R-26

Roland R-26 取扱説明書

  • Roland R-26 ポータブルレコーダーの取扱説明書の内容を理解しています。 このデバイスの機能、使用方法、設定方法など、ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。 例えば、同時録音チャンネル数、対応ファイル形式、マイクの種類、電源の種類、パソコンとの接続方法など、様々な内容についてお答えできます。
  • R-26で録音できるファイル形式は?
    内蔵マイクの種類は?
    外部マイク接続端子は?
    電源は?
    パソコンとの接続方法は?
安全上のご注意
警告
この機器および AC アダプターを分
解したり、改造したりしないでくだ
さい。
修理/部品の交換などで、取扱説明
書に書かれていないことは、絶対に
しないでください。必ずお買い上げ
店またはローランドお客様相談セン
ターに相談してください。
完全に電源を切るときは、コン
セントからプラグを抜く
電源スイッチを切っても、本機は主
電源から完全に遮断されてはいませ
ん。完全に電源を切る必要があると
きは、本機の電源スイッチを切った
あと、コンセントからプラグを抜い
てください。そのため、電源コード
のプラグを差し込むコンセントは、
本機にできるだけ近い、すぐ手の
届くところのものを使用してくださ
い。
警告
次のような場所に設置しないでくだ
さい。
•温度が極端に高い場所(直射日光
の当たる場所、暖房機器の近く、
発熱する機器の上など)
•水気の近く(風呂場、洗面台、濡
れた床など)や湿度の高い場所
•湯気や油煙が当たる場所
•塩害の恐れがある場所
•雨に濡れる場所
•ほこりや砂ぼこりの多い場所
•振動や揺れの多い場所
この機器を、ぐらつく台の上や傾い
た場所に設置しないでください。必
ず安定した水平な場所に設置してく
ださい。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)「使用上のご注意」(P.6)
をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよく
お読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
©2011ローランド株式会社本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
Roland は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の商標または登録商標です。
安全上のご注意
3
警告
AC アダプターは、必ず付属のもの
を、AC100V の電源で使用してく
ださい。
電源コードは、必ず付属のものを使
用してください。また、付属の電源
コードを他の製品に使用しないでく
ださい。
電源コードを無理に曲げたり、電源
コードの上に重いものを載せたりし
ないでください。電源コードに傷が
つき、ショートや断線の結果、火災
や感電の恐れがあります。
この機器を単独で、あるいはヘッド
ホン、アンプ、スピーカーと組み合
わせて使用した場合、設定によって
は永久的な難聴になる程度の音量に
なります。大音量で、長時間使用し
ないでください。万一、聴力低下や
耳鳴りを感じたら、直ちに使用をや
めて専門の医師に相談してくださ
い。
この機器に、異物(燃えやすいも
の、硬貨、針金など)や液体(水、
ジュースなど)を絶対に入れないで
ください。また、この機器の上に液
体の入った容器を置かないでくださ
い。ショートや誤動作など、故障と
なることがあります。
次のような場合は、直ちに電源を
切って AC アダプターをコンセント
から外し、お買い上げ店またはロー
ランドお客様相談センターに修理を
依頼してください。
•AC アダプター本体、電源コード、
またはプラグが破損したとき
•煙が出たり、異臭がしたとき
•異物が内部に入ったり、液体がこ
ぼれたりしたとき
•機器が(雨などで)濡れたとき
•機器に異常や故障が生じたとき
お子様のいるご家庭で使用する場
合、お子様の取り扱いやいたずらに
注意してください。必ず大人のかた
が、監視/指導してあげてください。
警告
この機器を落としたり、この機器に
強い衝撃を与えないでください。
電源は、タコ足配線などの無理な配
線をしないでください。特に、電源
タップを使用している場合、電源
タップの容量(ワット/アンペア)
を超えると発熱し、コードの被覆が
溶けることがあります。
外国で使用する場合は、お買い上げ
店またはローランドお客様相談セン
ターに相談してください。
電池は、充電、加熱、分解したり、
