NEC NP-PH1202HLJD 取扱説明書

カテゴリー
プロジェクター
タイプ
取扱説明書
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9
NEC
プロジェクター
1. 添付品や名称を
確認する
2. 映像を投写する
(基本操作)
3. 便利な機能
4. マルチスクリーン
投写
5. オンスクリーン
メニュー
6. 機器と接続する
本機を安全にお使いいただくために
ご使用の前に必ずお読みください
NP-PH1202HLJD
8. ユーザーサポート
ウェア
7.
本体のお手入れ
9.
付録
はじめに
このたびは、NEC プロジェクター(以降「本機」または「プロジェクター」と呼びます)
をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本機は、コンピュータやブルーレイプレーヤなどに接続して、文字や映像をスクリ
ンに鮮明に投写するプロジェクターです。
本機安全正し使用しいたくため、使用前に、の取明書(書)
をよくお読みください。取扱説明書は、いつでも見られる所に大切に保存してくだ
い。万一ご使用中にわからないことや故障ではないかと思ったときにお読みください。
本製品には「保証書」を添付しています。保証書は、お買い上げの販売店から必ずお
受け取りのうえ、取扱説明書とともに、大切に保存してください。
本機は、日本国内向けモデルです。
本書で説明している機種名
NP-PH1202HLJD
機種名について
本機に貼付しているラベルでは、機種名を「NP-PH1202HL」と表記しています。
取扱説明書では、機種名の末尾に「JD」を付けて表記しています。
この製品はク A 報技術装置です。住宅環境で使する場合は、電障害
発生させる恐れがあります。
際、こは、があ
ります。
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3) 本書は内容について万全を期して作いたしましたが、万一ご不審な点誤り、記載もれ
などお気付きのことがありましたらご連絡ください。
(4) 本機の使を理由とする害、逸失利益等の請につきましては、当社では(3)項にか
かわらず、いかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
©
NEC Display Solutions, Ltd. 2015-2018 2018
4
月 
3
NEC
ディスプレイソリューションズ株式会社の許可なく複製改変などを行うことはできません。
8
9
絵表示について
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ
たや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示を
しています。その表示と意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
3
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡や大
がをするなど人身事故の原因となります。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人がけがをし
り周囲の家財に損害をあたえたりすることがあります。
絵表示の例
記号は注意(警告を含む)をうながすことを表しています。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号はしてはいけないことを表しています。
図の中に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号はしなければならないことを表しています。
図のに具体的指示(左の場は電プラをコセントか抜く
描かれています。
レーザー光線の安全に関する警告
製 品 は、 レ ー ザ ー 製 の 安 全 基
J I S C6802: 2014 I E C60 825- 1 3 r d
Edition:2014 のク 1 に分
す。
本書に掲載した以外の手順による制御および
調整は、危険なレーザー放射の露光に結びつ
くことがあります。
プロジェクターの電源を入れる際は、レンズ
の方を向いている人がレーザーの出射光路上
にいないことを確認してください。
警告
プロジェクターのレンズをのぞかないでくだ
さい。動作中は強い光が投写されていますの
で、目を痛める原因となります。特にお子
にはご注意ください。
プロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
レンズから出た光を光学機器(ルーペや反射
鏡など)を使ってのぞかないでください。視
力障害の原因となります。
4
警告
本機は日本国内専用です
決められた電圧以外での使用禁止
使 200 240
ボルトで使用してください。
添付の電源コードは国内使用専用です。
機に添付している電源コードは、本機専用
です。安全のため他の機器には使用しないで
ください。
電源コードの取り扱いは大切に
い。
コードが破損すると、火災・感電の原因と
ります。
 ・
使用しない
 ・ コードの上に重い物をのせない
 ・ コー
 ・ コードの上を敷物などで覆わない
 ・ コードを傷つけない、加工しない
 ・ り、り、
引っ張ったりしない
 ・ コードを加熱しない
電源コーが傷だら(芯の露出・断線
NEC ー・
トセンターに交換をご依頼ください。
故障したときは電源プラグを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
