Pioneer DJM-350-W 取扱説明書

カテゴリー
DJコントローラー
タイプ
取扱説明書
1
DRA1436-C
DJM-350
2
DRA1436-C
Ja
2
もくじ
本書の見かた
本書では、製品本体に表示されているチャンネル名、ボタン名、および
ソフトウェア上のメニュー名などを、[ ] で囲んで記載しています。(
[MASTER] チャンネル、[ON/
OFF]、[File] メニュー )
安全上のご注意
警告 ............................................................................................................3
注意 ............................................................................................................3
設置場所について .....................................................................................4
製品のお手入れについて .........................................................................4
はじめに
本機の特長.................................................................................................5
システムセットアップ例 .........................................................................5
付属品を確認する .....................................................................................5
接続する
各端子の名称 .............................................................................................6
入力 /
出力端子に接続する ...................................................................... 7
操作する
コントロールパネル .................................................................................8
本機の電源スイッチについて ................................................................. 9
基本操作 ( ミキサーセクション ) ...........................................................9
ヘッドホンで音声をモニターする ( ヘッドホンセクション )
......... 10
エフェクト機能を使う ( マスターエフェクトセクション ) ............11
マイクまたは外部機器を使う ( マイク /
AUX セクション ) ...........11
演奏を録音する (USB 録音セクション ) ..........................................11
オートスタンバイ機能について ..........................................................12
その他
故障かな?と思ったら ..........................................................................13
エラーについて ......................................................................................14
本機で使える USB デバイス /
ファイルについて ............................14
保証とアフターサービス ......................................................................15
免責事項について ..................................................................................15
仕様 .........................................................................................................15
3
DRA1436-C
Ja 3
安全上のご注意
安全上のご注意
! 安全にお使いいただくために、必ずお守りください。
! ご使用の前にこの「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しく
お使いください。
この取扱説明書および製品には、製品を安全に正しくお使いいただき、
あなたや他の方々への危害や財産への損害を未然に防止するために、
ろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっていま
す。内容をよく理解してから本文をお読みください。
警
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を
負う可能性が想定される内容を示しています。
注
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能性が想定
される内容、および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
絵表示の例
△記号は注意(警告を含む)しなければならない内容であることを
示しています。図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)
が描かれています。
9記号は禁止(やってはいけないこと)を示しています。図の中に
具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
●記号は行動を強制したり指示する内容を示しています。図の中に
具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜く)
が描かれています。
警告
異常時の処置
万一煙が出ている、変なにおいや音がするなどの異常状態のまま使
用すると火災感電の原因となります。すぐに機器本体の電源スイッ
チを切り、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。煙が出
なくなるのを確認して販売店に修理をご依頼ください。お客様によ
る修理は危険ですから絶対おやめください。
万一内部に水や異物等が入った場合は、まず機器本体の電源スイッ
チを切り、電源プラグをコンセントから抜いて販売店にご連絡くだ
さい。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
万一本機を落としたり、カバーを破損した場合は、機器本体の電源ス
イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いて販売店にご連絡
ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
設置
電源プラグの刃および刃の付近にほこりや金属物が付着している場
合は、電源プラグを抜いてから乾いた布で取り除いてください。その
まま使用すると火災・感電の原因となります。
電源コードの上に重い物を載せたり、コードが本機の下敷きになら
ないようにしてください。また、電源コードが引っ張られないよう
にしてください。コードが傷ついて、火災・感電の原因となります。
コードの上を敷物などで覆うことにより、それに気付かず、重い物を
載せてしまうことがあります。
放熱をよくするため他の機器、壁等から間隔をとり、ラックなどに入
れるときはすき間をあけてください。また、次のような使い方で通風
孔をふさがないでください。内部に熱がこもり、火災の原因となるこ
とがあります。
! あおむけや横倒し、逆さまにする。
! 押し入れなど、風通しの悪い狭いところに押し込む。
! じゅうたんやふとんの上に置く。
! テーブルクロスなどをかける。
着脱式の電源コード(インレットタイプ)が付属している場合のご注意
付属の電源コードはこの機器のみで使用することを目的とした専用部品
です。他の電気製品ではご使用になれません。他の電気製品で使用した
場合、発熱により火災感電の原因となることがあります。また電源コー
ドは本製品に付属のもの以外は使用しないでください。他の電源コード
を使用した場合、この機器の本来の性能が出ないことや、電流容量不足
による発熱から火災・感電の原因となることがあります。
使用環境
この機器に水が入ったり、ぬらさないようにご注意ください。火災
感電の原因となります。雨天、降雪中、海岸、水辺での使用は特にご
注意ください。
風呂場、シャワー室等では使用しないでください。火災感電の原因
となります。
表示された電源電圧(交流 100 ボルト、50 Hz/
60 Hz)以外の電
圧で使用しないでください。火災・感電の原因となります。
この機器を使用できるのは日本国内のみです。船舶などの直流(DC)
電源には接続しないでください。火災の原因となります。
使用方法
本機の上に花びん、植木鉢、コップ、化粧品、薬品や水などの入った
容器または小さな金属物を置かないでください。こぼれたり、中に
入った場合、火災・感電の原因となります。
ぬれた手で(電源)プラグを抜き差ししないでください。感電の原因
となることがあります。
本機の通風孔などから、内部に金属類や燃えやすいものなどを差し
込んだり、落とし込んだりしないでください。火災感電の原因とな
ります。特にお子様のいるご家庭ではご注意ください。
本機のカバーを外したり、改造したりしないでください。内部には
電圧の高い部分があり、火災感電の原因となります。内部の点検
整備・修理は販売店にご依頼ください。
電源コードを傷つけたり、加工したり、無理に曲げたり、ねじった
り、引っ張ったり、加熱したりしないでください。コードが破損して
火災感電の原因となります。コードが傷んだら(芯線の露出、断線
など)、販売店に交換をご依頼ください。
雷が鳴り出したらアンテナ線や電源プラグには触れないでくださ
い。感電の原因となります。
注意
設置
電源プラグは、コンセントに根元まで確実に差し込んでください。差し込み
が不完全ですと発熱したり、ほこりが付着して火災の原因となることがあり
ます。また、電源プラグの刃に触れると感電することがあります。
4
DRA1436-C
Ja
4
電源プラグは、根元まで差し込んでもゆるみがあるコンセントに接
続しないでください。発熱して火災の原因となることがあります。
売店や電気工事店にコンセントの交換を依頼してください。
ぐらついた台の上や傾いたところなど不安定な場所に置かないでく
ださい。落ちたり、倒れたりしてけがの原因となることがあります。
本機を調理台や加湿器のそばなど油煙、湿気あるいはほこりの多い場所
に置かないでください。火災・感電の原因となることがあります。
テレビ、オーディオ機器、スピーカー等に機器を接続する場合は、
れぞれの機器の取扱説明書をよく読み、電源を切り、説明に従って接
続してください。また、接続は指定のコードを使用してください。
電源プラグを抜く時は、電源コードを引っ張らないでください。コー
ドが傷つき火災・感電の原因となることがあります。必ずプラグを
持って抜いてください。
電源コードを熱器具に近づけないでください。コードの被ふくが溶
けて、火災・感電の原因となることがあります。
移動させる場合は、電源スイッチを切り必ず電源プラグをコンセン
トから抜き、外部の接続コードを外してから、行ってください。コー
ドが傷つき火災・感電の原因となることがあります。
窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異常に温
度が高くなる場所に放置しないでください。火災の原因となること
があります。
本機の上に火がついたろうそくなどの裸火を置かないでください。
火災の原因となります。
使用方法
ディスクを使用する機器の場合、ひび割れ、変形、または接着剤など
で補修したディスクは使用しないでください。ディスクは機器内で
高速回転しますので、飛び散ってけがの原因となることがあります。
長時間音が歪んだ状態で使わないでください。スピーカーが発熱し、
火災の原因となることがあります。
本機に乗ったり、ぶら下がったりしないでください。特にお子様はご注
意ください。倒れたり、壊れたりしてけがの原因になることがあります。
電源を入れる前には音量を最小にしてください。突然大きな音が出
て聴力障害などの原因となることがあります。
ヘッドホンをご使用になる時は、音量を上げすぎないようにご注意
ください。耳を刺激するような大きな音量で長時間続けて聞くと、
力に悪い影響を与えることがあります。
旅行などで長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず電源プ
ラグをコンセントから抜いてください。
保守・点検
5 年に一度くらいは内部の掃除を販売店などにご相談ください。内部に
ほこりがたまったまま、長い間掃除をしないと火災や故障の原因となる
ことがあります。特に湿気の多くなる梅雨期の前に行うとより効果的で
す。なお、掃除費用については販売店などにご相談ください。
お手入れの際は安全のために電源プラグをコンセントから抜いて
行ってください。
設置場所について
! 熱を発生するアンプなどの上に直接置いたり、スポットライトなど
の近くで長時間使用すると、本体に悪い影響を与えますので、おや
めください。
! チューナーやテレビから離して設置してください。近くに置いた場合
は、雑音や映像の乱れが生じることがあります。なお、雑音や映像の乱
れは室内アンテナをご使用の場合に起こりやすく、このようなときは、
屋外アンテナを使用するか、本機の電源を切ってください。
製品のお手入れについて
通常は、柔らかい布でから拭きしてください。汚れがひどい場合は水で 5
〜 6 倍に薄めた中性洗剤に柔らかい布を浸してよく絞ったあと、汚れを拭
き取り、そのあと乾いた布で拭いてください。アルコール、シンナー、ベン
ジン、殺虫剤などが付着すると印刷、塗装などがはげることがありますの
でご注意ください。また、ゴムやビニール製品を長時間触れさせることも、
キャビネットを傷めますので避けてください。化学ぞうきんなどをお使い
の場合は、化学ぞうきんなどに添付の注意事項をよくお読みください。
お手入れの際は、電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。
K026_A_Ja
5
DRA1436-D
Ja 5
はじめに
はじめに
本機の特長
本機はクラブサウンドの世界標準であるパイオニア DJM シリーズの技術を継承した DJ ミキサーです。ミックスに必要な基本的な機能を搭載した
