XJ-M140, XJ-M145, XJ-M150, XJ-M155, XJ-M240, XJ-M245, XJ-M250, XJ-M255

Casio XJ-M140, XJ-M145, XJ-M150, XJ-M155, XJ-M240, XJ-M245, XJ-M250, XJ-M255, XJ-A141, XJ-A246, XJ-A256, XJ-H2600, XJ-H2650 取扱説明書

  • こんにちは!CASIO XJ-A246/XJ-A256 データプロジェクターのUSB拡張機能ガイドについて、ご質問にお答えします。このガイドでは、USBメモリからのファイル投影、マルチプロジェクションカメラや関数電卓との接続方法、PowerPointファイルや動画ファイルの変換方法などを詳しく解説しています。どんなことでもお気軽にご質問ください!
  • USBメモリを接続してもビューアーが起動しない場合はどうすれば良いですか?
    PowerPointファイルをプロジェクターで再生するにはどうすれば良いですか?
    ビューアーで再生可能な動画ファイルの形式は何ですか?
    マルチプロジェクションカメラを使うにはどうすれば良いですか?
    関数電卓の画面を投影するにはどうすれば良いですか?
1
DATA PROJECTOR
XJ-A246/XJ-A256
データプロジェクター
USB拡張機能ガイド
z必ず別冊の「セットアップガイド」の注意事項をお読みになってからご使用ください。
z本書はお読みになった後も大切に保管してください。
zMicrosoft、Windows、 Windows Vista、PowerPointは米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標または商標です。
z
ArcSoft、ArcSoftロゴは、ArcSoft, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
zMacintosh、Mac OS、QuickTimeは、Apple, Inc.の米国およびその他の国における登録商標また
は商標です。
zその他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
z本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
z本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りなど、お気づき
のことがありましたらご連絡ください。
z本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されていますまた、個人としてご利用にな
るほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意ください。
z
本書、本製品および付属ソフトウェアの使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのいか
なる請求につきましても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
z故障、理などに起因するデータの消失による、損害および逸失利益などにつきまして、当社では
一切その責任を負えませんのであらかじめご了承ください。
z取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成されたもので、一部、実際の
製品と異なることがあります。
J
2
目次
この取扱説明書について ....................................................4
本書中の表現について........................................................................................................................................................................................4
USB拡張機能でできること...............................................5
本機にUSB機器を接続したときの動作について ........7
ソフトウェアのインストール............................................8
動作環境.................................................................................................................................................................................................................................8
EZ-Converter FAをインストールする........................................................................................................................................9
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorをインストールする.................................10
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストールする.....................................11
USBメモリーなどに保存したファイルを
投映する ...............................................................................12
EZ-Converter FAを使う(PowerPointファイルを変換する)........................12
EZ-Converter FAの起動と終了.........................................................................................................................................................13
PowerPointファイルをECAファイル(またはPtGファイル)に変換する ...................................14
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorを使う ............................17
ビューアーを使う(メモリーデバイス上の各種ファイルを
投映する)...................................................................................................................................................................19
本機にメモリーデバイスを接続する...........................................................................................................................................19
ビューアーの投映を開始する...............................................................................................................................................................20
ECAファイル(またはPtGファイル)を投映する..........................................................................................................22
