2. Marantec
  3. Comfort 220.2
Comfort 220.2

Marantec Comfort 220.2, Comfort 220, Comfort 250, Comfort 250.2, Comfort 250.2 speed, Comfort 252, Comfort 252.2 取扱説明書

  • こんにちは！Marantec Comfortシリーズ（220.2、250.2、252.2、250.2 speed）ガレージドア電動開閉システムの設置・取扱説明書の内容を理解しています。安全な設置方法からリモコン操作、メンテナンス、トラブルシューティングまで、この製品に関するあらゆるご質問にお答えできます。お気軽にご質問ください！
  • リモコンのコーディング方法は？
    高速プログラミングとは？
    光電管センサーの接続方法は？
    緊急時にドアを開けるには？
    定期的なメンテナンスは必要ですか？
コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed
ガレージドア電動開閉システム
設置・取扱説明書
J
1. シンボルの説明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .2
2. 目次 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .2
3. 一般的な安全注意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .3
4. 製品の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .4
4.1 コンフォート 220.2, 250.2, 252.2,
250.2 speedの標準装備 . . . . . . . . . . .4
4.2 ドアの種類 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6
5. 施工の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .6
6. 施工 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7
6.1 モーターユニットと駆動レールの施工 . .7
6.2 ドア部分の施工 . . . . . . . . . . . . . . . . .8
6.3 天井の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . .9
6.4 照明、信号ランプの接続（オプション） . .9
6.5 ロック解除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .10
6.6 制御装置の接続 . . . . . . . . . . . . . . .11
7. リモコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13
7.1 操作と付属品 . . . . . . . . . . . . . . . . .13
7.2 リモコンのコーディング . . . . . . . . . . .13
8. 始動 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .14
8.1 電動開閉システムの接続 . . . . . . . . . .14
8.3 表示機能の概要 . . . . . . . . . . . . . . .15
8.2 制御装置の概要 . . . . . . . . . . . . . . .15
8.4 高速プログラミング . . . . . . . . . . . . . .16
8.5 機能検査 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18
9. 拡張された駆動機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20
9.1 拡張されたプログラミングの操作手順図
（レベル2、メニュー 2に対する例） . . . .20
9.2 プログラム可能な機能の全体概要 . . . .21
9.3 レベルの機能概要 . . . . . . . . . . . . . .23
10. メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .33
10.1 故障メッセージ表示のない故障 . . . . .33
10.2 故障メッセージ表示がある故障 . . . . . .34
11. 付録 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .36
11.1 コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2
speedの技術データ . . . . . . . . . . . . .36
11.2 据付説明書 . . . . . . . . . . . . . . . . . .37
11.3 EC安全基準一致宣言 . . . . . . . . . . .37
注意！
怪我の危険！
ここでは、怪我を防止するための、重要な
安全注意事項が続きます。
絶対に守ってください。
注意！
資材損傷の危険！
ここでは、資材損傷を防止するための、
重要な安全注意事項が続きます。
絶対に守ってください。
指摘 / 助言
チェック
参照
i
指摘
型式表示プレート
型式： ______________________________________________________________________________
品番： ______________________
________________________________________________________
製品番号： ____________________________________________
____________________________
2. 目次
2 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
1. シンボルの説明
3. 一般的な安全注意事項
