Casio XJ-A245V, XJ-A140V, XJ-A145V, XJ-A150V, XJ-A155V, XJ-A240V, XJ-A245V, XJ-A250V, XJ-A255V 取扱説明書

  • CASIO XJ-Aシリーズ データプロジェクターのUSB機能に関するガイドを読みました。USBメモリからのファイル再生、マルチプロジェクションカメラ、関数電卓との接続方法などについてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。PowerPointファイルの変換方法や、動画、画像ファイルの再生方法についてもご説明できます。
  • PowerPointファイルをプロジェクターで再生するにはどうすれば良いですか?
    USBメモリに保存した動画ファイルは再生できますか?
    マルチプロジェクションカメラを使用するにはどうすれば良いですか?
    関数電卓の画面を投影できますか?
    ビューアーとは何ですか?
1
DATA PROJECTOR
XJ-A135V/XJ-A145V/XJ-A155V/
XJ-A245V/XJ-A255V
データプロジェクター
USB拡張機能ガイド
必ず別冊の取扱説明書(基本編)の注意事項をお読みになってからご使用ください。また、本機の設置
方法に関しても、取扱説明書(基本編)を参照してください。
本書はお読みになった後も大切に保管してください。
Microsoft、Windows、 Windows Vista、PowerPointは米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標または商標です。
ArcSoft、ArcSoftロゴは、ArcSoft, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Macintosh、Mac OSは、Apple, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りなど、お気づき
のことがありましたらご連絡ください。
本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されていますまた、個人としてご利用にな
るほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意ください。
本書、本製品および付属ソフトウェアの使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのいか
なる請求につきましても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
故障、修理などに起因するデータの消失による、損害および逸失利益などにつきまして、当社では
一切その責任を負えませんのであらかじめご了承ください。
取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成されたもので、一部、実際
製品と異なることがあります。
J Z
3
マルチプロジェクションカメラを利用して
書類を投映する...................................................................36
YCカメラの機能概要と基本操.....................................................................................................36
本機とマルチプロジェクションカメラを接続する..................................................................................................36
YCカメラの各種操作....................................................................................................................................39
YCカメラを使った各種の投映操作...............................................................................................................................................39
YCカメラ設定メニューを使う.............................................................................................................................................................43
関数電卓の画面を投映する .............................................47
関数電卓の画面を投映するには.........................................................................................................................................................47
4
この取扱説明書について
本書は、XJ-A135V/XJ-A145V/XJ-A155V/XJ-A245V/XJ-A255V(本機)のUSB端子に次の各機器を接
続したときの機能と操作について説明しています。
USBメモリーなどのメモリーデバイス
マルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)
関数電卓(fx-9860Gシリーズ)
本書中の表現について
本書中では、本機の操作とパソコンの操作を同時並行して行う場面が数多くあります。このような場合
には、操作する対象が本機かパソコンか、操作の結果がどこに表示されるか(本機から投映している画
面上に表示されるか、あるいはパソコンのディスプレイ上に表示されるか)を、区別することが必要で
す。本書は区別のために、次のような表現を使っています。
本機がスクリーンに投射する四角い範囲全体のことを、本書中では「投映画面」と呼びます。本機の操
作を行う際は、投映画面に表示されるさまざまなメッセージやメニューを使います。
パソコンに直接接続された表示デバイス(ノートパソコンのLCDを含む)のことを、本書中では「パソ
コンのディスプレイ」と呼びます。
