VOX Amplification LTD VX15 GT, VX50 GTV, VX50GTV & VX15GT 取扱説明書

  • こんにちは!VOX VX50 GTVとVX15 GTギターアンプの取扱説明書について、ご質問にお答えします。このマニュアルには、アンプの機能、使用方法、安全上の注意、トラブルシューティングなどが記載されています。何かご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください。
  • アンプを安全に使用するためには、どのような点に注意すべきですか?
    アンプの清掃方法は?
    アンプに液体がこぼれた場合はどうすればよいですか?
    近くにあるラジオやテレビにノイズが入る場合がありますか?
2
安全上のご注意
ご使用になる前に必ずお読みください
ここに記載した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の方々
への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
注意事項は誤った取り扱いで生じる危害や損害の大きさ、または切迫の程度によっ
て、内容を「警告」「注意」の2つに分けています。これらは、あなたや他の方々の安全
や機器の保全に関わる重要な内容ですので、よく理解した上で必ずお守りください。
火災感電人身障害の危険を防止するには
図記号の例
記号は、注意(危険、警告を含む)を示しています。記号の中
には、具体的な注意内容が描かれています。左の図は「一般的な注
意、警告、危険」を表しています。
号は、禁止(してはいけないこと)を示しています。記号の
中には、具体的な注意内容が描かれることがあります。左の図は
「分解禁止」を表しています。
号は、強制(必ずうこと)を示しています。記号の中には、
具体的な注意内容が描かれることがあます。左の図「電源プ
グをコンセントから抜くこと」を表しています。
以下の指示を守ださ
警告
この注意事項を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性があります。
ACアダプターのプラグは、必ずAC100Vの電源コンセントに差し込む。
ACアダプターのプラグにほこりが付着している場合は、ほこりを拭き取る。
感電やショートの恐れがあります。
本製品はコンセントの近くに設置し、ACアダプターのプラグへ容易に手
が届くようにする。
次のような場合には、直ちに電源を切ってACアダプターのプラグをコン
セントから抜く。
ACアダプターが破損したとき
異物が内部に入ったとき
製品に異常や故障が生じたとき
修理が必要なときは、お客様相談窓口へ依頼してください。
本製品を分解したり改造したりしない。
修理、部品の交換などで、取扱説明書に書かれてること以外は絶対にしない。
ACアダプターのコードを無理に曲げたり、発熱する機器に近づけない。
た、ACアダプターのコードの上に重いものをのせない。
コードが破損し、感電や火災の原因になります。
大音量や不快な程度の音量で長時間使用しない。
大音量で長時間使用すると、難聴になる可能性があります。万一、聴力低下
や耳鳴りを感じたら、専門の医師に相談してください。
本製品に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を入れない。
温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する
機器の上など)で使用や保管をしない。
振動の多い場所で使用や保管をしない。
ホコリの多い場所で使用や保管をしない。
風呂場、シャワー室で使用や保管をしない。
雨天時の野外のように、湿気の多い場所や水滴のかかる場所で、使用や保
管をしない。
本製品の上に、花瓶のような液体が入ったものを置かない。
本製品に液体をこぼさない。
濡れた手で本製品を使用しない。
注意
この注意事項を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性
または物理的損害が発生する可能性があります。
正常な通気が妨げられない所に設置して使用する。
ラジオ、テレビ、電子機器などから十分に離して使用する。
ラジオやテレビ等に接近して使用すると、本製品が雑音を受けて誤動作す
る場合があります。また、ラジオ、テレビ等に雑音が入ることがあります。
本製品をテレビ等の横に設置すると、本製品の磁場によってテレビ等の故
障の原因になることがあります。
外装のお手入れは、乾いた柔らかい布を使って軽く拭く。
ACアダプターをコンセントから抜き差しするときは、必ずプラグを持つ。
長時間使用しないときは、ACアダプターをコンセントから抜く。
付属のACアダプターは、他の電気機器で使用しない。
付属のACアダプターは本製品専用です。他の機器では使用できません。
指定のACアダプター以外は使用しない。
他の電気機器の電源コードと一緒にタコ足配線をしない。
本製品の定格消費電力に合ったコンセントに接続してください。
スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
外装のお手入れに、ベンジンやシンナー系の液体、コンパウンド質、強燃性
のポリッシャーを使用しない。
不安定な場所に置かない。
本製品が落下してお客様がけがをしたり、本製品が破損したりする恐れがあ
ります。
本製品の上に乗ったり、重いものをのせたりしない。
本製品が落下または損傷してお客様がけがをしたり、本製品が破損したり
する恐れがあります。
Apple、iPad、iPhone、iPod touchは、米国および他の国々で登録されたApple
Inc.の商標です。
その他すべての商品名または規格名は関係各社の商標または登録商標です。
保証規定(必ずお読みください)
本保証書は、保証期間中に本製品を保証するもので、付属品類(ヘッドホンなど)は保
証の対象になりません。保証期間内に本製品が故障した場合は、保証規定によって無
償修理いたします。
1. 本保証書の有効期間はお買い上げ日より1か年です。
2. 次の修理等は保証期間内であっても有償となります。
• 消耗部品(電池、スピーカー、真空管、フェーダーなど)の交換。
• お取扱い方法が不適当のために生じた故障。
• 天災(火災、浸水等)によって生じた故障。
• 故障の原因が本製品以外の他の機器にある場合。
• 不当な改造、調整、部品交換などにより生じた故障または損傷。
• 保証書にお買い上げ日、販売店名が未記入の場合、または字句が書き替えられて
いる場合。
• 本保証書の提示がない場合。
尚、当社が修理した部分が再度故障した場合は、保証期間外であっても、修理した
日より3か月以内に限り無償修理いたします。
3. 本保証書は日本国内においてのみ有効です。
This warranty is valid only in Japan.
4. お客様が保証期間中に移転された場合でも、保証は引き続きお使いいただけます。
詳しくは、お客様相談窓口までお問い合わせください。
5. 修理、運送費用が製品の価格より高くなることがありますので、あらかじめお客様
相談窓口へご相談ください。発送にかかる費用は、お客様の負担とさせていただき
ます。
6. 修理中の代替品、商品の貸し出し等は、いかなる場合においても一切行っておりま
せん。
本製品の故障、または使用上生じたお客様の直接、間接の損害につきましては、弊社は
一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
本保証書は、保証規定により無償修理をお約束するためのもので、これよりお客様の
法律上の権利を制限するものではありません。
■お願い
1. 保証書に販売年月日等の記入がない場合は無効となります。記入できないときは、
お買い上げ年月日を証明できる領収書等と一緒に保管してください。
2. 保証書は再発行致しませんので、紛失しないように大切に保管してください。
アフターサービス
修理または商品のお取り扱いについてのご質問、ご相談は、お客様相談窓口へお問い合
わせください。
お客様相談窓口 
受付時間: 月曜~金曜 10:00~17:00(祝祭日、窓口休業日を除く)
※ PHS等一部の電話ではご利用できません。固定電話または携帯電話からおか
けください。
サービスセンター:
〒168-0073 東京都杉並区下高井戸1-18-16 2F
輸入販売元 KORG Import Division 〒206-0812 東京都稲城市矢野口4015-2
www.korg-kid.com
保証書
VOX VX50 GTV
VX15 GT
本保証書は、保証規定により無償修理をお約束するものです。
お買い上げ日
販売店名
Ja
6
Descripción de los paneles y funciones
1.
Botón PROGRAM y led PROGRAM/TUNER
Pulsando este botón se seleccionan los programas. Cada vez que pulses el botón
PROGRAM, el ajuste cambiará en el orden siguiente: PRESET -> USER A ->
desactivado -> USER B -> PRESET... (consulta “Programas predeterminados y
programas de usuario”, “Modo manual”). Este botón también se utiliza para
guardar programas nuevos (consulta “Guardar un programa”).
Cuando la función de anador está activada, los leds indican el estado de la
anación (consulta “Uso del anador”).
2.
Jack INPUT
Aquí se conecta la guitarra.
3.