スタンダードタイプで、手軽に本格的な DJ プレイを楽しめます。
USBREC
本機で DJ プレイした音声を簡単に USB デバイス ( 携帯フラッシュメモ
リーなど ) に録音できます。また、録音した音声を本機で再生できます。
MASTEREFFECT(GATE,CRUSH,JET,
FILTER)
音声に多彩な変化を与える 4 種類のエフェクトボタンを搭載しています。
ボタンを押してツマミを回すだけで簡単に曲調をアレンジできます。
マスターエフェクトの種類は、ファームウェアの入れ換えによって切り
換えられます。
ファームウェアおよびファームウェアの入れ換え方法については、下記
の弊社ホームページをご覧ください。
http:/
/
www.prodjnet.com/
support/
3BANDEQ
高音域、中音域、低音域の音量を別々に調整できる 3 バンドイコライ
ザーを搭載しています。好みに応じて音色を変えられるだけでなく、
マミを左に回しきるとその音域の音を消せます (アイソレーター機能 )。
MIC/
AUXINPUT
マイクまたは外部機器 ( サンプラーやポータブルオーディオなど ) の音
声を入力できるマイク /
AUX 入力を備えています。CH-1 ( チャンネル
1)、CH-2 ( チャンネル 2)、および MIC/
AUX ( マイク /
AUX チャン
ネル ) の最大 3 系統の入力を使って DJ プレイを楽しめます。
FADERSTART
パイオニア製 DJ プレーヤーとコントロールコード (DJプレーヤー付属品 )
を使って接続すると、本機のフェーダー操作に連動して DJ プレーヤーの再
生をスタートさせることができます ( フェーダースタートプレイ )。
システムセットアップ例
本機と DJ プレーヤーおよび周辺機器の組み合わせによって、以下の図のような DJ システムを構築できます。
MULTI PLAYER
TEMPO
0
PLAY/PAUSE
SEARCH
TRACK SEARCH IN/CUE OUT
OUT ADJUSTHOT LOOP
RELOOP/EXIT BEAT LOOP
LOOP DRIVE
VINYL MODE
TEMPO RANGE
MASTER TEMPO
LOOP
USB
STOP
SOURCE SELECT
MP3/AAC
WAV/AIFF
CUE
PLAYLIST BPM
DISC
LOCK
REVFWD
BACK
SELECT PUSH
TIME MODE
AUTO CUE
DISPLAY
UTILITY
A.CUE
LOCK
16
REMAIN MSFTEMPO %
INFO
BROWSE
BPM
MULTI PLAYER
TEMPO
0
PLAY/PAUSE
SEARCH
TRACK SEARCH IN/CUE OUT
OUT ADJUSTHOT LOOP
RELOOP/EXIT BEAT LOOP
LOOP DRIVE
VINYL MODE
TEMPO RANGE
MASTER TEMPO
LOOP
USB
STOP
SOURCE SELECT
MP3/AAC
WAV/AIFF
CUE
PLAYLIST BPM
DISC
LOCK
REVFWD
BACK
SELECT PUSH
TIME MODE
AUTO CUE
DISPLAY
UTILITY
A.CUE
LOCK
16
REMAIN MSFTEMPO %
INFO
BROWSE
BPM
2 CHANNEL DJ MIXER
MIC /AUX
MIC
0
LEVEL
HI
AUX
LOW
MIC/AUX
ON
12 12
12 12
HEADPHONES
CUE
CH-1
CUE
MIXING
CUE MASTER
CH-2
LEVEL
PHONES
0
9
9
9
9
CD PHONO
CH- 1
FADER
START
FADER
START
CH- 1 CH- 2
9
9
9
9
CH-2
THRU
CD PHONO
TRIMTRIM
HI
MID
LOW
HI
MID
LOW
LEVEL
MASTER
LEVEL/DEPTH
FILTERCRUSH
GATE JET
MASTER EFFECT
0
PREVIEW
TRACK MARK SEARCH

PLAY
USB
STOP
REC

MASTER LEVEL
付属品を確認する
! 電源コード
! 保証書
! サービス窓口のご案内
! 取扱説明書 (本書)
6
DRA1436-C
Ja
6
接続する
機器の接続を行う場合、あるいは変更を行う場合には、必ず電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
電源コードは、機器の接続がすべて終わってから接続してください。
必ず付属の電源コードをお使いください。
各端子の名称
本体背面部
AC IN
MASTER OUTCH-2
1
L
R
2PHONO
CONTROL
SIGNAL
GND
L
R
CD
CH-1 AUX
MIC
PHONO
CONTROL
L
R
L
R
CD
1 2 7 8 93 4 5 3 4 56
1 AC IN
コンセントと接続します。電源コードは、機器の接続がすべて終わっ
てから接続してください。
必ず付属の電源コードをお使いください。
2 MASTER OUT 1,2(7ページ )
パワーアンプなどを接続します。
3 PHONO(7ページ )
アナログプレーヤーなどのフォノレベル (MM カートリッジ用 )
出力機器と接続します。DJ プレーヤーなどのラインレベルの機器を
接続しないでください。
4 CD(7ページ )
DJ プレーヤーなどのラインレベルの出力機器と接続します。
5 CONTROL(7ページ )
コントロールコード ( パイオニア製 DJ プレーヤー付属品 ) を接続します。
6 SIGNAL GND(7ページ )
アナログプレーヤーのアース線と接続します。アナログプレーヤー
接続時の雑音低減を図ります。
7 AUX(7ページ )
外部機器 ( サンプラーやポータブルオーディオ ) の出力端子と接続します。
8 MIC(7ページ )
マイクを接続します。
9 ケンジントンロック装着用穴
本体前面部
a
a PHONES(7ページ )
ヘッドホンを接続します。
6
7
DRA1436-D
Ja 7
接続する
入力 /
出力端子に接続する
! コンピュータやオーディオインターフェースなどと組み合わせて DVS(Digital Vinyl System) を構築するときは、オーディオインターフェース
と本機の入力端子の接続および入力切換スイッチの設定にご注意ください。
DJソフトウェアおよびオーディオインターフェースの取扱説明書も合わせてご覧ください。
本体背面部
AC IN
AUDIO
OUT
RL
CONTROL
USB
MASTER OUTCH-2
1
L
R
2PHONO
CONTROL
SIGNAL
GND
L
R
CD
CH-1 AUX
MIC
PHONO
CONTROL
L
R
L
R
CD
1
2
R
L
R
L
R
L
R
L
RL
1 フェーダースタート機能を使うときは、コントロールコードを接続します (10ページ )。
フェーダースタート機能は、パイオニア製 DJ プレーヤーと接続しているときだけ使えます。
2 RCA ピン - ミニプラグ (Ø 3.5 mm) 変換ケーブルを使うと、ポータブルオーディオ機器を接続できます (11ページ )。
本体前面部
8
DRA1436-C
Ja
8
操作する
コントロールパネル
2 CHANNEL DJ MIXER
MIC /AUX
MIC
0
LEVEL
HI
AUX
LOW
MIC/AUX
ON
12 12
12 12
HEADPHONES
CUE
CH-1
CUE
MIXING
CUE MASTER
