Pioneer DJM-5000 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
1
DRA1430-B
DJM-5000
2
DRA1430-B
Ja
2
もくじ
本書の見かた
本書では、製品本体に表示されているチャンネル名、ボタン名、およびソフトウェ
ア上のメニュー名などを、[ ] で囲んで記載しています。( 例:[MASTER] チャン
ネル、[ON/
OFF]、[ ファイル ] メニュー )
安全上のご注意
警告 ...............................................................................................................................3
注意 ...............................................................................................................................3
設置場所について .........................................................................................................4
製品のお手入れについて .............................................................................................4
EIA 標準ラックへの取り付け .....................................................................................4
はじめに
本機の特長.....................................................................................................................5
付属品を確認する .........................................................................................................5
接続する
本体背面部.....................................................................................................................6
入力端子に接続する .....................................................................................................7
出力端子に接続する .....................................................................................................7
操作パネルに接続する .................................................................................................8
コンピュータを接続する .............................................................................................8
USB オーディオドライバソフトウェアについて ...................................................8
USB-MIDI チャンネルの設定について ................................................................ 10
操作する
操作パネル................................................................................................................. 12
DJ セクションを操作する ...................................................................................... 13
MC セクションを操作する ..................................................................................... 14
PA セクションを操作する ...................................................................................... 15
その他
故障かな?と思ったら ............................................................................................. 16
保証とアフターサービス ......................................................................................... 17
免責事項について ..................................................................................................... 17
ブロックダイヤグラム ............................................................................................. 18
仕様 ............................................................................................................................ 19
3
DRA1430-B
Ja 3
安全上のご注意
安全上のご注意
! 安全にお使いいただくために、必ずお守りください。
! ご使用の前にこの「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
この取扱説明書および製品には、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他
の方々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をして
います。その表示と意味は次のようになっています。内容をよく理解してから本文
をお読みください。
警
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性
が想定される内容を示しています。
注
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能性が想定され
る内容、および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
絵表示の例
△記号は注意(警告を含む)しなければならない内容であることを示しています。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
9記号は禁止(やってはいけないこと)を示しています。図の中に具体的な禁止内
容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
●記号は行動を強制したり指示する内容を示しています。図の中に具体的な指示内
容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜く)が描かれています。
警
異常時の処置
万一煙が出ている、変なにおいや音がするなどの異常状態のまま使用すると火災
感電の原因となります。すぐに機器本体の電源スイッチを切り、必ず電源プラグを
コンセントから抜いてください。煙が出なくなるのを確認して販売店に修理をご依
頼ください。お客様による修理は危険ですから絶対おやめください。
万一内部に水や異物等が入った場合は、まず機器本体の電源スイッチを切り、電源
プラグをコンセントから抜いて販売店にご連絡ください。そのまま使用すると火
災・感電の原因となります。
万一本機を落としたり、カバーを破損した場合は、機器本体の電源スイッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜いて販売店にご連絡ください。そのまま使用すると
火災・感電の原因となります。
設置
電源プラグの刃および刃の付近にほこりや金属物が付着している場合は、電源プラ
グを抜いてから乾いた布で取り除いてください。そのまま使用すると火災感電の
原因となります。
電源コードの上に重い物を載せたり、コードが本機の下敷きにならないようにして
ください。また、電源コードが引っ張られないようにしてください。コードが傷つ
いて、火災感電の原因となります。コードの上を敷物などで覆うことにより、そ
れに気付かず、重い物を載せてしまうことがあります。
放熱をよくするため他の機器、壁等から間隔をとり、ラックなどに入れるときはす
き間をあけてください。また、次のような使い方で通風孔をふさがないでください。
内部に熱がこもり、火災の原因となることがあります。
! あおむけや横倒し、逆さまにする。
! 押し入れなど、風通しの悪い狭いところに押し込む。
! じゅうたんやふとんの上に置く。
! テーブルクロスなどをかける。
着脱式の電源コード(インレットタイプ)が付属している場合のご注意付属の電
源コードはこの機器のみで使用することを目的とした専用部品です。他の電気製品
ではご使用になれません。他の電気製品で使用した場合、発熱により火災感電の
原因となることがあります。また電源コードは本製品に付属のもの以外は使用しな
いでください。他の電源コードを使用した場合、この機器の本来の性能が出ないこ
とや、電流容量不足による発熱から火災・感電の原因となることがあります。
使用環境
この機器に水が入ったり、ぬらさないようにご注意ください。火災感電の原因と
なります。雨天、降雪中、海岸、水辺での使用は特にご注意ください。
風呂場、シャワー室等では使用しないでください。火災・感電の原因となります。
表示された電源電圧(交流 100 ボルト、50 Hz/
60 Hz)以外の電圧で使用しな
いでください。火災・感電の原因となります。
この機器を使用できるのは日本国内のみです。船舶などの直流(DC)電源には接
続しないでください。火災の原因となります。
使用方法
本機の上に花びん、植木鉢、コップ、化粧品、薬品や水などの入った容器または小
さな金属物を置かないでください。こぼれたり、中に入った場合、火災感電の原
因となります。
ぬれた手で(電源)プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となることが
あります。
本機の通風孔などから、内部に金属類や燃えやすいものなどを差し込んだり、落と
し込んだりしないでください。火災感電の原因となります。特にお子様のいるご
家庭ではご注意ください。
本機のカバーを外したり、改造したりしないでください。内部には電圧の高い部分があ
り、火災感電の原因となります。内部の点検整備修理は販売店にご依頼ください。
電源コードを傷つけたり、加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張った
り、加熱したりしないでください。コードが破損して火災感電の原因となります。
コードが傷んだら(芯線の露出、断線など)、販売店に交換をご依頼ください。
雷が鳴り出したらアンテナ線や電源プラグには触れないでください。感電の原因と
なります。
注
設置
電源プラグは、コンセントに根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完
全ですと発熱したり、ほこりが付着して火災の原因となることがあります。また、