が出ている、変なにおいや音がする場合や
プロジェクターを落としたり、キャビネット
が破損した場合は、本体の電源を切り、電
プラグをコンセントから抜いてください。火
災・す。NEC プロ
クター・カスタマサポートセンターへ修理を
ご依頼ください。
水場や水にぬれるような所には置かない
 水ぬれ禁止
次のよう水にれるおそがあ所では使
用しいでくだい。まプロェクーの
い。
火災・感電の原因となります。
 ・ 雨天や降雪時、海岸や水辺で使用しない
 ・ 風呂やシャワー室で使用しない
 ・ プロジェクターの上に花びん、植木鉢を置
かない
 ・ プロジェクターの上にコップ、化粧品、薬
品を置かない
万一プロジェクターの内部に水などが入った
は、り、
グをンセントら抜 NEC ジェ
ター・カスタマサポートセンターにご連絡く
ださい。
次のような所では使用しない
のような所では使用しないでください。火
災・感電の原因となります。
 ・ ぐらついた台の上、傾いた所など、不安定
な場所
 ・ 暖房の近くや振動の多い所
 ・ 屋外および湿気やほこりの多い場所
 ・ 油煙や湯気の当たるような場所
 ・ 調理台や加湿器のそば
8
9
5
動作中にレンズをふさがない
動作中にレンズにレンズキャップをしないで
ください。レンズキャップが高温になり変形
します。
動作中にレンズの前に物を置いて光をさえぎ
らないでください。物が高温になり、破損
火災の原因となります。
ロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
内部に物を入れない
 異物挿入禁止
ロジェクターの通風孔などから内部に金属
り、落とし込んだりしないでください。
火災・感電の原因となります。特にお子様の
いる家庭ではご注意ください。
は、まず本体の電源を切り、電源プラグをコン
セントから抜いて
NEC プロジェクター・カ
タマサポートセンターにご連絡ください。
キャビネットは絶対にあけない
分解禁止
り、
あけたりしないでください。
また改造しないでください。火災・感電およ
びレーザー光がもれる原因となります。
内部点検・調整・理は NEC プロジ
ター・カスタマサポートセンターにご相談く
ださい。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
ください。
感電の原因となります。
プロジェクターのレンズをのぞかない
レンズをのぞかない
プロジェクターのレンズをのぞかないでくだ
さい。
動作中は強い光が投写されていますので、目
を痛める原因となります。特にお子様にはご
注意ください。
を、器(
を使ってのぞかないでください。
 視力障害の原因になります。
プロジェクターの電源を入れる際は、投写
囲内にレンズを見ている人がいないことを確
認してください。
プロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
天吊りの設置について
吊りなどの特別な工事が必要な設置につい
ては販売店にご相談ください。お客様による
設置は絶対におやめください。落下してけが
の原因となります。
警告
6
注意
機器のアースは確実にとってください
機の電源プラグはアース付き 3 芯プラグで
す。
機器の安全確保のため、機器のアースは確実
にと使くだい。 32 ペー
をご覧ください。
ぬれた手で電源プラグに触れない
 ぬれた手は危険
れた手で電源プラグを抜き差ししないでく
ださい。感電の原因となることがあります。
お手入れの際は電源コードを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
手入れの際は、安全のため電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。
通風孔をふさがない
ロジェクターの通風孔をふさがないでくだ
さい。またプロジェクターの下に紙や布など
のやわらかい物を置かないでください。
火災の原因となることがあります。
プロジェクターを設置する場所は周囲から適
切な空間をあけてください。 10 ページ)
長期間使用しないときは、電源プラグを抜く
電源プラグをコンセントから抜く
期間、プロジェクターをご使用にならない
ときは安全のため必ず電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
警告
設置および輸送について
は、販売店にご相談ください。
お客様による設置および輸送は絶対におやめ
ください。けがの原因となります。
7
本機の移動について
 電源プラグをコンセントから抜く
動する場合は、電源を切り必ず電源プラグ
をコンセントから抜き、機器間の接続ケーブ
ルを外したことを確認のうえ、行ってくださ
い。
プロジェクターを移動するときは 4 人以上で
行い、必ず本体前面と背面のハンドルを持っ
て運んでください。
過電圧が加わるおそれのあるネット
ワークには接続しない
本機の Ethernet/HDBaseT ポートは、過電
圧が加わるおそれのないネットワークに接続
してください。Ethernet/HDBaseT ポー
に過電圧が加わると、感電の原因となること
があります。
レンズシフト動作中は指の挟み込み
に注意
ンズシフト動作中は、レンズユニット取り
付け部の周囲に手を近づけないでください。
レンズのカバーとレンズユニットの隙間に指
を挟むおそれがあります。
注意
電池の取り扱いについて
い。
災、
があります。
 ・ ト、解、
ない
 ・ 指定以外の電池は使用しない
 ・ 使
 ・ 電池を入れるときは、極性(+と-の向き)
に注意し、表示どおりに入れる
廃棄は、お上げ売店、
または自治体にお問い合わせください。
