パッケージに入っているもの
□ PDX-8 または PDX-6 本体（パッド）
□ 接続ケーブル
□ ドラム・キー
■ 取扱説明書（本書）
□ 保証書
各部の名称
チュー ニ ン グ ・ボ ルト
ヘ ッド
ヘ ッド ・ セ ン サ ー
リム・ラバー
ス タ ンド取り付 け ネ ジ
シェル
リム・センサー
ア ウト プット 端 子
ホルダー
PDX-8 ／ PDX-6 を正しく演奏するために
5
ヘッドをやや強めに張ってください（P.4）。
5
ドラム音源側で、トリガー・タイプとトリガー・パラメーターを設定してください（P.5）。
取扱説明書
V パッド
PDX-8
PDX-6
* 5 1 0 0 0 4 4 9 8 0 - 0 2 *
2
警告
•この機器を分解したり（取扱説明書に
記載されている指示（P.6）を除
く）、改造したりしないでください。
•修理／部品の交換などで、取扱説明
書に書かれていないことは、絶対にし
ないでください。必ずお買い上げ店
またはローランドお客様相談センター
に相談してください。
•次のような場所で使用や保管はしな
いでください。
6
温度が極端に高い場所（直射日光
の当たる場所、暖房機器の近く、
発熱する機器の上など）
6
水気の近く（風呂場、洗面台、濡
れた床など）や湿度の高い場所
6
湯気や油煙が当たる場所
6
塩害の恐れがある場所
6
雨に濡れる場所
6
ほこりや砂ぼこりの多い場所
6
振動や揺れの多い場所
警告
•この機器の設置には、ローランドが
推奨するスタンド（MDS シリーズ）
を使用してください（P.4）。
•この機器の設置にスタンド（MDS
シリーズ）を使用する場合、ぐら
つくような 所 や 傾 い た 所 に スタンド
（MDS シリーズ）を設置しないでく
ださい。安定した水平な所に設置し
てください。機器を単独で設置する
場合も、同様に安定した水平な所に
設置してください。
•この機器に、異物（燃えやすいもの、
硬貨、針金など）や液体（水、ジュー
スなど）を絶対に入れないでくだ
さい。
•お子様のいるご家庭で使用する場
合、お子様の取り扱いやいたずらに
注意してください。必ず大人のかた
が、監視／指導してあげてください。
•この機器を落とさないでください。
安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
以下の指示を必ず守ってください
取り扱いを誤った場合に、使用者
が傷害を負う危険が想定される場
合および物的損害のみの発生が想
定される内容を表しています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大
損害を表しています。
取り扱いを誤った場合に、使用者が
死亡または重傷を負う可能性が想定
される内容を表しています。
警告
注意
注意の意味について警告と
図記号の例
●
は、強制（必ずすること）を表しています。
具体的な強制内容は、
●
の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜く
こと」を表しています。
は、注意（危険、警告を含む）を表しています。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表
しています。
は、禁止（してはいけないこと）を表しています。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表しています。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」と「使用上のご注意」をよくお読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、この取扱説明書をよくお読みください。取扱説明
書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
3
注意
•本製品は当社製のスタンド（MDS シ
リーズ）とのみ、組み合わせて使用
できるよう設計されています。他の
スタンドと組み合わせて使うと、不安
定な状態となって落下や転倒を引き
起こし、 けが をする恐 れ が ありま す 。
•接続したコードやケーブル類は、繁
雑にならないように配慮してくださ
い。特に、コードやケーブル類は、
お子様の手が届かないように配慮し
てください。
•この機器の上に乗ったり、機器の上
に重いものを置かないでください。
•取り外したスタンド取り付けネジ、
チュー ニ ング ・ボ ルトは 、 小 さな お
子様が誤って飲み込んだりすること
のないよう、お子様の手の届かない
ところへ保管してください。
•図の矢印部分に手や指を入れないで
ください。けがをしたり破損する恐
れがあります。また、ヘッドの交換の
際には、センサーなどの部品に触れ
たり、異物が入ったりしないよう注意
してください。誤動作の原因になる
ことがあります。
リム・センサー
リム・センサー
ヘ ッド ・ セ ン サ ー
使用上のご注意
設置について
6