画像ファイルを投映する.............................................................................................................................................................................24
スライドショーを投映する......................................................................................................................................................................25
動画ファイルを投映する.............................................................................................................................................................................26
ファイル一覧の表示と各種操作.........................................................................................................................................................29
ビューアーの設定を行う.............................................................................................................................................................................31
オートラン機能...................................................................................................................................................33
ビューアーのトラブルシューティング.....................................................................................34
USBメモリーなどメモリーデバイスについて...............................................................................................................34
各種ファイルの表示と再生について...........................................................................................................................................35
ビューアーのエラーメッセージ一覧...........................................................................................36
3
マルチプロジェクションカメラを利用して
書類を投映する...................................................................37
YCカメラの機能概要と基本操.....................................................................................................37
本機とマルチプロジェクションカメラを接続する..................................................................................................37
YCカメラの各種操作....................................................................................................................................40
YCカメラを使った各種の投映操作...............................................................................................................................................40
YCカメラ設定メニューを使う.............................................................................................................................................................44
関数電卓の画面を投映する .............................................48
関数電卓の画面を投映するには.........................................................................................................................................................48
4
この取扱説明書について
本書は、XJ-A246/XJ-A256(本機)のUSB端子に次の各機器を接続したときの機能と操作について説明
しています。
zUSBメモリーなどのメモリーデバイス
zマルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)
zグラフ関数電卓
本書中の表現について
本書中では、本機の操作とパソコンの操作を同時並行して行う場面が数多くあります。このような場合
には、操作する対象が本機かパソコンか、操作の結果がどこに表示されるか(本機から投映している画
面上に表示されるか、あるいはパソコンのディスプレイ上に表示されるかを、区別することが必要で
す。本書は区別のために、次のような表現を使っています。
z本機がスクリーンに投射する四角い範囲全体のことを、本書中では「投映画面」と呼びます。本機の操
作を行う際は、投映画面に表示されるさまざまなメッセージやメニューを使います。
zパソコンに直接接続された表示デバイスノートパソコンのLCDを含む)のことを、本書中では「パソ
コンのディスプレイ」と呼びます。
5
USB拡張機能でできること
本機のUSB端子に次の外部USB機器を接続して、USB機器を入力ソースとする投映が可能です。
市販のUSBメモリーまたはUSBカードリーダー
USBメモリーなどのメモリーデバイスを本機のUSB端子に接続することで、それらに保存しておいた
次の各種ファイルを再生(投映)することができます。
zECAファイル(本機専用のプレゼンテーションファイル)
本機に付属のパソコン用ソフトウェア「EZ-Converter FA」を使うとPowerPointファイルを本機で
再生可能なECAファイル(.ECA)に変換することができます。
PowerPointファイルそのものを再生することはできません。
zPtGファイル(MobiShow用プレゼンテーションファイル)
PtGファイルは、AWIND社MobiShow(プロジェクターへの無線投映用クライアントソフトウェア)
で使用できるプレゼンテーションファイル形式です。EZ-Converter FAを使って変換されたPtGファ
イルは、本機で再生可能です。
z画像ファイル
ファイルサイズが約8MBまでの、JPEG形式(.jpg、.jpeg、.jpe、ただしプログレッシブ形式を除く)
またはBMP形式(.bmp)の画像ファイルの再生をサポートしています。
z動画ファイル
ファイルサイズが約4GBまでの、次の動画ファイルの再生をサポートしています。
詳しくは、次の各項目を参照してください。
Motion JPEG形式(.avi) 解像度1280×720、 640×480、 320×240
ビットレート最大15Mbps フレームレート1280×720 最大24fps、
640×480および320×240 最大30fps