点検・本体内部の清掃について
内部の清掃は NEC プロジェター
スタマサポーセンターで
1 年に一度くらいは内部の清掃を NEC
ジェクター・カスタマサポートセンターにご
い。
ま、
と火故障因とるこありす。
特に湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、
す。お、
きましては NEC ロジェクター・カスタマ
サポートセンターにご相談ください。
電源コードはコンセントに接続する
使
い。
は危すのないださい。た、
使
ください。
8
注意
光源のレーザーモジュールについて
本製品にはレーザーモジュールが内蔵されて
います。本書に記載した以外の手順による制
御および調整は、危険なレーザー放射の露光
に結びつくことがあります。
製 品 は、 レ ー ザ ー 製 の 安 全 基
J I S C68 0 2:2014 IE C60825 -1 3 r d
Edition:2014 のク 1 に分
す。
Blue pumping laser diodes 波長 448nm
出力 300W
Blue laser diodes 波長 462nm、出力 56W
J I S C
7550:2011IEC62471 1st Edition:2006
のリスクグループ 3 に分類されています。
警告ラベルは、下図の場所に貼付されていま
す。
3D
映像を視聴する際の健康に関するご注意
は、3D 映像
イ、ム、
ファイルなどおよ 3D ガネ添付され
ている取扱説明書に記載されている場合があ
りますので、必ず視聴する前にご確認くださ
い。
康への悪影響を避けるため、次の点に注意
してください。
3D 映像を視聴する以外の目的で、3D メガ
ネを使用しないでください。
・スリー 2m 離れ聴し
ださい。スクリーンに近い距離で視聴す
と目への負担が増加します。
い。1
ら、15
ください。
・本また族ので光性発を起
したことがあるかたは、視聴する前に医
に相談してください。
視聴中に身体に異常(吐き気、めまい、む
かつき、頭痛、目の痛み、視界のぼけ、
足のけいれん、しびれなど)を感じたと
は、すぐに視聴を中止し安静にしてくだ
い。しばらくしても異常が治らない場合は
医師に相談してください。
3D 映像
い。3D と、
労や眼精疲労を起こす原因となることがあり
ます。
9
2
4
6
お願い
性能確保のため、次の点にご留意ください
振動や衝撃が加わる場所への設置は避けてください。
動力源などの振動が伝わる所に設置したり、車両、船舶などに搭載すると、本機に
振動や衝撃が加わって内部の部品がいたみ、故障の原因となります。
振動や衝撃の加わらない場所に設置してください。
高圧電線や動力源の近くに設置しないでください。
高圧電線や動力源の近くに設置すると、妨害を受ける場合があります。
次のような場所に設置したり、保管したりしないでください。故障の原因となり
す。
強い磁界が発生する場所
腐食性のガスが発生する場所
本機は、本体を左右方向に傾けて使用しないでください。故障の原因となります。
ただし、ポートレート設置は可能です。ポートレート設置のときは、ポートレート
設置上のご注意をご覧ください。
160 ページ)
たばこの煙の多い場所での使用・長時間の使用
たばこのほこりの多い場所で使用する場合、たは長時間連続して12 時間
また
260 日/年を超えて)使用する場合は、あらじめ NEC プロジェクタ
カスタマサポートセンターにご相談ください。
本機を高所(気圧の低い所)で使用すると、光学部品(光源など)の交換時期が早
まる場合があります。
スクリーンへの外光対策をしてください。
スクリーンには、照明など本機以外からの光が入らないようにしてください。
外光が入らないほど、ハイコントラストで美しい映像が見られます。
スクリーンについて
ご使用のスクリーンに汚れ、傷、変色などが発生すると、きれいな映像が見られま
せん。
スクリーンに揮発性のものをかけたり、傷や汚れが付かないよう取り扱いにご注意
ください。
持ち運びについて
本機を移動する際は、いったんレンズユニトを取り外しレンズに傷が付かない
ように必ずレンズユニットに添付のレンズキャップを取り付けてください。なお、
レンズユニトの取しは販売店にご依頼ください。
ロジェクター本体に強い衝撃や振動を与えないように注意して運んでください。
投写レンズ面は素手でさわらないでください。
投写レンズ面に指紋や汚れが付くと、拡大されてスクリーンに映りますので、レ
ズ面には手を触れないでください。
廃棄について
本体を廃棄する際は、お買い上げの販売店、または自治体にお問い合わせください。
10
30cm
30cm
70cm
設置する際の周囲との距離についての注意
本機を設置する際は、下記のように周囲に十分な空間を作ってください。
本機から出た高温の排気が再び本機に吸気される場合があります。
また、エアコンから吹き出された風が本機に当たらないようにしてください。
本機の温度制御で異常(温度エラー)を感知して自動的に電源が切れることがあります。
ポートレート設置の場合は 160 ページ「ポートレート(縦向き)投写をする」をご
覧ください。
(注) 左のて、プロ
ター方、よび
は十間がのと
ます。
(注の図おいて、ロジ
ター両横上方
十分があとし
す。
1て、
とします。
2から 30cm
は、
間を作ってください。
1:本機の左右に壁がある場合
2:本機の後方に壁がある場合
(1)床置きの場合
(2)天井設置の場合
70cm
30cm
別売のレンズユニット取り付け時、または交換時の注意
(レンズキャリブレーション)
き、
は、
LENS CALIBRATION
か、
CTL
INFO/L-CALIB.