CH-2
LEVEL
PHONES
0
9
9
9
9
CD PHONO
CH- 1
FADER
START
FADER
START
CH- 1CH- 2
9
9
9
9
CH-2
THRU
CD PHONO
TRIM TRIM
HI
MID
LOW
HI
MID
LOW
LEVEL
MASTER
LEVEL/DEPTH
FILTERCRUSH
GATE JET
MASTER EFFECT
0
PREVIEW
TRACK MARK SEARCH

PLAY
USB
STOP
REC

MASTER LEVEL
EQ
LEVEL
MIC/AUX
ON/OFF
MASTER
EFFECT
MASTER
LEVEL
MASTER
OUT 1
MASTER
OUT 2
RECPLAY
CROSS FADER
MIC AUX
CD1 PHONO1 CD2 PHONO2
USB I/F
PREVIEW
EQ/
ISOLATOR
TRIM
CH
FADER
EQ/
ISOLATOR
TRIM
CH
FADER
31
2
r
b
c
g
4
8
9
a
6
5
h
f
e
i
j
7
d d
op
k
l
q
m n
1 u( 電源スイッチ )(9ページ )
2 MASTER LEVEL(9ページ )
マイク /
AUX セクション
マイクまたは外部機器 ( サンプラーやポータブルオーディオなど ) の音
声を扱えます (11ページ )。
3 MIC,AUX
4 LEVEL
5 HI,LOW
6 MIC/AUX ON
ヘッドホンセクション
本機に入力されている音声をヘッドホンで確認できます (10ページ )。
7 CH-1 CUE,CH-2 CUE
8 MIXING
9 LEVEL
a PHONES
ミキサーセクション
2 系統の音声を個別に調整して基本的な DJ ミックスができます (9
ページ )。
b CD,PHONO( 入力切換スイッチ )
c TRIM
d HI,MID,LOW
e マスターレベルインジケーター
f チャンネルレベルインジケーター
g チャンネルフェーダー
h FADER START
i THRU, , ( クロスフェーダーカーブ切換スイッチ )
j クロスフェーダー
USB 録音セクション
USB デバイスに DJ プレイを録音・再生できます (11ページ )。
k USB デバイス挿入口
l USB STOP
8
9
DRA1436-C
Ja 9
操作する
m RECk/
g
n PLAYf
o TRACK MARK(PREVIEW)
p SEARCHo,p
マスターエフェクトセクション
[MASTER OUT 1, 2] から出力されている音声にエフェクトを加えます
(11ページ )。
q MASTER EFFECT(GATE,CRUSH,JET,FILTER)
r LEVEL/
DEPTH
注
製品の仕様により、本体部やリモコン ( 付属の場合 ) のスイッチを操
作することで表示部がすべて消えた状態となり、電源プラグをコンセ
ントから抜いた状態と変わらなく見える場合がありますが、電源の供
給は停止していません。製品を電源から完全に遮断するためには、
源プラグ ( 遮断装置 ) をコンセントから抜く必要があります。製品は
コンセントの近くに、電源プラグ ( 遮断装置 ) に簡単に手が届くよう
に設置し、旅行などで長期間ご使用にならないときは電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。火災の原因となることがあります。
本機の電源スイッチについて
電源をオンするとき
[u]1を押す
本機の電源をオンにします。
[u] インジケーターが緑色に点灯します。
スタンバイ状態にするとき
本機の電源がオンのとき [u]1を 2 秒以上押す
スタンバイ状態になります。
[u] インジケーターが赤色に点灯します。
! [u] をふたたび押すと、電源がオンになります。
! 本機はオートスタンバイ機能を備えています。詳しくは、12ペー
ジの「オートスタンバイ機能について」をご覧ください。
基本操作( ミキサーセクション )
音声を出力する
音声を出力する前に、本機と DJ プレーヤーなどが正しく接続されてい
るか確認してください。接続の仕方については、7ページの「入力 /
力端子に接続する」をご覧ください。
[MASTER OUT 1, 2] 端子に接続しているパワーアンプのボリュームを
適切に設定してください。ボリュームを上げすぎると大音量で音声が出
力されますのでご注意ください。
[CH-1]( チャンネル 1)1の音声を出力するとき
[CH-2]( チャンネル 2) 2 の音声を出力するときは、以下の手順の
[CH-1]を[CH-2] に置き換えてお読みください。
1 [CH-1]1の [CD,PHONO]( 入力切換スイッチ ) b
を切り換える
本機に接続している機器の中から、[CH-1] の入力ソースを選びます。
[CD]:[CD] 端子に接続している DJ プレーヤーを選びます。
[PHONO]:[PHONO] 端子に接続しているアナログプレーヤー
を選びます。
2 [CH-1]1の [TRIM]cを右に回す
[CH-1] に入力される音声レベルを調整します。
[CH-1] に音声が正しく入力されているときは、[CH-1] のチャンネルレ
ベルインジケーター f が点灯します。
トラックの音量が一番大きくなる箇所 ( サビ部分など ) で、オレンジ色
のインジケーターが点灯するように [TRIM] を調整します。
音が歪む原因となりますので赤色のインジケーターが点灯しないよう
お気をつけください。
3 [CH-1]1のチャンネルフェーダーgを奥側に動かす
[CH-1] から出力される音声レベルを調整します。
4 [THRU, , ]( クロスフェーダーカーブ切換スイッ
チ )iを切り換える
クロスフェーダーのカーブ特性を切り換えます。
[THRU]:クロスフェーダーを使わないときに選びます。
[ ]:徐々に立ち上がるカーブになります。
[ ]急峻に立ち上がるカーブになります ( クロスフェーダーが左右
どちらかの端から離れると、すぐに逆側の音声が出力されます )。
10
DRA1436-C
Ja
10
5 クロスフェーダーjを動かす
スピーカーから音声を出力するチャンネルを切り換えます。
左端:[CH-1] の音声を出力します。
センター位置[CH-1]と[CH-2] の音声をミックスして出力します。
右端:[CH-2] の音声を出力します。
! [THRU, , ]( クロスフェーダーカーブ切換スイッチ )
[THRU] に設定しているときは、この操作は必要ありません。
6 [MASTER LEVEL]2を右に回す
スピーカーから音声が出力されます。
コントロールパネルのマスターレベルインジケーター e が点灯します。
トラックの音量が一番大きくなる箇所 ( サビ部分など ) で、オレンジ色
のインジケーターが点灯するように [MASTER LEVEL] を調整します。
音が歪む原因となりますので赤色のインジケーターが点灯しないよう
お気をつけください。
音質を調整する
[CH-1]1または [CH-2]2の [HI]、[MID]、[LOW]dを回す
各ツマミで調整できる音域については、15ページの「仕様」をご覧ください。
! ツマミを左に回しきると、それぞれの音域の音声を消せます ( アイ
ソレーター機能 )。
フェーダーを使ってミックスする
あらかじめ [CH-1] 1 の音声がスピーカーから出力されている状態にな
るよう準備してください。準備の仕方については、9ページの「音声を
出力する」をご覧ください。
音声のモニターの仕方については、10ページの「ヘッドホンで音声を
モニターする ( ヘッドホンセクション )」をご覧ください。
チャンネルフェーダーを使ってミックスするとき
