Roland TM-6 PRO 取扱説明書

データ・リスト

KIT

 3

KIT 画面 3

CLICK

 4

SONG

 5

SONG SETUP 5

 6

INST 6

EDIT（［F3］（EDIT）ボタン） 6

PAD-FX 8

PAD EQ 8

PAD TRANSIENT 8

PAD COMP 9

PAD MFX 10

KIT-FX  10

REVERB  10

MASTER COMP 11

MASTER EQ  12

KIT COMMON 13

KIT VOLUME13

MUTE GROUP 13

KIT TEMPO  13

KIT NAME13

MIDI  14

KIT MIDI   14

GLOBAL SETUP 15

SYS  16

Output Assign  16

Control Setup  18

Options19

Auto O󰮏  19

System Info 19

USER SAMPLE

 20

LIST  20

EDIT（［F3］ボタン） 20

TRIGGER SETUP

 21

トリガー設定の基本操作  21

BANK 21

PARAM   22

HI-HAT 24

LOCK 24

マルチ・エフェクト・パラメーター

 25

TAPE ECHO（テープ・エコー） 26

TIME CTRL DELAY

（タイム・コントロール・ディレイ） 26

DELAY（ディレイ）  26

REVERSE DELAY（リバース・ディレイ） 26

PAN DELAY（パン・ディレイ） 27

3TAP DELAY（3 タップ・ディレイ） 27

CHORUS（コーラス）  27

SDD-32027

FLANGER（フランジャー） 27

SBF-325  28

PHASER A（フェイザー A）  28

PHASER B（フェイザー B）28

REVERB（リバーブ）  28

LONG REVERB（ロング・リバーブ）  28

SUPER FILTER（スーパー・フィルター） 29

FILTER+DRIVE（フィルター +ドライブ） 29

AUTO WAH（オート・ワウ）  30

SATURATOR（サチュレーター）  30

OVERDRIVE（オーバードライブ）  30

DISTORTION（ディストーション）  30

T-SCREAM（T- スクリーム）  30

LOFI COMPRESS（ローファイ・コンプレス） 30

BIT CRUSHER（ビット・クラッシャー） 30

SPEAKER SIM（スピーカ・シミュレーター）31

GUITAR AMP SIM

（ギター・アンプ・シミュレーター） 31

LOW BOOST（ロー・ブースト）  31

ENHANCER（エンハンサー） 31

RING MODULATOR（リング・モジュレーター） 32

PITCH SHIFTER（ピッチ・シフター） 32

AUTO PAN（オート・パン）  32

キット・リスト

 33

インスト・リスト

 34

ユーザー・サンプル・リスト

  37

ブロック・ダイヤグラム

 39

KIT

KIT 画面

パラメーター設定値説明

［F1］（SET LIST）ボタン –

セット・リストを使います。

参照

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「キットを順番に呼び出す（SET LIST）」を

ご覧ください。

［F2］（TOOLS）ボタン –

設定のコピーやセット・リストの作成をすることができます。

参照

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「便利な機能」をご覧ください。

［F3］（KIT VOL）ボタン –

キット全体の音量やハイハットの音量を調節することができます。

参照

詳しくは「KIT VOLUME」（P.13）をご覧ください。

CLICK

1

［CLICK］ボタンを押します。

CLICK 画面が表示されます。

パラメーター設定値説明

［F3］（CLICK）ボタン OFF、CLICK ON クリックをオン／オフします。

TEMPO タブ

Tempo 20 ～ 260 テンポ

SETUP タブ

Beat 1～9 クリックの拍子（1 小節の拍数）

Pattern

～

クリックの間隔

Sound

METRONOME、CLICK、

VOICE、BEEP 1、BEEP 2、TEK

CLICK、STICKS、CLAVES、

WOOD BLOCK、COWBELL、

AGOGO、TRIANGLE、

TAMBOURINE、MARACAS、

CABASA

クリックの音色

Volume -INF ～ +6.0dB クリックの音量

Click Pan L30 ～ CENTER ～ R30 クリックの定位

LED Reference OFF、ON クリックに合わせて［CLICK］ボタンを点滅させるか（ON）／させないか（OFF）を設定します。

Tap Sw OFF、ON Tap Pad で設定したパッドやボタンを叩く間隔で、テンポを設定できます（タップ・テンポ）。

Tap Pad PAD1<HEAD> ～ PAD6<RIM> タップ・テンポでテンポを設定するときに叩く、パッドやボタンを選びます。

Output

PHONES ONLY、

MASTER+PHONES

クリックを、PHONES 端子からのみ出力するか（PHONES ONLY）／ MASTER OUT 端子

+PHONES 端子から出力するか（MASTER+PHONES）を設定します。

メモ

OTHER OUTPUT ASSIGN MASTER 画面（P.16）でも設定することができます。

SONG

SONG SETUP

1

［SONG］ボタンを押します。

2

［ENTER］ボタンを押します。

SONG SETUP 画面が表示されます。

パラメーター設定値説明

Play Type

ソングの再生方法を設定します。

ONE SHOT 1 度だけ再生して、停止します。

LOOP 繰り返し再生します。

Song Volume -INF ～ +6.0［dB］ソングの音量

Click Trk Volume*1 -INF ～ +6.0［dB］

クリック・トラックの音量

参照

クリック用に、ソングとは別のオーディオ・ファイル（WAV ファイル）を用意することで、クリッ

クとして再生することができます（クリック・トラック）。

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「オーディオ・ファイルをクリックとして再