ボタンを押して、「レンズキャリブレーション」を実行してください。
35, 127 ページ)
レンズキャリブレーションを行うことにより、レンズメモリのズーム、フォーカスの
調整範囲を校正します。
なお、レンズユニットの取り付けおよび交換については、販売店にご依頼ください。
11
2
4
6
投写する映像の著作権について
営利目的または公衆に聴させることを目的として、本機使って映像を投写する
場合、本機の機能を使ってオジナルの映像に対して投写範囲小さくしたり変形
したりすると、著作権法上で護されている著作者の権利を侵するおそれがあり
ます。
アスペクト、台補正、部分拡大、ルチスクリーンなの機能を使用る場合は
ご注意ください。
別売のレンズユニット取り扱い上の注意
本機を移動する際はいったんレンズユニットを取り外してから行ってください。移動
する際にレンズユニットに衝撃を与えると、レンズユニットおよびレンズシフト機構
が破損するおそれがあります。なおレンズユニトの取り外しは販売店にご依頼くだ
さい
本機のパワーマネージメント機能についてのお知らせ
本機は、消費電力を抑えるため、工場出荷時に以下のパワーマネージメント機能①、
②を設定しています。本機の使用目的に応じて、オンスクリーンメニューを表示して
①、②の設定を変更してください。 
スタンバイモード(工場出荷時の設定:ノーマル)
ーマと、
能が働きません。
   
HDMI OUT 端子、Ethernet/HDBaseT ポート、USB ポート、LAN 機能、メー
ル通知機能
詳しくは、143 ページをご覧ください。
オートパワーオフ(工場出荷時の設定:1 時間)
1 時間」に設定されていると、入力信号がなく、また本機を操作しない時
間が
1 時間続いた場合、自動的に本機の電源が切れます。
詳しくは、145 ページをご覧ください。
電源プラグを抜く際の注意
投写中は、本機やコンセントから電源コードを抜かないでください。本機の AC IN
端子や電源プラグの接触部分が劣化するおそれがあります。投写中に AC 電源を
断する場合は、本体の主電源スイッチ、テーブルタップのスイッチ、ブレーカなど
を利用してください。
本機の電源を切ったあと電源プラグをコンセントから抜くことができます。
映像投写中に AC 電源を切断した直後や、本機の電源を切った直後は、一時的に
体が高温になることがあります。取り扱いに注意してください。
12
目次
はじめに …………………………………………………………………… 表紙裏
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
3
お願い ………………………………………………………………………… 9
目次 …………………………………………………………………………12
本書の表記について………………………………………………………………14
1. 添付品や名称を確認する ……………………………… 15
1-1. 特長 ……………………………………………………………………………………… 15
1-2.
添付品の確認 …………………………………………………………………………… 17
1-3.
本体各部の名称 ………………………………………………………………………… 19
1-4.
リモコン各部の名称 …………………………………………………………………… 25
2. 映像を投写する(基本操作) ………………………… 30
2-1. 映像を投写する流れ …………………………………………………………………… 30
2-2.
コンピュータと接続する/電源コードを接続する ………………………………… 31
2-3.