必ずお読みください。
ターゲットグループ
この開閉装置の接続と始動は、資格があり、教育を受けた専門作業者し
か行ってはなりません。
この説明の意味における、資格があり、教育を受けた専門作業者とは、
- 一般的な、また特殊な安全規則と事故防止規則の知識があり、
- 関連する電気技術規則の知識があり、
- 適切な安全装備の使用と手入れについての教育を受け、
- 電気専門工により十分な教育を受け、また監督され、
- 電気が原因で起きうる危険を認識することができ、
- EN 12635 （設置と使用に対する要求）
を適用する際の知識がある人です。
保証
機能と安全に関する保証のために、この取扱説明書の中の注意事項を
守ってください。警告の指摘が無視された場合、怪我や資材損傷が起き
る恐れがあります。
注意事項を守らないために起きる損傷に対しては、メーカーは責任を負
いません。
電池、ヒューズ、白熱電球は、保証の対象外です。
設置のエラーやドアとドア開閉装置の損傷を回避するために、必ず、こ
の説明書の施工注意を守ってください。製品は、それに属する設置・取
扱説明書を読み、理解するまでは、運転してはなりません。
設置・取扱説明書は、ドア設備の経営者に渡し、保管してもらってくださ
い。説明書は、操作、検査、整備のための重要な注意事項を含んでいま
す。
この製品は、メーカーの宣言と安全基準一致宣言の中であげられた指
令や規格に基づき製造されます。製品は、安全技術 上、全く問題 のな
い状態で出荷されました。
電動の窓、ドア、門扉は、最初の始動の前に、また必要に応じ、しかし最
低毎年１度、専門家に検査してもらう必要があります
（文書による証明書が必要です）。
使用目的に適った使用
この電動開閉システムは、ガレージドアの開閉のためにのみ使用するよ
うに決められています。
運転は、乾燥した空間でしか行ってはなりません。
最大牽引力と押し力を守ってください。
ドアの必要条件
ドアは、
- （バネの調整により）セルフホールディングの位置で止まらなけれ
ばなりません。
- 動きが軽くなければなりません。
この取扱説明書の中の注意事項以外に、一般に有効な安全規則と事
故防止規則を守ってください。当社の販売・納品条件が適用されます。
電動開閉システムの設置に対する注意事項
• ドアの作動状態が良好であることを確認してください。
• ドアがどの位置でも止まることができることを確認してください。
• ドアがたやすく、開と閉の方向に動かせることを確認してください。
• ドアが正しく開き、あるいは閉まることができることを確認してください。
• 不必要な部品（例えば、ロープ、チェーン、ブラケットなど）は 全部、
ドアの前から取り除いてください。
• 開閉装置の設置後に必要でない全ての設備は、作動しない状態 にし
てください。
• 配線工事を開始する前に、駆動の電源は必ず切ってください。
配線工事中は、必ず電源は切られたままであることを確認してください。
• その地域特有の保護規定を守ってください。
• 電源配線と制御装置の配線は、必ず離してください。
制御装置の電圧は、 24 V DCです。
• 開閉装置は、ドアを閉めた状態でのみ、取り付けてください。
• すべてのインパルス送信機や制御装置（例えば、ワイヤレスコードスイ
ッチ）は、ドアから見える位置に、しかし、ドアの可動部品から十分離し
て、取り付けてください。取り付けの高さは、最低でも1,5mとってくださ
い。
• 指挟みに対する警告サインボードは、良く見えるところに、常に、取り
付けておいてください。
• 設置作業終了後、ドアの部品が公の歩道や車道にはみ出していない
ように、確認してください。
電動開閉システムの始動に対する注意事項
ドア設備の経営者、あるいはその代理人には、設備の始動後、操作方
法を十分に教えてください。
• 子供がドア制御装置で遊ぶことができないように、確保してください。
• ドアを動かす前に、人やものがドアの危険範囲にないように確 認してく
ださい。
• すべての緊急コマンド装置は、始動の前にテストしてください。
• 運転中のドアや動かした部品に、決して手を出さないでください。
• ドア設備に詰めたり、挟んだりするところがあるかもしれな いので、注意
してください。
EN 13241-1の規則を守ってください。
電動開閉システムの整備に対する注意事項
故障のない機能を保証するために、次の点を定期的にチェックし、場合
により、整備してください。ドア設備での作業の前に、開閉装置の電源は
必ず切ってください。
• ドアが障害物に触れた時に、ドアが逆方向に動くかどうか、毎月チェッ
クしてください。 そのために、動く方向に合わせ、高さ/幅50mmの障害
物をドアが動く場所に置いてください。
• 「開」と「閉」方向の負荷感知自動遮断装置の調節をチェックしてくださ
い。
• ドアシステムと開閉システムのすべての可動部品をチェックしてくださ
い。
• ドア設備に、摩耗や損傷がないかどうか、チェックしてください。
• ドアが軽く手で動かすことができるかどうか、チェックしてください。
電動開閉システムの掃除に対する注意事項
次のものは、掃除のために決して使用しないでください：直接の噴射水、
高圧洗浄装置、酸、アルカリ。
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 3
4 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
4.1 コンフォート 220.2, 250.2, 252.2,
250.2 speedの標準装備
4. 製品の概要
1 コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2speedの
モーターユニット
2 サスペンション プレート
3 ドア・リンク
4 レールクリップ（2個）
5 サスペンションクランプ（2個）
6 ドアコネクター
7 ドア・リンクブラケット（2個）
8 リンテル ジョイニング プレート (レールタイプ2)
8 レールの固定部品
11 ネジ 6 x 14 (4本)
12 六角ネジ M6 x 20 （2本）
13 セルフタッピングネジ 6,3 x 16 （4本）
14 SL安全つきボルトA8
標準装備
9アダプタースリーブ
10 ネジ 4,0 x 10
4.1 / 1
1
2
3
4
7
6
4.1 / 2
5
4.1 / 3
8
4.1 / 4
!¯9
4.1 / 5
!1
!”
