Roland D-50 取扱説明書

取扱説明書

Software Synthesizer

D-50

はじめに

お使いの DAW ソフトウェアごとの設定については、DAW のヘルプや取扱説明書をお読

みください。

商標について

•VSTisaregisteredtrademarkofSteinbergMediaTechnologiesGmbH.

•Roland は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の登録商標または商標です。

•文中記載の会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。



画面の構成

メイン・ウインドウ

音作りに使う、さまざまなつまみやス

ライダーが表示されます。

PARTIAL SELECT

SHIFT キーを押しながら PARTIALSELECT ボタンを複数押すことでパーシャル・パラメーターを

同時に設定することができます。最初に押されたボタンのパーシャル・パラメーターが開きます。

LOWER［1］［2］ボタン UPPER［1］［2］ボタン

パーシャル・ウインドウが開きます。

ロワー・トーン・パーシャル 1、ロワー・トーン・パーシャル 2、アッパー・トーン・パーシャル 1、

アッパー・トーン・パーシャル 2 の各パーシャル・パラメーターを編集します。

キーボード・エリア

クリックすると発音します。

ジョイスティック

COMMONSELECT の［LOWER］

／［UPPER］ボタンが選ばれている

とき、上下方向でロワー／アッパー・

トーンのバランス、左右方向でパー

シャル 1/2 のバランスを調整でき

ます。

［PATCH］ボタン

パッチ・メモリーを選びます。

PatchSelect 画面が開きます。

［KEYBOARD］ボタン

キーボード・エリアの表示／非表示

を切り替えます。

［OPTION］ボタン

各種設定、オーソライズ等をします。

［HELP］ボタン

ヘルプを表示します。

［ABOUT］ボタン

D-50SoftwareSynthesizer につ

いての情報を表示します。

レベル・メーター

アウトプット・レベルを表示します。

P.7

COMMON SELECT

SHIFT キーを押しながら LOWER、UPPER ボタンを順に押すことで LOWER、UPPER のトーン・コモン・パラメーター

を同時に設定することができます。最初に押されたボタンのトーン・コモン・ウインドウが開きます。

［PATCH］ボタン

パッチ・コモン・ウインドウが開き

ます。

パッチ・コモン・パラメーターを編集

します。

［LOWER］ボタン

トーン・コモン・ウインドウが開きます。

ロワー・トーン・コモン・パラメーター

を編集します。

［UPPER］ボタン

トーン・コモン・ウインドウが開きます。

アッパー・トーン・コモン・パラメーター

を編集します。

［TOTAL VOLUME］

スライダー

全体の音量を調節します。

［CHASE］ボタン

Chase機能の On/O󰮏を設定します。

［PORTAMENTO］ボタン

PORTAMENTO 機能の On/O󰮏 を

設定します。

これらの操作子の状態は、パッチ・メモリーに記憶されます。

PARTIAL ON-OFF

LOWER［1］［2］ボタン UPPER［1］［2］ボタン

各パーシャルの On/O󰮏 を切り替えます。

これらの操作子の状態は、パッチ・メモリーに記憶されます。

P.5

P.8

P.6 P.6

［NAME］ボタン

パッチ・メモリー名を変更します。

パッチ・メモリー名

選択しているパッチ・メモリーの名前、

アッパー／ロワー、トーン名等が表

