DJM-750-K

Pioneer DJM-750-K, DJM-750-S 取扱説明書

  • こんにちは!Pioneer DJM 750 の取扱説明書の内容を理解しています。このDJミキサーの機能、接続方法、操作方法、トラブルシューティングなど、ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。例えば、各エフェクトの使い方やMIDI設定方法などについても詳しくお答えできます。
  • 電源が入らない場合はどうすればいいですか?
    音が出ない、または音が小さい場合はどうすればいいですか?
    フェーダースタート機能を使うにはどうすればいいですか?
    BEAT EFFECTを使うにはどうすればいいですか?
    MIDIを使ってDJソフトウェアを操作するにはどうすればいいですか?
DJM-750
2Ja
もくじ
本書の見かた
本書では、製品本体に表示されているチャンネル名、ボタン名、および
ソフトウェア上のメニュー名などを、[ ] で囲んで記載しています。
( 例:[MASTER] チャンネル、[ON/OFF]、[File] メニュー )
はじめに
本機の特長 ................................................................................................ 3
接続する
本体背面部 ................................................................................................ 4
入力端子に接続する ................................................................................ 5
出力端子に接続する ................................................................................ 5
操作パネルに接続する ............................................................................ 6
ドライバソフトウェアおよび
設定ユーティリティソフトウェアについて......................................... 6
操作する
基本操作 ................................................................................................. 12
応用操作 ................................................................................................. 14
エフェクトの種類
BOOST COLOR FX/SOUND COLOR FX の種類 ..................... 16
BEAT EFFECT の種類 ....................................................................... 16
MIDI メッセージ一覧
設定を変更する
オートスタンバイ機能について ......................................................... 21
トークオーバー機能について ............................................................. 21
設定項目一覧 ......................................................................................... 21
その他
故障かな?と思ったら ......................................................................... 22
ブロックダイヤグラム ......................................................................... 24
商標および登録商標について ............................................................. 25
3
Ja
はじめに
はじめに
本機の特長
本機は、クラブサウンドの世界標準であるパイオニア DJM シリーズの
技術を継承した 4 チャンネル DJ ミキサーです。USB サウンドカード、
BOOST COLOR FX、SOUND COLOR FX、および BEAT EFFECT
など、DJ パフォーマンスのための多彩な機能を備えるだけでなく、
音質高信頼性設計および操作性の高いパネルレイアウトを採用するこ
とにより、すべての DJ のパフォーマンスを強力にサポートします。
24bit/96kHz STEREO 4IN 4OUT
SOUND CARD
本機は、24bit/96kHz ステレオ 4IN 4OUT 対応の USB サウンド
カードを搭載しています。
ASIO/Core Audio 規格に対応していますので、DJ ソフトウェアを
使った DJ パフォーマンスだけでなく、楽曲製作など多様なソフトウェ
アの用途にお使いいただけます。
! 1 台のコンピュータから最大 4 系統のステレオ音声を各チャンネル
に入力してミックスできます。
! 各チャンネル ( チャンネル 1 4、REC OUT、クロスフェーダー
A 側 /B 側、マイク ) から最大 4 系統のステレオ音声をコンピュー
タに出力できます。
! サンプリングレートは 96kHz、48kHz、および 44.1kHz に切
り換えられます。
BOOST COLOR FX/SOUND COLOR FX
DJM シリーズで好評な SOUND COLOR FX を継承し進化させまし
た。4 種類 SOUND COLOR FX [BOOST] ボタンを組み合わせ
ることで、新たな楽曲展開を簡単に作り出すことができます。また
BOOST COLOR FX ではノブの回転速度を感知してエフェクトに変
化を加えることができるため、従来以上にダイナミックなパフォーマン
スを可能にします。
BEAT EFFECT
DJM シリーズで好評な BEAT EFFECT を継承し 13 種類のエフェク
トを搭載しています。また、BOOST COLOR FX/SOUND COLOR
FX と組み合わせることで約 100 通りのエフェクトを作り出すことが
でき、多彩な音の演出ができます。
HIGH SOUND QUALITY
デジタル / アナログの入力 / 出力において音質の改善と向上を図ってい
ます。96kHz サンプリング、24bit 高音質 A/D コンバーター、D/
A コンバーターによる音声処理により、原音を忠実に再現しパワフルで
高品位なクラブサウンドを表現します。
BUILD QUALITY
フェーダーノブにロック機構を備えた「P-LOCK Fader Cap」を採用
しています。
STANDARD LAYOUT
DJ ミキサーの世界標準であるパイオニア DJM シリーズの操作パネル
レイアウトを継承しています。
シンプルでわかりやすい操作パネルレイアウトは、DJ パフォーマンス
のしやすさだけでなく、初めて使う DJ にも迷わずお使いいただけます。
4Ja
接続する
機器の接続を行う場合、あるいは変更を行う場合には、必ず電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
電源コードは、機器の接続がすべて終わってから接続してください。
必ず付属の電源コードをお使いください。
本体背面部
OFF
RETURN
L
1 GND2 HOT
3 COLD
LR
R
L
R
L
RL
R
CH 4CH 3
L
R
PHONO
CH 1
CD/LINE
L
R
PHONO CD/LINE
L
RR
LINE CD/LINE
L
LINE CD/LINE
SIGNAL GNDSIGNAL GND
MASTER1
BOOTH
REC OUTMASTER2
CH2
CONTROL
DIGITAL
MASTER OUT
CH 2
(MONO)
LR
(MONO)
SEND
POWER
AC IN
ON
CH3
134646434 552
bc 9f 8e
d7
a
1 POWER ボタン (12ページ )
本機の電源をオン / オフします。
2 RETURN 端子 (5ページ )
外部エフェクターの出力端子と接続します。[L (MONO)] だけに接
続すると、[L (MONO)] に入力される音声が [R] にも入力されます。
3 PHONO 端子 (5ページ )
フォノレベル (MM カートリッジ用 ) の出力機器と接続します。ラ
インレベルの信号を入力しないでください。
[PHONO] 端子に機器を接続するときは、端子に差し込まれている
ショートピンプラグを取り外してください。
このショートピンプラグは、[PHONO] 端子に何も接続しないとき
外部ノイズをカットするために差し込んで使います。
4 CD/LINE 端子 (5ページ )
DJ プレーヤーやラインレベルの出力機器と接続します。
5 SIGNAL GND 端子 (5ページ )
アナログプレーヤーのアース線と接続します。アナログプレーヤー
接続時の雑音低減を図ります。
6 LINE 端子 (5ページ )
カセットデッキやラインレベルの出力機器と接続します。
7 ケンジントンロック装着用穴
8 CONTROL 端子 (5ページ )
Ø 3.5 mm ミニフォーンジャックタイプの DJ プレーヤーコント
ロール端子です。
パイオニア製 DJ プレーヤーとコントロールコード (DJ プレーヤー
付属品 ) を使って接続すると、DJ プレーヤーの再生を始めるなど
の操作を、本機のフェーダーで制御できます。
9 DIGITAL MASTER OUT 端子 (5ページ )
マスターチャンネルの音声を出力します。
a BOOTH 端子 (5ページ )
ブースモニター用出力端子です。
b REC OUT 端子 (5ページ )
録音用出力端子です。
c MASTER2 端子 (5ページ )
パワーアンプなどを接続します。
d MASTER1 端子 (5ページ )
パワーアンプなどを接続します。
必ずバランス出力としてお使いください他製品の電源コードを
誤って挿入しないようにご注意ください。
e SEND 端子 (5ページ )
外部エフェクターの入力端子と接続します。[L (MONO)] だけに接
続すると、モノラル音声を出力します。
f AC IN
付属の電源コードを使ってコンセントと接続します。電源コード
は、機器の接続がすべて終わってから接続してください。
