FormNo.3425-510RevA
ProCore
®
SR54,SR54-S,SR70,
SR70-S,SR72エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
09931—シ シ
シ
リ リ
リ
ア ア
ア
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
318000119以 以
以
上 上
上
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
09932—シ シ
シ
リ リ
リ
ア ア
ア
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
318000113以 以
以
上 上
上
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
09933—シ シ
シ
リ リ
リ
ア ア
ア
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
318000113以 以
以
上 上
上
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
09934—シ シ
シ
リ リ
リ
ア ア
ア
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
318000113以 以
以
上 上
上
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
09935—シ シ
シ
リ リ
リ
ア ア
ア
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
318000143以 以
以
上 上
上
製品の登録はwww.Toro.com.
この文書は翻訳です。(JA)
*3425-510*A
この製品は、所定のセットアップをすべて実行すること
により、欧州規制適合製品となります詳細について
は、DOCシート規格適合証明書をご覧ください。
警 警
警
告 告
告
カ カ
カ
リ リ
リ
フ フ
フ
ォ ォ
ォ
ル ル
ル
ニ ニ
ニ
ア ア
ア
州 州
州
第 第
第
65号 号
号
決 決
決
議 議
議
に に
に
よ よ
よ
る る
る
警 警
警
告 告
告
米 米
米
国 国
国
カ カ
カ
リ リ
リ
フ フ
フ
ォ ォ
ォ
ル ル
ル
ニ ニ
ニ
ア ア
ア
州 州
州
で で
で
は は
は
、 、
、
こ こ
こ
の の
の
製 製
製
品 品
品
を を
を
使 使
使
用 用
用
し し
し
た た
た
場 場
場
合 合
合
、 、
、
ガ ガ
ガ
ン ン
ン
や や
や
先 先
先
天 天
天
性 性
性
異 異
異
常 常
常
な な
な
ど ど
ど
を を
を
誘 誘
誘
発 発
発
す す
す
る る
る
物 物
物
質 質
質
に に
に
触 触
触
れ れ
れ
る る
る
可 可
可
能 能
能
性 性
性
が が
が
あ あ
あ
る る
る
と と
と
さ さ
さ
れ れ
れ
て て
て
お お
お
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
は は
は
じ じ
じ
め め
め
に に
に
この機械は専門業務に従事するプロのオペレータが運
転操作することを前提として製造されています。この機
械は、集約的で高度な管理を受けているゴルフ場や
スポーツフィールドの芝生、あるいは商用目的で使用
される、面積の大きな芝生に対する作業を行うことを
主たる目的として製造されております。この機械は本
来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲
の人間に危険な場合があります。
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十
分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた適切な方法
でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用す
るのはお客様の責任です。
製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する
情報、代理店についての情報の入手、お買い上げ
製品の登録などをネットで行っていただくことができ
ますwww.Toro.com
整備について、また純正部品についてなど、分から
ないことはお気軽に弊社代理店またはカスタマーサー
ビスにおたずねください。お問い合わせの際には、必
ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知らせくださ
い。図1にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘
板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ
モしておきましょう。
重 重
重
要 要
要
シ シ
シ
リ リ
リ
ア ア
ア
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
プ プ
プ
レ レ
レ
ー ー
ー
ト ト
ト
に に
に
QRコ コ
コ
ー ー
ー
ド ド
ド
が が
が
つ つ
つ
い い
い
て て
て
い い
い
る る
る
場 場
場
合 合
合
は は
は
、 、
、
ス ス
ス
マ マ
マ
ー ー
ー
ト ト
ト
フ フ
フ
ォ ォ
ォ
ン ン
ン
や や
や
タ タ
タ
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
で で
で
ス ス
ス
キ キ
キ
ャ ャ
ャ
ン ン
ン
す す
す
る る
る
と と
と
、 、
、
製 製
製
品 品
品
保 保
保
証 証
証
、 、
、
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
そ そ
そ
の の
の
他 他
他
の の
の
製 製
製
品 品
品
情 情
情
報 報
報
に に
に
ア ア
ア
ク ク
ク
セ セ
セ
ス ス
ス
で で
で
き き
き
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
g235770
図 図
図
1
1.モデル番号とシリアル番号の表示場所
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
シ シ
シ
リ リ
リ
ア ア
ア
ル ル
ル
番 番
番
号 号
号
この説明書では、危険についての注意を促すための
警告記号図2を使用しております。これらは死亡事故
を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか
ら、必ずお守りください。
g000502
図 図
図
2
1.危険警告記号
この他に2つの言葉で注意を促しています。重 重
重
要 要
要
「重
要」は製品の構造などについての注意点を、注 注
注
はその
他の注意点を表しています。
©2018—TheToro®Company
8111LyndaleAvenueSouth
Bloomington,MN55420
2
連 連
連
絡 絡
絡
先 先
先
www.Toro.com.
