Korg KAOSS PAD KP3+ 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書
92
安全上のご注意
ご使用になる前に必ずお読みください
ここに記載した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、
あなたや他の方々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
注意事項は誤った取り扱いで生じる危害や損害の大きさ、または
切迫の程度によって、内容を「警告」「注意」 2 つに分けていま
す。これらはあなたや他の方々の安全や機器の保全に関わる重
要な内容ですので、よく理解した上で必ずお守りください。
火災・感電・人身障害の危険を防止するには
図記号の例
は、険、告を含む)を示しています。記
の中には、的なかれています。
図は的な注危険を表しています。
号は、(してはいけないこと)を示しています。
号の中には、体的な意内容が描かれることがあり
す。左の図「分解禁止」を表しています。
記号は強制(必ず行と)しています。記号の
中には、具体的な注意内容が描かれることがあります。左
の図は源プラグをコンセントから抜くこと」表してい
ます
以下の指示を守ださ
警告
この注意事項を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性があります
AC アダプターのプラグは、必ず AC100V の電源コンセ
ントに差し込む。
AC アダプターのプラグにほこりが付着している場合は、
ほこりを拭き取る。
感電やショートの恐れがあります。
本製品はコンセントの近くに設置し、AC アダプターのプ
ラグへ容易に手が届くようにする。
次のような場合には、直ちに電源を切って AC アダプター
のプラグをコンセントから抜く。
○AC アダプターが破損したとき
○異物が内部に入ったとき
○製品に異常や故障が生じたとき
修理が必要なときは、お客様相談窓口へ依頼してください。
本製品を分解したり改造したりしない。
修理部品の交換などで、取扱説明書に書かれてること以
外は絶対にしない。
AC アダプターのコードを無理に曲げたり、発熱する機器
に近づけない。また、AC アダプターのコードの上に重い
ものをのせない。
コードが破損し、感電や火災の原因になります。
大音量や不快な程度の音量で長時間使用しない。
大音量で長時間使用すると、難聴になる可能性がありま
す。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、専門の医師に
相談してください。
・
本製品に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を入れない。
温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所暖房機器
の近く、発熱する機器の上など)で使用や保管はしない。
振動の多い場所で使用や保管はしない。
ホコリの多い場所で使用や保管はしない。
風呂場、シャワー室で使用や保管はしない。
雨天時の野外のように、湿気の多い場所や水滴のかかる場
所で、使用や保管はしない。
本製品の上に、花瓶のような液体が入ったものを置かない。
本製品に液体をこぼさない。
濡れた手で本製品を使用しない。
注意
この注意事項を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物理的損害
が発生する可能性があります
正常な通気が妨げられない所に設置して使用する。
ラジオ、テレビ、電子機器などから十分に離して使用する。
ラジオやテレビ等に接近して使用すると、本製品が雑音
を受けて誤動作する場合があります。また、ラジオ、テ
レビ等に雑音が入ることがあります。
外装のお手入れは、乾いた柔らかい布を使って軽く拭く。
AC アダプターをコンセントから抜き差しするときは、
ずプラグを持つ。
長時間使用しないときは、AC アダプターをコンセントか
ら抜く。
付属の AC アダプターは、他の電気機器で使用しない。
付属の AC アダプターは本製品専用です。他の機器では
使用できません。
他の電気機器の電源コードと一緒にタコ足配線をしない。
本製品の定格消費電力に合ったコンセントに接続してく
ださい。
スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
外装のお手入れに、ベンジンやシンナー系の液体コンパ
ウンド質、強燃性のポリッシャーは使用しない。
不安定な場所に置かない。
本製品が落下してお客様がけがをしたり、本製品が破損
する恐れがあります。
本製品の上に乗ったり、重いものをのせたりしない。
本製品が落下または損傷してお客様がけがをしたり、本
製品が破損する恐れがあります。
データについて
操作ミス等により万一異常な動作をしたときに、メモリー内容
が消えてしまうことがあります。大切なデータは、あらかじめ
他のメディア等へセーブしておいてください。データの消失
による損害については、当社は一切の責任を負いかねますので
ご了承ください。
著作権について
著作権者から許諾を得ていない著作物を、個人、家庭内、または
その他のこれに準ずる限られた範囲以外で使用した場合、著作
権侵害となり、損害賠償を含む補償を負う場合があります。そ
のような著作物を録音したものはもちろん、著作物に手を加え
て作られたものにも、著作権者の権利が含まれていますので、
これら成果物の転載、配信などは、著作権侵害となります。著
作権侵害によって発生した損害賠償などは、当社は一切の責任
を負いかねます。使用者自身の権利について不明確なときは、
法律の専門家に相談してください。
*すべての製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
93
目次
はじ.....................................94
おもな............................................94
演奏の準備.................................95
接続.......................................................95
操作方法..................................... 97
れる.........................................97
する.....................................97
調する.....................................97
ラム ..................................97
・パ ......................98
ュート.........................................98
FXRELEASE 機能..............................98
・モ .................................99
BPM する..................................99
PROGRAMMEMORY ボタンへ
する..............................................100
ーズ ...............101
ァンョン ...................104
ァン ..................104
各フンクションにいて...................104
SD ード 使......................105
SD ード 挿入 / 交換.....................106
SD カードの全容を確認する...........106
SD カードの残り量を確認す.......106
ット .............................106
SD ードーブ ......................107
SD ードード...................107
ュー SD ード
............................................................108