示されます。

［］［］ボタン

次または前のパッチ・メモリーを呼び

出します。

ズーム

ウィンドウの右下をドラッグ

してウィンドウのサイズ（倍

率）を変更できます。

音源の構成

パッチ

音色情報と演奏機能情報をひとまとめした物をパッチと呼びます。

パッチはパッチ・メモリーとして複数記憶することができ、演奏中に自由に呼び出せます。

D-50SoftwareSynthesizer では、パッチはアッパー、ロワー 2 つの音色（トーン）と、その発音のしかた、鍵盤のモード、アウトプッ

ト・モード、リバーブ設定等で構成されています。

トーン

アッパー、ロワーそれぞれの音色（トーン）は 2 つの音源（パーシャル）とそれをコントロールするコモンで構成されています。

コモンには、2 つのパーシャルのタイプ選択とその組み合わせ（ストラクチャー）の切り替え機能や、LFO、ピッチ・エンベロープ、

イコライザー、コーラス機能等が含まれます。

パーシャル

D-50SoftwareSynthesizer の音の基本部分です。シンセサイザー・サウンド・ジェネレーターと PCM サウンド・ジェネレーター

の 2 タイプがあり、シンセサイザー・タイプには TVF（TimeVariantFilter）+TVA、PCM タイプには TVA（TimeVariant

Amplier）が付属しています。

トーン・コモン

トーン

コモン

ストラクチャー

イコライザー

トーン・ネーム

コーラス

パーシャル（シンセサイザー・サウンド・ジェネレーター）

WG（Wave Generator）

ピッチウェーブ・フォーム

パルス・ウィズ

TVF（Time Variant Filter）

カットオフ

レゾナンス

TVA（Time Variant Amplier）

レベル

TVF-ENV

Filterenvelope

TVA-ENV

Ampenvelope

パーシャル（PCM サウンド・ジェネレーター）

WG（Wave Generator）

ピッチ PCM ウェーブ・フォーム

TVA（Time Variant Amplier）

レベル

TVA-ENV

Ampenvelope

パッチ

パッチ・ネーム

キー・モード

トーンのチューン

アウトプット・モード

（リバーブなど）

トーンの音量の

バランス

コントロール機能の

変化のしかた

トーンのチューン

LFO1 ～ 3

LFO（Low Frequency Oscillator）

LFO 1 LFO 2 LFO 3

P-ENV

Pitchenvelope

P-ENV

アッパー側のトーン

ロワー側のトーン

パーシャル 1

パーシャル 2

パッチ・コモン・ウインドウ

パラメーター設定値／説明

MASTER TUNE 楽器全体の音のチューニングをします。

KEY MODE

WHOLE： アッパー側トーンを、16 音まで同時に発音可能です。

DUAL： 1 つのキーで、アッパー側とロワー側のトーンを重ねて発音します（8 音ま

で同時発音可能）。

SPLIT： 鍵盤上の任意の位置（スプリット・ポイント）を境に、アッパー側とロワー側

のトーンを分けて発音、スプリット・ポイントを含む右側のキーでアッパー側、

左側のキーでロワー側のトーンを、それぞれ 8 音まで同時に発音します（中

央 C は C4）。

WHOLE-S：アッパー側のトーンを単音で発音します。

DUAL-S： 1 つのキーで、アッパー側とロワー側のトーンを重ねて発音します（単音で

発音）。

SPL-US： スプリット・ポイントを境に、アッパー側のトーンを単音で、ロワー側のトー

ンを 8 音ポリフォニックで発音します。

