8 92290 P DYNAMIC DIGITAL DELAY クイックス ター トガ イド
(1) KEYBOARD (キーボード) エンコーダー
ペダル設定の大半を調節するエンコーダー
で す 。パ ラ メ ー タ ー の 調 節 は 、ボ タ ン を 押
してか ら KEYBOARD エ ン コ ー ダ ー を 回 し 、任
意の設 定にします。
(2) PRESET (プリセット) 部
PRESET (プリセット) – ここを押 すと、64 種
類のボードを循環します。PRESET を再度押
して選 択したボードを読み込むか、もしく
はフットスイッチでプリセット A もしくは B
を直接有効化します。 64 種 類のボードに
は 、そ れ ぞ れ A と B の 2 種 類 のプリセット
が 含 ま れ る の で 、プ リ セ ッ ト は 合 計 で 128
種 類となっていま す。
STORE (保存) – ここを 1 度 押 し て 、プ リ セ ッ
トの保存場所を選択します。もう一度押す
と 、プ リ セ ッ ト を 保 存 し ま す 。 必 要 に 応 じ
て、STORE ボタンを押す前に、KEYBOARD エン
コ ー ダー および フットスイッチ A または B
を 使 用して、プ リセットス ロットの 変 更( 緑
色 の ス ロ ッ ト が 有 効 )お よ び ボ ー ド 番 号 変
更をおこないます。
(3) OUTPUT (出力) 部
DLY (ディレイ) – ここを押してディレイ信号
の出力レベルを調節します。出力信号の位
相を反転するには DLY ボタンを 2 回押しま
す( 0 = 反転無し、1 = 出力反転)。
DIR (ダイレクト) – ここを押してダイレクト
信号の出力レベルを調節します。
PAN (パン) – DLY と DIR を 押 し て 、左 右 間
の定位の量を調節します。パンの量は、ダ
イレクトとディレイ信号の両方で制御で
きます。パンニングの有効化については、
PAN – DYN(パン – ダイナミクス)の項をご
覧ください 。
(4) FEEDBACK (フィードバック) 部
SELECT (セレクト) – ここを押して 3 種類の
フィードバック 設 定 のいず れ か を 選 択し 、
表 示 また は 調 節しま す。SELECT を押 すとフ
ィードバックレベル (LEVEL) 、ハ イ カ ッ ト フ ィ
ルター (HIGH)、ローカットフィルター (LOW)
を循環します。
F. BACK (フィードバック) – ここを押して、
選択中のフィードバックの値を調節しま
す 。フ ィ ー ド バ ッ ク レ ベ ル を 調 節 し て リ ピ ー
ト 回 数 を 制 御 、ハ イ カ ッ トフ ィ ル タ ー 設 定
(範囲: 1 kHz 〜 20 kHz) お よ び ロ ーカットフィ
ル タ ー( 範 囲 : 0-800 Hz、0 = ‘オフ’)の設定
をおこないます。
INV (逆転) – フィードバック信号の位相を
反 転しま す。
(5) DELAY (ディレイ) 部
DELAY (ディレイ) – ここを押してディレイタ
イムを設 定します。長 押しすると素 早く調
節 で きま す。
MOD (モジュレーション) – MODULATION
(モジュレーション) 部で設定したディレイ
信号の変調を可能にします。
INV (反転) – フランジャースィープのスタ
ート と エ ン ベ ロ ープ ピッ チ シ フト の 方 向 を
反 転 し ま す 。注 意: INV は、MOD が有効
で、DELAY の波形が MODULATION 部の ENV
または TRIG の場合のみに有効です。
SUB.D (サブディビジョン) – ディレ イタイ
ム を 、タ ッ プ テ ン ポ を 細 分 し た 長 さ に 設 定
します。
このボタンをタップすると、サブディビジョ
ンのタイプを切り替えます: オフ、ストレー
ト、付点、および三連符。
サブディビジョンのタイプを選択したの
ち、KEYBOARD エ ン コ ー ダ ー を 回 す と 、以 下
のサブディビジョンを変更します: ⁄, ½, ¼,
⁄, ⁄, ⁄, ⁄。
TIME ( タイム ) – TIME LED には結果的なディ
レ イタイム が 表 示 さ れ ます。ディレ イタイム
を手動で設定した場合でも、タップテンポ
と SUB D 設 定 で も同 様 で す。
PAN – DYN (パン – ダイナミクス) 部
(6) DYN MOD (ダイナミクス モジュレーション) –
MODULATION 部で設定したダイナミックモジ
ュレ ーションを有 効にします。
(7) REVERSE (リバース) – ダイナミックモジュレ
ーションの 効 果 を 反 転しま す。
ステップ 2: コントロール
(8) DELAY / DIRECT (ディレイ/ダイレクト) – 赤
色 LED で 表 示 さ れ て い る よ う に 、デ ィ レ イ 信
号 (DELAY)、ダイレクト信号 (DIRECT) 、ま た は
両方のパンニングを有効化します。固定パ