MIDI の機能.............................109
MIDI 器の接続................................109
MIDI の設........................................109
MIDI コントロとして使する. . 111
仕様.......................................... 113
各部の名称.......................................... 115
PROGRAMLIST.............................. 119
94
はじめに
このたびはコルグ・ダイナミック・エフェクト /
ンプラー KAOSSPAD KP3+ をお買い上げいた
きまして誠にありがとうございます。本機を末永く
ご愛用いただくためにも、この取扱説明書をよくお読
みになって正しい方法でご使用ください。
おもな特長
DJ ミックスや音色制作に最適なプログラムを
150 種搭載
アナログの質感を追求したフィルターをはじめ
り実用的になったディレイなど定番の空間系エフェ
クトや、音を瞬間瞬間でフリーズさせるグレインシフ
ターさらにデシメーター等、KP3 で好評だったエ
フェクトプログラムに加え、ルーパー・プログラム
の強化や新たなエフェクトを追加しました。マイク
入力端子にマイクを接続し、本格的なボコーダー・
ウンドをリアルタイムで生成することができます
エフェクトの残響音をコントロールして、より自然な
減衰を得られるFXRELEASE機能を搭載し強力
なエフェクトを曲や演奏に自然に溶け込ませること
ができます。
タッチ・パッドでエフェクトをリアルタイムに
コントロール
タッチパッドの X Y 軸に異なる種類のエフェ
クト・パラメーターが割り当てられ、これらを同時に
コントロールできるので、ディレイ・タイムとフィー
ド・バックを同時に変化させたり、フィルターのカッ
トオフとレゾナンスを同時に変化させるなど、複雑な
エフェクト操作を簡単かつ直感的に使用することが
できます。またパッドを指先でこすったり、タッピン
(軽く叩く)なぞるなどのプレイで、複雑なエフェ
クトを簡単に楽器感覚でかけることができます。
ハイスペックな機能を搭載したサンプリング
機能
4 つのサンプル・バンクに、ワンショット / ループ
という単位でサンプリングすることが可能です。ルー
プ・サンプリングの場合、BPM 検出機能でテンポを
小数点第一位まで認識し、最大 4 小節を BPM 情報と
共に記録します。またスタートポイント調整機能、
ループサンプルの発音構成をエディットして瞬時
に全く新しいフレーズを生成する新機能のスライス
機能、エフェクトをかけたサンプルを再びサンプリン
グするリサンプリング機能なども搭載しています。
サンプリング・データの音量調節が可能なスラ
イダー搭載
サンプリングデータの音量調節が可能なボリュー
ム・スライダーを採用したことで、オペレーション効
率が大幅に改善され、表現力の幅がさらに広がりまし
た。また、パッド上の指の動きを記録 / 再生するパッ
モーション機能ではリバース再生も可能。エフェ
クトのかかり具合をタッチパッド上の指の位置で
ロックするホールド機能や、入力音をカットしリバー
ブやディレイ等のエフェクト音だけを残すミュート
機能も搭載。シンプルなエフェクト効果から複数の
エフェクトを同時に使用したサウンド変化まで簡単
にコントロールでき、DJ ミックスや音色制作などに
抜群の能力を発揮します。
SD カード・スロット、USB 端子を装備
SD カード・スロットを装備しているので、サンプリ
ング・データをはじめ、サンプル保存先バンク、ン・
ショット / ループ再生プログラムメモリー等の
ユーザー設定を SD カードに保存しておくことがで
きます。また USB 端子も装備し、これら情報をお持
ちのコンピューターへバックアップすることも可能
になり、サンプリング・データを大量に保存しておく
ことができます。
専用ソフトウェアがダウンロード可能
コンピューター上でサンプリングデータやプログ
ラムメモリーなどのユーザー設定や、KP3+ をユー
ザーの好みに沿った強力な MIDI コントローラーへと
変貌させる MIDI アサイン・エディター機能をもつ専
用ソフトウェア・KP3+ エディターを用意しました。
コルグ・ホーペー(http://www.korg.co.jp/)
り無償ダウンロードできます。
95
演奏の準備
接続
MIXER, DJ MIXER
AC
CD A ER
AC ADAER
モニター・アンプやミキサーなどの機器を出力
端子に接続する
本機の LINEOUT 端子をミキサーやパワード・モニ
ター(アンプ内蔵スピーカー)と接続します。
ヘッドホンを使う場合は、PHONES 端子にヘッド
ホンのプラグを差し込んでください。
TIP
ヘッドホンを接続しても、本機の音は LINEOUT
端子から出力されます。
マイクやオーディオ機器などを入力端子に接
続する
マイクを使用して音声を入力する場合は、MIC 端子
へマイクを接続します。
サンプラーなどのオーディオ機器から音声を入力す
る場合は、LINEIN 端子と外部機器の出力端子を接
続します。
続は、ず電を切った状態で行っ
うと、ピーカー・システムなど
損したり、 したりする原因となります
で、 ください
マイクを使 用しときは、MI C T R IM ノブを絞
てく
96
センド / リターン端子に接続して使用する
LINE IN
LINE OUT
TURNTABLE
TURNTABLEDJ MIXER
SEND
RETURN
本機をミキサーなどのセンド / リターン端子に接続
して、外部エフェクターとして使用することができま
す。本機を外部エフェクターとして、接続する場合に
CONNECTION スイッチを SEND に設定します。
DIRECT: 入力音 / エフェクト音の両方が本機から
出力されます。タッチパッドに触れていないときに
は、入力音がそのまま出力されます。「エフェクトのか
かり具合を調整する ( p.98)」
SEND エフェクト音のみが本機から出力され、入力
音は出力されません。
TIP
センド / リターン端子については接続する機材の
取扱説明書を参照してください。
TIP
本機を外部エフェクトとして使用したときに、
ターンレベルが下がることがあります。その場合は、
本機の入力レベルを調節し直してください。「音量を
調節する ( p.97)」
97
操作方法
電源を入れる
1.
接続例を参考にして使用する機材を接続し
AC アダプターをコンセントに差し込みます。
A C 使 てく
2.
電源スイッチを押します。ディスプレイの表示
が点灯します。
電源を切るときは、ディスプレイの表示が消灯するま
で、電源スイッチを押し続けます。
源をる前れません
オート・パワー・オフ
本機にはオートパワー・オフ機能がついています。
オートパワー・オフ機能は、操作をしない状態が約
4 時間続くと、自動的に電源が切れる機能です。
TIP
入力音がある場合にはオート・パワー・オフ機能
は作動しません。
オート・パワー・オフ機能を無効にする
オートパワー・オフ機能は、無効にすることができ
ます。
1.
SHIFT ボタンを押しながら電源を入れます。
電源を入れると、ディスプレイに現在の設定が表示さ
れます。
2.
PROGRAM/BPM て、
“diS”を表示します。
3.
WRITE ボタンを押して、設定を保存します。保
存すると、自動的に再起動します。
TIP
オート・パワー・オフ機能を有効にする場合には、
無効にする場合と同様に SHIFT ボタンを押しながら
電源れ、PROGRAM/BPM ノブして、
スプレイに“EnA”を表示させてから、WRITE ボタン
を押します。
TIP
WRITE ボタンを押さないで、電源を切った場合
は、変更した設定は有効になりません。
TIP
工場出荷時は“EnA”に設定されています。
音声を入力する
1.
エフェクトをかける機材を接続した入力端子を
INPUTSELECT スイッチで選びます。
MIC:MIC 端子に接続したマイクの音声が入力され
ます。
LINE:
LINEIN 端子に接続した機材の音声が入力さ
れます。
音量を調節する
1.