6
マルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)
マルチプロジェクションカメラを本機のUSB端子に接続すると、マルチプロジェクションカメラの書
画台に置いた書類を投映することができます。
詳しくはマルチプロジェクションカメラを利用して書類を投映す (36ページを参照してくだ
さい
関数電卓(fx-9860Gシリーズ)
fx-9860Gシリーズの関数電卓を本機とUSB接続することで、関数電卓の画面を本機から投映するこ
ができます。
詳しくは「関数電卓の画面を投映する」 (47ページ)を参照してください。
電子辞書
一部の電子辞書を本機とUSB接続することで、電子辞書の画面を本機から投映することができます。
続方法などについて詳しくは電子辞書に付属の取扱説明書をご覧ください。
USB
YC-400/YC-430/YC-470
USB
8
ソフトウェアのインストール
USB拡張機能に関連した次のソフトウェアが、付属のCD-ROMに収録されています。
᥾ᛵ
付属のCD-ROMに収録されているパソコン用ソフトウェアは、最新版がウェブサイトに公開され
ております。新版をウェブサイトよりダウンロードしてご使用ください。
動作環境
Windows®7 / Windows Vista®/ Windows® XP プリインストールモデル
PowerPoint 2003、2007、または2010のインストール(EZ-Converter FA使用時)
※そ上記OSが推奨する環境に準拠します。
機器の構成によっては、正常に動作しない場合があります。
※Windows® 2000 / NT / Me / 98SE / 98 / 95 / 3.1上、またMacintosh / Mac OS上では動作しま
せん。
他のOSからアップグレードされたWindows®7 / Windows Vista®/ Windows® XPでの動作は保証
しません。
Windows XP Professional x64 Editionには対応しておりません。
ソフトウェア名 概要
EZ-Converter FA PowerPointファイルを、本機で再生可能な「ECAファイル」に変換するための
ソフトウェアです。
ArcSoft MediaConverter 3 for
CASIO Projector
動画ファイルを変換するためのソフトウェアです。
マルチプロジェクションカメラ
更新ソフトウェア
マルチプロジェクションカメラYC-400/YC-470のファームウェアを更新する
ためのソフトウェアです
http://casio.jp/support/projector/
[ ホーム サポート プロジェクター 各種サポート情報 ]
OS :Microsoft® Windows® 7 / Windows Vista® SP2 / Windows® XP SP3
パソコン:下記の条件を満た「IBM PC/AT互換機
CPUPentium®M 1.6GHz以上およびお使いのOSが推奨するCPU
メモリーお使いのOSが推奨するメモリー
ディスプレイパソコン本体に接続可能で上記OSに対応しているフルカラーディスプレイ、
解像度1024×768ドット以上
入力機器キーボードおよびポインティングデバイス(上記OSで使用可能なマウス、または準ずる
もの)
9
EZ-Converter FAをインストールする
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「EZ-Converter FA」右側の[インストール]ボタンをクリックする。
この後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
Windows 7をご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されたら、
[はい]をクリックしてください。
Windows Vistaをご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示された
ら、[許可]をクリックしてください。
Windows XPをご使用の場合、途中で次のメッセージが表示されたら、[続行]をクリックしてく
ださい。
11
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストールする
マルチプロジェクションカメラYC-400/YC-470を本機に接続するには、YC-400/YC-470のカメラの
ファームウェアのバージョンが、ver.1.1以上である必要があります。カメラのファームウェアバージョ
ンの確認方法については、付属のCD-ROMの「Users Guide」フォルダー内の「Japanese」フォルダーに
含まれている「YC-Update_Guide_Japanese.pdf」の内容をご覧ください
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストール(展開)するには
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェア」右側の[フォルダ
を開く]ボタンをクリックする。
「YC-400.exe」「YC-470.exe」という2つのファイルを含む、CD-ROM上のフォルダーが開きます。
3.
ご使用の機種に応じて、「YC-400.exe」また「YC-470.exe」をダブルクリックする。
この後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
ʫʬ
上記の操作を完了すると、指定したフォルダーに、更新に必要なファイルが作成されます。
作成されたファイルを使ってファームウェアをバージョンアップする操作については、付属の
CD-ROMの「Users Guide」フォルダー内「Japanese」フォルダーに含まれている
「YC-Update_Guide_Japanese.pdf」の内容をご覧ください。
14
PowerPointファイルをECAファイルに変換するには
1.
パソコンの電源を入れ、Windowsを起動する。
2.
変換後のECAファイルを保存するUSBメモリー(またはメモリーカード)をパソコン
に接続する。
この操作を行わずに、パソコンのローカルディスク上に変換後のECAファイルを保存すること
も可能です。
3.
パソコン上でEZ-Converter FAを起動する。
Windows VistaまたはWindows 7をご使用の場合は「ユーザーアカウント制御」のメッセージ
が表示されるので、「許可」クリックします。
EZ-Converter FAウインドウが表示されます。
4.