PrintedintheUSA
禁 禁
禁
無 無
無
断 断
断
転 転
転
載 載
載
目 目
目
次 次
次
安全について.............................................................4
安全上の全般的な注意...................................4
安全ラベルと指示ラベル......................................4
組み立て...................................................................7
1クレートからエアレータを取り出す....................8
2下リンクアームを接続する..............................8
3油圧上リンクを接続する....................................9
4深さゲージを取り付ける................................11
5トラクションユニットの上リンクを接続す
る............................................................11
6油圧上リンクの設定を確認する......................12
7PTOの角度を点検する................................13
8PTOシャフトの寸法合わせを行な
う.............................................................13
9PTOシールドを取り付ける............................15
10PTOシャフトを接続する..............................15
11スウェイリンクを調整する.............................17
12エアレータの左右の水平を調整す
る............................................................17
13タインを取り付ける.....................................18
14タインの深さを設定する................................18
15後ガードを取り付ける.................................18
16保管用スタンドを外す.................................19
17ラッチロックを取り付ける.............................20
18CE用のデカルと製造年デカルを貼り付け
る............................................................20
製品の概要.............................................................22
仕様.................................................................22
アタッチメントとアクセサリ................................22
運転の前に..........................................................23
運転前の安全確認........................................23
アウトクロストラクションユニットのコントロー
ル装置.....................................................23
トラクションユニットのコントロール装
置............................................................23
運転操作の概要...........................................23
トラクションユニットのPTO速度........................23
トレーニング期間...........................................24
エアレーションを始める前に.............................24
運転中に..............................................................24
運転中の安全確認........................................24
斜面での安全確保.........................................25
エアレーションの手順.....................................25
深耕............................................................25
固い土壌.....................................................26
長いタイン/大きいタイン..................................26
マルチロー複数列アダプタヘッド.......................26
ルートゾーンの持ち上がり...............................26
タインの角度の調整モデルSR54,SR54-S,
SR70,SR70-S..........................................26
タインの角度の調整モデルSR72......................27
タインの深さの調整モデルSR54-Sと
SR70-S....................................................27
タインの深さの調整SR54,SR70,
SR72.......................................................27
ヘッドリターンスプリングの調整.........................28
移動のための運転.........................................29
ヒント................................................................29
運転終了後に......................................................29
運転終了後の安全確認..................................29
作業後の洗浄と点検......................................29
保守........................................................................31
推奨される定期整備作業......................................31
保守作業時の安全確保..................................31
マシンを持ち上げる........................................31
PTOシャフトとローラベアリングのグリスアッ
プ............................................................32
ギアボックスのオイルの仕様............................32
ギアボックスの潤滑油の点検...........................32
ギアボックスオイルの交換...............................32
駆動チェーンの点検/調整................................33
駆動チェーンの調整.......................................33
駆動チェーンの潤滑.......................................33
PTOクラッチの調整.......................................34
トルク規定値................................................34
スプリングの点検..........................................34
穴あけ間隔の調整.........................................34
トラクションユニットからの切り離し.....................35
故障探究.....................................................36
保管........................................................................37
格納保管時の安全........................................37
マシンの保管................................................37
3
安 安
安
全 全
全
に に
に
つ つ
つ
い い
い
て て
て
安 安
安
全 全
全
上 上
上
の の
の
全 全
全
般 般
般
的 的
的
な な
な
注 注
注
意 意
意
この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大
な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し
てください。
•本機をご使用になる前に必ずこの
マ ニ ュ ア ル
と、ト
ラクションユニットのマニュアルの両方をお読みにな
り内容をよく理解してくださいこの製品を使用する人
すべてがこの製品とトラクションユニットについて良く
知り、警告の内容を理解するようにしてください。
•機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな
いでください。
•ガードなどの安全保護機器が正しく取り付けられて
いない時は、運転しないでください。
•周囲の人や動物を機械から十分に遠ざけてくださ
い。
•作業場所に子供を近づけないでください。子供に運
転させないでください。
•マシンを停止させ、エンジンを止め、駐車ブレーキ
を掛け、キーを抜き取り、各部が完全に停止した
のを確認してから運転位置を離れる。
間違った使い方や整備不良は負傷などの人身事故に
つながります。事故を防止するため、以下に示す安全
上の注意や安全注意標識
のついている遵守事項は
必ずお守りください「注意」、「警告」、および「危
険」の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示し
ています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大
な人身事故が発生する恐れがあります。
このマニュアルの他の場所に書かれている注意事項も
必ずお守りください。
安 安
安
全 全
全
ラ ラ
ラ
ベ ベ
ベ
ル ル
ル
と と
と
指 指
指
示 示
示
ラ ラ
ラ
ベ ベ
ベ
ル ル
ル
以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし
た場合は新しいラベルを貼付してください。
decal117-7052
117–7052
1.
オ ペ レ ー タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
を読むことチェーン駆動部にオ
イルを塗らないこと。
decal100-3612
100–3612
1.巻き込まれる危険可動部に近づかないこと。すべてのガー
ド類を正しく取り付けて使用すること。
decal127-4235
127-4235
1.巻き込まれる危険シャフト可動部に近づかないこと。
2.
オ ペ レ ー タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
を読むことPTO速度と入力の方
向。
3.使用しないときはラッシュケーブルをクリップで固定すること。
牽引車両から切り離した状態の時は、シャフトをラッチケー
ブルで支える。
decal117-7051
117-7051
1.手足をつぶされる危険人を近づけないこと。
4
decal92-1581
92–1581
decal92-1582
92–1582
decal117-7050
117-7050
1.警告
オ ペ レ ー タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
を読むこと
2.警告整備作業前にはエンジンキーを抜き取り、マニュアルを読むこと。
3.警告講習を受けてから運転すること。
4.ベルトに巻き込まれる危険可動部に近づかないこと。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。
5.手足に大怪我をする危険周囲の人を十分に遠ざけること。
6.手足に大怪我をする危険―使用しない時はスタンドで確実に支えること。
7.車体から振り落とされる危険―人を乗せないこと。
decal120-0625
120-0625
1.手を挟まれる恐れあり手を近づけないこと。
5
decal121-6926
121-6926
1.タインの深さ深い
2.タインの深さ浅い
decal133-8061
133-8061
6
組 組
組
み み
み
立 立
立
て て
て
付 付
付
属 属
属
部 部
部
品 品
品
すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。
手 手
手
順 順
順
内 内
内
容 容
容
数 数
数
量 量
量
用 用
用
途 途
途
1
必要なパーツはありません。
–
クレートからエアレータを取り出します.