生する（クリック・トラック）」をご覧ください。

［F1］（PAD/FS CTRL）ボタン –

フットスイッチやドラム・トリガーに、ソングの再生／停止などの機能を割り当てることができま

す（P.18）。

［F3］（CLK TRK ON）ボタン *1 – クリック・トラックの再生をオン／オフします。

*1 ソングに対応するクリック・トラックがある場合のみ

TM-6 PRO 全体の設定、インストやエフェクトなどの設定をします。

1

［MENU］ボタンを押します。

MENU 画面が表示されます。

2

カーソル・ボタンで設定したいメニューを選び、［ENTER］ボタンを押します。

メニュー説明ページ

INST インストの設定をします。 P.6

PAD-FX パッド・エフェクトの設定をします。 P.8

KIT-FX キット・エフェクトの設定をします。 P.10

KIT COMMON キットの設定をします。 P.13

MIDI キットや TM-6 PRO 全体の MIDI の設定をします。 P.14

SYS TM-6 PRO 全体の設定をします。 P.16

3

選んだメニューに応じて、設定を変更します。

4

［EXIT］ボタンを数回押して、KIT 画面に戻ります。

参照

MENU の操作については、『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧ください。

INST

各インストで設定できるパラメーター

パラメーター設定値説明

インスト A 、インスト B

000 ～ 268（プリセット）

U001 ～ U1000（ユーザー・サン

プル）

インスト番号

参照

インストについて、詳しくは「インスト・リスト」（P.34）をご覧ください。

［F2］（B ON/OFF）ボタン B OFF、B ON

「ON」にすると、通常のインストA に加え、インスト B を鳴らすことができます。2 つのイン

ストを重ねて鳴らしたり、叩く強さに応じて切り替えたりできます。鳴らしかたは、［F3］（EDIT）

ボタンの SETUP タブで設定します。

［F3］（EDIT）ボタン –

インストの細かい設定をします。

インスト・パラメーターは、インスト A と B それぞれ設定することができます。

EDIT（［F3］（EDIT）ボタン）

パラメーター設定値説明

EDIT タブ

Volume -INF ～ +6.0dB

インストの音量

メモ

サウンド・モディファイつまみでも設定できます。

Pitch -2400 ～ +2400

インストのピッチ（セント単位）

メモ

サウンド・モディファイつまみでも設定できます。

パラメーター設定値説明

Decay*1 1 ～ 100

余韻の長さ

メモ

サウンド・モディファイつまみでも設定できます。

Sweep*1 -100 ～ 100

発音後に、音程がだんだん上がり（下がり）ます。

＋の値にすると高い音程から下がり、- の値にすると低い音程から上がります。

値を大きくするほど、変化が大きくなります。

※ Pitch を大きく変化させると、Sweep の効果が制限される場合があります。

Pan L30 ～ CENTER ～ R30 インストの定位

SETUP タブ

LayerType

インスト B を、どのように鳴らすかを設定します。

MIX

叩く

強さ

音量

常にインスト A とインスト B を重ねて鳴らし

ます。

FADE1

叩く

強さ

音量

「FadePoint」以上の強さで叩いたときだけ、

インスト B を重ねて鳴らします。

FADE2

叩く

強さ

音量

「FadePoint」以上の強さで叩いたとき、その

強さに応じてインスト B を重ねて鳴らします。

SWITCH

叩く

強さ

音量

「FadePoint」未満の弱さではインスト A を、

「FadePoint」以上の強さではインスト B を、

切り替えて鳴らします。

FadePoint 1 ～ 127

インスト B を鳴らし始める打撃の強さを設定します。

「1」に設定すると、どんな強さで叩いてもインスト B が鳴ります。

「127」に設定すると、一番強く叩いたときだけインスト B が鳴ります。

※ LayerType が「MIX」のときは無効です。

Fixed Vel 1 ～ 127、OFF

ベロシティーを固定して発音させることができます。

「1 ～ 127」に設定すると、叩く強さにかかわらず、設定したベロシティーで発音します。

「OFF」に設定すると、叩く強さに応じたベロシティーで発音します。

MinVolume 0～15

各インストの最小音量

強打時の音量を保ったまま、弱打時の音量を大きくすることができます。スネアのゴースト・ノー

トやライド・シンバルのレガート音を、より聴こえやすくすることができます。

PedalBend -24 ～ 0 ～ +24 ハイハット・ペダルの踏み込み量によるピッチの変化量を設定します。

*1 インストにユーザー・サンプルを割り当ている場合、ユーザー・サンプルの Play Type（P.20）を「LOOP ALT」に設定している場合、Sweep、Decay は無効になります。

メモ

［F1］（H&R）ボタンを押して「ON」にすると、ヘッド部とリム部を同時に設定できます。

PAD-FX

PAD EQ

各ドラム・トリガーのヘッドとリムごとに用意された、3 バンド・イコライザーです。

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン OFF、EQ ON パッド・イコライザーをオン／オフします。

LOW Freq 20Hz ～ 1kHz 低域の基準周波数

LOW Gain -15 ～ +15dB 低域の増幅／減衰量

MID Q 0.5 ～ 8.0

周波数帯の幅

値を大きくするほど幅が狭くなります。

MID Freq 20Hz ～ 16kHz 中域の基準周波数

MID Gain -15 ～ +15dB 中域の増幅／減衰量

HIGH Freq 1kHz ～ 16kHz 高域の基準周波数

HIGH Gain -15 ～ +15dB 高域の増幅／減衰量

メモ

［F1］（H&R）ボタンを押して「ON」にすると、ヘッド部とリム部を同時に設定できます。

PAD TRANSIENT

各ドラム・トリガーのアタック部分やリリース部分を強調したり、抑えたりできます。

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン OFF、TRANSIENT ON トランジェントの効果をオン／オフします。