本機の電源を入れる …………………………………………………………………… 34
2-4.
入力信号を選択する …………………………………………………………………… 37
2-5. 投写画面の位置と大きさを調整する ………………………………………………… 40
2-6.
コンピュータの映像を自動調整する ………………………………………………… 46
2-7.
本機の電源を切る ……………………………………………………………………… 47
3. 便利な機能 ……………………………………………… 49
3-1. 投写光を遮断する ……………………………………………………………………… 49
3-2.
光源を消灯する ………………………………………………………………………… 49
3-3.
本体操作ボタンをロックする ………………………………………………………… 50
3-4.
映像を消去する(AV ミュート) ……………………………………………………… 50
3-5.
オンスクリーン表示を消去する(オンスクリーンミュート) ……………………… 51
3-6.
動画を静止画にする(静止) …………………………………………………………… 51
3-7.
映像の一部を拡大する(部分拡大) …………………………………………………… 52
3-8.
ライトモードと省エネ効果 …………………………………………………………… 53
3-9.
台形歪みを調整する(4 点補正) ……………………………………………………… 55
3-
10
. セキュリティを設定して無断使用を防止する ……………………………………… 58
3-
11
. 3D 映像を投写する ……………………………………………………………………… 61
3-
12
. HTTP を使用したウェブブラウザによる操作 ……………………………………… 64
3-
13
. レンズシフト、ズーム、フォーカスの各調整値を保存する( レンズメモリ) 70
4. マルチスクリーン投写 ………………………………… 74
4-1. マルチスクリーン投写でできること ………………………………………………… 74
4-2. 2
つの映像を同時に投写する ………………………………………………………… 78
4-3.
エッジブレンディング機能を使って投写する ……………………………………… 81
13
5. オンスクリーンメニュー ……………………………… 86
5-1. オンスクリーンメニューの基本操作 ………………………………………………… 86
5-2.
オンスクリーンメニュー一覧 ………………………………………………………… 90
5-3.
入力端子 ………………………………………………………………………………… 96
5-4.
調整 ………………………………………………………………………………………100
5-5.
表示 ………………………………………………………………………………………113
5-6.
セットアップ ……………………………………………………………………………121
5-7.
情報 ………………………………………………………………………………………147
6. 機器と接続する ……………………………………… 149
6-1. コンピュータと接続する ………………………………………………………………149
6-2.
ディスプレイと接続する ………………………………………………………………152
6-3.
ブルーレイプレーヤなどの AV 機器と接続する ……………………………………154
6-4.
書画カメラと接続する …………………………………………………………………157
6-5.
有線 LAN と接続する ……………………………………………………………………158
6-6. HDBaseT
対応の伝送機器(市販)と接続する ……………………………………159
6-7.
ポートレート(縦向き)投写をする …………………………………………………160
7. 本体のお手入れ ……………………………………… 162
7-1. フィルタの清掃 …………………………………………………………………………162
7-2.
レンズの清掃 ……………………………………………………………………………166
7-3.
キャビネットの清掃 ……………………………………………………………………167
8. ユーザーサポートウェア …………………………… 168
8-1. ユーザサポートウェアの動作環境 ……………………………………………………168
8-2.
