Casio XJ-A130, XJ-A135, XJ-A140, XJ-A145, XJ-A240, XJ-A245 取扱説明書

  • こんにちは!CASIO XJ-A135/145/245 データプロジェクターのUSB拡張機能ガイドに関するご質問にお答えします。このガイドには、USBメモリーからのファイル投影、マルチプロジェクションカメラや関数電卓の接続方法、PowerPointファイルの変換方法など、様々な機能に関する詳細な説明とトラブルシューティングの情報が記載されています。どのようなご質問でもお気軽にご相談ください!
  • PowerPointファイルをプロジェクターで直接再生できますか?
    USBメモリーで再生できるファイル形式は?
    マルチプロジェクションカメラを使用するには?
    プラグアンドプレイとは?
1
DATA PROJECTOR
XJ-A135/XJ-A145/XJ-A245
データプロジェクター
USB拡張機能ガイド
必ず別冊の取扱説明書(基本編)の注意事項をお読みになってからご使用ください。また、本機の設置
方法に関しても、取扱説明書(基本編)を参照してください。
本書はお読みになった後も大切に保管してください。
Microsoft、Windows、 Windows Vista、PowerPointは米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標または商標です。
ArcSoft、ArcSoftロゴは、ArcSoft, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Macintosh、Mac OSは、Apple, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りなど、お気づき
のことがありましたらご連絡ください。
本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されていますまた、個人としてご利用にな
るほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意ください。
本書、本製品および付属ソフトウェアの使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのいか
なる請求につきましても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
故障、修理などに起因するデータの消失による、損害および逸失利益などにつきまして、当社では
一切その責任を負えませんのであらかじめご了承ください。
取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成されたもので、一部、実際
製品と異なることがあります。
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2
目次
この取扱説明書について ....................................................4
本書中の表現について........................................................................................................................................................................................4
USB拡張機能でできること...............................................5
本機にUSB機器を接続したときの動作について ........7
ソフトウェアのインストール............................................8
動作環境.................................................................................................................................................................................................................................8
EZ-Converter FAをインストールする........................................................................................................................................9
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorをインストールする.................................10
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストールする.....................................11
USBメモリーなどに保存したファイルを
投映する ...............................................................................12
EZ-Converter FAを使う(PowerPointファイルを変換する)........................12
EZ-Converter FAの起動と終了.........................................................................................................................................................12
PowerPointファイルをECAファイルに変換する......................................................................................................13
ビューアーを使う(メモリーデバイス上の各種ファイルを
投映する)...................................................................................................................................................................18
本機にメモリーデバイスを接続する...........................................................................................................................................18
ビューアーの投映を開始する...............................................................................................................................................................19
ECAファイル(プレゼンテーションファイル)を投映する.............................................................................21
画像ファイルを投映する.............................................................................................................................................................................23
