Casio LK-205 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
J
LK205JA1A
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LK205_00_J_cov1-2.fm 1 ページ 2008年10月6日 月曜日 午後3時42分
欠品、破損、紛失等の場合は、ご購入された販売店にお問合わせください。(ACアダプターは別売品で購入可能)
付属品のデザインと内容は、予告なく変更されることがあります。
付属品一覧
譜面立て 楽譜集(2冊)
歌詞集(1冊) ACアダプターAD-5JL
マイク マイクホルダー マイクホルダーベー
リーフ類
カシオ電子楽器保証書
安全上のご注意
お客様ご相談窓口
Appendix
その他
別売品のご案内
本書の内容について
本書の内容については万全を期して作成いたしましたが万一ご不明な点や誤りなど、お気付きの点がございましたらご連
絡ください。
本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また個人としてご利用になるほかは、著作権法上、当社
に無断では使用できませんのでご注意ください。
本書および本機の使用により生じた損失、逸失利益または第三者からのいかなる請求についても当社では一切その責任を
負えませんので、あらかじめご了承ください。
本書の内容に関しては、将来予告なく変更することがあります。
本書に記載されている社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標および商標です。
カシオ電子楽器取扱店で購入可能。
店頭のカシオ電子キーボードカタロ
グでより詳しい情報がご覧になれま
す。
http://casio.jp/emi/catalogue
商品名 品番
ヘッドホン CP-16
サスティンペダル SP-3
SP-20
マイク DM-3
ハンズフリーマイク HM-1000
ACアダプター AD-5JL
ソフトケース SC-550B
スタンド CS-4B
CS-7W
イス CB-5
CB-9
CB-20
商品名 品番
LK205_00_J_cov1-2.fm 2 ページ 2008年10月6日 月曜日 午後3時42分
1
別紙「安全上のご注意」と併せてお読みください
設置上のご注意
本機を次のような場所に設置しないでください。
直射日光のあたる場所、温度の高い場所。
極端に温度の低い場所。
ラジオや、テレビ、ビデオ、ューナーに近い場所(これらを近くに置いた場合、本機には特に障害はありませんが、近くに置いた
ラジオやテレビの側に雑音や映像の乱れが起こることがあります)
本機のお手入れについて
お手入れにベンジン、アルコール、シンナーなどの化学薬品は使わないでください。
鍵盤などのお手入れは柔らかな布を薄い中性洗剤液に浸し固く絞ってお拭きください。
付属品別売品
付属品や別売品は、本機指定のものをご使用ください。指定以外のものを使用すると、感電けがの原因となることがあり
す。
ウエルドライン
外観にスジのように見える箇所がありますが、これは、樹脂成形上の“ウエルドライン”と呼ばれるものであり、ヒビやキズでは
りません。ご使用にはまったく支障ありません
音のエチケット
楽しい音楽も時と場合によっては気になるものです。特に静かな夜間には小さな音でも通りやすいものです周囲に迷惑のかから
ない音量でお楽しみください窓を閉めたり、ヘッドホンを使用するのもひとつの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守
りましょう。
ご使用上の注意
LK205_J.book 1 ページ 2008年6月6日 金曜日 午後5時18分
2
目次
ご使用上の注意..................................................................1
全体ガイド.....................................4
数字、[-][+]ボタンbs テンキー)
使いかた .................................................................................6
機能ボタンctについて.............................................6
演奏の準備.....................................7
譜面立て、マイクの準備................................................7
電源の準備 ............................................................................8
演奏してみよう.............................9
電源を入れて演奏してみよう...................................9
ヘッドホンを使う.........................................................10
鍵盤を押す強弱で音量を変える
(タッチレスポンス)...................................................10
鍵盤の光を消す..............................................................11
液晶画面のコントラストを調整する...............11
メトロノームを使ってみよう...............................12
音を変えて弾いてみよう ........13
いろいろな楽器の音色で弾いてみよう..........13
2 つの音色を重ねてみよう(レイヤー)..........14
鍵盤の高音域と低音域で
音色を変えてみよう(スプリット)....................14
響くような音で弾いてみよう(リバーブ).....15
音に厚みをつけてみよう(コーラス)...............16
ペダルを使ってみよう ..............................................16
音の高さを変えて弾いてみよう
(トランスポーズ、チューニング、
オクターブシフト)......................................................17
好きな音を記録して弾いて
みよう(サンプリング)............ 18
接続と準備.........................................................................18
音を記録してメロディーを弾いて