Sens U LOW、LOW、MID、HIGH

トランジェントの感度を調節します。

感度を高くすると、連打したときもトランジェントの効果がかかりやすくなります。

シンバルなどのリリースが長い音色では、意図しない反応をしてしまうことがあります。

この場合、感度を低くすることで、意図しない反応を軽減させることができます。

Attack -50 ～ +50

アタック部分を強調したり、抑えたりできます。

メモ

サウンド・モディファイつまみでも設定できます。

Release -50 ～ +50

リリース部分を強調したり、抑えたりできます。

メモ

サウンド・モディファイつまみでも設定できます。

Gain -12.0 ～ +6.0dB トランジェント調節後の音量

※ パッド・トランジェントは、ドラム・トリガー単位で設定します。叩く場所ごとに（ヘッド部やリム部など）設定することはできません。

※ OUTPUT SETUP（P.17）の Pad E󰮏ect to Direct、Master Direct Sw の設定によっては、DIRECT OUT 端子（MASTER OUT 端子）から出力する音に、パッド・

トランジェントの効果はかかりません。

PAD TRANSIENT 画面で表示されるメーター

PAD TRANSIENT 画面には、「アウトプット・メーター」が表示されます。

アウトプット・メーター

パッド・トランジェント

のアウトプット・レベル

を表示します。

アウトプット・メーターで 0dB を超えない（クリップしない）ように、パッド・トランジェントの Gain を調節してください。

PAD COMP

各ドラム・トリガーに用意されたコンプレッサーです。

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン OFF、COMP ON パッド・コンプレッサーをオン／オフします。

Threshold -48 ～ 0dB 圧縮を始める音量レベル

Gain -24 ～ +24dB コンプレッサーの出力音量

Type

KICK 1、2、SNARE1、2、

TOM 1、2、CYMBAL1、2、

SOFT COMP、HARD COMP、

LIMITER

コンプレッサーのかかりかた

※ このパラメーターを変更すると、パッド・コンプレッサー内の RATIO、ATTACK、

RELEASE、KNEE が最適な設定に変わります。これらの設定を元に、各パラメーターの設

定を必要に応じて調節してください。

RATIO 1:1 ～ 100:1 圧縮比

ATTACK 0.1 ～ 100mSec 圧縮を始めるまでの時間

RELEASE 10 ～ 1000mSec 圧縮を元に戻すまでの時間

KNEE HARD、SOFT1 ～ 3 圧縮がかかった瞬間の音の立ち上がり

※ OUTPUT SETUP（P.17）の Pad E󰮏ect to Direct、Master Direct Sw の設定によっては、DIRECT OUT 端子（MASTER OUT 端子）から出力する音に、パッド・

コンプレッサーの効果はかかりません。

※ パッド・

コンプレッサー

は、ドラム・トリガー単位で設定します。叩く場所ごとに（ヘッド部やリム部など）設定することはできません。

PAD COMP 画面で表示されるメーター

PAD COMP 画面には、「インプット・メーター」、「アウトプット・メーター」、「ゲイン・リダクション・メーター」が表示されます。

アウトプット・メーター

パッド・コンプレッサーのアウトプット・レベ

ルを表示します。

インプット・メーター

パッド・コンプレッサー

に入力されるレベル

（dB）を表示します。

ゲイン・リダクション・

メーター

パッド・コンプレッサー

により圧縮されたレベル

（dB）を表示します。

アウトプット・メーターで 0dB を超えない（クリップしない）ように、パッド・コンプレッサーの Gain を調節してください。

PAD MFX

キットごとに、各ドラム・トリガーに用意されたマルチ・エフェクトです。

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン FX1 ～ 6 OFF、ON マルチ・エフェクト1～6をオン／オフします。

MFX CTRL 0 ～ 127

マルチ・エフェクトのコントロール

選んでいるマルチ・エフェクトによって、コントロールでき

るパラメーターは異なります。

コントロールできるパラメーターは、PAD MFX 画面で確

認できます。

メモ

サウンド・モディファイつまみでも設定できます。

また、マルチエフェクトによって、パラメータの変化のカーブや、一度に変化するパラメー

タの数は異なります。

タイプ、パラメーター

マルチ・エフェクトの種類

参照

マルチ・エフェクトについては、「マルチ・エフェクト・パラメーター」（P.25）をご覧ください。

※ OUTPUT SETUP（P.17）の Pad E󰮏ect to Direct、Master Direct Sw の設定によっては、DIRECT OUT 端子（MASTER OUT 端子）から出力する音に、マルチ・