スライドショーを投映する......................................................................................................................................................................24
動画ファイルを投映する.............................................................................................................................................................................25
ファイル一覧の表示と各種操作.........................................................................................................................................................28
ビューアーの設定を行う.............................................................................................................................................................................30
ビューアーのトラブルシューティング.....................................................................................33
USBメモリーなどメモリーデバイスについて...............................................................................................................33
各種ファイルの表示と再生について...........................................................................................................................................34
ビューアーのエラーメッセージ一覧...........................................................................................35
3
マルチプロジェクションカメラを利用して
書類を投映する...................................................................36
YCカメラの機能概要と基本操.....................................................................................................36
本機とマルチプロジェクションカメラを接続する..................................................................................................36
YCカメラの各種操作....................................................................................................................................39
YCカメラを使った各種の投映操作...............................................................................................................................................39
YCカメラ設定メニューを使う.............................................................................................................................................................43
関数電卓の画面を投映する .............................................47
関数電卓の画面を投映するには.........................................................................................................................................................47
4
この取扱説明書について
本書は、XJ-A135/XJ-A145/XJ-A245(本機のUSB端子に次の各機器を接続したときの機能と操作
ついて説明しています。
USBメモリーなどのメモリーデバイス
マルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)
関数電卓(fx-9860Gシリーズ)
本書中の表現について
本書中では、本機の操作とパソコンの操作を同時並行して行う場面が数多くあります。このような場合
には、操作する対象が本機かパソコンか、操作の結果がどこに表示されるか(本機から投映している画
面上に表示されるか、あるいはパソコンのディスプレイ上に表示されるか)を、区別することが必要で
す。本書は区別のために、次のような表現を使っています。
本機がスクリーンに投射する四角い範囲全体のことを、本書中では「投映画面」と呼びます。本機の操
作を行う際は、投映画面に表示されるさまざまなメッセージやメニューを使います。
パソコンに直接接続された表示デバイス(ノートパソコンのLCDを含む)のことを、本書中では「パソ
コンのディスプレイ」と呼びます。
5
USB拡張機能でできること
本機のUSB端子に次の外部USB機器を接続して、USB機器を入力ソースとする投映が可能です。
市販のUSBメモリーまたはUSBカードリーダー
USBメモリーなどのメモリーデバイスを本機のUSB端子に接続することで、れらに保存しておいた
次の各種ファイルを再生(投映)することができます。
ECAファイル本機専用のプレゼンテーションファイル)
本機に付属のパソコン用ソフトウェア「EZ Converter FA」を使うと、PowerPointファイルを本機で
再生可能なECAファイル(.eca)に変換することができます。
PowerPointファイルそのものを再生することはできません。
画像ファイル
ファイルサイズが約8MBまでの、JPEG形式(.jpg、.jpeg、.jpe、ただしプログレッシブ形式を除く)
またはBMP形式(.bmp)の画像ファイルの再生をサポートしています。
動画ファイル
次の動画ファイルの再生をサポートしています。
詳しくは、の各項目を参照してください。
Motion JPEG形式(.avi) 像度1280×720、 640×480、 320×240
ビットレート最大15Mbps レームレート最大24fps
音声形式ADPCM
これについて知りたいときは: ここを参照
PowerPointファイルを本機で再生可能な
ECAファイルに変換する操作
「EZ-Converter FAを使う(PowerPointファイルを変換する)
(12ページ)
本機のUSB端子に接続可能なメモリー
デバイス
「本機にメモリーデバイスを接続する」 (18ページ)