または火や水の中に入れたりしない
でください。
電池を、日光、炎、または同様の過
度の熱にさらさないでください。
電池は、間違った使いかたをすると、
液もれ、発熱、発火、破裂などの危
険があります。ご使用の前に、電池、
充電器に付属の注意事項を必ず最後
まで読み、注意事項を守って正しく
お使いください。
充電池/充電器は、必ず電池メー
カーで指定された充電池と充電器の
組み合わせでお使いください。
安全上のご注意
4
注意
この機器と AC アダプターは、風
通しのよい、正常な通気が保たれ
ている場所に設置して、使用して
ください。
AC アダプターを機器本体やコンセ
ントに抜き差しするときは、必ず
プラグを持ってください。
定期的に AC アダプターを抜き、
乾いた布でプラグ部分のゴミやほ
こりを拭き取ってください。また、
長時間使用しないときは、AC アダ
プターをコンセントから外してく
ださい。AC アダプターとコンセン
トの間にゴミやほこりがたまると、
絶縁不良を起こして火災の原因に
なります。
接続したコードやケーブル類は、
繁雑にならないように配慮してく
ださい。特に、コードやケーブル
類は、お子様の手が届かないよう
に配慮してください。
この機器の上に乗ったり、機器の
上に重いものを置かないでくださ
い。
濡れた手で AC アダプターのプラ
グを持って、機器本体やコンセン
トに抜き差ししないでください。
この機器を移動するときは、AC
ダプターをコンセントから外し、
外部機器との接続を外してくださ
い。
お手入れをするときには、電源を
切って AC アダプターをコンセン
トから外してください(P.22)
落雷の恐れがあるときは、早めに
AC アダプターをコンセントから外
してください。
注意
電池の使いかたを間違えると、破
裂したり、液漏れしたりします。
P.21
•電池の + - を間違えないよう
に、指示どおり入れてください。
•新しい電池と一度使用した電池
や、違う種類の電池を混ぜて使用
しないでください。
•長時間使用しないときは、電池を
取り出しておいてください。
•液漏れを起こした場合は、柔らか
い布で電池ケースについた液をよ
くふきとってから新しい電池を入
れてください。また、漏れた液が
身体についた場合は、皮膚に炎症
を起こす恐れがあります。また眼
に入ると危険ですのですぐに水で
よく洗い流してください。
•電池を、金属性のボールペン、ネッ
クレス、ヘアピンなどと一緒に携
帯したり、保管したりしないでく
ださい。
使用済みの電池は、各地域のゴミ
分別収集のしかたに従って、捨て
てください。
下記の部品はお子様が誤って飲み
込んだりすることのないよう手の
届かないところへ保管してくださ
い。
•付属品
SD カード(P.28)
接地端子ネジは、お子様が誤って
飲み込んだりすることのないよう
取り外した状態で放置しないでく
ださい。再度ネジを取付ける際は、
緩んで外れないように確実に取り
付けてください。
安全上のご注意
5
注意
ファンタム電源供給の必要なコン
デンサー・マイクを接続したとき
以外は、ファンタム電源を必ずオ
フにしてください。ダイナミック・
マイクやオーディオ再生装置など
にファンタム電源を供給すると故
障の原因になります。マイクの仕
様については、お使いのマイクの
取扱説明書をお読みください。
(本機のファンタム電源:DC48V、10mA
Max)
使い方によっては電池が高温にな
ることがありますので、やけどし
ないよう注意してください。
6
使用上のご注意
電源について
•本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコ
ンなどのインバーター制御の製品やモーター
を使った電気製品が接続されているコンセン
トと同じコンセントに接続しないでくださ
い。電気製品の使用状況によっては、電源ノ
イズにより本機が誤動作したり、雑音が発生
する恐れがあります。電源コンセントを分け
ることが難しい場合は、電源ノイズ・フィル
ターを取り付けてください。
•AC アダプターを長時間使用すると AC アダ
プター本体が多少発熱しますが、故障ではあ
りません。
•接続するときは、誤動作やスピーカーなどの
破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を
切ってください。
•この機器は演奏や操作をやめてから 30 分経
過すると、自動的に電源が切れます(工場出
荷時の設定)。自動で電源を切る必要がない
場合は 94 ページに記載の手順で「オート・
オフ」の設定をオフにしてください。
電池について
•電池のセットや交換は、誤動作やスピーカー
などの破損を防ぐため、他の機器と接続する