SPL-LS： スプリット・ポイントを境に、ロワー側のトーンを単音で、アッパー側のトー

ンを 8 音ポリフォニックで発音します。

SPLIT POINT KEYMODE を SPLIT、SPL-US、SPL-LS にしたときのスプリット・ポイントを設定します。

L-KEY SHIFT ロワー側のピッチを、-24 ～+24（半音ステップ）の範囲で移動できます。

L-FINE TUNE ロワー側のピッチを、-50 ～+50（約± 50 セント）の範囲で微調整できます。

U-KEY SHIFT アッパー側のピッチを、-24 ～+24（半音ステップ）の範囲で移動できます。

U-FINE TUNE アッパー側のピッチを、-50 ～+50（約± 50 セント）の範囲で微調整できます。

パラメーター設定値／説明

TONE BAL アッパー側とロワー側のトーンの音量バランスを設定します。

（ジョイスティックでも設定できます P.3）

BEND BENDER RANGE ベンダー・レバーのピッチ可変範囲を 0 ～ 12（1 オクターブ、半音ステップ）の範囲で

設定できます。

AFTER BEND アフタータッチの強弱で、ピッチを変化させる感度を設定します。

PERTAMENTO

PORTAMENTO ポルタメントの On/O󰮏 をします。

PORTA MODE

ポルタメントさせるトーンを選びます。

U： アッパー側のトーン

L： ロワー側のトーン

UL： 両方のトーン

PORTA TIME ポルタメントの変化時間を設定します。

HOLD MODE

ペダル・ホールドでホールドさせるトーンを選びます。

U： アッパー側のトーン

L： ロワー側のトーン

UL： 両方のトーン

CHASE

CHASE チェイスの On/O󰮏

CHASE MODE

KEY MODE が DUAL のとき

UL： アッパー、ロワーと発音

ULL： アッパー、ロワー、ロワーと繰り返し発音

ULU： アッパー、ロワーと繰り返し発音

KEY MODE が WHOLE のとき

UL： アッパー、アッパーと発音

ULL： アッパー、アッパー、アッパーと繰り返し発音

ULU： ULL と同じ

CHASE LEVEL はじめに発音されるアッパー側の音に対して、遅れて発音される音のレベルを調整します。

CHASE TIME 発音間隔を調整します。

OUTPUT MODE

リバーブを含めた 2 つのトーンの出しかたを設定します。

REVERB REV TYPE

リバーブ・タイプを選びます。

1: スモール・ホール

2: ミディアム・ホール

3: ラージ・ホール

4: チャペル

5: ボックス

6: スモール・メタル・ルーム

7: スモール・ルーム

8: ミディアム・ルーム

9: ミディアム・ラージ・ルーム

10:

ラージ・ルーム

11:

シングル・ディレイ（102ms）

12:

クロス・ディレイ（180ms）

13:

クロス・ディレイ（224ms）

14:

クロス・ディレイ（148 ～ 296ms）

15:

ショート・ゲート（200ms）

16:

ロング・ゲート（48ms）

17:

ブライト・ホール

18:

ラージ・ケイブ

19:

スチール・パン

20:

ディレイ（248ms）

21:

ディレイ（338ms）

22:

クロス・ディレイ（157ms）

23:

クロス・ディレイ（252ms）

24:

クロス・ディレイ（274 ～ 137ms）

25:

ゲート・リバーブ

26:

リバース・ゲート（380ms）

27:

リバース・ゲート（480ms）

28:

スラップ・バック（ショート）

29:

スラップ・バック（ミッド）

30:

スラップ・バック（ロング）

31:

ツイステッド・スペース

32:

