Roland TD-30K 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

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2
201a
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)「使用上のご注意」(P.3)をよくお読みください。また、本機
の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、
手元に置いてください。
警告
002b
分解や改造をしない
本機を分解したり(取扱説明書
に記載されている指示(P.7)を除
く)、改造したりしないでくださ
い。
003
個人で修理や部品交換はしない
修理/部品の交換などで、取扱
明書に書かれていないことは、
対にしないでください。必ずお
い上げ店またはローランドお客
相談センターに相談してください。
007
不安定な場所に設置しない
本機を、ぐらつく台の上や傾いた
場所に設置しないでください。必
ず安定した水平な場所に設置して
ください。
013
お子様の取り扱いに注意する
お子様のいる場所で使用する場
合、お子様の取り扱いやいたずら
に注意してください。必ず大人の
かたが、監視/指導してあげてく
ださい。
014
本機を落としたり、本機に強い衝
撃を与えないでください。
警告
004
次のような場所で使用や保管はしな
次のような場所に設置しないでく
ださい。
•温度が極端に高い場所(直射日
光の当たる場所、暖房機器の近
く、発熱する機器の上など)
•水気の近く(風呂場、洗面台、
濡れた床など)や湿度の高い場
•湯気や油煙が当たる場所
•塩害の恐れがある場所
•雨に濡れる場所
•ほこりや砂ぼこりの多い場所
•振動や揺れの多い場所
011
異物や液体を入れない、液体の入っ
た容器を置かない
本機に、異物(燃えやすいもの、
硬貨、針金など)や液体(水、ジュー
スなど)を絶対に入れないでくだ
さい。また、この機器の上に液体
の入った容器を置かないでくださ
い。ショートや誤動作など、故障
となることがあります。
注意
101f
スタンドを使う前に安全を確認する
取扱説明書に記載の注意事項が守
られていても、取り扱いによって
はスタンドが転倒する可能性があ
ります。使用にあたっては事前に
安全を確認した上でお使いくださ
い。
104
コードやケーブルは煩雑にならない
ように配線する
接続したコードやケーブル類は、
煩雑にならないように配慮してく
ださい。特に、コードやケーブル
類は、お子様の手が届かないよう
に配慮してください。
106
上に乗ったり、重いものを置いたり
しない
本機の上に乗ったり、機器の上に
重いものを置いたりしないでくだ
さい。
118d
小さな部品はお子様の手の届かない
ところに置く
下記の部品はお子様が誤って飲み
込んだりすることのないよう手の
届かないところへ保管してくださ
い。
•ワッシャー類、ネジ類
3
注意
add
図の矢印部分に手や指を入れない
図の矢印部分に手や指を入れない
でください。けがをしたり破損す
る恐れがあります。
また、ヘッドの交換の際には、セ
ンサーなどの部品に触れたり異物
が入ったりしないよう注意してく
ださい。誤動作の原因になること
があります。
設置について
354a
•直射日光の当たる場所や発熱する機器
の近く、閉め切った車内などに放置し
ないでください。変形、変色すること
があります。
355b
•極端に温湿度の違う場所に移動すると、
内部に水滴がつく(結露する)ことが
あります。そのまま使用すると故障の
原因になります。数時間放置して、結
露がなくなってから使用してください。
356
•本機の上にゴム製品やビニール製品を
長時間放置しないでください。変形、
色することがあります。
361
•本機の上に水の入った容器、殺虫剤、
水、アルコール類、マニキュア、スプレー
缶などを置かないでください。また、
面に付着した液体は、速やかに乾いた
柔らかい布で拭き取ってください。
お手入れについて
401a
•通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭
きするか、固く絞った布で汚れを拭き
取ってください。汚れが激しいときは、
中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取っ
てから、柔らかい布で乾拭きしてくだ
さい。
402
•変色や変形の原因となる、ベンジン、
ンナー、アルコール類は使用しないで
ください。
修理について
451b
•お客様が本機を分解(取扱説明書に記
載されている指示(P.7)を除く)改造