電源プラグの刃に触れると感電することがあります。
電源プラグは、根元まで差し込んでもゆるみがあるコンセントに接続しないでくだ
さい。発熱して火災の原因となることがあります。販売店や電気工事店にコンセン
トの交換を依頼してください。
ぐらついた台の上や傾いたところなど不安定な場所に置かないでください。落ちた
り、倒れたりしてけがの原因となることがあります。
本機を調理台や加湿器のそばなど油煙、湿気あるいはほこりの多い場所に置かない
でください。火災・感電の原因となることがあります。
テレビ、オーディオ機器、スピーカー等に機器を接続する場合は、それぞれの機器
の取扱説明書をよく読み、電源を切り、説明に従って接続してください。また、
続は指定のコードを使用してください。
電源プラグを抜く時は、電源コードを引っ張らないでください。コードが傷つき火
災・感電の原因となることがあります。必ずプラグを持って抜いてください。
電源コードを熱器具に近づけないでください。コードの被ふくが溶けて、火災
電の原因となることがあります。
移動させる場合は、電源スイッチを切り必ず電源プラグをコンセントから抜き、
部の接続コードを外してから、行ってください。コードが傷つき火災感電の原因
となることがあります。
窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異常に温度が高くなる場
所に放置しないでください。火災の原因となることがあります。
本機の上に火がついたろうそくなどの裸火を置かないでください。火災の原因となります。
4
DRA1430-B
Ja
4
使用方法
ディスクを使用する機器の場合、ひび割れ、変形、または接着剤などで補修した
ディスクは使用しないでください。ディスクは機器内で高速回転しますので、飛び
散ってけがの原因となることがあります。
長時間音が歪んだ状態で使わないでください。スピーカーが発熱し、火災の原因と
なることがあります。
本機に乗ったり、ぶら下がったりしないでください。特にお子様はご注意ください。
倒れたり、壊れたりしてけがの原因になることがあります。
電源を入れる前には音量を最小にしてください。突然大きな音が出て聴力障害など
の原因となることがあります。
ヘッドホンをご使用になる時は、音量を上げすぎないようにご注意ください。耳を刺激する
ような大きな音量で長時間続けて聞くと、聴力に悪い影響を与えることがあります。
旅行などで長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
保守・点検
5 年に一度くらいは内部の掃除を販売店などにご相談ください。内部にほこりがた
まったまま、長い間掃除をしないと火災や故障の原因となることがあります。特に
湿気の多くなる梅雨期の前に行うとより効果的です。なお、掃除費用については販
売店などにご相談ください。
お手入れの際は安全のために電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。
設置場所について
! 熱を発生するアンプなどの上に直接置いたり、スポットライトなどの近くで長
時間使用すると、本体に悪い影響を与えますので、おやめください。
! チューナーやテレビから離して設置してください。近くに置いた場合は、雑音
や映像の乱れが生じることがあります。なお、雑音や映像の乱れは室内アンテ
ナをご使用の場合に起こりやすく、このようなときは、屋外アンテナを使用す
るか、本機の電源を切ってください。
製品のお手入れについて
通常は、柔らかい布でから拭きしてください。汚れがひどい場合は水で 5 〜 6 倍
に薄めた中性洗剤に柔らかい布を浸してよく絞ったあと、汚れを拭き取り、そのあ
と乾いた布で拭いてください。アルコール、シンナー、ベンジン、殺虫剤などが付
着すると印刷、塗装などがはげることがありますのでご注意ください。また、ゴム
やビニール製品を長時間触れさせることも、キャビネットを傷めますので避けてく
ださい。化学ぞうきんなどをお使いの場合は、化学ぞうきんなどに添付の注意事項
をよくお読みください。
お手入れの際は、電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。
EIA 標準ラックへの取り付け
本機の操作パネル左右の取り付け穴は 19 インチ EIA 標準ラックの 5U サイズに
適合しています。本機の奥行きは最大 225.1 mm です。
! ラックに適合したネジを使って確実に固定してください ( 本機にネジは付属し
ていません )。
! パワーアンプのすぐ上に取り付けないでください。アンプが発する熱により本機の
故障の原因になります。またノイズ ( ハムノイズなど ) を拾う恐れがあります。
! 輸送するときは本機をラックから取り外してください。取り付けたまま輸送す
ると本機の故障の原因になります。
! 本機をラックに取り付けたまま移動するときは、振動や衝撃が加わらないよう
慎重に移動してください。
5
DRA1430-B
Ja 5
はじめに
はじめに
本機の特長
本機は、高音質設計に加え、MC、DJ、PA の 3 つの役割を強力にサポートする
多彩な機能を搭載したハイクオリティー・ハイパフォーマンスミキサーです。
96 kHz サンプリング 24 bit 高音質 A/
D コンバーターと 32 bit DSP による高
音質処理によって、パワフルで高品位な音を実現します。
また、MC、DJ、PA それぞれの役割を3つのセクションにわかりやすく配置した
パネルレイアウトを採用しており、多彩な機能を直感的に操作できます。
MC セクション
質の高い MC パフォーマンスを実現する充実のマイク機能(14
ページ )
! 直感的に操作できる独立 2 系統マイク専用チャンネルを搭載。音量と 3BAND
EQ を別々にコントロールできるので、それぞれの MC の声に合わせて音量・
音質を調整できます。
! マイク専用の 4 種類のエフェクト (REVERB/
ECHO+VERB/
OCTAVER/
PITCH) を装備。多彩なマイク演出を実現します。
! DJ セクションの CH1 はマイク入力にも対応可能。最大 3 本のマイクを同時
に使えます。
業界初 1「アドバンスド・トークオーバー」機能(14ページ )
! マイク入力時、音楽に対して声の周波数帯域の音量だけを自動的に下げること
によりマイク音声を聴き取りやすくする「アドバンスド ・ トークオーバー」機
能を搭載。マイクを使っても音楽の音量感が損なわれないので、フロアの雰囲
気を変えることなく MC 進行が可能です ( 減衰レベルは操作パネル上のノブで
調整できます )。
1 DJ ミキサーとして。2009年 8月 10日現在、パイオニア調べ。
DJ セクション
コンピュータからダイレクトにオーディオ入力が可能な「USB
オーディオインターフェイス」内蔵(8ページ )
! コンピュータと USB 接続することにより、コンピュータ上で再生している
オーディオをミキサーに入力できる「USB オーディオインターフェイス」を内
蔵。これにより、外付けのサウンドカードを使わなくてもコンピュータを使っ
た DJ プレイが実現できます。
! 1 台のコンピュータから最大 3 系統 2 のオーディオを DJM-5000 の各 CH
にアサインしミキシングできます。
2 ドライバソフトウェアCD-ROMを同梱 (Windows/
Mac対応 )。コンピュー
タにドライバソフトウェアをインストールすることで、オーディオインター
フェイス機能をお使いいただけます (Windowsの場合、ASIO 対応のソフト
ウェア使っているときだけ 3 系統のオーディオをアサインできます )。
MIDI 対応の DJ 用ソフトウェアをコントロールできる「フルア
サイナブル USBMIDI」機能(10ページ )
! コンピュータと USB 接続することにより、DJM-5000 のほぼ全てのボタン
やフェーダーなどの動作情報を、MIDI 信号で DJ 用ソフトウェアに送信できる
「フルアサイナブル USB MIDI」機能を搭載。操作性に優れたフレキシブルな
MIDI コントローラーとしても使えます。
PA セクション
1 台で 2 つの会場を別々に演出できる「MASTER/
ZONE スプ
リット・アウトプット」(15ページ )
! MASTER 出力と ZONE 出力の独立した 2 系統のアウトプットを装備。2
の会場に対して別々の音楽を送出できるので、会場の雰囲気に合わせて柔軟な
パーティー演出が実現できます。同様に、マイク音声も出力先を選んで送出で
きるので、それぞれの会場に合わせたアナウンスや MC 演出が実現できます。
状況や雰囲気に応じた最適なサウンドセッティングを実現する
「SOUNDMAXIMIZER」(15ページ )
! 「DYNAMICS」「CLARITY」 2 つのノブで簡単に音質調整できる「SOUND
MAXIMIZER」を搭載。EQ では得られなかった豊かな低域や、よりクリアな中
高域を創り出せます。楽曲の低域・高域を簡単に調整できるので、パーティー
の進行に合わせて最適なサウンドセッティングが実現できます。また、MP3
などの圧縮音源では、不足している低域・高域を補強する効果も得られます。
付属品を確認する
! USB ケーブル
! CD-ROM
! 保証書
! サービス窓口のご案内
! 取扱説明書 (本書)
6
DRA1430-B
Ja
6
接続する
機器の接続を行う場合、あるいは変更を行う場合には、必ず電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
接続する機器の取扱説明書もあわせてご覧ください。
電源コードは、機器の接続がすべて終わってから接続してください。
本体背面部
MASTER1 MASTER2
CH-4
ZONE
1 GND
1 GND
3 COLD
3 COLD
2 HOT
2 HOT
MASTER ATT.
-
12dB
-
6dB0dB
-
12dB
-
6dB0dB
ZONE ATT.
CD
L
L
L
L
RR
R
R
R
LINE
CH-3 CH-2 CH-1
DJM-
5000
CD CD
L
R
L
LINE
REC OUT
L
R
BOOTH
TRS
CONTROL
CD
R
L
CONTROL
SEND
L(MONO)
RL(MONO)
R
L
R
RETURN DIGITAL IN USB
21
MIC 3
MIC 2
16 72 3 3 4 4
4 4 5 5
16 141517 13 12 11 10
9 8
1 ZONE(7ページ )
ZONEチャンネル用出力端子です。
2 ZONEATT
[ZONE] 端子から出力する音声の減衰レベルを切り換えます。0 dB、-6dB、
-12dB から選べます。
3 LINE(7ページ )
カセットデッキやラインレベルの出力機器と接続します。
4 CD(7ページ )
DJ プレーヤーやラインレベルの出力機器と接続します。
5 CONTROL(7ページ )
DJ プレーヤーコントロール端子です。本機のフェーダーで DJ プレーヤーを
コントロールします。
6 MIC3(7ページ )
マイクを接続します。
7 MIC2(7ページ )
マイクを接続します。
8 USB(8ページ )
コンピュータと接続します。
9 DIGITALIN(7ページ )
デジタル音声出力のある機器と接続します。
a RETURN(7ページ )
外部エフェクターの出力端子と接続します。[L] だけに接続すると、[L] に入力
される音声が [R] にも入力されます。
b SEND(7ページ )
外部エフェクターの入力端子と接続します。[L] だけに接続すると、モノラル
音声を出力します。
c BOOTH(7ページ )
ブースモニター用出力端子です。TRS 端子のため、バランス出力、アンバラン
ス出力に対応しています。
d RECOUT(7ページ )
録音用出力端子です。
e MASTER2(7ページ )
パワーアンプなどを接続します。
f MASTERATT
[MASTER1] 端子および [MASTER2] 端子から出力する音声の減衰レベルを
切り換えます。0 dB、-6 dB、-12 dB から選べます。
g MASTER1(7ページ )
パワーアンプなどを接続します。
h 電源コード
コンセントと接続します。電源コードは、機器の接続がすべて終わってから接
続してください。
7
DRA1430-B
Ja 7
接続する
入力端子に接続する
MASTER1 MASTER2
CH-4
ZONE
1 GND
1 GND
3 COLD
3 COLD
2 HOT
2 HOT
MASTER ATT.