必ず付属の電源コードをお使いください。
製品の仕様により、本体部やリモコン ( 付属の場合 ) のスイッチを操
作することで表示部がすべて消えた状態となり、電源プラグをコンセ
ントから抜いた状態と変わらなく見える場合がありますが、電源の供
給は停止していません。製品を電源から完全に遮断するためには、
源プラグ ( 遮断装置 ) をコンセントから抜く必要があります。製品は
コンセントの近くで、電源プラグ ( 遮断装置 ) に簡単に手が届くよう
に設置し、旅行などで長期間ご使用にならないときは電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。火災の原因となることがあります。
警告
ショートピンプラグは幼児の手の届くところに置かないでください。
万一飲み込んだ場合にはただちに医師と相談してください。
5
Ja
接続する
入力端子に接続する
! コンピュータやオーディオインターフェースなどと組み合わせて DVS(Digital Vinyl System) を構築するときは、オーディオインターフェー
スと本機の入力端子の接続および入力切換スイッチの設定にご注意ください。
DJソフトウェアおよびオーディオインターフェースの取扱説明書もあわせてご覧ください。
OFF
RETURN
L
1 GND2 HOT
3 COLD
LR
R
L
R
L
RL
R
CH 4CH 3
L
R
PHONO
CH 1
CD/LINE
L
R
PHONO CD/LINE
L
RR
LINE CD/LINE
L
LINE CD/LINE
SIGNAL GNDSIGNAL GND
MASTER1
BOOTH
REC OUTMASTER2
CH2
CONTROL
DIGITAL
MASTER OUT
CH 2
(MONO)
LR
(MONO)
SEND
POWER
AC IN
ON
CH3
LR
LRLR
LRLR
LRLR
LR
! フェーダースタート機能を使うときは、コントロールコードを接続します (12ページ )。
出力端子に接続する
OFF
RETURN
L
1 GND2 HOT
3 COLD
LR
R
L
R
L
RL
R
CH 4CH 3
L
R
PHONO
CH 1
CD/LINE
L
R
PHONO CD/LINE
L
RR
LINE CD/LINE
L
LINE CD/LINE
SIGNAL GNDSIGNAL GND
MASTER1
BOOTH
REC OUTMASTER2
CH2
CONTROL
DIGITAL
MASTER OUT
CH 2
(MONO)
LR
(MONO)
SEND
POWER
AC IN
ON
CH3
OFF
RETURN
L
1 GND2 HOT
3 COLD
LR
R
L
R
L
RL
R
CH 4CH 3
L
R
PHONO
CH 1
CD/LINE
L
R
PHONO CD/LINE
L
RR
LINE CD/LINE
L
LINE CD/LINE
SIGNAL GNDSIGNAL GND
MASTER1
BOOTH
REC OUTMASTER2
CH2
CONTROL
DIGITAL
MASTER OUT
CH 2
(MONO)
LR
(MONO)
SEND
POWER
AC IN
ON
CH3
LRL
R
LR
1
23
1 外部エフェクターは [RETURN] 端子 ( 入力端子 ) にも接続してください。
2 [MASTER1] 端子は必ずバランス出力としてお使いください。XLR-RCA 変換ケーブル ( 変換アダプター ) などを使って、アンバランス入力 (RCA
等 ) へ接続すると、音質が悪くなったり、ノイズが発生する場合があります。
アンバランス入力 (RCA ) への接続には [MASTER2] 端子をお使いください。
3 [MASTER1] 端子に他製品の電源コードを誤って挿入しないようにご注意ください。
6Ja
操作パネルに接続する
MASTER
0
MIXING
LEVEL
CUE
PHONES
BATHRU
MIC LEVEL
0
MICUSB
HI
CD/LINE PHONOUS
B
TRIM
9
HI
6
-
26 /
OVER
10
7
4
2
1
-
1
0
1
2
3
1 MIC 端子 (13ページ )
マイクを接続します。
2 USB 端子 (7ページ )
コンピュータを接続します。
3 PHONES 端子 (12ページ )
ヘッドホンを接続します。
ドライバソフトウェアおよび設定ユー
ティリティソフトウェアについて
ドライバソフトウェアは本機に内蔵された USB サウンドカードを用
いてコンピュータの音声を入力 / 出力したいときに必要となります
Windows または Mac OS がインストールされたコンピュータと弊社
が提供する専用のドライバソフトウェアを準備してください。ドライバ
ソフトウェアをインストールすると、設定ユーティリティソフトウェア
も同時にインストールされます。お客様の環境に合わせて設定ユーティ
リティの設定とコンピュータ側の設定を変更してください。
ソフトウェア使用許諾契約書
このソフトウェア使用許諾契約書 ( 以下「本契約」といいます ) は、
客様とパイオニア株式会社 ( 以下「当社」といいます ) との間における、
DJ 機器用ソフトウェア ( 以下「本ソフトウェア」といいます ) の使用
に関する事項を定めるものです。
本ソフトウェアをインストールし、あるいはご利用になるにあたって
は、必ず以下の条項をよくお読み下さい。お客様が本ソフトウェアをご
利用になった場合は、本契約に同意されたものとします。もし本契約に
同意されない場合には、本ソフトウェアのインストール及びご利用をお
やめ下さい。
( 使用許諾 )
本契約の内容に従うことを条件として、お客様は、本ソフトウェアを一
台のパーソナルコンピュータにインストールして使用することができ
ます。
( 制限事項 )
お客様は、本ソフトウェアの複製物を作成しあるいは配布し、または
ネットワークを通じあるいは一台のコンピュータから別のコンピュー
タに送信してはなりません。また、お客様は、本ソフトウェアの改変、
販売、貸与、譲渡、転売、本ソフトウェアの二次的著作物の頒布又は作
成等をすることはできず、さらに、逆コンパイル、リバースエンジニ
アリング、逆アセンブルし、その他、人間の覚知可能な形態に変更する
こともできません。
( 著作権等 )
本ソフトウェアに関する著作権その他一切の知的財産権は、当社あるい
はその関連会社に帰属します。本ソフトウェアは、著作権法及び国際条
約の規定により保護されています。
( 保証及び技術サポートの否認 )
本ソフトウェア及びそれに付随する一切の資料等は、あくまで「現状の
まま」提供されます。当社は、お客様や第三者に対して、これらの商品
性、特定目的への適合性、他人の権利を侵害しないこと、その他一切の
事項について保証せず、また、これらに対する技術サポートを行うこと
等も保証しません。なお、国や地域によっては強行法規によってかかる
保証の否認が認められないことがありますので、その場合には、かかる
保証の否認は適用されないことがあります。また、お客様の権利は、
や地域によっても異なり得ます。
( 責任制限 )
当社、その他本ソフトウェアの供給者は、お客様が本ソフトウェア及
びこれに付随する一切の資料を使用したこと又は使用できなかったこ
とから生じる一切の損害 ( 利益の逸失、ビジネスの中断、情報の消失
毀損などによる損害を含みますが、これらに限定されません ) に関して
は、たとえ当社が、そのような損害が生じる可能性を知らされていた場
合であったとしても、一切責任を負いません。国や地域によっては強行
法規によって付随的又は間接損害に対する責任の制限が認められない
ことがありますので、その場合には、かかる責任制限は適用されないこ
とがあります。なお、いかなる場合においても、本ソフトウェアに関す
る当社またはその子会社の責任は、お客様が当社またはその子会社に対
して支払った金額を超えないものとします。かかる保証の否認や責任制
限は、お客様と当社との間の取り決めにおける基本的な要素です。
( 準拠法 )
本契約は、日本国の法令に準拠し、これに基づいて解釈されるものとし
ます。本契約は、本ソフトウェアの使用について、お客様と当社の取り
決めのすべてを記載するものであり、本件に関する従前のあらゆる合意
( それが口頭でなされたか文書によりなされたかを問いません ) に優先
して適用されます。本契約に関連して紛争が生じた場合は、東京地方裁
判所を第一審の専属管轄裁判所とします。
7
Ja
接続する
インストールについてのご注意
! ドライバソフトウェアをインストールする前に、本機の電源をオフ
にして本機とコンピュータを接続している USB ケーブルを取り外
してください。
! ドライバソフトウェアをコンピュータにインストールしないで本
機をコンピュータに接続すると、お客様の環境によってはコン
ピュータにエラーが発生することがあります。
! ドライバソフトウェアのインストールを途中で中止したときは、以
下の手順に沿ってはじめからインストールをやり直してください。
! 本機の専用ドライバソフトウェアをインストールする前に、「ソフ
トウェア使用許諾契約書」をよくお読みください。
! ドライバソフトウェアをインストールする前に、コンピュータ上で
他に作業中のプログラムがあれば、すべて終了させてください。
! ドライバソフトウェアは以下の OS に対応しています。
対応 OS
Mac OS X 10.6 / 10.7 / 10.8
Windows® 8/Windows® 8 Pro 32 ビット版
64 ビット版
Windows® 7 HomePremium/Professional/Ultimate 32 ビット版
64 ビット版
Windows Vista® HomeBasic/Home Premium/
Business/Ultimate
32 ビット版
64 ビット版
Windows® XP Home Edition/Professional (SP3
降) 32 ビット版
Windows® XP Professional x64 Edition には対応していません。
! 付属の CD-ROM には、以下の 12 言語のインストールプログラム
が収録されています。
英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スペイン
語、ポルトガル語、ロシア語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、
日本語
その他の言語の OS でお使いになるときは、画面の指示に従って
[English ( 英語 )] を選んでください。
ドライバソフトウェアをインストールする
インストール手順について (Windows)
ドライバソフトウェアをインストールする前に「インストールについて
のご注意」をよくお読みください。
! ドライバソフトウェアをインストール、アンインストールするに