された場合、以後の性能について保証
できなくなります。また、修理をお断
りする場合もあります。
453a
•当社では、本機の補修用性能部品(製
品の機能を維持するために必要な部品)
を、製造打切後 6 年間保有しています。
この部品保有期間を修理可能の期間と
させていただきます。なお、保有期間
を過ぎた後でも、故障箇所によっては
修理可能の場合がありますので、お買
い上げ店、またはローランドお客様相
談センターにご相談ください。
その他の注意について
553
•故障の原因になりますので、出力端子
に過度の力を加えないでください。
556
•ケーブルを抜くときは、ショートや断
線を防ぐため、プラグ部分を持って引
き抜いてください。
559a
•輸送や引っ越しをするときは、本機が
入っていた箱と緩衝材、または同等品
で梱包してください。
559c
•本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃
棄するときは、各地域のゴミの分別基
準に従ってください。
使用上のご注意
202
©2012ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
3a
Roland、V-Drums は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の登録商標または商標です。
4
ケーに入てい
•PDX-100(パッド)本体
•接続ケーブル
•ドラム・キー
•取扱説明書(本書)
•保証書
各部の名称
固定用ノブ
フープ・ラバー
チューニング・
ボルト
フープ(リム)
ヘッド
センサー
アウトプット端子
フレーム
ホルダー部
主な仕様
ローランドPDX-100:V パッド
パッド・
サイズ
10 インチ
トリガー 2(ヘッド、リム)
外形寸法 310(幅)×325(奥行)×90(高さ)mm
質量 1.8kg
付属品
取扱説明書、接続ケーブル、ドラム・キー、
保証書
別売品
パッド・マウント(MDH シリーズ)
ドラム・スタンド(MDS シリーズ)
※
962a
製品の仕様や外観は、改良のため予告なく変更す
ることがあります。
5
PDX-100 使
PDX-100 を正演奏するた
•ヘッドをやや強めに張ってください(P.5)
•ドラム音源のトリガー・タイプとトリガー・パ
ラメーターを設定してください(P.6)
の張具合を調節
ご使用になる前に、ヘッドをやや強めに張ってくだ
さい。
ヘッドの張り具合がゆるいと、PDX-100 のリム・
ショットが鳴らない、2 度鳴りするなどの不具合の
原因となります。
ヘッドの張りがゆるんだ状態でヘッドを叩くと、
センサーを破損することがあります。
1.
チューニング・ボルトを付属のドラム・キーで
締めます。
適切な打感が得られる張り具合に調節してください。
しまる
ゆるむ
チューニング・ボルトは、図の番号順に締めて
ください。
1箇所のチューニング・ボルトを一度に強く締める
と、ヘッドを均一に張ることができないため、誤動
作の原因となります。
5 3
4 6
2 1
2.
パッドの打感触を確かめながら、さらに張り具
合を微調整します。
•PDX-100 のヘッドの張り具合の調節は、打感触
の調節をするもので、アコースティック・ドラム
のように音の高さ(ピッチ)を調節するものでは
ありません。
•時間の経過とともに、ヘッドの張り具合が徐々に
ゆるくなってくることがあります。必要に応じて
調節し直してください。
に取
PDX-100 は、垂直ロッド・タイプと水平パイプ・タ
イプの両方に取り付けることができます。
垂直イプの場合
(別売スMDS ーズなど)
ゆるむ
しまる
取り付け可能ロッド径:9.0 13.0mm
水平パプの場合
ゆるむ
しまる
取り付け可能パイプ径:22.2mm
PDX-100 を使
6
ム音源接続す
付属のステレオ・ケーブルを使って、ドラム音源と
接続します。
接続ケーブルの L 型になっているプラグを PDX-100
のアウトプット端子に接続します。
モノラル・ケーブルを使った場合は、リム・ショッ
トの音が鳴りません。
リムショットに対応している各音源のトリガー
インプットについては次の表をご覧ください。
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカー
などの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量
を絞った状態で電源を切ってください。
例:ドラム音源TD-30
I 型プラグ
アウトプット端子へ
L 型プラグ
音源のガーパラーター設定
各音源奏法対応表
機種名
ヘッド・
ショット
リム・
ショット
クロス・