-
12dB
-
6dB0dB
-
12dB
-
6dB0dB
ZONE ATT.
CD
L
L
L
L
RR
R
R
R
LINE
CH-3 CH-2 CH-1
CD CD
L
R
L
LINE
REC OUT
L
R
CONTROL
CD
R
L
CONTROL
SEND
L(MONO)
RL(MONO)
R
L
R
RETURN DIGITAL IN USB
21
MIC 3
MIC 2
DJM-
5000
BOOTH
TRS
L
LRR
L
LRR
1
1 フェーダースタート機能を使うときは、コントロールケーブルを接続します (13ページ )。
出力端子に接続する
2 マスターチャンネルとは別の音声を出力できます (MASTER/
ZONEスプリットアウト )。
MASTER1 MASTER2
CH-4
ZONE
1 GND
1 GND
3 COLD
3 COLD
2 HOT
2 HOT
MASTER ATT.
-
12dB
-
6dB0dB
-
12dB
-
6dB0dB
ZONE ATT.
CD
L
L
L
L
RR
R
R
R
LINE
CH-3 CH-2 CH-1
CD CD
L
R
L
LINE
REC OUT
L
R
CONTROL
CD
R
L
CONTROL
SEND
L(MONO)
RL(MONO)
R
L
R
RETURN DIGITAL IN USB
21
MIC 3
MIC 2
DJM-
5000
BOOTH
TRS
2
R LR L
8
DRA1430-B
Ja
8
操作パネルに接続する
PHONES
LEVEL
-
0
HEAD PHONES
NORMAL
ADVANCED
ON/OFF
TALK OVER
MIC1 ON
LEVEL
-
0
EFFECT
LOWHI
LOW
-
12 +12
MID
-
12 +12
HI
-
12 +12
OUTPUT
MASTER ZONE
BOTH
MIC 1 MIC 1
MIC2 ON
LEVEL
-
0
EFFECT
LOWHI
LOW
-
12 +12
MID
-
12 +12
HI
-
12 +12
OUTPUT
MASTER ZONE
BOTH
MIC 2
MINMAX
PITCHOCTAVER
ECHO+VERB
REVERB
MIC EFFECT
コンピュータを接続する
CH-1
CD
R
L
CONTROL
N
D
L(MONO)L(MONO)
R
RETURN DIGITAL IN USB
21
MIC 3
MIC 2
DJM-
5000
付属の USB ケーブルを使って接続します。
USB オーディオドライバソフトウェアについて
本ドライバソフトウェアは、コンピュータからの音声を出力するための専用オー
ディオドライバです。本機を Windowsまたは Mac OS がインストールされてい
るコンピュータに接続してお使いになるときは、あらかじめコンピュータにドライ
バソフトウェアをインストールしておくことをおすすめします。
! 当社 Web サイト ( 下記 ) では、ドライバソフトウェアに関する最新情報を提
供しています。
http://www.prodjnet.com/support/
ソフトウェア使用許諾契約書
このソフトウェア使用許諾契約書 ( 以下「本契約」といいます ) は、お客様とパイ
オニア株式会社 ( 以下「当社」といいます ) との間における、DJ 機器用ソフトウェ
ア ( 以下「本ソフトウェア」といいます ) の使用に関する事項を定めるものです。
本ソフトウェアをインストールし、あるいはご利用になるにあたっては、必ず以
下の条項をよくお読み下さい。お客様が本ソフトウェアをご利用になった場合は、
本契約に同意されたものとします。もし本契約に同意されない場合には、本ソフト
ウェアのインストール及びご利用をおやめ下さい。
( 使用許諾 )
本契約の内容に従うことを条件として、お客様は、本ソフトウェアを一台のパーソ
ナル・コンピュータにインストールして使用することができます。
( 制限事項 )
お客様は、本ソフトウェアの複製物を作成しあるいは配布し、またはネットワーク
を通じあるいは一台のコンピュータから別のコンピュータに送信してはなりませ
ん。また、お客様は、本ソフトウェアの改変、販売、貸与、譲渡、転売、本ソフト
ウェアの二次的著作物の頒布又は作成等をすることはできず、さらに、逆コンパイ
ル、リバースエンジニアリング、逆アセンブルし、その他、人間の覚知可能な形
態に変更することもできません。
( 著作権等 )
本ソフトウェアに関する著作権その他一切の知的財産権は、当社あるいはその関連
会社に帰属します。本ソフトウェアは、著作権法及び国際条約の規定により保護さ
れています。
( 保証及び技術サポートの否認 )
本ソフトウェア及びそれに付随する一切の資料等は、あくまで「現状のまま」提供
されます。当社は、お客様や第三者に対して、これらの商品性、特定目的への適
合性、他人の権利を侵害しないこと、その他一切の事項について保証せず、また、
これらに対する技術サポートを行うこと等も保証しません。なお、国や地域によっ
ては強行法規によってかかる保証の否認が認められないことがありますので、その
場合には、かかる保証の否認は適用されないことがあります。また、お客様の権利
は、国や地域によっても異なり得ます。
( 責任制限 )
当社、その他本ソフトウェアの供給者は、お客様が本ソフトウェア及びこれに付随す
る一切の資料を使用したこと又は使用できなかったことから生じる一切の損害 ( 利益
の逸失、ビジネスの中断、情報の消失・毀損などによる損害を含みますが、これらに
限定されません ) に関しては、たとえ当社が、そのような損害が生じる可能性を知らさ
れていた場合であったとしても、一切責任を負いません。国や地域によっては強行法規
によって付随的又は間接損害に対する責任の制限が認められないことがありますので、
その場合には、かかる責任制限は適用されないことがあります。なお、いかなる場合に
おいても、本ソフトウェアに関する当社またはその子会社の責任は、お客様が当社また
はその子会社に対して支払った金額を超えないものとします。かかる保証の否認や責任
制限は、お客様と当社との間の取り決めにおける基本的な要素です。
( 準拠法 )
本契約は、日本国の法令に準拠し、これに基づいて解釈されるものとします。本契
約は、本ソフトウェアの使用について、お客様と当社の取り決めのすべてを記載す
るものであり、本件に関する従前のあらゆる合意 ( それが口頭でなされたか文書に
よりなされたかを問いません ) に優先して適用されます。本契約に関連して紛争が
生じた場合は、東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。
9
DRA1430-B
Ja 9
接続する
インストールについてのご注意
! ドライバソフトウェアをインストールする前に、本機の電源スイッチを切り
本機とコンピュータを接続している USB ケーブルを取り外してください。
! ドライバソフトウェアをコンピュータにインストールしないで本機をコン
ピュータに接続すると、お客様の環境によってはコンピュータにエラーが発生
することがあります。
! ドライバソフトウェアのインストールを途中で中止したときは、以下の手順に
沿ってはじめからインストールをやり直してください。
! 本機の専用ドライバソフトウェアをインストールする前に、「ソフトウェア使用
許諾契約書」をよくお読みください。
! ドライバソフトウェアをインストールする前に、コンピュータ上で他に作業中
のプログラムがあればすべて終了させてください。
! ドライバソフトウェアは以下の OS に対応しています。
Mac OS X (10.3.9以降 )
Windows Vista® Home Basic/
HomePremium/
Ultimate/
Business
Windows® XP Home Edition/
Professional (SP2 以降 )
ドライバソフトウェアは、64 ビット版の OS (Windows® XP Professional
x64 edition および Windows Vista® 64 ビット版) には対応していません。
! ドライバソフトウェアの CD-ROM には、以下の 12 言語のインストールプロ
グラムが収録されています。
英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、スペイン語、ポルト
ガル語、ロシア語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、日本語
その他の言語の OS でお使いになるときは、画面の指示に従って [English (
)] を選んでください。
ドライバソフトウェアをインストールする
インストール手順(Windows)
ドライバソフトウェアをインストールする前に「インストールについてのご注意」
をよくお読みください。
! ドライバソフトウェアをインストール、アンインストールするには、コンピュー
タの管理者権限が必要です。コンピュータの管理者に設定されているユーザー
でログオンしてからインストールしてください。
1 ドライバソフトウェアの CD-ROMをコンピュータの CD ド
ライブに挿入する
CD-ROMのフォルダが表示されます。
! CD-ROMを挿入しても CD-ROMのフォルダが表示されないときは、[ スター
] メニューの [ コンピュータ ( またはマイコンピュータ )] から CD ドライブ
を開いてください。
