Dell Wyse Management Suite リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド
Dell Wyse Management Suite
バージョン 1.3 高可用性ガイド
メモ、注意、警告
メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
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れの所有者の商標である場合があります。
2018 - 09
Rev. A00
目次
1 はじめに...........................................................................................................................................................4
高可用性の概要................................................................................................................................................................. 4
2 高可用性アーキテクチャ....................................................................................................................................5
高可用性のシステム要件.................................................................................................................................................... 5
3 Windows Server 2012 での高可用性...............................................................................................................7
クラスタ役割の作成.............................................................................................................................................................. 7
4 Windows Server 2012 での高可用性の実現...................................................................................................10
Windows Server 2012 でのフェールオーバークラスタ機能の追加.....................................................................................10
ファイル共有監視の作成.................................................................................................................................................... 16
クラスタクォーラムの設定................................................................................................................................................17
クラスタ役割の作成............................................................................................................................................................ 19
5 MySQL InnoDB での高可用性の実現............................................................................................................22
MySQL InnoDB での高可用性........................................................................................................................................ 22
MySQL InnoDB データベースのインストール..................................................................................................................... 22
MySQL InnoDB サーバインスタンスの確認.......................................................................................................................22
MySQL InnoDB 用のクラスタインスタンスの作成..............................................................................................................23
MySQL InnoDB クラスタへのサーバインスタンスの追加.................................................................................................... 24
MySQL ルーターの設定.................................................................................................................................................... 25