!#
!£
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 5
4. 製品の概要
15 ミニリモコン
16 マイクロ・リモコン
（コンフォート250.2、コンフォート 252.2、
コンフォート250.2 スピードの場合のみ –
国別仕様の相違がある可能性があります）
17 伝送プラグ
18 サンバイザー クリップ・カバー
19 ペンダント
20 モジュールアンテナ
21 サンバイザー クリップ
25 駆動レール
26 レールタイプ 1のリンテル ジョイニング プレート
27 ネジ B4 4,2 x 13 (2x)
28 短い安全スリーブ
29 ボルト 8 x 12,5
30 セルフ ロッキング ナットM6
22 警告サインボード・リリース
23 警告ステッカー
24 ステッカー・クイックプログラミング
標準装備のほかに、次の付属部品が施工のために必要
です：
- 駆動レール
駆動レール
モーターユニットは、異なった駆動レールと組み合わせる
ことができます。
レールタイプ1
31 駆動レール
レールタイプ 2
4.1 / 6
„1
!5
!6
!7
!8
!9
„¯
4.1 / 7
„” „#
„£
4.1 / 9
§1
4.1 / 8
„·
§¯
„˜
„
7
„5
„6
4. 製品の概要
6 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
注意！
正しい施工を保証するために、作業を開
始する前に、次のチェックを必ず行ってく
ださい。
標準装備
• 標準装備が全部そろっているかどうかを調べてください。
• あなたの設置状況のために必要な付属品があるかどう
かを調べてください。
ガレージ
• あなたのガレージが適切な電源と電源分離装置を有し
ているかどうか、調べてください。
ドア
5. 施工の準備
注意！
第二の入り口のないガレージの場合：故
障が起きたときに、ガレージに入れるよう
に、ガレージドアは、緊急ロック解除が装
備されていなければなりません。
ロック解除セットを使うとき：
• ドアロックが正しく機能するかどうか、チェックしてくださ
い。ドアロックは、決して、作動しない状態にしてはなりま
せん。
ロック解除セットを使わないとき：
• ドアロックを外すか、あるいは作動しない状態にして
ください。
• 電動開閉しようとするドアが、次の条件を満たしている
かどうか、調べてください：
- ドアは、軽く手で動かすことができなければなりません。
- ドアは、どの位置でも止まることができなければなり
ません。
参照：
付属品を使用し、施工する際、それぞれ
添付されている取扱説明書を守ってくだ
さい。
i
4.2 ドアの種類
4.2 / 1
標準装備とそれに応じた駆動レールは、次のドアの種類
に適しています。
スイングアップするオーバーハングドア
（スイングアップ式 １パネル扉）
4.2 / 2
3 m以下の幅のセクショナルドア
スイングアップしないオーバーハングドア
4.2 / 3
次のドアの種類のためには、特殊付属品が必要です。
4.2 / 4
3 mより大きい幅のセクショナルドア
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 7
ドア・リンク を取り付ける。
キャリッジのロックを解除する。
6.1 モーターユニットと駆動レールの施工
6. 施工
注意！
駆動レールは、慎重にモーターユニット
に取り付けてください。
無理やり力を入れないでください。かみ
合わせが損傷する危険があります。
6.1 / 1
2
2
1
レールタイプ1の施工
6.1 / 3
1. アダプタースリーブをギアシャフトにかぶせる。
2. レールをモーターのハウジングに取り付ける。
1
1. リリースピンをはめ込む。
2. ドア・リンクを取り付ける。
6.1 / 5
21
レールタイプ2の施工
6.1 / 6
2
1
6.1 / 2
6.1 / 4
1. 安全スリーブ をはめ込む。
2. リンテル ジョイニング プレートを取り付ける。
1. 安全スリーブ をはめ込む。
2. リンテル ジョイニング プレートを取り付ける。