インストール方法 ………………………………………………………………………169
8-3. LAN
を経由して本機を操作する(Virtual Remote Tool …………………………171
8-4. LAN
を経由して本機を操作する(PC Control Utility Pro 4/Pro 5………………174
9. 付 録 ………………………………………………… 177
投写距離とスクリーンサイズ …………………………………………………………………177
オプションボードの取り付け方法(別売) …………………………………………………180
対応解像度一覧 …………………………………………………………………………………182
仕様 ……………………………………………………………………………………………186
外観図 ……………………………………………………………………………………………189
主な端子のピン配列と信号名 …………………………………………………………………191
故障かな?と思ったら …………………………………………………………………………196
インジケータ表示一覧 …………………………………………………………………………201
トラブルチェックシート ………………………………………………………………………204
索引 ……………………………………………………………………………………………206
本製品に含まれる TOPPERS 適用ソフトウェアのライセンスについて ………………209
別売品/商標について …………………………………………………………………………209
保証と修理サービス(必ずお読みください) ……………………………… 211
NEC ジェスタマサポーンターのご案内 …………………………… 裏表紙
14
本書に載せている表示画面は、実際と多少異なる場合があります。
メニュー項目の表記例
EXIT
本書の表記について
マークの意味
データが消えたり、もとに戻せない操作など、十分に注意していただ
きたいことを表しています。
注意や制限事項を表しています。
補足説明や役立つ情報を表しています。
本書内の参照ページを表しています。
操作ボタンの表記例
●本体の操作ボタン
MENU
●リモコンの操作ボタン
「プリセット」
ENTER
ID SET
CTL
PIP 選択の場合:
PIP/FREEZE
FREEZE 選択の場合:
CTL
を押した
まま
PIP/FREEZE
COMPUTER 選択の場合:
COMPUTER 1
ID SET 数字 1 を選択の場合:
ID SET
を押したまま
1
説明書での表記
左ボタン:
上ボタン:
右ボタン:
下ボタン:
上下左右の場合:
左右の場合:
上下の場合:
/
15
1
添付品や名称を確認する
1. 添付品や名称を確認する
1-1. 特長
■全般
3 チップ DLP 方式の高輝度・高解像度プロジェクター
本機は、画面解像度 1920 ドット × 1080 ライン(フル HD、アスペクト比 16:9、明るさ
12,000lm を実現したプロジェクターです。ハイビジョン映像をそのままの解像度で投写でき
ます。
●優れた防塵性能
光学部品の冷却に、循環冷却システムを採用しています。本体内部で温風を冷風に換えて循
環させるため、外気が光学部品に触れません。ほこりや塵などによる光学部品の汚れを防い
、明るさを維持します。
ただし、完全に遮断することはできません。
■光源・輝度
●長寿命レーザー光源を採用
レーザー光源は長寿命のため、光源の交換や調整などのメンテナンスが長期間不要になり、
ローコストオペレーションを実現します。
また、光源寿命を最優先するライトモード「長寿命」を設定することで、光源寿命をさらに
延ばすことができます。
●幅広い輝度調整が可能
ランプとは異なり、輝度を 30%から 100%まで 1%刻みで調整することができます。
●輝度一定モード
通常は使用時間に応じて輝度が下がりますが、輝度一定モードを設定すると、本体内部のセ
ンサーで輝度を検出して出力を自動調整し、輝度を維持できます。
ただし、出力が最大になった後は、使用時間に応じて輝度が下がります。
■設置
●設置場所に応じて選べるオプションレンズ
本機は、6 種類のオプションレンズに対応しています。様々な設置場所、投写方法に合わせ
たレンズが選択できます。
なお、工場出荷時はレンズが装着されていません。別途オプションレンズをお買い求めの上、
取り付けは販売店へご依頼ください。
●設置角度が垂直方向 360°可能(チルトフリー)
本機は、垂直方向 360°のどの角度でも設置が可能です。
ただし、本体を左右に傾けて設置することはできません。
●ポートレート投写が可能
本機は、投写画面を 90°傾けたポートレート投写が行えます。
●電動レンズコントロールで容易な画面調整
本体側面の操作ボタンやリモコンの操作で、投写画面のズーム、フォーカス、位置調整(レ
ンズシフト)ができます。
16
■映像
HDMIDisplayPortHDBaseTBNC などの豊富な入出力端子
HDMIDisplayPortHDBaseTBNC5 芯)、コンピュータ(アナログ)、など、豊富な入
出力端子を装備しています。
本機の HDMI 入出力端子、DisplayPort 入力端子は、HDCP に対応しています。
HDBaseT は、HDBaseT Alliance によって策定された家電製品向けの接続規格です。
●オプションスロットを装備
本機にはオプションスロットがあり、別売のオプションボードが装着できます。
2 つの映像を同時表示(PIP PICTURE BY PICTURE
本機 1 台で 2 つの映像を同時に投写することができます。
2 画面の配置には 2 種類あり、主画面の中に小さな子画面を表示する「ピクチャーインピク