スティック
ヘッドの打
点位置検出
リム・
ショットの
ニュアンス
ブラシ・
スウィープ
TD-30
TD-20X/
TDW-20/
TD-20/
TD-12
TD-15/
TD-11/
TD-9/
TD-4
× × ×
詳しくはドラム音源の取扱説明書をご覧くださ
い。
推奨パーター設定
PDX-100 を各音源で使うときのトリガー・パラメー
ターの推奨設定値です。
PDX-100 の取り付けかたやセッティングする位置な
ど、使用される環境によって、トリガーパラメーター
の調整が必要な場合があります。
設定方法は、各音源の取扱説明書をご覧ください。
機種名 パラメーター 設定値
TD-30 TrigType PDX100
TD-15/
TD-11
PadType PDX100
TD-20X/
TDW-20/
TD-12
TrigType PD105X
Sensitivity 6
RimGain 1.8
RimShotAdjust 2.5
TD-20
TrigType PD105
Sensitivity 6
RimGain 1.8
RimShotAdjust 2.5
TD-9/
TD-4
TrigType PD105
Sensitivity 7
RimGain 1.8
RimShotAdjust
(RimAdjust)
2.5
TD-30/
TD-20X/
TD-20/
TDW-20
TD-12
TD-15/
TD-11/
TD-9
TD-4
リム・
ショット
が可能な
TRIGGER
INPUT
2SNARE、
3 6
TOM14、
12 15
AUX1 4
2SNARE、
3 5
TOM13、
11 12
AUX1 2
SNARE、
TOM13、
AUX
SNARE
クロス・ス
ティック
が可能な
TRIGGER
INPUT
2SNARE 2SNARE SNARE SNARE
ヘッドの
可能な
TRIGGER
INPUT
2SNARE
2SNARE --- ---
(TD-30 のみ)
3 6
TOM14、
12 15
AUX1 4
PDX-100 を使
7
ープバーの交換
つい
ヘッドやフープ・ラバーは、使っている年月ととも
に性能が劣化する消耗部品です。ヘッド面やフープ・
ラバーが破れたり、ヘッドの張り具合を正しく調節
してもヘッド面にたるみが残るような場合は、ヘッ
ドやフープ・ラバーを交換してください。
交換用ヘッドやフープ・ラバーのお求めについては
お買い上げ店、ヘッドやフープ・ラバーについての
ご質問やご相談は、ローランドお客様相談センター
にお問い合わせください。
交換す
1.
すべてのチューニングボルトを取り外します。
センサー
ヘッド
チューニング・
ボルト
フープ
フレーム
ヘッドの下にあるセンサーに無理な力をかけない
でください。打撃を正しく感知できなかったり、
センサーを破損することがあります。
2.
フープを取り外します。
3.
古いヘッドを取り外し、新しいヘッドをフレー
ムの上にのせます。
4.
ヘッドの上にフープをのせます。
5.
チューニング・ボルトをフープ、フレームに取
り付けます。
6.
ヘッドの張り具合を調節します。『ヘッドの張
り具合を調節する』(P.5)をご覧ください。
1箇所のチューニング・ボルトを一度に強く締め
ないでください。ヘッドを均一に張ることができ
ないため、誤動作の原因となります。
奏法ついて
ヘッド部を叩きます。特定の
スネア音色では、ヘッド部の
打点位置に応じて音色のニュ
アンスが変化します。
対応する音色については、ドラム音源の取扱説明
書をご覧ください。
ヘッド部とリム部を同時に叩
きます。ヘッド・ショット時
とは異なる音色(リム音色)
が鳴ります。
ロス・スク奏法
リム部のみを叩きます。
特定の音色では、リム・ショッ
ト奏法時にはリム音色、クロ
・スティック奏法時にはクロ
ス・スティック音色というよ
うに、各奏法に対応した音色
ることができます
クロス・スティック奏法をするときは、ヘッドに
手を置かないようにしてください。ヘッドに手を
置くとクロス・スティック奏法が確実にできない
場合があります。
のニ
特定のスネア音色やタム音色では、リム・ショット
の微妙な叩きかたの違いによって音色のニュアンス
が変化します。
通常の
(オープ
ヘッド中心部とリム部を同時
に叩きます。
浅い
ヘッドのリムに近い部分と
リム部を同時に叩きます。
•対応する音色については、ドラム音源の取扱説明
書をご覧ください。
•リム・ショットのニュアンスに対応している各音
源のトリガー・インプットについては P.6 をご覧
ください。
ヘッド
ヘッド
リム
リム
ヘッドに触れないように
ヘッド
リム
ヘッド
リム
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