みよう(メロディーサンプリング).....................19
音を記録してドラムセットに組み込んで
みよう(ドラムサンプリング)...............................21
サンプリング機能を使いこなそう.....................23
ソング(内蔵曲)を鳴らそう ... 25
デモを聴いてみよ....................................................25
ソングを 1 曲ずつ聴いてみよう.........................25
ソングに合わせてマイクで歌おう
(カラオケ機能)..............................................................28
ソングを増やす ..............................................................28
ソング(内蔵曲)で曲を
マスターしよう......................... 29
フレーズについて .........................................................29
ステップアップレッスンの流れ..........................29
練習するソング、フレーズ、パートを選ぶ.....30
レッスン 1 ~ 3 をはじめよう .............................31
レッスン中のさまざまな設定...............................32
自動的にレッスンを進めてみよう
-自動ステップアップレッスン-.....................34
鍵盤ゲーム
(ミュージックチャレンジ)... 35
LK205_01_JTOC.fm 2 ページ 2008年6月11日 水曜日 午後3時17分
目次
3
自動伴奏をバックに
演奏しよう..................................36
リズムパートだけを鳴らそう...............................36
すべてのパートを鳴らしてみよう ....................37
自動伴奏を使いこなそ.........................................39
お勧めの音色やテンポにする
(ワンタッチプリセット).........................................40
メロディーの音に和音をつけてみよ
(オートハーモナイズ)..............................................41
演奏を録音してみよう
(レコーダー)..............................42
演奏を録音再生する.................................................42
パートごとに重ねて録音する
選んで再生する..............................................................43
2 曲以上録音するんで再生する..................44
ソング(内蔵曲)と一緒に演奏して
録音する .............................................................................44
録音したデータを外部機器に保存する..........45
本機をさらに
使いこなすには..........................46
鍵盤の音律(スケール)を変えてみる...............46
ミュージック プリセット .......................................47
アルペジオのフレーズを自動的に
鳴らす(アルペジエーター)....................................47
ユーザーソングのデータを消去する...............48
本機に記録されているデータを
まとめて消去する.........................................................49
メモリーカードを使用する ... 50
SD メモリーカードとカードスロット
取り扱い上のご注....................................................50
SD メモリーカードを入れる/取り出す.......51
SD メモリーカードをフォーマットする.......51
本機のデータを SD メモリーカードに
保存する..............................................................................52
SD メモリーカードのデータを本機に
コピーする.........................................................................53
SD メモリーカードのデータを
消去する..............................................................................54
SD メモリーカードに保存されている
データを再生する .........................................................55
SD メモリーカードの
エラー表示につい....................................................55
他の外部機器と接続する........ 56
パソコンとの接続 .........................................................56
各種 MIDI 設定................................................................57
本機のデータをパソコンに保存する/
本機のソングや自動伴奏を増やす.....................58
オーディオ機器とつなぐ .........................................59
資料 .............................................. 60
困ったときは....................................................................60
製品仕様..............................................................................62