ヒッチピン
2
2
リンチピン
2
下リンクアームを接続するSR54と
SR54-Sでは出荷時にヒッチピンとリンチ
ピンを取り付け済み。
油圧上リンク
1
油圧ホース106cm
1
油圧ホース76cm
1
延長ブラケット
2
回転ブラケット
1
3
ホースのクイックカップラ
2
上油圧リンクを接続するモデルSR54,
SR70,SR72
深さゲージ
1
スライドブロック
1
ねじ#10x½")
2
ねじ¼x2½"
2
チューブクランプ
1
溶接プレート
1
4
深さ表示ステッカー
1
深さゲージを取り付けます。
スプリング付き上リンク
1
リンクピン
3
5
リンチピン
3
上リンクを接続しますモデルSR54-S,
SR70-S。
6
必要なパーツはありません。
–
上リンクの設定を確認します。
7
必要なパーツはありません。
–
PTOの角度を点検します。
8
PTOシャフト
1
PTOシャフトの寸法合わせを行ないま
す。
9
PTOシールド
1
PTOシールドを取り付けます。
ピンPTOシャフトの付属品
1
10
ナットPTOシャフトの付属品
1
PTOシャフトを接続します。
11
必要なパーツはありません。
–
スウェイリンクを調整します。
12
水準器別途入手
1
エアレータの左右の水平を調整します。
13
必要なタイン必要に応じて
–
タインを取り付けます。
14
必要なパーツはありません。
–
タインの深さを設定する。
7
手 手
手
順 順
順
内 内
内
容 容
容
数 数
数
量 量
量
用 用
用
途 途
途
後ガード
1
ねじ⅜x3¼"
4
平ワッシャ0.438x1"
12
ロックナット
4
15
エンドキャップ
2
後ガードを取り付ける.
16
必要なパーツはありません。
–
保管用スタンドを外す。
ロックプレート
2
タップボルト
2
17
リテーナリング
2
ラッチロックを取り付ける。
CE用デカル
1
18
製造年表示ステッカー
1
CE用のデカルと製造年デカルを貼り付
けます。
そ そ
そ
の の
の
他 他
他
の の
の
付 付
付
属 属
属
品 品
品
内 内
内
容 容
容
数 数
数
量 量
量
用 用
用
途 途
途
オペレーターズマニュアル
1
ご使用前にお読みください。
スプリングワイヤSR54とSR54-S)
6
交換用スプリングワイヤ
スプリングワイヤSR70とSR70-S)
8
交換用スプリングワイヤ
スプリングワイヤSR72)
4
交換用スプリングワイヤ
スプリングワイヤSR72)
2
交換用スプリングワイヤ
PTOのオペレーターズマニュアル
1
ご使用前にお読みください。
1
ク ク
ク
レ レ
レ
ー ー
ー
ト ト
ト
か か
か
ら ら
ら
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
を を
を
取 取
取
り り
り
出 出
出
す す
す
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
は は
は
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
手 手
手
順 順
順
1.クレートからエアレータを取り出します。
2.エアレータ格納スタンドを出荷用パレットに固定
しているボルトを外し、パレットからエアレータ
を取り出す。
3.エアレータから格納スタンドを外す。スタンドは格
納用に保管しておく。
注 注
注
SR54-SとSR70-Sには出荷用スタンドはつ
いておりません。
4.エアレータを床面に降ろすエアレータの前ローラ
を床面に接触させ、コアリングヘッドは角材で
支える。
2
下 下
下
リ リ
リ
ン ン
ン
ク ク
ク
ア ア
ア
ー ー
ー
ム ム
ム
を を
を
接 接
接
続 続
続
す す
す
る る
る
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
2
ヒッチピン
2
リンチピン
手 手
手
順 順
順
1.PTOが解除されていることを確認する。
2.エアレータの直前までトラクションユニットを後退
で寄せ、下リンクアームを取り付けブラケットに
整列させる。
注 注
注
エアレータのギアボックスのシャフトがトラク
ションユニットのPTOシャフトと整列する芯が合っ
た状態になることが必要です。シャフトが整列し
ない場合は、下リンクアームの左右位置を調整し
て合わせてください。
8
3.駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー
を抜き取る。エンジンと可動部すべての動きが停
止するのを確認して運転席から降りる。
注 注
注
地上高を最大にしておくために、エアレータの
ヒッチピンをブラケットに固定する時にはブラケッ
トの下穴に入れるようにしてください。高い方の
取り付け穴をいつ使用するかについては、10
PTOシャフトを接続する(ページ15)を参照して
ください。
SR54と と
と
SR54-Sエ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
の の
の
み み
み
注 注
注
SR54とSR54-Sではヒッチピンとリンチピンを
取り付けてあります。
4.下リンクアームをエアレータ取り付けピンに、リン
チピンで取り付ける図3。
g016127
図 図
図
3
1.エアレータ取り付けピン3.リンチピン
2.下リンク
SR70,SR70-S,SR72エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
の の
の
み み
み
5.下リンクアームをエアレータ取り付けブラケットに、
ヒッチピンとリンチピンを使って取り付ける図4。
g016183
図 図
図
4
1.ヒッチピン
3.下リンク
2.エアレータの取り付けブラ
ケット
4.リンチピン
3
油 油
油
圧 圧
圧
上 上
上
リ リ
リ
ン ン
ン
ク ク
ク
を を
を
接 接
接
続 続
続
す す
す
る る
る
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
SR54,SR70,SR72
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
油圧上リンク
1
油圧ホース106cm
1
油圧ホース76cm
2
延長ブラケット
1
回転ブラケット
2
ホースのクイックカップラ
手 手
手
順 順
順
注 注
注
付属部品のカップリングがトラクションユニットに
合っていることを確認してください。合わない場合は、
トラクションユニットのメーカーから合うものを入手し
てください。
トラクションユニットは、コントロールレバー付きの複動
式ダブルアクティングスプールバルブと、後部クイックリ