スペース

REV BAL リバーブ音と直接（ダイレクト）音のバランスを設定します。

TOTAL VOLUME トーンの音量を設定します。

この設定で、各パッチの音量のばらつきを補正します。

ズーム

ウィンドウの右下をドラッグして

ウィンドウのサイズ（倍率）を

変更できます。

トーン・コモン・ウインドウ

パラメーター設定値／説明

LFO1/LFO2/

LFO3

WF （三角）、（鋸）、（矩形）、RND（ランダム）

RATE LFO の速さ（周波数）を設定します。

DELAY 打鍵から LFO の効果が効き始めるまでの時間を設定します。

SYNC

LFO の発振の同期（シンク）方法を設定します。

OFF： シンクしません。

ON： すべてのキーが離された状態から打鍵されたときにシンクします。

KEY： 打鍵のたびにシンクします（LFO1 のみ）。

PITCH ENV

T1、T2、T3、

右の図の T1 ～ T4 の時間を設定します。

TKF PITCHENV が変化する時間を、弾くキーの位置

によって変化させることができます。

LOW EQ FREQ 低域の基準周波数を設定します。

GAIN 低域の増幅／減衰量を設定します。

HIGH EQ

FREQ 高域の基準周波数を設定します。

Q高域の幅を設定します。

値を大きくするほど幅が狭くなります。

GAIN 高域の増幅／減衰量を設定します。

CHORUS

TYPE

コーラス・タイプを選びます。

1: CHORUS1

2: CHORUS2

3: FLANGER1

4: FLANGER2

5: FB-CHORUS

6: TREMOLO

7: CHORUSTREMOLO

8: DIMENSION

RATE コーラス効果の速さを設定します。

DEPTH コーラス効果の深さを設定します。

BAL コーラス音と、原音との音量バランスを設定します。

PITCH ENV

L0、L1、L2、

SUS L、END L

右の図の L0 ～ L2、SUSL、ENDL のピッチの変

化量を設定します。

VELO PITCHENV で設定したピッチの変化幅をベロシ

ティーによってコントロールする感度を設定します。

TONE NAME TONE の名称を設定します（最大 10 文字）。

パラメーター設定値／説明

STRUCTURE

トーンを構成する 2 つのパーシャルのタイプと組み合わせかたを 7 種類のパターンの中

から選びます。

PART BAL 2 つのパーシャルの音量バランスを設定します。

（ジョイスティックでも設定できます P.3）

PITCH MOD

LFO D LFO1 が WG にかけるピッチ・モジュレーション（ビブラート）の深さを設定します。

LEVER モジュレーションの深さをベンダー・レバーでコントロールする感度を設定します。

AFTER モジュレーションの深さをアフタータッチでコントロールする感度を設定します。

ズーム

ウィンドウの右下をドラッグしてウィ

ンドウのサイズ（倍率）を変更でき

ます。

パーシャル・ウインドウ

パラメーター設定値／説明

WG PITCH

COARSE パーシャルのピッチを、C1 ～ C7（半音ステップ）で設定します。

FINE パーシャルのピッチを、-50 ～ +50（約± 50 セント）で微調整します。

KF キー・ピッチ比（キー・フォロー）を設定します。

設定値は、12 キーで何オクターブ変化するかを表しています。

LFO MODE

LFO モジュレーションを設定します。

OFF： モジュレーションしません。

（+）： LFO でモジュレーションします。

（-）： LFO の逆相でモジュレーションします。

A&L： アフタータッチとベンダー・レバーのみでモジュレーションがかかります。

ENV MODE

ENV モジュレーションを設定します。

OFF： モジュレーションしません。

（+）： ENV でモジュレーションします。

（-）： ENV の逆相でモジュレーションします。

BEND MODE

ベンダーのモードを設定します。

OFF： 変化しません。

KEY： BENDERRANGE の設定にWG の KF 設定を付加したレンジで変化します。

NOM： BENDERRANGE で設定したレンジで変化します。

WG WAVE-

FORM

WF （矩形）、（鋸）

PW ウェーブのデューティー（パルス・ウィズ）をパーセントで設定します。

PW VELO 打鍵の強さ（ベロシティー）によってデューティーをコントロールする感度を -7 ～+7 で

設定します。

PW AFTER デューティーをアフタータッチでコントロールする感度を設定します。

パラメーター設定値／説明

WG WAVE-

FORM

PWM LFO SEL

パルス・ウィズ・モジュレーション（PWM）する LFO を選びます。

値説明値説明値説明