エラーメッセージ一覧...............................................64
ソングリスト....................................................................65
保証アフターサービスについて .......................67
MIDI インプリメンテーション
チャート
LK205_01_JTOC.fm 3 ページ 2008年6月11日 水曜日 午後3時17分
4
全体ガイド
本書の操作説明では、ボタンやつまみなどを番号で表現します。
2
1
3
4
5
6
bp
bq
br
7
8
bt ck cl cm cn co cp cq cr cs ct dk
9bkbl bm bn
dl dldm do dpdn dq
dr ds dt
bo
bs
ek
el
em
LK205_J.book 4 ページ 2008年6月6日 金曜日 午後5時18分
全体ガイド
5
マークの数字は参照ページです。
1電源ボタン 9, 24, 43, 59
2全体の音量つまみ 9
3マイクの音量つまみ 28
4音律ボタン 46
5レコーダーボタン 42, 43, 44, 45
6カラオケボタン 28
7メトロノーム、拍子ボタン 12
8リピート、イントロボタン 26, 32, 39
9早戻し、ノーマル/フィルインボタン
26, 30, 36, 39
bk 早送り、バリエーション/フィルインボタン
26, 30, 39
bl 一時停止、シンクロ/エンディングボタン
26, 39, 40
bm 演奏/停止、スタート/ストップボタン
25, 26, 27, 28, 31, 32, 36, 42, 43, 44, 45, 55
bn パートセレクト、伴奏 入/切、コードボタン
25, 27, 30, 32, 37, 41, 45, 57
bo テンポボタン 12, 27, 40
bp トーン、ミュージック プリセットボタン
9, 13, 19, 20, 22, 24, 47
bq リズム、ワンタッチプリセットボタン
13, 20, 21, 22, 36, 40, 42, 44, 46
br ソングバンクボタン 25, 27, 30, 44
bs 数字ボタン、-/+ボタン 6
bt レッスン1、コード/トラック1ボタン 20, 31
ck レッスン2、トラック2ボタン 20, 31, 43
cl レッスン3、トラック3ボタン 20, 32, 43
cm 次のフレーズ、トラック4ボタン 20, 30, 43
cn マスター、トラック5ボタン 20, 34, 43
co
ミュージックチャレンジ、トラック6
ボタン
20, 35, 43
cp スプリットボタン 14, 15
cq レイヤーボタン 14, 17
cr オートハーモナイズ/アルペジエーター、
タイプボタン 41, 47, 48
cs サンプリングボタン 19, 20, 21, 22
ct 機能ボタン 6
dk カード、セーブ/ロードボタン
51, 52, 53, 54, 55
dl スピーカー
dm ソングバンクリスト
dn 液晶画面
do ミュージック プリセットリスト
dp リズムリスト
dq トーンリスト
dr コードルート音名 37
ds 打楽器イラスト 13
dt SDメモリーカードスロット 51
ek マイク 7
el マイクホルダー 7
em マイクホルダーベース 7
en eo ep er eseq
en USBポート 56
eo サスティン/アサイナブル端子 16
ep ヘッドホン/アウトプット端子 10, 59
eq オーディオ入力端子 18, 59
er 電源端子(DC 9V 8
es マイク入力端子 18
LK205_02_J.fm 5 ページ 2008年6月11日 水曜日 午後3時18分
全体ガイド
6
液晶画面の左上に表示されている番号などを変更します
数字ボタンを押すと、選びたい番号や数値を入力できます。
入力するときは、表示されている数値と同じ桁数を入力し
ます
音色番号001番を選ぶ場合は“0”3“0”3“1”と入力
する。
(マイナス)の値は、数字ボタンでは入力できません。[-]
または[+]ボタンで入力してください。
[-]または[+]を押すと、表示されている番号や数値を1つず
つ増減させます。
ボタンを押し続けると番号や数値が連続して増減します。
両方のボタンを同時に押すと初期値、またはお勧めの数値
になります。
この楽器では音の響き方を調整したり、保存したデータを消
去するなどのさまざまな機能が、機能ボタンctに搭載され
ています。
1.
ctを押します。
液晶画面の左上に、機能名が表示されます。
もう一度ctを押すと、元の表示に戻ります。
2.
bs
(テンキー)[4]()または[6]()を押し
て、以下の表の1~12のなかから機能を選びます。
8~12を選んだ場合は、さらにbs
(テンキー)[7](エ
ンター)を押して、[4]()または[6]()でサブ機
能を選びます。[9](戻る)を押すと、[7](エンター)
押す前の画面に戻ります。
選んだ機能の詳細については、以下の表に書かれた参
照ページをご参照ください。
音色などの各種設定は、本機の電源を入れなおすと初期
に戻ります。
数字、[-][+]ボタンbsテンキー)
の使いかた
数字ボタン
[-][+]ボタン
機能ボタンctについて
機能を選ぶには
ᵐᵱᵄᵯʜāɬʘ
番号など
機能名 表示
参照
ページ
1 トランスポーズ トランスポース 17
2 自動伴奏の音量 バンソウVol 40
3 ソングの音量 キョクVol. 27
4 タッチレスポンス タッチ 11
5 チューニング チューニング 17
6 リバーブ リバーブ 15
7 コーラス コーラス 16
8 サンプリング サンプリング
サンプリング自動スタート オートスタート 23
サンプリング自動ストップ オートストップ 23
サンプリング音色
プロテクト
(プロテクト) 24
9 ステップアップレッスン
レッスンセッテイ
運指音声 ウンシオンセイ 32
弾くべき音のガイド サウンドナビ 33
採点 サイテン 33
フレーズの長さ フレーズチョウ 33
10 その他の設定 ソノタセッテイ
アルペジエーターホールド アルペジオ 48
ペダルの効果 ジャック 16
自動伴奏スケール オンリツバンソ 46
液晶画面のコントラスト コントラス 11
電源切り忘れお知らせ機能 デモ2 9
11 MIDI設定 MIDIセッテイ
キーボードチャンネル キー チャンネル 57
ナビゲートチャンネル ナビチャンネル 57
ローカルコントロール ローカル 58
アカンプアウト アカンプアウト 58
12 データの消去 ショウキョ
サンプリング音色の消去 (音色名 24
ユーザーソングの消去 (曲名) 48
すべてのデータの消去 ゼンショウキョ 49
LK205_J.book 6 ページ 2008年6月6日 金曜日 午後5時18分
7
演奏の準備
1.