リースカップリング12.7mm(½")を備えている必要があ
ります。上側油圧リンクホース用にクイックカップリング
2個が付属していますホース端のねじは½–14NPTF。
以下の説明に従ってホースの取り付けを行い、延長
ホースや回転ブロックの必要性を判断してください。こ
こに挙げる情報は、エアレータの深さレンジを決める
手助けとなります。
1.トラクションユニットに付いているピンを使って、
油圧式上部リンクの接続リンクをトラクションユ
ニットに固定する図5。
上側油圧リンクを、ロッド側端部がエアレータ側を
向き、シリンダポートがトラクションユニットの補助
油圧ポートに合うように、取り付ける。
注 注
注
油圧シリンダのポートが上を向くような取り付
けしかできない場合には、通常の取り付けブロッ
クではなく、回転ブロックを使ってポートの位置
を合わせてください図5。回転ブロックの代わり
に90°フィッティングを使用することもできます90°
フィッティングはキットに含まれておりません。
以下の手順で回転ブロックを取り付ける
A.通常の接続リンクをシリンダに固定している
コッターピンとピンを抜き取る図5。シリンダ
から接続リンクを取り外す。
B.外したピンを使って、回転ブロックをシリンダ
に取り付ける図5。
9
g010840
図 図
図
5
1.エアレータのヒッチピン
7.トラクションユニットのリン
クピン
2.油圧式上部リンク
8.クレビスピンとリンチピン
3.回転ブロック
9.油圧ホース76cm
4.接続リンク
10.油圧ホース106cm
5.3"延長ブロック11.ホースのクイックカップラ
6.5"延長ブロック
12.トラクションユニットの油圧
ポート
2.長い油圧ホース106cmを、エアレータに近い方
の上側油圧リンクポートに接続する図5オイル漏
れを防止するために、ねじ部にはシールドテープ
やコンパウンドなどのシール材を使用すること。
3.短い油圧ホース76cmを、トラクションユニット
に一番近い上側油圧リンクポートに接続する図
5オイル漏れを防止するために、ねじ部にはシー
ルドテープやコンパウンドなどのシール材を使
用すること。
4.クイックカップリングを、油圧ホースホース端のね
じは½–14NPTFに取り付ける。オイル漏れを防
止するために、ねじ部にはシールドテープやコン
パウンドなどのシール材を使用すること。
5.クイックカップリングを取り付けた油圧ホース2本
を、トラクションユニットの油圧ポートに接続する。
6.トラクションユニットのエンジンを始動し、スプー
ルバルブを操作して、油圧式上部リンクの油圧
シリンダの動きをチェックする。
注 注
注
トラクションユニットのレバー操作とエアレータ
の昇降動作が逆になっている場合には、トラク
ションユニット側で油圧ホースの接続を逆にして
ください。
7.リンクピンとリンチピンを使って、油圧式上部リン
クのロッド端を、エアレータのできるだけ前側の
穴に固定する図6または図7。
重 重
重
要 要
要
油 油
油
圧 圧
圧
リ リ
リ
ン ン
ン
ク ク
ク
の の
の
ロ ロ
ロ
ッ ッ
ッ
ド ド
ド
端 端
端
を を
を
固 固
固
定 定
定
す す
す
る る
る
と と
と
き き
き
に に
に
、 、
、
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
ブ ブ
ブ
ラ ラ
ラ
ケ ケ
ケ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
の の
の
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
穴 穴
穴
の の
の
う う
う
ち ち
ち
、 、
、
前 前
前
側 側
側
の の
の
穴 穴
穴
を を
を
使 使
使
用 用
用
し し
し
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
こ こ
こ
れ れ
れ
に に
に
よ よ
よ
り り
り
、 、
、
ロ ロ
ロ
ッ ッ
ッ
ド ド
ド
を を
を
引 引
引
き き
き
込 込
込
ん ん
ん
だ だ
だ
際 際
際
に に
に
シ シ
シ
リ リ
リ
ン ン
ン
ダ ダ
ダ
バ バ
バ
レ レ
レ
ル ル
ル
に に
に
十 十
十
分 分
分
な な
な
空 空
空
間 間
間
を を
を
確 確
確
保 保
保
す す
す
る る
る
こ こ
こ
と と
と
が が
が
で で
で
き き
き
る る
る
よ よ
よ
う う
う
に に
に
な な
な
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
g016184
図 図
図
6
図はSR54とSR70の取り付け
1.シリンダのロッドの端部
3.リンクピン
2.リンチピン
4.エアレータのブラケット前
側の穴
g016185
図 図
図
7
図はSR72の取り付け
1.リンチピン3.リンクピン
2.エアレータのブラケット
4.シリンダのロッドの端部
油圧シリンダのロッドがブラケットにとどかない場
合には、通常の取り付けブロックではなく、延長
ブロックを使ってください図5。
注 注
注
延長ブロックを取り付け、そのためにシリン
ダを縮めると、エアレータのタインヘッドが地上
近くまで下がります。
10
以下の手順で延長ブロックを取り付ける
A.通常の接続リンクをシリンダに固定している
コッターピンとピンを抜き取る図5。シリンダ
から接続リンクを取り外す。
B.外したピンを使って、必要な長さの延長ブ
ロックをシリンダに取り付ける図5。
4
深 深
深
さ さ
さ
ゲ ゲ
ゲ
ー ー
ー
ジ ジ
ジ
を を
を
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
る る
る
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
SR54,SR70,SR72
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
深さゲージ
1
スライドブロック
2
ねじ#10x½")
2
ねじ¼x2½"
1
チューブクランプ
1
溶接プレート
1
深さ表示ステッカー
手 手
手
順 順
順
1.スライドブロックの平らな面に深さゲージを取り付
けるねじ#10x½"2本を使用し、各部材を図8の
ように配置する。
g024283
図 図
図
8
1.ねじ
5.深さ表示ステッカー
2.深さゲージ
6.シリンダ
3.ねじ2本
7.溶接プレート
4.スライドブロック8.チューブクランプ
2.チューブクランプ、溶接プレート、およびねじ¼
x2½"2本を使って、深さゲージを上リンクシリン
ダのロッドの先端部に仮止めする図8。適当な
