Audient Nero ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
audient.com
ュアル V1.0
2
Welcome and Thank You
大型アナログコンソールをメイン卓として構築されたレコーディングスタジオでは、その卓の
コントロール部にスタジオモニタリング機能の中枢が置かれていました。オーディオインター
フェースをI/O にしたDAW スタイルのスタジオでは、そのモニタリングコントロール機能は
アクセスが限定されがちです。そこでAudient は、20 年以上に及ぶ大型アナログコンソールデ
ザインのノウハウを生かし、スタジオモニタリングのソルーションとしてNERO MONITOR
CONTROLLER を誕生させました。その仕様はモニタリングに必要な充実したI/O、コンソー
ルスタイルのモニターコントロール、信号レベルのマッチングが凝縮されています。もちろん
入力された音源を忠実に再現できます。
4 系統ステレオアナログソース
2 系統ラインレベル入力
1 系統Cue ミックス専用入力
1 系統Aux 入力 (RCA 又は Mini Jack)
オプティカル&同軸S/PDIF 入力
3 系統ステレオスピーカー出力
1 系統指定可能なサブ出力
4 系統ヘッドフォン出力(ルーティング可)
スマートタッチポイント(カスタマイズ可)
トークバック入力
内蔵マイクロフォン
外部トークバック入力
Dim、Cut、モノ&極性モニターコントロール入力Mono & Polarity Monitor Controls
3
目次
Welcome and Thank you 2
本体 4
パッー ジ内 容 6
品質保証 7
ットアップ 9
ードウェア: 12
電源スイッチ 13
入力 14
出力 15
ルーティング 16
入力セクション 16
ヘッドフォン出力 17
ボリューム・コントロール 18
モニター機能      18
トークバック 19
ルーティングの保存 20
ファクトリー・リセット 20
スマート・タッチポイント 21
スピーカーのレベル・マッチング 21
スマートMONOモード 22
SUB出力のアサイン方法 22
ユーザー設定が可能なDIM 23
トークバックのルーティング 23
ルフロ ー 24
フィケ 26
Support&ARC 27
用語 28
4
本体
入力ソース選択
スピーカーの音量と
入力メーター スピーカー出力の選択
AUX 入力のトリムと
ALT 入力の選択
トークバックの
マイク・ゲイン設定と
オン/オフボタン
スピーカーの CUT と
DIM コントロール MONO と POL の
ON / OFF ボタン
ヘッドフォンのソース
選択とボリューム設定
5
SPDIF 入力 SUB 出力 トークバック用外部
マイクの接続端子
電源スイッチ
& DC 入力端子
ヘッドフォン
力1~4
スピーカー出力 アナログ
入力ソース
トークバック
マイクの選択
6
パッケージ内容
パッケージ内容
・NERO 本体
12V 電源アダプター(スイッチング電源&各国対応
プラグ同梱)
・クイックガイド
マニュアルの内容は、更新または変更される場合があ
ります。時々、マニュアルのバージョンやニュース
を 弊 社 サ イ ト http://www.allaccess.co.jp/audient/
nero/ にてご確認ください。
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品質保証
Mail
audient@allaccess.co.jp
WEB www.allaccess.co.jp
お問い合わせはこちら
名古屋オフィス
東京都渋谷区桜丘町30 - 4 - 404
愛知県あま市四反田27番地
品 質保 証 にして
本機は、
audient総代理店 オセスナシル株式会社がご購入年以内の品質保証を行ます理の際は、
入時の保証書(購入期日販売店捺印必須を提示の上、ご購入の販売に御い。保証書の提示が無い場保証内で
の対象にはなりせんまた、全て商品にはシリルナバーされています
本書に記載された文章、図版作品は著作権びそれに付随す著作隣接権」等の諸権利を保有弊社では、内容を理解
することを目的とする使諾しておりま
▲警のために注意していただきたいこ
1.あるときはをコセントからてごもし下さいしたり煙出てがした
などラグをコンセントいて下さい
2.電気シクを避けため、本体を対に開けない
高電圧がているため危険ですに触と感電する恐れがあます調整やは、社に下さまた、火事
や感るために、湿常に所に置いたり、天の際に使するとは避けて下さい。
▲警次の所で使用は出来る限り避けて下さ
湿度の常に高い
● 砂 や ほこりが 多 場 所
所、バスム、湿の多い地下室など、のかかりやすい
●空気循環を妨げる場所ーの近度が高い場所