付属品のマイク、マイクホルダー、マイクホルダー
ベースを確認してください。
2.
本機の右上側にある「マイクホルダー」と書かれた
部分を柔らかい布などでふいて、汚れを落としま
す。
3.
マイクホルダーベースの裏面の紙をはがして、本機
の手順2の図の場所に貼り付けます。
このときマイクホルダーベースのマーク(下図が、手順2
の図の貼り付け方向指示マークにあうように貼り付け
ください。
4.
30分~1時間ほど力を加えずにそのまま置いてく
ださい。
この間に力を加えると、はがれやすくなりますのでご注意
ください。
5.
マイクホルダーの凸部をマイクホルダーベースに
差し込み(下図1右回りに回します(下2
6.
マイクをマイクホルダーに差し込んで固定します。
マイクのケーブルをマイクホルダーに通してから、
イク本体を差し込んでください。
譜面立て、マイクの準備
マイクの取り付けかた
マイク
マイクホルダー マイクホルダーベース
譜面立て
マイク
貼り付け方向指示マー
マーク
1
2
LK205_02_J.fm 7 ページ 2008年6月13日 金曜日 午前10時52分
演奏の準備
8
この楽器は電源としてACアダプターか乾電池をご使用で
ますが、基本的にはACアダプターをご使用されることをお勧
めします。
家庭用コンセントで使うときは、本機指定のACアダプターを
接続してください。
ACアダプターの型式AD-5JL
ACアダプターを差したり抜いたりする前に、必ず本機の電
源を切ってください。
乾電池を入れる前に、必ず本機の電源を切ってください
乾電池は市販の単1形乾電池をご使用ください(オキシライ
ド乾電池などのニッケル系一次電池は使用しないでくださ
い)
1.
本機の裏側にある電池ブタをはずします。
2.
市販の単1形乾電池、6本を電池ケースに入れます。
イラストに合わせて+-の向きを間違えないように入れ
てください。
3.
電池ケースの穴にツメを差し込み、電池ケースのフ
タを閉じます。
乾電池交換時期のお知らせ表示
乾電池が消耗してくると以下の表示が点滅しますので、新し
い乾電池と交換してください
電源の準備
ACアダプターを使う場
家庭用コンセント
ACアダプター
電源端子
DC 9V
乾電池を使う場合
ツメ
乾電池交換サイン
(点滅します)
LK205_J.book 8 ページ 2008年6月6日 金曜日 午後5時18分
9
演奏してみよう
1.
1を押します。
電源が入ります。
2.
鍵盤を弾いてみましょう。また2で音量の調整をし
ましょう。
本機の電源を切ると、音色やリズム番号などの各種設定
初期化されます(サンプリング音色のプロテクト設定を除
く)
本機を乾電池で使用しているとき、6分間何も操作しないと無
駄な消費電力を防ぐため自動的に電源が切れます(ACアダプ
ター使用時は、この機能は作動しません)
オートパワーオフ機能をキャンセルして使う
コンサートなどで演奏の合間に電源が切れないよう、オート
パワーオフ機能をキャンセルして使用できます。
1.
bpを押しながら電源を入れます。
オートパワーオフ機能がキャンセルされて電源が入り
す。
ACアダプターで使用中に6分間何も操作しないと電源切り
忘れ防止のために鍵盤が光ります(乾電池を使用時は、この機
能は作動しません)
電源切り忘れお知らせ機能をオフにする
コンサートなどで演奏の合間に鍵盤が光らないよう、お知ら
せ機能をオフにして使用できます。
1.
ctを押して、
bs
(テンキー)[4]()または[6]
()を使って液晶画面に“ソノタセッテイ”と表
示させます(6ページ)
2.
bs
(テンキー)[7](エンター)を押します。
3.
bs
(テンキー)[4]()または[6]()を使っ
て液晶画面に“デモ2”と表示させます。
4.