必要に応じて、次の設定を行う。
変換後のECAファイルの表示解像度を指定する。
詳しくは「ECAファイルの表示解像度を設定するには」 (15ページ)を参照してください。
変換元ファイルにアニメーションが含まれる場合、変換後のECAファイルに何秒間まで記録す
るかを指定する。
詳しくは「アニメーションの最長表示時間を設定するには」 (16ページ)を参照してください。
5.
EZ-Converter FAウインドウ上の ボタンをクリックする。
「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
6.
変換元のPowerPointファイルを選択し、[開く]をクリックする。
変換後のECAファイルに関する指定を行うための、次のようなダイアログが表示されます。
16
アニメーションの最長表示時間を設定するには
1.
EZ-Converter FAウインドウの左側を右クリックする。
2.
表示されるメニューで「アニメーションの最長表示時間」をクリックする。
3.
表示されるサブメニューから希望する秒数を選ぶ。
10秒/20秒/30秒/60秒の中から選ぶことができます。
一度この設定を行うと、設定を変更するまで同じ秒数が適用されます。
ECAファイルをパソコン上で再生するには
1.
パソコン上でEZ-Converter FAを起動する。
EZ-Converter FAウインドウが表示されます。
2.
EZ-Converter FAウインドウ上の ボタンをクリックする。
下図のように、2つのボタンが現れます。
3.
ボタンをクリックする。
「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
4.
再生したいECAファイルを選択し、[開く]をクリックする。
17
5.
再生を開始するには、 ボタンをクリックする。
再生が開始され、画面上部にコントロールパネルが表示されます。
再生中はパネル上の各ボタンを使って、次の操作を行うことができます。
これを実行するには: この操作を行う
1つ前のページに移動する ボタンをクリックする。
次のページに移動する ボタンをクリックする。
ページ一覧を表示して特定の
ページに移動する
1. ボタンをクリックし、表示されるメニューで[スライドの一覧]を
クリックする。
2. ページ一覧が現れるので、移動したいページのサムネイルをクリックして
選択し、[OK]をクリックする。
ヘルプを表示する ボタンをクリックし、表示されるメニューで[ヘルプ]をクリックする。
再生を終了する ボタンをクリックする。または、 ボタンをクリックし、表示される
メニューで[終了]をクリックする(または、パソコンのキーボードの[ESC]
キーを押す)
コントロールパネル
19
本機にデジタルカメラを接続するには
1.
必要な場合は、デジタルカメラのUSBマスストレージクラスの設定を行う。
2.
デジタルカメラの電源を切り、デジタルカメラにUSBケーブルを接続する。
3.
デジタルカメラに接続したUSBケーブルのもう片方のコネクタ(Type Aコネクタ)
を、本機のUSB端子に接続する。
4.
デジタルカメラの電源を入れる。
ʫʬ
手順1、2、4の操作については、ジタルカメラに付属の取扱説明書をご覧ください。
ビューアーの投映を開始する
「本機にメモリーデバイスを接続する」 (18ページ)で説明した操作に従って本機にUSBメモリー等を
接続すると、あらかじめ本機の電源が入っていた場合は、次のようなビューアーの「メイン画面」の投映
が開始されます。
メニュー項目 機能 参照先
プレゼンテーション ECAファイル(EZ-Converter FAを使ってPowerPointファ
イルから変換したプレゼンテーションファイル、12ページ
参照)の投映を実行する「プレゼンテーションモードに入
ります。
「ECAファイル(プレゼン
テーションファイル)を投映
する」 (21ページ)
「PowerPointファイルを
ECAファイルに変換する」
(13ページ)
スライド 画像ファイルの投映を実行する「スライドモードに入り
ます。
「画像ファイルを投映する」
(23ページ)
動画 動画ファイルの投映を実行する「動画モード」に入ります。 「動画ファイルを投映する」
(25ページ)
ビューアー設定 ビューアーの設定メニュー画面を表示します 「ビューアーの設定を行う」
(30ページ)
20
ʫʬ
ビューアーの投映が自動的に開始されない場合は、次の操作を行ってください。
ドライブ一覧について
本機に複数のメモリーデバイスが接続されている状態(USBハブを使って複数のUSBメモリーを接続
した場合や、本機に接続したメモリーカードリーダーに複数のメモリーカードを挿入した場合など)
プレゼンテーションモード、スライドモード、または動画モードに入ると、次のようなドライブ一覧が
投映画面に表示されます。
このような場合は、カーソルキーを使って使用したいドライブを反転表示させ、[ENTER]キーを押して
ください。択したモードのファイル一覧が表示されます。
ʫʬ
本機が認識できるドライブ数は最大4つまでです
1.