エフェクトの効果はかかりません。

※ マルチ・エフェクトは、ドラム・トリガー単位で設定します。叩く場所ごとに（ヘッド部やリム部など）設定することはできません。

KIT-FX

REVERB

キットごとに用意されたリバーブです。

各ドラム・トリガーからリバーブのかかり具合を

設定

して使います。

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン OFF、REV ON リバーブをオン／オフします。

［F2］ボタン – 各ドラム・トリガーのリバーブのかかり具合を調節します。

Type

ROOM 1、2、HALL 1、2、

PLATE

リバーブの種類

Pre Delay 0 ～ 100mSec 原音が鳴ってからリバーブ音が鳴るまでの遅延時間

Time 0.1 ～ 10.0Sec リバーブ音の余韻の長さ

Density 0 ～ 127 リバーブ音の密度

Di󰮏usion 0 ～ 127

リバーブ音の密度の時間変化

値が大きいほど時間がたつに従って、濃密な音になります（リバーブ・タイムを長くした場合

に効果がよくあらわれます）。

LF Damp 0 ～ 100 リバーブ音の低域成分を調節します。

HF Damp 0 ～ 100 リバーブ音の高域成分を調節します。

Spread 0 ～ 127 リバーブ音の広がり

Tone 0 ～ 127 リバーブ音の音質

Level -INF ～ +6.0dB リバーブの音量

「(#)」が付いたパラメーター

SEND（［F2］ボタン）

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン OFF、REV ON リバーブをオン／オフします。

PAD1<HEAD> ～ PAD6<RIM> -INF ～ +6.0dB

各ドラム・トリガーのリバーブのかかり具合

メモ

［F1］（H&R）ボタンを押して「ON」にすると、ヘッド部とリム部を同時に設定できます。

MASTER COMP

キットごとに用意された、2 バンド・コンプレッサーです。

マスター・コンプが効いた音は、MASTER OUT 端子と PHONES 端子から出力されます。

※ OUTPUT SETUP（P.17）で Master Direct Sw を「DIRECT」に設定していると、MASTER OUT 端子から出力する音には、マスター・コンプの効果はかかりません。

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン OFF、COMP ON マスター・コンプをオン／オフします。

［F2］ボタン – マスター・コンプの詳細設定をします。

TEMPLATE

SINGLE SOFT COMP、SINGLE

HARD COMP、SINGLE

LIMITER、2 BAND SOFT

COMP、2 BAND HARD

COMP、2 BAND LIMITER

コンプレッサーのかかりかた

※ このパラメーターを変更すると、マスター・コンプ内のすべてのパラメーターが最適な設定

に変わります。これらの設定を元に、各パラメーターの設定を必要に応じて調節してください。

また、各パラメーターの設定によっては、TEMPLATE の設定と効果が一致しない場合があ

ります。

Split Freq SINGLE、10 ～ 16000Hz

コンプレッサーの帯域

「SINGLE」にすると、ハイ・バンドのみ使用の、シングル・バンド・コンプレッサーとして動作します。

DETAIL（［F2］ボタン）

パラメーター設定値説明

Thrshd*1 -48 ～ 0dB 圧縮を始める音量レベル

Gain*1 -24 ～ +24dB コンプレッサーの出力音量

Atk*1 0.1 ～ 100mSec 圧縮を始めるまでの時間

Rls*1 10 ～ 1000mSec 圧縮を元に戻すまでの時間

Ratio*1 1:1 ～ 100:1 圧縮比

Knee*1 HARD、SOFT1 ～ 3 圧縮がかかった瞬間の音の立ち上がり

［F1］（LO）ボタン *2 –

2 バンド・コンプレッサーとして動作しているときに、低域と高域のパラメーターの表示を切り

替えます。

［F2］（HI）ボタン *2 –

［F3］（MONITOR）ボタン *2 –

2 バンド・コンプレッサーとして動作しているときに、現在タブで選んでいる帯域（ロー・バン

ド／ハイ・バンド）を単独で試聴することがきます。

※ 以下の操作をすると、設定は解除されます。

Type をシングル・バンド・コンプレッサーに設定しなおす

Split Freq を「SINGLE」に設定する

MASTER COMP 画面を抜ける

*1 Split Freq を「SINGLE」以外に設定すると、ロー・バンドとハイ・バンドでそれぞれ設定することができます。

*2 Split Freq を「SINGLE」以外に設定したときのみ

MASTER COMP 画面で表示されるメーター

MASTER COMP 画面には、「インプット・メーター」、「アウトプット・メーター」、「ゲイン・リダクション・メーター」が表示されます。

アウトプット・メーター

マスター・コンプのアウトプット・レベルを

表示します。

インプット・メーター

マスター・コンプに入

力されるレベル（dB）

を表示します。

ゲイン・リダクション・

メーター

マスター・コンプにより

圧縮されたレベル（dB）

を表示します。

Split Freq が「SINGLE」（シングル・コンプレッサー）のとき Split Freq が「10 ～ 16000Hz」（2 バンド・コンプレッサー）のとき

インプット・メーター

マスター・コンプに入力される

レベル（dB）を表示します。ロー

とハイそれぞれのバンドで表示

します。

アウトプット・メーター

マスター・コンプのアウ

トプット・レベルを表示

します。

ゲイン・リダクション・メーター

マスター・コンプにより圧縮さ

れたレベル（dB）を表示します。

ローとハイそれぞれのバンドで

表示します。

MASTER EQ

キットごとに用意された、4 バンド・イコライザーです。

低域（LOW）と高域（HIGH）では、イコライザーのかかりかた（シェルビングとピーキング）を変更できます。

マスター EQ が効いた音は、MASTER OUT 端子と PHONES 端子から出力されます。

パラメーター設定値説明

［F3］ボタン OFF、EQ ON マスター EQ をオン／オフします。

TYPE（LOW、HIGH のみ）

SHELV（Shelving）、PEAK

（MID1、MID2 は「PEAK」に固定）

イコライザーのかかりかた

0.5 ～ 8.0（Type が「PEAK」の

場合のみ）

周波数帯の幅

値を大きくするほど幅が狭くなります。

FREQ

20Hz ～ 1kHz（LOW）

20Hz ～ 16kHz（MID1、2）

1kHz ～ 16kHz（HIGH）

基準周波数

GAIN -12 ～ +12dB 増幅／減衰量

※ OUTPUT SETUP（P.17）で Master Direct Sw を「DIRECT」に設定していると、MASTER OUT 端子から出力する音には、マスター EQ の効果はかかりません。