音声形式ADPCM
これについて知りたいときは: ここを参照
PowerPointファイルを本機で再生可能なECA
ファイル(またはPtGファイル)に変換する操作
「EZ-Converter FAを使う(PowerPointファイルを変換する)
(12ページ)
本機のUSB端子に接続可能なメモリーデバイス 「本機にメモリーデバイスを接続する」 (19ページ
USBメモリーなどのメモリーデバイス上の各種
ファイルを投映する操作
「ビューアーを使う(メモリーデバイス上の各種ファイルを投映
する)(19ページ)
ECA/
PtG JPEGAVI
USBメモリー
6
マルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)
マルチプロジェクションカメラを本機のUSB端子に接続すると、マルチプロジェクションカメラの書
画台に置いた書類を投映することができます。
詳しくは「マルチプロジェクションカメラを利用して書類を投映する」 (37ページを参照してくだ
さい
グラフ関数電卓
一部のグラフ関数電卓を本機とUSB接続することで、関数電卓の画面を本機から投映することができ
ます。
詳しくは「関数電卓の画面を投映する」 (48ページ)を参照してください
電子辞書
一部の電子辞書を本機とUSB接続することで、電子辞書の画面を本機から投映することができます
続方法などについて詳しくは電子辞書に付属の取扱説明書をご覧ください。
USB
YC-400/YC-430/YC-470
USB
7
本機にUSB機器を接続したときの動作について
電源が入った状態の本機にUSB機器を接続したときの動作は、本機の「プラグアンドプレイ」の設定状
態によって異なります。初期設定では、プラグアンドプレイは「オン」設定されています。プラグアン
ドプレイの設定については、「活用ガイド」「設定メニュー項目の内容詳細」を参照してください。
プラグアンドプレイの設定状態に応じて、本機は次のように動作します。
プラグアンドプレイが「オン」のとき
z本機に対応したUSBメモリーを接続するか、機に接続されたUSBカードリーダーにメモリーカー
ドを挿入すると、自動的に本機の「ビューアー」(19ページ参照)が起動し、ビューアーの画面が投映さ
れます。
zマルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)を接続した後でマルチプロジェクショ
ンカメラの電源を入れると、自動的に本機「YCカメラ」(37ページ参照)が起動し、YCカメラの画面
が投映されます。
プラグアンドプレイが「オフ」のとき
投映画面は変化しませんが、USB端子に接続された機器に応じてバックグラウンドで「ビューアー」
たは「YCカメラ」が起動します。
8
ソフトウェアのインストール
USB拡張機能に関連した次のソフトウェアが、付属のCD-ROMに収録されています。
᥾ᛵ
付属のCD-ROMに収録されているパソコン用ソフトウェアは、最新版がウェブサイトに公開され
ております。最新版をウェブサイトよりダウンロードしてご使用ください。
動作環境
zその他、上記OSが推奨する環境に準拠します。
z機器の構成によっては、正常に動作しない場合があります。
zWindows® 2000 / NT / Me / 98SE / 98 / 95 / 3.1上、またMacintosh / Mac OS上では動作しま
せん。
z他のOSからアップグレードされたWindows®7 / Windows Vista®/ Windows® XPでの動作は保証
しません。
zWindows XP Professional x64 Editionには対応しておりません。
ソフトウェア名 概要
EZ-Converter FA PowerPointファイルを、本機で再生可能な「ECAファイル」(または「PtGファイル」
に変換するためのソフトウェアです。
ArcSoft MediaConverter 3
for CASIO Projector
動画ファイルを変換するためのソフトウェアです。
マルチプロジェクション
カメラ更新ソフトウェア
マルチプロジェクションカメラYC-400/YC-470のファームウェアを更新するため
のソフトウェアです。
http://casio.jp/support/projector/
[ カシオホーム お客様サポート プロジェクター ]
OS :Microsoft® Windows® 7 / Windows Vista® SP2 / Windows® XP SP3
パソコン:下記の条件を満たす「IBM PC/AT互換機」
zWindows®7 / Windows Vista®/ Windows® XP プリインストールモデル
zPowerPoint 2003、2007、または2010のインストール(EZ-Converter FA使用時)
zCPUPentium®M 1.6GHz以上およびお使いのOSが推奨するCPU
zメモリーお使いのOSが推奨するメモリー
zディスプレイパソコン本体に接続可能で上記OSに対応しているフルカラーディス
レイ、解像度1024×768ドット以上
z入力機器キーボードおよびポインティングデバイス(上記OSで使用可能なマウス、
または準ずるもの)
9
EZ-Converter FAをインストールする
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
z自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「EZ-Converter FA」右側の[インストール]ボタンをクリックする。
zこの後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
zWindows 7をご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されたら、
[はい]をクリックしてください。
zWindows Vistaをご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示された
ら、[許可]をクリックしてください。
zWindows XPをご使用の場合、途中で次のメッセージが表示されたら、[続行]をクリックして
ださい。
10
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorをインス
トールする
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
z自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projector」右側の
[インストール]ボタンをクリックする。
zこの後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
zWindows 7をご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されたら、
[はい]をクリックしてください。
zWindows Vistaをご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示された
ら、[続行]をクリックしてください。
zWindows XPをご使用の場合、途中で次のメッセージが表示されたら、[続行]をクリックして
ださい。
11
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストールする
マルチプロジェクションカメラYC-400/YC-470を本機に接続するには、YC-400/YC-470のカメラの
ファームウェアのバージョンが、ver.1.1以上(YC-400の場合) / ver.1.15.43以上(YC-470の場合であ
る必要があります。カメラのファームウェアバージョンの確認方法については、付属のCD-ROMの
「Users Guide」フォルダー内の「Japanese」フォルダーに含まれている
「YC-Update_Guide_Japanese.pdf」の内容をご覧ください
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストール(展開)するには
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
z自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェア」右側の[フォルダ
を開く]ボタンをクリックする。
z
「YC-400.exe」「YC-470.exe」いう2つのファイルを含む、CD-ROM上のフォルダーが開きます。
3.