直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め
切った車内などに放置しないでください。変形、変色
することがあります。
6
本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置
しないでください。変形、変色することがあります。
お手入れについて
6
通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、固く
絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しい
ときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、
柔らかい布で乾拭きしてください。
6
変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびア
ルコール類は、使用しないでください。
修理について
6
お客様がこの機器を分解（取扱説明書に記載されてい
る指示（P.6）を除く）、改造された場合、以後の
性能について保証できなくなります。また、修理をお
断りする場合もあります。
6
当社では、この製品の補修用性能部品（製品の機能を
維持するために必要な部品）を、製造打切後 6 年間
保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間
とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後
も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますの
で、お買い上げ店、またはローランドお客様相談セン
ターにご相談ください。
その他の注意について
6
故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力
端子などに過度の力を加えないでください。
6
ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ
ラグを持ってください。
6
輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていた
ダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してくだ
さい。
6
この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場
合、各地域のゴミの分別基準に従って行ってください。
6
センサーの素材の性質上、気温、湿度の変化によって
センサーの感度が変わることがあります。
6
Roland、V-Drums は、日本国およびその他の国にお
けるローランド株式会社の登録商標または商標です。
©2014ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載すること
を禁じます。
4
はじめに
主な特長
5
軽量、コンパクトなデザインのスネア／タム用の
パッドです。打感触に優れ、打撃音も静かです。
5
ヘ ッド ・ ショット 、 リ ム ・ ショット と も に 安 定 し た 演 奏
が可能です。
※リム・ショットに対応していない音源、インプットに
接続した場合は、ヘッド・ショットのみお使いいた
だけます。
ヘッドの張り具合を調節する
ご使用になる前に、ヘッドをやや強めに張って
ください。
ヘッドの張り具合がゆるいと、リム・ショットが鳴らない、
2 度鳴りするなどの不具合の原因となります。
ご注意
ヘ ッド の 張 り が ゆ る ん だ 状 態 で ヘ ッド を 叩 くと 、 セ
ンサーを破損することがあります。
1.
それぞれのチューニング・ボルトを、下図のよ
うに対角線を結ぶ順に少しずつ調節します。
ゆるむ しまる
PDX-6PDX-8
1
2
34
5
6
1
2 3
4
5
※1 箇所のチューニング・ボルトを一度に強く締めな
いでください。ヘッドを均一に張れないため、適
切な打感触が得られなくなるだけでなく、誤動作
の原因にもなります。
2.
パッドの打感触を確かめながら、さらに張り
具合を微調整します。
メモ
5
ヘッドの張り具合の調節は、打感触を調節するも
ので、アコースティック・ドラムのように音の 高さ
（ピッチ）を調節するものではありません。ピッチ
の調節は、ドラム音源の音色エディットで行います。
詳しくは、使用する音源の取扱説明書をご覧くだ
さい。
5
長く使っているとヘッドの張り具合が変わってくる
ことがあります。 必要に応じて調節し直してくだ
さい。
ス タ ンドに 取り付 け る
スタンド（MDS シリーズ）のパッド・マウントに取り
付けます。
※スタンドに取り付けるときは、指をはさまないよう
ご注意ください。
※スタンド取り付けネジを強く締めてください。締め
つけがゆるいと、2 度鳴りなどの誤動作の原因と
なります。
しまる
ゆるむ
ロッド
メモ
市販のタム・スタンドに取り付ける場合は、ロッド