調は、INPUTVOLUME
ノブで入力レベルを調節します。
接続した機材から音声を入力し、PEAK インジケー
ターが赤く点灯しないように調整してください。
MIC 端子を使用するときは、マイクの感度に合わせ
音声がひずまないように MICTRIM ノブを調整
します。
2.
ヘッドホンを使用するときはPHONES
VOLUME ノブで音量を調節します。
TIP
PHONESVOLUME 調も、LINE
OUT 端子の音量は変わりません。
プログラムを選ぶ
1.
ディスプレイに、現在選ばれているプログラムの
番号が表示されます。
TIP
ディスプレイがBPM表示の場合には
PROGRAM/BPM ノブを押すと、プログラム表示に
切り替えることができます。
2.
PROGRAM/BPM ノブでプログラムを選びま
す。最後の番号まで行くと、先頭に戻ります。
BPM に同期するプログラムを選ぶと、BPM インジ
ケーターが点滅します。
98
TIP
SHIFT PROGRAM/BPM
ノブを回すと、(または前)のエフェクト・グループ
の先頭のプログラムにジャンプし、素早くグループご
との選択が行えます。
エフェクトのかかり具合を調整する
1.
FXDEPTH ノブでエフェクトのかかり具合を調
節します。
左に回しきるとエフェクトのかからない音になり、
に回しきるともっともエフェクトがかかった音にな
ります。
TIP
FXDEPTH ノブでエフェクトのかかり具合を
調節して使用するときは、CONNECTION スイッチ
DIRECT に設定してください。(→ p.95)
タッチ・パッドを操作する
タッチパッドを指でこすったり、タッピング(軽く
叩く)したりして、エフェクトを操作します。
TIP
付属の保護シートをタッチ・パッドに貼ってご使
用ください。
タッチ・パッドの取り扱いについて
ッチ・パッドは強く押したりいもたり
対にしない。乱暴に扱うチ・
にヒビ入ったりたりすることがあります
、表 、押
とキきます必ず 作しください
手入れは必ずいた柔ら軽く拭いて
い。シンナーの有剤は変形の恐れが
で、使 用しいでくださ
ホールド
HOLD ボタンをオンにすると、タッチ・パッドから指
を離す直前のエフェクトの音色が保持されます。そ
の位置のパッド LED が点灯したままになります。
TIP
パッド LED は、タッチ・パッドの押し方や位置に
よって、点灯する箇所がずれることがあります。
TIP
タッチ・パッドから手を離しても、発音を続ける
プログラムもあります。
ミュート機能
MUTE ボタンを押している間は、入力している信号
やサンプリング音、シンセ / ドラム音がカットされま
す。ディレイやリバーブの残響音などエフェクト音
のみを出力することができます。
トランスフォーマー
ミュートのオン / オフを素早く繰り返すと、DJ テク
ニックの 1 つである「トランスフォーマー」と同じよ
うに、入力された持続音でリズムを作り出すことがで
きます。
FX RELEASE 機能
FX RELEASE とは
タッチ・パッドから手を離した瞬間 ( エフェクトをオ
フにした瞬間 ) から、BPM テンポに同期したディレ
イ・エフェクトがかかり始め、徐々に減衰していきま
す。
Distortion Decimator
クトがかかった状態から、違和感無くスルーの状態に
戻ることができます。
FX RELEASE の効果の調節
FXRELEASE の効果の調節は、プログラムごとに設
定できます。
SHIFT ボタンを押しながらスライダーを操作する
と、現在選択しているプログラムの FXRELEASE
効果の深さを調整することができます。
TIP
ディレイを使用したエフェクトプログラム
(EFFECTPROGRAMLIST FX RELEASE
OFF のプログラム)を選択しているときは、タッチ・
パッドから手を離した瞬間、エフェクト・プログラム
中のディレイ音が残り、FXRELEASE 機能は動作
しません。
FX RELEASE の設定を保存する
FXRELEASE の設定をプログラムごとに保存する
ことができます。
1.
WRITE ボタンを押します。
WRITE ボタン、PROGRAMMEMORY ボタンが点
滅しますSHIFT ボタンが点灯しEXIT ボタンと
して機能します。
2.
再度 WRITE ボタンを押します。
保存が実行されます。終了後、通常状態に戻ります。
99
パッド・モーション
タッチ・パッドの操作を記録し PADMOTION ボタ
ンを押すと記録した操作を再生することができま
す。
指の動きを再現するパッドモーションはパッド
LED により視覚的に軌跡を確認することができま
す。
パッド・モーションの記録
ド・ショ記録は、PADMOTION
ンを押し続けている間の動作を記録します。
1.
PADMOTION ボタンを押し続けます。
待機状態となります。すでにパッドモーションが
記録されている場合は、パッド・モーションの再生が
行われます。
2.
PADMOTION ボタンを押し続けている間に
タッチ・パッドに触れると、ボタンが点滅し記録を開
始します。
PADMOTION ボタンが押されていればタッチ
パッドから指を離している状態も記憶されているの
タッピング(軽くパッドを叩く ) 等の操作も記録
することができます。
TIP
HOLD ボタンのオン / オフはパッド・モーショ
ンに記録されません。
3.
PADMOTION ボタンを離すと記録が終了し
パッドモーションの再生が始まります。また、最大録
音時間 (4sec) を経過すると自動的にパッド LED
消灯します。
TIP
記録を開始すると以前の記録に上書きされま
す。
パッド・モーションの再生
PADMOTION ボタンを押すとボタンが点灯し、パッ
ド・モーションがループ再生を開始します。
記録した動きをパッド LED で表示します。再度
PADMOTION ボタンを押すとボタンが消灯し再
生を終了します。
リバース再生
SHIFT PADMOTION
(REVERSE) ボタンを押すと、リバース・モーション
として逆再生します。同じ操作で“逆再生”“正再
生”“逆再生”を繰り返します。
パッド・モーションの保存
パッドモーションを記録したときのプログラム
PROGRAMMEMORY
パッド・モーションを保存することができます
「PROGRAMMEMORY
( p.100)」
BPM を設定する
BPM とは?