+1 LFO-1（+） +2 LFO-2（+） +3 LFO-3（+）

-1 LFO-1（-） -2 LFO-2（-） -3 LFO-3（-）

PWM DEPTH PWM の深さを設定します。

PCM パーシャルのタイプが PCM のとき、音素片を選びます。

TVF

CUTOFF FREQ カットオフ周波数を設定します。

RESO レゾナンスを設定します。

KF カットオフ周波数キー比（キー・フォロー）を設定します。

設定値は WGPITCHKF と同様です。

BIAS POINT

KF の補正の基準キーを設定します。

［<］キー：キーより低音域で KF にバイアスがかかります。

［>］キー：キーより高音域で KF にバイアスがかかります。

BIAS LEVEL KF の補正の補正量を設定します。

ENV DEPTH カットオフ周波数を TVFENV で変化する深さを設定します。

ENV VELO 打鍵の強さ（ベロシティー）によって TVFENV によるカットオフ周波数を変化させる感

度を設定します。

LFO SELECT

カットオフ周波数の周期的に変化（グロウル）をさせる LFO を選びます。

値説明値説明値説明

+1 LFO-1（+） +2 LFO-2（+） +3 LFO-3（+）

-1 LFO-1（-） -2 LFO-2（-） -3 LFO-3（-）

LFO DEPTH LFO によるカットオフ周波数の周期的変化の深さを設定します。

AFTER RANGE カットオフ周波数をアフタータッチでコントロールする感度を設定します。

TVF ENV

TVA ENV

T1、T2、T3、

T4、T5

右の図の T1 ～ T5 の時間を設定します。

TKF TVF/TVAENV が変化する時間を、弾くキーの位

置によって変化させることができます。

TVA

LEVEL パーシャルの音量を設定します。

VELO 打鍵の強さ（ベロシティー）によって音量をコントロールする感度を設定します。

BIAS POINT

キーによって音量を補正する基準キーを設定します。

［<］キー：キーより低音域で音量にバイアスがかかります。

［>］キー：キーより高音域で音量にバイアスがかかります。

BIAS LEVEL キーによって音量を補正量を設定します。

LFO SELECT

音量の周期的に変化（トレモロ）をさせる LFO を選びます。

値説明値説明値説明

+1 LFO-1（+） +2 LFO-2（+） +3 LFO-3（+）

-1 LFO-1（-） -2 LFO-2（-） -3 LFO-3（-）

LFO DEPTH LFO による音量の周期的変化の深さを設定します。

AFTER RANGE 音量をアフタータッチでコントロールする感度を設定します。

TVF ENV

TVA ENV

L1、L2、L3、

SUS L、END L

右の図の L1 ～ L3、SUSL、ENDL の音量を設定

します。

DKF

（TVF のみ）

TVAENV デプスを、弾くキーの位置によって変

化させることができます。

T1 VELO

（TVA のみ）

TVAT1 の時間を、打鍵の強さ（ベロシティー）

によってコントロールする感度を設定します。

ズーム

ウィンドウの右下をドラッグ

してウィンドウのサイズ（倍

率）を変更できます。

パーシャルのタイプが PCM のとき、一部のパラメーターは無効になり、グレー・アウトされます。

メモリーとバンク

1.

［PATCH］ボタンをクリックします。

PatchSelect 画面が表示されます。

選んだメモリーは、ハイラ

イトされます。

［WRITE］ボタン

エディットした音色を、メモリー

としてバンクに保存します。

［READ］ボタン

バンクに登録してあるメモリー

を読み込みます。

［RENAME］ボ

タン

選んだメモリーの名前を変更

します。

［NEW］ボタン

空の状態の新規バンクが作成されます。

［DELETE］ボタン

選んだバンクを削除します。

［LOAD］ボタン

バンクが読み込まれます。

［SAVE］ボタン

バンクをファイルに書き出します。

ズーム

ウィンドウの右下をドラッグしてウィ

ンドウのサイズ（倍率）を変更でき

ます。

バンク

64 個のメモリーをまとめたものを「バンク」と呼び、バンクを

切り替えることで、数多くのメモリーを呼び出すことができます。

バンクはファイルとして保存することができます。

バンクを切り替える

1.バンク欄をクリックします。

バンク・リストが表示されます。

2.呼び出したいバンクをクリックします。

バンク欄右側にある［H］［ I］ボタンを押すと、1 つ前、1 つ後ろのバンクに切り替えるこ

とができます。

バンクを書き出す

バンクをファイルに書き出します。

1.

［SAVE］ボタンをクリックします。

ファイル名入力画面が表示されます。

2.