は、コンピュータの管理者権限が必要です。コンピュータの管理者
に設定されているユーザーでログオンしてからインストールして
ください。
1 付属の CD-ROM をコンピュータの CD ドライブに挿入
する
CD-ROM のフォルダが表示されます。
! CD-ROM を挿入しても CD-ROM のフォルダが表示されないとき
は 、[ スタート ] メニューの [ コンピュータ ( またはマイコンピュー
)] から CD ドライブを開いてください。
2 [DJM-750_X.XXX.exe] をダブルクリックする
ドライバのインストール画面が表示されます。
3 言語選択画面が表示されたら、[ 日本語 ] を選んでから
[OK] をクリックする
お客様のコンピュータの環境によっては、複数の言語から表示言語を選
べます。
4 「ソフトウェア使用許諾契約書」をよく読み「ソフト
ウェア使用許諾契約書」に同意するときは、[ 同意する ] に
チェックを入れてから [OK] をクリックする
「ソフトウェア使用許諾契約書」に同意いただけないときは、[ キャンセ
] をクリックして、インストールを中止してください。
5 画面の指示に従ってインストールする
インストールの途中で [Windows セキュリテ] 画面が表示されるこ
とがありますが、[ このドライバソフトウェアをインストールします ]
をクリックしてインストールを続行してください。
! Windows XP にインストールしているとき
インストールの途中で [ ハードウェアのインストール ] 画面が表示
されることがありますが、[ 続行 ] をクリックしてインストールを続
行してください。
! インストールプログラムが終了すると終了メッセージが表示され
ます。
! ドライバソフトウェアのインストールが完了したら、コンピュータ
を再起動する必要があります。
インストール手順について (Mac OS X)
ドライバソフトウェアをインストールする前に「インストールについて
のご注意」をよくお読みください。
! ドライバソフトウェアをインストール、アンインストールするに
は、コンピュータの管理者権限が必要です。コンピュータの管理者
の 「名前」 と 「パスワード」 をあらかじめご用意ください。
1 付属の CD-ROM をコンピュータの CD ドライブに挿入
する
2 デスクトップ上の CD アイコンをダブルクリックする
3 [DJM-750_M_X.X.X.dmg] をダブルクリックする
[DJM-750AudioDriver] のメニュー画面が表示されます。
4 [DJM-750AudioDriver.pkg] をダブルクリックする
ドライバのインストール画面が表示されます。
5 画面の内容を確認して [ 続ける ] をクリックする
6 使用許諾契約画面が表示されたら、[ 日本語 ] を選んで
「ソフトウェア使用許諾契約書」をよく読み、[ 続ける ] を
クリックする
お客様のコンピュータの環境によっては、複数の言語から表示言語を選
べます。
7 「ソフトウェア使用許諾契約書」に同意するときは、[
意する ] をクリックする
「ソフトウェア使用許諾契約書」に同意いただけないときは、[ 同意しな
] をクリックして、インストールを中止してください。
8 画面の指示に従ってインストールする
! インストールを途中で中止するときは [ キャンセル ] をクリックし
てください。
! ドライバソフトウェアのインストールが完了したら、コンピュータ
を再起動する必要があります。
本機とコンピュータを接続する
1 本機とコンピュータを USB ケーブルで接続する
本機は ASIO 規格に準拠したオーディオデバイスとしての機能を備え
ています。
! USB2.0 に対応していないコンピュータでは動作しません。
! ASIO対応のアプリケーションを使うときは、[USB 1/2]、[USB 3/4]、
[USB 5/6] および [USB 7/8] を入力として使えます。
! DirectX 対応のアプリケーションを使うときは、[USB 1/2] だけ入
力として使えます。
! DJ ソフトウェアによってコンピュータの推奨動作環境が異なりま
す。お使いの DJ ソフトウェアの推奨動作環境を必ずご確認くださ
い。
! 他の USB オーディオデバイスと同時にコンピュータに接続する
と、正常に動作および認識されないことがあります。
コンピュータと本機だけを接続することをお勧めします。
! コンピュータと接続するときは、本機の USB 端子に直接接続する
ことをお勧めします。
2 [POWER] ボタンを押す
本機の電源をオンにします。
! 本機をはじめてコンピュータに接続したとき、またはコンピュータ
の USB 端子をつなぎ変えたときに [ デバイスドライバソフトウェ
アをインストールしています。] メッセージが表示されることがあ
ります。[ デバイスを使用する準備ができました。] メッセージが表
示されるまでそのままお待ちください。
8Ja
! Windows XP にインストールしているとき
インストールの途中で [ ハードウェア検索のため、Windows
Update に接続しますか? ] と表示されることがありますが
[いいえ、今回は接続しません ] を選んで [ 次へ ] をクリックし
てインストールを続行してください。
インストールの途中で [ インストール方法を選んでください ]と
表示されることがありますが、[ ソフトウェアを自動的にインス
トールする (推奨 )] を選んで [ 次へ ] をクリックしてインストー
ルを続行してください。
インストールの途中で [Windows セキュリティ ] 画面が表示さ
れることがありますが、[ このドライバソフトウェアをインス
トールします ] をクリックしてインストールを続行してくださ
い。
設定ユーティリティについて
設定ユーティリティを使って以下の内容を確認および設定できます。
本機の入力切換スイッチの状態を確認する
本機からコンピュータへの音声データ出力を設定する
バッファサイズを調整する (Windows ASIO 使用時 )
ドライバソフトウェアのバージョンを確認する
設定ユーティリティを表示する
Windows 8 のとき
[スタート ] 画面 >[DJM-750 設定ユーティリティ ] をクリックする
Windows 8 以外の Windows のとき
[スタート ] メニュー >[ すべてのプログラム ]>[Pioneer]>[DJM-
750]>[DJM-750 設定ユーティリティ ] をクリックする
Mac OS X のとき
[Macintosh HD] アイコン >[Application]>[Pioneer]>[DJM-
750]>[DJM-750 設定ユーティリティ ] をクリックする
本機の入力切換スイッチの状態を確認する
あらかじめ設定ユーティリティを表示してください。
[MIXER INPUT] タブをクリックする
本機からコンピュータへの音声データ出力を設定する
あらかじめ設定ユーティリティを表示してください。
1 [MIXER OUTPUT] タブをクリックする
2 [Mixer Audio Output] のプルダウンメニューをクリッ
クする
本機内部の音声信号の流れの中から、コンピュータへ出力する音声デー
タを選んで設定します。
CH1 CH2 CH3 CH4
CH1 Timecode
PHONO1CH2 Timecode
CD/LINE1CH3 Timecode
CD/LINE1CH4 Timecode
PHONO1
CH1 Timecode
CD/LINE1CH2 Timecode
LINE1CH3 Timecode
LINE1CH4 Timecode
CD/LINE1
Post CH1 Fader2Post CH2 Fader2Post CH3 Fader2Post CH4 Fader2
Cross Fader A2Cross Fader A2Cross Fader A2Cross Fader A2
Cross Fader B2Cross Fader B2Cross Fader B2Cross Fader B2
MIC MIC MIC MIC
REC OUT2REC OUT2REC OUT2REC OUT2
None None None None
1 [USB Output Level] の設定に関係なく本機に入力された音量のまま出力され
ます。
2 録音用途以外で使うときは、音声のループが発生しないよう DJ ソフトウェア
の設定に注意してください。音声のループが発生すると、意図していない音量
の音声が入出力される可能性があります。
3 [USB Output Level] のプルダウンメニューをクリック
する
本機から出力される音声データの音量を調節します。
! [USB Output Level] の設定はすべての音声データに対して共通で
す。ただし、手順 2 の表の 1を選んでいるときは本機に入力され
た音量のまま出力されます。
! DJ ソフトウェアの音量調節だけで十分な音量が得られないとき
は 、[ USB Output Level] を変更して本機から出力される音声データ
の音量を調節してください。音量を上げすぎると音声が歪むことが
ありますのでご注意ください。
9
Ja
接続する
バッファサイズを調整する (Windows ASIO 使用時 )
本機を既定のオーディオデバイスとして使っているアプリケーション
(DJ ソフトウェアなど ) が起動しているときは、そのアプリケーション
を終了させてからバッファサイズを調整してください。
あらかじめ設定ユーティリティを表示してください。
[ASIO] タブをクリックする
! バッファサイズを大きくすると、音声データの脱落 ( 音とぎれ )
などが生じにくくなりますが、音声データの伝送遅延 ( レイテ
ンシー ) によるタイムラグが増大します。
ドライバソフトウェアのバージョンを確認する
あらかじめ設定ユーティリティを表示してください。
[About] タブをクリックする
ドライバソフトウェアの最新情報を確認する
本機の専用ドライバソフトウェアおよび OS 対応状況などの最新情報
については、下記ホームページを参照してください。
http://pioneerdj.com/support/
! 1 台のコンピュータに本機を複数台接続したときは、動作を保証で
きません。
10 Ja
操作する
MIC LEVEL
EQ
0
POWER
MIC USB
AUTO
/ TAP
BOOST
CH SELECT
PARAMETER
1 2 3 4
MICA B MST
TIME
MAX
LEVEL /DEPTH
ON / OFF
MIN
BEAT EFFECTS
BEAT
TAP
ON/OFF
ROBOT
SPIRAL
PHASER
ROLL
SLIP ROLL
REV ROLL
FLANGER
TRANS
FILTER
SND/ RTN
VINYL BRAKE
REVERB
ECHO
DELAY
HI
LOW
12 12
12 12
