Dell Wyse Management Suite 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Dell Wyse Management Suite は、Dell Wyse Thin Client を一元的に設定、監視、管理、最適化できる次世代管理ソリューションです。この新しいスイートでは、機能性とパフォーマンスに優れた使いやすい Thin Client を容易に導入し、管理することができます。クラウド / オンプレミスでの導入、モバイルアプリケーションによる任意の場所からの管理、BIOS 設定やポートロックダウンといったセキュリティ強化など、高度な機能オプションも提供されているため、企業や組織における安全な管理が可能となります。その他の機能には、デバイスの検出、登録、資産 / インベントリ管理、設定管理、オペレーティングシステム / アプリケーションの展開、リアルタイムのコマンド、エンドポイントの監視 / アラート / レポート / トラブルシューティングが含まれ、業務の効率化やコスト削減に貢献します。

Dell Wyse Management Suite は、Dell Wyse Thin Client を一元的に設定、監視、管理、最適化できる次世代管理ソリューションです。この新しいスイートでは、機能性とパフォーマンスに優れた使いやすい Thin Client を容易に導入し、管理することができます。クラウド / オンプレミスでの導入、モバイルアプリケーションによる任意の場所からの管理、BIOS 設定やポートロックダウンといったセキュリティ強化など、高度な機能オプションも提供されているため、企業や組織における安全な管理が可能となります。その他の機能には、デバイスの検出、登録、資産 / インベントリ管理、設定管理、オペレーティングシステム / アプリケーションの展開、リアルタイムのコマンド、エンドポイントの監視 / アラート / レポート / トラブルシューティングが含まれ、業務の効率化やコスト削減に貢献します。

Dell Wyse Management Suite
バージョン 1.1 導入ガイド
メモ、注意、警告
メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
Copyright © 2018 Dell Inc. or its subsidiaries.All rights reserved.DellEMC、およびその他の商標は Dell Inc.またはその子会社の商標です。その他の商標は、それ
ぞれの所有者の商標である可能性があります。
2017 - 12
Rev. A00
目次
1 はじめに...........................................................................................................................................................4
2 ハードウェア要件..............................................................................................................................................5
3 Wyse Management Suite アーキテクチャ.......................................................................................................... 6
4 導入アーキテクチャ........................................................................................................................................... 7
1 台のサーバに導入して 5 万台以上のデバイスをサポートする...........................................................................................7
1 台のサーバに導入して 12 万台のデバイスをサポートする..................................................................................................7
Wyse Management サーバから分離された FE MQTT サーバ.......................................................................................... 8
データベースサーバが分離された導入アーキテクチャ............................................................................................................9
5 Wyse Management Suite の導入と設定........................................................................................................ 10
フロントエンドの Mosquitto の導入.....................................................................................................................................11
サービスとしてのフロントエンド Mosquitto の導入.............................................................................................................. 12
フロントエンド Mosquitto に接続するためのバックエンド Mosquitto の設定..................................................................... 12
Mosquitto サービスのスタートアップスクリプトの設定....................................................................................................13
MongoDB でのフロントエンド Mosquitto の設定.............................................................................................................. 14
リモートリポジトリ..................................................................................................................................................................15
Wyse Management Suite リポジトリサービスの管理........................................................................................................ 21
6 カスタムのポート設定..................................................................................................................................... 22
Wyse Management Suite のインストール後にポートを変更する..................................................................................... 22
Memcached ポートの変更......................................................................................................................................... 22
MQTT ポートの変更..........................................................................................................................................................23
MariaDB ポートの変更......................................................................................................................................................23
MongoDB データベースポートの変更................................................................................................................................24
7 メンテナンス................................................................................................................................................... 25
データベースのバックアップ...................................................................................................................................................25
データベースの復元............................................................................................................................................................ 25
目次
3
はじめに
Wyse Management Suite v1.1 は、Dell Wyse Thin Client を一元的に設定、監視、管理、最適化できる次世代管理ソリューションです。この新しいス
イートでは、機能性とパフォーマンスに優れた使いやすい Thin Client を容易に導入し、管理することができます。また、クラウド / オンプレミスでの導入、
モバイルアプリケーションによる任意の場所からの管理、
BIOS 設定やポートロックダウンといったセキュリティ強化など、高度な機能オプションも提供されて
います。その他の機能には、デバイス検出 / 登録、資産 / インベントリ管理、設定管理、オペレーティングシステム / アプリケーションの展開、リアルタイ
ムのコマンド、エンドポイントの監視
/ アラート / レポート / トラブルシューティングが含まれます。
本書では、最大 12 万台のデバイスを管理するために、プライベートクラウド内の 1 台の仮想マシンまたはサーバに Wyse Management Suite を導入す
る戦略について説明します。
.