1 [THRU, , ]( クロスフェーダーカーブ切換スイッ
チ )iを [THRU] に設定する
2 [CH-2]2の [CD,PHONO]( 入力切換スイッチ ) b
を切り換える
3 [CH-2]2の [TRIM]cを右に回す
4 [CH-2 CUE]7を押す
ヘッドホンで [CH-2] の音声をモニターします。
5 [MIXING]8を回す
[MASTER OUT 1, 2]から出力されている音声 ([CH-1]の音声 ) [CH-2]
の音声のモニター音量バランスを調整します。
6 [CH-2] 端子に接続している DJ プレーヤーを操作する
ヘッドホンで音声を確認しながら [CH-1] のトラックのテンポに [CH-2]
のトラックのテンポを合わせます。
7 [CH-2]2のチャンネルフェーダーを奥側に動かしなが
ら、[CH-1]1のチャンネルフェーダーを手前側に動かす
スピーカーから出力されている音声を確認しながらチャンネルフェー
ダーを操作して [CH-1] の音声と [CH-2] の音声を入れ替えます。
スピーカーから [CH-2] の音声だけ出力されている状態になったらミッ
クス完了です。
クロスフェーダーを使ってミックスするとき
1 [THRU, , ]( クロスフェーダーカーブ切換スイッ
チ )iを [ ] または [ ] に設定する
2 [CH-2]2を操作する
10ページの「チャンネルフェーダーを使ってミックスするとき」 ( 手順
2 〜手順 6) に沿って操作します。
3 クロスフェーダーjを少しずつ右側に動かす
スピーカーから出力されている音声を確認しながらクロスフェーダー
を操作して [CH-1] の音声と [CH-2] の音声を入れ替えます。
スピーカーから [CH-2] の音声だけ出力されている状態になったらミッ
クス完了です。
フェーダーを使ってパイオニア製 DJ プレー
ヤーの再生を始める( フェーダースタート )
パイオニア製 DJ プレーヤーとコントロールコード (DJ プレーヤー付
属品 ) を使って接続すると、DJ プレーヤーの再生を始めるなどの操作
を、本機のフェーダーで制御できます。
フェーダースタート機能は、パイオニア製 DJ プレーヤーと接続してい
るときだけ使えます。
あらかじめ本機とパイオニア製 DJ プレーヤーを接続してください。接続の仕
方については、7ページの「入力 /
出力端子に接続する」をご覧ください。
チャンネルフェーダーを使って再生を始めるとき
1 [THRU, , ]( クロスフェーダーカーブ切換スイッ
チ )iを [THRU] に設定する
2 [FADER START]hを押す
フェーダースタート機能をオンにします。
3 チャンネルフェーダーgを一番手前の位置に動かす
4 DJ プレーヤーでキューを設定する
DJ プレーヤーがキューポイントで頭出しされて一時停止状態になります。
5 チャンネルフェーダーgを奥側に動かす
DJ プレーヤーの再生が始まります。
! チャンネルフェーダーの位置を元に戻すと、設定されているキュー
ポイントに瞬時に戻り、頭出しされて一時停止状態になります (
バックキュー )。
クロスフェーダーを使って再生を始めるとき
1 [THRU, , ]( クロスフェーダーカーブ切換スイッ
チ )iを [ ] または [ ] に設定する
2 [FADER START]hを押す
フェーダースタート機能をオンにします。
3 クロスフェーダーjを動かす
フェーダースタートさせたいチャンネルとは反対側の端まで動かします。
4 DJ プレーヤーでキューを設定する
DJ プレーヤーがキューポイントで頭出しされて一時停止状態になります。
5 クロスフェーダーjを動かす
DJ プレーヤーの再生が始まります。
! クロスフェーダーの位置を元に戻すと、設定されているキューポイント
に瞬時に戻り、頭出しされて一時停止状態になります ( バックキュー )。
ヘッドホンで音声をモニターする
( ヘッドホンセクション )
HEADPHONES
CUE
CH-1
CUE
MIXING
CUE MASTER
CH-2
LEVEL
PHONES
0
8
9
a
7
10
11
DRA1436-C
Ja 11
操作する
1 [PHONES] 端子にヘッドホンを接続する
接続の仕方については、7ページの「入力 /
出力端子に接続する」をご
覧ください。
2 [CH-1 CUE] または [CH-2 CUE]7を押す
モニターしたいチャンネルを選びます。
[CH-1 CUE]:[CH-1] の音声をモニターします。
[CH-2 CUE]:[CH-2] の音声をモニターします。
! [MASTER OUT 1, 2](マスターチャンネル ) の音声をモニターすると
きは、この操作は必要ありません。
3 [MIXING]8を回す
左に回す:[CH-1]、[CH-2] の音量が相対的に大きくなります。
センター位置[CH-1]、[CH-2] の音声と [MASTER OUT 1, 2]の
音声が同じ音量になります。
右に回す:[MASTER OUT 1, 2] の音量が相対的に大きくなります。
4 ヘッドホンセクションの [LEVEL]9を右に回す
音声がヘッドホンから出力されます。
! [CH-1 CUE] または [CH-2 CUE] をふたたび押すと、モニターが解除
されます。
! [MASTER OUT 1, 2] のモニターは解除できません。
エフェクト機能を使う
( マスターエフェクトセクション )
本機は 4 種類のエフェクトボタンを備えています。エフェクトボタンを
押すと、[MASTER OUT 1, 2] から出力されている音声にエフェクトを加
えることができます。
2 CHANNEL DJ MIXER
LEVEL/DEPTH
FILTERCRUSH
GATE JET
MASTER EFFECT
q
r
エフェクトを加える
[MASTER EFFECT(GATE,CRUSH,JET,FILTER)]qのい
ずれかを押す
音声にエフェクトが加わります。
押したボタンが点滅します。
ボタンによってエフェクトが異なります。各エフェクトについては、
下の表をご覧ください。
! 点滅しているボタンをふたたび押すと、エフェクトがオフになります。
エフェクト名 説明 LEVEL/
DEPTH
GATE
トラックのリズム部分の音声か
ら特徴となる音域をカットして
リズムに変化を与えます。
ハイハットなどの高音に
変化を与えます。
バスドラムなどの低音に
変化を与えます。
CRUSH 音をほどよく壊して、音にア
クセントをつけます。
音を壊しながら、 高音が
削れていく効果を与えます。
音を壊しながら、 低音が
削れていく効果を与えます。
JET
ジェット機が上昇したり下
降したりするときのような
効果を与えます。
ジェット機の下降時のよ
うな効果を与えます。
ジェット機の上昇時のよ
うな効果を与えます。
FILTER
高音域または低音域の音声
を取り除くことによって音
色を大きく変化させます。
高音が削れていく効果を
与えます。
低音が削れていく効果を
与えます。
エフェクトを変化させる
[LEVEL/
DEPTH]rを回す
[LEVEL/
DEPTH] を回す方向と位置によってエフェクトが変化します。
! [LEVEL/
DEPTH] をセンター位置に設定すると、元の音声が出力されます。
マイクまたは外部機器を使う
( マイク /
AUX セクション )
MIC /AUX
MIC
0
LEVEL
HI
AUX
LOW
MIC/AUX
ON
12 12
12 12
3
4
6
5
1 [MIC,AUX]3を切り換える
[MIC]:[MIC] 端子に接続しているマイクを選びます。
[AUX]:[AUX] 端子に接続している外部機器を選びます。
2 [MIC/AUX ON]6を押す