ON
TALK
OVER
OFF
CH-2CH-3
FADER START
MIDI
HEAD PHONES
STEREOMONO SPLIT
MASTER
0
MIXING
LEVEL
CUE
PHONES
BA THRU
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
BA THRU
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
RL dB
0
BA THRU
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
CD/LINE PHONO USB 7/8
EQ /
TRIM
9
HI
6
-
26 /
MID
6
-
26 /
LOW
6
-
26 /
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
BA THRU
STEREO
EQ
MONO
BA
ISOLATOR
WAKE UP
LEVEL
0
BALANCE
RL
MASTER
BOOTH MONITOR
EQ CURVE
CH FADER
CROSS FADER
0
START
/STOP
AUTO
TAPBPM
%
ms
1
2
3
4MIC
CF.A
CF.B
MASTER
CROSS FADER ASSIGN
HEADPHONE CUE CUE
SOUND COLOR FX
LOW HI
CD/LINE LINEUSB 5/6
EQ /
TRIM
9
HI
6
-
26 /
MID
6
-
26 /
LOW
6
-
26 /
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
CD/LINE LINE USB 3/4
EQ /
TRIM
9
HI
6
-
26 /
MID
6
-
26 /
LOW
6
-
26 /
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
CD/LINE PHONO USB 1/2
EQ /
TRIM
9
HI
6
-
26 /
MID
6
-
26 /
LOW
6
-
26 /
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
SETUP
CUE
NOISE
JET
CRUSH
FILTER
1
3
7
8
9
x
y
e
z
A
B
C
s
t
u
4
5
6
2
q
w
r
v
v
h
f
i
e
l
m
n
o
p
k
c
d
e
g
f
c
d
b
e
g
f
c
d
e
g
a
f
c
d
e
g
aa
j
b b b
a
11
Ja
操作する
1 MIC LEVEL ツマミ (13ページ )
[MIC] チャンネルから出力される音声レベルを調整します。
2 EQ (HI, LOW) ツマミ (13ページ )
[MIC] チャンネルの音質を調整します。
3 OFF, ON, TALK OVER 切換スイッチ (13ページ )
マイクをオン / オフします。
4 ON/OFF ボタン (15ページ )
MIDI をオン / オフします。
5 START/STOP ボタン (15ページ )
MIDI スタート /MIDI ストップを送信します。
6 FADER START (CH-2, CH-3) ボタン (12ページ )
フェーダースタート機能をオン / オフします。
7 MONO SPLIT, STEREO 切換スイッチ (12ページ )
ヘッドホンから出力されるモニター音声の振り分け方法を切り換
えます。
8 MIXING ツマミ (12ページ )
[CUE] ボタンが押してあるチャンネルの音声と [MASTER] チャンネ
ルの音声のモニター音量バランスを調整します。
9 LEVEL ツマミ (12ページ )
ヘッドホンから出力される音声レベルを調整します。
a 入力切換スイッチ (12ページ )
本機に接続している機器の中から、各チャンネルの入力ソースを切
り換えます。
b チャンネルレベルインジケーター (12ページ )
各チャンネルのチャンネルフェーダー通過前の音声レベルを表示
します。
c TRIM ツマミ (12ページ )
各チャンネルに入力される音声レベルを調整します。
d EQ/ISO (HI, MID, LOW) ツマミ (12ページ )
各チャンネルの音質を調整します。
e CUE ボタン (12ページ )
モニターしたいチャンネルの [CUE] ボタンを押します。
f チャンネルフェーダー (12ページ )
各チャンネルから出力される音声レベルを調整します。
g CROSS FADER ASSIGN (A, THRU, B) 切換スイッチ (12
ページ )
チャンネルの出力先をクロスフェーダーの [A] 側または [B] 側に割
り当てます。
h クロスフェーダー (12ページ )
クロスフェーダーアサインスイッチによって割り当てられた音声
を、[CROSS FADER] ( クロスフェーダーカーブ切換スイッチ ) で選
んでいるカーブ特性に従って出力します。
i MASTER LEVEL ツマミ (12ページ )
[MASTER1] 端子および [MASTER2] 端子から出力される音声レベル
を調整します。
j マスターレベルインジケーター (12ページ )
[MASTER1] 端子および [MASTER2] 端子から出力される音声レベル
を表示します。
k BALANCE ツマミ (13ページ )
[MASTER1] 端子などから出力される音声の左右のバランスを調整
します。
l MONO, STEREO 切換スイッチ (13ページ )
[MASTER1] 端子などから出力される音声のモノラル / ステレオを
切り換えます。
m BOOTH MONITOR ツマミ (13ページ )
[BOOTH] 端子から出力される音声レベルを調整します。
n EQ CURVE (ISOLATOR, EQ) 切換スイッチ (12ページ )
[EQ/ISO (HI, MID, LOW)] ツマミの機能を切り換えます。
o CH FADER ( , ) 切換スイッチ (12ページ )
チャンネルフェーダーのカーブ特性を切り換えます。
p CROSS FADER ( , , ) 切換スイッチ (12ページ )
クロスフェーダーのカーブ特性を切り換えます。
q 本体表示部
r BEAT c, dボタン (15ページ )
エフェクト音を同期させる拍の倍率を設定します。
s TAP (ENTER) ボタン
TAPBPM の測定モードが [TAP] のとき、ボタンを指で叩いて
手動で BPM を入力します (15ページ )。
ENTER:本機の設定を変更するときに使います (21ページ )。
t SETUP(WAKE UP) ボタン (21ページ )
SETUP:[USER SETUP] 画面または [CLUB SETUP] 画面を表示し
ます。
WAKE UP:オートスタンバイ状態を解除します。
u AUTO/TAP ボタン (14ページ )
BPM の測定モードを切り換えます。
v COLOR FX 選択ボタン (14ページ )
SOUND COLOR FX、BOOST COLOR FX のエフェクトをオン /
オフします。
w BOOST ボタン (14ページ )
SOUND COLOR FX BOOST COLOR FX を切り換えます。
x COLOR ツマミ (14ページ )
SOUND COLOR FX、BOOST COLOR FX の量的パラメーター
を調整します。
y ビートエフェクト切換スイッチ (15ページ )
BEAT EFFECT のエフェクトの種類を切り換えます。
z エフェクトチャンネル切換スイッチ (14ページ )
BEAT EFFECT および SOUND COLOR FX/BOOST COLOR
FX を加えるチャンネルを切り換えます。
A TIME ツマミ (15ページ )
BEAT EFFECT の時間的パラメーターを調節します。
B LEVEL/DEPTH ツマミ (15ページ )
BEAT EFFECT の量的パラメーターを調整します。
C ON/OFF ボタン (15ページ )
BEAT EFFECT をオン / オフします。
チャンネルフェーダーツマミおよびクロスフェーダーツマミは無理
に引き抜かないでください。簡単に引き抜けない構造になっているた
め、ノブが壊れる可能性があります。
12 Ja
基本操作
音声を出力する
1 [POWER] ボタンを押す
本機の電源をオンにします。
2 入力切換スイッチを切り換える
本機に接続している機器の中から、各チャンネルの入力ソースを選びま
す。
[PHONO]:[ PHONO] 端子に接続しているアナログプレーヤーを
選びます。
[CD/LINE]、[LINE]:[ CD/LINE]、[LINE] 端子に接続している DJ
プレーヤーやカセットデッキを選びます。
[USB */*]:[USB] 端子に接続しているコンピュータの音声を選
びます。
3 [TRIM] ツマミを回す
各チャンネルに入力される音声レベルを調整します。
各チャンネルに音声が正しく入力されているときは、チャンネルレベル
インジケーターが点灯します。
4 チャンネルフェーダーを奥側に動かす
各チャンネルから出力される音声レベルを調整します。
5 [CROSS FADER ASSIGN (A, THRU, B)] 切換スイッチを
切り換える
各チャンネルの出力先を切り換えます。
[A]:クロスフェーダーの [A] ( ) 側に割り当てます。
[B]:クロスフェーダーの [B] ( ) 側に割り当てます。
[THRU]:クロスフェーダーを使わないときに選びます ( クロス
フェーダーは通過しません )。
6 クロスフェーダーを動かす
[CROSS FADER ASSIGN (A, THRU, B)] 切換スイッチを [THRU] に設定
しているときは、この操作は必要ありません。
7 [MASTER LEVEL] ツマミを回す
[MASTER1] 端子および [MASTER2] 端子から音声が出力されます。
マスターレベルインジケーターが点灯します。
音質を調整する
各チャンネルの [EQ/ISO (HI, MID, LOW)] ツマミを回す
各ツマミで調整できる音域は以下のとおりです。
! HI:- 26 dB ~+ 6 dB (13 kHz)
! MID:- 26 dB ~+ 6 dB (1 kHz)
! LOW:- 26 dB ~+ 6 dB (70 Hz)
[EQ/ISO (HI, MID, LOW)] ツマミの機能を切り換える
[EQ CURVE (ISOLATOR, EQ)] 切換スイッチを切り換える
[ISOLATOR]:アイソレーターとして機能します。
[EQ]:イコライザーとして機能します。
ヘッドホンで音声をモニターする
1 [PHONES] 端子にヘッドホンを接続する
2 モニターしたいチャンネルの [CUE] ボタンを押す
