SCM810

Shure SCM810 ユーザーガイド

  • Shure SCM810/SCM810E 8チャンネルマイクロホンミキサーのユーザーガイドについて、ご質問にお答えします。このドキュメントには、自動ミキシング機能、リンク機能、イコライザー、ロジック制御など、デバイスの機能と使用方法が詳細に説明されています。お気軽にご質問ください!
  • 複数のミキサーを接続するにはどうすればよいですか?
    イコライザー機能はどのようなものですか?
    出力リミッターの設定方法は?
    ロジック端子はどのように使えますか?
    SCM810とSCM810Eの違いは何ですか?
SCM810
8 チャンネルマイクロホンミキサー
Shure SCM810 eight-channel microphone mixer user guide
Version: 5.1 (2020-K)
Shure Incorporated
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Table of Contents
SCM810 8 チャンネルマイクロホンミキサー 3
安全のための重要注意事項 3
概要 4
システムの機能 4
動作原理 4
フロントパネルの機能 4
リアパネルの機能 6
DIPスイッチ 7
ミキサーのラックマウント 8
SCM810/E接続 8
出力リミッター設定 9
イコライザー機能 9
自動ミキサーとのイコライザー/フィードバックコントローラー
使用 10
ミキサーの基本操作 10
複数のミキサーのネットワーク 10
グローバル/ローカル機能 11
リンクケーブル 12
交換パーツ 12
仕様 12
サービスステートメント 15
認証 15
拡張機能 15
15
ロジック接続仕様 15
推奨ロジックアプリケーション 17
内部変更 21
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SCM810
8 チャンネルマイクロホンミキサー
安全のための重要注意事項
この説明書をおみください。
この説明書保管しておいてください。
警告事項すべてに留意してください。
すべての指示ってください。
この製品くで使用しないでください。
掃除いたでからきするだけにしてください。
通風口がないようにしてください。十分換気ができるよう余裕たせ、メーカーの指示って設置してくださ
い。
、ラジエーターや暖房送風口、ストーブ、その発生する機器 (アンプなど) くには設置しないでください。
製品かないでください。
有極プラグやアースきプラグは安全のためにいられていますので、しく接続してください。有極プラグは、2のブ
レードのうち一方幅広になっています。アースきプラグは2のブレードのに、3本目のアース端子がついています。
幅広のブレードや3本目は、安全のためのものです。これらのプラグがコンセントのわない場合は、
気工事業者相談し、コンセントを交換してもらってください。
電源コードはにプラグ部分延長コード、機器からている部分において、っかかってけたりまれたりし
ないように保護してください。
アタッチメントや付属品ずメーカー指定のものをご利用ください。
カートやスタンド、三脚、ブラケット、テーブルはメーカー指定のものか、この装置用販売されているものをずご
ください。カートに装置せてかすはつっかけて怪我をしないよう注意してください。
、または長期間使用しない場合は、プラグをコンセントからいてください。
整備は、資格のある整備担当者ずご相談ください。電源コードやプラグの損傷液体異物装置内
場合装置湿気された場合正常作動しない場合装置とした場合など、装置らかの状態損傷
した場合は、整備必要です。
水滴しぶきにさないでください。液体った花瓶などを装置かないでください。
MAINSプラグまたはアプライアンスカップラーが使用できる状態にしておいてください。
装置空気伝播音70 dBA)をえません。
クラスI構造装置保護接地接続のある主電源コンセントに接続してください。
火災感電危険けるため、本機器湿気のある場所にさらさないでください。
本製品改造みないでください。けがや製品故障原因となる可能性があります。
本製品指定された動作温度範囲内使用してください。
この記号は、この装置内感電危険性のある高電圧があることをします。
この記号は、重要操作・メンテナンスの説明装置添付文書記載されていることをします。
Shure Incorporated
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警告: この装置内には、生命危険高電圧存在します。ユーザーは内部部品保守できません。保守は、資格のある保守担当者ずご相談くだ
さい。使用電圧工場出荷時設定変更された場合は、安全保証適用されません。
概要
ShureモデルSCM810/Eは、拡声録音放送等用としてデザインされた8チャンネルオートマイクロホンミキサーです。SCM810