MySQL InnoDB サーバでのデータベースとユーザーの作成...............................................................................................26
6 MongoDB での高可用性の実現.....................................................................................................................27
MongoDB のインストール...................................................................................................................................................27
MongoDB データベース用のレプリカサーバの作成............................................................................................................28
データベースユーザーの作成.............................................................................................................................................. 28
MongoDB 用の DBadmin ユーザーの作成......................................................................................................................29
mongod.cfg ファイルの編集.............................................................................................................................................. 29
サーバでのレプリケーションの開始.................................................................................................................................29
7 Teradici デバイスでの高可用性の実現............................................................................................................ 33
HAProxy のインストールと設定..........................................................................................................................................33
Wyse Management Suite サーバのインストール..............................................................................................................35
8 Wyse Management Suite Windows Server 2012 へのインストール..............................................................36
9 インストール後のチェック................................................................................................................................. 37
10 トラブルシューティング................................................................................................................................... 39
目次
3
はじめに
Wyse Management Suite バージョン 1.3 は、Dell Wyse Thin Client を設定、監視、および最適化できる次世代の管理ソリューションです。これは、パ
フォーマンスの向上した高可用性セットアップでのシンクライアントの導入と管理に役立ちます。
クラウドやオンプレミスでの導入、モバイルアプリケーションによる場所を問わない管理、BIOS 設定やポートロックダウンなどのセキュリティの向上など、最新
機能オプションを備えています。その他にも、デバイスの検出
/ 登録、資産 / インベントリ管理、設定管理、オペレーティングシステム / アプリケーションの
導入、リアルタイムコマンド、監視、アラート、レポート、エンドポイントのトラブルシューティングなどの機能があります。
Wyse Management Suite バージョン 1.3 は高可用性をサポートすることでシステムのダウンタイムを最小限に抑えます。またこのソリューションは、システ
ムでの予期しないダウンタイム発生も防止するため、事業目標の達成に必要な可用性の確保にも寄与します。
本ガイドでは、ソリューションのアーキテクチャについて説明し、高可用性クラスタをアプリケーションとデータベースレベルでセットアップ、構成、および維持す
る方法を解説します。
高可用性の概要
Wyse Management Suite バージョン 1.3 での高可用性ソリューションには、次のタスクが付随します。
1 高可用性の要件の確認 - 高可用性設定のシステム要件」を参照してください。
2 Microsoft Windows Server 2012 での高可用性の導入 - Windows Server 2012 での高可用性の導入」を参照してください。
3 MySQL InnoDB サーバでの高可用性の導入 - MySQL InnoDB サーバでの高可用性の導入」を参照してください。