ファイル名を入力し、保存します。

ファイルが書き出されます。

バンクを読み込む

1.

［LOAD］ボタンをクリックします。

ファイル選択画面が表示されます。

2.

ファイルを選択し、読み込みます。

バンクが読み込まれます。

Bank

Memory01

Memory02

Memory03

Memory64

メモリーとバンク

バンクを作成／削除する

バンクの作成

［NEW］ボタンをクリックすると、空の状態の新規バンクが作成されます。

バンクの削除

選んだバンクを削除します。

1.

「バンクを切り替える」（P.8）の手順で、バンクを選びます。

2.

［DELETE］ボタンをクリックします。

確認画面が表示されます。

3.

［OK］をクリックして、削除します。

バンク名を変更する

1.

「バンクを切り替える」（P.8）の手順で、バンクを選びます。

2.バンク欄左側にある Jをクリックします。

3.名前を変更し、［Return（Enter）］キーを押します。

メモリー

D-50SoftwareSynthesizer では、64 個のメモリーを 1 バンクとして管理します。

メモリーを読み込む

バンクに登録してあるメモリーを読み込みます。メモリーを読み込むと、エディット・エリア

に設定が表示され、エディットできるようになります。

1.読み込むメモリーの番号をクリックします。

2.

［READ］ボタンをクリックします。または［Return（Enter）］キーを押します。

メモリーが読み込まれます。

※

メモリー番号をダブルクリックして、メモリーを読み込むこともできます。

メモリーを保存する

エディットした音色を、メモリーとしてバンクに保存します。

1.保存するメモリーの番号をクリックします。

2.

［WRITE］ボタンをクリックします。

メモリーがバンクに保存されます。

メモリー名を変更する

1.名前を変更するメモリーの番号をクリックします。

2.

［RENAME］ボタンをクリックします。

3.名前を変更します（最大 16 文字）。

1010

メモリーとバンク

メモリーの順番を変更する

メモリー番号をドラッグして、メモリーの順番を変更します。

キーボード・ショートカット

PatchSelect 画面で使用できる、キーボード・ショートカットです。

キー機能

Command（Ctrl）＋B バンクの切り替え

Command（Ctrl）＋I バンクの読み込み

Command（Ctrl）＋E バンクの書き出し

Command（Ctrl）＋N 新規メモリー作成

Command（Ctrl）＋O メモリーの読み込み

Command（Ctrl）＋S メモリーの保存

Up/Down/Left/Right メモリーを選びます。

Space メモリー名変更

Command（Ctrl）＋C メモリーのコピー

Command（Ctrl）＋V メモリーの貼り付け

Delete *1

delete *2

fn ＋ delete *2

メモリーの削除

Return（Enter）メモリーの読み込み

Command（Ctrl）＋Z Undo（取り消し）

Command（Ctrl）＋Shift ＋Z Redo（やり直し）

Esc ウィンドウを閉じる

*1Windows ／*2Mac

MIDI Learn 機能

音色パラメーターに MIDI コントロール・チェンジを対応付けて操作できます。

設定方法

1.音色パラメーター操作子（スライダー）を右クリックします。

2.

「Learn MIDI CC」を選びます。

3.外部 MIDI デバイスを操作してコントロール・チェンジ・メッセージを plug-in に

送ります。

解除方法

1.音色パラメーター操作子（スライダー）を右クリックします。

2.

「Forget MIDI CC」を選びます。

ご注意 !

ひとつの操作子に重複の MIDI コントロール・チェンジを設定することはできません。最

新の設定のみが有効になります。

1111

設定

オプション

1.

［OPTION］ボタンをクリックします。

2.項目を選びます。

選ばれている項目には、が表示されます。

項目説明

Flip Scroll Direction

（Mac のみ）

マウスのスクロール・ホイールで値を変更するときの、回転方向を反転します。

Authentication... D-50SoftwareSynthesizer のユーザ認証をします。

Roland D-50 取扱説明書

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