USBメモリーなどのメモリーデバイス上の
各種ファイルを投映する操
「ビューアーを使(メモリーデバイス上の各種ファイルを投映する)
(18ページ)
ECA JPEGAVI
USBメモリー
6
マルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)
マルチプロジェクションカメラを本機のUSB端子に接続すると、マルチプロジェクションカメラの書
画台に置いた書類を投映することができます。
詳しくはマルチプロジェクションカメラを利用して書類を投映す (36ページを参照してくだ
さい
関数電卓(fx-9860Gシリーズ)
fx-9860Gシリーズの関数電卓を本機とUSB接続することで、関数電卓の画面を本機から投映するこ
ができます。
詳しくは「関数電卓の画面を投映する」 (47ページ)を参照してください。
電子辞書
一部の電子辞書を本機とUSB接続することで、電子辞書の画面を本機から投映することができます。
続方法などについて詳しくは電子辞書に付属の取扱説明書をご覧ください。
USB
YC-400/YC-430/YC-470
USB
7
本機にUSB機器を接続したときの動作について
電源が入った状態の本機にUSB機器を接続したときの動作は、本機のプラグアンドプレイ」の設定
状態によって異なります。初期設定では、プラグアンドプレイは「オン」に設定されています。プラグ
アンドプレイの設定については、取扱説明書(活編)「設定メニュー項目の内容詳細」を参照して
ください。
プラグアンドプレイの設定状態に応じて、本機は次のように動作します。
プラグアンドプレイが「オン」のとき
本機に対応したUSBメモリーを接続するか、本機に接続されたUSBカードリーダーにメモリーカー
ドを挿入すると、自動的に本機の「ビューアー」(18ページ参照)起動し、ビューアーの画面が投映さ
れます。
マルチプロジェクションカメラ(YC-400/YC-430/YC-470)を接続した後でマルチプロジェクショ
ンカメラの電源を入れると、自動的に本機の「YCカメラ」(36ページ参照)が起動し、YCカメラの画面
が投映されます。
プラグアンドプレイが「オフ」のとき
投映画面は変化しませが、USB端子に接続された機器に応じて、バックグラウンドで「ビューアー」また
「YCカメラ」が起動します
8
ソフトウェアのインストール
USB拡張機能に関連した次のソフトウェアが、付属のCD-ROMに収録されています。
動作環境
Windows®7 / Windows Vista®/ Windows® XP プリインストールモデル
PowerPoint 2003、または2007のインストール(EZ-Converter FA使用時)
※そ上記OSが推奨する環境に準拠します。
機器の構成によっては、正常に動作しない場合があります。
※Windows® 2000 / NT / Me / 98SE / 98 / 95 / 3.1上、またMacintosh / Mac OS上では動作しま
せん。
他のOSからアップグレードされたWindows®7 / Windows Vista®/ Windows® XPでの動作は保証
しません。
Windows XP Professional x64 Editionには対応しておりません。
ソフトウェア名 概要
EZ-Converter FA PowerPointファイルを、本機で再生可能な「ECAファイル」に変換するための
ソフトウェアです。
ArcSoft MediaConverter 3 for
CASIO Projector
動画ファイルを変換するためのソフトウェアです。
マルチプロジェクションカメラ
更新ソフトウェア
マルチプロジェクションカメラYC-400/YC-470のファームウェアを更新する
ためのソフトウェアです
OS :Microsoft® Windows® 7 / Windows Vista® SP2 / Windows® XP SP3
パソコン:下記の条件を満た「IBM PC/AT互換機
CPUPentium®M 1.6GHz以上およびお使いのOSが推奨するCPU
メモリーお使いのOSが推奨するメモリー
ディスプレイパソコン本体に接続可能で上記OSに対応しているフルカラーディスプレイ、
解像度1024×768ドット以上
入力機器キーボードおよびポインティングデバイス(上記OSで使用可能なマウス、または準ずる
もの)
9
EZ-Converter FAをインストールする
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「EZ-Converter FA」右側の[インストール]ボタンをクリックする。
この後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
Windows 7をご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されたら、
[はい]をクリックしてください。
Windows Vistaをご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示された
ら、[許可]をクリックしてください。
Windows XPをご使用の場合、途中で次のメッセージが表示されたら、[続行]をクリックしてく
ださい。
10
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorをインス
トールする
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projector」右側の
[インストール]ボタンをクリックする。
この後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
Windows 7をご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されたら、
[はい]をクリックしてください。
Windows Vistaをご使用の場合、途中で「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示された
ら、[続行]をクリックしてください。
Windows XPをご使用の場合、途中で次のメッセージが表示されたら、[続行]をクリックしてく
ださい。
ʫʬ
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorの操作や、変換可能な動画ファイルの形式に
ついては、インストール後のソフトウェアのヘルプを参照してください。ヘルプを表示するには、
ArcSoft MediaConverter 3 for CASIO Projectorのウィンドウ右上の ボタンをクリックする
と表示されるメニューから、[ヘルプ]を選んでください。
11
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストールする
マルチプロジェクションカメラYC-400/YC-470を本機に接続するには、YC-400/YC-470のカメラの
ファームウェアのバージョンが、ver.1.1以上である必要があります。カメラのファームウェアバージョ
ンの確認方法については、付属のCD-ROMの「Users Guide」フォルダー内の「Japanese」フォルダーに
含まれている「YC-Update_Guide_Japanese.pdf」の内容をご覧ください
マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェアをインストール(展開)するには
1.
付属のCD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットする。
自動的にCD-ROMのメニュー画面が表示されます。
2.
メニュー画面の「マルチプロジェクションカメラ更新ソフトウェア」右側の[フォルダ
を開く]ボタンをクリックする。
「YC-400.exe」「YC-470.exe」という2つのファイルを含む、CD-ROM上のフォルダーが開きます。
3.