位置に自由に回せるようにクランプはゆるく止
めておくこと。
3.シリンダの先端部が十分にきれいであることス
テッカーを貼れる状態を確認する。
4.シリンダの上部に深さ表示ステッカーを貼り付け
る。運転位置から見える位置で、かつ、油圧
ホースなどの配置を邪魔しない位置を選んで貼り
付けること図8。デカルの端を、Jの字をエアレー
タに向けて貼りつける。
5.シリンダロッドが、トラクションユニットの他の可動
部などと干渉せずに自由に伸び縮みできることを
確認する。深さゲージが正しい位置にあることを
確認できたら、取り付けねじを締め付ける。
6.エアレータを試運転して実際の深さを調べ、そ
の深さがゲージの表示でどの位置になるのかを
確かめるようにする。
必要に応じ、シリンダを操作しながらエアレータを
深い設定J側または浅い設定A側に調整する。
注 注
注
デカルの文字は特定の深さを表すものではな
い。
11
5
ト ト
ト
ラ ラ
ラ
ク ク
ク
シ シ
シ
ョ ョ
ョ
ン ン
ン
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
の の
の
上 上
上
リ リ
リ
ン ン
ン
ク ク
ク
を を
を
接 接
接
続 続
続
す す
す
る る
る
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
SR54-Sお お
お
よ よ
よ
び び
び
SR70-S
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
スプリング付き上リンク
3
リンクピン
3
リンチピン
手 手
手
順 順
順
1.リンクピンとリンチピン2本ずつをつかって、スプ
リング付き上リンクをエアレータのブラケットに
取り付ける図9。
2.トラクションユニットの上リンクのロックナットをゆる
める。上リンクの長さを調節して、上リンクと、
エアレータのスプリング付き上リンクのクレビス
とを整列させる図9。
g010966
図 図
図
9
1.スプリング付き上リンク
4.リンチピン
2.上リンク5.ロックナット
3.リンクピン
3.トラクションユニットの上リンクを、スプリング付き
上リンクのクレビスに接続し、リンクピンとリンチ
ピンで固定する図9。
4.上リンクチューブのねじ山部分にグリスを塗る。
5.上リンクのスプリングの長さを測定する。
6.上リンクを回してスプリングの圧縮長さをおよそ
13mmにする図9。
7.ロックナットを締めて上リンクを固定する。
6
油 油
油
圧 圧
圧
上 上
上
リ リ
リ
ン ン
ン
ク ク
ク
の の
の
設 設
設
定 定
定
を を
を
確 確
確
認 認
認
す す
す
る る
る
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
は は
は
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
手 手
手
順 順
順
油圧シリンダを伸ばすとタインの打ち込み深さが大きく
なります。
1.油圧シリンダを一杯に伸ばして、タインヘッドの
位置を決め、ヘッドが地面に接触するかどうか
を確認する。
注 注
注
アンジュレーションの強いターフでは、シリン
ダを調整することによってタインの打ち込み深さ
を一定に維持する起伏の頂上部でことができま
すが、この場合、タインヘッドが地表面よりも約
5cm下になるようにする必要があります。
•ヘッドが地面に接触する設定ではターフを損
傷する恐れがあります。
タインヘッドが地表に当たる場合には、シリン
ダ端部の位置を調節してエアレータの上部をト
ラクションユニットに近づけてください。
•タインヘッドが地表に接触しない場合には、
延長ブラケットエアレータの付属品を上リンク
に取り付けると、タインヘッドを地表面に近づ
けることができます。
2.油圧シリンダを縮めてタインヘッドを上昇させる。
重 重
重
要 要
要
PTOを を
を
接 接
接
続 続
続
す す
す
る る
る
時 時
時
に に
に
、 、
、
必 必
必
要 要
要
以 以
以
上 上
上
に に
に
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
を を
を
上 上
上
昇 昇
昇
さ さ
さ
せ せ
せ
な な
な
い い
い
で で
で
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
高 高
高
く く
く
上 上
上
げ げ
げ
す す
す
ぎ ぎ
ぎ
る る
る
と と
と
PTOシ シ
シ
ャ ャ
ャ
フ フ
フ
ト ト
ト
の の
の
継 継
継
手 手
手
部 部
部
分 分
分
を を
を
破 破
破
損 損
損
さ さ
さ
せ せ
せ
る る
る
恐 恐
恐
れ れ
れ
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
図 図
図
10。 。
。
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
が が
が
上 上
上
昇 昇
昇
し し
し
た た
た
ら ら
ら
PTOを を
を
停 停
停
止 止
止
さ さ
さ
せ せ
せ
る る
る
。 。
。
PTOは は
は
25°程 程
程
度 度
度
の の
の
角 角
角
度 度
度
ま ま
ま
で で
で
は は
は
折 折
折
れ れ
れ
た た
た
状 状
状
態 態
態
で で
で
運 運
運
転 転
転
が が
が
可 可
可
能 能
能
で で
で
す す
す
が が
が
、 、
、
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
を を
を
一 一
一
番 番
番
高 高
高
い い
い
位 位
位
置 置
置
に に
に
し し
し
た た
た
場 場
場
合 合
合
に に
に
は は
は
35°に に
に
ま ま
ま
で で
で
達 達
達
し し
し
、 、
、
こ こ
こ
の の
の
角 角
角
度 度
度
で で
で
回 回
回
転 転
転
さ さ
さ
せ せ
せ
る る
る
と と
と
シ シ
シ
ャ ャ
ャ
フ フ
フ
ト ト
ト
に に
に
重 重
重
大 大
大
な な
な
損 損
損
傷 傷
傷
が が
が
発 発
発
生 生
生
す す
す
る る
る
危 危
危
険 険
険
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
12
g010803
図 図
図
10
1.ここが破損する。
7
PTOの の
の
角 角
角
度 度
度
を を
を
点 点
点
検 検
検
す す
す
る る
る
