MV88PLUS

Shure MV88PLUS ユーザーガイド

  • こんにちは!Shure MV88 Plusデジタルステレオコンデンサーマイクロホンのユーザーガイドの内容を理解しました。このデバイスの機能、使用方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えします。ミッドサイドステレオ録音やMOTIVアプリを使った高度な設定など、このユーザーガイドに記載されている内容についてお気軽にご質問ください。
  • MV88 Plusの指向特性はどのように選択しますか?
    録音中に設定を変更しないようにするにはどうすればよいですか?
    録音ファイルのビット深度とサンプルレートを変更できますか?
    録音したオーディオを編集できますか?
    MV88 PlusをMacまたはPCで使用できますか?
MV88plus
MV88+ビデオキット
The Shure digital stereo condenser microphone, MV88 Plus, user guide.
Version: 4 (2020-A)
Shure Incorporated
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Table of Contents
MV88plusMV88+ビデオキット 3
概要 3
特長 3
クイックセットアップ 3
マイクロホンの取付方法 4
ShurePlus MOTIVアプリによるオーディオ録音 5
MV88+マイクロホン 5
マイクロホンの 6
MV88+出力 7
マイクロホンの角度設定 7
録音 7
MOTIVアプリ 11
マイクのセットアップ 12
プリセットモード 14
指向特性選択(ステレオとモノラルの設定 14
モニターミックスブレンド 16
録音 18
ビット深度およびサンプルレート 20
録音のヒント 20
機内モードとおやすみモードをオンにする 20
ロックモードを使用してサウンドをロックする 21
モノラルでの録音 21
ステレオでの録音 21
ダークテーマを使用 21
完全にパフォーマンスをえるには 21
録音をモニターする 21
録音中画面起動状態 21
アップデート機器接続したままにする 21
MacPCMV88+使用する 21
マイレコーディング 22
複数ファイルの変換 23
再生 23
オーディオの編集 24
タイムラインの操作 24
ループの作成 25
マーカー 25
エディター 26
分割モードでの編集 27
MOTIV録音共有 28
カメラロールへの保存 28
トラックアートワークのカスタマイズ 29
Dropboxへの保存 29
AirDrop®MOTIV 30
iTunesへの保存 30
トラブルシューティング 31
ファームウェア 32
システム要件 32
システム要件および互換性iOS 32
システム要件および互換性Android 32
仕様 32
ビット深度サンプリングレート2448 kHz2444.1 kHz1648
kHz1644.1 kHz周波数特性 33
アクセサリー 34
付属品 34
オプションのアクセサリー 34
認証 34
ユーザー情報 35
Shure Incorporated
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MV88plus
MV88+ビデオキット
概要
Shure MV88+は、Lightning コネクターまたはUSB-Cコネクターを使用してモバイルデバイスに直接接続できるプロ品質のコンデ
ンサーマイクロホンです。ミッドサイド構成とした2つのマイクロホンカプセルによりステレオイメージを調整可能としたことで、
音楽やスピーチなど多種多様音源収音対応しています。ShurePlus MOTIV アプリを使用することにより、デジタル信号処
DSP)のプリセットモード選択、ゲイン調節、コンプレッサー、およびステレオ幅調節音質をカスタマイズできます。
特長
ミッドサイドステレオ
定評のあるミッドサイドステレオ録音テクニックをサポートしています。カーディオイドカプセルと双方向性カプセルを同時使
してステレオ調整し、れたモノラル機能提供します。
プラグ&プレイ
iOSAndroidPC、およびMacデバイスと互換性があります。
推奨される
Android
デバイスについては、
https://wwww.shure.com/MOTIVcompatibility
参照してください。
コンパクトで耐久性
軽量、オールメタル構造で、さらにどこにでも携帯できるコンパクトさをえています。すべてのShure製品同様に、現場での
頼性確保されています。
Shure MOTIVアプリによる柔軟録音コントロール
Shure MOTIVレコーディングアプリでは、ゲイン、ステレオ、プリセットモードなどのマイクロホン設定調節できます。ま
た、以下機能えています。
横向きと縦向きの録音オプション
基本的なオーディオ編集
Markersによるオーディオのトラッキング
照明下での録音向けのダークテーマ
すべてのMOTIVマイクロホンのサポート
5バンドイコライザー
ライブストリーミング機能
Dropbox AirPlay 、およびBluetooth のサポート
出荷時プリセットおよびカスタムのユーザープリセット
デモモードでの仮想マイクオプション
複数のビット深度とサンプルレートのオプション
®
® ®
Shure Incorporated
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クイックセットアップ
マイクロホンの取付方法
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1.