3 マイク /
AUX セクションの [LEVEL]4を右に回す
スピーカーからマイクまたは外部機器の音声が出力されます。
音質を調整する
マイク /
AUX セクションの [HI] または [LOW]5を回す
各ツマミで調整できる音域については、15ページの「仕様」をご覧ください。
演奏を録音する(USB 録音セクション )
[MASTER OUT 1, 2] 端子から出力される音声と同じ音声を USB デバイ
スに WAV ファイルとして録音できます。
! 録音によって作成されるファイル名は、[REC***.WAV] です (***
3 桁の数字です )。
PREVIEW
TRACK MARK SEARCH

PLAY
USB
STOP
REC

op
k
l
m n
1 USB デバイス挿入口kに USB デバイスをセットする
[USB STOP] インジケーター l が点滅します。
しばらくすると [USB STOP] インジケーターが点灯し、録音待機状態に
なります。
2 [RECk/
g]mを押す
録音を開始します。
[REC k/
g] インジケーター m が点灯します。
12
DRA1436-C
Ja
12
! [REC k/
g] をふたたび押すと、[REC k/
g] インジケーターが消灯し
録音を終了します。
! 連続録音可能時間は 180 分です。180 分以上続けて録音すると、
USB デバイス内の録音データが自動的に分割されます。
! 1 GB の容量の USB デバイスで約 90 分録音できます。
録音したトラックを再生する
[PLAYf]nを押す
再生が始まります。
[PLAY f] インジケーター n が点灯します。
! [PLAY f] をふたたび押すと、再生を一時停止します。
! USB デバイスの [PIONEER DJM / DJM350 REC] フォルダに保
存されている WAV ファイルだけ再生できます。
録音したトラックを試聴する
1 [MIXING]8をセンター位置より左に回す
2 [TRACK MARK(PREVIEW)]oを押し続ける
ボタンを押し続けている間、録音したトラックの音声をヘッドホンで試
聴できます。
! 試聴している音声は [CH-1] 、[ CH-2] の音声に重なってヘッドホンか
ら出力されます。
! 試聴している音声はスピーカーから出力されません。
! トラックの録音中および再生中は試聴できません。
録音したトラックを早送り /
早戻しする
再生中に [SEARCHo,p]pを押し続ける
[p] を押し続けると早送りします。
[o] を押し続けると早戻しします。
早送り /
早戻し中は [PLAY f] インジケーターが点滅します。
! 一時停止しているときは早送り /
早戻しできません。
録音したトラックを頭出しする
[SEARCHo,p]pを押す
[p] を押すと次のトラックの先頭に進みます。
[o] を押すと、再生中のトラックの先頭に戻ります。2 回続けて押す
と 1 つ前に戻ります。
録音しながらトラックを分割する
録音中に [TRACK MARK(PREVIEW)]oを押す
録音中のトラックが USB デバイスに分割されて保存されます。
! 分割されているトラックを本機で再生すると、トラックの境目で音
がとぎれることがあります。
録音したトラックを消去する
1 トラックを再生中に [PLAYf]nを押す
消去したいトラックを一時停止状態にします。
2 [PLAYf]nを 2 秒以上押す
[REC k/
g] インジケーターが点滅します。
3 [PLAYf]nを押したまま [RECk/
g]mを押す
[REC k/
g] インジケーターが点灯し、トラックが消去されます。
! [REC k/
g] インジケーターが点滅しているとき、[PLAY f] を離
すとトラック消去を中止します。
USB デバイスを取り外す
USB デバイスを取り外すときは、必ず以下の手順に従って操作してく
ださい。操作しないまま USB デバイスを取り外すと、USB デバイス
が読み込めなくなることがあります。
本機の電源をオフするときは、必ず USB デバイスを取り外してから電
源をオフしてください。
1 [USB STOP]lを 1 秒以上押す
[USB STOP] インジケーターが点滅してから消灯します。
2 USB デバイスを引き抜く
オートスタンバイ機能について
オートスタンバイ機能をオンに設定しているとき、以下の条件をすべて
満たしたまま設定時間を過ぎると自動的にスタンバイ状態になります。
本機のボタンやツマミなどを操作していない。
本機のチャンネルレベルインジケーターが点灯していない。
USB デバイスの録音・再生機能が動作していない。
オートスタンバイ機能を設定する
あらかじめ本機をスタンバイ状態にします。
1 [o]と[p]pを押しながら [u]1を押す
オートスタンバイ機能の設定変更モードに切り換わります。
マスターレベルインジケーターの最上部が点滅します。それ以外のイン
ジケーターは現在の設定時間に従って点灯します。
2 [o] または [p]pを押す
スタンバイ状態になるまでの時間を設定します。
ボタンを押すたびに設定時間が切り換わります。
マスターレベルインジケーターが設定時間に従って点灯します ( 最上部
を除く )。
オフ:消灯
20 分:下から 2 つ目まで点灯
40 分:下から 4 つ目まで点灯
60 分:下から 6 つ目まで点灯
! 工場出荷時は 20 分に設定されています。
3 [u]1を 2 秒以上押す
オートスタンバイ機能の変更内容が保存されます。
保存中は [u] インジケーターが緑色に点滅します。保存が完了すると赤
色に点灯します。
! 保存中は電源コードを取り外さないでください。
13
DRA1436-D
Ja 13
その他
その他
故障かな?と思ったら
! 故障かな?と思ったら、下記の項目を確認してください。また、本機と接続している機器もあわせて確認してください。それでも正常に動作し
ないときは、15ページの「保証とアフターサービス」をお読みのうえ、販売店にお問い合わせください。
! 静電気など、外部からの影響により本機が正常に動作しないことがあります。このようなときは、電源コードを一度抜いて 5 秒以上経ってから
再び差し込むことで正常に動作することがあります。
こんなときは ここを確認してください 対応の仕方
電源が入らない。 電源コードが正しく接続されていますか? 電源コードをコンセントへ接続してください。 (7ページ )
音が出ない、または音が小さい。 [CD, PHONO]( 入力切換スイッチ ) の位置が正しく
設定されていますか?
[CD, PHONO]( 入力切換スイッチ ) でチャンネルの入力ソースを切
り換えてください。 (9ページ )
[TRIM]、[ チャンネルフェーダー ]、[ クロスフェー
ダー ] および [MASTER LEVEL] が正しい位置に設定
されていますか?
[TRIM]、[ チャンネルフェーダー ]、[ クロスフェーダー ] および
[MASTER LEVEL] を正しい位置に設定してください。 (9ページ )
接続しているコンポやアンプは正しく設定されて
いますか?
コンポやアンプの外部入力切換や音量を正しく設定してください。
接続ケーブルが正しく接続されていますか? 接続ケーブルを正しく接続してください。 (7ページ )
端子やプラグが汚れていませんか? 端子やプラグの汚れを拭き取ってから接続してください。
音が歪む。
[MASTER LEVEL] が正しい位置に設定されていますか?
マスターレベルインジケーターのオレンジ色のインジケーターが
ピークレベルで点灯するように [MASTER LEVEL] を調整してくだ
さい。 (9ページ )
[TRIM] が正しい位置に設定されていますか?