4 MongoDB での高可用性の導入 - MongoDB での高可用性の導入」を参照してください。
5 高可用性プロキシの設定Teradici デバイス用 - Teradici サーバ用の高可用性の導入」を参照してください。
6 Wyse Management バージョンの Windows Server 2012 へのインストール - Wyse Management Suite Windows Server 2012 へのインスト
ール」を参照してください。
7 インストール後のチェック - インストール後のチェック」を参照してください。
8 問題のトラブルシューティングと回避策 - トラブルシューティング」を参照してください。
1
4
はじめに
高可用性アーキテクチャ
Wyse Management Suite のアーキテクチャは、フェールオーバークラスタを有効にした Windows Server 2012 で構成されています。Windows クラスタに
1 台のメインコンピュータが含まれており、これは他のアプリケーションをサポートすると同時に、冗長性を確保することでダウンタイムを最小化します。こ
れは、
TomcatMemcacheMQTT サービスでの、アプリケーションのフェールオーバーに使用されます。MongoDB データベースクラスタは、プライマリデー
タベースでの障害発生時におけるセカンダリデータベースへの引き継ぎを支援するようにされています。MySQL InnoDB データベースクラスタには、データ
ベースのクラスタリング機構が組み込まれており、プライマリの読み取り
/ 書き込みデータベースでの処理が失敗した場合は、セカンダリデータベースに引き
継がれます。HA プロキシを装備した Linux サーバは一種の負荷バランサであり、EMSDKTeradiciサーバ用の高可用性サーバとして機能します。ロ
ーカルリポジトリは、アプリケーション、イメージ、パッケージを含む共有パスの一部として作成され、クラスタセットアップの一部にはなりません。
メモ
: 高可用性システムの要件は、ワークサイトのインフラストラクチャに応じて異なる可能性があります。
1. 高可用性アーキテクチャ
高可用性のシステム要件
この表は、ハードウェアとソフトウェアの最小要件をまとめたもので、最大 10,000 台のデバイスをサポートします。EMSDK の各インスタンスは、最大 5000
台のデバイスをサポートできます。導入は、要件に応じて、個々のサーバまたはハイパーバイザ環境で実行できます。
2
高可用性アーキテクチャ
5
Wyse Management Suite バージョン 1.3 の高可用性を設定するためのハードウェアおよびソフトウェアの要件は、次のとおりです。
1. システム要件
製品 ポート プロトコル 説明
Microsoft Windows
Server 2012 R2
ネットワーク通信ポート
UDP3343
TCP3342
UDP137
最小ディスク容量 - 40 GB
システム最小数 - 2
最小メモリRAM - 8 GB
最小 CPU 要件 - 4
Wyse Management Suite がホストされて
いるサーバ。
英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ス
ペイン語をサポート。
MySQL クラスタ
ネットワーク通信ポート -
TCP3306
最小ディスク容量 - 40 GB
システム最小数 - 3
最小メモリRAM - 8 GB
最小 CPU 要件 - 4
高可用性セットアップのサーバ。
MySQL ルーター
ネットワーク通信ポート
6446
6447
最小ディスク容量 - 40 GB
システム最小数 - 2
最小メモリRAM - 8 GB
最小 CPU 要件 - 4
高可用性セットアップでの通信を確立。
MongoDB
ネットワーク通信ポート -
TCP27017
最小ディスク容量 - 40 GB
システム最小数 - 3
最小メモリRAM - 8 GB
最小 CPU 要件 - 4
データベース
EMSDK
ネットワーク通信ポート -
TCP5172
TCP 49159
最小ディスク容量 - 40 GB
システム最小数 - 2
最小メモリRAM - 8 GB
最小 CPU 要件 - 4
Enterprise SDK サーバ
HAProxy
ネットワーク通信ポート -
TCP5172
最小ディスク容量 - 40 GB
システム最小数 - 1
最小メモリRAM - 4 GB
最小 CPU 要件 - 2
高可用性セットアップの負荷バランサ。
Ubuntu バージョン 12.04 以降。
メモ:
高可用性のセットアップ中に、ファイアウォール例外リストに TCP ポートの 44380801883 を追加してください。
6
高可用性アーキテクチャ
Windows Server 2012 での高可用性
フェールオーバークラスタとは、クラスタ化された役割の可用性と拡張性を向上する独立したシステムの一群です。この機能は、ハードウェアまたは仮想マ
シン上にあるクラスタ群での複数ワークロードの実行をサポートします。
フェールオーバークラスタは、クラスタ化された役割の可用性と拡張性を向上する独立したシステムの一群です。クラスタ化されたサーバ群は、複数のノー
ドを 1 つのノードに対して相互にネットワーク接続したものです。1 つまたは複数のクラスタノードで障害が発生した場合は、他のノードがアクティブになるこ
とで、ネットワークにあるシステムのフェールオーバーを防止します。クラスタのセットアップ中にはクラスタ化された役割が作成され、これらがモニタすること
で、クラスタ化されたネットワーク中でのシステム群の動作が検証されます。いずれかのシステムが動作を停止した場合、それらの再起動または別ノードへ
の移動が行われます。
Windows Server 2012 で高可用性を確保するためのフェールオーバークラスタネットワークには、ノード 1 とノード 2 2 つのノードが存在し、これらは
Windows Server 2012 の実行システム上に構成されます。フェールオーバークラスタネットワークにおいて、プライマリノードとして動作中のノード 1 が障害
した場合は、自動的にノード 2 がプライマリノードとして動作し始めます。ノード 1 がアクティブになった後は、これが自動的にセカンダリノードになります。シ
ステムには、ネットワーク接続された共有ストレージスペースがあります。
メモ
: 1 つの例として、イメージにあるシステムの IP アドレスは、各システムが作業する場所に応じて変化します。
2. フェールオーバークラスタのセットアップ
クラスタ役割の作成