bs
(テンキー)[-]を押して、オフに設定します。
1122 bobo1122 77
bobo
bsbs
bpbp
ctct
電源を入れて演奏してみよう
オートパワーオフ機能(乾電池使用時のみ)
鍵盤が光ります
電源切り忘れお知らせ機能
(ACアダプター使用時のみ
ʇʘʉʅʍʐɮǽ
点滅します
ʐɧʬᴯǽǽǽǽ
LK205_J.book 9 ページ 2008年6月6日 金曜日 午後5時18分
演奏してみよう
10
ヘッドホンを使用すると内蔵スピーカーから音が出なく
り、夜間でも周囲に気兼ねなく演奏が楽しめます。
本機の音量を絞ってから、ヘッドホンを接続してください。
ヘッドホンは本製品に同梱されておりません。
別売または市販のヘッドホンがご使用になれます。
大きな音量で長時間ヘッドホンを使用しないでください。
聴覚障害になる恐れがあります
ヘッドホンのコードを本機から抜くときは、変換プラグだ
けを本機に残さないようにご注意ください。
タッチレスポンス機能とは、鍵盤を押す強さ(速さ)で音量を
変化させる機能です。タッチレスポンス機能を使うと本物の
ピアノのように鍵盤を押す強(速さ)で音量が変化し、演奏
の表現が豊かになります。
音の強弱は鍵盤を押す速さで決まります
一般的に、ピアノは鍵盤を強く押すと音が大きく出ると考え
られていますが、は音の強弱は鍵盤を押す速さで決まりま
す。つまり、鍵盤をすばやく押すと大きな音になり、ゆっくり
押すと小さな音になります。このことを意識して演奏すると、
指先に必要以上の力を加えることなく音量をコントロールで
きます。
この楽器はピアノと同じような感覚で演奏できます
この楽器はピアノの鍵盤を押したときに近い感覚で演奏でき
るように、鍵盤を押す速さで音量に変化をつけることができ
ます。
ヘッドホンを使う
ヘッドホン/アウトプット端子
鍵盤を押す強弱で音量を変える
(タッチレスポンス)
鍵盤楽器の音の強弱について
すばやく押すと大きな音
が出ます
ゆっくり押すと小さな音
が出ます
強く押しすぎないように
しましょう
LK205_J.book 10 ページ 2008年6月6日 金曜日 午後5時18
演奏してみよう
11
鍵盤を押した速さにより変化する音量の大きさを変えてみま
しょう。自分の演奏スタイルに合わせた設定で楽しめます。
1.
ctを押して、
bs
(テンキー)[4]()または[6]
()を使って液晶画面に“タッチ”と表示させま
(6ページ)
2.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、タッチ
レスポンスの感度を下記の3種類から選びます。
この楽器は演奏や曲の自動演奏などに合わせて鍵盤が光って
ガイドする機能がありますが鍵盤を光らなくさせることが
できます。
1.
液晶画面に“キーライト”と表示されるまで、
ct
押し続けます。
2.
bs
(テンキー)[-]を押して、オフに設定します。
1.
ctを押して、
bs
(テンキー)[4]()または[6]
()を使って液晶画面に“ソノタセッテイ”と表
示させます(6ページ)
2.
bs
(テンキー)[7](エンター)を押します。
3.
bs
(テンキー)[4]()または[6]()を使っ
て液晶画面に“コントラスト”と表示させます。
4.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、コント
ラストを調整します。
コントラストの設定範囲は01~17です。
タッチレスポンスの感度を変える
オフ(oFF) タッチレスポンスを解除します
鍵盤を押す速度が変化しても音量は一定の
ままです。
タイプ1(1) 標準的な設定です。
タイプ2(2タイプ1より大きな音を出しやすい設定にな
ります。
鍵盤の光を消す
ʉʍʋǽǽǽǽǽ
オフのときは消灯しま
ɷ˂ʳɮʒǽǽǽ
オフのときは消灯しま
液晶画面のコントラストを調整する
ʇʘʉʅʍʐɮǽ
点滅します
ɽʽʒʳʃʒǽǽ
LK205_02_J.fm 11 ページ 2008年6月11日 水曜日 午後3時20分
演奏してみよう
12
メトロノームを使うと一定の間隔で音を刻みますので、演奏
や練習のときにテンポを正しく保つことができます。自分に
あったテンポで練習しましょう。
1.
7を押します。
メトロノームがスタートします。
2.