2 [DJM-5000_X.XXX.exe] をダブルクリックする
ドライバのインストール画面が表示されます。
3 言語選択画面が表示されたら、[ 日本語 ] を選んでから [OK]
をクリックする
お客様のコンピュータの環境によっては、複数の言語から表示言語を選べます。
4 ソフトウェア使用許諾契約書をよく読み、ソフトウェア使用
許諾契約書に同意するときは、[ 同意する ] にチェックを入れて
から [OK] をクリックする
ソフトウェア使用許諾契約書にご同意いただけないときは、[ キャンセル ] をク
リックして、インストールを中止してください。
5 画面の指示に従ってインストールする
インストールの途中で [Windowsセキュリティ ] 画面が表示されることがありま
すが、[ このドライバソフトウェアをインストールします ] をクリックしてインス
トールを続行してください。
! Windows XP にインストールしているとき
インストールの途中で [ ハードウェアのインストール ] 画面が表示されること
がありますが、[ 続行 ] をクリックしてインストールを続行してください。
! インストールプログラムが終了すると終了メッセージが表示されます。
! ドライバソフトウェアのインストールが完了したら、コンピュータを再起動す
る必要があります。
インストール手順(Macintosh)
ドライバソフトウェアをインストールする前に「インストールについてのご注意」
をよくお読みください。
! ドライバソフトウェアをインストール、アンインストールするには、コンピュー
タの管理者権限が必要です。コンピュータの管理者の 「名前」 と 「パスワード
」 をあらかじめご用意ください。
1 ドライバソフトウェアの CD-ROMをコンピュータの CD ド
ライブに挿入する
CD-ROMのフォルダが表示されます。
! CD-ROMを挿入しても CD-ROMのフォルダが表示されないときは、デスク
トップ上の CD アイコンをダブルクリックしてください。
2 [DJM-5000_M_X.X.X.dmg] をダブルクリックする
[DJM-5000AudioDriver] のメニュー画面が表示されます。
3 [DJM-5000AudioDriver.pkg] をダブルクリックする
ドライバのインストール画面が表示されます。
4 画面の内容を確認して [ 続行 ] をクリックする
5 使用許諾契約画面が表示されたら、[ 日本語 ] を選んでソフト
ウェア使用許諾契約書をよく読み、[ 続行 ] をクリックする
お客様のコンピュータの環境によっては、複数の言語から表示言語を選べます。
6 ソフトウェア使用許諾契約書に同意するときは、[ 同意しま
す ] をクリックする
ソフトウェア使用許諾契約書に同意いただけないときは、[ 同意しません ] をク
リックして、インストールを中止してください。
7 画面の指示に従ってインストールする
! インストールを途中で中止するときは [ キャンセル ] をクリックしてインス
トールを中止してください。
! ドライバソフトウェアのインストールが完了したら、コンピュータを再起動す
る必要があります。
本機とコンピュータを接続する
1 本機とコンピュータを USB ケーブルで接続する
本機は ASIO 規格に準拠したオーディオデバイスとしての機能を備えています。
! ASIO 対応のアプリケーションを使うときは、[USB1/
2] 、[ USB3/
4] 、[ USB
5/
6] を入力として使えます。
! DirectX 対応のアプリケーションを使うときは、[USB5/
6] だけ入力として
使えます。
! DJ アプリケーションによってコンピュータの推奨動作環境が異なります。お
使いの DJ アプリケーションの推奨動作環境を必ずご確認ください。
2 [POWER] を押す
本機の電源をオンにします。
! 本機をはじめてコンピュータに接続したとき、またはコンピュータの USB
子をつなぎ変えたとき [ デバイスドライバソフトウェアをインストールしてい
ます。] メッセージが表示されることがあります。「デバイスを使用する準備が
できました。」 メッセージが表示されるまでそのままお待ちください。
! Windows XP にインストールしているとき
インストールの途中で [ ハードウェア検索のため、WindowsUpdate に
接続しますか? ] と表示されることがあります。[ いいえ、今回は接続しま
せん ] を選んで [ 次へ ] をクリックしてインストールを続行してください。
インストールの途中で [ インストール方法を選んでください ] と表示され
ることがあります。[ ソフトウェアを自動的にインストールする ( 推奨 )]
を選んで [ 次へ ] をクリックしてインストールを続行してください。
インストールの途中で [Windowsセキュリティ ] 画面が表示されることが
ありますが、[ このドライバソフトウェアをインストールします ] をクリッ
クしてインストールを続行してください。
10
DRA1430-B
Ja
10
バッファサイズを調整する(Windows)
ASIO オーディオドライバを使うときのコンピュータのバッファサイズを調整します。
Windowsの [ スタート ] メニュー >[ すべてのプログラム( ま
たはプログラム )]>[Pioneer]>[DJM-5000]>[DJM-5000
ASIO 設定ユーティリティ ] をクリックする
バッファサイズを大きくすると、音声データの脱落 ( 音とぎれ ) などが生じにくくなり
ますが、音声データの伝送遅延 ( レイテンシー ) によるタイムラグが増大します。
! 本機を既定のオーディオデバイスとして使っているアプリケーションプログラ
ム (DJ ソフトウェアなど ) が起動しているときは、そのプログラムを終了させ
てからバッファサイズを調整してください。
ドライバソフトウェアのバージョンを確認する
確認方法(Windows)
Windowsの [ スタート ] メニュー >[ すべてのプログラム( ま
たはプログラム )]>[Pioneer]>[DJM-5000]>[DJM-5000
バージョン表示ユーティリティ ] をクリックする
[バージョン ] 画面が表示されます。
確認方法(Macintosh)
[アップルメニュー ]>[ この Mac について ]>[ 詳しい情報 ]>[
能拡張 ]>[DJM-5000USBAudio] をクリックする
[バージョン ] 画面が表示されます。
ドライバソフトウェアの最新情報を確認する
本機の専用ドライバソフトウェアの最新情報については、下記ホームページを参照
してください。
http://www.prodjnet.com/support/
USB-MIDI チャンネルの設定について
あらかじめ本機の電源をオフにします。
1 [MIDI]を[ON] に設定する
2 [CH-1]と[CH-2]の[FADERSTART] を同時に押しなが
ら、[POWER] を押す
MASTER [CUE]とZONE [CUE] のボタンがオレンジ色に点灯すると
MIDI チャンネル設定モードが起動します。それまで[CH-1]と[CH-2]の
[FADERSTART] を押し続けてください。
! マスターレベルインジケーターに現在の MIDI チャンネル設定が表示されま
す。[L] は 10 の位、[R] は 1 の位を表示します。
! 初期状態では MIDI チャンネルは [1] に設定されています。
例:16 を表示するとき
dB
14
9
5
2
0
–2
–4
–7
–10
–15
LR
3 [MASTER] チャンネルの [CUE] を押す
押すたびに MIDI チャンネルが 1 チャンネルずつ切り換わります。
MIDI チャンネルを選んで設定を変更します。
4 [ZONE] チャンネルの [CUE] を押し続ける
MIDI チャンネル設定の変更内容を保存します。
保存中は [SOUND MAXIMIZER] チャンネルの [ON/
OFF] が点滅します。保存
が完了すると点灯します。
! MIDI チャンネル設定の保存中は、電源をオフしないでください。
5 [POWER] を押す
本機の電源をオフにします。
6 [POWER] を押す
ふたたび本機の電源をオンにします。
通常モードで起動します。MIDI チャンネルの設定が変更されます。
11
DRA1430-B
Ja 11
接続する
MIDI メッセージ一覧
カテゴリー SW 名
SW
の種
MIDI メ
セージ 備考
MSB
CH-1
HI VR Bn 2dd 0-127
MID VR Bn 3dd 0-127
LOW VR Bn 4dd 0-127
FADERSTART BTN Bn 58 dd OFF=0, ON=127
CUE BTN Bn 46 dd OFF=0, ON=127
チャンネルフェー
ダー VR Bn 11 dd 0-127
クロスフェーダー
アサインスイッチ SW Bn 41 dd A=0, THRU=64, B=127
CH-2
HI VR Bn 7dd 0-127
MID VR Bn 8dd 0-127
LOW VR Bn 9dd 0-127
FADERSTART BTN Bn 59 dd OFF=0, ON=127
CUE BTN Bn 47 dd OFF=0, ON=127
チャンネルフェー
ダー VR Bn 12 dd 0-127
クロスフェーダー
アサインスイッチ SW Bn 42 dd A=0, THRU=64, B=127
CH-3