り扱いについ
いた柔らかい布使をきれいに保ちう。
ーナーシンナーは使用しないで下さ
サーいて
マニルに記載されていないや取り扱いは行わないで下さ使法でを使用されますと製不良が
生する場考えられます書に基づいた使使下さ
外の使方法による破理は間中の器であても保外になます本体の取り扱いは慎重に行っ
い。が一、負傷された場合でも弊社では一切の責任を負いません。
理が必要な場合は、ご購入先もは、へご依い。
Webwww.allaccess.co.jp  Mailaudient@allaccess.co.jp
8
ット
10
インターフェースや CD プレイヤーの信号を入力する
Phone
Audio
Interface
Mono
Speaker
Main
Speakers
Alt
Speakers
CD
Player
11
インターフェースからデジタル信号を入力する
Phono
Preamp
Alt
Speakers 1
External
Talkback Mic
Alt
Speakers 2
Main
Speakers
Audio
Interface
Mixer
CD
Player
ドウェ
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電源スイッチ
背面パネルには、本機の電源を ON / OFF するスイッチがあります。
このスイッチを ON / OFF する際は、必ず接続しているスピーカーやパワーアンプの電源が OFF になって
いることを確認してください。
注意:スピーカーが破損する恐れがあります。
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入力
本機は複数の入力を装備しています。各入力端子に接
続された信号を出力(モニタースピーカー)へ送ります。
SRC 1 & 2
SRC 1 & 2 TRS(バランス)のラインレベル入力で
す。通常、SRC 1 をメインのステレオ入力として使用
します。広範囲のアナログライン出力機器に対応して
います。一般的には、インターフェース等のステレオ
出力からこの入力に接続します。
ALT 入力
3 つの入力を選択できるマルチ入力です。上面パネル
にある ALT 入力選択スイッチから、「アナログ AUX 入
力」「デジタル COAX 入力」「デジタル OPT 入力」か
ら入力ソースを選択します。
アナログ入力
AUX 入力はRCA 端子とミニフォン端子のいずれか
が使用できます。両方が同時に接続された場合は、ミ
ニフォン端子が優先されます。
上面パネルにある ALT INPUT のトリムで、他入力と
の音量 NO バランスを調整します。
デジタル入力
COAX OPTICAL 2 S/PDIF は、
192kHz のサンプルレートまで対応しています。あら
ゆるオーディオインターフェースの接続にも対応しま
す。
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本機は入力された S/PDIF 信号に自動同期します。
ALT INPUT で選択された入力が、不適当な信号の場合
は LED が点滅します。LED が点灯する場合は、出力側
の機器が適切な信号かを確認ください。信号とロック
(同期)すると点滅が止まり、点灯状態に変わります。
CUE 入力
SRC1 や SRC2 と同様、CUE 入は TRS(ス)
のラインレベル入力です。主に演奏するミュージシャ
ンへ送るトラックを入力するのに使用します。
出力
本機には多種の出力端子が備わっており、モニタリン
グとコントロール機能の集約が可能です。
MAIN 出力
メイン出力は主にメインスピーカーセットを接続しま
す。これらの出力はTRS(バランス)のラインレベル
出力です。Sub Output
ALT 出力
2 組の ALT 出力を使用すると、さらに 2 組のスピー
カーを接続できます。スピーカーセットを切り替えて
ミックス中にリファレンスすることができます。出力
は TRS(バランス)のラインレベル出力です。
SUB 出力
サブウーファーを接続します。ミックスの低域チェッ
クを改善できる有効な出力です。
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ヘッドフォン出力
本機の前面パネルには 1 系統のモニター・グレードの
出力を装備しており、主にエンジニアがヘッドフォン
でモニターする用途に使用します。また、他に 3 つの
フォールドバック・グレードの出力が 3 系統あります。
これらは演奏するミュージシャンがプレイバック信号
をモニターするのに使用します。
ルーティング
モニターコントローラーの主な機能の 1 つが、信号の
ルーティングです。本機はスピーカー/ヘッドフォン
ルーティング機能が充実しています。
入力セクション
コントロール・ルーム
