Canon HJ40x10B IASD-V, HJ40x14B IASD-V 取扱説明書

  • こんにちは!キヤノンBCTVズームレンズ(HJ40x10B IASD-V、HJ40x14B IASD-V)の取扱説明書を熟読しました。ズーム操作、フォーカス調整、アイリス制御、イメージスタビライザーの使い方など、このレンズに関するご質問にお答えできます。お気軽にご質問ください!
  • レンズの取り付け方法は?
    イメージスタビライザー(IS)の使い方は?
    レンズの清掃方法は?
    異常が発生した場合は?
J/E/C
OPERATION MANUAL
使 用 说 明 书
BCTV Zoom Lens
广
HJ40x LENSES
HJ40x10B
HJ40x14B
使前に必ずの取説明をおみくださ
扱説明書必要応じご覧なれるよ大切保管てくさい
Read this operation manual before using the product.
Keep the manual in place for future reference.
在使用本产品之前 , 请务必先仔细阅读本使用说明书。
请务必妥善保管好本书 , 以便日后能随时查阅
( 保留备用 )
请在充分理解内容的基础上 , 正确使用。
このたびは、キヤBCTV ズームレンズをおい上げいただき誠ありがとうございます。の取扱説明
には、キヤノン BCTV ズームレンズの機能と操方法および使用上注意事項について記載しあります。
使用の前によくおみになり、必要にじてご覧になれるよう大に保管してください。
この取扱説明書は記の製品モデルに用されます
HJ40x10B IASD-V
HJ40x14B IASD-V
FOREWORD
Thank you for purchasing the Canon BCTV zoom lens.
This operation manual explains the functions and operating instructions for the Canon BCTV zoom lens. It
also describes precautions for handling the lens.
This operation manual is applicable for the following lens models:
HJ40x10B IASD-V
HJ40x14B IASD-V
非常感谢佳能 BCTV 变焦镜头产品
本使用说明书描述了佳能 BCTV 变焦镜头的功能和操作程序,并阐述说明了操作本产品时的
注意事项
本册使用可适用于品机型。
HJ40x10B IASD-V
HJ40x14B IASD-V
ENGLISH VERSION ……………………… See Page E1
中文版 ....................... 请参阅第 C1
日 本 語 版
目  次
   安全にお使いいただくために .............................................................1
1. 標準商品構成 ..........................................................................................4
2. 各部の名称 .............................................................................................5
3. 取付け・接続
3-1. サポーター・レンズ・三脚の取付け
........................................................7
3-2. フードの取付け
.................................................................................. 11
3-3. IS 操作ユニットの取付け・接続
............................................................ 11
4. 操作前の準備
4-1. レンズのフランジバック調整
.................................................................13
4-2. アイリスゲイン調整
.............................................................................13
5. 操 作
5-1. ズーム操作
....................................................................................... 14
5-2. フォーカス操作
................................................................................. 24
5-3. アイリス操作
.................................................................................... 25
5-4. イメージスタビライザーの操作
............................................................ 26
5-5. エクステンダー操作
........................................................................... 31
5-6. マクロ操作
....................................................................................... 32
5-7. VTR スイッチ、RET スイッチ操作
....................................................... 34
5-8. ディップスイッチの設定
..................................................................... 35
5-9. ズームモード調整
.............................................................................. 37
6. 製品仕様 ...............................................................................................38
付 録 .................................................................................................. 巻末
1
安全にお使いいただくために
製品および取扱説明る安全に事項は、必ず守っ
これら危険防止の警告や注意事項にそった取扱いをしない場合けがや事故に至る可能性がありますこの取扱
説明書をよく読んで解した上ご使用く
た、要に応じう大切にい。
この取扱説明書の中では、お客様および他の々の安全をお守りし事故を未然に防止すための警告文や注意
文に以下のシンボル使用してい
取扱いについて
 
警告
1. 水をかけ濡らしたださい。 一、内部に水が入った使してくだ
のまま使用すると災やの原因と
2. レンズで太陽や輝度のかないで に障す原因とます
3.