前にこの機器の電源を切った状態で行なって
ください。
•電池で使用する場合はアルカリ乾電池、充電
式ニッケル水素電池を使用してください。
設置について
•この機器の近くにパワー・アンプなどの大型
トランスを持つ機器があると、ハム(うなり)
を誘導することがあります。この場合は、こ
の機器との間隔や方向を変えてください。
•テレビやラジオの近くでこの機器を動作させ
ると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオ
から雑音が出ることがあります。この場合は、
この機器を遠ざけて使用してください。
•携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用
すると、着信時や発信時、通話時に本機から
雑音が出ることがあります。この場合は、そ
れらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは
電源を切ってください。
•直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近
く、閉め切った車内などに放置しないでくだ
さい。変形、変色することがあります。
•極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部
に水滴がつく(結露)ことがあります。その
まま使用すると故障の原因になりますので、
数時間放置し、結露がなくなってから使用し
てください。
•設置条件(設置面の材質、温度など)によっ
ては本機のゴム足が、設置した台などの表面
を変色または変質させることがあります。ゴ
ム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心
してお使いいただけます。この場合、本機が
滑って動いたりしないことを確認してからお
使いください。
•本機の上に水の入った容器、殺虫剤、香水、
アルコール類、マニキュア、スプレー缶など
を置かないでください。また、表面に付着し
た液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で拭
き取ってください。
お手入れについて
•通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きする
か、堅く絞った布で汚れを拭き取ってくださ
い。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ
布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾
拭きしてください。
•変色や変形の原因となるベンジン、シンナー
およびアルコール類は、使用しないでくださ
い。
修理について
•お客様がこの機器や AC アダプターを分解、
改造された場合、以後の性能について保証で
きなくなります。また、修理をお断りする場
合もあります。
•修理に出される場合、記憶した内容が失われ
ることがあります。大切な記憶内容は、記憶
内容をメモしておいてください。修理すると
きには記憶内容の保存に細心の注意を払って
おりますが、メモリー部の故障などで記憶内
容が復元できない場合もあります。失われた
記録内容の修復に関しましては、補償も含め
ご容赦願います。
使用上のご注意
7
•当社では、この製品の補修用性能部品(製品
の機能を維持するために必要な部品)を、製
造打切後 6 年間保有しています。この部品
保有期間を修理可能の期間とさせていただき
ます。なお、保有期間が経過した後も、故障
箇所によっては修理可能の場合がありますの
で、お買い上げ店、またはローランドお客様
相談センターにご相談ください。
その他の注意について
•記憶した内容は、機器の故障や誤った操作な
どにより、失われることがあります。失って
も困らないように、大切な記憶内容はバック
アップとしてメモしておいてください。
•SD カード、SDHC カードの失われた記憶内
容の修復に関しましては、補償を含めご容赦
願います。
•故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、
入出力端子などに過度の力を加えないでくだ
さい。
•ディスプレイを強く押したり、叩いたりしな
いでください。
•ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防
ぐため、プラグを持ってください。
•製品を使用する場合、隣近所に迷惑がかから
ないように、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽し