使って、複数のマイクロホンが必要となるアプリケーションにおいて、音質大幅改善できます。あらゆるローインピーダンス
のダイナミックマイクロホンやコンデンサーマイクロホン(ワイヤレスをむ)がSCM810/E使用できます。複数SCM810
ミキサーをSCM810/EミキサーおよびShureモデルFP410SCM410SCM800にリンクできます。
各入力チャンネルには、2バンドイコライザーと3つのロジック端子があります。イコライザーにより、低周波での不要収音
し、ラベリア、バウンダリー、ハンドヘルドなどのなるタイプのマイクロホンを同等音質えます。ロジック端子は、外部
デバイスを制御するために使用できます。SCM810120 VAC電源で、SCM810E230 VAC電源でそれぞれ動作します。ミキ
サーには、電源コード、ラックマウント金具、およびリンクケーブルが付属しています。
システムの機能
バックグラウンドルームノイズの変化して自動的調整される、高速動作でノイズフリーなマイクロホン選択
追加のマイクロホンがアクティブになるとゲインを自動調整
ラストマイクロックオン回路により周囲調整
チャンネルごとに調整可能低周波ロールオフおよび高周波シェルビング
チャンネルのアクティベーションおよびクリッピングインジケーター
スレッショルドとLEDインジケーターを選択可能なピーク応答出力リミッター
アクティブバランスマイク/ライン入力およびライン/レベル出力
手動でレベルコントロール可能Auxレベル入力
レベルコントロール可能なフロントパネルのヘッドホン出力
最大400までのマイクロホンリンク機能
動作原理
SCM810/E自動ミキサーの動作コンセプトは、Shure独自IntelliMix
®
回路です。IntelliMixは、3つのなる機能わせて、
シームレスな自動ミキシングを実現します。
ノイズ適応スレッショルド。入力チャンネルごとに、変化のないバックグラウンドノイズ(空調など)と変化のある(ス
ピーチなど)を区別します。継続的にアクティベーションスレッショルドを調整することで、スピーチレベルがバックグラウン
ドノイズよりもきくなったときだけチャンネルをアクティブにします。
MaxBus1つの音源してアクティブにできるチャンネル制御します。発言者1場合複数のマイクロホンがそ
発言者を「う」場合でも、1つのチャンネルのみがアクティブになります。
ラストマイクロックオン。のマイクロホンがアクティブになるまで、最後にアクティブになっていたマイクロホンをオープン
のままにします。ラストマイクロックオンがなければ、会話中休止がある場合にすべてのマイクロホンがオフになり、
音声信号われているかのようにこえてしまいます。ラストマイクロックオンによって、バックグラウンドの環境音
存在させることができます。
Shure Incorporated
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フロントパネルの機能
モデルSCM810フロントパネル 1
マイクロホンチャンネルゲインコントロール18
マイクロホンのゲイン調整ができます。
入力LED 18
チャンネルがアクティブな場合緑色点灯します。クリッピングレベルの6 dBまでになると赤色点灯します。
ローカットフィルター18
凹型ドライバーを使って低周波可変ロールオフ(ハイパス)を調整し、不要低周波信号低減します。
高周波シェルビングフィルター18
/高周波領域のレベルブーストまたはカットができます。収音軸れたトーンを補正したり、高周波シビランスをカットし
たりします。
AUXレベルコントロール:
隣接する1/4インチINPUTフォンジャックまたはリアパネルの1/4インチAUX入力接続されたAuxレベル機器入力レベルを
します。
1/4インチAux INPUTフォンジャック:
外部補助またはラインレベルのソースを出力にミックスします。この出力自動ではありません。すべてのリンクミキサーの
出力信号表示されます。
MASTERレベルコントロール:
全体的なミックスレベルを決定します。
出力レベルメーター:
9段階LEDメーターで、ピーク出力信号レベルをします。最後LEDはリミッターの動作します。
PHONESコントロールおよび1/4インチフォンジャック:
ヘッドホンをしてミキサー出力をモニターすることができます。PHONESノブでヘッドホンの出力レベルを制御します。
電源LED
ユニットの電源れるとグリーンに点灯します。
Shure Incorporated
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リアパネルの機能
SCM810リアパネル 2
AC電源コネクターおよびロッカースイッチ:
電源にプラグをしている場合、コネクターからユニットにAC電源供給されます。ロッカースイッチでユニットをオンにしま
す。
マイクロホンロジック:
チャンネルのゲートアウト、ミュートイン、およびオーバーライドインロジック端子のあるDB-25オスコネクターインター