もう1回7を押すと、メトロノームが止まります。
曲の拍子に合わせて1拍目に「チーン」鳴らし、それ以外の拍
では「カチ」と鳴らすことができます。
拍子は、0、2、3、4、5、6拍子から選べます。
ソング(内蔵曲)の演奏中は、その曲の拍子になります。
1.
液晶画面に“ヒョウシ”と表示されるまで、
7を押し
続けます。
しばらく何も操作しないと、元の表示に戻ります。
2.
bs
(テンキー)を押して、拍子の数を入力します。
0拍子を選ぶと「チーン」と鳴りません拍子を気にす
ことなく練習したいときに使います。
自分の弾きたいテンポとメトロノームのテンポをあわせ
す。
1.
boを押します。
yを押すとテンポが遅くなり、tを押すとテンポが速く
なります。押し続けると連続して変えられます
ytを一緒に押すと、そのときに選ばれているソン
やリズムの初期値に戻ります。
boを押すと画面のテンポ数表示が点滅をはじめます。
点滅中はbs
(テンキー)でもテンポ数を変えることがで
きます。
テンポ89を入力するときは“0”3“8”3“9”と最
初に0を入力します。
しばらく何も操作しないと、テンポ数の点滅が終了し
て点灯に戻ります。
メトロノームの音量を変更するには、自動伴奏の音量やソン
(内蔵曲)の音量の設定を変えます。
自動伴奏の音量変更は、40ページをご参照ください。
ソングの音量変更は、27ページをご参照ください。
自動伴奏や自動演奏曲と、メトロノームとの音量バラン
は変更できません。
メトロノームを使ってみよう
スタート/ストップ
拍子を変える
音にあわせて移動します
ʜʱɰʁ  ǽǽǽ
テンポを変える
メトロノームの音量を変える
テンポ数(点滅します)
LK205_02_J.fm 12 ページ 2008年6月11日 水曜日 午後3時32分
13
音を変えて弾いてみよう
この楽器はバイオリン、フルート、ーケストラの楽器など、
さまざまな楽器の音色で演奏ができます。同じ曲でも楽器の
種類を替えて弾けば、さらに多彩な演奏が楽しめます
1.
bpを押します。
2.
bs
(テンキー)を押して、音色番号を入力します。
液晶画面に番号と楽器の名前が表示されますので、好きな
楽器を選びます。
音色の一覧は別紙「Appendix」をご覧ください。
bpを押してから数字ボタンを使って直接音色番号を入力で
きます。音色番号は3桁で指定してください。
001なら、03031と入力します。
ドラムセットの音色が選ばれていると、鍵盤ごとにさまざ
まな打楽器が鳴ります。
3.
鍵盤を弾いてみましょう。
選んだ楽器の音色が出ます。
1.
bpbqを同時に押します。
グランドピアノの音色(001番“ステレオグランドピアノ
になります。
設定される内容
bsbs
bpbp
ctct
cpcp cqcq
bqbq
いろいろな楽器の音色で
弾いてみよう
演奏する楽器を決める
ᵐᵱᵄᵯʜāɬʘ
音色名
音色番号
ピアノの音色で弾く(ピアノセッティング)
音色番号 :“001”
リバーブ :“06”
トランスポーズ :“00”
タッチレスポンス :オフのとき初期値(タイプ1)
オンのとき変更なし
ペダルの効果 :サスティン
リズム番号 :“161”
自動伴奏 :リズムパートのみ
ローカルコントロール :オン
ドラムアサイン :オフ
スプリット :オフ
レイヤー :オフ
コーラス :オフ
オクターブシフト(アッパー)
“0”
オートハーモナイズ :オフ
アルペジエーター :オフ
スケール :平均律
LK205_02_J.fm 13 ページ 2008年6月11日 水曜日 午後3時20分
音を変えて弾いてみよう
14
2つの音色を重ねて音を出すことができます。2種類のピアノ
の音を重ねて新しいピアノの音をつくったり、ピアノとスト
リングスの音をミックスするなど、多彩な音で演奏ができま
す。
1.
2つの音色うち一方の音色を選びます。
bpを押してから、
bs
(テンキー)で音色番号を入力します。
音色021 “エレクトリックピアノ 1”を選ぶ。
2.
cqを押します。
3.
bs
(テンキー)を押して、もう一方の音色番号を入
力します。
音色175 “ストリングス”を選ぶ。
4.
鍵盤を弾いてみましょう。
選んだ2つの音色が重なって音が出ます。
5.
