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使用上のご注意
電源について
• 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバー
ター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されて
いるコンセントと同じコンセントに接続しないでください。
電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより本機が
誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電源コン
セントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィル
ターを取り付けてください。
• AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が多
少発熱しますが、故障ではありません。
• 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐた
め、必ずすべての機器の電源を切ってください。
電池について
• 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を
防ぐため、他の機器と接続する前にこの機器の電源を切っ
た状態で行なってください。
• この機器には、電池が付属されています。この電池は、マ
イクの動作確認用のため、寿命が短い場合があります。
• 電池の消耗が著しいと音が歪みやすくなったり、大音量時
に音が途切れることがありますが故障ではありません。こ
のようなときは電池を交換するか付属の AC アダプターを
使用してください。
• 電池で使用する場合はアルカリ乾電池、充電式ニッケル水
素電池を使用してください。
設置について
• この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持
つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。
この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。
• テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ
画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあり
ます。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
• 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信
時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。
この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしく
は電源を切ってください。
• 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切っ
た車内などに放置しないでください。また、至近距離から
照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力なスポット・
ライトで長時間同じ位置を照射しないでください。変形、
変色することがあります。
• 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく
(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因に
なりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用
してください。
• 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置しな
いでください。変形、変色することがあります。
• 本機にシールなどを貼らないでください。はがす際に外装
の仕上げを損なうことがあります。
• 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴ
ム足が、設置した台などの表面を変色または変質させるこ
とがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使い
いただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないこ
とを確認してからお使いください。
• 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺虫剤、香水、
アルコール類、マニキュア、スプレー缶などを置かないで
ください。また、表面に付着した液体は、すみやかに乾い
た柔らかい布で拭き取ってください。
お手入れについて
• お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で
汚れを拭き取ってください。全体を均一の力で拭きます。
同じ所ばかり強くこすると、仕上げを損なう恐れがありま
す。
• 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコー
ル類は、使用しないでください。
修理について
• お客様がこの機器やACアダプターを分解、改造された場合、
以後の性能について保証できなくなります。また、修理を
お断りする場合もあります。
• 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持
するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有してい
ます。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただ
きます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっ
ては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、また
はローランドお客様相談センターにご相談ください。
その他の注意について
• 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子
などに過度の力を加えないでください。
• ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラ
グを持ってください。
• ご使用のとき、隣近所に迷惑がかからないように、音量に
十分注意してください。
• 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダン
ボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
• この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各
地域のゴミの分別基準に従って行ってください。
• 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。抵抗入り
のケーブルを使用すると音が極端に小さくなったり、全く
聞こえなくなる場合があります。抵抗の入っていない接続
ケーブルをご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの仕
様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせく
ださい。
※ MMP(Moor Microprocessor Portfolio)はマイクロプ
ロセッサーのアーキテクチャーに関する TPL(Technology
Properties Limited)社の特許ポートフォリオです。当社は、
TPL 社よりライセンスを得ています。