ンの量は、DLY ボタンと DIR ボタンを同時に
押し、KEYBOARDエンコ ー ダー を 回して 調 節
します – OUTPUT 部をご参照ください。
(9) PAN MOD (パン モジュレーション) –
MODULATION 部 で の 設 定 に し た が い 、「 オ ー
トパンニング」とも呼ばれる、パンニングの
モジュレ ーションを 有 効 化しま す。
(10) MODULATION (モジュレーション) 部
SELECT (セレクト) – 3 種 類 のモジュレーシ
ョン設 定のいず れを 表示 または変 更 するか
を選 択します。SELECT を 押 す と 、デ ィ レ イ 信
号 (DELAY) の変調、パンニング (PAN) 、お よ
び ダ イ ナ ミ ッ ク 変 調( DYN)を 循 環 し ま す 。
WAVEFORM (波形) – 選択可能な 4 種類
の波形を循環します: SINE (サイン波 )、
RAND (ランダム)、ENV ( エ ン ベ ロ ープ )
および TRIG (トリガー) 。
SPEED (スピード) – ここを押して、選択し
たモジュレーションのパラメーターを調節
します。
注意: モジュレーションスピードは、タッ
プ テ ン ポ の 細 分( サ ブ デ ィ ビ ジ ョ ン )に 設
定します。この設定は、モジュレーション
部の SPEED を 押 し て か ら 、デ ィ レ イ 部 の
SUB.D を押しておこないます。
DEPTH (デプス) – ここを押して、モジュレー
ションデプスのパラメーターを表示または
調 節します。
THRE (スレッショルド) – SPEED およ
び DEPTH を 同 時 に 押 し て 、ス レ ッ シ ョ ル
ド (しきい値) を表示または調節しま
す。THRE は、ENV または TRIG 波形選択時の
み適 用されます。
(11) フットスイッチ
A または B – フットスイッチを押すと、特
定 のス ロットのプ リセットが 有 効 に なりま
す 。再 度 押 す と エ フ ェ ク ト を バ イ パ ス し ま
す。A および B は、プリセットの保存や、保
存 するスロットの 選 択 にも用います。
LEARN (ラーン) – タップしてテンポを設定
し ま す( タ ッ プ テ ン ポ )。SUB.D の設定によ
り 、結 果 的 な デ ィ レ イタ イ ム お よ び モ ジ ュ レ
ーションスピードが異なります。MIDI クロッ
ク 出 力 も 、タ ッ プ テ ン ポ に 追 随 し ま す 。
A と B – 同 時に 押 すと、プリセットリスト
を “下がる方向” に移動します。たとえば、
プリセット 22 からプ リセット 21 へと移動
します。
B と LEARN – 同 時 に 押 す と 、プ リ セ ッ ト リ
ストを "上がる方向" に移動します。たとえ
ば 、プ リ セ ッ ト 22 からプ リセット 23 へと移
動します。
背面パネル
(12) INPUT (MONO/STEREO) – 入 力( モ ノ ラ ル / ス
テレオ)– 標準 ¼ インチ TS コネクターに対
応したジャックです。 ステレオ入力の場 合
は接続端子を両方とも使用し、モノラル入
力の場合は ¼ インチモノラルジャックのみ
使 用します。
(13) STEREO IN/OUT (ステレオ 入力/出力) スイ
ッチ – ステレオ入 力とステレオ出力の機能
切り替えに使用するスイッチです。これら
のジャックは、上向きの位置では、一般的
なステレオジャックとして機能します。下向
き の 位 置 で は 、デ ィ レ イ 信 号 の セ ン ド お よ
びリターンとして 機 能 しま す。
(14) OUTPUT (MONO/STEREO) – 出 力( モ ノ ラ ル /
ステレオ)– 標準 ¼ インチ TS コネクター
に対応したジャックです。ステレオ出力の
場合は両方の接続端子を使用し、モノラル
の場合は ¼ インチ モノラルジャックのみ使
用します。
(15) EXP (エクスプレッション) – 外部エクスプレ
ッションペダルを、¼ インチ TRS コネクタ
ーで 接 続します。
(16) USB – USB-C を通じてコンピューターに接 続
し 、無 料 の 2290 P ア プ リ を 使 用 し た り 、フ
ァームウェアアップデートをおこないます。
(17) DC IN (DC 電源入力) – 標準 9 V / >250 mA 電
源サプライを接続します。安全のため、必
ず 、ご 使 用 の 製 品 に 付 属 の 外 部 電 源 サ プ ラ
イをご 使 用ください 。
(18) MIDI (IN/THRU/OUT – 入力/スルー/出力) –
遠隔操作でフットスイッチ制御、プリセッ
ト 切 り 替 え 、お よ び 各 種 エ フ ェ ク ト パ ラ メ ー
タ ー を 、リ ア ル タ イ ム で 外 部 MIDI 機器 (フ
ットコントローラー やご 使 用 の DAW など)
よりおこなうための MIDI ジャックで す。
ステップ 2: コントロール