Hilti TE 50 取扱説明書

  • Hilti TE 50-AVR コンビハンマードリルの取扱説明書の内容を理解しました。この機器の使用方法、機能、メンテナンス、トラブルシューティングなど、あらゆる質問にお答えできます。例えば、AVRシステムによる振動低減効果や、各種作業モードの切り替え方などについてご質問ください。
  • TE 50-AVRの主な用途は?
    AVRシステムとは?
    サービスインジケーターが点灯または点滅したらどうすればよいですか?
    先端工具の交換方法は?
    連続動作モードはどのようにオンオフしますか?
TE 50-AVR
日本語
Printed: 12.12.2018 | Doc-Nr: PUB / 5283620 / 000 / 02
Printed: 12.12.2018 | Doc-Nr: PUB / 5283620 / 000 / 02
TE 50-AVR
オリジナル取扱説明
Printed: 12.12.2018 | Doc-Nr: PUB / 5283620 / 000 / 02
Printed: 12.12.2018 | Doc-Nr: PUB / 5283620 / 000 / 02
日本語 1
1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みくださいこのことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条
件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
取扱説明書は常に製品とともに保管し、の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されていま
危険
危険
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使われます。
警告
警告
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために使われます。
注意
注意
この表記は、軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
リサイクル可能な部品の取扱い
工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりませ
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります
概要図には項目番号が付されていて、製品概要セクションの凡例の番号に対応していま
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 製品により異なる記
1.3.1 製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されています
回転+打撃(打撃穿孔
ハツリ作業
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2 日本語
チゼル角度調整
電気絶縁保護クラス II(二重絶縁)
毎分回転数
無負荷回転数
直径
無線データ転送
1.4 製品情報
製品はプロ仕様で製作されておりその使用、保守、修理を行うのは、認定を受けトレーニング
された人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。
製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ
コンビハンマードリ TE 50AVR
製品世代 03
製造番号
1.5 適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言し
ます。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
2 安全
2.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事項 安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。これらを守らないと、電、火災およ
び/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください
安全上の注意で使用する用「電動工具」とはお手持ちの電動ツール(電源コード使用)およびバッテリー
ツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安
作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてくださいちらかった暗い場所での作業は事故を起こす恐れ
があります。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでく
ださい。電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
動工具の使用中子供や無係者を作場へ近づけなでくださ作業に気がそされると
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
電気に関する安全注意事項
電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。プラグは絶対に変更し
ないでください。アースした電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。オリジナル
のプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
パイプ、ジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
電動工具を雨や湿気から保護してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を持
ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。電源コードを火気、オイル鋭利な刃物
本体の可動部等に触れる場所に置かないでください。コードが損傷したり絡まったりしていると、感電
の危険が大きくなります。
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屋外工事の場合には、屋外専用の延長コードのみを使用してください。屋外専用の延長コードを使用す
ると、感電の危険が小さくなります。
湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。漏電遮断器を
使用すると、感電の危険が小さくなります。
作業者に関する安全
電動工具を使用の際には油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。れてい
る場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。けがに備え、電動工具の使用状況に応じた粉
じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してください。
電動工具の不意な始動は避けてください電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前や本
体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。オン/オ
フスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したりする
と、事故の原因となる恐れがあります。
電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。調節キーやレンチが
本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります
作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
作業に適した作業着を着用してください。だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。髪、衣服、
手袋を本体の可動部に近づけないでください。ぶだぶの衣服、装身具、長い髪が可動部に巻き込まれ
る恐れがあります。
吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認
してください。吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
電動工具の使用および取扱い
無理のある使用を避けてください。作業用途に適した電動工具を使用してください。適切な電動工具の
使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
スイッチに支障がある場合には、電動工具を使用しないでください。スイッチで始動および停止操作の
できない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜
か、バッテリーを取り外してください。この安全処置により、電動工具の不意の始動を防止することが
できます。
電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。電動工具に関す
る知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用はお避けください未経験者による電
動工具の使用は危険です。
電動工具は慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、動工具の
運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。電動工具を再度ご使用にな
る前に、損傷部分の修理を依頼してください。発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が
原因となっています
先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、スムーズになります。
電動工具アクセサリー、端工具などは、れらの説明書に記載されている指示に従って使用してく
ださい。その際、作業環境および用途に関してもよくご注意ください指定された用途以外に電動工具
を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。た、必ず純正部品を使用してく
ださい。これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.2 ハンマーに関する安全上の注意
耳栓を着用してください。騒音により、聴覚に悪影響が出る恐れがあります。
本体には一緒に納品された補助ハンドルを使用してください。これ以外のハンドルを使用すると、コン
トロールを失ってけがをする恐れがあります。
隠れた電線や装置自体の電源コードに先端工具が接触する可能性のある作業を行う場合は、必ず本体の
絶縁されたグリップを持ってください。通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧
がかかり、感電の危険があります。
2.3 その他の安全上の注
作業者に関する安全
本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
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本体は決して加工や改造を加えないでください。
剥がし作業の場合には、業側と反対の領域を保護してください。剥がれた部分が脱落、落下して他の
人を負傷させる危険があります。
本体は、に両手でグリップを掴んでしっかりと保持してください。グリップは乾燥した清潔な状態を
保ってください。
サイドハンドルは常に外側を掴んでください。穿孔作業時およびねじ締めの際は、本体が横にそれるこ
とがあります。
回転部品に触れないでください - 負傷の危険!
