送信機の動作モード
.1 送信機のテストおよび送信モード
テスト モード (デフォルト) では、テスト リードを使用して、AC または DC
電圧を AC/DC 12 V ~ 450 V の範囲で測定できます。また、次の信号も送信
します。TEST/STOP ボタンを押すと、送信機から信号が送信されます。
TEST/STOP ボタンをもう一度押すと、信号がオフになります。
.2 送信機のレベル選択モード
LEVEL ボタンを押すと、[LEVEL] が点滅します。矢印を使用して、送信信
号の強度を選択します (レベル: 1 ~ 3)。LEVEL をもう一度押すと、テスト
モードに戻ります。
.3 コード選択モード
コードを使用して、回路の破損検出に使用できる 2 つ以上の送信機を区別し
ます。CODE ボタンを長押しすると、[CODE] が点滅します。矢印を使用し
て、送信信号のコード (F、E、H、d、L、C、O、A) を選択します。CODE
をもう一度押すと、テスト モードに戻ります。
受信機の動作モード
.1 自動検出モード
自動検出モード (デフォルト) では、高周波送信信号を最高感度で検出でき
ます。受信機は可変トーン (550 Hz ~ 1.6 kHz) および棒グラフ表示で検出
された信号に応答します。信号が強いほど、トーンの周波数が高くなり、グ
ラフの棒の数が多くなります。
受信機に SIG (信号) と受信した信号強度の数値が表示されます。送信機か
ら送信されるオプションの送信コードも表示されます。
.2 手動検出モード
M ボタンを押し、矢印を使用して、信号感度レベル (8 段階) を手動で選択
します。M をもう一度押すと、自動検出モードに戻ります。
.3 非接触電圧検出モード (U
AC
)
U
AC
ボタンを押します。このモードでは、回路に触れることなく AC 電圧を
検出できます。このドキュメントの後半にある専用セクションを参照してく
ださい。
単極用途
.1 裸線の位置を確認する
1. 「使用方法の図」セクションの図 1 を参照してください。
2. 赤のプラス (+) 端子から 1 本の導体に接続します。
3. 黒の端子 (COM) から接地に接続します。
4. 同じ導管やケーブルに追加の導体がある場合は、それらも接地に接続す
る必要があります。屋外でテストする場合は、付属の接地ロッドを使用
してください。
5. これで、受信機が配線の不具合の位置を検出できるようになりました。
#NAS100049; r. AA/72780/72877; ja-JP
7