[INPUT]キーを押す。
入力ソースの選択画面が表示されます。
2.
[]または[]キーを使って「ビューアー」を反転させ、[ENTER]キーを押す。
21
ECAファイル(プレゼンテーションファイル)を投映する
ECAファイルの投映は、ビューアーの「プレゼンテーションモード」で実行します。
ECAファイルを投映するには
1.
投映したいECAファイルが保存されているメモリーデバイスを、本機に接続する。
ビューアーのメイン画面が投映されます。投映されない場合は、[INPUT]キーを押して入力ソー
スとして「USB」を選択します。
2.
カーソルキーを使って「プレゼンテーション」を反転表示させ、[ENTER]キーを押す。
次のようなファイル一覧が投映されます。
再生したいECAファイルが特定のフォルダー内にある場合は、カーソルキーを使ってそのフォ
ルダーを反転表示させ、[ENTER]キーを押してください。
3.
カーソルキーを使って再生したいECAファイルを反転表示させ、[ENTER]キー(また
は[O]キー)を押す。
選択したECAファイルの再生が開始されます。
4.
必要に応じて、ページ移動などの操作を行う。
ECAファイルの投映中に実行可能な操作については、「ECAファイル投映中の各種操作」
(22ページ)参照してください。
再生を途中で中止してファイル一覧に戻るには、[ESC]キーを押します。
23
画像ファイルを投映する
画像ファイルの投映は、ビューアーの「スライドモード」で実行します。特定の画像ファイルを選んで投
映したり、数の画像ファイルを順番に投映す「スライドショー」を実行することができます。
画像ファイルを投映するには
1.
投映したい画像ファイルが保存されているメモリーデバイスを、本機に接続する。
ビューアーのメイン画面が投映されます。投映されない場合は、[INPUT]キーを押して入力ソー
スとして「USB」を選択します。
2.
カーソルキーを使って「スライド」を反転表示させ、[ENTER]キーを押す。
次のようなファイル一覧が投映されます。
投映したい画像ファイルが特定のフォルダー内にある場合は、カーソルキーを使ってそのフォ
ルダーを反転表示させ、[ENTER]キーを押してください。
3.
カーソルキーを使って投映したい画像ファイルを反転表示させ[ENTER]キーを押す。
選択した画像ファイルが投映されます。
4.
必要に応じて、画像の回転表示や前後の画像ファイルの投映などの操作を行う。
5.
画像ファイルの投映を終了してファイル一覧に戻るには、[ESC]キーを押す。
これを実行するには: この操作を行う
1つ前の画像ファイルを投映する []キーを押す。
次の画像ファイルを投映する []キーを押す。
表示を右に90度回転させる [f]キーを押す。
表示を左に90度回転させる [Z]キーを押す。
現在投映中の画像ファイルから、スライドショーを開始する [O]キーを押す。
27
動画の早送り/早戻しを行うには
1.
「動画ファイルを投映するには」 (25ページ)の手順1~3の操作を行い、動画ファイル
の再生を開始する。
2.
[]キー(または[]キー)を押す。
動画の早送りまたは早戻し)始まります。のとき、投映画面の左上に早送り中を示すアイ
コン (または早戻し中を示すアイコン が表示されます。
[]キー(または[]キー)を押すたびに、早送り(または早戻し)の速度を3段階で切り替えるこ
とができます。
早送り中(または早戻し中)に動画ファイルの最終フレーム(または先頭フレーム)に到達する
と、その位置で再生が停止します。
3.