もう一度cqを押すと、1音色だけが出る設定に戻り
ます。
cqを押すたびに、1音色が出る設定と2音色が出る設
が切り替わります。
鍵盤を右手側と左手側に分けて、それぞれを違う音色で鳴ら
すことができます。手をハープシーコード、右手をフルート
にして1人でアンサンブル演奏をするなど、さまざまな演奏が
できます。
1.
右側の鍵盤の音色を選びます(13ページ)
bpを押してから、
bs
(テンキー)で音色番号を入力します。
音色273 “フルート 1”を選ぶ。
2.
cpを押します。
3.
bs
(テンキー)を押して、左側の鍵盤の音色番号を
入力します。
音色046 “ビブラフォン 1”を選ぶ。
4.
鍵盤を弾いてみましょう。
左右の鍵盤で選んだそれぞれの音が出ます。
2つの音色を重ねてみよう
(レイヤー)
ɲʶʜɨǽᴮǽǽ
点灯します
ʃʒʴʽɹɧʃǽ
消灯します
鍵盤の高音域と低音域で音色を変え
てみよう(スプリット)
2つの音色を決める
ʟʵ˂ʒǽᴮǽǽ
点灯します
ʙɧɮʟɧᴮǽǽ
分け目(スプリットポイント)
F3
ビブラフォン1 フルート1
LK205_J.book 14 ページ 2008年6月6日 金曜日 午後5時18
音を変えて弾いてみよう
15
5.
もう一度cpを押すと、1音色だけ出る設定に戻りま
す。
cpを押すごとに、1音色が出る設定と2音色が出る設
を切り替えます。
レイヤーをオンにしているときにスプリットをオンに設定
すると、右側の鍵盤だけがレイヤーの状態で演奏できるよ
うになります。
1.
cpを押しながら、音色の分け目の鍵盤を押します。
押した鍵盤が右側鍵盤の一番低い音の出る鍵盤になり
す。
中央のド(C4鍵)を指定した場合
リバーブを使うと音に残響音を加えることができます。この
楽器では残響音の長さを変えることができますので、一味
違った演奏をして見ましょう
1.
ctを押して、
bs
(テンキー)[4]()または[6]
()を使って液晶画面に“リバーブ”と表示させ
ます(6ページ)
2.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、残響音
の長さを調整します。リバーブのタイプは下記の表
のとおりです。
音色の分け目を変える(スプリットポイント)
消灯します
ᵀᴱ   
鍵盤名が表示されます
響くような音で弾いてみよう
(リバーブ)
オフ(oFF) リバーブ効果がかかりません。
1~10 数値が大きくなるほど残響が長くなります。
ʴʙɧ˂ʟɧ 
ʴʙɧ˂ʟɧǽ
オフのときは消灯します
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音を変えて弾いてみよう
16
コーラスとは音に厚みや広がりを加える機能のことです1人
で弾いても複数の楽器が鳴っているような効果が出せます。
1.
ctを押して、
bs
(テンキー)[4]()または[6]
()を使って液晶画面に“コーラス”と表示させ
ます(6ページ)
2.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、コーラ
スのタイプを選びます。
コーラスのタイプは1~5、またはオフを選びます。
コーラス効果は音色によって差があります。
ペダルで演奏にさまざまな変化がつけられます。
ペダルは本製品に同梱されておりません。お買い求めの販
売店で別途ご購入ください。
ペダル(別売品)を接続してください。
1.
ctを押して、
bs
(テンキー)[4]()または[6]
()を使って液晶画面に“ソノタセッテイ”と表
示させます(6ページ)
2.
bs
(テンキー)[7](エンター)を押します。
3.
bs
(テンキー)[4]()または[6]()を使っ
て液晶画面に“ジャック”と表示させます。
4.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、ペダル
効果の種類を選びます。
ペダル効果の種類は下記の表のとおりです。
音に厚みをつけてみよう(コーラス)
ɽ˂ʳʃǽǽ 
ɽ˂ʳʃǽǽǽ
オフのときは消灯します
ペダルを使ってみよう
ペダルの接続
ペダルの効果を選ぶ
サスティン
(SUS)
ペダルを踏んでいる間は弾いた音の余韻が
長くなります。オルガンのような音色にする
と、ペダルを踏んでいる間ずっと音が鳴り続
けます。
ソステヌート
(SoS)
鍵盤を押してからその鍵盤を離す前にペダ
ルを踏むと、その音にだけサスティンと同じ
効果がかかります。
ソフト(SFt) ペダルを踏んでいる間に弾いた音を若干小
さくします。
リズム
(rHy) 自動伴奏やソングの開始/停止を行います。
サスティン/アサイナブル端子
ʇʘʉʅʍʐɮǽ
点滅します
ʁɧʭʍɹǽ 
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音を変えて弾いてみよう
17
トランスポーズ機能とは、音の高さを半音単位で全体的に上
げたり下げたりする機能です同じ鍵盤を弾いても、実際に出
る音の調(キー)を歌う人の声の高さに合わせて移調して演奏
することができます。
トランスポーズの設定範囲は上下1オクターブ(-12か
+12半音まで)です。
1.