8 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
スイングアップ式ドアでの施工
10 - 50 mm
セクショナルドアでの施工
10 - 50 mm
注意！
駆動システムは、固定するまで、落下しな
いように保護してください。
注意！
問題のないドアの走行を保証するために、
- 駆動レールのためのリンテルジョイニ
ングプレートを、ドアコネクターの上の
真中に取り付けてください。
- ドアリーフの上端が、ドアが開く過程
で一番高い所で測ったときに、水平駆
動レールの下端から10 mm ～ 50 mm
下になければなりません。
6.2 / 1
6.2 / 2
6.2 ドア部分の施工
1. アダプタースリーブをギアシャフトにかぶせる。
2. レールをモーターのハウジングに取り付ける。
キャリッジのロックを解除する。
注意！
駆動レールは、慎重にモーターユニット
に取り付けてください。
無理やり力を入れないでください。かみ
合わせが損傷する危険があります。
6.1 / 7
6.1 / 8
2
1
6. 施工
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 9
サスペンションクランプを取付位置に取り付
ける。
15°- 30°
6.3 / 2
1
3
2
3
2
1
取付位置1と2を決める。
6.3 / 1
6. 施工
サスペンションプレートを折り曲げ、天井に取り
付ける。
6.3 / 3
1. 省エネルギー・ランプをセットする。
2. ランプシェードのネジを締め付ける。
6.4 / 1
6.4 照明、信号ランプの接続（オプション）
1
2
信号ランプの接続（オプション）
信号ランプを接続する。
参照：
信号ランプのプログラミングは、レベル1、
メニュー 7とレベル3、メニュー7の中で記
述されています。
i
注意！
ケーブルの絶縁膜を損傷しないために、
ケーブルは、モーターユニットの中の発
光部分に触れないように配線してくだ
さい。
6.3 天井の取り付け
6.4 / 2
信号ランプの接続は、信号ランプリレーがついている場合
のみ可能です （これは、標準装備に含まれていません）。
6. 施工
10 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
6.5 ロック解除
• 建築的な対策により、ドアが開く方向の動作範囲を制
限してください。
• 牽引ロープは、最低、1,8メートルの高さにあることを調
べてください。
• 「ロック解除の注意」プレートは、牽引ロープに取り付け
てください。
注意！
ロック解除を作動させる際に、ドアが制
御できない動きをする場合があります：
- ドアのスプリングが弱いか、折れている
場合。
- ドアのバランスが取れてない場合。
手でドアを開ける際に、キャリッジがモー
ターユニットと衝突する危険があります。
ロック解除されているときは、ドアはゆっく
りしたスピードでしか動かしてはなりませ
ん。
1. ドアとモーターユニットを分離する。
2. ドアとモーターユニットを再び接続する。
6.5 / 1
2
1
レールタイプ1
1. ドアとモーターユニットを分離する。
2. ドアとモーターユニットを再び接続する。
6.5 / 2
2
1
レールタイプ2
1
2
1
2
6. 施工
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 11
6.6 制御装置の接続
注意！
制御装置の損傷を防ぐために：
- その地域特有の保護規定を守って
ください。
- 電源配線と制御装置の配線は、必ず
離してください。制御装置の電圧は、
24 V DCです。
- 接続部XP020、XB10、あるいは XB01
に外部からの電圧がかかると、電子制
御装置全体が破壊される危険がありま
す。
- 端子1と2 (XB01) には、電位のない接
点しか接続ないでください。
- ショート用プラグは、システムソケット
XP020に差し込まないでください。
注意！
感電の危険：
配線工事を開始する前に、配線に電圧
がかかっていないようにしてください。
配線工事の間、配線に電圧がかかってい