1
4
はじめに
ハードウェア要件
次の表に、プライベートクラウド内の 1 台のサーバまたは仮想サーバに Wyse Management Suite を導入する場合の前提条件を示します。
1. ハードウェア要件
説明 デバイス 1 万台以下 デバイス 5 万台以下 デバイス 12 万台以下 ソフトウェアリポジトリ
オペレーティングシステム Microsoft Windows Server 2012 R2 または Microsoft Windows Server 2016 でサポートされている言語パック -
語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語。
最小ディスク容量
40 GB 40 GB
200 GB 120 GB
最小メモリRAM
8 GB 16 GB 32 GB 16 GB
最小 CPU 要件
4 4 16 4
ネットワークインタフェース
割り当て済み IP アドレ
1 1 4 1
ネットワーク通信ポート
Wyse Management Suite インストーラは、ファイアウォールの例外リストに TCP ポート
4438080、および 1883 を追加します。これらのポートは、Wyse Management
Suite コンソールにアクセスするため、および Thin Client にプッシュ通知を送信するため
に追加されます。
TCP 443 HTTPS 通信
TCP 8080 HTTP 通信オプション
TCP 1883 MQTT 通信
TCP 3306 MariaDBリモートの場合はオプション
TCP 27017 MongoDBリモートの場合はオプション
インストーラで使用されるデフォルトポートは、インストール時に別のポートに変更されて
いる可能性があります。
Wyse Management Suite リポ
ジトリインストーラは、ファイアウォ
ールの例外リストに
TCP ポート
443 8080 を追加します。こ
れらのポートは、
Wyse
Management Suite で管理す
るオペレーティングシステムイメー
ジ、およびアプリケーションイメー
ジにアクセスするために追加され
ます。
HTTPS 限定で Wyse
Management Suite Server
の通信を確立できるように、ポー
8080 はブロックしておくことを
お勧めします。
対応ブラウザ
Internet Explorer バージョン 11
Chrome バージョン 58.0 以降
Windows Edge ブラウザ - 英語版のみ
Firefox バージョン 52.0 以降
メモ:
ソフトウェアは、物理マシンまたは仮想マシンにインストールできます。
ソフトウェアリポジトリと Wyse Management Suite サーバは、同じオペレーティングシステムで実行できます。
2
ハードウェア要件
5
Wyse Management Suite アーキテクチャ
本章では、Wyse Management Suite のインストーラコンポーネントについて説明します。
Wyse Management Suite のインストーラコンポーネントは次のとおりです。
WMS ウェブアプリケーション - Wyse Management Suite をホストするアプリケーションサーバ。
Memcached - パフォーマンスと拡張性のためにデータのキャッシュに使用されます。
MQTT - デバイスへのプッシュ通知に使用されます。
MongoDB - デバイス、設定に使用されるデータベース。
MariaDB パフォーマンスと拡張性のための SQL データベース。
1. Wyse Management Suite アーキテクチャ
3
6
Wyse Management Suite アーキテクチャ
導入アーキテクチャ
本章では、Wyse Management Suite v1.1 の導入アーキテクチャの詳細について説明します。
Wyse Management Suite v1.1 は、接続されたデバイスを最大 12 万台サポートします。
1 台のサーバを導入する構成は保守が簡単です。また、導入シナリオによっては、複数台のサーバを使用して Wyse Management Suite を導入する構
成もあります。
また導入セットアップに応じて、5 万台以上のデバイスの導入をカスタマイズすることもできます。
1 台のサーバに導入して 5 万台以上のデバイスをサポート
する
本項では、1 台のサーバに Wyse Server Management Suite を導入して 5 万台以上のデバイスをサポートする方法について説明します。
1 台のサーバで 5 万台のデバイスに対応する場合の最小ハードウェア要件は次のとおりです。
2. ハードウェアの仕様
アプリケーションの詳細 ハードウェアの仕様
Wyse Management Suite 1.1
4 CPU16 GB RAM40 GB HDD
次の図に、Wyse Management Suite v1.1 1 台のサーバに導入した場合の構成を示します。
2. 1 台のサーバへの導入 5 万台のデバイスに対応
1 台のサーバに導入して 12 万台のデバイスをサポートする
本項では、1 台のサーバに Wyse Server Management Suite を導入して、12 万台のデバイスをサポートする方法について説明します。
4
導入アーキテクチャ
7
1 台のサーバで 12 万台のデバイスに対応する場合の最小ハードウェア要件は次のとおりです。
3. ハードウェアの仕様
アプリケーションの詳細 ハードウェアの仕様
Wyse Management Suite 1.1