上面パネルの入力ボタンを押して、入力ソースを選択
します。選択中の入力はオレンジに点灯します。
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ヘッドフォン出力
入力ソース
各ヘッドフォン・ボリュームの横にある SRC ボタンを
押し、そのヘッドフォン出力にルーティングを決定し
ます。SRC ボタンと選択された入力ボタンが緑色に点
灯します。
ルーティングしたい入力ボタンを押します。HP1 はコ
ントロール・ルーム信号が反映されるように、以下の
方法でスペシャルモードが設定できます。
ヘッドフォン 1 はどのソースからもルーティングが可
能です。(全てのソースを排除することにより、コント
ロールルームソースからルーティングも可能です。
1. 現選択中の入力ボタンを押します。
2. コントロール・ルーム入力に接続される場合は、全
て入力 LED は点灯しません。
3. このモードではトークバックはルーティングされま
せん。
ノート:デフォルト設定では、HP1 はコントロール
ルームと同じ信号が反映されます。HP2 ~ 4 のデフォ
ルト設定は、CUE 入力がルーティングされています。
トークバックのルーティング
ヘッドフォンの SRC 設定では、トークバックも同時に
ルーティングできます。
ノート : デフォルト設定は HP2 ~ 4 にトークバック
がルーティングされています。
スピーカー出力
モニターするスピーカーの選択は、上面パネルの出力
ボタンで行います。
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ボリューム・コントロール
スピーカー出力の音量は、メインのラージボリューム・
ノブで調整します。このコントロールはデジタル制御
のステップ・ボリューム・アッテネーターです。どの
音量でも左右のバランスが崩れないよう制御されてい
ます。
モニター機能
本機はコンソールスタイルのモニター機能を備えてい
ます。
DIM
DIM が ON の時、出力音量があらかじめ設定された値
に下がります。デフォルト設定値は -15dB で、その値
は変更が可能です。
CUT
スピーカー出力をミュートします。演奏するミュージ
シャンとコミュニケーションや、ヘッドフォンでモニ
ターしたい時に便利な機能です。
MONO
ステレオ信号の左右チャンネルをモノラルにサミング
、モノラルスピーカーでモニターできます。この確
認は、単一デバイスbluetooth スピーカーやスマー
トフォン)で聴く対象のリファレンスに便利な機能で
す。
このボタンを長押しすると、押している間だけモノラ
ルになります。
19
ポラリティー(極性)
左チャンネルの位相を反転します。MONO と併用する
、センターキャンセルの機能が得られ、ステレオの
リバーブやディレイの効果が確認しやすくなります。
長押しすると、押している間だけ機能します。
トークバック
ボーカルブースなど、別室にいるミュージシャンとの
会話に使用します。トークバックに入力された音声が
ミュージシャンのヘッドフォンミックスへ送られます。
本機には内蔵トークバック用マイクと、外部マイクを
接続するための入力端子があります。
背面パネルのスイッチでトークバック用マイクを選択
します。
・INT:内蔵マイクの使用
EXTXLR 入力に接続した外部マイク(ダイナミック)
の使用
EXT +48V:XLR 入力に接続した外部コンデンサー
マイクの使用(+48V ファンタム電源が供給されます。
GAINノブ
トークバックのプリアンプは、幅広いゲインレンジの
調整で様々なマイクに対応できます。この GAIN ノブ
で適切レベルに調整してください。
TALKBACK ボタン
このボタンはトークバック機能を有効にし、アサイン
されたヘッドフォン出力にトークバック信号を流しま
。同時にコントロール・ルームの DIM 機能が働き
トークバックを聴こえやすくしてくれます。
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ルーティングの保存
ルーティングを保存すると、次の電源投入時からその
セッティングで始動します。
保存方法:ルーティングの保存は、使用中(点灯中の
ボタン)のスピーカー出力ボタンと 1 つ別のスピーカ
ー出力ボタンを同時に押します。保存が完了すると
DIM(緑色)と CUT(赤色)ボタンが点滅します。
ファクトリー・リセット
以下の方法で、工場出荷時の状態にリセットできます。
1. NERO の電源を切る。
2. DIM と CUT を同時に押した状態で電源のスイッチ
を ON にします。
3. 3 秒経ったら DIM と CUT スイッチを放します。
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