日本語 3
▶ 電動工具のスイッチを入れる前に、 必ず調節キーやレンチを取り外してください。 調節キーやレンチ
が本体の回転部に装着されたままでは、 けがの原因となる恐れがあります。
▶ 作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元を安定させ、 常にバランスを保つようにしてくだ
さい。 これにより、 万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、 適切な対応が可能となります。
▶ 作業に適した作業着を着用してください。 だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、 衣
服、 手袋を本体の可動部に近づけないでください。 だぶだぶの衣服、 装身具、 長い髪が可動部に巻き
込まれる恐れがあります。
▶ 吸じんシステムの接続が可能な場合には、 これらのシステムが適切に接続、 使用されていることを確認
してください。 吸じんシステムを利用することにより、 粉じん公害を防げます。
電動工具の使用および取扱い
▶ 無理のある使用を避けてください。 作業用途に適した電動工具を使用してください。 適切な電動工具
の使用により、 能率よく、 スムーズかつ安全な作業が行えます。
▶ スイッチに支障がある場合には、 電動工具を使用しないでください。 スイッチで始動および停止操作
のできない電動工具は危険ですので、 修理が必要です。
▶ 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜いて
ください。 この安全処置により、 電動工具の不意の始動を防止することができます。
▶ 電動工具をご使用にならない場合には、 子供の手の届かない場所に保管してください。 電動工具に関
する知識のない方、 本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください。 未経験者によ
る電動工具の使用は危険です。
▶ 電動工具は慎重に手入れしてください。 可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、 電動工具
の運転に影響を及ぼす各部分が破損 ・ 損傷していないかを確認してください。 電動工具を再度ご使用
になる前に、 損傷部分の修理を依頼してください。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の
使用が原因となっています。
▶ 先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。 お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、 スムーズになります。
▶ 電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは、 それらの説明書に記載されている指示に従って使用して
ください。 その際、 作業環境および用途に関してもよくご注意ください。 指定された用途以外に電動
工具を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
サービス
▶ 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。 また、 必ず純正部品を使用して
ください。 これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.2 電動ハツリ機のその他の安全上の注意
作業者に関する安全
▶ 本製品は、 必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
▶ 本体は決して加工や改造を加えないでください。
▶ 本体と一緒に納品された補助ハンドルを使用してください。 これ以外のハンドルを使用すると、 コン
トロールを失ってけがをする恐れがあります。
▶ 剥がし作業の場合には、 作業側と反対の領域を保護してください。 剥がれた部分が脱落、 落下して他
の人を負傷させる危険があります。
▶ 本体は、 常に両手で絶縁されたグリップを掴んでしっかりと保持してください。 グリップは乾燥した
清潔な状態を保ってください。 通電しているケーブルと接触すると、 本体の金属部分にも電圧がかか
り、 感電の危険があります。
▶ 使用中は、 作業者および現場で直近に居合わせる人々は、 適切な保護メガネ、 保護ヘルメット、 耳
栓、 保護手袋、 および防じんマスクを着用しなければなりません。
▶ 保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください。 先端工具に触れると、 切創事故や火傷の原因と
なることがあります。
▶ アイシールドを着用してください。 破片が身体の一部、 眼などを傷つけることもあります。
▶ 作業開始前に、 作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。 公的に承認された保護等
級および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください。 含鉛塗料、 特定
の種類の木材、 コンクリート/石材、 石英を含む岩石、 鉱物および金属などの母材から生じた粉じん
は、 健康を害する恐れがあります。
▶ 作業場の良好な換気に注意し、 必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してくださ
い。 作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾患を
起こす可能性があります。 カシやブナ材などの特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (クロム塩
酸、 木材保護剤) が使用されている場合、 発ガン性があるとされています。 アスベストが含まれる母
材は、 必ず専門家が取り扱うようにしてください。
▶ 休憩を取って、 指を動かして血行を良くするように心がけてください。 長時間作業の際には、 振動に
より指、 手あるいは手首の関節の血管あるいは神経系に障害が発生する可能性があります。
Printed: 14.05.2018 | Doc-Nr: PUB / 5324634 / 000 / 01