16 CPU32 GB RAM200 GB HDD
3. 1 台のサーバへの導入 12 万台のデバイスに対応
Wyse Management サーバから分離された FE MQTT
ーバ
本項では、Wyse Management Suite サーバから FE MQTT サーバを分離するアーキテクチャについて説明します。このアプローチを採用すると、サポー
トする必要がある
TCP 接続数に対応する場合に、Wyse Management Suite サーバのオーバーヘッドが軽減されます。各 FE MQTT サーバは、別の
サーバまたは 1 台のサーバに導入することができます。
最小ハードウェア要件は次のとおりです。
4. ハードウェア要件
アプリケーションの詳細 ハードウェアの仕様
Wyse Management Suite 1.1
8 CPU16 GB RAM200 GB HDD1 ネットワークインタフェース
個別のサーバに導入された各 FE MQTT サーバ。 4 CPU8 GB RAM40 GB HDD1 ネットワークインタフェース
1 台のサーバに導入された FE MQTT サーバ。 8 CPU16 GB RAM80 GB HDD1 ネットワークインタフェース
次の図は、Wyse Management Suite サーバから FE MQTT サーバを分離するアーキテクチャを示しています。
4. Wyse Management Suite サーバから分離された FE MQTT サーバ
8
導入アーキテクチャ
データベースサーバが分離された導入アーキテクチャ
本項では、データベースサーバが分離された Wyse Management Suite の導入アーキテクチャについて説明します。MongoDB MariaDB は、同じサ
ーバに配置することも、個々のサーバに配置することもできます。
次の図は、データベースサーバが分離された Wyse Management Suite の導入アーキテクチャを示しています。
5. データベースサーバが分離された Wyse Management Suite
導入アーキテクチャ
9
Wyse Management Suite の導入と設定
本章では、最大 12 万台のデバイスをサポートするために、1 台のサーバに Wyse Management Suite v1.1 を導入して構成する方法について説明しま
す。
1 台のサーバに Wyse Management Suite v1.1 を導入する手順は次のとおりです。
サーバの準備
DNS の設定
Wyse Management Suite v1.1 のインストール
1 台のサーバに Wyse Management Suite v1.1 を導入して、12 万台のデバイスをサポートするには、次の手順を実行する必要があります。
1 有効な資格情報を使用してシステムにログインします。サーバで使用できるネットワーク接続が 4 回線あることを確認するには、サーバの操作に使
用できる
4 つの IP アドレスを取得します。
次のウィンドウが表示されます。
6. IP アドレスの詳細
2 Wyse Management Suite v1.1 で使用するプライマリ IP アドレス IP0 Ethernet0 に割り当てるような形式で、各ネットワーク接続をそれぞれの
IP アドレスで設定します。
3 つまり、Ethernet1Ethernet2Ethernet3 には、残りの 3 つの IP アドレスフロントエンド MQTT で使用される IP1IP2IP3を割り当てま
す。
4 DNS を設定する必要があります。また、サーバには 2 つの DNS レコードが必要です。たとえば、次のとおりです。
Xyz.wysemanagementsuite.com
Ethernet0 に割り当てられたプライマリ IP アドレスで、割り当てが実行されます。
このドメインは、HTTPS 経由で Tomcat と通信するためにデバイスが使用します。
Xyz-pns.wysemanagementsuite.com
5
10
Wyse Management Suite の導入と設定
Ethernet1Ethernet2Ethernet3 に割り当てられた他の 3 つの IP アドレスは、ラウンドロビン方式で使用されます。
このドメインは、フロントエンド MQTT サーバとの永続的な接続を維持するためにデバイスが使用します。
5 プライベートクラウド用の最新の Wyse Management Suite v1.1 をダウンロードしてインストールします。次のコンポーネントがサービスとしてインストー
ルされます。
a Tomcat
b Memcached
c Mosquitto
d MongoDB
e MariaDB
インストーラがインストールする Mosquitto は、バックエンド MQTT として設定する必要があります。フロントエンド MQTT は手動でインストールでき
ます。インストーラは、すべてのコンポーネントを次のデフォルトディレクトリにインストールします。
デフォルトのインストールディレクトリは、ドライブ C:\Program Files\DELL\WMS です。
トピック
フロントエンドの Mosquitto の導入
サービスとしてのフロントエンド Mosquitto の導入
フロントエンド Mosquitto に接続するためのバックエンド Mosquitto の設定
MongoDB でのフロントエンド Mosquitto の設定
リモートリポジトリ
Wyse Management Suite リポジトリサービスの管理
フロントエンドの Mosquitto の導入