ケーブルを抜くとき必ずコネて抜いて ーブ引っ張る断線など
レンズケーブルが傷つその部分火災や感ことがあ
 
注意
1. 本製品を持ち運ぶときは下させないようご注意ください。 落下させますと、けがの原因となること
あります
2. 取付け部はしっかりと締め付けてください。 取付け部が緩むと落下してけがの原因となることがあり
ます
3. 定期(目して61に取付けに緩みがださい。付け部が
下してけがの原因となす。
4. 製品を炎天下で使用すると製品の内部が思わぬ高温になる場合があります高温になる状況が想定さ
る場合はて適宜温たします
取扱いを誤った場合に、負傷を負う恐れがある注意事項が書かれて
います。安全に使用していただくために、必ずこの注意事項をお
りください。
操作する上での注意事項、または推奨事項です。
ここ記載れてるこを守ないと、製品正し機能ない
可能性があります。
また、操作上における有益な情報も記載されています。
 
注意
※(注)
取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う恐れがある警告意事
項が書かれています。安全に使用していただくために、必ずこの
告事項をお守りください。
 
警告
2
※(注)
1. 修理を行う場合はキヤノンマーケティングジャパン(株お求めになった代理店、または直接キヤノン
(株へお問い合わ
2. 本製品にと故障のあります
3. 本製品は、防滴構造にはなっおりません 雪など水滴直接さらし使用しないでください。 故障
の原因となることがあ
4. 粉塵の多でのご使またはレンズのは十分ごださい。製品内にが入ると故障
原因となることがあり
5. 急激な温変化を与ますと、レンズの内部が曇ってしらくの間使用できななることあります
り対策処置など十分に
6. 化学薬品を使用するなもとでレ使場合にはあらかじい。
異常時の対処方法について
 
警告
1.
万一下記のような異常が発生した場合には、ただちにレンズをカメラから取り外して、お求めになった代
理店または次ペー絡くださ
発煙異常音な生した場
異物や液体なが製品内部にた場
保守・点検について
 
警告
1. 本製品の外装を清掃するときは必ずケーブルを抜き、レンズやカメラから取り外してから行ってくださ
い。 また、ベンジンシンナーなど引火しやすいものは、使用しないでください火災や感電の原因となる
ことがあります
※(注)
1. レンズの表面についたゴミやほこりは、ブローアーで吹き飛ばすか、柔らかい刷毛で軽く払ってくださ
い。指紋やシミが付いた場合は、市販のレンズクリーナーを少量浸した清浄な柔らかい綿布またはレン
ズクリーニングペーパー(シルボン紙など)で軽くふき取ってください。 中心から渦を巻きながら周辺
に向かってふき上げます。 ゴミなどが付着したままで強くこするとレンズ表面に傷がつくことがあり
ますのでご注意ください。
2. 使用条件頻度環境などにより異なりますが、毎年一回程度は保守点検を実施し、必要な場合にはオー
バーホールなどを行ってください。
3
保管について
 
注意
1. 使用しないときは、ずレンズに付属のキャップやカバーを付けてください。ャップやカバーなどを
付けない状態で直射日光に当たるとレンズの集光作用により火災の原因となることがあります。
※(注)
1. 霧や小雨などで湿気を含んだ場合には、速やかに乾いた布で水分をふき取り、燥剤(できるだけ新し
い乾燥剤使用もにニー袋に入れ密封し、完全に内の湿気を去してくさい カビ
や故障の原因となることがあります。
お客様へ
1. お客様の誤った操作に起因する障害については、当社は、責任を負いかねますのでご了承ください。
2. 本製品の品質および取扱説明書関して、お客様の使用的に対する適場性どについ
ては、一切の保証をいたしかねます。また、そこから生じる直接的間接的損害に対しても責任を負いか
ねます。
3. 本製品を使用して得られた結果については、保証
いたしかねます。
4. 本製品の仕様商品構成外観図などは、お断りなく変更することがあります。
5. 保守調整
店、または下記連絡先までお問い合わせください。
6. お客様のご都合で、当社に相談なく改造が行われた製品に対しては、その修理などをお引き受けできな
い場合がありますのでご注意ください。
キヤノン株式会
146-8501 丸子3-30-2
キヤノンマーケティ会社
108-8011 東京都港2-16-6
この取扱説明書の著作権はキヤノン株式会社にあ
この取扱説明書の一部または全部をキヤノン株式
社の承諾書なしに複写複製または転記することは
され
4
1. 標準商品構成
ご使用を始める前に以下のものが全て梱包されていることをご確認ください。
(万一、不足品がある場合はお手数でもお買い上げの販売店にご連絡をお願いいたします。
ユニット名                               数量
レンズ本体 .................................................................................................................. 1
フード ......................................................................................................................... 1
フードキャップ ................