KIT COMMON

KIT VOLUME

キット全体の音量やハイハットの音量を調節することができます。

パラメーター設定値説明

KIT VOL タブ

Kit Volume -INF ～ +6.0dB キットの音量

HIHAT タブ

PedalHH Vol -INF ～ +6.0dB ペダル・ハイハットの音量

HH Open/Close Balance -5 ～ +5

オープン／クローズの音量バランス

値を小さくすると、ハイハットがオープンのときに演奏する音量が、クローズのときに演奏する

音量よりも小さくなります。値を大きくすると、ハイハットがオープンのときに演奏する音量が、

クローズのときに演奏する音量よりも大きくなります。

メモ

KIT 画面で［F3］（KIT VOL）ボタンを押して、KIT VOLUME を設定することもできます。

MUTE GROUP

パラメーター設定値説明

MUTE SEND

–（OFF）、1 ～ 8

ミュート・グループ番号を設定します。

MUTE SEND で設定した番号のドラム・トリガーを叩くと、MUTE RECEIVE で同じ番号に設

定したドラム・トリガーの音がミュートされます。

※ 同じドラム・トリガーの同じ場所（ヘッド部やリム部など）で、MUTE SEND と MUTE

RECEIVE を同じ番号に設定しても、ミュートされません。

MUTE RECEIVE

［F3］（RESET）ボタン – すべてのミュート・グループを解除します。

KIT TEMPO

パラメーター設定値説明

Kit Tempo Switch

OFF

TM-6 PRO 全体で共通のテンポ（P.4）を使用します。

キットを変更しても、テンポは変わりません。

各キットで設定されたテンポを使用します。

クリックのテンポや、テンポ同期するエフェクトのテンポを、キットごとに設定することができます。

Kit Tempo

20 ～ 260 キットごとの設定テンポ

KIT NAME

パラメーター説明

–

キットの名前を変更します。

参照

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「キットの名前を変更する」をご覧ください。

MIDI

KIT MIDI

パラメーター設定値説明

NOTE タブ

Note No.