2.
3.
4.
フォンクランプの背面にあるノブを使用して、ケーブルを所定位置ち、カメラの邪魔にならないようにしま
す。
ShurePlus MOTIVアプリによるオーディオ録音
MOTIVアプリを使用してマイクロホン設定変更し、オーディオを録音および編集します。
マイクロホン設定調整します。
録音状況ったプリセットモードを選択します。マイクロホンゲインとステレオ録音最適になるように調節しま
す。マイクの設置については「マイクロホンの角度設定」を、コンプレッサー、イコライザーなどの調節詳細については
MOTIVアプリ」を参照してください。
使いの機器を「機内モード」と「おやすみモード」に設定します。
これにより、着信電話やアプリの通知などのによって邪魔されることなく録音できます。
設定をテストします。
テスト録音います。再生き、必要じて設定調節します。録音開始されると、調節できるのはマイクゲイ
ンのみとなります。
Recordボタンをして録音開始します。
このマイクロホンは、最後MOTIVアプリを使用したときの設定保持します。
MV88+マイクロホン
MV88+2つのカプセルをえています。1つはカーディオイドパターンで、マイクロホンの前方向からの音声直接捉えます。も
1つのカプセルは双方向性で、左側右側からのえます。
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マイクロホンのカートリッジ
マイクロホンの
ステレオ録音正確にするために、マイククリップでマイクロホン円筒部回転させます。マイクロホンの前面音源方向
けます。横向き(録音場合は、LおよびRインジケーターを左右表示します。縦向き(録音場合は、マイククリップ
でマイク円筒部回転させます。
このアプリには、オーディオチャンネルをえる
Left-Right Channel Swap
搭載されています。
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MV88+出力
ヘッドホンとイヤホンに接続するための3.5 mmモニター出力
マイクロB USBポートを使用した録音デバイスへのオーディオの送信
MV88+ LED
iOS Android/Mac/PC
緑色:マイクはアクティブで、オーディオフローです 緑色電源がオンです
オレンジ:エラー
オレンジ点滅:ファームウェアがアップデートです
赤色:マイクロホンはミュートボタンにより消音されています
赤色点滅:オーディオでクリッピングがじています
マイクロホンの角度設定
以下は、一般的使用事例における推奨事項です。音源録音するのに効果的方法は、いろいろあります。して最善結果
られるものをつけてください。MV88+標準A25Dマイククリップにまります。そのため、マイクスタンドをける場所
らどこでも配置できます。
ヒント:ステレオ方向しくするには、マイクロホンのとなるShureのロゴがていることを確認します。ロゴがえない
場合は、それにじてマイクロホンを調整します。
録音
録音をモニターできるように録音デバイスを配置します。マイクロホンの前面音源け、マイクロホン円筒部左右それぞれ
しい方向くようにします。
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横向き(水平
マイクロホンの前面音源け、マイクロホン円筒部左右それぞれが適切方向くようにします。
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音声インタビュー(卓上
マイククリップをManfrottoマイクスタンドに直接取けます。Shure MOTIVアプリでMONO BIDIRECTIONAL指向特性選択
します。マイクロホン円筒部片側をインタビューをけるけ、もう一方をインタビュアーにけます。
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動画インタビュー
カメラに音声のみを録音するには、CARDIOID指向特性選択して、マイクロホンを被写体けます。
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インタビューをける(カメラに)の音声と、インタビュアー(カメラにはらない)の両方えるには、
アプリでMONO BIDIRECTIONAL指向特性選択します。マイクロホンの左側右側がそれぞれのくように配置しま
す。
ハンドヘルド録音
りたたんで、ポータブルハンドヘルドスタンドをります。
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MOTIVアプリ
MOTIVアプリを使用して、マイクロホンの設定変更し、オーディオを録音編集、および共有します。録音するたびに、デバイ
スは最近使用した設定記憶しているため、録音時にすばやくセットアップできます。
ヒント:着信電話、メッセージ、様々通知によって録音邪魔されないようにするには、機内モードとおやすみモードをオンにします。
マイクのセットアップ
ナビゲーションバーで
Mic Setup
をタップして、マイクロホンコントロールにアクセスします。