フェールオーバークラスタの作成後、クラスタのワークロードをホストするクラスタ化された役割の作成が可能になります。クラスタ化された役割を作成する
前に、Wyse Management Suite がサーバにインストールされており、リモートデータベースをポイントしていることを確認してください。
3
Windows Server 2012 での高可用性
7
クラスタ化された役割を作成するには、次の手順を実行します。
1 Microsoft Windows Server 2012 スタート メニューを右クリックし、サーバマネージャー を選択して、サーバマネージャーのダッシュボードを起動
します。
2 フェールオーバークラスタマネージャー をクリックしてクラスタマネージャーを起動します。
3 役割 を右クリックして 役割の構成 を選択し、高可用性ウィザード 画面を表示します。
3. 高可用性ウィザード
4 汎用サービス を選択してから 次へ をクリックし、サービスの選択 画面を表示します。
4. サービスの選択
5 Dell WMS: Tomcat Service を選択し、次へ をクリックします。
メモ: Wyse Management Suite バージョン 1.3 の関連サービスをクラスタに追加できるのは、Wyse Management Suite バージョン 1.3
をインストールした後だけです。
高可用性ウィザード 画面が表示されますが、ここでは、クライアントアクセスポイントの作成および、Windows Server 2012 Wyse Management
Suite 間の接続を確立する必要があります。
8
Windows Server 2012 での高可用性
6 名前 フィールドにネットワークの名前を入力して、次へ をクリックします。確認 画面が表示され、サーバのネットワーク名と IP アドレスの詳細が示さ
れます。
5. 確認
7 次へ をクリックして、プロセスを完了します。
8 クラスタの一部として他の Wyse Management Suite サービスを追加するには、フェールオーバークラスタマネージャーを起動して アクション >
に移動し、作成したネットワーク名を表示します。
9 ネットワーク名をクリックして、リソースの追加 > 汎用サービス に移動します。
10 下記のサービスでクラスタの一部として追加する必要があるものを 新しいリソースウィザード 画面から選択します。
a Dell WMS: Mosquitto >> MQTT Broker
b Dell WMS: memcached
11 次へ をクリックしてタスクを完了します。
クラスタの一部として追加された Wyse Management Suite サービスのステータスは 実行中 と表示されます。
Windows Server 2012 での高可用性
9
Windows Server 2012 での高可用性の実現
Windows Server 2012 で高可用性を実現する手順は、次のとおりです。
1 Windows Server 2012 にフェールオーバークラスタ機能を追加します - Windows Server 2012 でのフェールオーバークラスタ機能の追加」を参照
してください。
2 ファイル共有を作成します - ファイル共有監視の作成」を参照してください。
3 クラスタクォーラムを設定します - クラスタクォーラムの設定」を参照してください。
4 クラスタ化された役割を作成します - クラスタ役割の作成」を参照してください。
Windows Server 2012 でのフェールオーバークラスタ機能
の追加
Windows Server 2012 でフェールオーバークラスタリング機能を追加するには、次の手順を実行します。
1 Microsoft Windows Server 2012 スタート をクリックして スタート 画面を開き、サーバマネージャー をクリックして サーバマネージャー ダッシュ
ボードを起動します。
メモ: サーバマネージャーは Windows Server 2012 の管理コンソールで、サーバの役割と機能の追加および、サーバの管理と導入をす
ることができます。
2 役割と機能の追加 をクリックし、役割と機能の追加ウィザード 画面で各自の要件に基づいてオプションを選択します。
4
10
Windows Server 2012 での高可用性の実現
6. 役割ベースの選択
3 インストールタイプ役割ベースまたは機能ベースのインストール次へ の順にクリックして 対象サーバの選択 画面を表示させ、サーバのリストを
確認します。
Windows Server 2012 での高可用性の実現
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7. 対象とするサーバの選択
4 フェールオーバークラスタ機能を有効にするサーバを選択し、次へ をクリックします。
5 機能 画面で フェールオーバークラスタリング を選択し、次へ をクリックします。サーバでフェールオーバークラスタを有効にした後で、ノード 1 のサー
バでフェールオーバークラスタマネージャーを開きます。
6 はい をクリックしてインストールを確認し、選択したサーバでのフェールオーバークラスタ機能を有効にします。
7 フェールオーバークラスタマネージャー 画面で 設定の確認 をクリックして 設定の検証ウィザード を表示させ、クラスタに必要なサーバまたはノード
を追加します。
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Windows Server 2012 での高可用性の実現
8. フェールオーバークラスタマネージャー
8 サーバまたはクラスタの選択参照 の順にクリックして、サーバを設定します。
9 次へ をクリックして、オプションのテスト 画面から すべてのテストを実行 を選択します。
Windows Server 2012 での高可用性の実現
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9. オプションのテスト
10 次へ をクリックします。確認 画面が表示され、選択したサーバのリストが示されます。
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Windows Server 2012 での高可用性の実現
10. 確認
11 次へ をクリックします。サマリ 画面に、フェールオーバークラスタの検証レポートが表示されます。
Windows Server 2012 での高可用性の実現
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11. テストサマリの詳細
