リアパネル
注意!
!
高熱!怪我をする危険があります!装置使用中は、真空
管が非常に熱くなり、そのため装置のリアパネルも高温に
なる場合があります。装置使用中は、リアパネル部のコン
トローラーや接続端子類に触れないでください。高音部に
思わず手が触れてやけどしないように、リアパネル部は壁
側に向けて設置するように心がけてください。
このカリブレートされた 23 LEVEL コントローラーは、外部エフェ
クト機器もしくはその他のシグナルプロセッサー (0 -10) に送り
こまれる信号のレベルを調節します。時計回りに廻せば信号
量は増加し、反時計回りに廻せば逆に減少していきます。出
来るだけノイズのない信号にするため、高めの設定にすること
をお勧めします。 FX Send LEVEL および FX Return LEVEL
(26) の両コントローラーは、それぞれ正反対の設定にしてくだ
さい。例えば、 FX Send LEVEL が低レベルに設定されてい
る際に、 0 dB の聴音レベルを達成したい場合は、 FX Return
LEVEL (26) をこれに応じて高レベルに設定します。また、音量
レベルをブーストさせたい場合は、両コントローラーをそれぞ
れ高めに設定してください。
SEND24 出力は、 6.3mm モノラルフォンジャックを使用して外部
エフェクト機器の入力端子と接続します。
RETURN25 入力には、 6.3 mm モノラルフォンジャック(シール
ド)を使用して外部エフェクト機器の出力端子を接続します。
このカリブレートされた 26 LEVEL コントローラーは、外部エフェ
クト機器もしくはその他のシグナルプロセッサー (0 -10) から送
り戻される信号のレベルを調節します。時計回りに廻せば信
号量は増加し、反時計回りに廻せば逆に減少していきます。
出来るだけノイズのない信号にするため、 FX Send LEVEL
(23) は比較的高めに、 FX Return LEVEL は低めに設定する
ことをお勧めします。 RETURN 入力を使用していない時は、こ
の LEVEL コントローラーで BOOST 効果を達成することがで
きます。このコントローラーで音量レベルを上げ、フットスイッチ
で FX LOOP を起動させると、ギターの音量が上がります。こ
の機能は、特にギターソロの際に便利です。
この 7 芯 27 FOOTSW(itch) コネクターは、付属の BUGERA
FSB104 フットスイッチの接続に使用します。ケーブルの接続
は、アンプの電源を入れる前に行ってください。詳しくは「フット
スイッチ」の章をご覧ください。
この 28 DAMPING スイッチで、 BUGERA ( 333 および 333-
212 モデルのみ)のダンピング・ファクターの調整を行います。
「ダンピング」とは、信号が消えゆく速さを調整するアンプ側に
備えられた機能です。ダンピング・ファクターを高く設定すると
(HIGH) 、低い設定 (LOW) 時より、信号がより早くフェードアウ
トします。ダンピング・ファクターの設定を変更すると、自動的
にアンプの音量も変更してしまうので、再度の調節が必要とな
ります。
この 29 IMPEDANCE スイッチで、スピーカーのインピーダンス
を切り替えます。使用するスピーカーのインピーダンス値と同
じ値に必ず切り替えてください。同じインピーダンス値をもつ 2
台のキャビネットを接続する場合は、そのうち一台のキャビネ
ットが持つ値の半分の値に切り替えます。例えば、 2 台の 16
オームキャビネットを使用する場合は 8 オームに、 2 台の 8
オームキャビネットを使用する場合は 4 オームにそれぞれ切
り替えてください。詳しくは、「 BUGERA の接続」の章をご覧く
ださい。
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パラレル結線された両 30 LOUDSPEAKER 出力( 6.3 mm モ
ノラルフォンジャック)には、スピーカーキャビネットを接続しま
す。最小インピーダンスは 4 オームです。使用するスピーカ
ーキャビネットのインピーダンスに合わせて、 IMPEDANCE ス
イッチを切り替えてください。
注意! BUGERA 真空管アンプを使用する際は、必ずスピ
!
ーカーキャビネットに接続してください。スピーカーに接続
しないで使用すると故障の原因となります。
この 31 LEVEL コントローラーは、 OUT (32) から出力される信
号レベルを調節します。これは OUT から接続されているスレ
イブアンプやスピーカーシステムのレベルと、 LOUDSPEAKER
出力 (30) から接続されているキャビネットのレベルのバランス
を調整するものです。
この 32 OUT 端子は、例えばパワーアンプ信号を出力し、この音
色の特性を保持したまま、他のアンプおよびスピーカーシステ
ムをドライブさせたい場合に使用します。
*
警告:ヒューズの交換は、必ず電源ケーブルをコンセントから33
抜いてから行ってください。ヒューズは、ヒューズホルダーにあ
ります。ヒューズが飛んだ場合は、必ず同じ種類のものと交換
してください。違う種類のヒューズを使用して装置が故障した
場合、製品の保証は無効になります。ヒューズが何度も焼損し
てしまう場合は、サービス技術者にご相談ください。
*
IEC34 電源コネクターに、該当安全基準に準拠した付属の電
源ケーブルを接続します。ケーブルをコンセントに差し込む前
に、アンプとの接続を必ず行ってください。
アンプのシリアルナンバーです。35
BUGERA 333 のリアパネル