.......................................................................................... 1
レンズキャップ .......................................................................................................... 1
ダストキャップ .......................................................................................................... 1
ズームレバー(レンズに取付いています。 .......................................................
........ 1
サポーター .................................................................................................................. 1
IS 操作ユニット .......................................................................................................... 1
シール ......................................................................................................................... 1
取扱説明書
(※ 1 サポーターは仕様などによりレンズに構成されない場合がありま。本取扱説明書の構成と取
いはキヤノン標準のサポーターを使用した場合について記途異なる
を使用する場合は、ご使用になる扱説明書
 
※(注)
 1) 常温下に保管してください。
2) 急激な温度変化を与えますと、レンズの内部が曇ってしばらくの間使用できなくなることが
あります。 曇り対策処置など十分にご配慮ください。
3) 強い衝撃や振動をレンズに与えないようにしてください。
xxxxxxxx
xxxxxxxx
xxxxxxxx
xxxxxxxx
xxxxxxxx
xxxxxxxx
xxxxxxxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
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xxx
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xxx
xxx
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xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxx
xxxxxx
xxxxxx
xxxxxx
xxx
xxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxx
xxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxx
xxxxxxxxxxxxxxxx
LENS
SUPPORTER
T
W
Z.S.
IS
Shtl
IS
IRIS
Memo
Frame
RET
VTR
A M
Pre
Fast
1x
2x
IMAGE
STABILIZER
C
20
10
7
5
4
3.5
12
15
20
30
50
m
ft
1.6
400
160
80
40
11
8
5.6
4
2.8
IS
(上図は HJ40x10B IASD-V です。機種および仕様により形状は若干異なる場合があります。
仕様により上記付属品以外のアクセサリーが必要になる場合がございます。詳細はお買い上げの販売
店までお問合せください。
(※ 1)
5
9 アイリスサーボ / マニュアル切替えスイッチ
アイリス操作をマニュアル、またはサーボに切
り替える場合にこのスイッチを使用します。
10 “Memo スイッチ
イッチとほかのスイッShtl, Frame,ズー
イッ)をして、ズムポショ
スピドの定を行いす。
11 ズームシーソースイッチ
サーボズームをする場合に使用します。深く押
すほど、ズーム速度が速くなります。
12 “RET スイッチ
リターンビデオをカメラマンがビューファイン
ダー上で見たいときに使用します。
13 “VTR スイッチ
VTR のスタート操作あるいはストップ操作を
る場合に使用します。
14 “Frame スイッチ
フレーミングプリセット機能を行う場合に使用
します。
15 スピードモード切替えレバー
フレーミングプリセット機能の設定スピード切
替えを行います。
16 "IS POWER OFF" スイッチ
イメージスタビライザー(像ブレ防振機構)へ
の電源供給を断ちます。
M
Memo
Frame
IS POWER OFF
Pre
Fast
RET
T
W
VTR
C
2
2.8
4
5.6
8
11
16
400
m
20
10
50
ft
160
IS
Z.S.