Selector AMP
Este selector se utiliza para elegir el modelo de amplicador. Las características
y el ajuste de los controles de ganancia y de tono del circuito cambian todos
según el modelo de amplicador que se seleccione.
Cuando se selecciona “PRESET” con el botón PROGRAM, se pueden recuperar
programas predeterminados que incluyen sonidos y ajustes de efectos típicos de
cada modelo de amplicador.
4.
Mando GAIN
Ajusta la ganancia del preamplicador del modelo de amplicador seleccionado.
5.
Mando TREBLE
Ajusta el tono de las altas frecuencias (agudos) y las bajas frecuencias (graves).
Los cambios que se producen dieren dependiendo del modelo de amplicador
seleccionado.
6.
Mando VOLUME
Ajusta el volumen que sale del preamplicador y se envía a la etapa de potencia.
Al subir el volumen puede producirse una distorsión antinatural en la salida
de auriculares o en el audio que sale por el puerto USB.
7.
Mando MODULATION
Este control se utiliza para seleccionar los efectos de modulación. También
controla la velocidad del efecto seleccionado. Cuando se gira del todo hacia la
izquierda, todos los efectos quedan desactivados.
8.
Mando DELAY/REVERB
Este control se utiliza para seleccionar un tipo de efecto de retardo (delay) o de
reverberación (reverb). También controla la profundidad, o intensidad, del efecto
seleccionado.
Cuando se gira del todo hacia la izquierda, todos los efectos quedan desactivados.
9.
Botón y led TAP
Aquí se ajusta el tiempo de los efectos de retardo/reverberación. El intervalo
existente entre dos pulsaciones consecutivas del botón será el que se establezca
como tiempo para el efecto. El led parpadeará según el tiempo especicado.
Sugerencia Para fijar con precisión un tiempo de retardo que encaje perfectamente
con el tempo de la canción, pulsa el botón varias veces al ritmo de la canción.
10.
Mando POWER LEVEL
Este control ajusta el nivel de salida de la etapa de potencia manteniendo su
nivel de distorsión.
El ajuste del mando POWER LEVEL no se guarda con los programas.
Sugerencia Este control ajusta el nivel de volumen que sale por el conector para
auriculares cuando hay unos auriculares conectados.
11.
Botón de encendido
Mantén pulsado este botón para encender o apagar el VX15 GT / VX50 GTV.
12.
Jack AUX IN
Aquí puedes conectar la salida analógica de un dispositivo de audio externo,
como por ejemplo un reproductor de audio, y tocar la guitarra acompañado de
tus canciones favoritas.
13.
Jack de auriculares
Este es el conector que tienes para enviar la salida directamente a un mezclador
o a una grabadora, o si quieres usar unos auriculares. Utiliza el mando POWER
LEVEL para ajustar el nivel de salida de este conector.
Cuando hay algún dispositivo conectado a este conector, por el altavoz
interno no sale sonido.
Asegúrate de conectar un jack estéreo a este conector.
14.
Tornillo de puesta a tierra (Para el VX15 GT)
Utilice este tornillo para conectar a tierra la unidad. Para ello, aoje el tornillo y
acople un cable de tierra.
Sugerencia En función de cómo se conecte la unidad a otros dispositivos, puede que
sienta una pequeña estimulación eléctrica si una parte suave de la piel toca una
guitarra conectada o la parte metálica de la unidad. Esto se debe a una corriente
muy débil in¬ofensiva para los humanos. Si le molesta, utilice este tornillo de
puesta a tierra para conectar la unidad a una tierra externa.
15.
Gancho de sujeción para el cable
Enrolla el cable del adaptador de corriente alrededor de este gancho para evitar
una desconexión accidental del adaptador.
16.
Jack DC12V (VX15 GT), Jack DC19V(VX50 GTV)
Conecta aquí el adaptador de corriente incluido.
17.
Puerto USB (tipo B) (solo para VX50 GTV)
Aquí se conecta un ordenador o un dispositivo iOS. Para más información,
consulta “Conexión de un ordenador mediante USB (solo para VX50 GTV)”.
18.