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ロックモード 録音中のデバイスの操作って設定えてしまわないように、LockedUnlocked設定えます。マ
イク設定Locked場合には、設定画面はグレー表示されます。
マイク/録音ステータス アプリが録音中場合は、接続されているマイクロホンの名前点滅します。アイコンに
は、使用中のエフェクトが表示されます。
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入力メーター モノないしステレオの入力信号さを表示します。最大ピークが目安範囲入力メーターの網掛部分-12
0 dB)にまるようにします。
マイクロホンゲイン/モニターミックスボタン マイクゲインスライダーを調節して音源音量設定します。ボタンをタップして
モニターミックス設定にアクセスします。モニターの調節の「モニターミックスブレンド」を参照してください。
プリセットモード アプリケーションに最適なステレオ、イコライザー、およびコンプレッサーが設定されます。詳細について
は、「プリセットモード」を参照してください。
指向特性選択 スワイプして、使用する特性選択します。ハンドルを使ってステレオイメージの調節します。
ヒント:調節するには、マイクロホンの位置音源きさを考慮します。えば、きなオーケストラやアンサンブルの録音では、のステレオイ
メージが有効とすることで、各楽器間のセパレーションをめます。スピーチでは、明瞭さをめ、周囲室内)の雑音らなくするにはめることが有効
です。
ステレオハンドル ドットを使用してステレオをすばやく設定します。
拡張機能 リミッターとコンプレッサーのコントロール、ハイパスフィルター、左右チャンネル入替、イコライザー設定により
音時かな調整います。
ナビゲーションバー タップしてMic SetupRecord、およびMy Recordings画面にアクセスします。
プリセットモード
5つの選択可能なモードにより、ゲイン、ステレオ、イコライザー、コンプレッサーの設定最適化できます。マイクロホンのレ
ベルを設定したら、モードをしてベストなつけます。プリセットモードは入力信号強度影響する場合があるため、
プリセットを変更した必要じてマイクロホンレベルを調整してください。
モード 用途 特性
スピーチ
発言
いステレオにより背景のノイズを排除明瞭度かさをめるイコライジング、
さらにめの圧縮なわれます。
歌声
ソロまたはグループでの
ボーカルパフォーマンス
中程度のステレオえめなイコライジングによりかさと明瞭さをめた自然なサ
ウンドです。
フラット
あらゆる用途
未加工信号です(イコライザーやコンプレッサーは使用されません)。録音後音声
処理する場合柔軟性発揮します。
アコース
ティック
アコースティック楽器
かな音楽
透明圧縮により、音量のスパイクをき、かな楽句たせます。ディ
テールを強調し、全体的自然なサウンドとしたイコライザー設定です。
大音量
ライブ演奏きい音源
いステレオにより音源のセパレーションをめます。楽器混濁じさせる
可能性のある周波数をイコライジングにより低減明瞭度めます。
指向特性選択(ステレオとモノラルの設定
以下にマイクロホンカプセル特性します。モノモードで動作しているときは、ステレオ調節できません。
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1.
2.
ステレオ
=オン
左右=オン
モノカーディオイド
=オン
左右=オフ
モノ双指向性
=オフ
左右=オン
Rawミッドサイド
=オン
左右=オン
詳細については、「Rawミッドサイド
」を参照してください。
Rawミッドサイド出力
処理後柔軟性めるには、Raw Mid-Side設定使用します。これにより、ステレオイメージきの2チャンネル信号録音
き、トラックの録音後でも調節可能です。
カーディオイド(
双指向性左右
ミッドサイドステレオマトリクスデコーダーをえたオーディオ録音アプリケーションのRaw Mid-Side設定使用します。また
は、手動デコード命令使用して、録音されたトラックのステレオイメージを調整します。
マニュアルデコーディングとステレオ調整
使いのデジタルオーディオワークステーションソフトウェア(DAW)がミッドサイドデコーダーをえていない場合は、以下
手順によりステレオイメージを調整および操作できます。
2チャンネルのRaw Mid-Sideファイルから左右音声信号をそれぞれ独立したモノトラックとしてします。
のオーディオトラックを3作成します。
1番目のトラック
チャンネルのみ音声信号/カーディオイド)をモノラルトラックとして使用
し、パンはセンターにします。
2番目のトラック
チャンネルのみ音声信号左右/双指向性)をモノラルトラックとして使用し、
パンはりにします。
3番目のトラック
2番目のトラックから左右/双指向性信号をコピーします。このトラックのパンは
りとし、位相にします
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3.