フェイスです。「
推奨ロジックアプリケーション
」セクションを参照してください。:これはRS-232ポートではありません。
DIPスイッチ:
7ポジションDIPスイッチによって、ミキサーのセットアップオプションを設定できます(「DIPスイッチ」セクションを参照)。
LINK IN/OUTジャック:
追加入力用複数のミキサーをスタックすることができます。最大50SCM810ミキサーをリンクすることができます。
LINE OUTPUT可能ブロックコネクター:
アンプ、レコーダーまたはのミキサーに接続するための、アクティブバランスラインレベルの信号です。出力はマイクロホン
レベルに変更できます(「
内部変更
」を参照)。
DIRECT OUT1/4インチフォンジャック:
チャンネルからのゲートAuxレベル信号利用できます。ダイレクトアウトは、プリフェーダーとプリEQ接続されていま
す。ゲートチャンネル出力送信/受信挿入ポイント、またはミキシングコンソール外部スピーチゲートとして使用できる
ように変更できます(「
内部変更
」セクションを参照)。
AUX/D.O./D.O.スイッチ:
ライン出力コネクターの背部のこのスイッチで、チャンネル8のダイレクトアウトジャックとしてAux入力機能またはダイレクト
出力機能のいずれかを選択します。スイッチを位置にするとAUX IN中心および位置DIRECT OUTです。
INPUT 18可能ブロックコネクター:
アクティブバランスマイクロホンまたはラインレベル入力
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入力18 MIC/PHM/LINEスイッチ:
可能ブロックコネクターの背部のこのスイッチで、マイクロホンレベル()、48 Vファントム電源のマイクロホンレ
ベル(中央)、またはラインレベル(信号による動作選択します。
DIPスイッチ
リアパネルDIPスイッチで、のセットアップオプションを利用できます。太字表示されている位置は、工場出荷時設定
す。
スイッチの位置効果は、3およびミキサーのラベルにも表示されています。
変更可能機能スイッチ 3
DIPスイッチSW702機能
スイッチ機能 手動/自動
ラストマイク
ロックオン
ホールド
オフアッテ
ネーションレ
ベル
リミッタースレッショルド
リンクローカ
/グローバ
スイッチ位置番号 1 2 3 4 56 7
スイッチUp 自動 オン 0.4 15 dB
5 Up6 Up
=リミッ
ターオフ
グローバル
5 Down6
Up
= +8 dBm
5 Up6
Down
= +16 dBm
5 Down6
Down
= +4 dBm
スイッチDown 手動
ホールド時間
にすべての
マイクをオフ
1.0
完全にオ
フ)
ローカル
手動/自動手動位置にすることで自動アクティベーションを無効にします。手動モードでは、標準8x1ミキサーとして機能
ます。
ラストマイクロックオン:ラストマイクロックオン機能で、しくアクティブになったマイクロホンにわるまで、最後にアク
ティブになっていたマイクロホンがオンになります。無効になると、マイクロホンはプリセットのホールド時間後にオフになりま
す。
ホールド時間音声通話停止したも、アクティブになっている(ロックオンされていない)マイクロホンをオンにしたままにす
時間調整します。設定0.4または1.0です。
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オフアッテネーション:オフアッテネーションレベルを15 dBから無限)に変更します。15 dB設定では、未使用のマイクロ
ホンがアクティブになったときよりも 15 dBいレベルになります。設定では、未使用のマイクロホンは完全にオフになりま
す。
リミッタースレッショルド:出力リミッターのスレッショルドを変更します。設定はオフ(出荷時設定)、+16 dBm+8 dBm、ま
たは+4 dBmです(のスレッショルド設定については、「
内部変更
」を参照)。
リンクグローバル/ローカル:SCM810のリンクされた各出力独自のプログラム出力だけをめるか、またはリンクされているす
べてのミキサーのプログラム出力めるかを決定します(詳細については、「
ミキサーリンク
」を参照)。
ミキサーのラックマウント
SCM810標準483 mm19インチ)オーディオ機器ラックにけるには、ミキサーをラックに挿入し、付属のプラスネジ
固定します(4参照)。4のネジをすべて使用してください。
SCM810/Eのラックマウント 4
SCM810/E接続
のようにオーディオ接続します(5参照)。
マイクロホンまたはラインレベルの信号ソースをチャンネル入力コネクターに接続します(従来2シールドケーブルを
使用)。
ドライバーまたはその工具ブロックコネクターののスロットに挿入し、必要じて入力スライドスイッチを調
します。マイクロホン(位置)、48 Vのファントム電源のマイクロホン(中央位置)、またはラインレベル(
位置)。