ないままに保たれるように確保してくださ
い（例えば、再度スイッチを入れることを
防止してください）。
参照：
外部の操作エレメントや安全装置、また
信号装置の組み立てのために、それに応
じた取扱説明書を守ってください。
i
指摘：
操作エレメントをシステムソケットにより接
続部に接続する前に、それに対応するシ
ョート用プラグを取り外してください。
3127071
XB10
XB01
XP020
6.6 / 1
記号 種類 / 機能
i
XB01
システム配線と2ワイヤーシステム
光電管センサーを使わない、外部
エレメントの接続
6.6 / 2,
9.3 /
レベル 5
/
メニュー
1
XB10
システム配線による外部エレメント
の接続
-
XP020
システム光電管センサーの接続、
あるいはモジュールアンテナのた
めのアダプター配線の接続
9.3 /
レベル 8
XB70 モジュールアンテナの接続 8.1
XB70
制御装置の接続
6. 施工
XB01の接続
指摘：
標準機能またはドアフレーム機能をもつ
光電管センサーを使用するとき、センサ
ーは、運転開始前に、電圧がかかってい
ない状態で取り付けなければなりません。
電源電圧のスイッチを入れた後、光電管
センサーは、光電管センサーの光通過路
が5秒間、中断されずに、妨害されていな
いときのみ、制御装置により検知されます
。さもないと、光電管センサーは後からプ
ログラムしなおす必要があります。
記号 種類 / 機能
1 GND (0 V)
2 インパルス
3 24 V DC (最大 50 mA)
70 GND
70 + 71 2ワイヤーシステム光電管センサー
RX 2ワイヤーシステム光電管センサーの受信機
Sb1 外部インパルススイッチ （もし、ある場合）
TX 2ワイヤーシステム光電管センサーの送信機
6.6 / 2
M08E004
12 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
参照:
光電管センサーのプログラミングについ
ては 8.4 で説明されています。
i
リモコンを接続する。
7.2 リモコンのコーディング
7.2.1 コーディングの伝送
• マスター送信機を作動させ、ボタンを押したままにしてく
ださい。
送信機のLEDランプが点灯します。
• マスター送信機のボタンを押したままで、新しくコーデ
ィングするリモコンの希望するボタンを押してください。
LEDランプが点滅します。
1 ～ 2 秒後に、新しくコーディングした送信機のLED
ランプが点灯し続けます。
コーディングは終了しました。
• 伝送プラグを取り除いてください。
7.2.1 / 1
マスター・リモコンを作動させる。
コーディングを伝送する。
7.2.1 / 2
7.2.1 / 3
1
7.1 操作と付属品
注意！
- リモコンは、子供に触らせないでくだ
さい。
- リモコンは、ドアの動作範囲に人や物
がないことを確認してから、初めて作動
させてください。
A 操作ボタン 大
B 操作ボタン 小
C電池–送信チェックランプ
D伝送プラグソケット
E リモコンの裏側
F 電池 3V CR 2032
概要
付属品：サンバイザー クリップ
7.1 / 1
A
D
C
B
D
E
F
7.1 / 3
電池の交換
7.1 / 2
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 13
7. リモコン
7. リモコン
14 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
モジュールアンテナ を差し込む。
8.1 / 1
8.1 電動開閉システムの接続
電源を接続する。
8.1 / 2
• 伝送プラグをリモコンに差し込んでください。
• 伝送プラグの両方の外側のピンの内の１本を、 真中の
ピンと短く接続してください （例えば、ドライバーにより）。
• リモコンの希望するボタンを押してください。
組み込まれた偶然コーディングにより、新しいコーディン
グが算出されます。
ＬＥＤランプが速く点滅します。
ＬＥＤランプが常時、点灯したら、リモコンは新しいコーデ
ィングを学びました。
ボタンから手を離し、伝送プラグを取り外すことができます。