Jack FOOT SW
Aquí puedes conectar un pedal de control opcional VOX VFS2 o VFS5. Para más
información sobre cómo utilizar el VOX VFS2 o VFS5, consulta “Uso de un pedal
de control”.
各部の名称と機能
1.
PROGRAMボタン、PROGRAM/TUNER LED
グラす。PROGRAMボにPRESET USER A
USER B 消灯 PRESET・・・と切り替わります「プリセット・プログラ
ムとユーザー・プログラム」「マニュアルモード」参照)また、新しいプログラム
を保存するときにも使用します。「プログラムを保存する」参照)
チューナー機能がオンのときは、チューニングの状態が表示されます「チューナー
を使う」参照)
2.
INPUT端子
ギターを接続します。
3.
AMPセレクター
アンプモデルを選びます。選んだアンプモデルによって、ゲイン回路、トーン
ントロールの特性や回路上の配置が切り替わります。
PROGRAMボタンでPRESETを選択しているときは、各アンプモデルの代表的なサウ
ンドとエフェクトの設定を含めたプリセットプログラムを呼び出すことができます。
4.
GAINノブ
選択したアンプモデルのプリアンプゲインを調節します。
5.
TREBLE、BASSノブ
高音域、低音域の音色を調節します。選択したアンプモデルによって、異なった音
色変化になります。
6.
VOLUMEノブ
プリアンプからパワーアンプに出力するボリュームを調節します。
ボリュームを上げ過ぎるとヘッドホン端子からの出力やUSB端子からの
オーディオ出力が不自然に歪む場合があります。
7.
MODULATIONノブ
ノブの位置によって、モジュレーション系エフェクトタイプの切り替えと、スピー
ドなどを調節します。左に回しきると、エフェクトがオフになります。
8.
DELAY/REVERBノブ
ノブの位置によって、残響系エフェクト(ディレイ/リバーブ)のタイプの切り替え
と、効果の深さなどを調節します。左に回しきると、エフェクトがオフになります。
9.
TAPボタン、LED
残響系エフェクト(ディレイ/リバーブ)のタイムを設定します。ボタンを2回押した
間隔がタイムとして設定されます。設定したタイムにあわせてLEDが点滅します。
Tip
曲のテンポに合った正確なディレイタイムを設定するには、曲の拍子に合わ
せてボタンを数回押してください。
10.
POWER LEVELノブ
パワーアンプ部の歪みを保ちながら、パワーアンプの出力レベルを調節します。
POWER LEVELの設定はプログラムには保存されません。
Tip
ヘッドホン接続時はヘッドホン端子からの出力レベルを調節します。
11.
電源ボタン
長押しして電源を入れたり、切ったりします。
12.
AUX IN端子
使用するオーディオ機器のアナログ音声出力を接続しますオーディオ・プレイ
ヤーなどを接続して再生し、曲に合わせて演奏する場合に便利です。
13.
ヘッドホン端子
ミキサーやレコーディング機器等へ直接出力するときや、ヘッドホンを使用する
場合にこの端子に接続します。出力レベルは POWER LEVELノブで調節します。
この端子に接続すると、内蔵スピーカーから音は出ません。
ヘッドホン端子には、必ずステレオプラグを接続してください。
14.
機能接地端子(VX15 GTのみ)
本機をアースに接続する端子(ネジ)です。アースに接続するときは、この端子をゆ
るめて、アース線を使用し接地してください。
Tip
本体と周辺機器の接続状況により、接続されたギターや本体金属部に皮膚の弱
い部分が触れた場合、わずかな刺激を感じる場合があります。これは、人体に
害の無い微弱な電流が流れるためですが、気になる方は、機能接地端子を使っ
て、外部のアースに接地してください。
15.
コードフック
簡単にACアダプターがはずれないように、ここにACアダプターのコードをかけ
ます。
16.
DC12V(VX15 GT)端子、 DC19V(VX50 GTV)端子
付属のACアダプターを接続します。
17.
USB端子(Type B)(VX50 GTVのみ)
コンピューターやiOS機器と接続します。
詳しくは、「コンピューターとのUSB接続(VX50 GTVのみ)を参照してください。
18.