みいただけます。
•輸送や引っ越しをするときは、この機器が
入っていたダンボール箱と緩衝材、または同
等品で梱包してください。
•この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄
する場合、各地域のゴミの分別基準に従って
行ってください。
•接続ケーブルには抵抗が入ったものがありま
す。抵抗入りのケーブルを使用すると音が極
端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場
合があります。抵抗の入っていない接続ケー
ブルをご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、
ケーブルの仕様につきましては、ケーブルの
メーカーにお問い合わせください。
外部メモリーの取り扱い
•SD カード、SDHC カードは、確実に奥まで
差し込んでください。
ラベル面を上に
•SD カード、SDHC カードの端子の部分に触
れたり、汚したりしないでください。
•SD カード、SDHC カードは精密な電子部品
で作られていますので、取り扱いについては
次の点に注意してください。
•静電気による破損を防ぐため、取り扱う
前に身体に帯電している静電気を放電し
ておく。
•端子部に手や金属で触れない。
•曲げたり、落としたり、強い衝撃を与え
たりしない。
•直射日光の当たる場所や、閉め切った自
動車の中などに放置しない。
•水に濡らさない。
•分解や改造をしない。
CD DVD の取り扱い
•ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷を
つけたりしないでください。データの読み出
しがうまくいかないことがあります。ディス
クの汚れは、市販の専用クリーナーでクリー
ニングしてください。
使用上のご注意
8
著作権について
•第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、
実演、その他)の一部または全部を、権利者
に無断で録音、録画、複製あるいは改変し、
配布、販売、貸与、上演、放送などを行うこ
とは法律で禁じられています。
•本製品は技術的保護手段による制約の一部ま
たは全部を受けずに録音、録画あるいは複製
を行うことができます。これは本製品が音楽
制作や映像制作を目的としており、他者の著
作権を侵害しない作品(自作曲など)の録音、
録画あるいは複製まで、制約を受けることが
ないよう設計されているためです。
•製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音色波
形データ、スタイルデータ、伴奏パターン、
フレーズデータ、オーディオループ、画像デー
タなど)の著作権は当社および/またはアト
リエビジョン株式会社が保有しています。
•製品に内蔵、付属されたコンテンツを、そ
のまま、もしくは酷似した形態で取り出し、
別の記録媒体に固定して配布したり、コン
ピュータネットワークを通じて公開したりす
ることはできません。
•同梱の DVD-ROM を開封する前に、必ず「使
用許諾契約書」をお読みください。DVD-
ROM を開封した時点で、使用許諾契約書に
記載された事項をご承諾いただいたことにな
ります。
※文中記載の会社名及び製品名は、各社の登
録商標または商標です。
※Microsoft、Windows、WindowsVista、
は、米国 MicrosoftCorporation の登録商
標または商標です。
※Windowsの正式名称は、Microsoft
Windowsoperatingsystemです。
※Apple、Macintosh、MacOS は、米国
Apple,Inc. の登録商標または商標です。
※MMP(MooreMicroprocessorPortfolio
はマイクロプロセッサーのアーキテクチャー
に関する TPL(TechnologyProperties
Limited)社の特許ポートフォリオです。
当社は、TPL社よりライセンスを得ています。
※MPEGLayer-3ーデオ圧技術
FraunhoferIIS社とTHOMSONmultimedia
社よラインスていす。
※SD ロゴ(
)および SDHC ロゴ
)は SD-3C,LLC の商標です。
※ASIOは、SteinbergMediaTechnologies
GmbH. の商標です。
※本製品には、イーソル株式会社のソフトウェ
アプラットフォーム「eCROS ™」が搭載さ
れています。
※MP3codecisCopyright©1995-2010,
SPIRIT.