BPM(BeatsPerMinute)は曲のテンポの速さを 1
分間の拍数(4 分音符の個数)で表しています。BPM
の数字が大きいほど速いテンポの曲になります。
BPM を表示する
プログラム表示のときに PROGRAM/BPM ノブ
を押すとBPM 表示に切り替わります。再度
PROGRAM/BPM ノブを押すとプログラム表示に
戻ります。
TIP
MIDI タイミングクロックの設定が、外部 MIDI
機器との同期に設定されているときは表示が“Ext”
になり、BPM 値を設定することができません。
BPM マニュアル設定
1.
ディスプレイがプログラム表示の場合には
PROGRAM/BPM を押して、BPM 表示切り
替えます。
2.
PROGRAM/BPM ノブを回すと、BPM値を 0.1
ずつ増減します。また、SHIFT ボタンを押しながら
PROGRAM/BPM ノブを回すと、1 ずつ(整数)の増
減ができます。
TIP
オート BPM は自動的にオフになります。
タップ・テンポ機能
BPM 値のわからない曲などで、曲のビートに合わせ
てボタンを押し、BPM 値を設定することができます。
1.
曲のビートに合わせて、TAP/RANGE ボタンを
2 回以上押します。ボタンを押したビートを検出し、
その BPM 値が設定され、ディスプレイに表示されま
す。
TIP
外部 MIDI 機器から MIDI タイミング・クロック
を受信して動作している場合、タップ・テンポは使用
できません。
100
オート BPM 設定
曲のビートを自動検出し、BPM 値を設定することが
できます。BPM が変化すると、値も同期して変化し
ます。
1.
AUTOBPM ボタンを押してオート BPM をオ
ンにします。
2.
AUTOBPM ボタンが点灯し入力中の音声の
BPM が自動検出されます。
BPM が検出できないとき
TAP/RANGE ボタンを数回曲のビートに合わせて
押すと、そのビートをガイドとして BPM を自動検出
します。
オート BPM の特性上、正し BPM 1/2 2/3
といった値や細かな揺れが起こってしまうため
TAP/RANGE ボタンを使って補助を行うことがで
きます。オート BPM 検出中に、TAP/RANGE ボタ
ンを押した間隔により、BPM のレンジの中央値を決
定します。
TIP
ビート感がはっきりしない音楽の場合は、BPM
値を検出できません。検出可能な BPM 80 160
です。
オート BPM をオフにする
AUTOBPM ボタンを押して、ボタンを消灯します。
オート BPM 機能がオフになり、現在の BPM 値で固
定になります。
MIDI シンク機能
外部 MIDI 機器からの MIDIタイミング・クロックに
合わせて BPM を設定することができます。シーケ
ンサーなど MIDIタイミング・クロックを送信する外
MIDI 機器と本機を接続してください。
TIP
この機能はシーケンス・データと本機のリズムパ
ターンプログラムなどと同期させる機能ではあり
ません。シーケンスデータに同期させるには、シー
ケンス・データの小節の頭ごとにタッチ・パッド・
ン・メッセージを書き込んでおくか、本機のフレーズ
の頭に合わせてタッチパッドに触れてパターンを
開始するように演奏してください。
TIP
MIDIタイミング・クロック、タッチ・パッド・
メッセージを受信するには、MIDI メッセージ・
フィルターの設定(→ p.90)の各メッセージを受信可
能な状態にしてください。
TIP
外部 MIDI 機器から MIDI タイミング・クロック
を受信して動作しているときは、タップ・テンポ、オー
BPM は使用できません。
PROGRAM MEMORY
タンへ設定を記憶する
PROGRAMMEMORY1 8 ボタンに、現在設定し
ているプログラムの状態を記憶します。
そのボタンを押せば瞬時にその設定を呼び出すこと
ができます。
記憶される内容
エフェクト・プログラム
FXDEPTH ノブの設定
パッド・モーション
HOLD ボタンのオン / オフ状態とそのポジショ
(座標)
保存
1.
プログラムを記憶したい状態の設定にします。
2.
WRITE ボタンを押します。
PROGRAMMEMORY WRITE
点滅します。
3.
PROGRAM MEMORY
を押すと、書き込みが行われます。終了するとプログ
ラム表示に戻ります。
ったり、 った
りし
す。
呼び出し
1.
PROGRAMMEMORY1 8 と、
そのボタンに記憶されている各設定が呼び出されま
す。
101
フレーズをサンプリングする
サンプリング
入力音をサンプリングし、ループまたはワンショットの
サンプルデータを記録し、保存することができます。
ループサンプルは記録開始時の BPM 値で、最大 4
小節(16BEAT、 13 秒)分のサンプリングが可能です。
テンポの値が 73 未満の場合は、BEAT は最大 8、テン
ポの値が 39 未満の場合はBEAT は最大 4 までとな
ります。
ループサンプルとして指定できる BEAT 長は、16、8、
4、2、1BEAT です。
サンプリングする
1.
SAMPLING ボタンを押します。
スタンバイ状態になりSAMPLEBANK ボタンが
赤で点滅しディスプレイには“[4]と表示されます
(初期値は 4BEAT サンプリング)。スタンバイを中
止するときは、SHIFT ボタンを押します。
TIP
オート BPM は自動的にオフになります。
2.
PROGRAM/BPM
(BEAT 単位)を設定します。
[16]、[8]、[4]、[2]、[1]
示します。
ワンショットサンプリングを行うときは“16”など
の長めのビートに設定にすると、サンプリングを行い
やすくなります。
3.
点滅してる SAMPLEBANK ボタンを押して、
のバンクにサンプリングを行うかを選択します。
選択した SAMPLEBANK ボタンが赤に点滅し、ディ
スプレイに“RECと表示されサンプリングが開始し
す。PROGRAMMEMORY が、BEAT
音に合わせて順次点滅していきます。
TIP
選択した SAMPLEBANK ボタンに入っている
データは上書きされます。
4.
ワンショット・サンプルとしてサンプリングする
は、 BEAT SAMPLEBANK
ボタンを押します。
サンプリングが終了し、ワンショット・サンプルが完
成します。記録した SAMPLEBANK ボタンが赤点
灯します。
5.
SAMPLEBANK に、
BEAT 時間が経過するとサンプリングが終了し、ルー
サンプルが完成します。自動的に再生に切り替
わり、SAMPLEBANKボタンが緑点灯となります。
リサンプリングする
サンプリング音を含めた再生中の音をダイレクトに、
別の BANK にサンプリングすること(リサンプリン
グ)ができます。リサンプリングを使うと複数のサン
プリング音をミックスしたサンプルを作ったり、既に
あるサンプル音にエフェクトがかかった音を、新たに
サンプル音として使うことができます。
1.