FOOT SW端子
別売のフットスイッチ(VOX VFS2またはVFS5)を接続します。
フットスイッチの使い方は、「フットスイッチを使う」を参照してください。
Es
Ja
15
セットアップ
1.
本機のPOWER LEVELノブを最小レベルに設定します。
2.
付属のACアダプターをDC12V端子(VX50 GTVはDC19V端子)に接続し、
ACアダプターのプラグをコンセントに接続します。
電源は必ずAC 100Vを使用してください。
ACアダプターは、必ず指定のものを使用してください。指定以外のACア
ダプターを使用した場合、故障の原因となります。
VX50 GTV の場合は以下をお読みください。
電源コードのコネクターを AC アダプターに接続します。
感電と機器の損傷を防ぐために、アース接続を確実に行ってください。
アース端子付きコンセントに接続する場合は
AC アダプター用電源コードのプラグが三芯のためにコンセントに接続でき
ない場合は、2P-3P 変換器を取り付けます。そして、コンセントのアース端子
にアース線を接続し、2P-3P 変換器のプラグを差し込みます。
警告 : アース接続は、コンセントにプラグを差し込む前に行ってください。また、
アース接続を外すときは、コンセントからプラグを抜いてから行ってください。
2P-3P 変換器のアース線の U 字端子にカバーが付いている場合は、カバーを
はずしてください。
3.
ギターに接続したケーブルをINPUT端子に接続します。オーディオプレー
ヤーを使用する場合は、AUX IN端子に接続します。
4.
パネルのLEDが点灯するまで電源ボタンを長押しして、電源を入れます。
Tip
電源を切るときは、LEDが消灯するまで電源ボタンを長押しします。
5.
POWER LEVELノブをゆっくりと回して、音量を調節します。
オートパワー・オフ機能
本機には、オートパワー・オフ機能が搭載されています。オートパワー・オフ機能
は、操作しない状態と入力のない状態が約1時間続くと、自動的に電源が切れる機能
です。電源が切れると、ノブやセレクターを操作しても復帰しません。電源を入れ
直してください。
AUX IN端子のみへの入力時やINPUT端子への入力音が極端に小さい場合
は、オート・パワー ・オフ機能が動作します。
VX50 GTV の場合、USBケーブルでコンピューターと接続しているときは、
オート・パワー ・オフ機能は動作しません。
Tip
工場出荷時は、オート・パワー・オフ機能は有効に設定されています。
オート・パワー ・オフ機能の有効/無効を設定す
1.
TAPボタンを押しながら電源を入れます。PROGRAM/TUNER LEDに現在
の設定が表示されます。
2.
TAPボタンを押して、有効/無効を切り替えます。
3.
数秒間操作しないで待ちます。設定を終了し、自動的に通常の動作に移ります。
プリセットプログラムとユーザー ・プログラム
プリセットプログラムを呼び出すには、PROGRAM LEDのPRESETが点灯して
いるときにAMPセレクターを操作します。他のノブの位置に関係なく、各アンプ
モデルの代表的なサウンドを呼び出すことができます。
ユーザー・プログラムA/Bには、アンプやエフェクトのノブを調節して作った音色
を保存しておくことができます。保存したプログラムは、PROGRAMボタンを押
して呼び出すことができます。
POWER LEVELはプログラムとは関係なく、常にノブの位置が反映されます。
マニュアルモード
PROGRAMボタンを押してPROGRAM LEDが消灯した状態にすると、すべての
ノブの位置がそのままサウンドに反映されるマニュアルモードとなります。
プログラムを保存する
パネル上のノブやボタンを操作して好みの音色が仕上がったら、ユーザー・プログ
ラムとして保存(ライト)します。
Tip
保存した音色はPROGRAMボタンで呼び出すことができます。
1.
PROGRAMボタンを0.5秒以上押し続けます。USER A/B いずれかのLEDが
点滅し、保存先を示します。
2.
PROGRAMボタンを押して保存先を選びます。
Tip
ライト操作をキャンセルする場合は、ここでTAPボタンを押します。
3.