指摘：
- リモコンを新たにコーディングした後、
駆動システムも新しいコーディングにプ
ログラムしなおす必要があります。
- マルチチャンネル リモコンの場合、
コーディング手順を各ボタンごとに、
個別に行う必要があります。
コーディングを変更する。
7.2.2 / 1
7.2.2 コーディングの変更
8. 始動
8. 始動
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 15
P
1
2
3
4
5
6
7
8
1
2
A
B
D
C
操作エレメント
記号 種類 / 機能
i
A 円形の表示 8.3
B
「開」のボタン (+)
（例えば、ゲートを「開」の位置
に動かす、あるいはプログラミン
グのパラメーターの値を上げる）
-
C
「閉」のボタン (-)
（例えば、ゲートを「閉」の位置
に動かす、あるいはプログラミン
グのパラメーターの値を下げる）
-
D
ストップボタン (P)
（例えば、プログラミング・モード
に入る、あるいはパラメーターを
保存する）
-
制御の概要。
8.2 / 1
運転モードにおけるLEDランプ表示
光電管センサー、またはSKSが中断された
ゲートが「開」方向に動く
ゲートが「開」のゲート位置にある
ゲートは中間位置にある
ゲートが「閉」方向に動く
ゲートが「閉」のゲート位置にある
リファレンス点のスイッチが入る
外部操作エレメントを連続操作
リモコンが操作される
運転準備完了
記号の説明：
LED ランプが消灯している
LED ランプが点灯している
LED ランプがゆっくり点滅している
LED ランプがリズミカルに点滅している
LED ランプが速く点滅している
工場出荷時の設定
設定できません。
–
8.2 制御装置の概要
8.3 表示機能の概要
16 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
8. 始動
8.4 高速プログラミング
プログラミングは、プラス (+) ボタンとマイナス (-)
ボタン、Pボタンを使って行います。
プログラミングモードで、120秒以内にこれらのボタンのど
れも操作されないとき、制御装置は運転状態に戻ります。
それに応じたメッセージが表示されます。
参照：
メッセージの説明は、10項に記述されて
います。
i
前提条件
高速プログラミングの前に、次の前提条件が満たされてい
なければなりません：
- ドアが「閉」のドア位置にある。
- キャリッジが、取り付けられている。
指摘：
- この電動開閉システムをきちんと始動
するために、高速プログラミングを実行
してください。
これは、最初の始動のために、またリセ
ット後にも行ってください。
- ゲート枠内に接続された光電管センサ
ーは高速プログラミング中、自動的に学
習されます。その他のプログラミング作
業は不要です。
- 光電管センサーがゲート枠位置をいっ
たん学習すると、制御装置をリセットし
なければこの学習内容は消去されませ
ん。
- ゲート枠位置を変更した場合には、リセ
ット後、高速プログラミングを実施する
必要があります。
指摘：
「開」と「閉」のドア位置をプログラミングす
る間、リファレンス点を通過しなければな
りません。
• 次の操作手順により、高速プログラミングを実行
してください。
記号の説明：
LED ランプが消灯している
LED ランプが点灯している
LED ランプがゆっくり点滅している
LED ランプがリズミカルに点滅している
LED ランプが速く点滅している
工場出荷時の設定
設定できません。
–
注意!
正常な機能を保証するため、高速プログ
ラミング中は接続中にある光電管センサ
ーの光ビームを障害物等で遮断しないで
ください。
ゲート枠内に光電管センサーを設置して
いる場合の扉は例外です。
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 17
運転モード
1.
P
1x >2s <10s
高速プログラミングを開始
する /
「開」のドア位置をプログラミン
グする
2.
ドアを「開」の位置に動かす
3.
「開」のドア位置を + と –
により修正する
4.