本体の使用中は、適切な保護メガネ、保護ヘルメット、耳栓、保護手袋および防じんマスクを着用してく
ださい。
保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください。先端工具に触れると、切創事故や火傷の原因とな
ることがあります。
アイシールドを着用してください。破片が身体の一部眼などを傷つけることもあります。
作業開始前に、作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。公的に承認された保護等級
および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください
きるだけじん装置や適な可動集ん装置を使用てくださ含鉛塗料特定種類の木
コンクリート/石材石英を含む岩石、物および金属などの母材から生じた粉じんは、康を害する
恐れがあります。
作業場の良好な換気に注意し、必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してくださ
い。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりするとアレルギー反応や呼吸器疾患を起
こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加(クロム塩酸、
木材保護剤)使用されている場合、ガン性があるとされています。アスベストが含まれる母材は
必ず専門家が取り扱うようにしてください。
休憩を取って、指を動かして血行を良くするように心がけてください。長時間作業の際には、動によ
り指、手あるいは手首の関節の血管あるいは神経系に障害が発生する可能性があります。
電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。誤っ
て電線を損傷すると本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。
電動工具の慎重な取扱いおよび使用
先端工具がブロックしたら直ちに電動工具をオフにします。本体は側方へとずらすことができます。
電動工具は停止するまで置かないでください。
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3 製品の説明
3.1 製品概要
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@
チャック
;
デプスゲージ
=
機能切り替えスイッ
%
無段変速スイッチ
&
サービスインジケーター
(
AVR(アクティブバイブレーションリダ
ション)
)
電源コード
+
サイドハンドル
3.2 接続可能な電源コード付き仕様
@
ロックボタン
;
電動工具の接続部
=
コーディングされた脱着式プラグ付きの電
源コード
3.3 正しい使用
本書で説明している製品はニューマチック構造の打撃機構を備えた電動式コンビハンマードリルです
本製品は、コンクリート、石材、木材および金属への穿孔作業用の工具です。さらに、本製品は石材への軽
度あるいは中程度のハツリ作業、およびコンクリートへの再加工作業に使用できます。
必ず銘板に表示されている電圧周波数で使用してください。
3.4 考えられる誤った使
本製品は、健康を損なう危険のある母材を作業するには適していません
本製品は、湿気の多い環境での作業には適していません。
3.5 Active Vibration Reduction
本製品は、振動を大幅に低減させるActive Vibration Reduction (AVR) システムを装備しています。
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3.6 クイックリリースチャック(アクセサリー
クイックリリースチャックにより、追加工具なしで迅速に先端工具の交換を行うことができます。クイック
リリースチャックは、木材および鉄工用ドリルビット、または「打撃なし モードで使用する攪拌ツー
などの、シャンク形状が円または六角の先端工具に適しています。
3.7 サービスインジケーター
本製品はサービスインジケーターを装備しています。
状態 意味
サービスインジケーター点灯 作動時間がサービス期限に達しています
サービスインジケーター点滅 製品コンビマーの修Hilti
サービスセンターにご依頼ください。
3.8 本体標準セット構成
コンビハンマードリル、サイドハンドル、取扱説明書。
その他の本製品用に許可されたシステム製品については、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせい
ただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
4 製品仕様
4.1 コンビハンマードリ
定格電圧、定格電流、周波数および/または定格電力については、国別の銘板でご確認ください。
発電機または変圧器を使用しての作業の場合は、それらは本体の銘板に記載されている定格電力よ 2
以上大きな出力がなければなりません。変圧器または発電機の作動電圧は、常に本体の定格電圧の +5 %...-
15 % の範囲になければなりません。