PROGRAMボタンを2秒以上(LEDの点滅が点灯に変わるまで)押したままに
します。これでプログラムが上書き保存され、保存先のプログラムに切り替わ
ります。
保存しないで他のプログラムに切り替えたり電源を切ると、音作りをして
いた内容は消えてしまいます。
工場出荷時の状態に戻す
本機のすべての設定を工場出荷時の状態に初期化する方法を説明します。
この操作を完了すると、保存されていたユーザー ・プログラムや、マニュアル
モード時のディレイタイム、オートパワー・オフ機能の有効/無効など、すべ
ての設定が初期化されます。
1.
電源を一旦切ります。
2.
PROGRAMボタンを押しながら電源を入れます。USER A/B LEDが点滅し
始めたら、押していたボタンを離します。
Tip
初期化の作業を中止するときは、ここでTAPボタンを押します。
3.
PROGRAMボタンを2秒以上(LEDの点滅が点灯に変わるまで)押し続けます。
初期化が完了し、通常の動作に切り替わります。
初期化中は、絶対に電源を切らないでください。
チューナーを使う
チューナー機能を使ってINPUT端子に接続したギターをチューニングすることが
できます。本機のチューナー機能は、入力音のピッチ(音の高さ)を測定し、基準音E
との違いをPROGRAM/TUNER LEDに表示します。
1.
TAPボタンを1秒以上押し続けます。すべてのエフェクトがバイパスになり、
チューナー機能がオンになります。
2.
ギターの6弦を開放状態で弾きます。
他の弦が鳴らないように注意して弾いてください。
3.
3つのLEDのうち、中央の緑色のLEDだけが点灯するようにチューニングします。
Tip
本機のチューナーはオクターブ違いのEも認識します。ハーモニクスでの
チューニングや、ベース・ギターなど他の楽器のチューニングにもご使用
頂けます。
4.
TAPボタンを押すと、チューナーが終了し、バイパスが解除されます。
Tip
チューナーで6弦を基準音に合わせたら、6弦を基準に他の弦を合わせま
す。
フット・スイッチを使う
別売のフットスイッチを本機の FOOT SW端子に接続すると、足元でプログラ
ムの切り替えなどができるようになります。
FOOT SW端子への接続や取り外しは、電源が切れた状態で行なってくださ
い。電源を入れたまま抜き差しすると、誤動作や故障の原因となります。
VOX VFS2またはVFS5以外のフットスイッチを接続しないでください。
動作や故障の原因となります。
複数のスイッチを同時に押さないでください。誤動作する場合があります。
VFS2
VFS2を接続と、ー・ムA/B(USER
A/B)を切り替えることができます。
スイッチと機能の対応
スイッチ
通常動作時の機能
プログラム保存時の機能
1 USER Aに切り替える 保存先としてUSER Aを選択
2 USER Bに切り替える 保存先としてUSER Bを選択
VFS5
VFS5を接続するとユーザー
プログラムA/B(USER A/B)
それぞれ4つのバリエーション
(A1 4、B1 4の計8プログ
ム)を扱うことができるようにな
ります。
スイッチと機能の対応
スイッチ 通常動作時の機能 プログラム保存時の機能
BANK
USER A/B切り替え(BANK
LED緑/赤がUSER A/Bに対応)
保存先(USER A/B)の選択
CH1~4
BANK LED緑点灯時:USER
A1~4に切り替える
BANK LED赤点灯時:USER
B1~4に切り替える
保存先(USER
A1~4/B1~4)
の選択
2秒以上押し続けると、選択と同
時に保存実行
タップ操作によるタイム設定(CH1 4 スイッチ)
選択されているプログラムと同じ番号のスイッチを押して残響系エフェクト
(ディレイ/リバーブ)のタイムを設定します。2回押した間隔がタイムとして設定
されます。
Ja
16
コンピューターとのUSB接続 (VX50 GTVのみ)
VX50 GTVは、市販のUSBケーブルでコンピューター、タブレット、スマートフォ