ミキサー、EQ、アンプまたはレコーダーの入力SCM810ラインレベル出力接続します。
ヘッドホンでモニターするには、ヘッドホンをフロントパネルの1/4インチフォンジャックに接続します。
電源コードを120 VACSCM810)または230 VACSCM810E)に接続します。動作電圧変更する場合は、「
内部
」セクションを参照してください。
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オーディオ接続 5
出力リミッター設定
出力リミッターは、通常のプログラムレベルには影響えずに、大音量のプログラムピークみを防止します。これによっ
て、SCM810/E出力接続したデバイスの過負荷ぐことができます。
個々のチャンネルまたはマスターゲインコントロールをやすと、平均出力増加し、同様に、制限えます。出荷時には
出力リミッターが無効になっています。ただし、最大出力レベルが+4+8、または+16 dBmになるようにリミッタースレッショル
ドを変更することができます。「
内部変更
」セクションを参照してください。
イコライザー機能
ローカットフィルター(ハイパス)
ローカット(またはハイパス)フィルターを使用すると、カットオフポイントより全周波数がフィルター入力からフィルター
減衰せずに通過し、カットオフより周波数減衰します(6参照)。カットオフポイントは、信号がフラット(バンド
パス)領域して3 dB低下した周波数として定義されます。カットオフポイントよりでは、フィルターは周波数がるにつ
れて、よりくの減衰します。この減衰発生するレートは、1オクターブあたりのデシベル(dB/oct)で定義されます。
SCM8101オクターブあたり6 dBのワンポールローカット(ハイパス)フィルターをえています。
ローカットフィルターは本来外部ノイズ、過度近接効果、またはその不要素材存在するオーディオ信号減衰または
ロールオフのために使用されます。えば、足音車両通過原因低周波振動は、マイクロホンスタンドをしてマイクロホ
ンに、さらにサウンドシステムに伝達することがあります。これらの周波数通常580 Hz範囲)は、一般的にはましくあり
ません。
ローカットフィルターの効果 6
高周波シェルビング
固定周波数イコライザーは、5 kHz以上6 dBブーストまたはカットを生成します(7参照)。高周波シェルビングは、フラッ
周波数特性をブーストしたり、非常歯擦音いボーカルマイクロホンを軽減したり、あるいは収音軸外のラベリアマイクロ
ホンの向上させるために非常便利です。
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周波数Hz高周波シェルビングの効果 7
自動ミキサーとのイコライザー/フィードバックコン
トローラーの使用
アウトボードのイコライザーやフィードバックコントローラーを信号チェーンつサウンドシステムをセットアップする場合
は、SCM810をマニュアルに設定します。これによってすべてのマイクロホン入力がアクティブになり、利用できるすべてのフィー
ドバックパスがきます。マニュアルモードのSCM810使って、サウンドシステムをイコライジングし、フィードバックコント
ローラを設定してその部屋を「らしきる」ことができます。
サウンドシステムをイコライジングしたら、SCM810自動モードに設定します。自動ミキサーの入力は、アクティブな入力数
倍増するたびに3 dBずつ低下することに注意してください。手動モードでSCM810使用する場合8つの入力がすべてアクティ
ブになると、マスター出力9 dB減少します。反対に、自動モードにすと9 dB上昇します。
ミキサーの基本操作
電源スイッチをオンにします。
チャンネルレベルを調整して、オーバーロードLED非常きな音声またはノイズの発生時にのみ点滅するようにしま
す。
未使用のチャンネルコントロールを反時計回りにしきっておきます。
SCM810マスターレベルコントロールは出力ピークメーターで表示されます。必要出力レベルまで調整します。
ヘッドホンによるモニターを使用する場合は、目的音量レベルにするまでPHONESコントロールノブを調整します。こ
れで、SCM810/E使用する準備いました。
SCM810/Eミキサーは全自動です。ほとんど用途において、追加調整必要ありません。
複数のミキサーのネットワーク
追加入力必要場合は、付属のリンクケーブルを使用して、SCM810ミキサーをさらに(50まで)を「リンク」させることが
できます。このような構成では、最大400のマイクロホン入力利用することができます。
複数のミキサーをリンクするには、最初のミキサーのLINK OUTのミキサーのLINK IN接続します(8参照)。接続され
ていない最初のミキサーのLINK INとの最後のミキサーのLINK OUTジャックはそのままにしておきます。
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ミキサーのリンク 8
