れることがあります。
(注)
上の図において、プロジェクター本体の前方および上方には十分な空間があるも
とします。また、後方は、ケーブルカバーの取り付け作業を行うのに十分な空間
確保してください。
ポートレート投写の場合も、吸気口または排気口と床との間に必要な距離は、上の
図と同じです。
ポートレート投写の設置例については 169 ページをご覧ください。
天吊り設置についての注意
次のような場所には設置しないでください。キャビネットに油や薬品、水分などが
付着した場合、キャビネットの変形またはひび割れ、金属部分の腐食、および故障
の原因となります。
屋外および湿気やほこりの多い場所
油煙や湯気の当たるような場所
腐食性のガスが発生する場所
設置業者様へ
落下防止のためプロジェクターおよび天井取付けユニットの荷重に長期間耐える
ように施工を行ってください。
設置作業は、天井取付けユニットの取扱説明書に従って、正しく確実に行ってく
ださい。所定のネジや固定金具はすべて確実に取り付けてください。
次ページに続く
14
AC IN
AC
AC
15
15
153
24
15
本書の表記について
マークの意味と機能適応型名の表記
ータり、ど、てい
きたいことを表しています。
注意や制限事項を表しています。
補足説明や役立つ情報を表しています。
本書内の参照ページを表しています。
上下左右の場合:
左右の場合:
/
下の場合:
●リモコンの操作ボタン
HDMI 1 選択の場合:
1/HDMI 1
ID SET 数字 1 を選択の場合:
ID SET
を押したまま
1
本書では
ID SET
1
と表記
する場合があります。
投写画面の AV ミュートの場合:
AV
ENTER
ID SET
CTL
操作ボタンの表記例
●本体の操作ボタン
ENTER
16
本書に載せている表示画面は、実際と多少異なる場合があります。
メニュー項目の表記例
「プリセット」
17
目次
はじめに …………………………………………………………………… 表紙裏
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みくださ
3
お願い ……………………………………………………………………… 12
本書の表記について………………………………………………………………15
目次 …………………………………………………………………………17
1. 添付品や名称を確認する ……………………………… 19
1-1. 特長 ……………………………………………………………………………………… 19
1-2.
添付品の確認 …………………………………………………………………………… 21
1-3.
本体各部の名称 ………………………………………………………………………… 23
1-4.
リモコン各部の名称 …………………………………………………………………… 29
2. 映像を投写する(基本操作) ………………………… 34
2-1. 映像を投写する流れ …………………………………………………………………… 34
2-2.
コンピューターと接続する/電源コードを接続する ……………………………… 35
2-3.
本機の電源を入れる …………………………………………………………………… 37
2-4.
入力信号を選択する …………………………………………………………………… 39
2-5. 投写画面の位置と大きさを調整する ………………………………………………… 41
2-6.
コンピューターの映像を自動調整する ……………………………………………… 47
2-7.
本機の音声出力を調整する …………………………………………………………… 48
2-8.
本機の電源を切る ……………………………………………………………………… 49
2-9.
あとかたづけ …………………………………………………………………………… 50
3. 便利な機能 ……………………………………………… 51
3-1. 投写光を消去する(レンズシャッター) ……………………………………………… 51
3-2.
映像と音声を消去する ………………………………………………………………… 51
3-3.
オンスクリーンメニューの表示位置を変更する …………………………………… 52
3-4.
動画を静止画にする(静止) …………………………………………………………… 53
3-5.
映像の一部を拡大する(部分拡大) …………………………………………………… 53
3-6.
ライトモードと省エネ効果 …………………………………………………………… 54
3-7.
別売のマウスレシーバーを接続して本機のリモコンでコンピューターのマウス操作を行う
56
3-8.
台形歪みを調整する(4 点補正) ……………………………………………………… 58
3-9.