ンなどと接続して、本機をUSBオーディオインターフェイスとして使用したり、
エディター /ライブラリアンソフトウェア「Tone Room」でプログラムの管理や
アンプ/エフェクトの詳細な調節をすることができます。
iOS機(iPad, iPhone)は、Lightning-USBカ
(Apple社製)等の市販のアダプターが必要です。
Android機器と接続するには、市販のUSB On-The-Go(OTG)コネクターが
必要となる場合があります。また、Android機器でTone Roomを使用するに
はAndroid 6.0以降が必要です。
AUX IN端子への入力音は、USB端子には出力されません。
Tip
USBで接続したWindows/MacでTone Roomを使用するには、VOX USB-
MIDIドライバーをインストールしてください。
Tip
USBオーディオ機能は各OSの標準ドライバーで動作しますがWindows
場合はVOX 2ch Audio DriverをインストールしてASIOドライバー対応
アプリケーションを使用すると、遅延の少ない録音/再生が可能です。
Tip
USBオーディオのルーティングを4モード搭載しリアンプなどの高度なレ
コーディングに対応できます(Tone Roomで設定可能)電源投入時の信号の
流れ(モード1)は下図のようになります。
信号の流れ(電源投入時)
USB
OUT
INPUT
AUX IN
IN
*
*
*
Nutubeとは?(VX50 GTVのみ)
Nutubeは、株式会社コルグとノリタケ伊勢電子株式会社が、蛍光表示管の技術を
応用して開発した新しい真空管です。
Nutubeは従来の真空管と同じく、アノードグリッドフィラメントの構造を持
ち、完全な3極真空管として動作しますまた従来の真空管と同様、真空管特有の
豊かな倍音やレスポンスを生み出します。
本製品に強い衝撃を加えたとき、高音域のノイズがスピーカー、ヘッドホンな
どから聞こえる場合があります。これはNutubeの構造によるもので、故障で
はありません。
アンプ・モデル、各種エフェクト・タイプについて
アンプ・モデル
1.
DELUXE CL
60年代に発売以降、ブラックフェイスの愛称で多くのギタリストから愛されてい
る、2チャンネル、22Wのコンボアンプです。パワー・アンプ部には6V6を搭載し、
チューブリバーブによる温かみのある音色が特徴です。本機では“Vibrato”チャ
ンネルを採用しました。
2.
BOUTIQUE CL
完全受注生産されるオーバードライブスペシャルと名付けられた、高級アンプの
クリーンチャンネルをモデリングしました。丸みのある美しい低域、立ち上がり
の早いミッドレンジのアタック、甘美なトレブル音は、シングルコイルピック
アップに最適です。
3.
BOUTIQUE OD
BOUTIQUE CLと同じアンプのオーバードライブチャンネルをモデリングしま
した。GAINコントロールを上げたときの素晴しいサスティーンはスムーズでソ
ウルフルです。
4.
VOX AC30
AC30ノーマルチャンネルのモデリングです。豊かな中域とアルニコブルー・
ピーカーのクリアな高域が魅力的なクリーンサウンドを生み出します。
5.
VOX AC30TB
1964年以降の「トップブースト」回路を標準仕様として搭載したAC30のモデリ
ングです。スムーズかつ繊細なトップエンドを持ち、威厳のある野太いオーバー
ドライブや、豊かで華やかなクリーンサウンドを生み出します。
6.
BRIT 1959
60年代初期にイングランドで、ハンドワイヤリングによって作られたヘッドのハ
トレブルチャンネルをモデリングしました。この100W出力のアンプの音量を
一杯に上げると、ロックンロールサウンドとして永遠に変わらないクランチを生
み出します。
7.
BRIT 800
1983年、UK製100Wマスターボリューム付きシングルチャンネルのヘッドを
モデリングしました。ゲインコントロールをフルアップすると、80年代を制覇し
た、うなるような太いハードロックやヘヴィ・メタルサウンドが得られます。
8.