サンプル再生中に、SHIFT ボタンを押しながら
SAMPLING ボタンを押します。
2.
SAMPLEBANK ボタンがオレンジで点滅し録
音待機状態になります。
3.
再生中の SAMPLEBANK ボタン以外のボタン
を押すと、サンプリングを開始します。
TIP
SAMPLEBANK は、
BANK ボタンを押すとデータの再生が消え、上書き
されます。
サンプルの再生
SAMPLEBANK ボタンは、ループ・サンプルが入っ
ている場合には“オレンジ”ワンショット・サンプル
が入っている場合には“赤”で点灯します。サンプル・
データを記録していないボタンは消灯しています。
ループ・サンプルの入ったボタンを押すと、ループ再
生が始まります。再生時はボタンが“オレンジ”に点
灯します。再度、押すと再生が停止します。
ワンショット・サンプルの入ったボタンを押すと、
タンが一瞬“緑”に点灯し、ワンショット再生します。
TIP
「サンプルの再生トリガーの設定( p.102)」の設
定を変更することで、ボタンの点灯の仕方が変わりま
す。
TIP
プログラムにサンプルエフェクトを選択した
ときは、SAMPLEBANK ボタンを選んだ後、タッチ
パッドに触れると再生を始めます。
拍子の頭を設定する(SAMPLEALIGN 機能)
この設定を行うと、サンプル再生の頭を拍子に揃える
ことができます。
SHIFT TAP/RANGE(ALIGN)
ボタンを押したタイミングが、小節の頭として設定さ
れます。拍の頭ではボタンが赤点滅となります(4/4
は固定。赤→白→白→白)
すべてサンプルの再生レベルを設定する
すべてのバンクのサンプル再生音量を変更する場合
は、LEVEL スライダーで調節します。
102
バンクごとにサンプルの設定する
SHIFTボタンを押しながら設定を行いたい
SAMPLEBANK と、 ル・エ
ディット・ページに入ります。
サンプル・エディット・ページではレベルや再生に関
する設定を行うことができます。
バンク毎にレベルを調整する
1.
サンプルエディットページに入ります。エ
ディットの対象となっている SAMPLEBANK ボタ
ンが点滅しサンプル再生レベルがパッド LED
バーグラフで表示されます。他のバンクのレベル
ポイントが表示されます。
2.
タッチ・パッドに表示されたバーグラフに触ること
で、そのバンクの再生レベルを調整することができます。
3.
SAMPLEBANK チ・
ドを触ると、エディット対象が切り替わり、再生レベ
ルを調整することができます。
4.
SAMPLEBANK ボタンを押すと、サンプルの再
生状態が切り替わります。他の SAMPLEBANK
タンを押すと、エディットの対象も切り替わります。
5.
SHIFT ボタンを押すと、設定が終了し通常の状態
に戻ります。
スタートポイントを設定する
1.
サンプルエディットページに入ります
SHIFT し、 SAMPLE BANK
ボタンが点滅に変わります。
ディスプレイには、ループのスタートポイント設定が
表示されます。
2.
PROGRAM/BPM ノブでループのスタートポイ
ントを 1 /32 分解能で調整します。範囲は± 1
拍です。
TIP
ワンショット・サンプルは設定できません。
スライス設定
録音したループサンプルの再生するパターンを設
定できます。
1.
サンプルエディットページに入ります
SHIFT し、 SAMPLE BANK
ボタンが点滅に変わります。
2.
PROGRAMMEMORY 8
(初期時)します。
16 拍のループ・サンプルの場合、サンプルの先頭から
2 8 し、PROGRAMMEMORY1
8 ボタンに割り当てられます。それぞれのボタンを
押すごとに、割り当てられた拍のサンプル音がオン /
オフになります。オフにした拍の部分は再生せずに、
ループ・サンプルが縮められます。これによって、4
小節の頭 2 拍と最後の 2 拍のみの1小節ループ等な
ど、オリジナルの長さのループを作り出すことができ
ます。
TIP
ワンショット・サンプルは設定できません。
サンプルの再生トリガーの設定
サンプルを再生時にSAMPLEBANK ボタンを押
したときのトリガー方法を選択できます。
1.
サンプル・エディット・ページに入ります。
ディスプレイにスタートポイント設定が表示され
た場は、PROGRAM/BPM ブをと、
いるサンプルに設定されているトリガータイプが
表示されます。
2.
PROGRAM/BPM て、ー・
イプを選択しますSAMPLEBANK ボタンを押す
そのサンプルを再生して確認することができま
す。他の SAMPLEBANK ボタンを押すとエディッ
トの対象が切り替わります。
3.
SHIFT ボタンを押すと、設定が終了し通常の状態
に戻ります。
TIP
ワンショット・サンプルは、TYPE12 に設定
することはできません。
TIP
サンプル・プログラム(プログラム SMP.1 から
CRS.4 MIDI メッセージによるトリガーオン /
オフには、ここでの設定は無効です。
103
トリガー・タイプ・リスト
Type1
“1.-.-”:サンプルが聞こえていないとき
にもループ再生は続けていてSAMPLEBANK
タンを押すたびに、音量のオン / オフが切り替わりま
す。
Type2
2.-.G:サンプルが聞こえていないと
きにもループ再生は続けていて、SAMPLEBANK
ボタンを押している間だけサンプルの音量がオン
(Gate)になります。
Hold
Type3
3.r.-:再生が開始する際常にサン
(Reset) す。SAMPLE
BANK ボタンを押すたびに音量のオン / オフが切
り替わります。
Type4
4.r.G:常にサンプルの頭からスター
(Reset)す。SAMPLE BANK
ている間だけサンプルの音量がオン(Gate)になり
ます。
104
ファンクション設定
SD カードのフォーマットやサンプル・データ保存、
み込みの操作など、各種設定を行うことができます。
ファンクション設定の操作
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1 8 のボタンを押して、実行するファン
クションを選びます。
2.
PROGRAM/BPM ノブでサブ・メーーを
選択します。
3.
PROGRAM/BPM ノブを押して、サブパラメー
ターを決定します。
4.
PROGRAM/BPM ノブで値を選択します。サブ
パラメーターの選択に戻るときはTAP/RANGE
ボタンを押してください。
5.