チャンネルレベルインジケーターのオレンジ色のインジケーターがピー
クレベルで点灯するように [TRIM] を調整してください。 (9ページ )
クロスフェードできない。 [THRU,
,
]( クロスフェーダーカーブ切換ス
チ)が[THRU] に設定されていませんか?
[THRU,
,
]( クロスフェーダーカーブ切換スイッチ ) を
[THRU] 以外に設定してください。 (9ページ )
DJ プレーヤーのフェーダースタートができない。
[FADER START] がオフに設定されていませんか? [FADER START] をオンに設定してください。 (10ページ )
コントロールコードが正しく接続されていますか?
本機とDJ プレーヤーをコントロールコードで接続してください。
(7ページ )
音声ケーブルが正しく接続されていますか? 本機と DJ プレーヤーの音声出力端子を音声ケーブルで接続して
ください。 (7ページ )
エフェクトが効かない。 [MASTER EFFECT (GATE, CRUSH, JET, FILTER)] を
押していますか?
[MASTER EFFECT (GATE, CRUSH, JET, FILTER)] のいずれかを押し
てください。 (11ページ )
[LEVEL/
DEPTH] がセンター位置に設定されていま
せんか ?
[LEVEL/
DEPTH] を右または左に回してください。 (11ページ )
USB デバイスに録音したトラックを再生して
も音が出ない、または音が小さい。
[MASTER LEVEL] が正しい位置に設定されていますか?
マスターレベルインジケーターのオレンジ色のインジケーターが
ピークレベルで点灯するように [MASTER LEVEL] を調整してから
録音してください。 (9ページ )
USB デバイスに録音したトラックを再生する
と音が歪む。
[TRIM] が正しい位置に設定されていますか? チャンネルレベルインジケーターのオレンジ色のインジケーター
がピークレベルで点灯するように [TRIM] を調整してから録音して
ください。 (9ページ )
[TRACK MARK (PREVIEW)] を押し続けても、 録音し
たトラックの音声をヘッドホンで試聴できない。
[MIXING] が右に回しきった状態になっていませんか ?
[MIXING] をセンター位置より左に回してください。 (11ページ )
USB デバイスが認識されない。 USB デバイスが正しく接続されていますか?
USB デバイスを奥までしっかり差し込んでください。 (11ページ )
本機で使える USB デバイスですか ?
本機は、 外付けハードディスクおよび携帯フラッシュメモリーなどの
USB マスストレージクラスの USB デバイスに対応しています。
アナログプレーヤーを本機の [PHONO] 端子に
接続すると音が歪む。
また、[TRIM] ツマミを回してもチャンネルレベ
ルインジケーターの点灯が変わらない。
フォノイコライザー内蔵のアナログプレーヤーを
接続していませんか?
フォノイコライザー内蔵のアナログプレーヤーは [CD] 端子に接続
してください。 (7ページ )
フォノイコライザー内蔵のアナログプレーヤーに PHONO/
LINE
切換スイッチがあるときは、PHONO に切り換えてください。
アナログプレーヤーと本機の間にコンピュータ用のオー
ディオインターフェースが接続されていませんか?
コンピュータ用のオーディオインターフェースの出力がラインレ
ベルのときは [CD] 端子に接続してください。 (7ページ )
アナログプレーヤーに PHONO/
LINE 切換スイッチがあるとき
は、PHONO に切り換えてください。
14
DRA1436-C
Ja
14
エラーについて
本機が正常に動作できないときは [u]( 電源スイッチ )、[USB STOP]、[PLAY f] の各インジケーターが点滅してエラーを表示します。
以下の表で確認して処置してください。
処置しても同じエラーが表示されるときは、お買い上げの販売店またはお近くのパイオニアサービスステーションにご連絡ください。
[USB STOP] インジケーターのエラー表示について
[USB STOP] インジケーターが 2 ~ 5 回点滅を繰り返すとき
1 USB デバイスを引き抜く
2 [USB STOP] を押す
以下の表で確認して処置してください。
インジケー
ター名
インジケー
ターの点滅
回数
エラー内容 原因 処置
USB STOP
繰り返し 2 回 ファイルフォー
マット異常
USB デバイスがフォーマットされていない。 本機が対応しているファイルシステム (FAT または
HFS+) でフォーマットされている USB デバイスをお使
いください。
本機が対応していないファイルシステムの USB デバイ
スを使っている。
繰り返し 3 回 USB クラス異常
USB マスストレージクラス以外のデバイスが接続されている。
USB マスストレージクラスの USB デバイスを接続して
ください。
USB ハブが接続されている。 USB ハブは接続しないでください。
繰り返し 4 回 USBデバイスへの
書き込み異常
USB デバイスの空き容量が不足している。 十分な空き容量がある USB デバイスをお使いください。
録音データ保存先フォルダ (PIONEER DJM /
DJM350 REC) に「REC999.WAV」が存在する。
録音によって作成されるファイル名には 3 桁の数字が振
られます。この数字が 999を超えるとフォルダ内に新た
にファイルを作成できなくなります。このときはフォルダ
内のファイルを別のフォルダへ移動してください。
USB デバイスのライトプロテクトスイッチが「入」になっ
ている。
USB デバイスのライトプロテクトスイッチを「切」にし
てください。
セキュリティ機能付き USB デバイスを使っている。
セキュリティ機能がない USB デバイスをお使いください。
録音データ保存先フォルダ (PIONEER DJM /
DJM350 REC) が「読み取り専用」になっている。
録音データ保存先フォルダを書き込み可能な状態にして
ください。
繰り返し 5 回 USBデバイスの過
電流検出
本機の定格電流 (500 mA) を超える USB デバイス (
スパワー駆動ハードディスクなど ) を使っている。
本機の定格電流以内の USB デバイス (AC アダプターなどの外
部電源で駆動するハードディスクなど ) をお使いください。
PLAY f3回 再生エラー 録音データ保存先フォルダ (PIONEER DJM /
DJM350 REC) に再生可能なファイルがない。
本機で録音作業をして再生可能なファイルを作成してか
ら再生してください。
u (電源ス
イッチ ) 連続 回路異常 内部回路に異常が起きている。 本機の電源コードをコンセントから抜いてください。
本機で使える USB デバイス /
ファイルに
ついて
本機は、外付けハードディスクおよび携帯フラッシュメモリーなどの
USB マスストレージクラスの USB デバイスに対応しています。
フォルダ階層 最大 2階層 (PIONEER DJM / DJM350 REC)
最大ファイル数 最大 999トラック
対応ファイルシス
テム FAT、FAT32、HFS+
! 外付け DVD/
CD ドライブなどの光ディスク系デバイスは使えません。
! フォルダやファイルの数が多いときは、読み込みに時間がかかることがあります。
! USB デバイスに複数のパーティションの設定をしているときは、最初のパー
ティションだけ使えます。
USB デバイスをお使いいただくときのご注意
! USB デバイスによっては正常に動作しないことがあります。本機との
接続により、USB デバイスに記録されたデータが万一損失した場合、
当社は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
! USB ハブは使えません。
! フラッシュカードリーダー搭載の USB デバイスは正常に動作しな
いことがあります。
! 本機の USB 端子に許容量以上の電流が流れると [USB STOP] イン
ジケーターが 5 回点滅し、USB デバイスへの電源供給を停止して
通信を止めることがあります。正常な状態に戻すためには、本機に
接続された USB デバイスを取り外してから、[USB STOP] を押して
ください。過電流が検出された USB デバイスの再使用は避けてく
ださい。以上の方法で正常な状態に戻らない ( 通信しない ) ときは、
いったん本機の電源をオフしてから再度電源をオンしてください。
! お使いの USB デバイスによっては期待したパフォーマンスが得ら
れないことがあります。
WAV ファイルについて
本機は下記フォーマットに従った WAV ファイルに対応しています。
対応フォーマット 16 bit 非圧縮 PCM 方式、サンプリング周波数 44.1 kHz
に対応しています。
ファイル拡張子 .WAV、.wav
14
15
DRA1436-D
Ja 15
その他
保証とアフターサービス
修理に関するご質問、ご相談
裏表紙に記載の修理受付窓口、またはお買い求めの販売店にご相談ください。
保証書(別添)
保証書は必ず「販売店名購入日」などの記入を確かめて販売店から受
け取り、内容をよく読んで大切に保管してください。
保証期間は購入日から 1 年間です。
次のような場合には保証期間中および保証期間経過後にかかわらず、