すべてのミキサーのリンクジャックが接続されているり(出力から入力順番Link Inジャック1つとLink Outジャック1つに
接続していない状態)、自動ミキシング機能がすべてのユニットで共有されます。すべての入力信号は、すべてのリンクミキ
サー出力表示されます。
リンクされたミキサーの出力コントロールと機能はポストリンクであり、リンクされたのミキサーの出力表示される信号
影響しません。ミキサーのマスターレベルコントロールは、各自出力のみを制御します。各出力個別使用できます。
15 dBスイッチ位置での実際のオフアッテネーションは、ミキサーがさらにリンクされるにつれて増加します。これにより、減衰されたマイクロホンの増加
よって発生する過度のノイズや残響低減されます。リンクされたシステムでは、すべてのミキサーのAux入力は、リンクされたミキサーの出力表示されま
す。Aux信号のリンクを無効にするには、「内部変更」を参照してください。
重要リンクされたミキサーのロジック端子使用する場合は、ユニットのLOGIC GROUND端子をそれぞれ接続してくださ
い。この処理わないと、クリックのえが発生する可能性があります。
グローバル/ローカル機能
グローバル/ローカルスイッチで、そのリンクされたミキサーの出力表示される入力チャンネルを選択します。グローバルの位置
設定すると、すべての入力チャンネルがそのミキサーの出力表示されます。ローカルの位置設定すると、そのミキサーの
には、自身8つの入力チャンネルのみが表示されます。マスターレベルコントロールは、どのモードでも、自身出力のレベル
のみを制御します。
マスターレベルコントロールは、グローバル/ローカルスイッチから独立しています。ミキサーの出力レベルは、自身のマスターコ
ントロールのみに影響されます。すべての自動機能(ラストマイクロックオンやMaxBusなど)は、リンクされたすべてのミキサー
接続され、グローバル/ローカルスイッチに影響されません。
このセットアップで設定可能9します。ここでは、2SCM810がローカルに設定され、結果としてられるサウン
ドの分布によって、フィードバックを回避しながらローカルで拡声されます。これは、シンプルな「ミックスマイナス」セットアップ
です。3台目SCM810はグローバルに設定され、テープレコーダーに入力します。同時に、自動機能(ラストマイクロックオンな
ど)は、すべてのミキサーに共通のままになります。は、ミキサーの設定をまとめたものです。
ミキサー リンクグローバル/ローカルスイッチ オーディオ出力まれるもの:
A ローカル A
B ローカル B
C グローバル ABC
Shure Incorporated
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リンクされたSCM810ミキサー 9
リンクケーブル
追加のリンクケーブルは、Shure部品番号95A1143305 mm/12インチ)としてご利用いただけます。さまざまなさのより
ケーブルは、Appleコンピューターのコンピューターとプリンターの接続用のものが利用可能です。Appleではこれらは「ミニDIN-8
コネクターきシールドシリアルケーブル」および「Appleシステムペリフェラル8ケーブル」などとばれています。
交換パーツ
ブロックコネクター 95A8580
ノブ、チャンネルゲインとフォン( 95A8238
ノブ、チャンネルゲイン( 95B8238
ライン(電源)コード(SCM800 95B8389
ライン(電源)コード(SCM810E 95C8247
リンクケーブル 95B8889
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仕様
周波数特性
電圧ゲイン
出力
(typical, controls full clockwise)
Line ヘッドホン ダイレクト出力
(typical, controls full clockwise)
ローインピーダンス マイクロホン (150 Ω) 80dB 88dB 34dB
Line 40dB 48dB -6dB
Aux 44dB kΩ 52dB -
センド/リターン 20dB 28dB -
Inputs (入力)
インピーダンス
との使用用途設計 典型的 出力クリッピングレベル
マイクロホン 19-600Ω 1.6kΩ -15dBV
Line ≤2kΩ 10kΩ +22dBV
Aux ≤2kΩ 10kΩ +22dBV
センド/リターン ≤2kΩ 10kΩ +18dBV
出力
インピーダンス
との使用用途設計 典型的 出力クリッピングレベル
Line >600Ω 60Ω +18dBV
ヘッドホン 8-200Ω, 60Ω 推奨 300Ω +12dBV
ダイレクト出力 >2kΩ 1kΩ +18dBV
センド/リターン >2kΩ 1kΩ +18dBV
THD全高周波歪率)
<0.1%at +18dBVoutput level, 50Hz to 20kHz(through 20Hz-20kHz filter); Input 1 and Master at 5, all