チャー」PIP)と、主画面と副画面を左右に並べて表示する「ピクチャーバイピクチャー」
PICTURE BY PICTURE)があります。
●複数台のプロジェクターを用いたマルチスクリーン投写
本機は、HDMI 入出力端子を搭載しており複数台のプロジェクターをデイジーチェーンで接
続することができます。そして、高解像度の映像を各プロジェクターに分割して投写するこ
とにより、高画質を実現できます。
さらに、エッジブレンディング機能により、画面の境界を滑らかにします。
●信号切り替え時の画面変更をスムーズに見せるシームレススイッチング機能
入力端子切り替え時、切り替え前の映像を保持することで、無信号状態を経ずに切り替え後
の映像が映し出されます。
HDMI 3D 方式に対応
本機は、市販の Xpand 3D 対応のアクティブシャッター方式の 3D メガネと 3D エミッタ
という装置を使って、3D 映像を視聴することができます。
■ネットワーク
●有線 LAN 対応
HDBaseT/Ethernet ポート(RJ-45)を装備しており有線 LAN に接続してコンピュータから
本機へ画像を伝送したり、コンピュータから本機を制御したりできます。
CRESTRON ROOMVIEW に対応
本機は CRESTRON ROOMVIEW に対応しています。コンピュータやコントローラから、ネッ
トワークに接続した複数の機器を管理・制御することができます。
■省エネ
●消費電力を抑えるライトモードとカーボンメータ表示
使用中の消費電力を抑えるためライトモードを搭載しています。
さらに、ライトモード設定時の省エネ効果を CO2 排出削減量に換算して、電源を切るときの
「確認メッセージ」およびオンスクリーンメニューの「情報」に表示します(カーボンメータ)
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1
添付品や名称を確認する
1-2. 添付品の確認
添付品の内容をご確認ください。
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プロジェクター(本機)
コンューブルイプーヤを接して、
字や映像を大きなスクリーンに投写する機器です。
防塵キャップ
本体らレズユトをしたきの塵用ップ
です。大切に保管してください。
(注)
レンズユニットは添付していません。ご利用目的
合ったレンズユニットをお買い求めください。
レンズユニットの種類と投写距離は 177 ページをご
覧ください。
リモコン(7N901041
本機電源/切や、写す映像の切替え
作などができます。
ご購入後じめ使用るとは、添付の
3 アルカリ
乾電池
2 本をセットしてください。 27 ページ)
3 アルカリ乾電池(リモコン用)2
添付のリモコンにセットします。
電源コード(アース付き)7N080131
AC200V のコンセントに本機を接続します。
日本国内用です。
サービスキー(2 個)24C09081
警告 サービスマン用です。
危険ですので、お客様は使用しないでくだ
さい
NEC Projector CD-ROM7N8N2143
PDFPortable Document Format形式の取扱説明書(本
書)を収録しています。
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万一添付品などが不足していたり破損している場合は、お買い上げの販売店にご連
絡ください。
添付品の外観が本書のイラストと多少異なる場合がありますが、実用上の支障はあ
りません。
取扱説明書(7N8N5591
使た、と、
保証とサービスなどについて記載しています。
クイックスタートガイド(7N8N5601
機器の接続、電源オン、投写画面の調整、電源オフといっ
た、基的な方法ンパトにめて明し
います。
保証書
プロジェクターの保証内容・条件を記載しています。
19
1
添付品や名称を確認する
接続端子部
各種映像信号などのケーブル
を接続します。
23 ページ)
AC IN 端子
添付の電源コードを接続します。
31 ページ)
主電源スイッチ
主電源スイッチを「I(入)」にすると、
スタンバイ状態になります。
34 ページ)
吸気口 / フィルタ
外気を取り込み、内部を冷却します。
10, 77, 162 ページ)
アジャスター(4 箇所)
プロジェクターの傾きを 4 箇所で調整すること
ができます
41 ページ)
1-3. 本体各部の名称
本体前面
レンズは別売です。レンズユニット NP-9LS16ZM1 を装着している状態で説明しています。
本体操作部
/ 表示部
本機や、投
号の切り替え操作などができます。
スタ機の
せます。
21 ページ)
リモコン受光部
です。
28 ページ)
本体の前面と背面の 2 箇所に
あります。
レンズ
ここから映像が投写されます。
レンズユニットは別売です。
188 ページ)
ハンドル(4 箇所)
使って持ち上げます。
20
本体背面
吸気口 / フィルタ
外気を取り込み、内部を冷却
します。
10, 77, 162 ページ)
アジャスター(4 箇所)
モデル名
モデル名は、このラベルに表示してい
ます。
後方 LED
表示部の STATUS インジケータと
同じ動作をします。オンスクリー
ンメニューでオン/オフできます。
133 ページ)
リモコン受光部
ハンドル(
4 箇所)
排気口
内部の熱を排気します。
10, 77 ページ)
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NEC NP-PH1202HLJD 取扱説明書

カテゴリー
プロジェクター
タイプ
取扱説明書