TE 50AVR
重量(EPTA プロシージャ 01 に準拠)
6.1 kg
保管温度
−20 70
作動時の周囲温度
−17 60
Ø ハンマードリルビット
12 mm 32 mm
Ø 木工用ドリルビット
6 mm 35 mm
Ø 鉄工用ドリルビット
6 mm 13 mm
4.2 騒音および振動値について(EN 60745 準拠)
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測
定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、
異なる先端工具を取り付けて使用したり、手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異
なることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際に
は使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著し
く低くなる可能性があります。作業者を騒音および/または振動による影響から保護するために、他にも安
全対策を立ててください(例電動工具および先端工具の手入れや保守、手を冷やさないようにする、作業
手順の編成)
騒音排出値
TE 50AVR
サウンドパワーレベ (L
WA
)
108 dB(A)
サウンドパワーレベルの不確実性 (K
WA
)
3 dB(A)
サウンドプレッシャーレベル (L
pA
)
97 dB(A)
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (K
pA
)
3 dB(A)
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合計振動値
TE 50AVR
金属への穿孔 (a
h, D
)
< 5 m/s²
コンクリートへの打撃穿孔 (a
h,HD
)
9 m/s²
ハツリ作業 (a
h, Cheq
)
8 m/s²
振動値に対する不確実性 (K)
1.5 m/s²
5 ご使用方法
5.1 作業準備
注意
負傷の危険! 製品は意図せず作動することがあります。
本体の設定やアクセサリーの交換を行う前に電源プラグを抜いてください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.1.1 サイドハンドルを取り付ける
1. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを緩めます。
2. クランピングバンドを前方から取付け用溝のところまでスライドさせてチャックへと取り付けます。
3. サイドハンドルをご希望の位置にします
4. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを張ります。
5.1.2 デプスゲージを取り付ける(オプション)
1. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを緩めます。
2. デプスゲージを前方から取付け用の 2 個のガイド穴に通します。
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3. グリップを回してサイドハンドルのクランピングバンドを張ります。
デプスゲージが取り付けられました。穿孔深さの調整
4. デプスゲージの固定ネジを緩めます。
5. デプスゲージをご希望の穿孔深さにセットします。
6. デプスゲージの固定ネジを締めます。
5.1.3 先端工具を装着/取り外す
注意
負傷の危険! 使用中に先端工具が高温になる場合があります。
先端工具の交換時には保護手袋を着用してください
熱くなっている先端工具を引火性の高い物質の上に置かないでください
1. 先端工具のコネクションエンドにグリスを軽く塗布します。
2. 先端工具をチャックのストップ位置まで差し込み、ロックさせます。
製品は作動可能状態です。
3. チャックロックスリーブをストップ位置まで引き戻し、先端工具を取り外します。
必ずHilti 純正グリスを使用してください。適切でないグリスを使用すると、製品の損傷の原因
となることがあります。
5.2 作業
注意
損傷の危険 不正な取扱い!
作動中は、回転方向および/または機能選択用スイッチを操作しないでください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
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5.2.1 回転+打撃(打撃穿孔)
1.
機能切り替えスイッチを「回転+打撃」 位置にします。
2. ドリルビットをを母材に接触させます。
3. コントロールスイッチを押します。
製品が作動します。
5.3 チゼル角度調整
注意
負傷の危険! ハツリ方向のコントロールの喪失。
「チゼル角度調整」置で作業をしないでください。能切り替えスイッチ「ハツリ作業」位置に
し、その位置にロックさせます。
チゼルは 24 の異なる位置に(15° ステップで)調整することができます。これによってコールドチゼ
ルでもスケーリングチゼルでも、最適の角度で作業できます。
1.