の形状を確認してください。ロッドの形状によって
は取り付けできないものがあります。
取り付け可能なロッド径：9 ～ 11.5mm
5
ドラム音源と接続する
付属のステレオ・ケーブルを使って、ドラム音源と接
続します。
5
接続ケーブルの L 型になっているプラグを PDX-8
または PDX-6 のアウトプッ端子に接続します。
5
モノラル・ケーブルを使った場合は、リム・ショッ
トやクロス・スティックの奏法ができません。
※他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカー
などの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量
を絞った状態で電源を切ってください。
ドラム音源のトリガー・タイプを
設定する
ドラム音源のトリガー・タイプを、お使いのパッド
（PDX-8 または PDX-6）に設定してください。
※ドラム音源 TD-30 では、PDX-6 をお使いの場合
でも、トリガー・タイプ「PDX-8」を選んでください。
※ドラム・キット TD-1KV ／ TD-1K で、PDX-8 ま
たは PDX-6 を使用する場合は、パッド・タイプ「S2」
を選んでください。
トリガー・パラメーターの設定方法については、ドラ
ム音源の取扱説明書をご覧ください。
各奏法について
ヘ ッド ・ ショット
ヘ ッド
リ ム ・ ショット
ヘッド・ショット時とは異なる音色（リム音色）が鳴り
ます。
リム
演奏者側
リ ム ・ ショット に 適 し た 範 囲
クロス・スティック奏法
リム部のみを叩きます。特定の音色では、リム・ショッ
ト奏法時にはリム音色、クロス・スティック奏法時に
はクロス・スティック音色というように、各奏法に対応
した音色を鳴らし分けることができます。
リム
リム
※クロス・スティック奏法をするときは、ヘッドに手
を置かないようにしてください。ヘッドに手を置く
と、クロス・スティックの奏法が確実にできない場
合があります。
メモ
音色について詳しくは、ドラム音源の取扱説
明書をご覧ください。
※リ ム ・ ショット を す る と き
は、図の範囲でリムを叩
いてください。
6
ヘッド、リム・ラバーの交換について
ヘッドやリム・ラバーは、使っている年月とともに性能が劣化する消耗部品です。ヘッド面やリム・ラバーが破れ
たり、ヘッドの張り具合を正しく調節してもヘッド面にたるみが残るような場合は、ヘッドやリム・ラバーを交換し
てください。
ヘッドやリム・ラバーの交換に関しては、ローランドお客様相談センターにお問い合わせください。
ヘ ッド を 交 換 す る
1.
すべてのチューニング・ボルトを取り外します。
ご注意
ヘッドの下にあるセンサーに無理な力をかけないでく
ださい。打撃を正しく感知できなかったり、センサー
を破損することがあります。
2.
古いヘッドを取り外します。
3.
新しいヘッドをシェルの上にのせます。
4.
チ ュ ー ニ ン グ ・ ボ ルト を ヘ ッド 、 シェ ル に 取 り 付 け
ます。
5.
ヘッドの張り具合を調節します（P.4）。
※1 箇所のチューニング・ボルトを一度に強く締めない
でください。ヘッドを均一に張ることができないため、
誤動作の原因となります。
主な仕様
PDX-8 PDX-6
ヘ ッド ・ サ イ ズ 8 インチ 6.5 インチ
トリガ ー 2 （ ヘ ッド 、 リ ム ） 2 （ ヘ ッド 、 リ ム ）
外形寸法 266（幅）×326（奥行）×62（高さ）mm 227（幅）×286（奥行）×63.5（高さ）mm
質量 1.3kg 1.1kg
付属品 取扱説明書、接続ケーブル、ドラム・キー、保証書
別売品 パッド・マウント（MDH シリーズ）、スタンド（MDS シリーズ）
※製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
ゆるむ しまる
チュ ー ニ ン グ・
ボ ルト
ヘ ッド
リム・ラバ ー
シェル
ヘ ッド ・ セ ン サ ー
リム・センサー
ドラム・キー
7
'13. 04. 01 現在（Roland）
製品に関するお問い合わせ先
050-3101-2555
ローランド・ホームページ
http://www.roland.co.jp/
電話受付時間： 月曜日～金曜日 10:00～17:30（弊社規定の休日を除く）
※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に“0000”
（ゼロ4回）をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
お問い合わせの窓口
最新サポート情報
製品情報、イベント／キャンペーン情報、サポートに関する情報など
ローランドお客様相談センター
ローランド株式会社
〒 431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
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