必要に応じて、次の操作を行う。
アイコン表示 再生状態
早送り(順方向に10秒おきのフレームを連続表示)
の約6倍速で早送り(順方向に1分おきのフレームを連続表示)
の約60倍速で早送(順方向に10分おきのフレームを連続表示)
早戻し(逆方向に10秒おきのフレームを連続表示)
の約6倍速で早戻し(逆方向に1分おきのフレームを連続表示)
の約60倍速で早戻(逆方向に10分おきのフレームを連続表示)
これを実行するには: このキーを押す
早送り(または早戻し)を終了し、通常の再生を再開する [ENTER]
動画再生時間の表示/非表示を切り替える [O]
再生を中止してファイル一覧に戻る [ESC]
28
ファイル一覧の表示と各種操作
ここでは、レゼンテーションモード、スライドモード、動画モードの各モードで共通の、ファイル一覧
表示中の各種操作について説明します。
ファイル一覧のリスト表示とアイコン表示
ビューアーのファイル一覧に「リスト表示」「アイコン表示」の2つの表示形式があります。
リスト表示
メモリーデバイス上のフォルダーやファイルが、名前で一覧表示されます。プレゼンテーションモー
ド、スライドモード、動画モードのいずれかに入った直後は、この形式でフォルダーやファイルが表示
されます。
アイコン表示
メモリーデバイス上のフォルダーやファイルが、アイコンと名前で一覧表示されます。ビューアーで再
生可能なファイルは、サムネイル(縮小画像)で表示されます。
ファイル一覧をリスト表示とアイコン表示の間で切り替えるには
[FUNC] [ENTER]の順にキーを押します。
ʫʬ
ファイル一覧を表示したときに最初にリスト表示とアイコン表示のどちらが現れるかを設定す
ることができます。詳しくは「ビューアーの設定を行う」 (30ページ)を参照してください。
ファイル一覧をスクロールするには
[Z]キーを押すと次画面にスクロールし、[△]キーを押すと前画面にスクロールします。
フォルダーを開くには
カーソルキーを使って開きたいフォルダーを反転表示させ、[ENTER]キーを押します。
リスト表示 アイコン表示
29
現在開いているフォルダーを出て1つ上の階層に戻るには
[ESC]を押します。
ファイルのプロパティを表示するには
1.
ファイル一覧をリスト表示に切り替える。
2.
[
]または[
]キーを使って、プロパティを表示したいファイルを反転表示させる。
ファイル一覧画面の左側に、選択したファイルのサムネイルとプロパティが表示されます。
ファイルのプロパティとして表示される情報は、次のとおりです。
プレゼンテーションモード時
スライドモード時
動画モード時
項目名 表示内容
種類 「ECAファイル」と表示されます。EZ-Converter FAで変換したプレゼンテーション
ファイルを表します。
サイズ ファイルサイズが表示されます。
日時 ファイルの更新日時が表示されます。
大きさ ファイルのピクセル数が表示されます。
項目名 表示内容
種類 ファイルタイプに応じて「JPEG画像」または「BMP画像」と表示されます。
サイズ ファイルサイズが表示されます。
日時 ファイルの更新日時が表示されます。
大きさ ファイルに含まれる画像データのピクセル数が表示されます。
回転 Exif形式の回(Orientation)情報を持つ画像ファイルに限り、その情報が
「Right side - Top」の場合は「右90度」「Left side - Bottom」の場合は左90度」と表
示されます。
項目名 表示内容
種類 「動画」と表示されます。
サイズ ファイルサイズが表示されます。
日時 ファイルの更新日時が表示されます。
大きさ 動画のピクセル数が表示されます。
サムネイル
プロパティ
32
ビューアーの設定を初期化するには
1.
ビューアーの設定メニューを表示する。
2.
[]キーを使って「ビューアー設定の初期化」を反転表示させ、[ENTER]キーを押す。
「ビューアー設定の初期化を実行しますか?」という確認ダイアログが表示されます
3.