9
概要 準備 録音 再生 ファイル操作 パソコン 資料
目次
安全上のご注意                  2
使用上のご注意                  6
こんなことができます            11
R-26 の概要                    13
各部の名称とはたらき..........13
画面の構成. . . . . . . . . . . . . . . . . .16
基本画面 . . . . . . . . . . . . . . .16
メニュー画面. . . . . . . . . . . .18
準備する                      20
電源を準備する. . . . . . . . . . . . . . .20
電池をセットする. . . . . . . . .20
AC アダプターをつなぐ. . . .22
外部電源を使用する. . . . . . .23
電源を入れる/切る. . . . . . .24
日付と時刻を設定する..........25
SD カードを準備する. . . . . . . . . .26
SD カードをセットする. . . .26
SD カードを取り出す. . . . . .26
SD カードを初期化する. . . .27
ヘッドホンやスピーカーを接続す
る. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .29
録音する                      30
録音するまでの流れ. . . . . . . . . . .30
録音の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . .31
録音モードを選ぶ. . . . . . . . .31
録音ソースを選ぶ. . . . . . . . .31
サンプリング周波数を設定
する. . . . . . . . . . . . . . . . . . .33
録音フォーマットを設定する34
プリレコーディングを設定
する. . . . . . . . . . . . . . . . . . .34
プロジェクト名の付け方を
設定する . . . . . . . . . . . . . . .35
自動録音開始機能を使う. . . .35
ファイル・タイプを設定する36
入力の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . .36
内蔵マイクの設定をする. . . .36
ANALOGIN の設定をする .38
プラグイン・マイクの設定
をする. . . . . . . . . . . . . . . . .41
録音のレベルやマイクの指向性を
設定する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .42
内蔵マイクのモードを選ぶ. .42
入力センス/入力レベルを
設定する . . . . . . . . . . . . . . .44
センスを自動設定して最適
な入力レベルを表示する. . . .47
録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .48
録音/再生の基本操作. . . . .48
録音中にマークをつける. . . . . . . .50
手動でマーキングする. . . . .50
自動マーキングする間隔や
レベルを設定する. . . . . . . . .50
録音中にプロジェクトを分割する.51
手動で分割する . . . . . . . . . .51
自動分割するプロジェクト
のサイズを設定する. . . . . . .51
R-26 活用例. . . . . . . . . . . . . . . . .52
アコースティック楽器を録
音する. . . . . . . . . . . . . . . . .52
バンド演奏を録音する. . . . .58
野外で録音する . . . . . . . . . .59
コンサートを録音する. . . . .60
再生する                      62
再生の基本操作. . . . . . . . . . . . . . .62
再生モードを選ぶ. . . . . . . . .62
繰り返し再生させる. . . . . . .63
再生モードと繰り返し再生
の組み合わせ. . . . . . . . . . . .63
モニターを設定する. . . . . . .64
プロジェクトにマークをつ
ける. . . . . . . . . . . . . . . . . . .65
プロジェクトの一部を繰り
返し再生する. . . . . . . . . . . .66
再生する速度を変える. . . . .67
再生可能なファイルの種類. .67
目次
10
プロジェクトやフォルダーを操作する 68