IRIS
Shtl
IS
A M
2
1
3
14
13
12
5
17
11
8
9
10
15
4
6
7
16
19
20
18
2. 各部の名称
1 フード
レンズのゴーストやフレヤーを防ぎます。
2 フードロックノブ
フードをレンズに固定するノブです。
3 ディップスイッチ
各種設定用のディップスイッチがあります。
4 IS ON/OFF スイッチ
IS像ブレ防振機構)ON/OFF 操作を行いま
す。
5 最高ズームスピード調整ボリューム
ズームシーソースイッチでズーム操作を行うと
き、ズーム全域の速度を調整することができま
す。
6 IS 動作状態表示 LED
イメージスタビライザー(像ブレ防振機構)の
作動または待機状態と機構回路への電源供給状
態をお知らせします。
7 アイリス瞬時オートスイッチ
このスイッチを押している間だけ、マニュアル
アイリスがオートアイリスになります。
8 “Shtl スイッチ
使
(上図は HJ40x10B IASD-V です。 機種および仕
様により形状は若干異なる場合があります。
6
25 レンズケーブル
このケーブルを通して、電や信号をカメラか
らレンズに送ります。
26 ズームリモート用コネクター(8ピン)
8
ピン)を接続します。
27 ズームリモート & フォーカスリモート用
  コネクター(20 ピン)
またはフォーカス操作用コントロール
アクセサリー(20 ピン)を接続します。
28 IS リモート用コネクター
IS 操作ユニットを接続します。
29 ズームサーボ / マニュアル切替えノブ
ズーム操作をマニュアルまたはサーボに切り
替える場合にこのノブを使用します。
30 フォーカスサーボ / マニュアル切替えノブ
フォーカス操作をマニュアルまたはサーボに
切り替える場合にこのノブを使用します。
17 フランジバックロックネジ
ランック調整リ定すジで
18 位置決めピン
レンズの取付け位置を決めるピンです。
19 マクロボタン
至近距離より近い被写体にづいて接写したい
場合、このボタンを使用しす。
20 エクステンダー切替えレバー
このレバーの操作により内蔵エクステンダー
を操作します。
21 フォーカスリング
マニュアルでフォーカス操をする場合に使用
します。
22 ズームリング
マニュアルでズーム操作をる場合に使用しま
す。
23 アイリスリング
マニュアルアイリス操作をす場合に使用
ます
24 "IS POWER ON" レバー
イメージスタビライザー(ブレ防振機構)を
メカロック状態からロック除状態にする場合
に使用します
SERVO MANUSERVO
ZOOM FOCUS
MANU
I
S
P
O
W
E
R
23
22
21
29
27
26
24
28
30
25
7
3. 取付け・接続
3-1. サポーター・レンズ・三脚の取付け
本レンズには、専用のサポーター SUP-300 を用意しています。レンズおよびカメラ保護のため、必ず、
専用のサポーターをご使用ください。レンズ、カメラ、サポーターおよび三脚の取付け手順は以下の
ようになります。
(A) サポーター
の三脚への取
付け
1. サポーター本体の底面に三脚V ウェッジ板を
取ります。V ッジ付けマには、
3/8-UNC および 1/2-UNC 取付けネジ穴が設け
てあす。V ウェッは弊から給さ
れておりません。
V ウェッジ板取付け用コマは前後に動かせるよう
になっていますがシステム重心ロックハンドル
り、
解除を行うことができます。
時計方向 ........... ロック
反時計方向 ...... 解除
V ウェッジ板を取り付けたあと、ロックしてく
ださい。
① サポーターを三脚に取り付ける。 (A)
 
カメラをサポーターに取り付ける。 (B)
③ レンズをカメラに取り付ける。 (C)
④ バランスを調整する。(D)
V
1/2-UNC
3/8-UNC
V
LENS
SUPPORTER
8
2. トライポッドアダプターを以下の手順でサポー
ターに取り付けます。
(トライポッドアダプターはカメラメーカー供給
す。
さい。
2-1.
ジ穴に、2あるカメ取付けネジ(3/8-
UNC) を差し込み、それぞれのカメラ取付
て、
め付けます。
2-2. さらに、ゆるみ防止のため、カメラ取付け
ロックノブを回して締め付け固定します。
3. 三脚のカムヘッドのパン、チルト機構およびシ
テムルが
ことを確認したあと、 1.,2. 項で V ウェッジ板
トラーを
ターをカムヘッドに取り付けてください。
注意: サポーターを取り付ける前に、三脚またはペデスタルの取扱説明書をよくお読みいただ
き、カヘッパンよびルトのロクと除のをよご理
してV
ウェジ板をカヘッに据付けてくさい。し、カムヘドのンおびチルト
機構ロッされいなと、カラ、レズ、おびサータを落させ破損
せたり、落下が起因でけがを負う危険があります。ご注意ください。
(B) カメラのサポーターへの取付け
既にサポーターに取り付けてあるトライポッドアダプ
ターに、カメラを装着してください。
(トライポッドアダプターはカメラメーカー供給品で
す。装着方法についてはカメラの取扱説明書をご覧く
ださい。
LENS
SUPPORTER
サポーーを
カムに取付け
9
(C) レンズの取付け
1. 上下調整ロックつまみを緩め、レンズ支持台を
下まで下げておきます。
2. レンズを以下の手順でカメラに取り付けます。
2-1. カメラ側のバヨネットマウントを反時計
方向に回転させ、保護キャップを外して
ください。
2-2. レンズのダストキャップを反時計方向に
回転させ、外してください。
2-3. レンズのマウント面にある位置決めピン
をカメラマウント面にある溝に合わせて
からレンズをカメラマウント面に密着さ
せてください。
2-4.