Wyse Management Suite v1.1 の場合、インストーラがインストールする Mosquitto 1 インスタンスで最大 5 万台のデバイスに対応できます。このイン
スタンスは、フロントエンドとバックエンドの両方の
Mosquitto として機能します。12 万台のデバイスをサポートするには、デバイス接続に対応するために、
追加の Mosquitto インスタンスが必要になります。各 Mosquitto インスタンスは最大 5 万のデバイス接続に対応できるため、12 万台のデバイスに対応
するには、少なくとも 3 つのフロントエンドインスタンスが必要になります。3 つの各フロントエンド Mosquitto インスタンスは、ポート 1883 を経由して相互
に連携し、各インスタンスは特定の IP アドレスにバインドされます。新しい 3 つの Mosquitto インスタンスをインストールする場合は、次の手順で説明す
るように、新しい
Mosquitto 導入コピーが 3 つ必要になります。
1 次のエントリに示すように、Mosquitto フォルダ内に新しい 3 つのディレクトリを作成します。
C:\Program Files\DELL\mq1
C:\Program Files\DELL\mq2
C:\Program Files\DELL\mq3
2 手順 1 で作成したフォルダに、C:\Program Files\DELL\WMS\Mosquitto ディレクトリ内のファイルをコピーします。
3 テキストエディタで C:\Program Files\DELL\mq1\mosquito.conf ディレクトリにあるファイルを開きます。
4 mosquito.conf フォルダで bind_address プロパティのコメントを外し、エントリを bind_address <IP1> としてアップデートします。
5 mq1 を開始し、mq1 がポート 1883 を経由して IP1 で実行されていることを確認します。mq1 IP1 で実行されていることを確認するには、次の手
順を実行します。
a コマンドプロンプトウィンドウを開きます。
b C:\Program Files\DELL\mq1 ディレクトリに移動します。
c コマンドプロンプトで Mosquitto.exe c mosquitto.conf コマンドを実行します。
d Powershell ウィンドウを開き、コマンドプロンプトで PS> get-nettcpconnection -LocalPort 1883 コマンドを実行します。
6 サービスが次の値で実行されていることを確認します。
LocalAddress=IP1
LocalPort=1883
Wyse Management Suite の導入と設定
11
State=Listen
7 mq2 IP2mq3 IP3 の組み合わせで、手順 3456 を繰り返してプロセスを完了します。
サービスとしてのフロントエンド Mosquitto の導入
本項では、フロントエンド Mosquitto をサービスとして導入する方法について説明します。
1 管理者権限で Windows PowerShell ウィンドウを開き、次のコマンドを実行して、レジストリおよびサービスデータベース内にサービスエントリを作成
します。
PS> sc.exe Dell WMS: FE-MQTT1 binPath= C:\Program Files\DELL\mq1\mosquito.exe run
PS> sc.exe Dell WMS: FE-MQTT2 binPath= C:\Program Files\DELL\mq2\mosquito.exe run
PS> sc.exe Dell WMS: FE-MQTT3 binPath= C:\Program Files\DELL\mq3\mosquito.exe run
2 コントロールパネル から Windows ローカルサービスを開き、次のスクリーンショットに示すようにサービスが作成されていることを確認します。
7. サービス
メモ: スタートアップの種類 手動 です。Mosquitto Services はスクリプトを実行して開始します。Dell WMS: Mosquitto を含めて、
Mosquitto のサービスは、このウィンドウから手動で開始または再開しないでください。
フロントエンド Mosquitto に接続するためのバックエンド
Mosquitto の設定
本項では、フロントエンド Mosquitto に接続するようにバックエンド Mosquitto を設定する方法について説明します。
1 テキストエディタで C:\Program Files\DELL\WMS\Mosquitto\mosquito.conf ディレクトリにあるファイルを開きます。
2 mosquito.conf フォルダで bind_address プロパティのコメントを外し、エントリを bind_address <IP1> としてアップデートします。
3 文書の Bridges セクションに移動し、このセクションに次のエントリを追加します。
# connection <name>
#address <host>[:<port>] [<host>[:<port>]]
#topic <topic> [[[out | in | both] qos-level] local-prex remote-prex]
connection pns01
address <IP1>:1883
topic # out
connection pns02
address <IP2>:1883
12
Wyse Management Suite の導入と設定
topic # out