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
は は
は
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
手 手
手
順 順
順
重 重
重
要 要
要
PTOの の
の
角 角
角
度 度
度
を を
を
チ チ
チ
ェ ェ
ェ
ッ ッ
ッ
ク ク
ク
す す
す
る る
る
前 前
前
に に
に
、 、
、
タ タ
タ
イ イ
イ
ン ン
ン
を を
を
外 外
外
す す
す
。 。
。
1.床の上で、エアレータを一番低い位置にした状態
で、PTOとエアレータとの角度を調べる。
2.エアレータを上昇させ、上部リンクの油圧シリ
ンダを完全に縮める。
3.傾斜計を使って、PTOとエアレータとの角度を
調べる。
4.35°を超える場合には以下の1のトラクションユ
ニット野調整を行い、エアレータが35°以上に上
がらないようにする。
•トラクションユニットにリフトストップがついて
いる場合はそれを使用する。
•下リンクを高い取り付け穴に移す可能な場合。
8
PTOシ シ
シ
ャ ャ
ャ
フ フ
フ
ト ト
ト
の の
の
寸 寸
寸
法 法
法
合 合
合
わ わ
わ
せ せ
せ
を を
を
行 行
行
な な
な
う う
う
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
PTOシャフト
手 手
手
順 順
順
1.エアレータとトラクションユニットを平らな場所に
駐車する。
2.エアレータを一番高い位置まで上昇させ、油圧
上部リンクの油圧シリンダまたは上部リンクを
完全に縮める図11。
g010798
図 図
図
11
3.トラクションユニットのシャフト後端のロッキング溝
からエアレータのギアボックスのPTOシャフトの
ロッキング溝からまでの距離を測定する図12。
測定結果をここに記録
例67CM
g237884
図 図
図
12
1.ここを測る
2.ロッキング溝
4.エアレータを床に降ろし、油圧上リンクの油圧シ
リンダまたは上リンクを一杯に伸ばす図13。
13
g010807
図 図
図
13
5.トラクションユニットのシャフト後端のロッキング溝
からエアレータのギアボックスのPTOシャフトの
ロッキング溝からまでの距離を測定する図14。
測定結果をここに記録
例70CM
g237883
図 図
図
14
1.ここを測る
2.ロッキング溝
6.PTOシャフトの端にあるロッキングピンボールの
中心から、反対側にあるロッキングピンの中心
までの距離を測定する図15。
測定結果をここに記録
例81CM
g237882
図 図
図
15
1.ここを測る
7.図14と図12とのうち、小さい方の数値を、
図15の距離から差し引く。例81cm-67cm
=14cm
8.この例では、シャフトが14cm長すぎるという
結果である。エアレータを一番高い位置に上げ
てもPTOシャフトに余裕があるように、1.2cm
を加える。
例14CM+1.2CM=15CM
9.PTOシャフトのチューブ同士を完全に縮める。内 内
内
側 側
側
の の
の
シャフトが飛び出して外側のシャフトのクロ
ス部やベアリング部に入らないことを確認する図
16。もし入ってしまう場合には、内側チューブをさ さ
さ
ら ら
ら
に に
に
切断する必要がある—次のステップへ進む。
10.内側のシャフトが外側のシャフトのクロス部やベア
リング部に入っている深さを測定する図16。この
値を、先ほどのステップ8で求めた値に加える。
g237881
図 図
図
16
1.切断2.内側シャフト
11.PTOを2つに分離する図17。
12.各シャフトの端から安全シールドまでの距離を
測る図17。
測定結果をここに記入
および
.
g237887
図 図
図
17
13.手順8で決定した寸法位置を、各PTOシャフト
のシールド上で測り、マーキングしてシールドを
切り落とす図18と図19。
注 注
注
内側のシャフトが外側のシャフトのクロス部
やベアリング部に突き出る場合にはより多くを
切り落とす。
14
g237888
図 図
図
18
g237889
図 図
図
19
14.手順11で決定した寸法を使って、安全シール
ドのみを切断し、各シャフト部分が露出するよう
にする図20と図21。
g237890
図 図
図
20
g237891
図 図
図
21
15.各切断部のバリをヤスリでていねいに落とし、ヤ
スリによる研削粉もシャフトから十分に除去する。
16.内側シャフトにグリスを塗布する。
注 注
注
通常の使用状態においては、内側シャフトと
外側シャフトが1/2ずつオーバーラップしているこ
とが必要であるまた、どのような使用状態の場
合でも、内側シャフトと外側シャフトが少なくとも
1/3ずつはオーバーラップしていることが必要であ
る。移動走行中でシャフトが回転していない時に
は、内外のシャフトが適切に一体化を維持でき、
また相互に自由に出入りできるように適切にオー
バーラップしていることが必要である。
9
PTOシ シ
シ
ー ー
ー
ル ル
ル
ド ド
ド
を を
を
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
る る
る
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
PTOシールド
手 手
手
順 順
順
1.エアレータのギアボックス後部についているボ
ルト、ロックワッシャ、平ワッシャ各4個を外す
図22。
g010849
図 図
図
22
1.PTOシールド
4.ボルト
2.平ワッシャ
5.アクセスパネル
3.ロックワッシャ
2.いま取り外したボルト類を使用して、PTOシール
ドをエアレータのギアボックスに取り付ける図22。
PTOシールドのアクセスパネル図22を、上部
又は側部エアレータの構成によって異なるに合
わせる。
15
10
PTOシ シ
シ
ャ ャ
ャ
フ フ
フ
ト ト
ト
を を
を
接 接
接
続 続
続
す す
す
る る
る
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
ピンPTOシャフトの付属品
1
ナットPTOシャフトの付属品
手 手
手
順 順
順
注 注
注
アクセスパネル図22を開けると、PTOシャフトの取
り付けボルト類の着脱が容易になります。
1.PTOシャフトからピンとナットを外す図23。
2.いま取り外したピンとナットを使って、PTOシャフ
トのクラッチ側の端部を、エアレータのギアボック
スの入力シャフトに接続する図23。
注 注
注
ピンは一方向からのみ挿入可能です。
g010850
図 図
図
23
1.ギアボックスの入力シャフト
3.ピン
2.PTOシャフトのカップラ
4.ナット
注 注
注
PTOシールドのアクセスパネルは、開けたら