HI VR Bn OE dd 0-127
MID VR Bn OF dd 0-127
LOW VR Bn 15 dd 0-127
CUE BTN Bn 48 dd OFF=0, ON=127
チャンネルフェー
ダー VR Bn 13 dd 0-127
クロスフェーダー
アサインスイッチ SW Bn 43 dd A=0, THRU=64, B=127
CH-4
HI VR Bn 51 dd 0-127
MID VR Bn 5C dd 0-127
LOW VR Bn 52 dd 0-127
CUE BTN Bn 49 dd OFF=0, ON=127
チャンネルフェー
ダー VR Bn 14 dd 0-127
クロスフェーダー
アサインスイッチ SW Bn 44 dd A=0, THRU=64, B=127
CROSS
FADER
クロスフェーダー VR Bn 0B dd 0-127
CROSSFADER SW Bn 5F dd =0, 中 =64, =127
MASTER
LEVEL VR Bn 18 dd 0-127
CUE BTN Bn 4A dd OFF=0, ON=127
BALANCE VR Bn 17 dd 0-127
MONO/
STEREO SW Bn 60 dd MONO=0, STEREO=127
BOOTH
MONITOR VR Bn 19 dd 0-127
ZONE
LEVEL VR Bn 61 dd 0-127
CUE BTN Bn 62 dd OFF=0, ON=127
ZONE ASSIGN
CH-1 SW Bn 20 dd 127
ZONE ASSIGN
CH-2 SW Bn 21 dd 127
ZONE ASSIGN
CH-3 SW Bn 22 dd 127
ZONE ASSIGN
CH-4 SW Bn 23 dd 127
ZONE ASSIGN
MASTER SW Bn 24 dd 127
ZONE ASSIGN
OFF SW Bn 25 dd 127
ON/
OFF BTN Bn 63 dd OFF=0, ON=127
SOUND
MAXIMIZER
CLARITY VR Bn 64 dd 0-127
DYNAMICS VR Bn 65 dd 0-127
ON/
OFF BTN Bn 4E dd OFF=0, ON=127
カテゴリー SW 名
SW
の種
MIDI メ
セージ 備考
MSB
SEND/
RETURN
SEND/
RETURN
CH-1 SW Bn 30 dd 127
SEND/
RETURN
CH-2 SW Bn 31 dd 127
SEND/
RETURN
CH-3 SW Bn 32 dd 127
SEND/
RETURN
CH-4 SW Bn 33 dd 127
SEND/
RETURN
MIC1 SW Bn 34 dd 127
SEND/
RETURN
MIC2 SW Bn 35 dd 127
SEND/
RETURN
MIC1+2 SW Bn 36 dd 127
SEND/
RETURN
MASTER SW Bn 37 dd 127
LEVEL VR Bn 66 dd 0-127
ON/
OFF VR Bn 40 dd OFF=0, ON=127
TALKOVER
LEVEL VR Bn 67 dd 0-127
NORMAL/
ADVANCED SW Bn 68 dd NORMAL=0,
ADVANCED=127
ON/
OFF BTN Bn 69 dd OFF=0, ON=127
MICEFFECT
REVERB BTN Bn 6A dd OFF=0, ON=127
ECHO+VERB BTN Bn 6B dd OFF=0, ON=127
OCTAVER BTN Bn 6C dd OFF=0, ON=127
PITCH BTN Bn 6D dd OFF=0, ON=127
HEAD
PHONES LEVEL VR Bn 1A dd 0-127
MIC1
HI VR Bn 1E dd 0-127
MID VR Bn 6E dd 0-127
LOW VR Bn 1F dd 0-127
EFFECT VR Bn 70 dd 0-127
MIC1ON BTN Bn 71 dd OFF=0, ON=127
MIC2
HI VR Bn 72 dd 0-127
MID VR Bn 73 dd 0-127
LOW VR Bn 74 dd 0-127
EFFECT VR Bn 75 dd 0-127
MIC2ON BTN Bn 76 dd OFF=0, ON=127
! MIDI ON/
OFF により MIDI メッセージ送出の有無を制御する。
! MIDI メッセージ "Bn" n はユーザーが任意に設定する MIDI チャネル値 0x00 0x0F
までの値 ( 設定画面の表記上では 1 16)。
12
DRA1430-B
Ja
12
操作する
操作パネル
DJM-
5000
PROFESSIONAL MIXER
PHONES
LEVEL
-
0
HEAD PHONES
PITCHOCTAVER
ECHO+VERB
REVERB
MIC EFFECT
NORMAL
ADVANCED
ON/OFF
TALK OVER
MIN MAX
MIC1 ON
LEVEL
-
0
EFFECT
LOWHI
LOW
-
12 +12
MID
-
12 +12
HI
-
12 +12
OUTPUT
MASTER ZONE
BOTH
MIC 1 MIC 1
MIC2 ON
LEVEL
-
0
EFFECT
LOWHI
LOW
-
12 +12
MID
-
12 +12
HI
-
12 +12
OUTPUT
MASTER ZONE
BOTH
MIC 2
ABTHRU
CH -1
LOW
-
26
+6
MID
-
26
+6
HI
-
26
+6
CUE
FADER
START
TRIM
-
+9
CD MIC 3
DIGITAL1
dB
14
9
5
2
0
–2
–4
–7
–10
–15
ABTHRU
CH -2
LOW
-
26
+6
MID
-
26
+6
HI
-
26
+6
CUE
FADER
START
TRIM
-
+9
CD USB 1/2
DIGITAL2
dB
14
9
5
2
0
–2
–4
–7
–10
–15
ABTHRU
CH -3
LOW
-
26
+6
MID
-
26
+6
HI
-
26
+6
CUE
TRIM
-
+9
CD USB 3/4
LINE
dB
14
9
5
2
0
–2
–4
–7
–10
–15
ABTHRU
CH -4
LOW
-
26
+6
MID
-
26
+6
HI
-
26
+6
CUE
TRIM
-
+9
CD USB 5/6
LINE
dB
14
9
5
2
0
–2
–4
–7
–10
–15
OFFON
MIDI CROSS
FADER
BOOTH MONITOR
-
0
STEREOMONO
BALANCE
LR
CUE
dB
14
9
5
2
0
–2
–4
–7
–10
–15
LR
LEVEL
-
0
MASTER
ZONE ON
CUE
1234
MASTER
MIC
dB
14
9
5
2
0
–2
–4
–7
–10
–15
LEVEL
-
0
ZONE
ZONE ASSIGN
POWER
SOUND
MAXIMIZER
DYNAMICS
MINMAX
CLARITY
MINMAX
ON/OFF
1
234
MIC1
MIC2
MIC1+2
MASTER
SEND/RETURN
LEVEL
MINMAX
ON/OFF
7
b
5
1
3
2
8
9
a
4
7
6665
1
3
2
8
4
7
65 5
1
2
8
7
8
4
1
2
4
2
3
4
6
8
7
1
9
a
5
b
c
d
1
2
4
3
5
6
9
7
8
a
b
i
c
d
e
f
g
h
MC セクション
MIC 1
,
MIC 2
1 MIC1(14ページ )
2 OUTPUT(14ページ )
3 HI,MID,LOW(14ページ )
4 EFFECT(14ページ )
5 MICEFFECT(14ページ )
6 ピークレベルインジケーター(14ページ )
7 LEVEL(14ページ )
8 MIC1ON,MIC2ON(14ページ )
TALK OVER
9 トークーオーバーレベル(14ページ )
a NORMAL/
ADVANCED(14ページ )
b ON/
OFF(14ページ )
c LEVEL(13ページ )
d PHONES(13ページ )
DJ セクション
CH-1
-
CH-4
1 入力切換スイッチ(13ページ )
2 TRIM(13ページ )
3 FADERSTART(13ページ )
4 CUE(13ページ )
5 チャンネルレベルインジケーター(13
ページ )
6 HI,MID,LOW(13ページ )
7 チャンネルフェーダー(13ページ )
8 クロスフェーダーアサインスイッチ
(13ページ )
9 クロスフェーダー(13ページ )
a CROSSFADER( クロスフェーダー
カーブ切換スイッチ )(13ページ )
MIDI
b MIDI(13ページ )
PA セクション
MASTER
1 LEVEL(13ページ )
2 マスターレベルインジケーター(13
ページ )
[MASTER] チャンネルの [LEVEL] 通過後の音声
レベルを表示します。
3 CUE(13ページ )
4 BALANCE(15ページ )
5 MONO/
STEREO(15ページ )
6 BOOTHMONITOR(15ページ )
ZONE
7 LEVEL(15ページ )
8 ゾーンレベルインジケーター(15ページ )
[ZONE] チャンネルの [LEVEL] 通過後の音声レ