12 レポートの表示 をクリックして、レポートを確認します。ステータスが とされていた場合は、次の手順に進むことができます。ステータスが 不可 とさ
れていた場合は、次の手順に進む前にエラーを修正する必要があります。
メモ: 検証エラーがない場合は、クラスタ作成ウィザード 画面が表示されます。
13 次へ をクリックして クラスタ名 フィールドにクラスタの名前を入力し、システムの IP アドレスを選択します。
14 次へ をクリックすると 確認 画面が表示されます。
15 次へ をクリックすると選択したすべてのクラスタノードでクラスタが作成されるので、その後で レポートの表示 をクリックして警告メッセージを確認しま
す。
16 終了 をクリックすると、フェールオーバークラスタが作成されます。
ファイル共有監視の作成
ファイル共有監視は、基本的なファイル共有の 1 つで、クラスタコンピュータが読み取り / 書き込みアクセス権を持ちます。ファイル共有の位置は、クラスタ
が存在する同一ドメイン中の異なる Windows Server 2012 上に存在する必要があります。
ファイル共有監視を作成するには、次の手順を実行します。
1 Microsoft Windows Server 2012 スタート メニューを右クリックし、サーバマネージャー を選択して、サーバマネージャーのダッシュボードを起動
します。
2 サーバマネージャー アイコンをクリックして、サーバマネージャーにアクセスします。
3 ファイルサービスと記憶域サービス > 共有 に移動し、タスク をクリックします。
4 新しい共有 をクリックします。新しい共有ウィザード が表示されます。
5 プロファイルの選択 をクリックしてファイル共有を作成し、次へ をクリックします。
6 ファイル共有に関する共有の場所とサーバを 共有の場所 画面で選択して、次へ をクリックします。
7 共有名 画面で 共有名 フィールドに名前を入力し、確認 画面が表示されるまで 次へ をクリックします。
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Windows Server 2012 での高可用性の実現
8 作成 をクリックしてファイル共有を作成すると 結果の表示 画面が表示されますが、そのステータスが 完了 となっていれば、ファイル共有監視がエラ
ーなしで作成されたことを意味します。
9 閉じる をクリックして終了します。
クラスタクォーラムの設定
クラスタ構成データベースは、クォーラムとも呼ばれるもので、ここにはクラスタセットアップの任意の時点でアクティブにされている必要があるサーバの詳細が
含まれています。
クラスタクォーラムを設定するには、次の手順を実行します。
1 Microsoft Windows Server 2012 スタート をクリックして スタート 画面を開き、サーバマネージャー をクリックしてサーバマネージャーダッシュボ
ードを起動します。
2 サーバマネージャー アイコンをクリックしてサーバマネージャーにアクセスしてから、フェールオーバークラスタマネージャー をクリックしてクラスタマネージ
ャーを起動します。
3 クラスタノードを右クリックして、その他のアクションクラスタクォーラム設定の構成 に移動して クラスタクォーラム構成ウィザード 画面を表示しま
す。
4 次へ をクリックします。クォーラム構成オプションの選択 画面で、クォーラム監視を選択する を選択します。
12. クラスタクォーラムウィザード
5 次へ をクリックします。投票構成の選択 画面で、すべてのノード を選択します。
Windows Server 2012 での高可用性の実現
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13. 投票設定の選択
6 次へ をクリックします。クォーラム監視の選択 画面で ファイル共有監視を構成する を選択します。
7 次へ をクリックして、ファイル共有監視を構成する 画面で ファイル共有パス フィールドに共有パスを入力します。
14. ファイル共有監視の構成
8 次へ をクリックします。サマリ 画面に、設定されたクォーラムの内容が表示されます。
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Windows Server 2012 での高可用性の実現
15. クォーラム設定のサマリ
9 終了 をクリックして、新しい設定を保存します。
クラスタ役割の作成
フェールオーバークラスタの作成後、クラスタのワークロードをホストするクラスタ化された役割の作成が可能になります。クラスタ化された役割を作成する
前に、Wyse Management Suite がサーバにインストールされており、リモートデータベースをポイントしていることを確認してください。
クラスタ化された役割を作成するには、次の手順を実行します。
1 Microsoft Windows Server 2012 スタート メニューを右クリックし、サーバマネージャー を選択して、サーバマネージャーのダッシュボードを起動
します。
2 フェールオーバークラスタマネージャー をクリックしてクラスタマネージャーを起動します。
3 役割 を右クリックして 役割の構成 を選択し、高可用性ウィザード 画面を表示します。
Windows Server 2012 での高可用性の実現
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16. 高可用性ウィザード
4 汎用サービス を選択してから 次へ をクリックし、サービスの選択 画面を表示します。
17. サービスの選択
5 Dell WMS: Tomcat Service を選択し、次へ をクリックします。
メモ: Wyse Management Suite バージョン 1.3 の関連サービスをクラスタに追加できるのは、Wyse Management Suite バージョン 1.3
をインストールした後だけです。
高可用性ウィザード 画面が表示されますが、ここでは、クライアントアクセスポイントの作成および、Windows Server 2012 Wyse Management
Suite 間の接続を確立する必要があります。
6 名前 フィールドにネットワークの名前を入力して、次へ をクリックします。確認 画面が表示され、サーバのネットワーク名と IP アドレスの詳細が示さ
れます。
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Windows Server 2012 での高可用性の実現
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