ご使用の機種に応じて「YC-400.exe」また「YC-470.exe」をダブルクリックする。
zこの後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
ʫʬ
上記の操作を完了すると、指定したフォルダーに、新に必要なファイルが作成されます。
作成されたファイルを使ってファームウェアをバージョンアップする操作については、付属の
CD-ROMの「Users Guide」フォルダー内の「Japanese」フォルダーに含まれている
「YC-Update_Guide_Japanese.pdf」の内容をご覧ください。
12
USBメモリーなどに保存したファイルを投映する
ここでは、次の操作について説明します
z本機に付属のパソコン用ソフトウェア「EZ-Converter FA」を使ってPowerPointファイルを本機の
「ビューアー」で再生可能な形式に変換する操作。
z本機に付属のパソコン用ソフトウェア「ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projector」を使っ
て、各種動画ファイルを本機の「ビューアー」で再生可能な形式に変換する操作。
zUSBメモリーなどのメモリーデバイスに保存した各種ファイルを、本機の「ビューアー」で投映する
操作。
ビューアーとは、本機が内蔵しているアプリケーションのひとつです。USBメモリーなどのメモリーデ
バイスを本機に接続し、それらに保存された各種ファイルを再生、投映する機能を備えています。
EZ-Converter FAは、PowerPointファイルを本機のビューアーで再生可能な「ECAファイル」(または
「PtGファイル」に変換するための、パソコン用ソフトウェアです。Microsoft Office PowerPoint
2003、2007、または2010で作成したPowerPointファイルの変換に対応しています。変換元ファイル
のトランジション(画面遷移)やアニメーションなどの画像効果はほぼ忠実に再現されますが、次の制
約があります。
zPowerPointファイル上のOLEオブジェク(動画、音声など)よびVBAオブジェクトは、変換され
ません。
zPowerPointファイル上のアニメーション効果のうち、タイマーまたはリピート機能を使ったもの
は、変換されません。
zPowerPointファイル上のアニメーションは、「アニメーションの最長表示時間」(16ページ)で設定さ
れている時間までが変換され、以降はカットされます。変換後のファイルでは、アニメーションが最
後まで再生されるとその時点で一時停止し、次のステップに移行するには[ENTER]キーを押すこと
が必要となります。
zEZ-Converter FA によるファイルの変換時は換元のPowerPointファイルの再生が実施されま
す。この再生において、画面に変化がない状態が3秒間続いた場合(この3秒間の末尾位置を「停止点」
と呼びます)変換元ファイルの停止点に設定されている効果は変換されません。変換後のファイル
を再生して停止点に到達すると一時停止し、次のステップに移行するには[ENTER]キーを押すこと
が必要となります。
᥾ᛵ
操作を行う前に、付属のCD-ROMからEZ-Converter FAをパソコンにインストールしておいてく
ださい。詳しくはソフトウェアのインストール」 (8ページ)を参照してください。
EZ-Converter FAを使う(PowerPointファイルを変換する)
13
EZ-Converter FAの起動と終了
EZ-Converter FAを起動するには
パソコン上でEZ-Converter FAを起動するには、次のいずれかの操作を行います。
zデスクトップ上の アイコンをダブルクリックする
zスタートメニューから[すべてのプログラム] - [CASIO] - [EZ-Converter FA]を選択する
᥾ᛵ
Windows VistaまたはWindows 7をご使用の場合は、EZ-Converter FAの起動時に「ユーザー
アカウント制御」のメッセージが表示されることがあります。表示された場合は、「許可」または
「はい」をクリックします。
EZ-Converter FAウインドウの構成
EZ-Converter FAを起動すると、のようなウインドウが表示されます。
EZ-Converter FAのヘルプを表示するには
