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ク イック ス ター トガ イド
CHAOS
フィードバック部
(26) FEEDBACK (フィードバック) – ボルテージおよびトリガーサンプリン
グの確率水準を、完全にランダム (反時計回り方向および時計回
り方向いっぱい) と完全固定 (12 時の位置) の 間で 設 定しま す。
(27) FEEDBACK CV フィードバック CV – 外 部コントロールボルテージの
フィードバック設 定 を-5 V 〜 +5 V の範囲で調節する際に使用す
る入 力 です。
(28) t FEEDBACK フィードバック – コントロール 26 および 30 と、CV 27
のフィードバック設 定をトリガージェネレ ーター に適 用 する際 に
使 用するボタンで す。
(29) X FEEDBACK フィードバック – コントロール 26 および 30 と、CV 27
のフィードバック設定をボルテージジェネレーターに適用する際
に使 用 するボタンで す。
(30) LENGTH (長さ) – ル ープ 長 を 1 〜 16 ステップの間で設定するコン
トロールで す。
サンプリング 部
(31) SAMPLE サンプル – ボルテージジェネレーターに使用する、スプ
レッド CV 入力 (17) の サ ン プ ル か 、カ ス タ ム ス ケ ー ル の 入 力 (下記
参照) のいずれ か をおこな うボタン で す。
スケール
CHAOS にはボ ルテージジェネレーターで 使 用する 6 種類のプリセットスケ
ー ル が 搭 載 さ れ て い ま す 。そ れ ぞ れ ル ー ト 音 は C なので、別のキーを使用
する場合は、ルート音出力を取得するため、外部 CV を適用せずに、STEPS
コントロール (19) の位置を時計回り方向いっぱいにしてください。そうす
ることで、オー ディオソースを 任 意のキ ーにリチューンできます。
6 種類のスケールには、RANGE ボタン (18) を 2 秒 間 長 押 しして アクセ ス
し、同ボタンを任意の回数 押してスケールを切り替えます。ボタン周囲
のカラーおよび点滅 速度で、選択したスケールを識 別します:
• メジャー (オレンジ色、ゆっくり点滅): C, D, E, F, G, A, B, C
• マイナー (赤色、ゆっくり点滅): C, D, Eb, F, G, Ab, Bb, C
• ペンタトニック (緑色、ゆっくり点滅): C, D, E, G, A, C
• ペロッグ ガムラン (オレンジ色、速く点滅): C, Db, Eb, G, Ab, C
• ラーグ バハール (赤色、速く点滅): C, D, Eb, F, G, A, Bb, B, C
• ラーグ シュリ (緑色、速く点滅): C, Db, E, G, Ab, B, C
ボタンを 2 秒以上押さないと、スケール選択が終了します。スケールは
保存されず、カオスが次にパワーアップしたときにメジャーに戻ること
に 注 意してください 。
CHAOS にカスタムスケールをプログラムいただくことも可能です。
Behringer Swing 等の、対応するキーボードからスプレッド CV 入力
(17) へ CV を、また同ソースよりゲートを X Clock 入力 (21) へ適用しま
す。 準備ができたらサンプルボタンを 2 秒 間 長 押 し し ま す 。サ ン プ リ ン
グの準 備ができるとボタンの周囲が点 滅します。使用するスケールをプ
レイします。50 以上のノートを、また使用頻度の高いノートをより多く
プレイしていただくことが推奨です。たとえば、C3 を C4 の 2 倍多く使 用
する場合、C3 を 16 回、C4 を 8 回プレイするといった具合です。これはつ
まり、C3 は C4 の倍、プレイされる可能性が高いということです。 サン
プルボタンをもう一度押して録音を終了します。CHAOS の電源を落とす
と、カスタムスケールは保存されませんのでご注意ください。
使いこなしのヒント
• ループのスローバリエーションをおこなう際には、FEEDBACKコントロ
ール (26) は 12 時 近 辺 に設 定します。
• Y 出力は CV 入力の変 調ソースとして使用できます。
• 内部クロックを使用する場合、3 つ のボル テ ージ 出力はリズ ム的 に
独 立 し て い る の で 、ポ リ リ ズ ム を 作 成 で き ま す 。
• フ ィ ー ド バ ッ ク ル ープ は 、ボ タ ン 28 と 29 を続けて素 早く押すこと
で 、操 作 中 い つ で も リ セ ッ ト 可 能 で す 。
CHAOS コントロール