3 [MONO SPLIT, STEREO] 切換スイッチを切り換える
[MONO SPLIT]ヘッドホン出力の左チャンネルから [CUE] ボタ
ンが押してあるチャンネルの音声、右チャンネルから [MASTER]
チャンネルの音声が出力されます。
[STEREO]:[CUE] ボタンが押してあるチャンネルの音声がヘッ
ドホンからステレオ音声で出力されます。
4 [MIXING] ツマミを回す
[CUE] ボタンが押してあるチャンネルの音声と [MASTER] チャンネル
の音声のモニター音量バランスを調整します。
5 [HEADPHONES]の[LEVEL] ツマミを回す
[CUE] ボタンが押してあるチャンネルの音声がヘッドホンから出力さ
れます。
! [CUE] ボタンをふたたび押すと、モニターが解除されます。
フェーダーカーブを切り換える
チャンネルフェーダーのカーブ特性を選ぶ
[CH FADER ( , )] 切換スイッチを切り換える
[ ]:奥側で急峻に立ち上がるカーブになります。
[ ]徐々に立ち上がるカーブになります ( チャンネルフェー
ダーが手前側から離れると音声が徐々に大きくなります )。
クロスフェーダーのカーブ特性を選ぶ
[CROSS FADER ( , , )] 切換スイッチを切り換える
[ ]急峻に立ち上がるカーブになります ( クロスフェーダー
が[A] 側の端から離れると、すぐに [B] 側の音声が出力されま
す )。
[ ]:上下 2 つの中間のカーブになります。
[ ]徐々に立ち上がるカーブになります ( クロスフェーダー
が[A] 側の端から離れると、[B] 側の音声が徐々に大きくなり、
[A] 側の音声は徐々に小さくなります )。
フェーダーを使って DJ プレーヤーの再生を始
める ( フェーダースタート )
パイオニア製 DJ プレーヤーとコントロールコード (DJ プレーヤー付
属品 ) を使って接続すると、DJ プレーヤーの再生を始めるなどの操作
を、本機のフェーダーで制御できます。
あらかじめ本機とパイオニア製 DJ プレーヤーを接続してください。
続の仕方については、 5ページ 「入力端子に接続する」をご覧くださ
い。
チャンネルフェーダーを使って再生を始める
1 [CROSS FADER ASSIGN (A, THRU, B)] 切換スイッチを
[THRU] に設定する
2 [FADER START (CH-2, CH-3)] ボタンのいずれかを押す
フェーダースタートさせたいチャンネルを選びます。
3 チャンネルフェーダーを一番手前の位置に設定する
4 DJ プレーヤーでキューを設定する
DJ プレーヤーがキューポイントで頭出しされて一時停止状態になりま
す。
5 チャンネルフェーダーを奥側に動かす
DJ プレーヤーの再生が始まります。
! チャンネルフェーダーの位置を元に戻すと、設定されているキュー
ポイントに瞬時に戻り、頭出しされて一時停止状態になります
( バックキュー )。
13
Ja
操作する
クロスフェーダーを使って再生を始める
1 [CROSS FADER ASSIGN (A, THRU, B)] 切換スイッチを
[A] または [B] に設定する
2 [FADER START (CH-2, CH-3)] ボタンのいずれかを押す
フェーダースタートさせたいチャンネルを選びます。
3 クロスフェーダーを動かす
フェーダースタートさせたいチャンネルが設定されている側とは反対
側の端に設定します。
4 DJ プレーヤーでキューを設定する
DJ プレーヤーがキューポイントで頭出しされて一時停止状態になりま
す。
5 クロスフェーダーを動かす
DJ プレーヤーの再生が始まります。
! クロスフェーダーの位置を元に戻すと、設定されているキューポイ
ントに瞬時に戻り、頭出しされて一時停止状態になります ( バック
キュー )。
マイクを使う
1 [MIC] 端子にマイクを接続する
2 [OFF, ON, TALK OVER] 切換スイッチを [ON] または
[TALK OVER] に設定する
[ON]:インジケーターが点灯します。
[TALK OVER]:インジケーターが点滅します。
! [TALK OVER] に設定すると、マイクに- 10 dB 以上の音声が入力
されたとき [MIC] チャンネル以外の音声が 18 dB ( 初期設定値 ) 減
衰します。
! [TALK OVER] の音声減衰レベルは [USER SETUP] 画面で変更できま
す。変更方法については、 21ページ の「設定を変更する」をご覧
ください。
! トークオーバーモードは、ノーマルモードとアドバンスドモードに
切り換えられます。変更方法については、 21ページ の「設定を変
更する」をご覧ください。
3 [MIC LEVEL] ツマミを回す
[MIC] チャンネルから出力される音声レベルを調整します。
! 右に回しすぎると大音量で音声が出力されますのでご注意くださ
い。
4 マイクに音声を入力する
音質を調整する
[MIC] チャンネルの [EQ (HI, LOW)] ツマミを回す
各ツマミで調整できる音域は以下のとおりです。
! HI:- 12 dB ~+ 12 dB (10 kHz)
! LOW:- 12 dB ~+ 12 dB (100 Hz)
モノラル音声 / ステレオ音声を切り換える
[MASTER1] 端子、[MASTER2] 端子、[BOOTH] 端子、[REC OUT] 端子、
[PHONES] 端子、[DIGITAL MASTER OUT] 端子、および [USB] 端子か
ら出力される音声のモノラル音声 / ステレオ音声を切り換えられます。
! [USB] 端子から出力される音声を調整するときは、設定ユーティリ
ティの [Mixer Audio Output]で[REC OUT] を選んでください。
[MONO, STEREO] 切換スイッチを切り換える
[MONO]:モノラル音声が出力されます。
[STEREO]:ステレオ音声が出力されます。
音声の左右バランスを調整する
[MASTER1] 端子、[MASTER2] 端子、[BOOTH] 端子、[REC OUT] 端子、
[PHONES] 端子、[DIGITAL MASTER OUT] 端子、および [USB] 端子か
ら出力される音声の左右のバランスを調整できます。
! [USB] 端子から出力される音声を調整するときは、設定ユーティリ
ティの [Mixer Audio Output]で[REC OUT] を選んでください。
1 [MONO, STEREO] 切換スイッチを [STEREO] に設定する
2 [BALANCE] ツマミを回す
[BALANCE] ツマミを回す方向と位置によって音声の左右のバランスが
変化します。
! 右に回しきるとステレオ音声の右側音声だけ出力されます。左に回
しきるとステレオ音声の左側音声だけ出力されます。
[BOOTH] 端子から音声を出力する
[BOOTH MONITOR] ツマミを回す
[BOOTH] 端子から出力される音声レベルを調整します。
14 Ja
応用操作
1
2
3
6
8
4
5
7
AUTO
TAPBPM
%
ms
CH SELECT
PARAMETER
1 2 3 4
MIC MST
A B
番号 名前 説明
SOUND
COLOR
FX
BOOST
COLOR
FX
BEAT
EFFECT
1エフェクト表示部 選んでいるエフェクト名が表示されます。 × × ○
2チャンネルセレクト表示部 エフェクトを加えるチャンネル名が表示されます。 ○ ○
3AUTO (TAP)BPM 測定モードがオートモードのとき [AUTO] が点灯します。
手動入力モードのとき [TAP] が点灯します。 × ○ ○
4BPM 値表示 (3 )
オートモードのときは自動で検出した BPM 値を表示します。
検出できないときは前回検出した BPM 値で点滅します。
手動入力モードのときは手動で入力した BPM 値を表示します。
× ○ ○
5BPM 常時点灯します。 × ○ ○
6パラメーター表示部
エフェクトごとに指定されたパラメーターを表示します。
[BEAT c, d] ボタンを押したとき、対応する拍の倍率を 1 秒間表示します。
[BEAT c, d] ボタンでパラメーター範囲外が指定されたとき、数値は変化せずに点滅
します。
× × ○
7% (ms) エフェクトごとの単位に合わせて点灯します。 × × ○
8ビート表示部 選んでいる拍数の位置に合わせて点灯します。 × × ○
SOUND COLOR FX
[COLOR] ツマミに連動して変化するエフェクトです。
SOUND COLOR FX を使う
1 [COLOR FX] 選択ボタンのいずれかを押す
エフェクトの種類を選びます。
押したボタンが点滅します。
! すでに [COLOR FX] 選択ボタンのいずれかが選ばれていても、新た
に別の [COLOR FX] 選択ボタンを選んで押すと、新たに押したボタ
ンが選ばれます。
! エフェクトの種類については、 16ページ の「BOOST COLOR
FX/SOUND COLOR FX の種類」をご覧ください。
2 エフェクトチャンネル切換スイッチを回す
エフェクトを加えるチャンネルを選びます。
[1]~[4]:各チャンネルの音声にエフェクトを加えます。
[MIC]:[MIC] チャンネルの音声にエフェクトを加えます。
[CF.A], [CF.B]クロスフェーダーの [A] ( ) 側または [B] ( )
側の音声にエフェクトを加えます。
[MASTER]:[ MASTER] チャンネルの音声にエフェクトを加えま
す。
! [COLOR] ツマミがセンターの位置以外に回されていて音声にエ
フェクトが加わっている時に、エフェクトチャンネル切換スイッチ
を回すとエフェクトが解除されます。
3 [COLOR] ツマミを回す
ツマミを回すと音声にエフェクトが加わります。
SOUND COLOR FX を終了する
点滅している [COLOR FX] 選択ボタンを押す
エフェクトが解除されます。
BOOST COLOR FX
[BOOST] ボタン、[COLOR] ツマミ、再生中の曲のテンポ (BPM=Beats
Per Minute) に連動して変化するエフェクトです。
BOOST COLOR FX を使う
1 [AUTO/TAP] ボタンを押す
BPM の測定モードを選びます。
[AUTO]入力されている音声信号から BPM を自動測定します。
本機の電源をオンにしたときは、[AUTO] に設定されます。
[TAP]:[TAP] ボタンを指で叩いて BPM を手動で入力します。
! [AUTO] の BPM 測定範囲は BPM=70 ~ 180 です。曲によって
は正しく測定できないことがあります。BPM を測定できないとき
は表示部の BPM 値が点滅します。そのときは [TAP] ボタンを使っ
て手動で入力してください。
2 [BOOST] ボタンを押す
[BOOST] ボタンが点灯します。
3 [COLOR FX] 選択ボタンのいずれかを押す