必ず閉めてラッチを掛けてください。
注 注
注
ピンがPTOのヨークに完全に入っていること
を確認する。
3.PTOシャフトをトラクションユニットのPTOシャ
フトに接続する図24。
g007328
図 図
図
24
1.トラクションユニットの出力
シャフト
3.PTOシャフト
2.PTOシャフトのカップラ
4.PTOシャフトをトラクションユニットでできるだけ
前へ伸ばす。
5.ロック用カラーを後ろに引いてPTOシャフトを
固定する。PTOシャフトを前後にスライドさせて
ロック状態を確認する。
6.PTOシールドとトラクションユニットのブラケット
に、シールド安全チェーンを取り付ける図25。
エアレータを昇降させてもチェーンに余裕がある
ことを確認する。
g010852
図 図
図
25
1.安全チェーン
注 注
注
エアレータを高く持ち上げすぎないように、トラ
クションユニットの昇降アームは、昇降ブラケット
がある場合にはその一番上の穴に接続してくださ
い図26。PTOシャフトの最大角度は35°です。
16
g010804
図 図
図
26
1.一番上の穴
重 重
重
要 要
要
PTOを を
を
接 接
接
続 続
続
す す
す
る る
る
時 時
時
に に
に
、 、
、
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
を を
を
必 必
必
要 要
要
以 以
以
上 上
上
に に
に
高 高
高
く く
く
上 上
上
げ げ
げ
な な
な
い い
い
で で
で
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
高 高
高
く く
く
上 上
上
げ げ
げ
す す
す
ぎ ぎ
ぎ
る る
る
と と
と
PTOシ シ
シ
ャ ャ
ャ
フ フ
フ
ト ト
ト
の の
の
継 継
継
手 手
手
部 部
部
分 分
分
を を
を
破 破
破
損 損
損
さ さ
さ
せ せ
せ
る る
る
恐 恐
恐
れ れ
れ
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
図 図
図
27。 。
。
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
を を
を
上 上
上
昇 昇
昇
さ さ
さ
せ せ
せ
る る
る
時 時
時
は は
は
PTOを を
を
停 停
停
止 止
止
さ さ
さ
せ せ
せ
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
PTOは は
は
25°ま ま
ま
で で
で
運 運
運
転 転
転
可 可
可
能 能
能
で で
で
す す
す
が が
が
、 、
、
最 最
最
も も
も
高 高
高
い い
い
位 位
位
置 置
置
で で
で
あ あ
あ
っ っ
っ
て て
て
も も
も
35°を を
を
超 超
超
え え
え
な な
な
い い
い
よ よ
よ
う う
う
に に
に
し し
し
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
7.PTOのシールドがクラッチと干渉しないことを確
認する。
g010803
図 図
図
27
1.ここが破損する.
11
ス ス
ス
ウ ウ
ウ
ェ ェ
ェ
イ イ
イ
リ リ
リ
ン ン
ン
ク ク
ク
を を
を
調 調
調
整 整
整
す す
す
る る
る
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
は は
は
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
手 手
手
順 順
順
適切に取り付けられた状態では、エアレータはトラク
ションユニットのPTOシャフトのセンターラインに整列し
ます。これをスウェイリンクで調整します。
重 重
重
要 要
要
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
の の
の
PTOシ シ
シ
ャ ャ
ャ
フ フ
フ
ト ト
ト
と と
と
ト ト
ト
ラ ラ
ラ
ク ク
ク
シ シ
シ
ョ ョ
ョ
ン ン
ン
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
の の
の
PTOシ シ
シ
ャ ャ
ャ
フ フ
フ
ト ト
ト
と と
と
が が
が
で で
で
き き
き
る る
る
限 限
限
り り
り
一 一
一
直 直
直
線 線
線
上 上
上
に に
に
整 整
整
列 列
列
す す
す
る る
る
よ よ
よ
う う
う
に に
に
し し
し
て て
て
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
1.左右のふれが各側で25mm以内となるように、
下昇降アームのスウェイリンクを調整します図
28。
g007333
図 図
図
28
1.スウェイリンク
2.下リンクがエアレータ取り付けプレートに接触す
るまで下リンクを内側に移動する詳細について
はトラクションユニットのオペレーターズマニュア
ルを参照。
注 注
注
これにより、ピンへの負荷を小さくすること
ができます。
3.トラクションユニットに付いているのがスウェイリン
クではなくスウェイチェーンの場合は、下リンク
アームとリンチピンの間にワッシャを挟んでリフトピ
ンへのオーバーハング負荷を小さくしてください。
12
エ エ
エ
ア ア
ア
レ レ
レ
ー ー
ー
タ タ
タ
の の
の
左 左
左
右 右
右
の の
の
水 水
水
平 平
平
を を
を
調 調
調
整 整
整
す す
す
る る
る
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
水準器別途入手
手 手
手
順 順
順
1.エアレータとトラクションユニットをしっかりした平
らな場所に駐車する。
2.エアレータのフレームの上部に水準器を左右方向
に置いて水平度を点検する図29。
17
g010854
図 図
図
29
1.水準器
3.調整リンクボディが付いている場合は、これでリ
ンクアームを上下させて、エアレータを左右水
平にする。
注 注
注
調整の詳細については、トラクションユニット
のマニュアルを参照してください。
13
タ タ
タ
イ イ
イ
ン ン
ン
を を
を
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
る る
る
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
–
必要なタイン必要に応じて
手 手
手
順 順