ファインダーの基本操作. . . . . . . .68
プロジェクトを開く . . . . . . . . . . .70
プロジェクトをコピーする . . . . . .70
プロジェクトを移動する. . . . . . . .71
プロジェクトやフォルダーを削除
する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .71
プロジェクト名やフォルダー名を
変更する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .72
プロジェクトを分割/結合/不要
部分削除する. . . . . . . . . . . . . . . . .73
プロジェクトを分割する. . . .74
プロジェクトを結合する. . . .75
プロジェクトの不要部分を
削除する(トリム処理). . . . .75
プロジェクト情報を見る. . . . . . . .76
プロジェクトに音声メモを付ける
/削除する. . . . . . . . . . . . . . . . . .77
音声メモをつける. . . . . . . . .77
音声メモを削除する. . . . . . .79
MP3 ファイルを作成する. . . . . . .80
プロジェクトを修復する. . . . . . . .80
フォルダーを作成する. . . . . . . . . .81
Root にフォルダーを作成する81
フォルダー内にフォルダー
を作成する. . . . . . . . . . . . . .82
USB でパソコンにつなぐ          83
USB 接続時のモードを設定する . .83
パソコンとファイルのやり取りを
する(マス・ストレージ). . . . . . .84
R-26 とパソコンを接続する.84
プロジェクトのファイル構成86
パソコンとの接続を解除する87
R-26 をオーディオ・インター
フェースとして使う . . . . . . . . . . .89
オーディオ・インターフェー
ス・モードの基本画面......89
オーディオ・インターフェー
スのブロック・ダイヤグラム89
USB ドライバーをインス
トールする. . . . . . . . . . . . . .90
サンプリング周波数を設定
する. . . . . . . . . . . . . . . . . . .90
R-26 とパソコンを接続する.91
入力デバイスを設定する. . . .92
R-26 本体で同時に録音する.93
ダイレクト・モニターを使う93
パソコンで再生した曲を
R-26 で鳴らす . . . . . . . . . . .94
ループ・バック機能を使う. .94
R-26 本体の各種設定             95
R-26 を工場出荷時の状態に戻す
(設定の初期化). . . . . . . . . . . . . . .99
エラー・メッセージ一覧          100
トラブルシューティング          102
録音ができない. . . . . . . . . . . . . 102
再生に関するトラブル. . . . . . . . 103
その他のトラブル. . . . . . . . . . . 104
主な仕様                     106
R-26 ブロック・ダイヤグラム      108
索引                        109
11
概要 準備 録音 再生 ファイル操作 パソコン 資料
んながで
コー楽器の演奏を録音す
外部マイクと内蔵マイクを組み合わせて 4 チャンネル同時録音することで、部屋の響きを
録音したり、グランド・ピアノ全体の鳴りを録音することもできます。
『アコースティック楽器を録音する』(P.52)
演奏を録音
練習スタジオで、大音量バンドの音もクリアに録音できます。リハーサル演奏時に最適な
入力レベルの目安を自動的に検出することができます。CD 製作に使える高音質の WAV
ファイルと配信用に使える小容量の MP3 ファイルを同時に録音することもできます。
『バンド演奏を録音する』(P.58)
んながで
12
野外で録音
内蔵マイクの指向性を変えることで、遠くの音をピンポイントでねらい録りしたり、広範
囲な音を録音したりできます。
さらに最大 6 チャンネルの同時録音ができるので、特性の違うマイクで別々のチャンネル
に録音しておき、あとから最も良い状態の録音を選ぶこともできます。
『野外で録音する』(P.59)
サーを録音す
外部マイクと内蔵マイクを組み合わせて 4 チャンネル同時録音することで、客席の歓声や
会場の響きを同時に録音することもできます。
※録音が禁止されているコンサート会場では使用しないでください。
『コンサートを録音する』(P.60)
13
概要 準備 録音 再生 ファイル操作 パソコン 資料
各部の名称
1
2
3
4
7
6
10
13
12
5
8
11
9
1