エフェクトの種類を選びます。
押したボタンが点滅します。
! すでに [COLOR FX] 選択ボタンのいずれかが選ばれていても、新た
に別の [COLOR FX] 選択ボタンを選んで押すと、新たに押したボタ
ンが選ばれます。
! エフェクトの種類については、 16ページ の「BOOST COLOR
FX/SOUND COLOR FX の種類」をご覧ください。
4 エフェクトチャンネル切換スイッチを回す
エフェクトを加えるチャンネルを選びます。
[1]~[4]:各チャンネルの音声にエフェクトを加えます。
[MIC]:[MIC] チャンネルの音声にエフェクトを加えます。
[CF.A], [CF.B]クロスフェーダーの [A] ( ) 側または [B] ( )
側の音声にエフェクトを加えます。
[MASTER]:[ MASTER] チャンネルの音声にエフェクトを加えま
す。
15
Ja
操作する
! [COLOR] ツマミがセンターの位置以外に回されていて音声にエ
フェクトが加わっている時に、エフェクトチャンネル切換スイッチ
を回すとエフェクトが解除されます。
5 [COLOR] ツマミを回す
ツマミを回すと音声にエフェクトが加わります。
ツマミを高速に回すと、エフェクト効果に変化を加えることができま
す。
BOOST COLOR FX を終了する
点滅している [COLOR FX] 選択ボタンを押す
エフェクトが解除されます。
! [BOOST] ボタンを押して消灯させると、SOUND COLOR FX に切
り換わります。
BEAT EFFECT
再生中の曲のテンポ (BPM=Beats Per Minute) に合わせたさまざま
なエフェクトを瞬時に設定できます。
BEAT EFFECT を使う
1 [AUTO/TAP] ボタンを押す
BPM の測定モードを選びます。
[AUTO]入力されている音声信号から BPM を自動測定します。
本機の電源をオンにしたときは、[AUTO] に設定されます。
[TAP]:[TAP] ボタンを指で叩いて BPM を手動で入力します。
! [AUTO] の BPM 測定範囲は BPM=70 ~ 180 です。曲によって
は正しく測定できないことがあります。BPM を測定できないとき
は表示部の BPM 値が点滅します。そのときは [TAP] ボタンを使っ
て手動で入力してください。
2 ビートエフェクト切換スイッチを回す
エフェクトの種類を選びます。
! エフェクトの種類については、 16ページ 「BEAT EFFECT の種
類」をご覧ください。
! [SND/RTN] を使うときは、以下の「外部エフェクターを使う」をご
覧ください。
3 エフェクトチャンネル切換スイッチを回す
エフェクトを加えるチャンネルを選びます。
[1]~[4]:各チャンネルの音声にエフェクトを加えます。
[MIC]:[MIC] チャンネルの音声にエフェクトを加えます。
[CF.A], [CF.B]クロスフェーダーの [A] ( ) 側または [B] ( )
側の音声にエフェクトを加えます。
[MASTER]:[ MASTER] チャンネルの音声にエフェクトを加えま
す。
4 [BEAT c, d] ボタンを押す
エフェクト音を同期させる拍の倍率を設定します。
拍の倍率に対応したエフェクトタイムが自動で設定されます。
5 [BEAT EFFECTS]の[ON/OFF] ボタンを押す
音声にエフェクトが加わります。
[TIME] ツマミを回すと、エフェクトの時間的パラメーターを調節でき
ます。
[LEVEL/DEPTH] ツマミを回すと、エフェクトの量的パラメーターを調
節できます。
エフェクトをオンにしているとき [ON/OFF] ボタンが点滅します。
! [ON/OFF] ボタンをふたたび押すと、エフェクトがオフになります。
BPM を手動で入力する
再生中の音声の拍 (4 分音符 ) に合わせて [TAP] ボタンを 2
回以上指で叩く
[TAP] ボタンを指で叩いた間隔の平均値が BPM に設定されます。
! [TAP] ボタンを使って BPM を設定すると拍の倍率は [1/1] に設定さ
れ、1 拍 (4 分音符 ) の時間がエフェクトタイムに設定されます。
! [TAP] ボタンを押しながら [TIME] ツマミを回すと BPM を手動で設
定できます。
! [TAP] ボタンを押しながら [AUTO/TAP] ボタンを押し、2 つのボタ
ンを押しながら [TIME] ツマミを回すと BPM を 0.1 単位で設定で
きます。
外部エフェクターを使う
1 本機と外部エフェクターを接続する
接続の仕方については、 5ページ 「出力端子に接続する」をご覧くだ
さい。
2 ビートエフェクト切換スイッチを回す
[SND/RTN] を選びます。
3 エフェクトチャンネル切換スイッチを回す
エフェクトを加えるチャンネルを選びます。
4 [BEAT EFFECTS]の[ON/OFF] ボタンを押す
外部エフェクターを通過した音声が [MASTER] チャンネルから出力さ
れます。
! [ON/OFF] ボタンをふたたび押すと、エフェクトがオフになります。
MIDI を使って DJ ソフトウェアを操作する
本機のほぼすべてのツマミやボタンの操作情報を、MIDI 信号で DJ ソ
フトウェアに送信できる「フルアサイナブル MIDI」機能を搭載してい
ます。MIDI 対応の DJ ソフトウェアをインストールしたコンピュータ
USB ケーブルで接続すると、本機を USB MIDI コントローラーと
してお使いいただけます。さらに再生中の音声のテンポ (BPM) を MIDI
タイミングクロックして送信しますので、DJ ソフトフェア上のテンポ
を本機の出力音声のテンポで同期させることができます。
本機で DJ ソフトウェアを操作するときは、あらかじめコンピュータに
MIDI 対応の DJ ソフトウェアをインストールしてください。また、DJ
ソフトウェア側の MIDI に関する設定が必要です。
! 本機が出力するメッセージについては、 19ページ の「MIDI メッ
セージ一覧」をご覧ください。
! 本機の MIDI チャンネルを変えたいときは、 21ページ の「設定を
変更する」をご覧ください。
1 本機の [USB] 端子とコンピュータを接続する
接続方法については、 6ページ 「操作パネルに接続する」をご覧くだ
さい。
2 DJ ソフトウェアを起動する
3 [MIDI]の[ON/OFF] ボタンを押す
MIDI をオンにします。
MIDI メッセージの送信を始めます。
! フェーダーやツマミを動かすと、その位置に応じたメッセージを送
信します。
! [START/STOP] ボタンを 2 秒以上続けて押すと、ボタン、フェー
ダーまたはツマミの位置に応じた MIDI メッセージを一括で送信し
ます ( スナップショット )。
! [MIDI]の[ON/OFF] ボタンをふたたび押すと、MIDI メッセージの
送信を止めます。
! MIDI タイミングクロック (BPM 情報 ) [MIDI]の[ON/OFF] ボタ
ンに関係なく送信されます。
MIDI スタート /MIDI ストップを送信する
[MIDI]の[START/STOP] ボタンを押す
! MIDI スタート /MIDI ストップのメッセージは、MIDI のオン /
フにかかわらず [START/STOP] ボタンを押すたび交互に送信されま
す。
16 Ja
エフェクトの種類
BOOST COLOR FX/SOUND COLOR FX の種類
エフェクト名
[BOOST] ボタンの状態
説明 [COLOR] ツマミ
NOISE
オフ
本機内部で発生させたホワイトノイズをフィルターに通し
てからチャンネルの音声とミックスして出力します。
! 各チャンネルの [TRIM] ツマミを回して音量を調節で
きます。また、[EQ/ISO (HI, MID, LOW)] ツマミを回し
て音質を調整できます。
左回し:ホワイトノイズを通すフィルターのカットオフ周波
数が徐々に下がります。
右回し:ホワイトノイズを通すフィルターのカットオフ周波
数が徐々に上がります。
オン ホワイトノイズに対してエコーがかかります。
ノブを回す速度によって、エコーの周期が変わります。
BPM の 1 拍の時間に対して 3/4 の周期のエコーがかかり
ます。
早回し時は 1/4 の周期のエコーがかかります。
JET
オフ フランジャー効果を与えます。 左回し:低音の強いフランジャー効果を加えます。
右回し:高音の強いフランジャー効果を加えます。
オン テープエコーのような残響効果を与えます。
左回し:残響効果を加えます。ツマミを回すほどにディレイ
タイムが長くなります。
右回し:残響効果を加えます。ツマミを回すほどにディレイ
タイムが短くなります。
ツマミの位置に応じてディレイタイムが変化します。
早回し時はディレイタイムの変化速度が速くなります。
CRUSH
オフ 元の音声を壊したような音に変化させて出力します。
左回し:音声の歪みが増します。
右回し:音声を壊してからハイパスフィルターを通過させま
す。
オン [CRUSH] のエフェクト音に対してエコーがかかります。
ノブを回す速度によって、エコーの周期が変わります。
BPM の 1 拍の時間に対して 3/4 の周期のエコーがかかり
ます。
早回し時は 1/4 の周期のエコーがかかります。
FILTER
オフ フィルターを通した音声を出力します。
左回し:ローパスフィルターのカットオフ周波数が徐々に下
がります。
右回し:ハイパスフィルターのカットオフ周波数が徐々に上
がります。
オン [FILTER] のエフェクト音に対してエコーがかかります。
ノブを回す速度によって、エコーの周期が変わります。
BPM の 1 拍の時間に対して 3/4 の周期のエコーがかかり
ます。
早回し時は 1/4 の周期のエコーがかかります。
BEAT EFFECT の種類
DELAY 1
[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせてディレイ音を 1 回
出力します。
1/2 ビートのディレイ音を重ねると 4 ビートが 8 ビートになります。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/8 16/1 のディレイ
タイムを設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
ディレイタイムを設定します。
14000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3) 原音とディレイ音のバランスを設定します。
ECHO 1 2
[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせてディレイ音を減衰
させながら数回出力します。
1/1 ビートのエコー音では入力音を切ったあとも曲のテンポに合わせ