ウインドウの左側を右クリックし、表示されるメニューから[ヘルプ]を選びます。
EZ-Converter FAのバージョン情報を表示するには
ウインドウの左側を右クリックし、表示されるメニューから[EZ-Converter FAについて]を選びます。
EZ-Converter FAを終了するには
EZ-Converter FAウインドウ右上の終了ボタンをクリックします。
終了ボタン
プレーヤーボタン
変換ボタン
最小化ボタン
14
PowerPointファイルをECAファイル(またはPtGファイル)に変
換する
᥾ᛵ
z以下の操作を行う前に、あらかじめMicrosoft Office PowerPoint 2003、2007、または2010で
作成したPowerPointファイルをご用意ください。
zPowerPointファイルからECAファイル(またはPtGファイル)への変換時は、変換元の
PowerPointファイルの再生が最初から最後まで通しで実施されます。このため変換には、再生
に要する実時間がかかります。
ʫʬ
zPowerPointファイルからECAファイル(またはPtGファイル)への変換を開始すると、
EZ-Converter FAはパソコンの画面設定などを一時的に次のように変更します(変換が終了す
ると、の設定に復帰します)
z
ECAファイル(またはPtGファイル)の表示解像度は、変換を開始する際のEZ-Converter FAの設
定状態に応じて800×600、1024×768、1280×768、または1280×800となります。設定を変
更するには、「ECAファイル(またはPtGファイル)の表示解像度を設定するには」 (16ページ)
操作を行ってください。
PowerPointファイルをECAファイル(またはPtGファイル)に変換するには
1.
パソコンの電源を入れ、Windowsを起動する。
2.
変換後のファイルを保存するUSBメモリー(またはメモリーカード)をパソコンに接
続する。
zこの操作を行わずに、パソコンのローカルディスク上に変換後のファイルを保存することも可
能です。
3.
パソコン上でEZ-Converter FAを起動する。
zWindows VistaまたはWindows 7をご使用の場合は「ユーザーアカウント制御」のメッセージ
が表示されるので、「許可」または「はい」をクリックします。
zEZ-Converter FAウインドウが表示されます。
OS 変更される設定
Windows XP z画面解像度が800×600、1024×768、1280×768、または1280×800に変更さ
れます。
zディスプレイカードのハードウェアアクセラレーションがオフに設定されます。
Windows Vista
Windows 7
z画面解像度が800×600、1024×768、1280×768、または1280×800に変更さ
れます。
zBasicモードに切り替わります(Windows AeroTMを無効にします)
15
4.
必要に応じて、次の設定を行う。
z変換後のファイルの表示解像度を指定する。
詳しくは「ECAファイル(またはPtGファイル)の表示解像度を設定するには」 16ページ)を参
照してください。
z変換元ファイルにアニメーションが含まれる場合、変換後のファイルに何秒間まで記録するか
を指定する。
詳しくは「アニメーションの最長表示時間を設定するには」 (16ページ)を参照してください。
5.
EZ-Converter FAウインドウ上の ボタンをクリックする。
z「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
6.
変換元のPowerPointファイルを選択し、[開く]をクリックする。
z変換後のファイルに関する指定を行うための、次のようなダイアログが表示されます。
7.
ダイアログ上で、必要な設定を行う。
zダイアログ上の各項目の意味と設定のしかたは、次のとおりです。
8.
すべての設定が済んだら、[OK]をクリックする。
zPowerPointファイルの再生が開始され、変換が実行されます。
z変換が完了すると、「変換が完了しました」というメッセージが表示されます。
z他にも変換したいPowerPointファイルがある場合は、手順4~7の操作を繰り返してください。
z変換後のファイルの状態を確認したい場合は、「ECAファイル(またはPtGファイル)をパソコン
上で再生するには」 (16ページ)の操作を行ってください。
9.