0（C -）～ 127（G 9）各ドラム・トリガーが送受信する MIDI ノート・ナンバー

OFF ノート・メッセージを送受信しない

GATE タブ

Gate Time

0.1 ～ 8.0 s 各ドラム・トリガーが送信する、ノートの鳴る長さ

CH タブ

MIDI Channel

CH1 ～ CH16

各ドラム・トリガーが、ノート・メッセージやコントロール・チェンジ・メッセージを送受信する

MIDI チャンネル

キットごとに設定します。

GLOBAL GLOBAL SETUP で設定した送受信チャンネル（P.15）で送受信

ハイハットが送受信する MIDI ノート・ナンバー

項目説明

HH CLOSE <BOW>

HH CLOSE <EDGE>

クローズド・ハイハット（ボウ、エッジ）が送受信する MIDI ノート・ナンバー

HH PEDAL ペダル・ハイハットが送受信する MIDI ノート・ナンバー

複数のドラム・トリガーに同じノート・ナンバーを設定した場合

外部 MIDI 機器から TM-6 PRO の内部音源を鳴らす場合、受信したノート・ナンバーが複数のドラム・トリガーに設定されていたときは、最も小

さいトリガー・インプット番号のドラム・トリガーのインストが鳴ります。ヘッドとリムでノート・ナンバーが重複しているときは、ヘッドのインストが

鳴ります。

メモ

発音しないトリガー・インプットには、ノート・ナンバーの右側に「＊」が表示されます。

例：

トリガー・インプット 2 のヘッドとリム、トリガー・インプット 3 のヘッドに「38（D 2）」を指定した場合、ノート・ナンバー 38（D 2）を受信する

と、トリガー・インプット 2 のヘッドのインストが鳴ります。

ゲート・タイムについて

通常ドラム音源モジュールは、ノート・オン情報で発音するタイミングだけを受信し、ノート・オフは受信しません。これに対し、一般的な

音源モジュールやサンプラーでは、鍵盤を離すときに送信されるノート・オフ情報を受けて音源が鳴りやみます。

ドラム音源モジュールでは、通常ゲート・タイムは不要なので、工場出荷時は最小値になっています。ノート・オフ情報を受信する音源モジュー

ルでこのようなデータを受信すると、発音できないほどの短い時間として受信されるので、ほとんど音が鳴りません（または耳ざわりなノイ

ズのような音で鳴るかもしれません）。このような現象を避けるため、それぞれのドラム・トリガーで叩いた演奏における、MIDI データ上の

発音時間を決めておきます。

※ 同じノート・ナンバーが重なって発音された場合、ゲート・タイム内であっても、ノート・オフを送信してからノート・オンを送信します。

GLOBAL SETUP

パラメーター設定値説明

BASIC タブ

MIDI Tx/Rx Sw OFF、ON MIDI データ送受信のオン／オフ

MIDI Channel 1 ～ 16Ch 送受信チャンネル

Program Change Tx OFF、ON プログラム・チェンジの送信のオン／オフ

Program Change Rx OFF、ON プログラム・チェンジの受信のオン／オフ

Soft Thru USB MIDI In OFF、ON

TM-6 PRO の USB COMPUTER 端子から受信した演奏情報を、MIDI OUT 端子に送信する

か（ON）、送信しないか（OFF）を設定します。

Local Control OFF、ON

ドラム・トリガーの演奏情報と TM-6 PRO の音源部の接続オン／オフ

通常は「ON」にしておきます。「OFF」にすると、ドラム・トリガーの演奏情報は TM-6 PRO

の音源部に接続されません。

Device ID 17 ～ 32

デバイス ID の設定

この設定は、2 台以上の TM-6 PRO に別々のデータを同時に送信するときにだけ必要な設定

です。それ以外の場合は設定を変更しないでください。

Transmit Edit Data OFF、ON

本体の設定変更を、システム・エクスクルーシブ・メッセージとして送信する（ON）／送信し

ない（OFF）を設定します。

Receive Exclusive OFF、ON システム・エクスクルーシブ・メッセージを受信する（ON）／受信しない（OFF）を設定します。

CTRL タブ

HH Pedal CC

OFF、1、2、4、11、16、17、

18、19

ハイハット・ペダルを踏む深さを送受信するコントロール・チェンジ・メッセージ

HH Note# Border 0 ～ 127

ノート・ナンバーがオープン・ハイハットからクローズド・ハイハットに切り替わるペダル位置を

設定します。

※ TM-6 PRO とドラム・トリガーだけで演奏／録音するときは、設定を変更する必要はありま

せん。

Cymbal Choke Shot OFF、ON

チョークしながらパッドを打撃する奏法の対応を切り替えます。

「ON」のときは、チョークしながら打撃すると、発音後すぐにミュートされます。「OFF」のときは、

チョークしながら打撃しても、発音後すぐにはミュートされません。

Sync Mode

TM-6 PRO が、どの同期信号に従って動作するかを設定します。

INTERNAL

他の機器を同期させないで TM-6 PRO 単体で使用する場合や、TM-6 PRO の動作に従って他

の機器を同期させる場合に設定します。

EXTERNAL

TM-6 PRO がスレーブになります。他の機器の同期メッセージを受信して、TM-6 PRO が動作

する場合に設定します。

Sync Out OFF、ON MIDI の同期信号を他の機器に送信するか（ON）、送信しないか（OFF）を設定します。

PRGCHG タブ

MIDI Program Change 1 ～ 127 キットと送受信されるプログラム・チェンジとの対応を、自由に設定することができます。

Local Control の使いかた

DAW と、ドラム・トリガーの演奏情報や TM-6 PRO の音源部を合わせて使う場合、Local Control（ローカル・

コントロール）を「OFF」にします。

「ドラム・トリガーの演奏情報

DAW

TM-6 PRO の音源部」の順に接続することを考えると、ドラム・トリガー

の演奏情報と TM-6 PRO の音源部は内部で接続されているため、通常はこのような接続は不可能です。しかし、

Local Control を「OFF」にすると、ドラム・トリガーの演奏情報と TM-6 PRO の音源部は独立して扱うことが

できるので、図のような接続で DAW と合わせて使うことができます。

HH Note# Border の設定のしかた

TM-6 PRO でハイハットを叩いたときに送信されるノート・ナンバーは、ハイハットの踏み込み位置によって切り替わります。

工場出荷時の設定（90）では、ペダルを完全に踏み込んだ状態でハイハットが叩かれたときのみ、クローズド・ハイハットのノート・ナンバーを送信します。

ペダルを踏み込んだ位置より少し上でもクローズド・ハイハットのノート・ナンバーを送信させたい場合、値を「90」以下に設定してください。

※ ハイハット・ノート・ナンバー・ボーダーの設定を変更すると、実際のハイハットの演奏と、録音したソングを再生したときの演奏が異なることがあります。

DAW

音源部

Local Control：OFF

ドラム・

トリガー

TM-6PRO

SYS

TM-6 PRO の出力先の設定や、フットスイッチの設定など、TM-6 PRO 全体で共通の設定をします。

1

［MENU］ボタンを押します。

MENU 画面が表示されます。

2