ご使用の機種に応じて、「YC-400.exe」また「YC-470.exe」をダブルクリックする。
この後は、表示されるダイアログの指示に従ってください。
ʫʬ
上記の操作を完了すると、指定したフォルダーに、更新に必要なファイルが作成されます。
作成されたファイルを使ってファームウェアをバージョンアップする操作については、付属の
CD-ROMの「Users Guide」フォルダー内「Japanese」フォルダーに含まれている
「YC-Update_Guide_Japanese.pdf」の内容をご覧ください。
12
USBメモリーなどに保存したファイルを投映する
ここでは、の操作について説明します。
本機に付属のパソコン用ソフトウェア「EZ-Converter FA」を使って、PowerPointファイルを本機の
「ビューアー」で再生可能な形式に変換する操作。
USBメモリーなどのメモリーデバイスに保存した各種ファイルを、本機の「ビューアー」で投映する
操作。
ビューアーとは、本機が内蔵しているアプリケーションのひとつです。USBメモリーなどのメモリーデ
バイスを本機に接続し、それらに保存された各種ファイルを再生、投映する機能を備えています。
EZ-Converter FAは、PowerPointファイルを本機のビューアーで再生可能な「ECAファイル」に変換
るための、ソコン用ソフトウェアです。Microsoft Office PowerPoint 2003または2007で作成した
PowerPointファイルの変換に対応しています。換元ファイルのトランジション(画面遷移)やアニ
メーションなどの画像効果はほぼ忠実に再現されますが、次の制約があります。
PowerPointファイル上のOLEオブジェク(動画、音声など)よびVBAオブジェクトは、変換され
ません。
PowerPointファイル上のアニメーション効果のうち、タイマーまたはリピート機能を使ったもの
は、変換されません。
アニメーションの長さは、「アニメーションの最長表示時間を設定するには」 (16ページ)で設定し
長さに制限されます。PowerPointファイルにこの設定時間よりも長尺のアニメーションが含まれて
いた場合、ECAファイルへの変換時には、現在設定されているアニメーションの最長表示時間までが
変換され、次のステップに移行します。
PowerPointファイルの再生時に画面が3秒間以上停止するような箇所は、変換時には3秒間までが記
録され、次のステップに移行します。
᥾ᛵ
操作を行う前に、付属のCD-ROMからあらかじめEZ-Converter FAをパソコンにインストールし
ておいてください。詳しくは「ソフトウェアのインストール」 (8ページ)を参照してください。
EZ-Converter FAの起動と終了
EZ-Converter FAを起動するには
パソコン上でEZ-Converter FAを起動するには、次のいずれかの操作を行います。
デスクトップ上の アイコンをダブルクリックする
スタートメニューから[すべてのプログラム] - [CASIO] - [EZ-Converter FA]を選択す
ȧา৙
Windows VistaまたはWindows 7をご使用の場合は、EZ-Converter FAの起動時に「ユーザー
アカウント制御」のメッセージが表示されることがあります。表示された場合は、「許可」をクリ
クします。
EZ-Converter FAを使う(PowerPointファイルを変換する)
13
EZ-Converter FAウインドウの構成
EZ-Converter FAを起動すると、次のようなウインドウが表示されます。
EZ-Converter FAのヘルプを表示するには
ウインドウの左側を右クリックし、表示されるメニューから[ヘルプ]を選びます。
EZ-Converter FAのバージョン情報を表示するには
ウインドウの左側を右クリックし、表示されるメニューから[EZ-Converter FAについて]を選びます。
EZ-Converter FAを終了するには
EZ-Converter FAウインドウ右上の終了ボタンをクリックします。
PowerPointファイルをECAファイルに変換する
᥾ᛵ
以下の操作を行う前に、あらかじめMicrosoft Office PowerPoint 2003または2007で作成し
たPowerPointファイルをご用意ください。
PowerPointファイルからECAファイルへの変換時は、変換元のPowerPointファイルの再生が
最初から最後まで通しで実施されます。このため変換には、再生に要する実時間がかかります。
ʫʬ
PowerPointファイルからECAファイルへの変換を開始すると、EZ-Converter FAはパソコンの
画面設定などを一時的に次のように変更します(変換が終了すると、の設定に復帰します)
ECAファイルの表示解像度は、PowerPointファイルからECAファイルへの変換を開始する際の
EZ-Converter FAの設定状態に応じて800×600、1024×768、1280×768、または
1280×800となります。設定を変更するには、「ECAファイルの表示解像度を設定するには」
(15ページ)の操作を行ってください。
OS 変更される設定
Windows XP 画面解像度が800×600、1024×768、1280×768、または1280×800に変更さ
れます。
ディスプレイカードのハードウェアアクセラレーションがオフに設定されます。
Windows Vista
Windows 7
画面解像度が800×600、1024×768、1280×768、または1280×800に変更さ
れます。
Basicモードに切り替わります(Windows AeroTMを無効にします)
終了ボタン
ECAプレーヤーボタン
変換ボタン
最小化ボタン
14
PowerPointファイルをECAファイルに変換するには
1.
パソコンの電源を入れ、Windowsを起動する。
2.
変換後のECAファイルを保存するUSBメモリー(またはメモリーカード)をパソコン
に接続する。
この操作を行わずに、パソコンのローカルディスク上に変換後のECAファイルを保存すること
も可能です。
3.
パソコン上でEZ-Converter FAを起動する。
Windows VistaまたはWindows 7をご使用の場合は「ユーザーアカウント制御」のメッセージ
が表示されるので、「許可」クリックします。
EZ-Converter FAウインドウが表示されます。
4.