作業を終了するには、EZ-Converter FAウインドウ右上の終了ボタンをクリックする。
設定項目 解説
入力ファイル 手順6で選択した変換元ファイルのファイル名が表示されます。この項目は、変更でき
ません。
保存先 手順2でパソコンに接続したリムーバブルディスク(USBメモリーまたはメモリー
カード)のドライブ名が表示されますパソコンに複数のリムーバブルディスクが接続
されている場合は、必要に応じて[T]ボタンをクリックし、保存先のドライブ名を選択
してください。変換後のファイルは、ここで指定したドライブ上の「ECA」フォルダー
(ECAファイルの場合)または「PtG」フォルダー内(PtGファイルの場合)に保存され
ます。
パソコンにリムーバブルディスクが1つも接続されていない場合、初期設定では、変換
後のファイルは変換元のPowerPointファイルと同じドライブ/フォルダーに保存され
ます。必要に応じて[参照]ボタンをクリックし、保存先を変更することもできます。
出力ファイル 変換後のファイルのファイル名が、ドライブ名からのパス付で表示されます。ファイル
名は、拡張子部分を除き、変換元ファイルと同じ名前になります。この項目は、変更でき
ません。
ECA/PtG 変換後のファイル形式を指定しま(初期値ECA)
ECAファイルとPtGファイルについて詳しくは、「USB拡張機能でできること」
(5ページ)を参照してください。
16
ECAファイル(またはPtGファイル)の表示解像度を設定するには
1.
EZ-Converter FAウインドウの左側を右クリックする。
2.
表示されるメニューで「解像度」をクリックする。
3.
表示されるサブメニューから希望する解像度を選ぶ。
z通常は、1280×800または1280×768を選択してください。ただし、これらの解像度が選択で
きない場合は、1024×768を選んでください。
zPtGファイルの作成時は、1024×768または800×600を選んでください。
z一度この設定を行うと、設定を変更するまで同じ解像度設定が適用されます。
アニメーションの最長表示時間を設定するには
1.
EZ-Converter FAウインドウの左側を右クリックする。
2.
表示されるメニューで「アニメーションの最長表示時間」をクリックする。
3.
表示されるサブメニューから希望する秒数を選ぶ。
z10秒/20秒/30秒/60秒の中から選ぶことができます。
z一度この設定を行うと、設定を変更するまで同じ秒数が適用されます。
ECAファイル(またはPtGファイル)をパソコン上で再生するには
1.
パソコン上でEZ-Converter FAを起動する。
zEZ-Converter FAウインドウが表示されます。
2.
EZ-Converter FAウインドウ上の ボタンをクリックする。
z下図のように、2つのボタンが現れます。
3.
ボタンをクリックする。
z「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
17
4.
再生したいECAファイル(またはPtGファイル)を選択し、[開く]をクリックする。
z再生が開始され、画面上部にコントロールパネルが表示されます。
z再生中はパネル上の各ボタンを使って、の操作を行うことができます。
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorは、MP4、MOVAVI、WMV各形式の動画ファイル
を、本機のビューアーで再生可能なMotion JPEG形式のAVIファイル(ファイル形式の詳細は5ページを
参照)に変換するためのパソコン用ソフトウェアです。
MOVファイルからの変換には、QuickTime Player 7以降が必要です。
᥾ᛵ
次の操作を行う前に、付属のCD-ROMからArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorを
パソコンにインストールしておいてください。詳しくは「ソフトウェアのインストール」
(8ページ)を参照してください。
これを実行するには: この操作を行う
1つ前のページに移動する ボタンをクリックする。
次のページに移動する ボタンをクリックする。
ページ一覧を表示して特定の
ページに移動する
1. ボタンをクリックし、表示されるメニューで[スライドの一覧]を
クリックする。
2. ページ一覧が現れるので、移動したいページのサムネイルをクリックして
選択し、[OK]をクリックする。
ヘルプを表示する ボタンをクリックし、表示されるメニューで[ヘルプ]をクリックする。
再生を終了する ボタンをクリックする。または、 ボタンをクリックし、表示される
メニューで[終了]をクリックする(または、パソコンのキーボードの[ESC]
キーを押す)
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorを
使う
コントロールパネル
18
動画ファイルをビューアーで再生可能な形式に変換するには
1.
パソコンのデスクトップ上の アイコンをダブルクリックする。
z
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorが起動し、次のようなウィンドウが現れます。
2.