市販の USB マウスを接続してメニュー操作を行う ……………………………… 61
3-
10
. セキュリティを設定して無断使用を防止する ……………………………………… 63
3-
11
. 3D 映像を投写する ……………………………………………………………………… 66
3-
12
. HTTP を使用したウェブブラウザーによる操作 …………………………………… 69
3-
13
. レンズシフト、ズーム、フォーカスの各調整値を保存する レンズメモリー) 77
4. マルチスクリーン投写 ………………………………… 81
4-1. マルチスクリーン投写でできること ………………………………………………… 81
4-2. 2
つの映像を同時に投写する ………………………………………………………… 85
4-3.
エッジブレンディング機能を使って投写する ……………………………………… 88
18
5. オンスクリーンメニュー ……………………………… 94
5-1. オンスクリーンメニューの基本操作 ………………………………………………… 94
5-2.
オンスクリーンメニュー一覧 ………………………………………………………… 98
5-3.
入力端子 …………………………………………………………………………………104
5-4.
調整 ………………………………………………………………………………………108
5-5.
表示 ………………………………………………………………………………………121
5-6.
セットアップ ……………………………………………………………………………129
5-7.
情報 ………………………………………………………………………………………155
6. 機器と接続する ……………………………………… 157
6-1. レンズユニット(別売)を取り付ける ………………………………………………157
6-2.
コンピューターと接続する ……………………………………………………………161
6-3.
ブルーレイプレーヤーなどの AV 機器と接続する …………………………………165
6-4. HDBaseT
対応の伝送機器(市販)と接続する ……………………………………167
6-5.
複数のプロジェクターを接続する ……………………………………………………168
6-6.
ポートレート(縦向き)投写をする …………………………………………………169
6-7.
有線 LAN と接続する ……………………………………………………………………171
7. 本体のお手入れ ……………………………………… 172
7-1. レンズの清掃 ……………………………………………………………………………172
7-2.
キャビネットの清掃 ……………………………………………………………………173
8. 付 録 ………………………………………………… 174
投写距離とスクリーンサイズ …………………………………………………………………174
対応解像度一覧 …………………………………………………………………………………177
仕様 ……………………………………………………………………………………………182
外観図 ………………………………………………………………………………………… 185
主な端子のピン配列と信号名 …………………………………………………………………187
ASCII
コントロールコマンドについて ………………………………………………………189
バックグラウンドロゴを変更する(Virtual Remote Tool ………………………………191
故障かな?と思ったら …………………………………………………………………………192
インジケーター表示一覧 ………………………………………………………………………197
トラブルチェックシート ………………………………………………………………………202
別売品/商標について …………………………………………………………………………204
保証と修理サービス(必ずお読みください) ……………………………… 205
NEC プロジェクター・カスタマサポートセンターのご案内 ………………………… 裏表紙
19
1
添付品や名称を確認する
1. 添付品や名称を確認する
1-1. 特長
■全般
●液晶方式の高輝度・高解像度プロジェクター
■光源・輝度
●長寿命レーザー光源を採用
レーザー光源は長寿命のため、光源の交換や調整などのメンテナンスが長期間不要になり、ロー
コストオペレーションを実現します。
●幅広い輝度調整が可能
ランプとは異なり、出力を 30%から 100%まで 1%刻みで調整することができます。
●輝度一定モード
通常は使用時間に応じて輝度が下がりますが、輝度一定モードを設定すると、本体内部のセン
サーで輝度を検出して出力を自動調整し、輝度を維持できます。
ただし、出力が最大になった後は、使用時間に応じて輝度が下がります。
■設置
●設置場所に応じて選べるオプションレンズ
本機は、3 種類のオプションレンズに対応しています。様々な設置場所、投写方法に合わせた
レンズが選択できます。
なお、工場出荷時はレンズが装着されていませんので別途オプションレンズをお買い求めくだ
さい。