能、動作の保証をいたしません。また、故障した場合の修理についても
お受けいたしかねます。
! 本機を改造して使用した場合
! 不正使用や使用上の誤りの場合
! 他社製品や純正以外の付属品と組み合わせて使用したときに、動作異
常などの原因が本機以外にあった場合。
故障、故障の修理その他にともなう営業上の機会損失 ( 逸失利益 ) は保
証期間中および保証期間経過後にかかわらず補償いたしかねますので
ご了承ください。
補修用性能部品の最低保有期間
当社はこの製品の補修用性能部品を製造打ち切り後、8 年間保有してい
ます。性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
修理を依頼されるとき
本書の 13ページの「故障かな?と思ったら」をお読みいただき、故障
かどうかご確認ください。それでも正常に動作しないときには、必ず電
源プラグを抜いてから、次の要領で修理を依頼してください。
連絡していただきたい内容
! ご住所
! お名前
! お電話番号
! 製品名:DJ ミキサー
! 型番:DJM-350
! お買い上げ日
! 故障または異常の内容
「いつ、どのくらいの頻度で、どのような操作で、どうなる」といった詳細
! 訪問ご希望日
! 訪問先までの道順と目標 ( 建物、公園など )
保証期間中は
修理に際しましては、保証書をご提示ください。保証書に記載されてい
る弊社保証規定に基づき修理いたします。
保証期間を過ぎているときは
修理すれば使用できる製品については、ご希望により有料で修理いたします。
免責事項について
! Pioneerはパイオニア株式会社の登録商標です。
! その他記載されている会社名および製品名等は、各社の登録商標また
は商標です。
! お客様がご用意した音楽ファイルを本機で再生するときは、その著作
権を守ったうえでご利用いただけますようお願いいたします。
仕様
一般
電源 ...............................................................AC 100 V、50 Hz/
60 Hz
消費電力 ............................................................................................. 18 W
待機時消費電力 ................................................................................. 0.4 W
本体質量 ........................................................................................... 3.2 kg
最大外形寸法 ....218 mm(幅) × 107 mm(高さ)× 301 mm(奥行)
許容動作温度 ............................................................ 5 °C 〜+ 35 °C
許容動作湿度 ..........................................5 %〜 85 %(結露のないこと)
オーディオ部
サンプリングレート .......................................................................48 kHz
A/
D, D/
A コンバーター ................................................................24 bits
周波数特性
CD/
AUX/
MIC ........................................................ 20 Hz 20 kHz
S/
N 比 ( 定格出力時 )
CD ...............................................................................................97 dB
PHONO ......................................................................................86 dB
MIC .............................................................................................80 dB
全高調波歪率 (CD MASTER1) ................................................0.007 %
基準入力レベル /
入力インピーダンス
CD ..........................................................................- 12 dBu/
36 kW
PHONO ................................................................. 52 dBu/
47 kW
MIC ........................................................................ 52 dBu/
10 kW
AUX ....................................................................... 12 dBu/
27 kW
基準出力レベル /
負荷インピーダンス /
出力インピーダンス
MASTER OUT ............................................. 2 dBu/
10 kW/
2.5 W
PHONES ...................................................... 2 dBu/
32 W/
150 W
定格出力レベル /
負荷インピーダンス
MASTER OUT .......................................................+ 18 dBu/
10 kW
クロストーク (CD) ............................................................................78 dB
チャンネルイコライザー特性
HI .............................................................. + 9 dB (13 kHz)
MID.............................................................. + 9 dB (1 kHz)
LOW ........................................................... + 9 dB (70 Hz)
マイク /
AUXイコライザー特性
HI ................................................... 12 dB 〜+ 12 dB (10 kHz)
LOW ..............................................- 12 dB 〜+ 12 dB (100 Hz)
入力 /
出力端子
CD入力端子
RCA ピンジャック .....................................................................2 系統
PHONO入力端子
RCA ピンジャック .....................................................................2 系統
MIC入力端子
フォーンジャック (Ø 6.3 mm) ................................................1 系統
AUX入力端子
RCA ピンジャック .....................................................................1 系統
MASTER出力端子
RCA ピンジャック .....................................................................2 系統
PHONES出力端子
ステレオフォーンジャック (Ø 6.3 mm).................................1 系統
USB端子
A タイプ ......................................................................................1 系統
CONTROL端子
ミニフォーンジャック (Ø 3.5 mm) ........................................2 系統
% 本機の仕様および外観は改良のため予告なく変更することがあります。
16
DRA1436-D
<DRA1436-D>
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Pioneer DJM-350-W 取扱説明書

カテゴリー
DJコントローラー
タイプ
取扱説明書