ctを押します。
2.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、移調す
るキーを決めます。
チューニング機能とは、音の高さを全体的に少しだけずらす
機能です。他の楽器やCDの演奏と本機の音程が合わないとき
に微調整できます。
チューニングの設定範囲は-99から+99セントです。
CDの演奏によっては、楽器のチューニングを微妙に変えて
演奏されている場合もあります
1.
ctを押して、
bs
(テンキー)[4]()または[6]
()を使って液晶画面に“チューニング”と表示
させます(6ページ)
2.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、チュー
ニングを微調整します。
オクターブシフトとは鍵盤の音の高さを、オクターブ単位で
上げたり下げたりできる機能です。設定範囲は上下2オクター
ブです。
スプリット機能(14ページ)を使って演奏するときに、左右
の鍵盤の音を適切な高さに調整できます。
1.
下記の液晶画面になるまで、
cqを押し続けます。
スプリット機能を使うときは
cqを押す前にスプリット
をオンにしておきます。
しばらく何も操作をしないと、
cqを押す前の画面に戻
ります。
2.
bs
(テンキー)[-]または[+]を押して、オク
ターブ単位で高さを調整します。
3.
cqを押します。
スプリットオンのとき
以下の画面になりますので右側の鍵盤と同様にbs
(テンキー)を押して左側の鍵盤のオクターブを調整
します。
スプリットオフのとき
以下の画面になりますので、次の手順に進みます。
4.
もう一度cqを押します。
音の高さを変えて弾いてみよう
(トランスポーズ、チューニング、
オクターブシフト)
半音単位で変える(トランスポーズ)
音の高さを微調整する(チューニング)
ʒʳʽʃʥɨ˂ʃ
ʋʯ˂ʕʽɹɧǽ
オクターブ単位で変える(オクターブシフト)
スプリットオンのとき右側の鍵盤が変わります。
スプリットオフのとき全部の鍵盤が変わります。
ɴɹʉ˂ʟɧ Õ
ɴɹʉ˂ʟɧ ᵉ
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18
好きな音を記録して弾いてみよう(サンプリング)
この楽器はマイクや携帯オーディオプレーヤーなどから好き
な音を記録して、盤で演奏することができます。たとえば、
犬の鳴き声を記録して演奏すれば、犬の鳴き声でメロディー
を奏でることもできます。また、音楽CDから音を記録して効
果音として使うこともできます。サンプリング機能を使って
オリジナリティあふれたサウンドを作りましょう。
接続する前に、本機と外部機器またはマイクの電源を切っ
てください。
1.
マイク、または外部機器を接続してください。
別売または市販のマイクがご使用になれます。
外部機器の接続には市販の接続コードがご使用できます。
片側がステレオミニプラグ、もう一方は外部機器の入力
子に接続できるものをご用意ください。
2.
外部機器と本機の音量を小さくしておきます。
3.
マイク、または外部機器の電源を入れてから、本機
の電源を入れます。
マイクを使うときは、
3でマイクからの音声レベルを
調整しておきます。
キーンという音(ハウリング)が出るときは、マイクの先
を手でおおわないようにして、本機のスピーカーから離
てください。マイクホルダーにマイクを固定している場合
には、マイクの音量3を下げるか、またはマイクの電源
お切りください。
ノイズ(雑音)が出るときは、蛍光灯などからマイクを離す
ようにしてください。
マイクは電源を入れて数秒後から使用してください。
サンプリング音はモノラルで記録されます。
11 bsbs
bpbp
ctct
btbt ckck clcl cmcm cncn coco cscs
bqbq33
接続と準備
マイク入力端子
ステレオミニプラグ
CDプレーヤー、
カセットプレーヤーなど
本機のオーディオ入力端子
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Casio LK-205 取扱説明書

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