無指向性(OMNI)
内蔵マ
R-26 本体内蔵の無指向性ステレオ・マ
イクです(P.42)
2
指向性(XY)内蔵マ
R-26 本体内蔵の指向性ステレオ・マイ
クです(P.42)
3
パネ
R-26 のさまざまな情報を表示したり、
設定、操作をするタッチ・パネルです
(P.16)
4
PEAK ジケー
入力の音量が大きすぎる場合に点灯し
ます。
5
[INPUT 1]
入力レベルを調節します。(P.45)
6
[INPUT 2]
入力レベルを調節します。(P.45)
7
[SENS]
入力センスや内蔵マイクのモードを設
定します(P.44)
8
[PREV]
プロジェクトの頭出しや前のプロジェ
クトを選びます。押し続けると、その
間プロジェクトを巻き戻します。再生
中、停止状態のどちらの状態でも操作
できます。
9
[NEXT]
次のプロジェクトを選びます。押し続
けると、その間プロジェクトを早送り
します。再生中、停止状態のどちらの
状態でも操作できます。
10
[MENU]
録音や再生に関する設定や日時の設
定など R-26 本体の各種設定をします
(P.95)
11
[STOP]
再生や録音を停止します。
12
[PLAY/PAUSE]
再生を開始させたり、再生や録音を一
時停止させたりします。
13
[REC]
録音待機状態にしたり、録音を開始し
ます。録音待機状態ではボタンが点滅、
録音中は点灯します。
R-26 の概要
R-26 の概要
14
14 15
16 191817
左側面
14
SD スロ
SD差しロッP.26
15
USB 端子
付属の USB ケーブルでパソコンと接続
します。R-26 で録音したプロジェクト
をパソコンに移動したり、またパソコ
ンから R-26 WAV MP3 をコピー
して、再生することができます(P.84)
また、R-26 USB オーディオ・イン
ターフェースとして使用することもで
きます(P.89)
16
POWER HOLD]
スイッチを POWER 側にスライドさ
せて電源のオン/オフを切り替えます
(P.24電源をオンにした状態でスイッ
チを[HOLD]側に固定すると HOLD
がオンになります。
HOLD をオンにしておくと、[INPUT
1]つまみと[INPUT2]つまみを除
くパネル上のボタンとタッチ・パネル
の操作が効かない状態になり、誤操作
の防止に役立ちます。
※HOLD をオンにしていても[INPUT
1]、[INPUT2]つまみは機能します
ので、録音待機状態や録音中にこれ
らのつまみを操作すると、入力レベ
ルが変わってしまいます。誤って操
作しないように注意してください。
17
DC IN 端子
付属の AC アダプター、または市販の
外部電源機器のケーブルを接続します。
『AC アダプターをつなぐ』(P.22)
『外部電源を使用する』(P.23)
2119 20 22
右側面
23
18
接地端子(アース端子)
設置条件によっては本体や接続された
マイクなどの金属部に触れると、違和
感を覚えたりざらつくような感じにな
るときがあります。これは人体にまっ
たく害のない極微量の帯電によるもの
ですが、気になる方は、必要に応じ、
接地端子を使って外部のアースか大地
に接地してご使用ください。接地した
場合、設置条件によってはわずかにハ
ム(うなり)が混じる場合があります。
なお接続方法がわからないときはお客
様相談センターにご相談ください。
※接続してはいけないところ
•水道管(感電の原因になります)
•ガス管(爆発や引火の原因になります)
•電話線のアースや避雷針(落雷のと
き危険です)
19
プ取付け軸
カバー・ウインドスクリーン・セット
(OP-R26CW別売)に付属のストラッ
プを取り付けます。
20
[VOLUME]ダイヤル
プレビュー・モニターや PHONES
子から出力される音量を調節します。
21
PHONES 端子
ヘッドホンを接続します(P.29)
R-26 の概要
15
概要 準備 録音 再生 ファイル操作 パソコン 資料
22
モニター
モニター用の内蔵スピーカーです。
PHONES 端子にケーブルが接続されて
いるときは音が出ません。
23
PLUG IN MIC 端子
ステレオ・ミニ・タイプの外部マイク
を接続します(P.41)
24
24
ANALOG IN 1/L 端子、
ANALOG IN 2/R 端子、
マイク・プリアンプ対応のアナログ・
オーディオ信号入力端子です。XLR
タイプと標準タイプのプラグに対応
し、接続する機器に応じて選ぶことが
できます。また、バランス/アン・バ
ランスのいずれも接続できます。さら
に、ファンタム電源 48V に対応して
おり、ファンタム電源対応のコンデン
サー・マイクを接続することができま
す。『ファンタム電源を供給する』(P.39)
をご覧ください。
※本機はバランス(XLR TRS)タイ
プの端子を装備しており、次のよう
に配線されています。接続する機器
の配線をご確認のうえ、接続してく
ださい。
2 1
3
1:GND (アース)
