MO257-ja-JP_ v1.4 5/16
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操作
ピンレス水分測定
1. 電源ボタン を押して、測定器のスイッチを入れます。
2. 後段に詳述されているとおり、ユーザはこの測定器を最初に使用する前に較正しなくてはいけません。
3. 較正するには、測定器の電源を入れたら、すぐに MEAS ボタンを押します。ディスプレイからビーッとい
う音が聞こえ、視覚的には CALアイコンが光ります。 較正中は、測定センサーから 3 ~ 4インチ(8 ~ 10
cm)以内に物がないようにしてください
4. 較正が完了すると、ビーッという音とアイコン点滅が止みます。較正結果は 0.5 以下でなくてはいけません。
0.5超の場合、センサーの近くに手やその他の物がせったいにないようにして、再較正してください。
5. 測定場所をある地点から別の地点に移すときは較正しなくてはいけません。
6. 測定するためには、測定器をしっかり持って、センサーがテスト対象の表面に近づくか、あるいは接着する
ような位置に来るようにしなくてはいけません。この器具では、深さ 0.79 インチから 1.57 インチ(20~
40mm)の水分を測定することができます。
7. 重要事項: 手の位置が、計測値に対してきわめて大きな影響を及ぼします。測定や較正をしている間は、こ
の測定器を持っている手を動かしたり、置き直したりしてはいけません。
8. 液晶ディスプレイは水分の相対的測定値を、ユーザによるプログラムが可能な警戒範囲(乾燥、危険範囲、
湿潤)からの 0.0 から 100.0 までの数字を示し、かつその範囲について警告音を発します。
9. MEAS ボタンを押すと、液晶ディスプレイ上の測定値が HOLD (固定)されます(HOLDを示すアイコンが液
晶上に現れます)。この測定器は 30秒の間測定値を保持した後、自動的にシャットダウンします。
10. 最大測定値都最小測定値の表示は、測定作業が開始してから最高の測定値と最低の測定値を示しています。。
11. 電池マークが現れるか、測定器の電源が入らなくなったら、電池を交換してください。
警告音の設定
警報音を鳴らす数値は 2つ設定できます: 一つは「危険(設定範囲は 0~50、工場出荷時の設定は 30)」および
「湿潤(設定範囲は 50~100、工場出荷時の設定は 60)」。
湿潤警報の設定方法:
1. 警報音を鳴らす数値を変更するには、MEAS ボタンを押して、測定器を HOLD (固定)モ
ードにします
2. SET(決定)ボタンを押します。液晶上に「RISK(危険)」アイコンが現れて輝き、危険
数値をプログラムできるようになります。
3. UP/DOWN(上下) ボタンを押して、お好みの危険数値を選択します。
4. お好みの数字が表示されたら、SET(決定)ボタンを押します。
5. 液晶上に「WET(湿潤)」アイコンが現れて輝き、危険数値をプログラムできるようにな
ります。
6. UP/DOWN(上下)ボタンを用いて、お好みの「湿潤警報」設定を選びます。
7. SET ボタンを押して、プログラミングを完了します。
8. これで、水分測定値が設定した RISK(危険)値を上回ると測定器が 2 秒ごとにビーッと 1
回ずつ鳴り、設定した WET(湿潤)を上回ると、1 秒間に 4 回音が鳴るようになりました。
9. MEAS ボタンを押して HOLD モードを終了します。