必要に応じて、次の設定を行う。
変換後のECAファイルの表示解像度を指定する。
詳しくは「ECAファイルの表示解像度を設定するには」 (15ページ)を参照してください。
変換元ファイルにアニメーションが含まれる場合、変換後のECAファイルに何秒間まで記録す
るかを指定する。
詳しくは「アニメーションの最長表示時間を設定するには」 (16ページ)を参照してください。
5.
EZ-Converter FAウインドウ上の ボタンをクリックする。
「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
6.
変換元のPowerPointファイルを選択し、[開く]をクリックする。
変換後のECAファイルに関する指定を行うための、次のようなダイアログが表示されます。
15
7.
ダイアログ上で、必要な設定を行う。
ダイアログ上の各項目の意味と設定のしかたは、次のとおりです。
8.
すべての設定が済んだら、[OK]をクリックする。
PowerPointファイルの再生が開始され、ECAファイルへの変換が実行されます。
変換が完了すると、「変換が完了しました」というメッセージが表示されます。
他にも変換したいPowerPointファイルがある場合は、手順4~7の操作を繰り返してください
変換後のECAファイルの状態を確認したい場合は、「ECAファイルをパソコン上で再生するに
は」 (16ページ)の操作を行ってください。
9.
作業を終了するには、EZ-Converter FAウインドウ右上の終了ボタンをクリックする。
ECAファイルの表示解像度を設定するには
1.
EZ-Converter FAウインドウの左側を右クリックする。
2.
表示されるメニューで「解像度」をクリックする。
3.
表示されるサブメニューから希望する解像度を選ぶ。
通常は、ご使用のプロジェクターに応じて次の解像度を選んでください。
一度この設定を行うと、設定を変更するまで同じ解像度設定が適用されます。
設定項目 解説
入力ファイル 手順6で選択した変換元ファイルのファイル名が表示されます。この項目は、変更で
きません。
保存先 手順2でパソコンに接続したリムーバブルディス(USBメモリーまたはメモリー
カード)のドライブ名が表示されます。パソコンに複数のリムーバブルディスクが
接続されている場合は、必要に応じて[]ボタンをクリックし、保存先のドライブ名
を選択してください。変換後のECAファイルは、ここで指定したドライブ上の
「ECA」フォルダー内に保存されます。
パソコンにリムーバブルディスクが1つも接続されていない場合、初期設定では、
換後のECAファイルは変換元のPowerPointファイルと同じドライブ/フォルダー
に保存されます。必要に応じて[参照]ボタンをクリックし、保存先を変更することも
できます。
出力ファイル 変換後のECAファイルのファイル名が、ドライブ名からのパス付で表示されます。
ファイル名は、拡張子部分を除き、変換元ファイルと同じ名前になります。この項目
は、変更できません。
機種 解像度
XJ-A135/XJ-A145 1024×768、800×600※1
XJ-A245 1280×800、1280×768、1024×768※2
※1 解像度1024×768が選択できない場合は、800×600を選んでください。
※2 解像度1280×800または、1280×768が選択できない場合は、1024×768を選んでくだ
さい。
16
アニメーションの最長表示時間を設定するには
1.
EZ-Converter FAウインドウの左側を右クリックする。
2.
表示されるメニューで「アニメーションの最長表示時間」をクリックする。
3.
表示されるサブメニューから希望する秒数を選ぶ。
10秒/20秒/30秒/60秒の中から選ぶことができます。
一度この設定を行うと、設定を変更するまで同じ秒数が適用されます。
ECAファイルをパソコン上で再生するには
1.
パソコン上でEZ-Converter FAを起動する。
EZ-Converter FAウインドウが表示されます。
2.
EZ-Converter FAウインドウ上の ボタンをクリックする。
下図のように、2つのボタンが現れます。
3.
ボタンをクリックする。
「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。
4.
再生したいECAファイルを選択し、[開く]をクリックする。
17
5.