[]キーを押して「はい」を反転表示させ、[ENTER]キーを押す。
初期化が実行され、ビューアーのすべての設定が工場出荷時の状態に戻ります。
ビューアーの各設定の初期値については、「ビューアーの設定を行う」 (30ページ)を参照して
ください。
33
ビューアーが思うように動作しない場合は、下をご確認ください。
USBメモリーなどメモリーデバイスについて
ビューアーのトラブルシューティング
現象 原因と対処
USBメモリーをプロジェ
ターのUSB端子に接続し
が、ビューアーが表示されな
い。
本機が認識できないフォーマットのUSBメモリーを接続したことが考えられま
す。USBメモリーをパソコンに接続し、ファイルシステムがFATまたはFAT32か
どうかを確認してください。ファイルシステムが異なる場合は、FATまたは
FAT32でフォーマットし直してください(USBメモリー内の全データはフォー
マットによって削除されますので、ご注意ください)
ファイルシステムがFATまたはFAT32だが本機では認識されない場合は、USB
メモリーそのものが本機と非互換であると考えられます弊社のプロジェクター
サポートページ(下記)をご覧になり、動作確認済み製品をご利用ください。
http://casio.jp/support/projector/
本機の「プラグアンドプレイ」「オフ」に設定されていることが考えられます。
属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(活用編)「本機の詳細設定」を参
し、「プラグアンドプレイ」「オフ」に設定されている場合は「オン」に切り替えて
ください。
ファイル一覧にフォルダー
ファイルが表示されない。
1つのフォルダー内に1000個以上のフォルダーやファイルがあると、すべてのフォ
ルダーやファイルは表示されません。フォルダーやファイルの数を減らしてくださ
い。
USBハブやUSBカードリー
ダーを使ってプロジェクタ
に複数のメモリーデバイス
接続したが、一部のデバイス
が認識されない。
本機が認識できるドライブ数は、最大4つまでです。接続したメモリーデバイスの合
計ドライブ数が4つを超える場合、5つ目以降のドライブは本機に認識されません。
合計ドライブ数が4つ以内となる範囲で、メモリーデバイスを接続してください。
デジタルカメラとプロジェ
ターをUSB接続したが
ビューアーでデジタルカメ
のメモリー内容を表示でき
い。
デジタルカメラ側で、USBマスストレージクラスの設定やUSB接続のための操
作が必要な場合が考えられます。デジタルカメラの取扱説明書をご覧になり、
れらの設定や操作を実行してください。
デジタルカメラがUSBマスストレージクラスに対応していないことが考えられ
ます。この場合は、ビューアーを使ってデジタルカメラのメモリー内容を表示す
ることはできません。
35
ビューアーのエラーメッセージ一覧
メッセージ 原因と対処
表示するファイルがありま
せん。
ビューアーで内容を表示しようとしたフォルダーの中に、表示可能なフォルダー、
ECAファイル、画像ファイル、動画ファイルが1つもない場合に表示されます。パソ
コンを使って、フォルダーの中身をご確認ください。本機で再生可能な各種ファイル
の形式については「USB拡張機能でできること」 (5ページ)を参照してください。
再生できないECAファイル
です。
ECAファイル自体のエラーが考えられます。本機で再生できなかったECAファイル
をパソコン上のEZ-Converter FAで再生し、動作確認してください。
表示できない画像ファイル
です。
画像ファイルのサイズが大きすぎて再生できないことが考えられます。8MB以
下にリサイズした画像ファイルをご使用ください。
プログレッシブJPEGのファイルを再生しようとしたことが考えられます。本機
はプログレッシブJPEGの再生はサポートしていません。通常の(プログレッシブ
JPEGでない)JPEG形式のファイルをご使用ください。
画像ファイル自体のエラーが考えられます。本機で表示できなかった画像ファイ
ルをパソコン上で開いて確認してください。
再生できない動画ファイル
です。
本機では再生できない動画ファイルであることが考えられます。本機で再生可能
な動画ファイルの形式については、「USB拡張機能でできること」 (5ページを参
照してください。一部の形式の動画ファイルは、付属のCD-ROMに収録されてい
るソフトウェア(ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projector)を使って本
機で再生可能な形式に変換することができます。
動画ファイル自体のエラーが考えられます。本機で表示できなかった動画ファイ
ルをパソコン上で開いて確認してください。
/