してください。
注意: この状態においてはマウント部だけでレ
ンズを支えているため、少量の力でマ
ント接続部を痛める恐れがあります。こ
れ以降、特に取付け作業が完了するまで、
レンにはからを加ない
してください。
2-5. レンズのドライブユニット底面より出て
いるレンズケー
ブルの先端のコネクター
をカメラに接続してください。
3. 前後調整ロックつまみと上下調整ロックつまみ
を緩めてださい。レンズ支持台が前後、上下に
動くようになります。
※(注) 1) 取付けの際はカメラの取扱説明書も合わせてご覧ください。
2) 外した保護キャップおよびダストキャップはなくさないよう大切に保管してください。
4. レンズ支持台を前後、上下に調整し、取付けつまみ先端のネジをレンズ本体の台座に差し込んで、
つまみを回して固定してください。
取付けつまみとレンズ本体の台座の位置がレンズ支持台を前後に調整できる範囲内で合わない場合
は、カメラの位置が“前か後ろ” に行き過ぎています。2つあるカメラ取付けネジとカメラ取付けロッ
クノブを緩めて、カメラの位置を合わせたあと、これらを締め付け固定します。( 取付け手順につ
いては「3-1.(A) サポーターの三脚への取付け」2. 項をご覧ください。
LENS
SUPPORTER
T
W
IS POWER OFF
VTR
Frame
RET
I
S
P
O
W
E
R
O
N
10
5. 取付けつまみをレンズ本体に固定することができたら、上下調整ロックつまみ、および前後調整ロッ
クつまみを締め付け固定します。
※(注) ロックつまみを締め付ける際は、. 項でカメラにレンズを装着した状態を適切な位置とし、
レンズを押し上げたり、引いたりして位置を無理に動かしてしまうような取付けを行わな
いようご注意ください。
(D) バランス調整
1. カムヘッドのパンおよびチルト機構を緩めて三脚
のパンバーを持つなどして重心などのバランスを
確認してください。
2. システム重心ロックハンドルを解除すると、“レン
ズ、カメラ、サポーター” 一式 を三脚に取り付け
たまま、前後に移動させることができます。重心
位置がずれている場合、重心位置を調整してくだ
さい。
3. 心位置の調整ができたら、システム重心ロック
ハンドルをロックしてください。また、システ
重心ロックハンドルは、手前に引くとロック状
を保ったままハンドルを360°任意の方向に
す。に、
い。
4. 最後に、全てのつまみ、ネジ、ノブ類が締め付け、固定されているかご確認ください。
LENS
SUPPORTER
※(注) レンズの IS 機能を十分に発揮させるため、十分な強度のある三脚をご使用ください。また、
三脚やサポーターのセッティング状態によっては、IS 機能が十分に働かない(あるいは正
常に動作しない)場合があります。その場合は、バランスや取付けなどのセッティングを
変更してください。
専用サポーター SUP-300 は、現在、市販されているカメラに対応していないケースがあり
ます。詳しくは弊社までお問い合わせください。また、SUP-300 以外のサポーターをご使
用になりたい場合も弊社までお問い合わせください。
ハンドル位置の調整
11
3-2. フードの取付け
1. は、
す。
ンズキャップを取り外してください。
2. け、
せ、
ロックノブを締めてください。
3. フードキャップをフードから外してください。
Memo
Frame
Pre
Fast
RET
T
W
VTR
IS
Z.S.