ベルを表示します。
9 CUE(13ページ )
a 出力チャンネル切換スイッチ(15ページ )
b ZONEON(15ページ )
SOUND MAXIMIZER
c CLARITY(15ページ )
d DYNAMICS(15ページ )
e ON/
OFF(15ページ )
SEND/ RETURN
f 出力チャンネル切換スイッチ(15ページ )
g LEVEL(15ページ )
h ON/
OFF(15ページ )
POWER
i POWER(13ページ )
注
製品の仕様により、本体部やリモコン ( 付属の場
) のスイッチを操作することで表示部がすべて
消えた状態となり、電源プラグをコンセントから抜
いた状態と変わらなく見える場合がありますが、
源の供給は停止していません。製品を電源から完全
に遮断するためには、電源プラグ ( 遮断装置 ) をコ
ンセントから抜く必要があります。製品はコンセン
トの近くに、電源プラグ ( 遮断装置 ) に簡単に手が
届くように設置し、旅行などで長期間ご使用になら
ないときは電源プラグをコンセントから抜いてく
ださい。火災の原因となることがあります。
13
DRA1430-B
Ja 13
操作する
DJ セクションを操作する
音声を出力する
1 [POWER] を押す
本機の電源をオンにします。
2 入力切換スイッチを切り換える
本機に接続している機器の中から、各チャンネルの入力ソースを切り換えます。
! [USB] 端子に接続したコンピュータの音声を出力するときは[CH-2]、
[CH-3] 、[ CH-4] の入力切換スイッチを [USB1/
2]、[USB3/
4]、[USB5/
6] に切り換えます。
3 [TRIM] を回す
各チャンネルに入力される音声レベルを調整します。
! 音声がチャンネルに正しく入力されているときは、チャンネルレベルインジ
ケーターが点灯します。
4 チャンネルフェーダーを奥側に動かす
各チャンネルから出力される音声レベルを調整します。
5 クロスフェーダーアサインスイッチを切り換える
各チャンネルの出力先を切り換えます。
[A]:クロスフェーダーの [A] ( ) 側に割り当てます。
[B]:クロスフェーダーの [B] ( ) 側に割り当てます。
[THRU]:[ MASTER] チャンネルに割り当てます ( クロスフェーダーは通
過しません )。
6 [CROSSFADER]( クロスフェーダーカーブ切換スイッチ )
を切り換える
クロスフェーダーのカーブ特性を切り換えます。
[ ]:急峻に立ち上がるカーブになります ( クロスフェーダーが [A]側
の端から離れると、すぐに [B] 側の音声が出力されます )。
[ ]:上下 2 つの中間のカーブになります。
[ ]:徐々に立ち上がるカーブになります ( クロスフェーダーが [A]側
の端から離れると、[B] 側の音声が徐々に大きくなり、[A] 側の音声は徐々
に小さくなります )。
7 クロスフェーダーを動かす
クロスフェーダーアサインスイッチによって割り当てられた音声を
[CROSSFADER] ( クロスフェーダーカーブ切換スイッチ ) で選んでいるカーブ
特性に従って出力します。
! クロスフェーダーアサインスイッチを [THRU] に設定しているときは、この操
作は必要ありません。
8 [MASTER] チャンネルの [LEVEL] を回す
音声が [MASTER1]と[MASTER2] から出力されます。マスターレベルインイ
ンジケーターが点灯します。
音質を調整する
各チャンネルの [HI]、[MID]、または [LOW] を回す
各ツマミで調整できる音域については、19ページの
仕様
をご覧ください。
ヘッドホンで音声をモニターする
1 [PHONES] 端子にヘッドホンを接続する
2 モニターしたいチャンネルの [CUE] を押す
ボタンがオレンジ色に明るく点灯します。
3 [HEADPHONES]の[LEVEL] を回す
[CUE] を押しているチャンネルの音声がヘッドホンから出力されます。
! [CUE] を押しているチャンネルの組み合わせによって、ヘッドホンから出力さ
れる音声が異なります。下記表をご覧ください。
! [CUE] をふたたび押すと、モニターが解除されます。ボタンがオレンジ色に暗
く点灯します。
フェーダーを使ってパイオニア製 DJ プレーヤーの再
生を始める( フェーダースタート )
パイオニア製 DJ プレーヤーとコントロールケーブル (DJ プレーヤー付属品 )
使って接続すると、DJ プレーヤーの再生を始めるなどの操作を、本機のフェーダー
で制御できます。
フェーダースタート機能は、パイオニア製 DJ プレーヤーを [CH-1] または [CH-2]
に接続しているときだけ使えます。
あらかじめ本機とパイオニア製 DJ プレーヤーを接続してください (7ページ )。
チャンネルフェーダーを使って再生を始める
1 クロスフェーダーアサインスイッチを [THRU] に設定する
2 [FADERSTART] を押す
フェーダースタート機能をオンにします。ボタンがオレンジ色に明るく点灯します。
3 チャンネルフェーダーを一番手前の位置に設定する
4 DJ プレーヤーでキューを設定する
DJ プレーヤーがキューポイントで頭出しされて一時停止状態になります。
5 チャンネルフェーダーを奥側に動かす
DJ プレーヤーの再生が始まります。
! チャンネルフェーダーの位置を元に戻すと、設定されているキューポイントに
瞬時に戻り、頭出しされて一時停止状態になります ( バックキュー )。
クロスフェーダーを使って再生を始める
1 クロスフェーダーアサインスイッチを [A] または [B] に設定する
2 [FADERSTART] を押す
フェーダースタート機能をオンにします。ボタンがオレンジ色に明るく点灯します。
3 クロスフェーダーを動かす
フェーダースタートさせたいチャンネルが設定されている側とは反対側の一番端
の位置に設定します。
4 DJ プレーヤーでキューを設定する
DJ プレーヤーがキューポイントで頭出しされて一時停止状態になります。
5 クロスフェーダーを動かす
DJ プレーヤーの再生が始まります。
! クロスフェーダーの位置を元に戻すと、設定されているキューポイントに瞬時
に戻り、頭出しされて一時停止状態になります ( バックキュー )。
DJ ソフトウェアを操作する
本機はボタンやツマミなどの操作情報を汎用の MIDI 形式でも出力します。MIDI
対応の DJ ソフトウェアをインストールしたコンピュータと USB ケーブルを使っ
て接続すると、本機で DJ ソフトウェアを操作できます。
お使いのコンピュータにあらかじめ DJ ソフトウェアをインストールしてください。
た、DJ ソフトウェアのオーディオおよび MIDI に関する設定も行ってください。
1 本機の USB 端子とコンピュータを接続する
接続方法については、8ページの
コンピュータを接続する
をご覧ください。
2 DJ ソフトウェアを起動する
3 [MIDI]を[ON] に設定する
MIDI メッセージの送信を始めます。
! ボタン、フェーダーまたはツマミの位置に応じた MIDI メッセージを一括で送
信します ( スナップショット )。
! フェーダーやツマミを動かすと、その位置に応じたメッセージを送信します
本機が出力するメッセージについては 11ページの
MIDI メッセージ一覧
をご
覧ください。
4 [MIDI]を[OFF] に設定する
本機を操作しても、MIDI メッセージは送信されません。
14
DRA1430-B
Ja
14
MC セクションを操作する
マイクを使う
1 [OUTPUT] を切り換える
[MIC1] チャンネルまたは [MIC2] チャンネルから出力される音声の出力先を選びます。
2 マイクチャンネルの [LEVEL] を回す
マイクチャンネルから出力される音声レベルを調整します。
! 右に回しすぎると大音量で音声が出力されますのでご注意ください。
3 [MIC1] チャンネルの [MIC1ON] または [MIC2] チャンネ
ルの [MIC2ON] を押す
マイクチャンネルをオンにします。ボタンが緑色に点灯します。
4 マイクに音声を入力する
手順 1 で選んだ出力先に音声が出力されます。
! 入力される音声レベルによってピークレベルインジケーターの点灯する色が異
なります。
緑色:許容レベル
オレンジ色:適正レベル
赤色過大レベル ([LEVEL] を左に回して音声レベルを下げてください。)
音質を調整する
[MIC1] チャンネルまたは [MIC2] チャンネルの [HI]、[MID]、
または [LOW] を回す
各ツマミで調整できる音域については、19ページの
仕様
をご覧ください。
マイクエフェクト機能を使う
1 [MICEFFECT(REVERBECHO+VERBOCTAVER
PITCH)] のいずれかを押す
マイクエフェクト機能をオンにします。ボタンが青色に点滅します。
! ボタンによってエフェクト効果が異なります。
2 [EFFECT] を回す
マイクチャンネルから出力される音声にエフェクト効果が加わります。
! [EFFECT] を回す方向と位置によってエフェクト効果が変化します。
エフェクト効果名 説明
REVERB 1原音に残響効果を加えます。
ECHO+VERB 1原音に残響効果とエコー効果を加えます。
OCTAVER 1音程を -1 オクターブずらした音と +1 オクターブずらした音を原音に
加えます。
PITCH ± 1 オクターブの範囲で音程を変化させます。右に回しきると+ 1 オ