変換元の動画ファイルを、ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorの
ウィンドウ内、またはCASIO Projectorのデバイスアイコンにドラッグ&ドロップ
する。
z変換が開始され、ウィンドウ内に次のような表示が現れます。変換が完了すると、この表示は自
動的に消えます。
z変換後のファイルの保存先フォルダーは、ウィンドウ下部に表示される「ローカルディスク」
クリックして開くことができます。
ウィンドウ下部に「ローカルディスク」が表示されていない場合は、 をクリックして表示し
てください。
3.
変換したいすべての動画ファイルについて、上記の手順1、2の操作を行う。
z複数の動画ファイルをまとめてドラッグ&ドロップしても構いません。
4.
操作を終了するには、ウィンドウ右上の ボタンをクリックする。
zArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorが終了します。
ʫʬ
zArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorの設定や操作について詳しくは、ヘルプを参
照してください。ヘルプを表示するには、ウィンドウ右上の ボタンをクリックすると表示さ
れるメニューから[ヘルプ]を選びます。
z変換後の動画ファイルを本機のビューアーで再生する操作については、「動画ファイルを投映
する」 (26ページ)を参照してください。
CASIO Projectorの
デバイスアイコン
19
USBメモリーなどメモリーデバイス上の各種ファイルを本機で投映するには、「ビューアー」を使いま
す。本機のUSB端子に対応メモリーデバイスを接続すると、自動的にビューアーの投映が開始されます。
本機にメモリーデバイスを接続する
本機のUSB端子には、FAT/FAT32フォーマットのメモリーデバイスを接続することができます。該当
するメモリーデバイスは、次のとおりです。
zUSBメモリー
動作確認済み製品については、弊社プロジェクターサポートページ(下記)をご覧ください。
z各種メモリーカード
各種メモリーカードを本機に接続するには、市販のUSBカードリーダーが必要です本機との接続
確認済みのUSBカードリーダーについては、弊社プロジェクターサポートページ(下記)をご覧くだ
さい。
zUSBマスストレージクラス(USB Mass Storage Class)に対応したデジタルカメラ
接続確認済み製品については、弊社プロジェクターサポートページ(下記)をご覧ください。
プロジェクターサポートペー
http://casio.jp/support/projector/
本機にUSBメモリーを接続するには
本機のUSB端子に、USBメモリーを下図のように差し込みます。
本機に各種メモリーカードを接続するには
1.
USBカードリーダーのカードスロットに、使用したいメモリーカードを挿入する。
zUSBカードリーダーへのメモリーカードの挿入方法については、USBカードリーダーに付属の
取扱説明書をご覧ください。
2.
本機のUSB端子に、USBカードリーダーを接続する。
ビューアーを使う(メモリーデバイス上の各種ファイルを投
映する)
20
本機にデジタルカメラを接続するには
1.
必要な場合は、デジタルカメラのUSBマスストレージクラスの設定を行う。
2.
デジタルカメラの電源を切り、デジタルカメラにUSBケーブルを接続する。
3.
デジタルカメラに接続したUSBケーブルのもう片方のコネクタ(Type Aコネクタ)
を、本機のUSB端子に接続する。
4.
デジタルカメラの電源を入れる。
ʫʬ
手順1、2、4の操作については、ジタルカメラに付属の取扱説明書をご覧ください。
ビューアーの投映を開始する
「本機にメモリーデバイスを接続する」 (19ページ)で説明した操作に従って本機にUSBメモリー等を
接続すると、あらかじめ本機の電源が入っていた場合は、次のようなビューアーの「メイン画面の投映
が開始されます。
メニュー項目 機能 参照先
プレゼンテーション ECAファイル(またはPtGファイル)(EZ-Converter FAを
使ってPowerPointファイルから変換したプレゼンテー
ションファイル、12ページ参照)の投映を実行する「プレゼ
ンテーションモード」に入ります。
「ECAファイル(またはPtG
ファイル)を投映する」 (22
ページ)
「PowerPointファイルを
ECAファイル(またはPtG
ファイル)に変換する」 (14
ページ)
スライド 画像ファイルの投映を実行する「スライドモード」に入り
ます。
「画像ファイルを投映する」
(24ページ)
動画 動画ファイルの投映を実行する「動画モード」に入ります。 「動画ファイルを投映する」
(26ページ)
ビューアー設定 ビューアーの設定メニュー画面を表示します 「ビューアーの設定を行う」
(31ページ)
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