Shure Incorporated
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ロジックミュートコントロール (自動ミキシング)
DIPスイッチ3をアップ位置に設定すると、マイクロホンをロジックコントロールアプリケーション用に設定できます。
この場合、マイクロホンからの音声は外部デバイス (自動ミキサーなど) によってミュートになります。このモードで
は、PUSHボタンのローカルミュート機能はバイパスされ (マイクロホンは常に音声を送信します)、ボタンを押しても
LEDは直接的には反応しません。
設置仕様の要件に従い、マイクロホンケーブルのSWITCH OUT導線を、自動ミキサーまたはその他のTTLロジックデ
バイスに接続します。話者がマイクロホンのボタンを押すと、SWITCH OUT導線の電圧レベルが変わり、これがデバ
イスに信号を送って、そのチャンネルの音声をミュートにしたり、あるいは他の機能を実行させたりすることができま
す。
マイクロホンのLEDを制御するには、LED IN導線を自動ミキサー (またはその他のTTLロジックデバイス) のゲート出
力に接続します。
ボタン設定
ロジックコントロール操作では、DIPスイッチ1がボタン動作を決定します(DIPスイッチ2は影響しません)
ボタン動作 DIPスイッチ設定
モーメンタリー:押すとスイッチアウト(赤色ワイヤ)が0Vになり、解放するとスイッチ
アウトは+5Vに戻ります。
トグル:押して放すとスイッチアウトは0Vに設定され、もう一度押すと+5vに切り替わり
ます。
ロジックLED INを使用してLEDを制御する
ロジックミュートコントロール用に設定されているときに、LED IN導線を、自動ミキサーの外部スイッチかリレー、
またはTTLゲート (ゲート出力) に接続します。
• MX396 LED INがアースされている (黒色ワイヤーが銀色の裸線に接続されている) ときは、LEDが緑色に点灯しま
す。
• LED INがアースされていない (黒色ワイヤーが銀色の裸線に接続されていない) ときは、LEDが赤色に点灯します。