MO230-ja-JP_V3.3 12/15
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プログラミング・メニュー
設定可能なパラメータはプログラミング・メニューに載っています。プログラミング・メニューを
利用するには、測定器の電源を入れて、SET ボタンと CLEAR ボタンを同時に
さっと押して離します。
プログラミング・メニューが表示されたら、すぐに MODE ボタンを押してパ
ラメータを設定します。プログラミング・メニューを終了するときも、MODE ボタンを押します。
物質温度の補償
プログラミング・メニューの最初のパラメータは、物質温度の補償です。SET ボタンを用いると、
設定温度を上げることができ、CLEAR ボタンでは設定温度を下げることができます。
物質の水分量測定は、物質温度に左右されることがあります。この測定器は使用環境の温度を測
定することにより、物質温度による変化を自動的に補正します。この温度相殺機能により、物質
の温度が使用環境の温度と異なる場合に温度測定値の調整ができるようになっています。 注意:
定器の電源を切ると、温度測定値は通常に戻ります。
DRY/WET(乾燥/湿潤)スケール
プログラミング・メニューの 2 番目と 3 番目のパラメータは、Dry-Wet(乾燥/湿潤)スケール
の測定範囲の最低値と最高値 を設定します。この相対的スケールにより、DRY(乾燥)とみな
されるのは、また WET(湿潤)とみなされるのはどのような測定値かが決まります。これらの
値は 0000~ 0999 (999=99.9%)を設定できます。SET ボタンを用いればディスプレイに表示され
た値が上がり、CLEAR ボタンを用いれば表示された値は下がります。
液晶ディスプレイのバックライトのモード
4 番目のパラメータは、液晶ディスプレイのバックライトの設定です。バックライトのモードは
3 種類あります: AUTO(自動)、 ON(スイッチ・オン)、 OFF(スイッチ・オフ)。AUTO
(自動)モードでは、バックライトのスイッチは、使用の有無に応じてスイッチは自動的にオン
になったりオフになったりします。ON(スイッチ・オン)モードでは、バックライトは常に点
灯しています。OFF(スイッチ・オフ)モードでは、バックライトは常に消えています。工場出
荷時の設定は、AUTO(自動)モードです。SET ボタンを用いて、モードを選択します。
測定温度の単位 (
°
C /
°
F)
5番目のモードは、温度単位の選択です。使用環境温度とテスト対象物質の温度差補償の単位
は、
°
C(摂氏)も
°
F(華氏)も設定できます。設定は保存可能で、手動で設定を変更しない限り、
有効です。
°
C(摂氏)と
°
F(華氏)とを切り換えるには。SET ボタンを用います。
メンテナンス
測定器はつねに乾燥いた状態に保ってください。
ピン電極に埃がたまらないようにしてください。
ピン電極の交換方法
2 本のピン電極を交換するには、以下の手順に従います。
1. 保護キャップを取り除きます
2. ピン電極を取り外します。
3. 新しいピン電極を取り付けます
4. 保護キャップをかぶせます
F
TEMP