IRIS
Shtl
IS
A M
IS POWER OFF
※(注) 取り外したフードキャップおよびレンズキャップは、なくさないよう大切に保管して
ください。
3-3. IS 操作ユニットの取付け・接続
IS 操作ユニットとは、イメージスタビライザー(像ブレ補正機構)の ON/OFF 操作を行うスイッチユ
ニット部とその動作状態を示す表示ユニット部から構成され、操作しやすいお好みの場所に取り付け
てイメージスタビライザーのリモートコントロールを可能にするものです。IS: Image Stabilizer の略)
IS 操作ユニットを以下の手順で取付け・接続してください。
1. IS 操作ユニットのコネクターをレンズ本体ドライブユニット底面の IS リモート用コネクター
へ接続してください。(通常、この IS リモート用コネクターには保護キャップが被せてあり
ますので、キャップを外してから、コネクターの接続を行ってください。
2. ケーブルから分岐した IS ON/OFF スイッチのベルト
には面ファスナーが付いていますので、
操作しやすい任意の位置に巻きつけてください。
3. ケーブルから分岐したもう一方の IS ON/OFF 表示ユニット(IS 動作状態表示 LED)には固定
用ネジが付いていますので、ビューファインダーの縁部など、LED の点灯・消灯を確認しや
すい所へ取り付けてください。
SERVO
MANU
SERVO
MANU
ZOOM
FORCUS
ZOOM
DEMAND
REMOTE 1
IS
REMOTE
2
IS ON/OFF
IS ON/OFF
IS
12
※(注) 1) レンズ本体のドライブユニット上にも IS ON/OFF スイッチと IS 動作状態表示 LED
が装備されていますので、IS 操作ユニットとの併用が可能です。
2) IS 動作状態表示が不要の場合には、IS 操作ユニットから表示ユニット部を取り外
してスイッチユニット部のみを接続して使用することも可能です。(下図参照)
3) イメージスタビライザーの操作方法につきましては、5-4. イメージスタビライザー
の操作をご覧ください。
SERVO
MANU
SERVO
MANU
ZOOM
FORCUS
ZOOM
DEMAND
REMOTE 1
IS
REMOTE
2
IS ON/OFF
IS
13
4. 操作前の準備
4-
1. レンズのフランジバック調整
ズームレンズの結像面と TV カメラの結像面が合致していないと、ズーム操作を行ったときフォーカ
スが合わなくなります。下記の手順でレンズのフランジバックを調整してください。
1. 適当と思われる距離(5 7m 位)に被写体を定め
す。
して利用すると 作業がしやすくなります。
2. エクステンダー切替えレバーを 1x にします。
3. アイリス操作でレンズの絞りを開放(オープン)に
します。
4. レンズのズームを望遠端(テレ)いっぱいにします。
5. フォーカス操作で焦点(ピント)を合わせます。
6. レンズのズームを広端(いっぱいにします。
7. レンズのフランジバックロックネジを緩め、F.B. 調整リングを回して焦点(ピント)を合わせます。
8. 4. 7. の操作を2, 3回繰り返して、ズーム両端での焦点(ピン
ト)を合わせます。
9. 正しい F.B. 調整リングの位置が決まりましたら、フランジバックロックネジを締めます。
以上で調整は完了です。
4-2. アイリスゲイン調整
レンズ本体ドライブユニット前面部にアイリスゲイン調整トリマーがあります。
出荷時には、適正に設定されていますが、任意に設定変更をしたい場合は小型ドライバーなどを使用
して、下記の手順で調整を行ってください。
1. 通常、ゴムキャップが付いています。作業前に、
このゴムキャップを外します。
2. 、レともに切替えスイッ
チを A”(オート)側にします。(なお、カメラ
側の操作については、カメラの取扱説明書をご覧
ください。
3. アイリスゲイン調整トリマー(トリマー横のシー
ルに I.GAIN と表示)を小型ドライバーなどで
回してください。
ドライブユニット前面部より見て時計方向に回すとゲインが上がり、反時計方向に回すとゲインが
下がります。
4. レンズ本体のアイリスリングを見て、ハンチングが起こらない範囲でゲインが最高になるよう設定
してください。
5. 調整が完了したら、ゴムキャップを元に戻してください。
T
W
IS POWER OFF
VTR
Frame
RET
I
S
P
O
W
E
R
O
N
F.B.
14
5. 操 作
5-1. ズーム操作
(A) マニュアルズーム操作
レンズ本体のドライブユニット底面部にあるズーム
サーボ / マニュアル切替えノブを MANU. 側にして
ください。
注意:“SERVO 側にしたまま無理に
と、
恐れがあります。必ず MANU. 側にして
からマニュアルズーム操作を行ってくださ
い。
レンズ本体のズームリング(またはズームレバー)による操作
レンズ本体のズームリング(またはズームレバー)を
回してズーム操作を行います。
カメラ側から見て
 時計方向に回すと広角(ワイド)側へ
 反時計方向に回すと望遠側(テレ)側へ
ズームします。
(B) サーボズーム操作
サーボ / マニュアル切替えノブを SERVO 側にして
ください。
切替え時、ズームリングを少し回しながらノブを動か
すと切替えがスムーズに行えます。
SERVO
MANU
SERVO
MANU
ZOOM
FORCUS
IS
REMOTE 2
/
T
W
Z.S.