値の変更を決定するときは、WRITE ボタンを押
すと、値を決定し、ファンクション設定が終了しプロ
グラム表示に戻ります。値の変更をキャンセルする
ときは、SHIFT ボタンを押すと、ファンクション設
定を終了しプログラム表示に戻ります。
TIP
TAP/RANGE ボタンが点灯しているときは
TAP/RANGE ボタンを押すと、前のページに戻るこ
とができます。
各ファンクションについて
[1] CARD
SD カードの情報を表示したり、SD カードのフォー
マットを行います。(→ p.106)
[2] LOAD
SD カードからデータをロードします。(→ p.107)
[3] SAVE
SD カードにデータをセーブします。(→ p.107)
[4] MIDI FILTER
MIDI クロックの設定と MIDI メッセージのフィル
ターを設定します。(→ p.110)
[5] MESSAGE
送受信するMIDIメッセージのチャンネルやコ
ントロールチェンジナンバーを設定します
SAMPLEBANK ボタンはノートナンバーを設定
します。(→ p.109)
[6] PAD LED
パッドLED の設定をします。
Prog プログラム・チェンジ時に、タッチパッドの
パッド LED にプログラム名を表示する機能のオン /
オフを設定します。
ILLu タッチ・パッドから指を離して、一定時間経過
するとパッド LED に表示されるイルミネーション表
示を設定します。
“oFF” イルミネーション表示をオフにしま
す。
“ChAr” 文字列をスクロール表示します。こ
の文字列はKP3+ エディターを使
用すると変更することができます。
TIP
KP3+ エディターはコルグ・ホー
ムページよりダウンロードしてくだ
さい。
“tYP.1 8” さまざまな模様のパターンでイルミ
ネーション表示を行います。
“tYP.C” TYP.1 から TYP.8 のイルミネーシ
ンが自動的に切り替わります。
TIP
タッチ パッドをホールドしているときやファンク
ション設定時には、イルミネーションは機能しません。
Scrl: 文字スクロールの速度を設定します。速度は
Slow、Mid、Fast から選択します。
TIP
イルミネーション表示の速度は変更すること
はできません。
[7] USB
コンピューターと接続し、挿入している SD カードの
内容を USB 経由で読み書きすることができます。「コ
ンピューターから SD カードを操作する ( p.108)」
[8] EXT.CTRL
MIDI コントローラーとして使用します。
KP3+ エディターで設定した、各コントローラーに割
り当てた MIDI メッセージを送信します「MIDI
ントローラーとして使用する ( p.111)」
TIP
KP3+ エディターはコルグ・ホームページより
ダウンロードしてください。
105
SD カードを使う
SD カードを使って、内部のデータをセーブ(保存)
たり、ロード(読み出し)したりすることができます。
またパソコンで作成したオーディオファイル
(WAVE 形式、または AIFF 形式)を、本機にロードす
ることもできます。
ット
り S D カード S D カード
使用不能になるおそれがあります
TIP
SD カードは付属していません。別途お買い求
めください。
TIP
本機では、容量が最大 2G バイトまでの SD カー
ドおよび 32G バイトまでの SDHC カードが使用で
きます。
TIP
本機で扱えるファイルの数はすべてのファイ
ルの合計が 256 個までになります。256 個を超えた
ファイルを、認識することはできません。
TIP
大容量のカードを使用したときに認識や書き
込み時に時間がかかる場合があります。
SD カードのライト・プロテクトについて
SD カードに保存したデータを誤って消去してしまっ
たり、書き換えてしまうことのないようにするには、
ライト・プロテクト・スイッチでプロテクトをかけま
。プロテクトをかけると、SD カードへの書き込
みやデータの削除フォーマットはできなくなりま
す。
再度データ等を SD カードに保存する場合は
イッチを元の位置に戻します。
SD カードの取り扱いについて
SD カードに付属の取扱説明書をよくお読みください。
SD カードの内容について
本機で読み書きすることができる SD カード内の
ファイルは、以下の通りです。
セーブ・ファイル
SAMPLE Data 00 99.P3S
GLOBAL 0~9.P3G
PROGRAM MEMORY Set 0~9.P3P
All Data 0~9.P3A
ロード・ファイル
SAMPLE Data 00 ~ 99.P3S
00 ~ 99.KPS
00 ~ 99.WAV
00 99.AIF
GLOBAL 0~9.P3G
0 9.KPG
PROGRAM MEMORY Set 0~9.P3P
All Data 0~9.P3A
0~9.KPA
TIP
本機を起動時に“0.P3Aという All データのファ
イルが SD カードに存在する場合は、このファイルを
自動的にロードします。
TIP
読み込み可能なWAVEAIFFファイルは
8/16bit PCM Mono/Stereo す。
8bit のデータは、足らない部分を“0で埋めて読み込
みます。コンピューター等で作成したファイルを読
み込むときにはファイル名を二桁の整数00 〜9
に変更し、SD カードのルート・フォルダに置い
てください。
TIP
WAVE、AIFF ファイルをサンプル・データとし
て読み込むときに、ループに最適な設定で読み込まれ
ます。そのためコンピューター等で再生したときと
異なるピッチになることがあります。同じピッチで
再生するには、本機の BPM を調節してください。ま
1 バンクに録音できる長さよりデータが長い場
合には、途中で切られます。1 バンクに録音できる長
さよりデータが短い場合には、不足分は無音時間とし
て扱われます。
TIP
本機では、KP3 で保存したファイルを使用する
ことができます。ただし、プログラムメモリーセッ
トの内容は互換性が無いため読み込むことができま
せん。
106
SD カードの挿入 / 交換
SD カードの挿入
SD カードの向きに注意してカチッと音がしてロッ
クするまで押し込んでください。
SD カードの取り出し
SD カードを一度押し込むとカチッと音がして、SD
カードが飛び出します。
SD カードの全容量を確認する
現在挿入している SD カードの総容量情報を表示し
ます。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1(CARD)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM ブで“InFo”(SD カード
容量)を選択します。
3.
PROGRAM/BPM ノブを押すと SD カードの総
容量が表示されます。
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
SD カードの残り容量を確認する
現在挿入している SD カードの残容量情報を表示し
ます。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1(CARD)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM “FrEE”(SD
の残容量)を選択します。
3.
PROGRAM/BPM ノブを押すと SD カードの残
容量が表示されます。
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
フォーマットをする
SD カードをフォーマット(初期化)します。
フォーマットすると SD ードすべて失
れます
使 S D 、コ
タルカメラフォーマットしでくださフォー
トは ください フォー
トを行った場合、使用できないことがありま
す。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1 ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPMノブで“ForM”を選択します。
3.