カーソル・ボタンで「SYS」を選び、［ENTER］ボタンを押します。

SYSTEM 画面が表示されます。

3

カーソル・ボタンで設定したい項目を選び、［ENTER］ボタンを押します。

メニュー説明ページ

Output Assign 音の出力先の設定をします。 P.16

SD Card

TM-6 PRO に記憶されている設定を、SD カードに保存（バックアップ）したり、TM-6 PRO

に読み込んだり（ロード）することができます。

参照

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「データをバックアップする」をご覧ください。

–

USB Setup

USBドライバーや USB オーディオの設定をします。

参照

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「パソコンと接続して鳴らす」をご覧ください。

–

Control Setup フットスイッチやドラム・トリガーに機能を割り当てます。 P.18

Options ディスプレイやサウンド・モディファイ・ロックなどの設定をします。 P.19

Auto O󰮏 Auto O󰮏 の設定をします。 P.19

System Info プログラムのバージョンなど、TM-6 PRO 本体に関する情報を表示します。 P.19

Factory Reset

工場出荷時の設定に戻します。

参照

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「工場出荷時の設定に戻す」をご覧ください。

–

4

選んだメニューに応じて、設定を変更します。

5

［EXIT］ボタンを数回押して、KIT 画面に戻ります。

Output Assign

パラメーター設定値説明

PAD タブ

PAD OUTPUT ASSIGN

MASTER

OFF、ENABLE

各ドラム・トリガーの MASTER OUT 端子（Master Direct Sw（P.17）が「NORMAL」のとき）

からの出力を設定します。

「OFF」に設定することで、特定のドラム・トリガーの音を MAIN OUT 端子から出さないよう

にできます。

PAD OUTPUT ASSIGN

DIRECT

OFF、DIRECT 1、DIRECT

2、DIRECT 1+2、DIRECT 3、

DIRECT 4、DIRECT 3+4、MST

DIR L、MST DIR R、MST DIR

L+R

各ドラム・トリガーの、DIRECT OUT 1 ～ 4 端子、MASTER OUT 端子（Master Direct

Sw（P.17）が「DIRECT」のとき）からの出力を設定します。

たとえば、DIRECT1 を選んだ場合、DIRECT1 にモノで出力されます。

DIRECT 1+2 を選んだ場合、DIRECT1 に L 成分、DIRECT 2 に R 成分を出力します。

OTHER タブ

OTHER OUTPUT ASSIGN

MASTER

OFF、ENABLE

リバーブ、ソング、クリック（クリック・トラック含む）の MASTER OUT 端子（Master

Direct Sw（P.17）が「NORMAL」のとき）からの出力を設定します。

メモ

クリックの出力は、CLICK の「Output」（P.4）でも設定することができます。

OTHER OUTPUT ASSIGN

DIRECT

OFF、DIRECT 1、DIRECT

2、DIRECT 1+2、DIRECT 3、

DIRECT 4、DIRECT 3+4、MST

DIR L、MST DIR R、MST DIR L+R

リバーブ、ソング、クリック（クリック・トラック含む）の、DIRECT OUT1 ～ 4 端子、

MASTER OUT 端子（Master Direct Sw（P.17）が「DIRECT」のとき）からの出力を設

定します。

たとえば、DIRECT1 を選んだ場合、DIRECT1 にモノで出力されます。

DIRECT 1+2 を選んだ場合、DIRECT1 に L 成分、DIRECT 2 に R 成分を出力します。

パラメーター設定値説明

SETUP タブ

Master Gain*1 -24 ～ +12dB

MASTER OUT 端子の音量を調節します（ゲイン）。

TM-6 PRO の出力音が大きすぎて、受け取り側で歪んだりする場合に、音量を小さくすること

ができます。

※ 音量を上げすぎると歪むことがあります。ご注意ください。

Phones Gain*1 -24 ～ +12dB

PHONES 端子の音量を調節します（ゲイン）。

PHONES 端子からの出力音を調節して、最適な音量にします。

※ 音量を上げすぎると歪むことがあります。ご注意ください。

Direct Gain*1 -24 ～ +12dB

DIRECT OUT 端子の音量を調節します（ゲイン）。

TM-6 PRO の出力音が大きすぎて、受け取り側で歪んだりする場合に、音量を小さくすること

ができます。

すべての DIRECT OUT 端子で有効です。

また、Master Direct Sw を「DIRECT」に設定すると、MASTER OUT 端子からの出力にも

効果がかかります。

※ 音量を上げすぎると歪むことがあります。ご注意ください。

Pad E󰮏ect to Direct*2 OFF、ON

DIRECT OUT 端子から出力する音に , パッド・エフェクト（パッド・イコライザー、トランジェント、

パッド・コンプレッサー、マルチ・エフェクト）の効果をかけるか（ON）／かけないか（OFF）

を設定します。

「OFF」に設定すると、DIRECT OUT 端子の出力は、パッド・エフェクトがバイパスされます。

また、OUTPUT SETUP の Master Direct Sw が「DIRECT」のときに、Pad E󰮏ect to

Direct を「OFF」に設定すると、MASTER OUT 端子の出力も、パッド・エフェクトがバイパ

スされます。

LoCut Freq*1 20 ～ 200Hz

設定した周波数より低い周波数成分をカットします（ロー・カット）。

すべての出力端子で共通の設定になります。

Master LoCut Sw*1 OFF、ON

MASTER OUT 端子から出力する音に、ロー・カットの効果をかけるか（ON）／かけないか

（OFF）を設定します。

Phones LoCut Sw*1 OFF、ON

PHONES 端子から出力する音に、ロー・カットの効果をかけるか（ON）／かけないか（OFF）

を設定します。

Direct LoCut Sw*1 OFF、ON

DIRECT OUT 端子から出力する音に、ロー・カットの効果をかけるか（ON）／かけないか（OFF）

を設定します。

Master Direct Sw*2 NORMAL、DIRECT

MASTER OUT 端子の出力を、DIRECT OUT 端子と同じ信号で出力するか（DIRECT）／し

ないか（NORMAL）を選びます。

「DIRECT」に設定すると、MASTER OUT 端子の出力は、マスター・コンプとマスター EQ

の効果が無効になり、MASTER OUT 端子を DIRECT OUT 端子のように使うことができます

（［MASTER］つまみの設定は有効です）。

この設定は USB オーディオのパソコンへの出力にも有効です。

Master Mono Sw*2 STEREO、MONOx2

MASTER OUT 端子の出力を、ステレオで出力するか（STEREO）／モノで出力するか