クターブ、左に回しきると -1 オクターブ変化します。
1 右に回すほど効果音が大きくなります。
! マイクエフェクト機能をオフにするときは、点滅している [MICEFFECT
(REVERBECHO+VERBOCTAVERPITCH)] をもう一度押します。ボタ
ンが青色に点灯します。
トークオーバー機能を使う
1 トークーオーバーレベルを回す
マイクチャンネル以外の音声の減衰レベルを設定します。
2 [NORMAL]/
[ADVANCED] を切り換える
トークオーバー機能の減衰モードが切り換わります。
! ノーマルトークオーバー:
マイクチャンネル以外のチャンネルから出力される音声が、トークオー
バーレベルの設定に従って減衰して出力されます。
NORMAL
ADVANCED
! アドバンスド・トークオーバー:
マイクチャンネル以外のチャンネルから出力される音声がトークオー
バーレベルの設定に従って、音声帯域だけ減衰して出力されます。
NORMAL
ADVANCED
3 [TALKOVER]の[ON/
OFF] を押す
トークオーバー機能をオンにします。ボタンが赤色に点灯します。
! マイクチャンネルに音声が入力されると、減衰モードの設定とツマミの位置に
従ってマイクチャンネル以外の音声が減衰します。
15
DRA1430-B
Ja 15
操作する
PA セクションを操作する
ZONE端子から音声を出力する
マスターチャンネルから出力される音声とは別に、[ZONE] 端子から音声を出力できます。
1 [ZONE] チャンネルの出力チャンネル切換スイッチを切り換える
[ZONE] 端子から出力するチャンネルを選びます。
! スイッチの位置によって出力される音声が異なります。
スイッチの
位置 1234MASTER MIC
音声出力 CH-11CH-21CH-31CH-41マイクチャンネ
2マイクチャンネ
3
1 フェーダーの位置に関係なく音声が出力されます。
2 [MASTER] チャンネルの [LEVEL] の位置に関係なく音声が出力されます。
3 [OUTPUT]を[BOTH] または [ZONE] に設定しているマイクチャンネルの音声だけ出力
されます。
2 [ZONE] チャンネルの [ZONEON] を押す
[ZONE] チャンネルをオンにします。ボタンが緑色に点灯します。
3 [ZONE] チャンネルの [LEVEL] を回す
[ZONE] 端子から音声が出力されます。ゾーンレベルインジケーターが点灯します。
! [ZONE] チャンネルをオフするときはもう一度 [ZONEON] を押します。ボタ
ンが消灯します。
サウンドマキシマイザー機能を使う
1 [SOUNDMAXIMIZER]の[ON/
OFF] を押す
サウンドマキシマイザー機能をオンにします。ボタンが青色に点灯します。
2 [CLARITY] または [DYNAMICS] を回す
ツマミを回す方向と位置によってサウンドマキシマイザー効果が変化します。
! ツマミを右に回すと、サウンドマキシマイザー効果により出力音声レベルが大
きくなります。サウンドマキシマイザー機能を使うときは、出力音声レベルに
ご注意ください。
DYNAMICS
MINMAX
CLARITY
MINMAX
! ツマミによって調整できる音域が異なります。
CLARITY主に中高音域 ( ハイハットやスネア等 ) に対して、アタック感
や音の輪郭を調整します。
DYNAMICS:主に低音域に対して、抑揚やリズム感を調整します。
! サウンドマキシマイザー機能をオフするときはもう一度 [ON/
OFF] を押しま
す。ボタンが消灯します。
外部エフェクターを使う
1 外部エフェクターを接続する
[SEND/
RETURN]の[ON/
OFF] が赤色に点灯します。外部エフェクターを接続
していないときは [ON/
OFF] は点灯しません。
! 接続方法については、6ページの
接続する
をご覧ください。
2 [SEND/
RETURN] チャンネルの出力チャンネル切換スイッ
チを切り換える
[SEND] 端子から出力するチャンネルを選びます。
! スイッチの位置によって出力される音声が異なります。
スイッチ
の位置 1234MIC1 MIC2 MIC1+2 MASTER
音声出力 CH-1 CH-2 CH-3 CH-4 MIC1 MIC2
MIC1+2 1
マスターチャ
ンネル
1 マスターチャンネルに出力されるマイク音声が [SEND] 端子から出力されます。
3 [SEND/
RETURN]の[ON/
OFF] を押す
[SEND] 端子から音声が出力されます。ボタンが赤色に点滅します。
4 [SEND/
RETURN]の[LEVEL] を回す
[RETURN] 端子から入力される音声レベルを調整します。
! [SEND] 端子からの音声出力を止めるときは、点滅している [ON/
OFF] を押し
ます。ボタンが点灯します。
モノラル音声 /
ステレオ音声を切り換える
[MASTER1] 端子、[MASTER2] 端子、[BOOTH] 端子、[RECOUT] 端子、お
よび [PHONES] 端子から出力される音声のモノラル音声 /
ステレオ音声を切り換
えられます。
[MONO]/
[STEREO] を切り換える
! [MONO]:モノラル音声が出力されます。
! [STEREO]:ステレオ音声が出力されます。
音声の左右バランスを調整する
[MASTER1] 端子、[MASTER2] 端子、[BOOTH] 端子、[RECOUT] 端子、お
よび [PHONES] 端子から出力される音声の左右のバランスを調整できます。
1 [MONO]/
[STEREO]を[STEREO] に設定する
2 [BALANCE] を回す
[BALANCE] を回す方向と位置によって音声の左右のバランスが変化します。
! 右に回しきるとステレオ音声の右側音声だけ出力されます。左に回しきるとス
テレオ音声の左側音声だけ出力されます。
[BOOTH] 端子から音声を出力する
[MASTER] チャンネルの [LEVEL] の位置に関係なく、マイクチャンネル音声を
除いたマスターチャンネル音声を [BOOTH] 端子から出力できます。
[BOOTHMONITOR] を回す
[BOOTH] 端子から出力される音声レベルを調整します。
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Ja
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その他
故障かな?と思ったら
! 故障かな?と思ったら、下記の項目を確認してください。また、本機と接続している機器(DJ プレーヤーなど)もあわせて確認してください。それでも正常に動作
しないときは、
保証とアフターサービス
をお読みのうえ、販売店にお問い合わせください。
! 静電気など、外部からの影響により本機が正常に動作しないことがあります。このようなときは、電源コードを一度抜いて再び差し込むことで正常に動作することが
あります。
こんなときは ここを確認してください 対応のしかた
電源が入らない。 電源コードが正しく接続されていますか? 電源コードをコンセントへ接続してください。
音が出ない、または音が小さい。 入力切換スイッチの位置が正しく設定されていますか?
入力切換スイッチでチャンネルの入力ソースを切り換えてください (12ページ )。
接続ケーブルが正しく接続されていますか? 接続ケーブルを正しく接続してください (7ページ )。
端子やプラグが汚れていませんか? 端子やプラグの汚れを拭き取ってから接続してください。
後面の [MASTERATT] -12 dB などに設定されていま
せんか?
[MASTERATT] を切り換えてください (6ページ )。
音が歪む。 マスターチャンネルから出力されている音声レベルは適切
に設定されていますか?
マスターチャンネルレベルインジケーターの 0 dB 付近がピークレベルで点
灯するように [MASTER]の[LEVEL] を調整してください (12ページ )。
[MASTERATT] [-6 dB] または [-12 dB] に設定してください (6ページ )。
各チャンネルに入力されている音声レベルは適切に設定さ
れていますか?
チャンネルレベルインジケーターの 0 dB 付近がピークレベルで点灯するよ
うに [TRIM] ツマミを調整してください (12ページ )。
クロスフェードできない。 クロスフェーダーアサインスイッチが正しく設定されてい
ますか?
チャンネルのクロスフェーダーアサインスイッチを正しく設定してください
(12ページ )。
DJ プレーヤーのフェーダースタートができない。 [FADERSTART] がオフに設定されていませんか? [FADERSTART] をオンに設定してください (13ページ )。
[CONTROL] 端子と DJ プレーヤーが正しく接続されてい
ますか?
[CONTROL] 端子と DJ プレーヤーをコントロールコードで接続してくださ
い (7ページ )。
音声ケーブルが正しく接続されていますか? 本機と DJ プレーヤーの音声出力端子を音声ケーブルで接続してください (7
ページ )。
エフェクトが効かない。 [EFFECT] を適切な位置に設定していますか? [EFFECT]を[LOW] 以外の位置に設定してください (12ページ )。
外部エフェクターが効かない。
[SEND/
RETURN]の[ON/
OFF] がオンに設定されていますか?