てディレイ音がフェードアウトします。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/8 16/1 のディレイ
タイムを設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
ディレイタイムを設定します。
14000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3) 原音とエコー音のバランスを設定します。
SPIRAL 1 2
入力音に残響効果を加えます。
ディレイタイムを変化させたとき、同時に音程も変化します。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/8 16/1 のディレイ
タイムを設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
ディレイタイムを設定します。
10 4000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
原音とエフェクト音のバランスと量的パラメーター
を設定します。
17
Ja
エフェクトの種類
REVERB 1 2
入力音に残響効果を加えます。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1) 残響効果の程度を 1100% の間で設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
残響効果の程度を設定します。
1100 (%)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
原音とエフェクト音のバランスとエフェクト音を通
すフィルターのカットオフ周波数を設定します。
TRANS 1
[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせて音をカットします。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/16 16/1 のカット
時間を設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
エフェクト時間を設定します。
10 16000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3) 原音とエフェクト音のバランスを設定します。
FILTER 1
[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせてフィルターのカッ
トオフ周波数が変化します。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
カットオフ周波数を移動させる周期を BPM の 1 拍
の時間に対して 1/4 64/1 の時間で設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
カットオフ周波数が移動する周期を設定します。
10 32000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
右に回すほど効果が強調されます。
左に回しきると原音だけ出力されます。
FLANGER 1
[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせて 1 周期のフラン
ジャー効果を作り出します。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/4 64/1 のエフェク
ト時間を設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
フランジャー効果が移動する周期を設定します。
10 32000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
右に回すほど効果が強調されます。
左に回しきると原音だけ出力されます。
PHASER 1
[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせてフェイザー効果が
変化します。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
フェイザー効果を移動させる周期を BPM の 1 拍の
時間に対して 1/4 64/1 の時間で設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
フェイザー効果が移動する周期を設定します。
10 32000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
右に回すほど効果が強調されます。
左に回しきると原音だけ出力されます。
ROBOT 1
原音をロボットが発しているような音に変化させます。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
エフェクト音の程度を -100 100% の間で設定し
ます。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
エフェクト音の程度を設定します。
-100 100 (%)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3) 原音とエフェクト音のバランスを設定します。
VINYL BRAKE 1 2
[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせて入力音の再生速度
が変化します。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
入力音の再生速度が変化する周期を BPM の 1 拍の
時間に対して 1/4 64/1 で設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
入力音の再生速度が変化する周期を設定します。
10 32000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
原音とエフェクト音のバランスと、再生速度の変化
量を設定します。
SLIP ROLL 1 2
[ON/OFF] ボタンを押した時点の入力音を記録し、記録した音を [BEAT
c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせて繰り返し出力します。
エフェクト時間が変わると入力音を再び記録します。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/16 16/1 のエフェ
クト時間を設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
エフェクト時間を設定します。
10 4000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
原音と ROLL 音のバランスと、再生する ROLL 音の
長さを設定します。
18 Ja
ROLL 1 2
[ON/OFF] ボタンを押した時点の入力音を記録し、記録した音を [BEAT
c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせて繰り返し出力します。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/16 16/1 のエフェ
クト時間を設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
エフェクト時間を設定します。
10 4000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
原音と ROLL 音のバランスと、再生する ROLL 音の
長さを設定します。
REV ROLL 1 2
[ON/OFF] ボタンを押した時点の入力音を記録し、記録した音を反転さ
せ[BEAT c, d] ボタンで設定した拍の倍率に合わせて繰り返し出力し
ます。
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
BPM の 1 拍の時間に対して 1/16 16/1 のエフェ
クト時間を設定します。
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
エフェクト時間を設定します。
10 4000 (ms)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
原音と ROLL 音のバランスと、再生する ROLL 音の
長さを設定します。
SND/RTN 1
お持ちの外部エフェクターなどを接続します。
DJM-750
SEND
RETURN
MIC LEVEL
EQ
0
POWER
MICUSB
AUTO
/ TAP
BOOST
CH SELECT
PARAMETER
1 2 3 4
MICA B MST
TIME
MAX
LEVEL /DEPTH
ON/OFF
MIN
BEAT EFFECTS
BEAT
TAP
ON/OFF
ROBOT
SPIRAL
PHASER
ROLL
SLIP ROLL
REV ROLL
FLANGER
TRANS
FILTER
SND/ RTN
VINYL BRAKE
REVERB
ECHO
DELAY
HI
LOW
12 12
12 12
ON
TALK
OVER
OFF
CH-2 CH-3
FADER START
MIDI
HEAD PHONES
STEREOMONO SPLIT
MASTER
0
MIXING
LEVEL
CUE
PHONES
BATHRU
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
BATHRU
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
RL dB
0
BATHRU
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
CD/LINEPHONOUSB7/8
EQ/
TRIM
9
HI
6
-
26/
MID
6
-
26/
LOW
6
-
26/
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
BATHRU
STEREO
EQ
MONO
BA
ISOLATOR
WAKE UP
LEVEL
0
BALANCE
RL
MASTER
BOOTH MONITOR
EQ CURVE
CH FADER
CROSS FADER
0
START
/STOP
AUTO