other controls full counterclockwise)
Hum and Noise
等価入力ノイズ -125dBV(150Ω source; through 400Hz-20kHz filter)
等価入力ハムおよびノイズ -123dBV(150Ω source; through 20Hz-20kHz filter)
出力ハムおよびノイズ
through 20Hz-20kHz filter; channel controls full
counterclockwise
Shure Incorporated
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マスター 反時計回りに一番左 -90dBV
マスター 時計回りに一番右 -70dBV
同相除去比
>70dB at 1 kHz
極性
Mic/Line, Send inputs to all outputs are non-inverting; Aux input to all outputs is inverting
入力チャンネルのアクティベーション
アタック 時間 4 ms
ける 時間 0.4 ms (Switchable to 1.0 s)
減衰 時間 0.5 s
オフアッテネーション
15dB (switchable to)
オーバーロードおよび短絡保護
Shorting outputs, even for prolonged periods, causes no damage. Microphone inputs are not damaged by
signals up to 3 V; Lines and Monitor inputs by signals up to 20 V
イコライゼーション
低周波数 6 dB/オクターブcut, adjustable corner from 25 to 320Hz
高周波数 ±6dBat 5kHz, ±8dBat 10kHz, shelvingat 5
リミッター
タイプ ピーク
スレッショルド 可能: off, +4, +8, +16 (dBm (クラス 出力)
アタック 2 ms
Recovery 300 ms
Indicator Lights red when limiting occurs
入力LED
Green on channel activation, red at 6dBbelow clipping
ファンタム電源
46VDC 開回路 スルー 6.8 kΩ series resistance per DIN 45 596
使用電圧
SCM810 120 V AC レート 公称, 50/60 Hz, 200 mA
SCM810E 230 V AC レート 公称, 50/60 Hz, 100 mA
Shure Incorporated
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温度範囲
使用温度範囲 0° to 60° C (32° to140° F)
保存温度 -30° to 70° C (-20° to165° F)
寸法
44.5 mm H x 483 mm W 317 mm D (1¾ x 19 x 12½ in.)
質量
4.3kg (9 lb ., 9 オンス)
サービスステートメント
サービスまたはパーツについてのその情報は、Shureサービス部門までお電話でおわせください:1-800-516-2525米国内のみ)。米国外のお客様は、
認可Shureサービスセンターまでおわせください。
認証
SCM810Underwriters Laboratories, Inc.記載cUL認証(カナダ)。SCM810E欧州連合指令適合EN60065について
CEマーキングに適格欧州EMC指令2004/108/EC適合住宅E1)および軽工業E2環境し、EN55103-1:1996
およびEN55103-2:1996整合規格対応
本製品は、関連するすべての欧州指令基本的要件たし、CEマークに適合しています。
CE適合宣言書以下より入手可能です:www.shure.com/europe/compliance
ヨーロッパ認定代理店
Shure Europe GmbH
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域本部
部門EMEA承認
Jakob-Dieffenbacher-Str.12
75031 Eppingen, Germany
TEL+49-7262-92 49 0
FAX+49-7262-92 49 11 4
Eメール:[email protected]
拡張機能
SCM810拡張機能は、オーディオ電子機器技術的知識があり精通されているにのみ推奨いたします。
ロジック接続仕様
SCM810のロジック機能は、ミキサーのインストール範囲とコントロールオプションを拡張します。ロジックは、単純なカフスイッ