再生を開始するには、 ボタンをクリックする。
再生が開始され、画面上部にコントロールパネルが表示されます。
再生中はパネル上の各ボタンを使って、次の操作を行うことができます。
これを実行するには: この操作を行う
1つ前のページに移動する ボタンをクリックする。
次のページに移動する ボタンをクリックする。
ページ一覧を表示して特定の
ページに移動する
1. ボタンをクリックし、表示されるメニューで[スライドの一覧]を
クリックする。
2. ページ一覧が現れるので、移動したいページのサムネイルをクリックして
選択し、[OK]をクリックする。
ヘルプを表示する ボタンをクリックし、表示されるメニューで[ヘルプ]をクリックする。
再生を終了する ボタンをクリックする。または、 ボタンをクリックし、表示される
メニューで[終了]をクリックする(または、パソコンのキーボードの[ESC]
キーを押す)
コントロールパネル
18
USBメモリーなどメモリーデバイス上の各種ファイルを本機で投映するには、「ビューアー」を使いま
す。本機のUSB端子に対応メモリーデバイスを接続すると、自動的にビューアーの投映が開始されます。
本機にメモリーデバイスを接続する
本機のUSB端子には、FAT/FAT32フォーマットのメモリーデバイスを接続することができます。該当
するメモリーデバイスは、次のとおりです。
USBメモリー
動作確認済み製品については、弊社プロジェクターサポートページ(下記をご覧ください。
各種メモリーカード
各種メモリーカードを本機に接続するには、市販のUSBカードリーダーが必要です。本機との接続
確認済みのUSBカードリーダーについては、弊社プロジェクターサポートページ(下記)をご覧くだ
さい。
USBマスストレージクラス(USB Mass Storage Class)に対応したデジタルカメラ
接続確認済み製品については、弊社プロジェクターサポートページ(下記をご覧ください。
プロジェクターサポートペー
http://casio.jp/support/projector/
本機にUSBメモリーを接続するには
本機のUSB端子に、USBメモリーを下図のように差し込みます。
本機に各種メモリーカードを接続するには
1.
USBカードリーダーのカードスロットに、使用したいメモリーカードを挿入する。
USBカードリーダーへのメモリーカードの挿入方法については、USBカードリーダーに付属の
取扱説明書をご覧ください。
2.
本機のUSB端子に、USBカードリーダーを接続する。
ビューアーを使う(メモリーデバイス上の各種ファイルを投
映する)
19
本機にデジタルカメラを接続するには
1.
必要な場合は、デジタルカメラのUSBマスストレージクラスの設定を行う。
2.
デジタルカメラの電源を切り、デジタルカメラにUSBケーブルを接続する。
3.
デジタルカメラに接続したUSBケーブルのもう片方のコネクタ(Type Aコネクタ)
を、本機のUSB端子に接続する。
4.
デジタルカメラの電源を入れる。
ʫʬ
手順1、2、4の操作については、ジタルカメラに付属の取扱説明書をご覧ください。
ビューアーの投映を開始する
「本機にメモリーデバイスを接続する」 (18ページ)で説明した操作に従って本機にUSBメモリー等を
接続すると、あらかじめ本機の電源が入っていた場合は、次のようなビューアーの「メイン画面」の投映
が開始されます。
メニュー項目 機能 参照先
プレゼンテーション ECAファイル(EZ-Converter FAを使ってPowerPointファ
イルから変換したプレゼンテーションファイル、12ページ
参照)の投映を実行する「プレゼンテーションモードに入
ります。
「ECAファイル(プレゼン
テーションファイル)を投映
する」 (21ページ)
「PowerPointファイルを
ECAファイルに変換する」
(13ページ)
スライド 画像ファイルの投映を実行する「スライドモードに入り
ます。
「画像ファイルを投映する」
(23ページ)
動画 動画ファイルの投映を実行する「動画モード」に入ります。 「動画ファイルを投映する」
(25ページ)
ビューアー設定 ビューアーの設定メニュー画面を表示します 「ビューアーの設定を行う」
(30ページ)
20
ʫʬ
ビューアーの投映が自動的に開始されない場合は、次の操作を行ってください。
ドライブ一覧について
本機に複数のメモリーデバイスが接続されている状態(USBハブを使って複数のUSBメモリーを接続
した場合や、本機に接続したメモリーカードリーダーに複数のメモリーカードを挿入した場合など)
プレゼンテーションモード、スライドモード、または動画モードに入ると、次のようなドライブ一覧が
投映画面に表示されます。
このような場合は、カーソルキーを使って使用したいドライブを反転表示させ、[ENTER]キーを押して
ください。択したモードのファイル一覧が表示されます。
ʫʬ
本機が認識できるドライブ数は最大4つまでです
1.
[INPUT]キーを押す。
入力ソースの選択画面が表示されます。
2.
[]または[]キーを使って「ビューアー」を反転させ、[ENTER]キーを押す。
/