TAPBPM
%
ms
1
2
3
4MIC
CF.A
CF.B
MASTER
CROSS FADER ASSIGN
HEADPHONE CUE CUE
SOUND COLOR FX
LOW HI
CD/LINELINE USB5/6
EQ/
TRIM
9
HI
6
-
26/
MID
6
-
26/
LOW
6
-
26/
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
CD/LINELINE USB3/4
EQ/
TRIM
9
HI
6
-
26/
MID
6
-
26/
LOW
6
-
26/
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
CD/LINEPHONOUSB1/2
EQ/
TRIM
9
HI
6
-
26/
MID
6
-
26/
LOW
6
-
26/
ISO
OVER
10
7
4
2
1
-
1
-
2
-
3
-
5
-
7
-
10
-
15
-
24
dB
0
SETUP
CUE
NOISE
JET
CRUSH
FILTER
BEAT c, dボタン
( パラメーター 1)
TIME ツマミ
( パラメーター 2)
LEVEL/DEPTH ツマミ
( パラメーター 3)
[RETURN] 端子に入力される音声レベルを調整しま
す。
1 エフェクトチャンネル切換スイッチで [CF.A]、[CF.B] または
[MASTER] を選んでいるとき、モニターしたいチャンネルの音声が
[MASTER] チャンネルに出力されていない場合は [BEAT EFFECTS]
の[CUE] ボタンを押してもエフェクト音はモニターできません。
2 エフェクトをオフにしているとき、[BEAT EFFECTS]の[CUE] ボタ
ンを押してもエフェクト音はモニターできません。
19
Ja
MIDI メッセージ一覧
MIDI メッセージ一覧
! CC は、コントロールチェンジの省略形です。コントロールチェンジは、音質や音量などさまざまな制御情報を伝えるために使われる MIDI
号の一種です。
本機では、主にツマミやフェーダーを操作したときに 0 から 127 の値を CC として出力します。一部のボタンを操作したときも CC を出力し
ます。
! Note は、ピアノやキーボードなどの鍵盤を押したり放したりするときに用いる MIDI 用語です。
カテゴリー SW 名 SW の種類 MIDI アサイン トリガー / トグル 送受信データ
CH1
TRIM ツマミ CC001 0 ~ 127
HI ツマミ CC002 0 ~ 127
MID ツマミ CC003 0 ~ 127
LOW ツマミ CC004 0 ~ 127
CUE ボタン CC070 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
チャンネルフェーダー ツマミ CC017 0 ~ 127
CROSS FADER ASSIGN スイッチ CC065 0, 64, 127
CH2
TRIM ツマミ CC006 0 ~ 127
HI ツマミ CC007 0 ~ 127
MID ツマミ CC008 0 ~ 127
LOW ツマミ CC009 0 ~ 127
CUE ボタン CC071 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
チャンネルフェーダー ツマミ CC018 0 ~ 127
CROSS FADER ASSIGN スイッチ CC066 0, 64, 127
CH3
TRIM ツマミ CC012 0 ~ 127
HI ツマミ CC014 0 ~ 127
MID ツマミ CC015 0 ~ 127
LOW ツマミ CC021 0 ~ 127
CUE ボタン CC072 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
チャンネルフェーダー ツマミ CC019 0 ~ 127
CROSS FADER ASSIGN スイッチ CC067 0, 64, 127
CH4
TRIM ツマミ CC080 0 ~ 127
HI ツマミ CC081 0 ~ 127
MID ツマミ CC092 0 ~ 127
LOW ツマミ CC082 0 ~ 127
CUE ボタン CC073 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
チャンネルフェーダー ツマミ CC020 0 ~ 127
CROSS FADER ASSIGN スイッチ CC068 0, 64, 127
クロスフェーダー クロスフェーダー ツマミ CC011 0 ~ 127
フェーダーカーブ CH FADER ( , )スイッチ CC094 0, 127
CROSS FADER ( , , )スイッチ CC095 0, 64, 127
マスター
MASTER LEVEL ツマミ CC024 0 ~ 127
BALANCE ツマミ CC023 0 ~ 127
CUE ボタン CC074 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
EQ CURVE (ISOLATOR, EQ)スイッチ CC033 0, 127
BOOTH MONITOR BOOTH MONITOR ツマミ CC025 0 ~ 127
BEAT EFFECTS
cボタン CC076 トリガーのみ OFF=0, ON=127
dボタン CC077 トリガーのみ OFF=0, ON=127
AUTO/TAP ボタン CC069 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
TAP ボタン CC078 トリガーのみ OFF=0, ON=127
CUE ボタン CC075 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
20 Ja
カテゴリー SW 名 SW の種類 MIDI アサイン トリガー / トグル 送受信データ
BEAT EFFECTS
EFFECT SELECT
DELAY スイッチ CC042 2OFF=0, ON=127
ECHO スイッチ CC055 2OFF=0, ON=127
SPIRAL スイッチ CC043 2OFF=0, ON=127
REVERB スイッチ CC054 2OFF=0, ON=127
TRANS スイッチ CC053 2OFF=0, ON=127
FILTER スイッチ CC059 2OFF=0, ON=127
FLANGER スイッチ CC050 2OFF=0, ON=127
PHASER スイッチ CC057 2OFF=0, ON=127
ROBOT スイッチ CC051 2OFF=0, ON=127
VINYL BRAKE スイッチ CC061 2OFF=0, ON=127
SLIP ROLL スイッチ CC058 2OFF=0, ON=127
ROLL スイッチ CC046 2OFF=0, ON=127
REV ROLL スイッチ CC047 2OFF=0, ON=127
SND/RTN スイッチ CC062 2OFF=0, ON=127
CH1 スイッチ CC034 2OFF=0, ON=127
CH2 スイッチ CC035 2OFF=0, ON=127
CH3 スイッチ CC036 2OFF=0, ON=127
CH4 スイッチ CC037 2OFF=0, ON=127
MIC スイッチ CC038 2OFF=0, ON=127
CF.A スイッチ CC039 2OFF=0, ON=127
CF.B スイッチ CC040 2OFF=0, ON=127
MASTER スイッチ CC041 2OFF=0, ON=127
TIME
スイッチ CC013 - -
スイッチ CC045
TIME の値 (FLANGERPHASER
FILTER、または VINYL BRAKE を選
んでいるときは半分の値になりま
す。マイナスの値を選んでいるとき
はプラスの値になります。)
LEVEL/DEPTH スイッチ CC091 0 ~ 127
ON/OFF
! BEAT EFFECT [SND/RTN] 以外のエ
フェクトを選んでいるとき
ボタン CC114 OFF=0, ON=127
ON/OFF
! BEAT EFFECT[SND/RTN] を選んでい
るとき
ボタン CC064 OFF=0, ON=127
SOUND COLOR FX
(BOOST COLOR FX)
EFFECT SELECT
NOISE ボタン CC085 トリガー / トグル 1OFF=0, ON=127
JET ボタン CC084 トリガー / トグル 1OFF=0, ON=127
CRUSH ボタン CC086 トリガー / トグル 1OFF=0, ON=127
FILTER ボタン CC087 トリガー / トグル 1OFF=0, ON=127
BOOST ボタン CC100 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
EFFECT KNOB ツマミ CC005 0 ~ 127
MIC HI ツマミ CC030 0 ~ 127
LOW ツマミ CC031 0 ~ 127
Fader Start FADER START CH-2 ボタン CC089 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
FADER START CH-3 ボタン CC090 トリガー / トグル OFF=0, ON=127
HEADPHONES MIXING ツマミ CC027 0 ~ 127
LEVEL ツマミ CC026 0 ~ 127
Timing Clock タイミングクロック - -
Fader Start
FADER START CH-2 Note103 BACK CUE=0, PLAY=127
FADER START CH-3 Note104 BACK CUE=0, PLAY=127
MIDI START ボタン スタート - -
STOP ボタン ストップ - -
1 あるボタンを ON にすることにより、別のボタンが ON から OFF に切り換わるとき、2 つのボタンから MIDI メッセージの ON OFF をそれぞれ送信します。
OFF に切り換わるボタンがないときは、押したボタンから MIDI メッセージの ON だけ送信します。
2 あるポジションから別のポジションに切り換わるとき、2 つのポジションから MIDI メッセージの ON OFF をそれぞれ送信します。
! [START/STOP] ボタンを 1 秒以上続けて押すと、ボタン、フェーダーまたはツマミの位置に応じた MIDI メッセージを一括で送信します ( スナップショット )。
MIDI スナップショットは MIDI スタート /MIDI ストップ以外のすべての MIDI メッセージを送信します。
/