チから精密なコンピューター制御室内システムにるまで使用することができます。(ShureAMS Update出版物には、
なロジックの追加使用法まれています。この出版物は、Shureのアプリケーショングループに連絡することにより入手可
です。)以下のロジック機能チャンネルで使用できます:
ゲートアウト:チャンネルゲートにい、マイクロホンのゲートがオンとされたに、ロジックは「ロー」(流込電流)になります。
500 mA電流みに対応できます(10A参照)。
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ロジック等価回路図 10
ミュートイン:ロジック「ロー」をえると(ゲートアウトから、またはロジックアースへのスイッチをじる)、チャンネルがオフ
になります(10B参照)。チャンネル出力-にドロップします。
オーバーライドイン:ロジック「ロー」をえると(ゲートアウトから、またはロジックアースへのスイッチをじる)、チャンネル
強制的にオンになります(10B参照)。工場出荷時設定では、ミュートとオーバーライドの両方有効にすると、ミュー
トが優先されます(オーバーライドの優先については、「
内部変更
」を参照してください)。
ロジックアース:ロジックアースは、SCM810音声アースとはになっています。ロジックアースの接続はすべてこのピンにしてく
ださい。外部ロジック回路電源アースもこれにみます。えクリックをけるには、ロジックアースをオーディオ、シャー
シまたはラックのアースには接続しないでください。ロジックコントロールには、リアパネルのDB-25マルチピンコネクターからア
クセスできます(11)。ピンの接続は、されています。
ロジックコネクター 11
ロジック接続
ロジック機能 入力チャンネル コネクターピンの番号
ゲートアウト1 ゲートアウト2 ゲートアウト3 ゲート
アウト4 ゲートアウト5 ゲートアウト6 ゲートアウト
7 ゲートアウト8
12345678 1 15 4 18 7 21 10 24
オーバーライドイン1 オーバーライドイン2 オーバー
ライドイン3 オーバーライドイン4 オーバーライドイ
5 オーバーライドイン6 オーバーライドイン7 オー
バーライドイン8
12345678 14 3 17 6 20 9 23 12
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ロジック機能 入力チャンネル コネクターピンの番号
ミュートイン1 ミュートイン2 ミュートイン3 ミュー
トイン4 ミュートイン5 ミュートイン6 ミュートイン
7 ミュートイン8
12345678 2 16 5 19 8 22 11 25
ロジックアース すべて 13
推奨ロジックアプリケーション
このセクションには、SCM810のロジック機能推奨使用方法記載されています。これらの機能使用記載されているアプリ
ケーションにられないことに留意してください。ユーザーは、個々想像力創造性によってのみ制限されます。推奨事項
や、インストール問題のソリューションについては、Shureのアプリケーショングループまでおわせください。
段落では、4されているDB-25コネクターピンを使った配線図します。
カフボタン
変更したいチャンネルのミュートインとロジックアースピンのSPSTプッシュボタンスイッチをけることで、は、
んだりプライベートな会話中にマイクロホンをオフにすることができます(12のチャンネル12、および3変更参照)。チャン
ネルがミュートのとき、音声られません(ミュートインロジックの詳細については、「内部変更」セクションの「ミュートイン
無効時のデッドゾーン」を参照してください)。
カフボタン 12
司会者コントロールミュート
司会者は、スイッチを作動させて、のすべてのマイクロホンをミュートして、中断されることなくすことができます。
このモードでの操作については、司会者のチャンネルをくすべてのミュートインピンを一緒接続し、これらのミュートインとロ
ジックアースピンのSPSTプッシュボタンまたはトグルスイッチを配線します(13参照 - 司会者はチャンネル1として表示
される)。スイッチのわりとして、司会者のゲートアウトをのチャンネルのミュートインに接続します。司会者のマイクロホン
作動すると、のすべてのマイクロホンがミュートされます。
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司会者制御のミュート 13
リモートチャンネルオンインジケーター
リモートインジケーターは、のマイクロホンがオンのときに使用することができます。LED5ボルトサプライをゲートアウ
トピンに接続し(14参照)(表記のチャンネル123変更音声出力のスイッチクリックを防止するために、オーディオ
システムまたはラックアースの電源マイナス端子接地しないでください。
重要シングルケーブルをマイクロホン音声信号LED DC電源使用している場合別々のシールドペアを使用します。