BRIT VM
パワフルなトーンの4チャンネル仕様が自慢の、2007年にリリースされたイギリ
ス製100Wアンプヘッドのモデリングです。本機では、タイトな低音と鮮明なハ
イゲインメタルサウンドが得られる“Overdrive 2”チャンネルを採用しました。
9.
SL-OD
蛇皮でカバーされた1991年製100Wアンプヘッドのオーバードライブチャンネ
ルをモデリングしました。オープンなローエンドと圧縮した中/高域を組み合わせ
た、パワフルでヘヴィなサウンドで、どんな極端なゲイン設定でも芯のとおった迫
力のあるトーンになります。
10.
DOUBLE REC
猛獣のごときハイゲインアンプの、モダンハイゲインチャンネルをモデリング
しました。深く、ルーズなローエンド、きらめく高域、モンスターのようなゲインは、
できるだけ低くチューニングしたギターや7弦ギターを振るったメタルアクトに
最適です。
11.
LINE
クリーントーンを得る、トーンコントロールのみのモデルです。VX50 GTVで
は、Nutubeによる豊かな倍音とコンプレッションの効いたクリアな音色となりま
す。エレアコやキーボードなどを接続する場合に適しています。
Tip
ゲインを上げることで適度に歪んだ音色を得ることも可能です。歪ませたくな
い場合は、接続機器およびGAINノブで入力レベルを調節してください。
エフェクト
MODULATIONノブモジュレーション系
1.
CHORUS
音に豊かな広がりを与えるスタンダードなアナログコーラスのモデリングです。
ノブでモジュレーションのスピードを調節します。
2.
FLANGER
ジェット機の音のような独特のうねりを持ったサウンドを作ることができるアナログ
フランジャーのモデリングです。ノブでモジュレーションのスピードを調節します。
3.
ORG PHASE
オレンジ色のボックスに入った人気の高いアナログフェイザーのモデルです。
ブでモジュレーションのスピードを調整します。
4.
TWIN TREM
US製コンボアンプに搭載されている、周期的に音に強弱をつけるトレモロのモ
デリングです。ノブでトレモロのスピードを調節します。
DELAY/REVERBノブ残響系(ディレイ、リバーブ)
1.
A.DELAY
バケットブリッジデバイス(BBD)を使用した、アナログディレイのモデリング
です。ノブでディレイ音のミックス量を調節します。TAPボタンでディレイタイ
ムを設定します。最長ディレイタイムは約1.1秒です。
2.
TAPE ECHO
評判の高いアナログテープエコーのモデリングです。ノブ、ボタンの使い方や最
長ディレイタイムはA.DELAYと同じです。
3.
SPRING
ギター・アンプ内蔵のスプリングリバーブを再現しました。ノブでリバーブ音の
ミックス量を調節します。TAPボタンでリバーブタイムを設定します。
4.
HALL
エコー成分を多く含むコンサートホールの残響をモデリングしています。ノブ、
ボタンの使い方はSPRINGと同じです。
仕様
アンプ・モデル数 11
エフェクト数
8
プリセット・プログラム数
11
ユーザー・プログラム数 2(VFS5使用時は8)
入出力端子
INPUT端子、ヘッドホン端子、AUX IN端子、
FOOT SW端子、USB端子(Type B) ※VX50 GTVのみ
真空管 Nutube 6P1 ※VX50 GTVのみ
パワーアンプ出力
VX15 GT : 最大約15W RMS @4Ω
VX50 GTV : 最大約50W RMS @4Ω
スピーカー
VX15 GT : 6.5インチ 4Ω
VX50 GTV : 8インチ 4Ω
信号処理 A/D変換: 24bit, D/A変換: 24bit
サンプリング周波数 44.1kHz
電源
VX15 GT : ACアダプター(DC12V
VX50 GTV : ACアダプター(DC19V
消費電流 VX15 GT : 2.5A, VX50 GTV : 3.42A
外形寸法(W x D x H) VX15 GT / VX50 GTV : 354 × 208 × 313mm
質量 VX15 GT : 3.8kg / VX50 GTV : 4.1kg
付属品 ACアダプター、取扱説明書
アクセサリー(別売) フット・スイッチ(VOX VFS2、VFS5)
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
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