●電動レンズコントロールで容易な画面調整
本体側面の操作ボタンやリモコンの操作で、投写画面のズーム、フォーカス、位置調整(レン
ズシフト)ができます。
360°の設置、ポートレート投写が可能
本機は、垂直方向と水平方向 360°の、どの角度でも設置が可能です。
本機を傾けて設置する場合は、十分な強度のある金具を使用してください。
また、投写画面を 90°傾けたポートレート投写が行えます。必ず専用のスタンドを制作して
設置してください。
■映像
HDMIDisplayPort HDBaseT などの豊富な入出力端子
HDMI(入力 × 2DisplayPortHDBaseT(入力 ×1出力 ×1コンピューター(アナログ)
など、豊富な入出力端子を装備しています。
本機の HDMI 入力端子、DisplayPort 入力端子、HDBaseT ポートは、HDCP に対応しています。
HDMIHDCP 2.2/1.4 に対応
DisplayPortHDCP 1.3 に対応
HDBaseTHDCP 2.2/1.4 に対応
機種名 明るさ 解像度
アスペクト比
NP-PA803ULJL 8000lm WUXGA (1920 x 1200) 16:10
NP-PA703ULJL 7000lm WUXGA (1920 x 1200) 16:10
NP-PA653ULJL 6500lm WUXGA (1920 x 1200) 16:10
20
●複数台のプロジェクターを用いたマルチスクリーン投写
本機は、HDBaseT IN/Ethernet ポートと HDBaseT OUT/Ethernet ポート搭載しています。
LAN ケーブル
を使って、同じ明るさの機種を4台までデイジーチェーンで接続し、HDMI
DisplayPortHDBaseT の映像を投写できます。そして、高解像度の映像を各プロジェクター
に分割して投写することにより、高画質を実現できます。
さらに、エッジブレンディング機能により、画面の境界を滑らかにします。
市販のカテゴリ 5e 以上のシールド付きツイストペアSTPケーブルを使用してください。
2 つの映像を同時表示(PIP PICTURE BY PICTURE
本機 1 台で 2 つの映像を同時に投写することができます。
2 画面の配置には 2 種類あり、主画面の中に小さな子画面を表示する「PIP」と、主画面と副
画面を左右に並べて表示する「PICTURE BY PICTURE」があります。
●信号切り替え時の画面変更をスムーズに見せるシームレススイッチング機能
入力端子切り替え時、切り替え前の映像を保持することで、無信号状態を経ずに切り替え後
の映像が映し出されます。
HDMI 3D 方式に対応
本機は、市販の Xpand 3D 対応のアクティブシャッター方式の 3D メガネと 3D エミッター
という装置を使って、3D 映像を視聴することができます。
■ネットワーク
有線 LAN 対応
LAN ポートと HDBaseT/Ethernet ポートRJ-45)を装備しており、有線 LAN に接続して
コンピューターから本機を制御することができます。
●便利なアプリケーションソフトに対応
当社のアプリケーションソフト(NaViSet Administrator 2Virtual Remote Tool など)に対
応しています。NaViSet Administrator 2 は、コンピューターとプロジェクターを有線 LAN
で接続して、コンューターからロジクターの々な能を制御るソトウェア
す。Virtual Remote Tool は、コンピューターの画面上に仮想のリモコンを表示し、有線 LAN
ウェアです。また、本機のバックグラウンドロゴを変更する機能があります。
191 ページ)
各ソフトウェアは、当社のホームページからダウンロードしてください。
https://www.nec-display.com/dl/jp/pj/soft/lineup.html
CRESTRON ROOMVIEWExtron XTP に対応
本機は CRESTRON ROOMVIEW に対応しています。コンピューターから、ネットワークに
接続した複数の機器を管理・制御することができます。
また、本機を Extron 社の XTP トランスミッターに接続して、映像出力や制御を行うことが
できます。
■省エネ
●スタンバイ時の消費電力が最小で 0.11W の省エネ設計
オンスクリーンメニューのスタンバイモードで「ノーマル」を設定すると、スタンバイ時の
消費電力がネットワーク有効時は 0.15W、ネットワーク無効時は 0.11Wになります。
●ライトモードとカーボンメーター表示
ライトモードを「エコ 1「エコ 2「長寿命」に設定すると、使用中の消費電力を抑えること
ができます。さらに、ライトモード設定時の省エネ効果を CO2 排出削減量に換算して、電源
を切るときの「確認メッセージ」およびオンスクリーンメニューの「情報」に表示します(カー
ボンメーター)
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NEC NP-PA803ULJL/PA703ULJL/PA653ULJL 取扱説明書

カテゴリー
テレビ
タイプ
取扱説明書