IS
Shtl
IS
IRIS
Memo
Frame
RET
VTR
A M
Pre
Fast
1x
2x
IMAGE
STABILIZER
C
20
10
7
5
4
3.5
12
15
20
30
50
m
ft
1.6
400
160
80
40
11
8
5.6
4
2.8
SERVO
MANU
SERVO
MANU
ZOOM
FORCUS
REMOTE 2
/
15
サーボズーム基本操作
ドライブユニット上のズームシーソースイッチによる操作
ドライブユニット上面部のズームシーソースイッチを
押してズーム操作を行います。
ズームシーソースイッチの
T 側を押すと望遠(テレ)側へ
W 側を押すと広角(ワイド)側へ
ズームされます。
スイッチの押し込み具合により、ズームスピードが変
わります。深く押すほど、ズームスピードが速くなり
ます。
ズームシーソースイッチを押したときのズーム速度の変更
最高ズーム速度は、レンズドライブユニットの上面に
ある最高ズームスピード調整ボリュームを回すことに
より変化させることができます。
このボリュームを時計方向いっぱいに回すと最高ズー
ム速度が最大になり、反時計方向いっぱいに回すと最
小になります。
サーボズーム応用操作
新操作ユニット「Digital Drive」により従来のサーボズーム基本操作に加え、新しいサーボズーム操作
が追加されています。主な機能は次の通りです。
機能 1. シャトルショット ……………… 2 つの画角を頻繁に切り替えて撮影する際などに便利
な機能です。
機能 2. フレーミングプリセット ……… リハーサルなどで決めた画角とズームスピードを容易
に再現できます。
機能 3. スピードプリセット …………… リハーサルなどでズームスピードを決めておき、その
スピードを繰り返し再現できます。
IRIS
IS
IS
Z.S.
A M
Shtl
T
W
RET
VTR
Memo
Frame
Pre
Fast
IRIS
IS
IS
Z.S.
A M
Shtl
T
W
RET
VTR
Memo
Frame
Pre
Fast
16
機能 1. シャトルショット
Shtl スイッチを押すだけで最高速度で、あらかじめ記憶させたズームポジション(シャトルメモリー
ポジション)にズームし、Shtl スイッチを離すと元のズームポジションに戻ります。すなわち、2
所のポジションを高速で切り替えることができます。
1. シャトルメモリーポジションの設定
 
1-1. 任意のポジションにズーミングする。
1-2. Memo Shtl
スイッチを押す。
完了)
※(注) このシャトルメモリーポジション位置は「機能 2. フレーミングプリセット」の記憶位置と
は別のものです。また、このとき、記憶されたズームポジションは電源 OFF 後も記憶され
ています。
2. シャトルメモリーポジションへの移動
Shtl スイッチを押し続けているとシャトルメモリーポジションへ最高速でズーム移動して停止し
ます。この Shtl スイッチを押している間は、この設定ズームポジションを維持します。
3. シャトルメモリーポジションへの移動解除
下記のいずれかの操作により、設定ズームポジションへの移動が解除されます。
 ● Shtl スイッチを離すと、移動前のズー
ムポジション(復帰ポジション)に最高
速で戻ります。
 ● Shtl シー
ソースイッチによる操作が行えます。
(注)Shtl スイッチによる操作を優先させているため、Shtl スイッチを押している間はズームシー
ソースイッチによる操作は行えません。
4. 復帰ポジションの更新
復帰ポジション(復帰ポジション:3. 項参照)はマニュアルおよびサーボズーム操作で最後
に止まった位置が次回のシャトルショット操作の復帰ポジションとなります。
Shtl スイッチのみによるズーム操作を行
っている間は復帰ポジションは更新されません。
IRIS
IS
IS
Z.S.
A M
Shtl
T
W
RET
VTR
Memo
Frame
Pre
Fast
“Shtl”
“Memo”
IRIS
IS
IS
Z.S.
A M
Shtl
T
W
RET
VTR
Memo
Frame
Pre
Fast
“Shtl”
“Memo”
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