（MONOx2）を選びます。MONOx2 の場合、Ｌと R には同じモノ信号が出力されます。

モノ入力のアンプに接続するときに便利です。

*1 USB オーディオから出力される TM-6 PRO の音に、ゲインとロー・カットの効果はかかりません。

*2 USB オーディオから出力される TM-6 PRO の音にも有効です。

Control Setup

パラメーター設定値説明

FOOT SW タブ

Foot Switch FS 1 Func、

Foot Switch FS 2 Func

「フットスイッチやドラム・トリガーに

割り当てられる機能」（P.18）参

照

TM-6 PRO の FOOT SW 端子に接続したフットスイッチ（別売：BOSS FS-5U、FS-6）に、

機能を割り当てることができます。

FS-5U を接続する場合

SW2SW1

TIP

ステレオ標準プラグ

標準プラグ× 2

RING

ポラリティー・スイッチ

※ モノ・ケーブルで 1 台の FS-5U を接続する場合は、SW2 になります。

※ FS-5L は使用できません。

FS-6 を接続する場合

ステレオ標準プラグ

SW2

SW1

モード／

ポラリティー・スイッチ

PAD CTRL タブ

PAD（TRIG 5）Head Func、

PAD（TRIG 5）Rim Func

「フットスイッチやドラム・トリガーに

割り当てられる機能」（P.18）参

照

TRIGGER IN 5 端子に接続したドラム・トリガーに、機能を割り当てることができます。

ステレオ標準プラグ

フットスイッチやドラム・トリガーに割り当てられる機能

設定値説明

OFF 機能を割り当てません。

KIT# INC 次のキットを呼び出します。

KIT# DEC 1 つ前のキットを呼び出します。

SETLIST# INC 次のセット・リストを呼び出します。

SETLIST# DEC 1 つの前のセット・リストを呼び出します。

SONG# INC 次のソングを呼び出します。

SONG# DEC 1 つの前のソングを呼び出します。

SONG PLAY ソングを再生します。

SONG STOP ソングを停止します。

SONG TOP ソングの先頭に移動します。

設定値説明

SONG PLAY/STOP ソングを再生／停止します。

ALL SOUND OFF

発音中のドラムの演奏音やユーザー・サン

プルの演奏音を停止します。

Options

パラメーター設定値説明

LCD Contrast 1～16 ディスプレイのコントラスト

LCD Brightness 1～16 ディスプレイの明るさ

SOUND MODIFY Lock OFF、ON

SOUND MODIFY つまみをロックする（ON）／しない（OFF）を設定します。

ライブ中など、誤ってサウンド・モディファイつまみを触ってもパラメーターの値が変更されな

いよう、つまみをロックすることができます。

Trig Button Display Mode

トリガー・ボタンの点灯のしかたを設定します。

TYPE1

すべてのトリガー・ボタンが点灯します。

トリガー信号を受けると、対応するトリガー・ボタンが点滅します。

TYPE2

常にすべてのトリガー・ボタンが点灯します。

トリガー信号を受けても点灯したままです。

TYPE3

常にすべてのトリガー・ボタンが消灯します。

トリガー信号を受けても消灯したままです。

Trig Button Sound Preview OFF、ON

トリガー・ボタンを押したときに、各トリガーに割り当てたインストが発音する（ON）／しない

（OFF）を設定します。

Auto O󰮏

パラメーター設定値説明

Auto O󰮏

一定時間がたつと自動で電源が切れるようにします。自動で電源を切る必要がない場合は、「OFF」に設定します。

OFF 電源は自動的に切れません。

4 HOURS

4 時間以内にドラム・トリガーを叩かなかったり何も操作をしなかったりすると、自動的に電源

が切れます。

System Info

パラメーター設定値説明

PROG タブ

Program Ver. プログラムのバージョン

SAMPLE タブ

Imported Sample 取り込んだユーザー・サンプル数

Memory Remain ユーザー・サンプルを取り込める、ユーザー・メモリーの残量

SDCARD タブ

Backup All SD カードに保存しているバックアップ・データ（すべての設定）

1 Kit SD カードに保存しているキット・バックアップ・データ

USER SAMPLE

LIST

ユーザー・サンプルの再生／停止位置の設定や、再生のしかた（プレイ・タイプ）などを設定することができます。

1

［USER SAMPLE］ボタンを押します。

2

カーソル・ボタンで「LIST」を選び、［ENTER］ボタンを押します。

SAMPLE LIST 画面が表示されます。

3

［F3］（EDIT）ボタンを押します。

4

カーソル・ボタンで設定したいメニューを選び、［ENTER］ボタンを押します。

メニュー説明

Play Type/Gain ユーザー・サンプルの音量や再生のしかたを設定します。

Adjust Start/End ユーザー・サンプルの再生／停止位置を設定します。

Rename

現在選んでいるユーザー・サンプルの名前を変更します。

参照

詳しくは『リファレンス・マニュアル』（PDF）の「キットの名前を変更する」をご覧ください。

5

選んだメニューに応じて、設定を変更します。

6

［EXIT］ボタンを数回押して、KIT 画面に戻ります。

EDIT（［F3］ボタン）

Play Type/Gain

パラメーター設定値説明

Sample Gain -12 ～ +12［dB］ユーザー・サンプルの音量

Play Type

ユーザー・サンプルの発音方法を設定します。

ONESHOT MONO

ドラム・トリガーを叩いたとき、鳴っている音を消してから発音します。音を重ねずに発音します

（モノ）。

ONESHOT POLY 同じドラム・トリガーを連打したとき、音が重なって発音します（ポリ）。

LOOP ALT

ユーザー・サンプルを繰り返し鳴らします（ループ）。

ドラム・トリガーを叩くたびに、発音と停止を交互に繰り返します。

Adjust Start/End

パラメーター設定値説明

Zoom –

波形表示をズーム・イン／アウトします。

［ENTER］ボタンを押しながらカーソル［<］［ >］ボタンを押すと、横軸方向でズーム・イン

／アウトします。

［

］［］ボタンを押すと、縦軸方向でズーム・イン／アウトします。

START*1 0 ～ 07937742

スタート・ポイント（ユーザー・サンプルの発音を始める位置）を調節します。

横軸方向の ZOOM の倍率に応じて、値の変化する大きさが変わります。

END*1 257 ～ 07937999

エンド・ポイント（ユーザー・サンプルの発音を終える位置）を調節します。

横軸方向の ZOOM の倍率に応じて、値の変化する大きさが変わります。

［F1］（PREVIEW）ボタン –

現在の設定で、ユーザー・サンプルを再生することができます。

再生中にもう一度［F1］（PREVIEW）ボタンを押すと、停止します。

*1 エンド・ポイントをスタート・ポイントの前に設定することはできません。

スタート・ポイントとエンド・ポイントを同じ値に設定することはできません。

スタート・ポイントとエンド・ポイント共に、ユーザー・サンプルの波形の長さ以上の値に設定することはできません。

Roland TM-6 PRO 取扱説明書

関連論文

その他の書類