connection pns03
address <IP3>:1883
topic # out
4 Windows ローカルサービスに移動し、次のウィンドウに示すように、手動で開始するように Dell WMS: Mosquitto サービスのエントリを変更しま
す。
8. 手動でのサービスの開始
Mosquitto サービスのスタートアップスクリプトの設定
本項では、Mosquitto サービスのスタートアップスクリプトを設定する方法について説明します。
1 C:\Program Files\DELL ディレクトリに移動し、mqttsvc.bat ファイルを作成します。
2 テキストエディタで mqttsvc.bat ファイルを開き、次のエントリをファイルに入力します。
@ECHO OFF
SETX -m MOSQUITTO_DIR "C:\Program Files\DELL\WMS\Mosquitto\mq1"
sc.exe start "Dell WMS: FE-MQTT1"
SLEEP 5
TIMEOUT /5
SETX -m MOSQUITTO_DIR "C:\Program Files\DELL\WMS\Mosquitto\mq2"
sc.exe start "Dell WMS: FE-MQTT2"
SLEEP 5
TIMEOUT /5
SETX -m MOSQUITTO_DIR "C:\Program Files\DELL\WMS\Mosquitto\mq3"
sc.exe start "Dell WMS: FE-MQTT3"
SLEEP 5
TIMEOUT /5
Wyse Management Suite の導入と設定
13
SETX -m MOSQUITTO_DIR "C:\Program Files\DELL\WMS\Mosquitto"
sc.exe start "mosquitto"
3 mqttsvc.bat ファイルを保存します。
4 mqttsvc.bat ファイルへのショートカットを作成します。このスクリプトは、サーバの起動時にすべての Mosquitto サービスを開始する場合に使用しま
す。
5 Mosquitto サービススタートアップスクリプトを設定するには、Windows のスタートアップフォルダに移動し、次のスクリーンショットに示すように、
Windows の検索ウィンドウで Shell:startup と入力します。
9. Windows の起動
C:\Users\Administrator\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup ディレクトリが表示されます。
6 mqttsvc.bat ファイルのショートカットをフォルダにコピーします。
7 サーバを再起動して、次の手順に示すようにテストを実行し、Mosquitto 4 つのインスタンスがポート 1883 を使用して IP0IP1IP2IP3 で実
行されていることを確認します。
a Powershell ウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。
PS> get-nettcpconnection -LocalPort 1883
b 少なくとも 4 つのサービスが以下の値で実行されていることを確認します。
LocalAddress=IP0, IP1, IP2, IP3
LocalPort=1883
State=Listen
MongoDB でのフロントエンド Mosquitto の設定
MongoDB には bootstrapProperties コレクションがあり、さまざまなパラメータを設定できます。その中には、Tomcat がバックエンド Mosquitto に接続す
るための
URL を設定するパラメータ、およびデバイスがフロントエンド Mosquitto に接続するための URL を設定するパラメータが含まれています。多くの
ユーザーは Mosquitto 1 インスタンスでサービスを実行するため、デフォルトの場合、インストーラはバックエンドの Mosquitto で両方のパラメータを設
定します。
1 コマンドプロンプトを開き、C:\Program Files\DELL\WMS\MongoDB\bin ディレクトリに移動します。
2 コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
>mongo stratus -u stratus -p <mongodbPassword> -eval "db.bootstrapProperties.update({'name': 'stratus.external.mqtt.url'}, {'name':
'stratus.external.mqtt.url' , 'value' : 'tcp://xyz-pns.wysemanagementsuite.com:1883' }, {upsert:true})"
3 ローカルサービス Dell WMS: Tomcat Service として識別されている Tomcat サービスを再開します。
14
Wyse Management Suite の導入と設定
リモートリポジトリ
Wyse Management Suite では、アプリケーション、オペレーティングシステムイメージなどのために、ローカルリポジトリとリモートリポジトリを使用できます。
ユーザーアカウントが地理的に分散している場合、デバイスがローカルリポジトリからイメージをダウンロードできるように、分散したユーザーアカウントごとに
ローカルリポジトリを配置する構成が効率的です。この柔軟性は、WMS_Repo.exe ソフトウェアで実現されますWMS_Repo.exe は、Wyse