2:HOT (ホット)
3:COLD(コールド)
XLR
TIP:HOT (ホット)
RING:COLD(コールド)
SLEEVE:GND (アース)
TRS
※抵抗入りの接続ケーブルを使用す
ると、インプット(ANALOGIN、
PLUGIN)に接続した機器の音量が
小さくなることがあります。このと
きは、抵抗の入っていない接続ケー
ブルをご使用ください。
25
26
25
電池ケー
電池を入れます(P.20)
26
三脚取付けネジ穴
市販のカメラ用三脚が取り付けできる
ネジ穴です。
(ネジ穴のサイズは 1/4 インチです。
※三脚取り付けネジ穴を使用するとき
は、R-26 本体を安定して置くことが
できる三脚をお使いください。
※マイク・スタンドに取り付ける場合
は、マイクスタンドアダプター(別
売)が必要です。
R-26 の概要
16
画面の構成
基本画面
電源投入後に表示される画面を基本画面といいます。画面最下部に表示されているタブに
タッチするとプロジェクトの情報を表示したり、モニター音声やマーカーなどの設定をす
ることができます。
※R-26 では、録音、再生するデータの単位を「プロジェクト」と呼びます。プロジェク
トのファイル構成については『プロジェクトのファイル構成』(P.86)をご覧ください。
再生/停止
電源供給の状態(P20)
(AC アダプター
/電池
再生、停止の状態
録音ソース
タブ
プロジェクトの長さ
現在の日付と時刻再生経過時間
出力レベル
ピーク
[INPUT]つまみ
の値
録音
[INPUT]つまみ
の値
電源供給の状態(P20)
(AC アダプター
/電池
録音、停止の状態
録音ソース
タブ
録音可能残り時間
現在の日付と時刻録音経過時間
入力レベル
ピーク
R-26 の概要
17
概要 準備 録音 再生 ファイル操作 パソコン 資料
基本画面の
再生/停止、録音の各基本画面の画面最
下部のタブにタッチすると、プロジェク
トの情報を表示したり、モニターの設定、
プロジェクト中にマーク、再生速度など
の設定ができます。
INFO
プロジェクト名、サンプリング周波数、
ファイルのフォーマット、プロジェクト
作成日時の情報を表示します。
MON
再生/録音時のモニターの設定をします
(P.64)
LEVEL >アイコンにタッチすると出
力設定画面が表示されます。
MARK
•再生時
プロジェクト中にマークをつけます
(P.65)SET >にタッチすると現在
の位置にマークがつきます。
で現在位置の直前のマークへ、
で現在位置の直後のマークへ移動
できます。
•録音時
プロジェクト中にマークをつけます
(P.50)SET >にタッチすると現在
の位置にマークがつきます。
録音中に< SPLIT >にタッチすると
その地点から新しいプロジェクトに
分割されます。
A-B SPEED ブ(再生時のみ)
プロジェクトの中で指定した一定区間を
繰り返し再生したり(P.66)再生スピー
ドを変更します(P.67)
R-26 の概要
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ー画面
[MENU]ボタンを押して表示される画
面です。
各アイコンにタッチするとそれぞれの設
定画面に入ります。
※本書では、設定メニュー画面から<
録音設定>を選んで録音モードを選
ぶ操作を、[MENU]→<録音設定
>→<録音モード>」と表記します。
※本書では、画面を使用して機能説明
をしていますが、工場出荷時の設定
と本文中の画面上の設定は一致して
いないことがあります。あらかじめ
ご了承ください。
ンダー
入力設定
SD
R-26 の概要
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概要 準備 録音 再生 ファイル操作 パソコン 資料
録音設定
各種設定
時計設定
再生設定
ーデ I/F
初期化
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準備
電源準備す
R-26 は、AC アダプター、電池、または外部電源で動作します。
電池
電池ケースのフタ上部のくぼみ
に爪などを引っ掛けて手前に
引っ張ります。
1
電池ケースのフタをはずしま
す。
2
電池の向きに注意して、電池を
入れます。
3
電池ケースのフタを閉めます。
4
電池をセットしたら「各種設定」メニュー(P.97)でお使いになる電池の種類を設定してくだ
さい。
※電池で使用する場合はアルカリ乾電池、充電式ニッケル水素電池を使用してください。
※AC アダプターを使用する場合でも電池を入れておくと、万一製品本体から AC アダプ
ターのコードが抜けても使用することができます。
※本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、注意してください。
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