シールドペアでのDC電源供給方法ると、DC電源ラインとマイクロホンラインの容量結合によりクリックこえてし
まうことがあります。
リモートチャンネルオンインジケー タ14
ゲート機能無効にする(バイパス)
特定のマイクロホンをにオンにしておくには、目的のマイクロホンチャンネルのオーバーライドピンを一緒にロジックアースピン
配線します。選択したチャンネルは、これで非自動ミキサーの場合じように機能します(15参照 - チャンネル123
変更)。
ゲートバイパス 15
不要によるゲートを抑制する
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動作原理」セクションで説明したように、MaxBus音源ごとに1つのマイクロホンのみをアクティブにしようとします。マイクロホ
ンチャンネルをミュートすると、ミキサーの出力から音声れることを防止することができます。ただし、ミュートされたマイク
ロホンであってもMaxBusによるのマイクロホンチャンネルとのやりりは継続します。
ミュートされたマイクロホンがピック
アップした音源により、のマイクロホンを作動させなくしてしまいます。
不要なマイクロホンチャンネルの作動こしうる音源
ノイズのあるファックスやプリンター
ドアのきしみ
呼出装置のラウドスピーカー
音声テレビ会議リターン信号ラウドスピーカー
SCM810は、以下のステップにより、このによってマイクロホンが作動しないようにすることができます。
不要音源近くにマイクロホン1設置します。このマイクロホンの信号をひとつのチャンネル入力接続します。
または
不要音源直接マイク/ラインチャンネル入力接続します。
ロジック端子使用して、そのチャンネルをミュートします(16参照 - チャンネル1がミュート)。
チャンネルのゲインコントロールを、システムののマイクロホンが不要音によって作動させられないレベルに調整しま
す。チャンネルゲインがすぎると、のシステムマイクロホンが、希望する音声作動するのがしくなります。すぎ
ると、不要によってのマイクロホンが作動けます。
不要のゲートの抑制 16
ラウドスピーカーのミュート
いくつかのアプリケーションにおいては、くにラウドスピーカーを設置して、拡声したり、電話会議のモニタリ
ングをする場合があります。ラウドスピーカーは、くのしたときに自動的にオフにわらないと、フィード
バックをじることがあります。この機能提供するためには、17(チャンネル135変更)にすように、チャンネルの
ゲートアウト端子を、個別のラウドスピーカーミュートリレーに接続します。推奨されるリレーはOmron G6B-1174P-US-DC12
Potter & Brumfield R10-E1Y2-V185、または同等品Digi-KeyおよびNewark Electronicsにより入手可能)です。
SCM810損傷える可能性のある誘導電圧ノイズを抑制するには、リレーコイルのダイオードが必要です。
リレーコイル電流500 mA以下場合24ボルトのリレーを使用した既存のサウンドシステムを、変更えることなく
SCM810使用することができます。
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ラウドスピーカーのミュート 17
「フィリバスター」モード
通常動作では、複数すと、それぞれのマイクロホンがゲートオンしてすべてのスピーチをうようにします。「フィリバ
スター」作動時には、ゲートオンされているマイクロホンが、のマイクロホンのゲートオンをぎます。マイクロホンがゲートオン
されると、のマイクロホンは、がそのマイクロホンがゲートオフになるために十分なだけけるまで、ゲートオンされ
ません。これによって、している発言権し、邪魔されることはありません。
この機能確立するには、まず内部ミュートを実行して「抑制」に変更します(「内部変更」を参照)。に、変更されたチャンネ
ルのすべてのミュートインピンを一緒接続し、変更されたチャンネルのすべてのゲートアウトピンを一緒接続します。さらに
されたチャンネルのゲートアウトピンを、変更されたチャンネルのミュートインピンにそれぞれ接続します(18参照 -
チャンネル123変更)。ラストマイクロックオンスイッチ(SW702位置2)をオフにします。
:高周波振幅防止するため、ミュートを実行して「抑制」に変更しないり、チャンネルのゲートアウトピンを自身のミュートインピンに配線しないでくださ
い。
「フィリバスター」モード 18
抑制機能
内部変更
」を参照してください。
ロジックコントロールのダイオード絶縁
じロジックピンを使用する2以上のコントロール機能を、ダイオードで絶縁することができます。この方法では、グループ全体
のミュートスイッチ、または自身のカフボタンによってチャンネルをミュートすることができます(19 - チャンネル135
)。
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