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11. 求められるずれの最大許容値 (単位 : mm) は、
0.3 mm/m に 2 つの壁の距離 (単位 :m) の 2 倍
を乗じた値より小さくなければなりません。
d = 測定された 2 倍のずれ (単位 : mm)
D = 2 つの壁の距離 (単位 : m)
7.2.2 水平ラインの照射精度をチェックする 45
1. 本体を、 長さが 10 m 以上の室内の端部に設置し
ます。
注意事項床面は凹凸がなく水平でなければなりませ
ん。
2. すべてのレーザービームをオンにして、 振り子
ロックが解除されていることを確認します。
3. 本体から最低 10 m 離れた位置にケガきし、 レー
ザービームの交点がケガきマークの中心 (d0) に
来るようにし、 ケガきマークの鉛直ラインに鉛直
レーザービームの中心を正確に合わせます。
4. 本体を、 上から見て時計回りに 45 ° 回します。
5. 水平レーザービームがケガきマークの鉛直ラインと
交わる点 (d1) をマーク上にケガきます。
6. 本体を、 反時計回りに 90° 回します。
7. 水平レーザービームがケガきマークの鉛直ラインと
交わる点 (d2) をマーク上にケガきます。
8. 以下の鉛直距離を測定します: d0-d1、 d0-d2、
d1-d2。
9. d0-d1、 d0-d2 および d1-d2 は以下を満たしてい
なければなりません :
10. 鉛直距離の最大許容値は、 測定距離 10 m で
5 mm 以下です。
dmax-dmin = 最も高い位置のケガきマークと最も
低い位置のケガきマークとの間隔 (単位 : mm)
D = 本体とケガきマークとの距離 (単位 : m)
7.2.3 鉛直ラインの照射精度をチェックする 67
チェックには、 ドア開口部あるいは同様の高さが 2
m 以上の明るい高さが必要です。 加えて、 各側面に
2.5 m 以上のスペースが必要です。
1. 本体の電源をオンにして、 振り子ロックが解除さ
れていることを確認します。
2. 本体をドア開口部から 2.5 m 離れた床面に設置
し、 鉛直レーザービームをドア開口部の中心に
向けます。
3. 鉛直レーザービームの中点を床面 (1)、ドア開口
部上端 (2) およびドア開口部後方 2.5 m の床面
(3) にケガきます。
4. 本体をポイント (3) のすぐ後の床面に設置し、
レーザービームがポイント (3) および (1) を
通るようにします。
5. ドア開口部上端では、 レーザービームとポイント
(2) とのずれを直接確認できます。 この値は高さ
が 2 倍の場合のずれに相当します。
6. ドア開口部の高さを測定します。
7. 許容される最大のずれは 10 m の高さに対して
3mmです。
8. 上記の方法で求められるずれに対する最大許容値は
次のようになります :
9. 求められるずれの最大許容値 (単位 : mm) は、
0.3 mm/m に高さ (単位 : m) の 2 倍を乗じた
値より小さくなければなりません。
d = 測定された 2 倍のずれ (単位 : mm)
H = ドアの高さ (単位 : m)
7.2.4 ずれがある場合の対処
ずれが確認された場合には、 本体をヒルティ測定技術
サービスにお送りください。
8 手入れと保守
8.1 清掃および乾燥
1. ガラスの埃は吹き飛ばしてください。
2. 指でガラス部分に触れないでください。
3. 必ず汚れていない柔らかい布で清掃してくださ
い。 必要に応じてアルコールまたは少量の水で
湿してください。
注意事項プラスチック部分をいためる可能性があり
ますので、 他の液体は使用しないでください。
8.2 保管
本体が濡れた場合はケースに入れないでください。 本
体、 本体ケース、 アクセサリーは清掃し、 乾燥させ
る必要があります (最高 63 °C/145 °F)。 本体は完全
に乾燥した状態で本体ケースに収納し、 乾燥した場所
で保管してください。
長期間保管した後や搬送後は、 使用前に本体の精度を
チェックしてください。
本体を長期間使用しない時は、 電池を抜き取ってくださ
い。 電池から流れ出た液体で、 本体に損傷を与える可
能性があります。
本体を保管する場合は、 保管温度を確認してくださ
い。 特に冬季や夏季に車内で保管する場合には注意し
てください (‑25 °C...+60 °C)。
8.3 搬送
搬送や出荷の際は、 本体をヒルティの本体ケースか同等
の質のものに入れてください。
8.4 ヒルティ測定技術サービス
ヒルティ測定技術サービスは本体の点検を行い、 取扱説
明書に記載されている製品仕様を満たしていない場合に
は修正して製品仕様を満たした状態にあるかどうかを再
点検します。 チェックの時点において製品仕様を満た
した状態にあることは、 サービス証明書により確認され
ます。
以下をお勧めします :
1. 通常の本体負荷に応じて適切な点検間隔を選択する
こと。
ja
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Printed: 02.10.2014 | Doc-Nr: PUB / 5200400 / 000 / 00