PROGRAM/BPM (No)
表示されます。
4.
PROGRAM/BPM ブで
(Yes)を選択し
PROGRAM/BPM ノブを押すとフォーマットが実
行されます。終了すると
(Endと表示されま
。SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻り
ます。
フォーマ源をったり SD
ード S D ード 使
なるす。
SD カード操作で失た場合は“Err”(ERROR)
と表示されます
107
SD カードにセーブする
SD カードへサンプルデータプログラムメモ
リー、すべての設定ファイルをセーブします。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY3(SAVE)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブでセーブするデータの種
類を選びます。
サンプル・データ
PROGRAM MEMORY の内容
MIDI FILTER、MESSAGE、
PAD LED の設定データ・
イル
“SMP.A”“SMP.D”“Prog”
GLobをひとまとめにした
ファイル
3.
PROGRAM/BPM ノブを押すとセーブできる
ファイル番号(0 9サンプル・データの場合は 00
99)が表示されます。
セーブする番号を PROGRAM/BPM ノブで選択し
ます。
新しくファイルを追加します。
同じファイル名(この場合 1)に上書きし
ます。
同じ名前の書き込みができないファイル、
またはフォルダがあります。
4.
PROGRAM/BPM
PROGRAM/BPM
(Yes) し、
PROGRAM/BPM と、
ます。終了すると
Endが表示されます
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
ーブ り S D カード
いでくださいSD カードが使 るお
ります。
TIP
SD カードをプロテクトしている場合はPrct
と表示されセーブできません。カードを取り出し
ライト・プロテクトを解除してから、再度やり直して
ください。
SD カードからロードする
SD カードにセーブしたデータをロードします。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY2(LOAD)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブでロードするデータの種
類を選びます。
サンプル・データ
WAVE、AIFF ファイル
PROGRAM MEMORY の内容
MIDI FILTER、MESSAGE、
PAD LED の設定データ・
イル
“SMP.A”“SMP.D”“Prog”
GLobをひとまとめにした
ファイル
3.
PROGRAM/BPM
るファイル番号0 9サンプルデータの場合
00 99が表示されます。ロードする番号を
PROGRAM/BPM ノブで選択します。
TIP
WAVE ファイル、AIFF ファイルのファイル名
“00.wav”“99.aif”のよ 2 数字拡張
の付いたファイルだけを認識します。同じ 2 桁の数
字の .wav .aifが両方ある場合は WAVE ファイル
が優先されます。
4.
PROGRAM/BPM
PROGRAM/BPM
(Yes) し、
PROGRAM/BPM と、
ます。終了すると
Endが表示されます
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
108
コンピューターから SD カー
ドを操作する
本機には USB 端子を搭載しており、直接コンピュー
ターと接続することによって、SD カードに保存し
たサンプル・データや設定データを、コンピューター
に取り込み保存(バックアップ)することが可能で
す。
USB モー中に、SHIFT 押す
ム表示に戻。通信中には、対に SHIFT
を押さないでさい。SD カー使能になるお
す。
USB 端子を接続する
本機の USB 端子と直接コンピューターを接続する
ことで、本機の SD カードスロットに挿した SD カー
ドのデータをコンピューター上で操作することがで
きます。
ご使用になるコンピューターの OS(オペレーティ
ングシステム)によって操作が異なります。
Windows の場合
TIP
コンピューターの電源はあらかじめオンにし
OS を起動しておいてください。
1.
USB ケーブルでコンピューターと接続します。
コンピューターと接続した USB ケーブルのコネク
タを、本機の USB 端子に接続します。
コネクタの向きに注意し奥まで確実に差し込みま
す。初めて接続した場合、Windows 標準デバイス・
ドライバが自動的にインストールされます。
2.
コンピューター上に、SD カード・スロットに挿
したドライブ名が追加されます。
3.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY7(USB)ボタンを押して USB ード
に入ります。ディスプレイに“rdy”と表示されます。
TIP
USB モードに入る前は本機の SD カードの内
容はコンピューターで表示することができません。
順 5 を終えるまではUSB ケーブル続を
、ス ッ ト S D ー ド 、コ
ターの源をオ / オフしないでさいータが
ります。
4.
コンピューター上でデータを操作します。手順 2
で追加されたドライブを開くと、本機の SD カードの
内容が表示されます。必要なデータをコンピューター
にコピーします。また、コンピューターにコピーして
おいたデータを SD カードに書き込むことも可能で
す。
5.
データ操作が完了したら「エクスプローラー」
たは「コンピューター」上の「リムーバブルディスク」
アイコンを右クリックし、取り出しを選択します。そ
の後本機の SHIFT ボタンを押して USB モードを
終了してください。
、必
USB モードを終了 USB ケールを抜い
くださ
Mac OS X の場合(Mac OS X 10.5 以降)
1.
USB ケーブルでコンピューターと接続します。
本機の USB 端子に USB コネクタを接続します。コ
ネクタの向きに注意し奥まで確実に差し込みます。
2.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY7(USB)のボタンを押します。ディスプ
レイに“buSy”と表示されます。
3.
コンピューター上に SD カード・スロットに挿し
たドライブ名が追加されます。
順 5 を終えるまではUSB ケーブル続を
、ス ッ ト S D ー ド 、コ
ターの源をオ/オフないでくさい。ータが
ります。
4.
コンピューター上でデータを操作します。手順 2
で追加されたドライブを開くと、本機の SD カードの
内容が表示されます。必要なデータをコンピューター
にコピーします。また、コンピューターにコピーして
おいたデータを SD カードに書き込むことも可能で
す。
5.