P
1x <1s
「開」のドア位置を保存する /
「閉」のドア位置をプログラミン
グする
5.
ドアを「閉」の位置に動かす
6.
「閉」のドア位置を + と –
により修正する
7.
P
1x <1s
「閉」のドア位置を保存する /
遠隔制御をプログラミングする
8.
リモコンを操作する
9.
リモコンから手を離す
10.
P
1x <1s
遠隔制御を保存する /
高速プログラミングを終了する
8. 始動
18 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
8. 始動
注意！
人の怪我や、物の損傷を防ぐために、
「閉」と「開」方向の負荷感知自動遮断
機能は正しく調整しなければなりません。
電動開閉システムは、ドア位置の調節後、最初の2回の走
行の間に、最大必要な駆動力を学習します。
• 電動開閉システムを（ドアが取り付けられた状態で）、
途中で中断せずに、完全に、「閉」のドア位置から「開」
のドア位置まで開き、また逆の方向に、閉じてください。
電動開閉システムは、この学習動作の間に、ドアを動かす
ために必要な最大の押し力と牽引力を算出します。
1.
(+) ボタンを押した後：
ドアは開き、保存した「開」のドア位置まで
移動しなければなりません。
2.
(-) ボタンを押した後：
ドアは閉じ、保存した「閉」のドア位置まで
移動しなければなりません。
3.
リモコンのボタンを押した後：
電動開閉システムは、ドアを「開」もしくは
「閉」方向に動かさなければなりません。
4.
電動開閉システムが動いている間に、リモ
コンのボタンを押した後：
電動開閉システムは停止しなければなりま
せん。
5.
もう一度押すと、電動開閉システムは逆の
方向に動きます。
8.5.2 負荷感知自動遮断機能のコントロール
チェック：
高速プログラミング後、そして、プログラミ
ングモードの中の変更後、次の学習動作
と作動テストを実行しなければなりません。
「開」方向の負荷感知自動遮断機能
ドア扉に開口部をもつドアのための電動開閉システム（開
口部の直径> 50 mm）：
• ドア走行中にドアの下辺の真中に、質量20 kgの負荷を
かけてください。
ドアは、即座に停止しなければなりません。
「閉」方向の負荷感知自動遮断機能
• 床に高さ 50 mm の障害物を置いてください。
• ドアを障害物に向かって運転してください。
電動開閉システムは、障害物に衝突するとき、停止し、逆
方向に動かなければなりません。
8.5 機能検査
8.5.1 駆動力の学習動作
指摘：
もし電源電圧が中断しても、パラメーター
の設定は保存されたままで維持されます。
リセットするときだけ、「開」と「閉」方向の
駆動力が、工場出荷時の設定に戻されま
す。
作動テスト：
8. 始動
設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987) 19
ドア枠内の光電管センサー
•全ての光電管センサーを個々に作動させてください。
指摘:
- ゲート枠内に接続された光電管セン
サーの機能は設置位置の上部に表示
される必要があります。設置位置の下
部では制御装置機能が非表示となりま
す。
- 複数の光電管センサーが接続され、
ゲート枠内にも光電管センサーが接続
されている場合、全ての光電管センサ
ーが同じ機能で反応します。
光電管センサー
•全ての光電管センサーを個々に作動させてください。
•ゲート位置「閉」の直前で、接続中にある全ての光電管
センサーの機能検査を行ってください。
8.5.3 光電管センサーのコントロール
20 設置・取扱説明書, コンフォート, コンフォート 220.2, 250.2, 252.2, 250.2 speed J (#83987)
9.1 拡張されたプログラミングの操作手順図
（レベル2、メニュー 2に対する例）
9. 拡張された駆動機能
プログラミングを
終了する
パラメーターメニューレベル
レベル 3
レベル 4
メニュー 3
値を上げる
メニュー 2
メニュー 1
メニュー Exit
（レベル 2）
レベル 2
レベル 1
レベルExit
レベル 8
> 10 秒
メニュー 8
値を下げる
パラメーター
運転モード
> 5 秒
> 5 秒
> 5 秒
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