l Dell 電力使用管理 - ホストサーバーの電力バジェットを表し、それを設定 / 監視するための CIM および Dell 拡張クラスを定義します。
l Dell OS 導入 - オペレーティングシステム導入機能の設定を表すための CIM および Dell 拡張クラスを定義します。これは、サービスプロセッサが提供するオペレーティングシステム導入機
能を操作することで、オペレーティングシステムの導入アクティビティをサポートする能力を追加して、プロファイル参照の管理能力を拡張します。Dell OS 導入機能の詳細については、「リモート
オペレーティングシステム導入インターフェイス」を参照してください。
l Dell ソフトウェアアップデートプロファイル - BIOS、コンポーネントのファームウェア、Lifecycle Controller ファームウェア、診断、およびドライバパックアップデートするためのサービスクラ
スとメソッドを表す CIM および Dell 拡張を定義します。アップデートメソッドは、CIFS、NFS、FTP、および HTTP ネットワーク共有の場所と、Lifecycle Controller にあるアップデートイメー
ジからのアップデートをサポートしています。アップデート要求はジョブとして体系化され、アップデートを適用するための再起動処置の種類と共に、直ちに実行するか後で実行するかをスケジュ
ールできます。
l Dell ソフトウェアインベントリプロファイル - 現在インストールされている BIOS、コンポーネントファームウェア、診断、USC、およびドライバパックのバージョンを表す CIM および Dell 拡張を
定義します。ロールバックと再インストール用に Lifecycle Controller で利用可能な BIOS およびファームウェアアップデートイメージのバージョンも表します。
l Dell ジョブ制御プロファイル - アップデート要求によって生成されるジョブを管理するための CIM および Dell 拡張を定義します。ジョブは作成、削除、変更が可能で、複数のアップデートを
順序付けて一度の再起動で実行されるようにジョブクエリに統合することもできます。
l Lifecycle Controller 管理プロファイル - Lifecycle Controller の自動検出と 部品交換機能を管理する属性を取得 / 設定するための CIM および Dell 拡張を定義します。
Lifecycle Controller - Remote Services WS-MAN の実装は、伝送のセキュリティを確保するためポート 443 で SSL を使用し、基本認証とダイジェスト認証をサポートしています。ウェブサー
ビスインタフェースは、Windows
®
WinRM や Powershell CLI などのクライアントインフラストラクチャ、WSMANCLI などのオープンソースユーティリティ、および Microsoft
®
.NET
®
などのア
プリケーションプログラミング環境を利用して活用できます。
www.delltechcenter.com の Dell 技術センターから、その他の実装ガイド、ホワイトペーパー、プロファイル仕様書、クラス定義(.mof) ファイル、コードサンプルなどを入手できます。参照先
l Lifecycle Controller 領域 -
http://www.delltechcenter.com/page/Lifecycle+Controller
l Dell CIM 拡張の仕様
http://www.delltechcenter.com/page/DCIM+-+Dell+CIM+Extensions
l Lifecycle Controller WS-MAN スクリプトセンター
http://www.delltechcenter.com/page/Scripting+the+Dell+Lifecycle+Controller
詳細については、以下をご覧ください。
l DTMF ウェブサイト: www.dmtf.org/standards/profiles/
l WS-MAN リリースノートまたは Readme ファイル
Remote Services 1.3 の新機能
1.3 では以下の新機能が加わりました。
l 自動検出機能の拡張
l リモートからのファームウェアのインベントリとアップデート
l Dell ライセンスの vFlash を使用したオペレーティングシステムの導入
l 部品交換
自動検出
自動検出機能を使用すると、新しく設置されたサーバーが、プロビジョニングサーバーをホストするリモート管理コンソールを自動的に検出できます。プロビジョニングサーバーは、プロビジョニングされて
いないサーバーの検出と管理を管理コンソールからできるように、iDRAC にカスタム管理ユーザーの資格情報を提供し、ます。
自動検出を有効にすると、iDRAC6 は DHCP から IP アドレスを要求してから、プロビジョニングサーバーホストの名前を取得するか、DNS から名前を解決するか、その両方を実行します。プロビジョ
ニングサーバーのホストアドレスを取得すると、カスタムの管理者アカウントの資格情報を取得する前に、iDRAC6 はセキュアなハンドシェイクを確立します。これで iDRAC は新しく取得した資格情報を
使用した管理が可能になり、リモートオペレーティングシステム導入などの処理を実行できます。
自動検出機能(出荷時のデフォルト設定は無効)を 有効 にした Dell システムを注文した場合、iDRAC は DHCP が有効で、有効なユーザーアカウントがない状態で届きます。自動検出機能が無効
に設定されている場合は、システムの起動時に、iDRAC6 設定ユーティリティ を使用して自動検出を手動で有効にし、デフォルトの管理者アカウントを無効にできます。自動検出機能の有効 / 無効
の設定の詳細については、「自動検出の設定」を参照してください。
DHCP/DNS の設定
Dell システムをネットワークに追加したり、自動検出機能を使用したりする前に、ダイナミックホストコンフィグレーションプロトコル(DHCP)サーバー / ドメインネームシステム(DNS) が自動検出をサポ
ートする設定になっていることを確認してください。プロビジョニングされていないサーバーによるプロビジョニングサーバーホストの検出をサポートするネットワーク環境を整えるオプションが複数ありま
す。
自動検出機能が正常に機能するには、次のいずれかの必要条件が満たされる必要があります。
l DHCP サーバーが LifecycleController オプション 1 のベンダースコープオプションを使用して、プロビジョニングサーバーの場所をコンマ区切りのリストで提供している。これらの場所はホ
スト名か IP アドレスで示すことができ、オプションとしてポート番号も含めることができます。iDRAC が DNS ルックアップを使用して、管理コンソールのホスト名を IP アドレスに解決する。
l DNS サーバーは、IP アドレスに解決するサービスオプション _dcimprovsrv._tcp を指定します。