順
タインは非常に多くの種類から選択可能です。作業に
ふさわしいタインのタイプ、サイズおよび間隔を選んで
ください。使用できるアクセサリについては、
パ ー ツ
カ タ ロ グ
をご覧ください。
1.スタンドやブロックでエアレータを確実に支える。
2.トラクションユニットのエンジンを止め、キーを
抜き取る。
3.エアレータに既にタインが付いている場合には、
クランプボルトをゆるめてそれらのタインを取り
外す図30。
g016131
図 図
図
30
1.タイン
2.クランプボルト
4.取り付けるタインに合った取り付け穴にタインを
差し込む。絶対に、大きな取り付け穴に細いタ
インを取り付けないこと。タインは穴の天井に当
たるまで確実に差し込むこと。
注 注
注
中空タインの場合は排出穴を後方に向けて取
り付ける。むくタインは、先端の角をエアレータに
向けて取り付ける図30。
5.クランプボルトを十分に締め付けてタインを固定
する。イ イ
イ
ン ン
ン
パ パ
パ
ク ク
ク
ト ト
ト
式 式
式
の の
の
工 工
工
具 具
具
を を
を
使 使
使
用 用
用
し し
し
な な
な
い い
い
こ こ
こ
と と
と
。 。
。
6.新しいタインの角度設定タインの角度の調整モデ
ルSR54,SR54-S,SR70,SR70-S(ページ26)ま
たはタインの角度の調整モデルSR72(ページ
27)を参照。
7.タインの取り付けが終了したあと、本ターフで実
際の作業を始める前に、試験区域で試運転を行
い、トラクションユニットのギアの選択や、エア
レーション作業穴開け間隔や作業後の見栄えなど
に関しての微調整を行い、イメージ通りの作業
ができるようにする。
14
タ タ
タ
イ イ
イ
ン ン
ン
の の
の
深 深
深
さ さ
さ
を を
を
設 設
設
定 定
定
す す
す
る る
る
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
SR54-Sお お
お
よ よ
よ
び び
び
SR70-S
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
は は
は
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
手 手
手
順 順
順
タインの深さを設定するタインの深さの調整モデル
SR54-SとSR70-S(ページ27)を参照。
18
15
後 後
後
ガ ガ
ガ
ー ー
ー
ド ド
ド
を を
を
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
る る
る
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
1
後ガード
4
ねじ⅜x3¼"
12
平ワッシャ0.438x1"
4
ロックナット
2
エンドキャップ
手 手
手
順 順
順
1.後ガードチューブの端部にエンドキャップを取り付
ける図31。
g016186
図 図
図
31
1.後ガード
3.上の取り付け穴
2.エンドキャップ
4.下の取り付け穴
2.後ガード取り付けチューブの穴を、エアレータの
サイドプレートの穴に合わせる図31。
注 注
注
SR54–SとSR70–Sモデルでは、エアレータ
のタインの深さの設定がポジションAの場合は、
チューブの端をサイドプレートの下側の取り付け穴
に取り付ける図32。深さ設定をポジションBまた
はCにするには上側の取り付け穴を使用する。
g016181
図 図
図
32
3.ガード取り付けチューブを、サイドプレートに取
り付けるねじ4本、平ワッシャ、ナットを利用す
る図31。
注 注
注
チューブとエアレータのサイドプレートとの間
に隙間がある場合には、残っているワッシャを入
れて埋める。
16
保 保
保
管 管
管
用 用
用
ス ス
ス
タ タ
タ
ン ン
ン
ド ド
ド
を を
を
外 外
外
す す
す
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
は は
は
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
準 準
準
備 備
備
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
SR54お お
お
よ よ
よ
び び
び
SR70
1.エアレータのローラを床から7.5-15cm浮かせ
る。ローラの下に支持ブロックを置く。
2.保管用スタンドとエアレータとを接続しているボル
トとロックワッシャとナットを取り外す図33。
g010857
図 図
図
33
1.ボルト
3.ナット
2.ロックワッシャ
4.格納保管用スタンド
19
3.保管用スタンドを外す。
4.エアレータをトラクションユニットから外す際には
必ず保管用スタンドを使用する。
準 準
準
備 備
備
モ モ
モ
デ デ
デ
ル ル
ル
SR72
1.エアレータのローラを床から7.5-15cm浮かせ
る。ローラの下に支持ブロックを置く。
2.保管用スタンドとエアレータとを接続しているボル
トとロックワッシャとナットを取り外す図34。
g010967
図 図
図
34
1.ボルト
3.ナット
2.ロックワッシャ
4.格納保管用スタンド
3.保管用スタンドを外す。
4.エアレータをトラクションユニットから外す際には
必ず保管用スタンドを使用する。
注 注
注
スタンドを取り付ける際には、ローラプレート
の内側に取り付け、下フレームチューブがスタン
ドに載るようにすること。
注 注
注
SR54-SとSR70-Sには出荷用スタンドはつ
いておりません。
17
ラ ラ
ラ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
ロ ロ
ロ
ッ ッ
ッ
ク ク
ク
を を
を
取 取
取
り り
り
付 付
付
け け
け
る る
る
CE適 適
適
合 合
合
の の
の
場 場
場
合 合
合
こ こ
こ
の の
の
作 作
作
業 業
業
に に
に
必 必
必
要 要
要
な な
な
パ パ
パ
ー ー
ー
ツ ツ
ツ
2
ロックプレート
2
タップボルト
2
リテーナリング
手 手
手
順 順
順
1.ラッチプレートの取り付け穴をサイドプレートの穴
に合わせて、フードラッチへの取り付け位置を決
める図35。
g016161
図 図
図
35
1.リテーナリング3.ラッチプレート
2.取り付け穴
4.タップボルト
2.ラッチプレートをサイドプレートに固定するタップボ
ルトとリテーナリングを使用する図35。
3.もう一方のフードラッチにも同じ作業を行う。
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