左右のトラックをグループにして、同時音量レベルに調節できるようにします。グループしたトラックの音量
げるとステレオがり、げるとくなります。
高度なテクニック:アタックのいコンプレッサーをグループしたトラックに使用すると、過渡期(ドラムスティックでシンバルをいたときの最初部分
)がステレオイメージの中央たれ、減衰するにつれてステレオ音場内がります。
Rawミッドサイドオーディオのマニュアルデコーディング
モニターミックスブレンド
Monitor Mix]ボタンをタップして、モニターコントロールを表示します。
モニターミックススライダーを使用して、各入力がどの程度聞こえるかを確認します。最良結果られるように、中間点でモ
ニターを開始して調整します。
スライダーをマイクロホンアイコン(MIC)の移動して、現在録音されているオーディオの詳細くことができます。
スライダーをデバイスアイコン(PLAYBACK)の移動して、現在録音されているオーディオの詳細くことができま
す。
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左右チャンネル入替
ステレオ録音場合は、Left - Right Swap使用して、左右のオーディオチャンネルをえてステレオイメージと動画一致
させることができます。えば、動画使用して自分録画する場合などです。
ヒント:マイクロホン円筒部にある
L
R
表示使用します。これにより、実際録音わなくとも
Left - Right Swap
設定できます。
イコライザー、リミッター、コンプレッサー
イコライザー、リミッター、コンプレッサーの設定かく調整できます。プリセットモードを変更してDSP変化き、個別
設定調整して音質えます。
プリセットに適用されているイコライザーの状態表示されません。マイクセットアップ画面
EQ
アイコンをタップすると、ユーザーが設定したイコライザー
設定表示されます。
EQはプリセットモードがわるまで持続します。
圧縮なしを選択するか、、または重設定選択します。
低域特性選択
マイクロフォンの背面にある3ポジション切替えスイッチにより、低周波レスポンスを調整できます。低周波フィルターを使用する
と、ウィンドノイズ、ルームノイズまたは近接効果低減できます。
フラットレスポンス。 ほとんどの用途自然なサウンドを再現します。
低周波数カットオフ。 75 Hzで、オクターブあたり6 dBのカットオフを提供します。わる振動音冷暖房装置による低周波
室内雑音低減します。この設定はまた、近接効果補正、または楽器くさせたりらせたりする低域低減させるた
めにも使用できます。
低周波数ロールオフ。 150 Hzで、オクターブあたり6 dBのロールオフフィルターを提供します。これを使用し、近接効果補正
または楽器くさせたりらせたりする低域低減させるためにも使用できます。
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デモモード
デモモードでは、MOTIVシリーズのすべてのデバイスの機能すことができます。Shure MOTIVアプリでのそれらの機能を、マ
イクロホンを接続せずに探索します。
デモモードでの設定はデモンストレーションであり、アプリ保存されません。デモモードは、デバイス接続されてい
るマイクロホンがない場合にのみ使用できます。
録音
ナビゲーションバーで
Record
をタップすると、録音ボタンとタイムラインにアクセスできます。
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録音設定
接続されているデバイスのステータス
ステータスには、MOTIVデバイスか、または内蔵マイクロホンから音声受信されているかどうかが表示されます。赤色
ドットは録音進行中であることをします。
設定のステータス
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現在利用可能高度設定のアイコンが表示されます。
マイクロホンゲイン
音源音量調整します。レベルは目安範囲内入力メーターの網掛部分)とします。
タイムライン表示
録音中波形表示します。
ステレオ録音完全波形表示されます。
モノラル録音波形半分表示されます。
りの録音時間
ビット深度およびサンプルレート
ドロップダウンメニューを使用して、ビット深度とサンプルレートを選択します。詳細については、「ビット深度およびサンプル
レート」を参照してください。
トラック情報
現在録音名前、ファイルタイプ、およびサイズが表示されます。
録音コントロールバー
Markerボタン、Record/Pauseボタン、Doneチェックマークボタンがあります。
録音最大ファイルサイズは
2 GB
で、録音可能時間
2
時間です。この制限により、アプリのパフォーマンスが最大化されます。
2
時間える連続録音
は、
2
のファイルが生成されます。
ビット深度およびサンプルレート
「ビット深度およびサンプルレート」設定は、録音画面右側のドロップダウンメニューに表示されます。さなファイルの便
場合えばダウンロードのスピーチやポッドキャストを録音するときなどは、いサンプルレートをびます。音楽やダイ
ナミックな録音場合は、サンプルレートをくします。
ばない状態では、MOTIV音声24/48 kHz録音します。以下のビット深度とサンプルレートがサポートされます。
ビット深度 サンプリングレート
24 48 kHz
24 44.1 kHz
16 48 kHz
16 44.1 kHz
録音のヒント
機内モードとおやすみモードをオンにする
MOTIVデバイスをiOSデバイスに接続すると、機内モードとおやすみモードに設定するよう注意メッセージが表示されます。
着信電話、メッセージ、様々通知によって録音邪魔されないようにするには、この設定うことが重要です。Xをタップし
て、この注意メッセージをじます。
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