機能切り替えスイッチを「チゼル角度調整 の位置にします。
2. チゼルをご希望の位置に回します。
3.
機能切替スイッチを「ハツリ作業」 の位置にし、その位置にロックさせます。
製品は作動可能状態です。
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5.3.1 ハツリ作業
機能切り替えスイッチを「ハツリ作業」 位置にします。
5.3.2 連続動作モードをオンにする/オフにす
ハツリモードで作業する場合、ON/OFF スイッチを作動状態でロックできます。
1. 連続動作モード用ロックボタンを前方へ押します。
2. ON/OFF スイッチを完全に押し込みます。
製品が連続動作モードで作動します。
3. 連続動作モード用ロックボタンを後方へ押します。
製品がスイッチオフになります
6 接続可能なコード
6.1 接続可能な電源コードを接続する
注意
負傷の危険 電気接点が汚れていると漏れ電流が発生して負傷の危険があります。
脱着式電気プラグは、必ず汚れがなく、乾燥した通電のない状態で電動工具に接続してください。
1. コーディングされた脱着式電気プラグを本体のストップ位置まで、ロックの作動音が聞こえるまで差し
込みます。
2. 電源プラグをコンセントに差し込みます
6.2 接続可能な電源コードを電動工具から外
1. 電源プラグをコンセントから抜きます。
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2. ロックボタンを押しコーディングされた脱着式電気プラグを引き抜きます。
3. 電源コードを本体から外します。
7 手入れと保守
警告
感電による危険! 電源プラグをコンセントに接続した状態で手入れや保守を行うと、重傷事故および火傷
の危険があります。
手入れや保守作業の前に、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください!
手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
保守
警告
感電による危険! 電気部品の誤った修理は重傷事故および火傷の原因となることがあります。
電気部品の修理を行うことができるのは、訓練された修理スペシャリストだけです
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちHilti サービスセ
ンターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせ
いただくか、あるいはwww.hilti.group.
8 搬送および保管
電動工具は先端工具を装着した状態で搬送しないでください
電動工具は常に電源プラグを外して保管してください。
本体は、乾燥している場所に、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してくださ
い。
電動長期使に損
チェックしてください。
9 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください
9.1 故障時のヒント
故障 考えられる原因 解決策
本体が始動しない。 主電源が供給されていない 他の電動工具を接続して機能を
点検する。
電源遮断後に電子インターロッ
クがアクティブになった。
本体をオフにして、再びオンに
する。
打撃がない。 本体温度が低すぎる ロータリーハンマードリルを母
材に接触させて、イドリング
回転させる。打撃機構が始動す
るまでこれを繰り返す。
コンビハンマードリルがフル
パワーにならない。
延長コードの導体断面積が不十分。 分な
コードを使用する。
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故障 考えられる原因 解決策
コンビハンマードリルがフル
パワーにならない。
供給電源の電圧が低すぎる。 コンビハンマードリルを別の電
源に接続する。
ドリルビットが回転しない。 機能切り替えスイチがロックさ
れてないるいは「ハツリ作
業」 または「チゼル角度調整」
の位置にある。
を「回
+ 打撃」 の位置にする。
ドリルビットのロックが外れ
ない。
チャックが完全にき戻されてい
ない。
クス
トップ位置まで引き戻し、先端
工具を取り外す。
サイドハンドルがしく取り付け
られていない。
サイドハンドルを緩めてクラ
ンピングバンドとサイドハンド
ルが奥でロックされるように正
しい位置に取り付ける。
カーボンブラシの交換の後
サービスインジケーターが点
灯。
電気接点はまだ慣し運転されて
いない。
カーボンブラシをアイドリング
で連続して 1 分間以上慣らし運
転する。
10 廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されな
ければなりません。多くの国でHilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細について
は弊社営業担当またHilti 代理店・販売店にお尋ねください。
電動工具、電子機器およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりません!
11 RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン)
下記のリンクより、有害物質を記載した表を確認できます:qr.hilti.com/r4902202。
本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。
12 メーカー保証
保証条件に関するご質問は、最寄りのHilti 代理店・販売店までお問い合わせください。
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