[SEND/
RETURN]の[ON/
OFF] を押して [SEND/
RETURN] をオンにし
てください (12ページ )。
[SEND] 端子および [RETURN] 端子に外部エフェクター
が正しく接続されていますか?
[SEND] 端子および [RETURN] 端子に外部エフェクターを接続してくださ
い。正しく接続されているときは、[SEND/
RETURN]の[ON/
OFF] が赤色
に点灯します (7ページ )。
[SEND/
RETURN] の出力チャンネル切換スイッチが正し
く設定されていますか?
出力チャンネル切換スイッチで出力するチャンネルを切り換えてください
(12ページ )。
外部エフェクターの音が歪む。 外部エフェクターから入力する音声レベルは適切に設定さ
れていますか?
[SEND/
RETURN]の[LEVEL] を回して、外部エフェクターから出力する音
声レベルを調整してください (12ページ )。
コンピュータに接続しても本機が認識されない。 コンピュータにドライバソフトウェアが正しくインストー
ルされていますか?
ドライバソフトウェアをインストールしてください。インストール済みのと
きは、再度インストールをしてください (8ページ )。
本機がコンピュータと正常に接続され通信できていないと、バージョン表示
ユーティリティで本機のファームウェアが表示されません。確認方法は、10
ページの
ドライバソフトウェアのバージョンを確認する
をご覧ください。
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その他
保証とアフターサービス
修理に関するご質問、ご相談
裏表紙に記載の修理受付センター、またはお買い求めの販売店にご相談ください。
保証書(別添)
保証書は必ず「販売店名購入日」などの記入を確かめて販売店から受け取り、内
容をよく読んで大切に保管してください。
保証期間は購入日から 1 年間です。
次のような場合には保証期間中および保証期間経過後にかかわらず、性能、動作の保証
をいたしません。また、故障した場合の修理についてもお受けいたしかねます。
! 本機を改造して使用した場合
! 不正使用や使用上の誤りの場合
! 他社製品や純正以外の付属品と組み合わせて使用したときに、動作異常などの原
因が本機以外にあった場合。
故障、故障の修理その他にともなう営業上の機会損失 ( 逸失利益 ) は保証期間中お
よび保証期間経過後にかかわらず補償いたしかねますのでご了承ください。
補修用性能部品の最低保有期間
当社はこの製品の補修用性能部品を製造打ち切り後、8 年間保有しています。性能
部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
修理を依頼されるとき
本書の 16ページの
故障かな?と思ったら
をお読みいただき、故障かどうかご確認
ください。それでも正常に動作しないときには、必ず電源プラグを抜いてから、
の要領で修理を依頼してください。
連絡していただきたい内容
! ご住所
! お名前
! お電話番号
! 製品名:DJ ミキサー
! 型番:DJM-5000
! お買い上げ日
! 故障または異常の内容
「いつ、どのくらいの頻度で、どのような操作(使用したディスクも)で、どう
なる」といった詳細
! 訪問ご希望日
! 訪問先までの道順と目標 ( 建物、公園など )
保証期間中は
修理に際しましては、保証書をご提示ください。保証書に記載されている弊社保証
規定に基づき修理いたします。
保証期間を過ぎているときは
修理すれば使用できる製品については、ご希望により有料で修理いたします。
免責事項について
! Pioneerはパイオニア株式会社の登録商標です。
! Microsoft®、Windows Vista®、Windows®は米国 Microsoft Corporation
の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
! Pentium は米国 Intel Corporationの登録商標です。
! Adobe および Reader は、Adobe Systems Incorporated ( アドビシステム
ズ社 ) の米国ならびに他の国における登録商標または商標です。
! Apple、Macintosh、Mac OS は米国および他の国々で登録された Apple Inc.
の商標です。
! ASIO Steinberg Media Technologies GmbH の商標です。
! その他記載されている会社名および製品名等は、各社の登録商標または商標です。
本製品は非営利的使用のためのみにライセンスされております。営利的目的での
(収益の発生するような)、実際の放送(地上波放送・衛星放送有線放送ある
いは他のメディアを利用した放送)、インターネットやイントラネット(企業内
ネット)あるいは他のネットワークを利用した放送ストリーミング、またその
他の電子的情報を提供するシステム(音楽の有料配信など)のためにはライセン
スされておりません。このような使用には個別にライセンスを取得する必要があ
ります。詳しくは http://www.mp3licensing.comをご参照ください。
MPEG Layer-3 声圧技術Fraunhofer IIS Thomson
multimedia からライセンスを受けています。
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ブロックダイヤグラム
Volume, Switch,Command
K026_A_Ja
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その他
仕様
一般
電源 ................................................................................. AC 100 V、50 Hz/
60 Hz
消費電力 ................................................................................................................29 W
本体質量 ..............................................................................................................6.9 kg
外形寸法 .............. 482.6 mm(幅) x 107.8 mm(高さ)x 225.1 mm(奥行)
許容動作温度 ................................................................................. +5 °C +35 °C
許容動作湿度 ............................................................5 %〜 85 %(結露のないこと)
オーディオ部
サンプリングレート ......................................................................................... 96 kHz
A/
D, D/
A コンバーター ..................................................................................24 bits
周波数特性
CD/
LINE/
MIC ........................................................................20 Hz 20 kHz
S/
N ( 定格出力時 )
CD/
LINE.................................................................................................. 102 dB
MIC ..............................................................................................................84 dB
全高調波歪率 (LINEMASTER1) ..........................................................0.005 %
基準入力レベル /
入力インピーダンス
MIC1, MIC2 .............................................................................-52 dBu/
22 kW
MIC3 ..........................................................................................-52 dBu/
47 kW
CD/
LINE (3, 4) ........................................................................-12 dBu/
47 kW
RETURN ....................................................................................-12 dBu/
47 kW
基準出力レベル /
負荷インピーダンス /
出力インピーダンス
MASTER1 .............................................................+8 dBu/
10 kW/
10 W以下
MASTER2 .............................................................+2 dBu/
10 kW/
10 W以下
RECOUT ................................................................ -8 dBu/
10 kW/
10 W以下
BOOTH ........................................................................ +8 dBu/
10 kW/
600 W
ZONE .....................................................+8 dBu/
10 kW/
600 W (ATT 0 dB)
SEND ...................................................................... -12 dBu/
10kW/
1 kW以下
PHONES ..............................................................+8.5 dBu/
32 W/
22 W以下
定格出力レベル /
負荷インピーダンス
MASTER1 ..............................................................................+25 dBu/
10 kW
MASTER2 ..............................................................................+20 dBu/
10 kW
ZONE ................................................................ +25 dBu/
10 kW (ATT 0 dB)
クロストーク (LINE)..........................................................................................80 dB
チャンネルイコライザー特性
HI .............................................................................-26 dB +6 dB (13 kHz)
MID ............................................................................-26 dB +6 dB (1 kHz)
LOW .......................................................................... -26 dB +6 dB (70 Hz)
マイクイコライザー特性
HI .......................................................................... -12 dB +12 dB (10 kHz)
MID ..................................................................... -12 dB +12 dB (2.5 kHz)
LOW .................................................................... -12 dB +12 dB (100 Hz)
入出力端子
CD入力端子
RCA ピンジャック ............................................................................................... 4
LINE入力端子
RCA ピンジャック ............................................................................................... 2
MIC入力端子
XLR コネクター /
フォーンジャック (Ø 6.3 mm) ........................................... 1
XLR コネクター ................................................................................................... 1
フォーンジャック (Ø 6.3 mm) .......................................................................... 1
RETURN入力端子
フォーンジャック (Ø 6.3 mm) .......................................................................... 1
ZONE出力端子
XLR コネクター ................................................................................................... 1
MASTER出力端子
XLR コネクター ................................................................................................... 1
RCA ピンジャック ............................................................................................... 1
BOOTH出力端子
フォーンジャック (Ø 6.3 mm) .......................................................................... 1
RECOUT出力端子
RCA ピンジャック ............................................................................................... 1
SEND出力端子
フォーンジャック (Ø 6.3 mm) .......................................................................... 1
DIGITALIN同軸入力端子
RCA ピンジャック ............................................................................................... 2
PHONES出力端子
ステレオフォーンジャック (Ø 6.3 mm)........................................................... 1
USB端子
B タイプ ................................................................................................................ 1
CONTROL端子
ミニフォーンジャック (Ø 3.5 mm) .................................................................. 2
本機の仕様および外観は改良のため予告なく変更することがあります。
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Pioneer DJM-5000 取扱説明書

タイプ
取扱説明書