Management Suite のファイルリポジトリソフトウェアであり、Wyse Management Suite に登録できる分散リモートリポジトリを作成する場合に役立ちま
す。リモートリポジトリが必要な場所で、パブリッククラウドを使用して、Dell Digital Locker または Wyse Management Suite ポータルからリモートリポジト
リソフトウェアをダウンロードする場合、リポジトリが必要とされるサーバにそのソフトウェアをインストールします。
WMS_Repo.exe は、Pro ライセンスのサブ
スクライバのみが使用できます。
Wyse Management Suite リポジトリソフトウェアをインストールする場合のサーバ要件は次のとおりです。
Windows 2012 R2 または Windows 2016 Server
4 CPU
8 GB RAM
40 GB ストレージ容量
WMS-Repo ソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。
1 Dell Digital Locker から WMS_Repo.exe ファイルをダウンロードします。
2 管理者としてログインし、WMS_Repo.exe をリポジトリサーバにインストールします。
3 次に表示される画面に応じて 次へ をクリックし、インストールを完了します。
10. ようこそメッセージ
Wyse Management Suite の導入と設定
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11. インストール先フォルダの詳細
12. インストールの完了
4 起動 をクリックして、ウェブブラウザで WMS リポジトリ登録 画面を表示します。ブラウザを起動する前に、ウェブサーバの起動に数分かかることがあ
ります。
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Wyse Management Suite の導入と設定
13. リポジトリの詳細
5 登録 をクリックして登録を開始します。パブリッククラウドで登録を行っている場合は、パブリック WMS 管理ポータルへの登録 を選択します。
14. パブリッククラウドでの登録
6 以下の詳細情報を入力して、登録 を押します。
a Wyse Management Suite サーバの URL
Wyse Management Suite の導入と設定
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b Wyse Management Suite v1.0 に登録しない限り、MQTT サーバ URL はオプションです。
c WMS リポジトリ URLURL をドメイン名でアップデート
d Wyse Management Suite 管理者のログインユーザー名情報
e Wyse Management Suite 管理者のログインパスワード情報
f リポジトリパス情報
15. 登録の詳細
7 登録が成功すると、次のウィンドウが表示されます。
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Wyse Management Suite の導入と設定
16. 成功した登録
8 Wyse Management Suite ポータルの次の画面で、リモートリポジトリの登録成功を確認します。
17. Wyse Management Suite ポータルでの登録成功
9 WMS_Repo.exe の場合、HTTPS はデフォルトで有効になっており、自己署名証明書とともにインストールされます。ドメイン固有の証明書を独自
にインストールする場合は、登録ページを下にスクロールして、次のウィンドウに示すように SSL 証明書をアップロードします。
Wyse Management Suite の導入と設定
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18. 証明書のアップロード
10 サーバが再起動され、アップロードされた証明書が、次のウィンドウのように表示されます。
19. SSL 証明書の有効化
20
Wyse Management Suite の導入と設定
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Dell Wyse Management Suite 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Dell Wyse Management Suite は、Dell Wyse Thin Client を一元的に設定、監視、管理、最適化できる次世代管理ソリューションです。この新しいスイートでは、機能性とパフォーマンスに優れた使いやすい Thin Client を容易に導入し、管理することができます。クラウド / オンプレミスでの導入、モバイルアプリケーションによる任意の場所からの管理、BIOS 設定やポートロックダウンといったセキュリティ強化など、高度な機能オプションも提供されているため、企業や組織における安全な管理が可能となります。その他の機能には、デバイスの検出、登録、資産 / インベントリ管理、設定管理、オペレーティングシステム / アプリケーションの展開、リアルタイムのコマンド、エンドポイントの監視 / アラート / レポート / トラブルシューティングが含まれ、業務の効率化やコスト削減に貢献します。