データ操作が完了したら、デスクトップ上のドラ
イブを「ゴミ箱」に捨てます。本機のディスプレイに
“USB”と表示したら、本機の SHIFT ボタンを押して
USB モードを終了してください。
、必
USB モードを終了 USB ケールを抜い
くださ
109
MIDI の機能
MIDI とは
MIDI
MusicalInstrumentDigitalInterface
で、
電子楽器やコンピューターの間で、演奏に関するさま
ざまな情報をやりとりするための世界共通の規格で
す。
MIDI インプリメンテーション・チャートについて
MIDI インプリメンテーションチャートは、送受信
できる MIDI メッセージについて確認できるように
なっていますMIDI 機器を使うときには、それぞれ
MIDI インプリメンテーションチャートを比較し、
対応している MIDI メッセージを確認してください。
TIP
:本機の MIDI インプリメンテーション・チャート
は、コルグ・ホームページからダウンロードしてくだ
さい。
な MIDI のについてはMIDI インプリ
ーション されていす。M I D I インプリメン
ショについてはホームページをごださ
い。
MIDI 機器の接続
MIDI 情報を送受信するには市販の MIDI ケーブル
を使います。本機の MIDI 端子と情報をやりとりす
る外部 MIDI 機器の MIDI 端子に接続します。
MIDIIN 端子 : 他の MIDI 機器から MIDI メッセージ
を受け取ります。外部機器の MIDIOUT 端子と接続
します。
MIDIOUT 端子 : 本機から MIDI メッセージを送りま
す。外部機器の MIDIIN 端子と接続します。
LINE IN MIDI INMIDI OUTOUTPUT
ELECTRIBE MX-SD
コンピューターとの接続
USB 端子のあるコンピューターとは直接 USB ケー
ブルで接続し、MIDI 端子と同じ MIDI メッセージの
送受信が行えます。
KP3+ エディターを使用する場合は、必ず USB ケー
ブルでコンピューターと接続してください。
Computer
USB
TIP
USB 接続するときは、コンピューターに KORG
USB-MIDI ドライバをインストールする必要があり
ます。コルグ・ームページよ KORG USB-MIDI
ドライバをダウンロードし、ドライバに付属のドキュ
メントに従ってインストールしてください。
MIDI の設定
本機はエフェクターとして使用する他に、外部 MIDI
機器のリアルタイムコントローラーとして使用で
きます。
また本機と MIDI シーケンサーなどを接続しタッ
チ・パッドを操作することによって送信される MIDI
メッセージを記録することで、タッチ・パッドの操作
を再現することができます。
設定の記憶で電を切設定前
す。
MIDI チャンネルを設定する
本機の MIDI チャンネルを設定します。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY5(MESSAGE)を押します。
2.
PROGRAM/BPM “GL.Ch”(Global
MIDIChannel)し、PROGRAM/BPM
を押します。
現在設定中の MIDI チャンネルが表示されます
PROGRAM/BPM ブで MIDI チャンネルを変更し
ます。
110
3.
設定を記憶するときは、WRITE ボタンを押しま
す。設定を記憶しないときは、SHIFT ボタンを押し
ます。
TIP
複数の MIDI 機器にそれぞれ違った情報を 1
MIDI ケーブルで伝えるため、MIDI チャンネルと
いう 1 16 までのチャンネルがあります。送信側
MIDI チャンネルが“1”のときには、受信側の MIDI
チャンネルを1”に設定しておかないと、MIDI メッ
セージは伝わりません。
コントロールチェンジナンバー、
ノート・ナンバーを変更する
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY5(MESSAGE)を押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブで変更するコントロー
ラーを選択し、PROGRAM/BPM ノブを押します。
ノート・メッセージを送受信
SAMPLE BANK
コントロール・チェンジ・メッセージを送受信
タッチ・パッド X
タッチ・パッド Y
タッチ・パッド ON/OFF
FX DEPTH ノブ
LEVEL スライダー:Gate Time
HOLD ボタン
3.
PROGRAM/BPM ノブでコトロル・ェン
ナンバーまたはノート・ナンバーを 0 127
値で設定します。すでに他のコントローラーで設定
済みのコントロールナンバーを選ぶとピリオドが点
灯します。その値を設定すると、他のコントローラー
と同じコントロール・チェンジ・メッセージを送受信
することになります。
4.
設定を記憶するときは、WRITE ボタンを押しま
す。設定を記憶しないときは、SHIFT ボタンを押し
ます。
MIDI メッセージ・フィルターを
設定する
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY4(MIDIFILTER)を押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブでフィルターするメッ
セージを選択し、PROGRAM/BPM ノブを押します。
(クロック) (プログラム・チェンジ)
(コントロールチェンジ) (ノート)
(システムエクスクルーシブ)の送受信をフィ
ルターします。
3.
PROGRAM/BPM ノブで有効または無効に設定
します。
無効、フィルターする
有効、フィルターしない
(クロック) Int、Ext、Auto を設定します。
(Int)
内部クロックで動作します。本機を単体で
使用するときや本機をマスター(コント
ロールする側)として外部 MIDI 機器を同期
させるときに設定します。
(Ext)
MIDIIN 端子または USB 端子に接続した
外部 MIDI 機器からの MIDI クロックに同
期して動作します。
TIP
クロックをExtに設定したときに
MIDI USB でクロックを受信した場合
は、USB が優先されます。
TIP
外部 MIDI 機器の同期に関する設定は、
ご使用になる機器の取扱説明書を参照して
ください。
(Auto)
MIDIIN 端子または USB 端子に接続した
外部 MIDI 機器から MIDI クロックが入力
されたときに、自動的に“Ext”として動作し
ます。入力がない場合は“Int”として動作し
ます。
4.
設定を記憶するときは、WRITE ボタンを押しま
す。設定を記憶しないときは、SHIFT ボタンを押し
ます。
111
MIDI コントローラーとして
使用する
エクスターナルコントロール・モードでは、本機を
MIDI コントローラーとして、シンセサイザーなどの
外部 MIDI 機器やコンピューター上のソフトウェア・
シンセサイザーなどのコントロールを行うことが可
能です。
エクスターナル・コントロール・モードで使用
するときの接続例
MIDI INMIDI OUT
ELECTRIBE MX-SD
TIP
コントロールできるパラメーターは、ご使用にな
る機器 / ソフトウェアの取扱説明書を参照してくだ
さい。
TIP
使用する機器 / ソフトウェアによってはパラメー
ターをコントロールできない場合や、事前に設定が必
要な場合があります。ご使用になる機器 / ソフトウェ
アの取扱説明書を参照してください。
エクスターナル・コントロール
モードに切り替える
SHIFT ボ タ 押 し が ら、PROGRAM
MEMORY8(EXT.CTRL)ボタンを押します。
エクスターナル・コントロール・モードを解除すると
きは SHIFT ボタンを押します。
エクスターナルコントロールモードでの
MIDI メッセージの設定
エクスターナル・コントロール・モードで送信される
MIDI メッセージの設定は KP3+ エディターを使用
して行います。
TIP
KP3+ エディターはコルグ・ホームページより無
償でダウンロードが可能です。設定方法は KP3+
ディターに付属の取扱説明書をご覧ください。
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Korg KAOSS PAD KP3+ 取扱説明書

カテゴリー
デジタルピアノ
タイプ
取扱説明書